JPH114269A - デジタル伝送システムおよび方法 - Google Patents

デジタル伝送システムおよび方法

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JPH114269A
JPH114269A JP9339659A JP33965997A JPH114269A JP H114269 A JPH114269 A JP H114269A JP 9339659 A JP9339659 A JP 9339659A JP 33965997 A JP33965997 A JP 33965997A JP H114269 A JPH114269 A JP H114269A
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JP9339659A
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Antoine Chouly
アントワーヌ、シュリー
Americo Brajal
アメリコ、ブラジャル
David Gianella
ダビッド、ジャヌラ
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力データを保護するために、パンクチャ
(抑止)された生成コードを直角振幅変調と結合して使
用するためのデジタル伝送システムと方法を提供する。 【解決手段】 デジタル伝送システムは、入力データ
に、パンクチャされた系統的重畳コードを適用すること
で、ブロック単位にて、生成コードを生成する。生成コ
ードのトレリスは、冗長データを加えることによって閉
鎖される。次に、こうして符号化されたデータが、直角
振幅変調シンボルに割当てられる。受信機端において、
復号手段は反復的復号を遂行する。復号手段は、ハード
判定の信頼性を計算し、出力シンボルに関するソフト判
定を供給する。本発明は、このようなシステム内で実現
されるデータ保護方法にも関し、その用途は、ケーブル
テレビジョンあるいは衛星テレビジョンに対するデジタ
ル伝送システムや地上データ放送あるいは電話回線を用
いての伝送のためのシステムなどである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力データを保護
するための、前記入力データのための符号化手段および
反復的復号手段を含む、デジタル伝送システムに関す
る。ここで、前記符号化手段は、前記反復的復号を可能
にする目的で系統的重畳トレリス(convolutional trel
lis)符号化を遂行するための第一のサブセット、およ
び符号化されたデータをデジタル的に変調されたシンボ
ルに割当てるための第二のサブセットを含む。
【0002】本発明は、また、このようなデジタル伝送
システム内で実現される入力データを保護するための方
法に関する。
【0003】このシステムは、ケーブルテレビジョン、
衛星テレビジョン、あるいは、地上放送に対するデジタ
ル伝送、並びに電話回線その他を用いてのデジタル伝送
に利用することが可能である。
【0004】
【従来の技術】重畳符号化(convolutional coding)とデ
ジタル変調とを組み合わせた選択的保護システムが知ら
れている。より詳細には、このようなシステムの性能を
ビットエラー率の観点から向上させるためのターボコー
ド(turbo codes)と呼ばれる新たなクラスの重畳コード
が“Near Shannon limit error-correcting coding and
decoding:Turbo-codes(1)”,C.BERROU,A.GLVIEUX,P.TH
ITIMAJHIMA,Proeedingof ICC'93,Geneva,May 1993,pp.
1064-1071 において説明されている。これらターボコー
ドは、ビットエラー率で表現した場合に、Shannonによ
って与えられる理論的限界に近い性能を持つ。これら
は、並列に連結された重畳コードである。これら重畳コ
ードは、系統的なパンクチャされた(punctured)帰納的
コード(recursive codes)に基づく。つまり、これら
は、1/2なるレートのコードから導出され、これに対
して入力ビットは、2個の出力ビットを与え、パンクチ
ャリング(puncturing)は、ビット自身に適用される。こ
のような連結は、情報を含むデータを適当にインタリー
ビング(interleaving)することによって実現される。
【0005】受信側では、ターボ復号と呼ばれる反復的
復号が遂行される。この反復的復号は、受信されたシン
ボルを数回復号することで、ビットエラー率の観点から
システムの性能を向上させることから成る。この一連の
反復的復号は、単一のソフト判定(soft-decision)ビタ
ビ復号器(Viterbi decoder)によって遂行される。この
復号器は、ハード判定(hard decision)を生成する従来
のビタビ復号器とは異なる。上記の文献においては、復
号器の出力上のソフト判定は、ハード判定信頼性比、つ
まり、判定が正しい尤度を生成する。この復号器に続い
て出力データのインタリービングが行なわれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ただし、この文献にお
いて説明されるターボコードを、これに続く反復的復号
と共に使用する方法では、1/2なるレートのコードか
ら来るパンクチャされた系統的コードの制約を、特に、
このコードが、これらと共に用いられるデジタル変調と
別個に加えられる場合は、抑制することはできない。よ
り詳細には、これらコードは、低いスペクトラル効率
(2ビット/秒/Hz以下)を持つ変調、例えば、MD
P2およびMDP4位相変調にしか使用できないという
短所を持つ。つまり、これらコードに対応するビットレ
ートは、最大でも使用される帯域の2倍である。固定さ
れた占拠帯域に対してビットレートを増加させるために
は、直角振幅変調(quadrature amplitude modulation:
QAM)タイプの高いスペクトラル効率の変調を利用す
ることが求められる。ただし、上に説明のパンクチャさ
れた重畳コードを、QAM変調と平置して使用する方法
では、これらコードが、この変調を考慮して設計されて
ないために、最適な性能を達成することが不可能であ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの目的は、
このようなデジタル伝送システムの性能を向上させるこ
と、最小のS/N比にてシステムが正しく機能すること
を保証すること、およびスペクトル効率を向上させるこ
とに関する。
【0008】この目的が、本発明によるシステムによっ
て達成される。このシステムの第一のサブセットは、M
/2Mなる符号化レートを持つ系統的重畳トレリス符号
化を利用する。ここで、Mは、1より大きな整数であ
る。このシステムは、より高い符号化レートを得るため
に、前記シンボルにパンクチャリング(抑止)動作を施
す。こうして得られたパンクチャ(抑止)された系統的
重畳コードが、生成コードをブロック毎に生成するため
に使用される。この重畳コードのトレリスは、冗長デー
タを追加することによって閉鎖される。前記生成コード
は、前記パンクチャ(抑止)された系統的重畳コードを
介して符号化されたデータを集めるマトリックスのロウ
符号化およびカラム符号化によって生成された要素によ
って形成される。このシステムの第二のサブセットは、
前記生成コードを、22M個の状態を持つ直角振幅変調と
結合する。前記反復的復号としては、ブロック復号が用
いられる。
【0009】符号器手段は、生成コードおよび追加の冗
長データを系統的重畳コードに基づいて生成するため
に、出力状態および冗長シンボルを入力状態およびデー
タシンボルに基づいて定義する状態マシーンと呼ばれる
手段から構成される。
【0010】好ましくは、この状態マシーンは、系統的
重畳コードの冗長シンボルおよびトレリスを閉鎖するた
めに使用されるシンボルを決定するための読出テーブル
に結合される。
【0011】本発明は、このようなデジタル伝送システ
ム内で実現される入力データを保護するための方法にも
関する。この方法は、前記入力データに対する符号化フ
ェーズおよび反復的復号フェーズを含む。前記符号化フ
ェーズは、前記反復的復号を可能にするための第一の系
統的重畳トレリス符号化ステップを含む。この第一のス
テップと組み合わせて、前記符号化されたデータを、デ
ジタル的に変調されたシンボルに割当てる第二のステッ
プが使用される。本発明は、前記第一のステップの際
に、前記系統的重畳トレリス符号化が、M/2Mなる符
号化レートを持つことを特徴とする。ここで、Mは1よ
り大きな整数である。前記符号化の過程において、より
高い符号化レートを得るために、前記シンボルにパンク
チャリング(抑止)動作が施される。こうして得られた
パンクチャ(抑止)された系統的重畳コードが、生成コ
ードをブロック毎に生成するために使用される。この重
畳コードのトレリスは、冗長データを追加することによ
って閉鎖される。前記生成コードは、前記パンクチャ
(抑止)された系統的重畳コードを介して符号化された
データを集めるマトリックスのロウ符号化およびカラム
符号化によって生成された要素によって形成される。前
記第二のステップは、前記生成コードを、22M個の状態
を持つ直角振幅変調と結合する。前記反復的復号として
ブロック復号が用いられる。
【0012】ここでは、M/2M(好ましくは2/4)
なるレートを持つ系統的重畳符号化、および、より高い
レート(好ましくは、7/8なるレート)を得るため
に、これにパンクチャリング(抑止)を施すことについ
て述べられる。このコードが、22M−状態のデジタル変
調(16−QAM)と結合され、この符号化とパンクチ
ャリングード(抑止)の結合によって、最適性能が達成
される。この例(M=2,レート=7/8)によると、
このような符号化は、ビットストリームを処理すること
によって得られる。より詳細には、この処理において
は、入力ビットと呼ばれるビットが、ペアにて結合さ
れ、これらが、出力ビットと呼ばれる4個のビットに符
号化される。次に、4個の出力ビットにパンクチャリン
グ(抑止)動作を施すことによって、14個の入力ビッ
トに対して、16個の出力ビットが得られる。2M個の
出力ビット(それぞれ4ビット)は、2個の2M−レベ
ルシンボル({+1,−1,+3,−3}なる4レベル
シンボル)、つまり、2個の実数の2M−レベル振幅変
調シンボルを選択し、シンボル当たり、M個の出力ビッ
トを得る(4−レベル4−AM変調の場合は、シンボル
当たり、2個の出力ビットを得る)。符号器の下流にお
いて、2M−AM(4−AM)変調出力シンボルについ
て、パンクチャリング(抑止)動作が施される。このパ
ンクチャリング動作は、パンクチャリングマトリックス
によって定義される。生成コードは、パンクチャ(抑
止)された系統的重畳コードを、情報ビットを含むマト
リックスのロウとカラムに適用することによって実現さ
れる。トレリスを閉鎖するために、各ロウおよび各カラ
ムに冗長データが追加される。最後に、生成コードに従
ってマトリックスから来る4−AMシンボルがペアにて
結合され、16−QAMシンボルが生成される。符号化
されたデータは次に従来の方法によって搬送波を用いて
送信される。
【0013】受信機端におけるターボ復号の遂行を可能
にするために、生成コードは、系統的であることを要求
される。従って、系統的重畳コードを使用することが必
要である。つまり、入力データシンボルを符号化した後
に、出力上に入力シンボルが変化することなく現われる
ことが必要とされる。
【0014】後に説明されるM/2M、例えば、2/4
なるレートの重畳コードが、パンクチャリング(抑止)
の後に最適化されるように、つまり、ある与えられたS
/N比に対して、特に、4−AMあるいは16−QAM
変調に対して、最小のエラー率を与えるように設計され
る。
【0015】こうして、S/N比およびスペクトラル効
率の両方の観点から最適な性能を持つシステムが、2/
4なるレートの系統的重畳符号化を最適な方法にて実現
する符号器構造と、最適な方法にてパンクチャリングを
実現するパンクチャリングマトリックスの組合せによっ
て得られる。この符号器構造とパンクチャリングマトリ
ックスが、一緒に動作したとき、最適になるようにされ
る。最適なパンクチャリングマトリックスは、求められ
る最終的なレートに依存する。
【0016】本発明においては、ここに開示される系統
的重畳コードを使用する生成コードは、直角振幅変調
と、並置されるのではなく、結合される。
【0017】このシステムは、さまざまな長所を持つ。
【0018】本発明のシステムは、パンクチャ(抑止)
された2進コードをMDP4位相変調と結合して利用す
る従来の技術によるシステムと比較して、2倍高い伝送
容量(2〜4ビット/秒/Hzの間のスペクトラル効
率)を持つ。
【0019】このシステムは、生成コードの反復的復号
を遂行するために単一のソフト判定復号器のみが必要と
されるために、ハードウエアがあまり複雑にならない。
【0020】好ましくは、2/4なるレートの系統的重
畳コードが使用され、2個の入力ビットに対して、4個
の出力ビットが生成される。4個の出力ビットを、2個
の入力ビットと符号器の状態(メモリ)の関数として生
成するための関数が、16−QAM変調に対して最適化
される。
【0021】パンクチャリングは、4−AMシンボルに
対して、つまり、4つの可能な値(+1,−1,+3,
−3)を取る実数シンボルに対して適用され、従来の技
術によるパンクチャリングのようにビットには適用され
ない。
【0022】好ましくは、7/8なるレートの系統的重
畳コードが選択され、これらコードのユークリッド距離
を最小にすることと、16−QAM変調を最大化するこ
とで、性能の向上が図られる。これは、より具体的に
は、符号化と変調を結合することに関する。
【0023】本発明のこれらおよびその他の特徴が、以
下に説明される実施例を参照することで、明白となるも
のである。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるベースバン
ドデジタル伝送システムの略図である。ソース5から入
来する保護されるべき入力データは、例えば、これらを
別個にアドレスすることが可能なロウ(rows)とカラム(c
olumns)とによって形成されるメモリ10に格納するこ
とによってマトリックスに編成される。このシステム
は、ロウ符号化手段12、およびカラム符号化手段14
を含む。これら二つの符号化手段は、4−AMデジタル
変調シンボルに割当てられるデータを生成する。割当て
要素16は、4−AMシンボルを16−QAMシンボル
に変換する。この16−QAMシンボルは、4−AM生
成コード出力シンボルをペアにて結合することによって
得られる。
【0025】これらシンボルは、チャネル19を通じて
受信機手段に従来の技術に従って送信される。受信され
たデータは、一時メモリ手段20(例えば、メモリ)に
パスされる。このメモリ手段は、後に詳細に説明される
ループ処理を遂行するために用いられる。メモリ手段2
0の出力から、データは、ビタビ復号器22に入る。ビ
タビ復号器22は、二つの出力を持つ。一つは、ハード
判定出力21であり、これは、各反復に対して得られた
推定シンボルを供給し、もう一つは、ソフト判定出力2
3であり、これは、メモリ20にデータインタリーバ(d
ata interleaver)24を通じてループバックする。推定
シンボルの信頼性は、反復処理の反復につれて向上す
る。平均的には、エラー率で測った信頼性の向上は、4
〜5回の反復によって達成される。
【0026】
【表1】 生成コードを得るために、マトリックスのロウの符号化
が以下に示される方法(図2)に従ってロウ符号器(row
coder)によって遂行される。ここでは、一例として、
符号器130による7/8なるレートのパンクチャされ
た系統的重畳コードの符号化について説明される。7個
の有効な情報シンボル(表1を参照)から、7個の有効
なシンボル(系統的重畳コード)に1個の冗長シンボル
が加えられた8個のシンボルが生成される。マトリック
スの第一のロウの符号化について考える。これは、以下
のように、7個の情報シンボル、つまり、14ビットの
N個のブロックによって形成される: (S11,...S17)(S18,....
1,14),...,(S1,7(N-1)+1,...S1,7N) パンクチャ系統的重畳コードの各ブロックに対して、冗
長シンボル(つまり、2ビット)が計算される(図
2)。ブロック1によってR11が生成され、ブロック2
によってR12が生成され、これがブロックNによってR
1,Nが生成されるまで行なわれる。
【0027】符号器の初期状態は0であるものと想定す
る。そして、R1,Nの生成を終えた時点では、符号器
は、状態σ(N)となる。トレリスは、トレリスの状態
を0に強制することによって閉鎖される。より詳細に
は、16−状態コードに対しては、重畳コードトレリス
内の2個の遷移に対応する2個の情報シンボルTR11
よびTR12が生成され、これによって、これら2つの遷
移の後に状態σが0に到達するようにされる。より多く
の状態を持つコードに対しては、より多くのトレリス閉
鎖シンボルを使用することが必要である。これらシンボ
ルTR11およびTR12は、ロウの符号化の後のトレリス
状態σ(N)の関数であり、σ(N)にてアドレスされ
たテーブルによって生成される。
【0028】ロウ符号器は、以下のように動作する(図
2)。7/8なるレートの入力シンボルd0,d1が符号
器130に入ると、符号器130は、7個の情報シンボ
ルから成るブロックに対する冗長シンボルを供給する。
マルチプレクサ129は、これらシンボルをシリアル化
する。こうして、マルチプレクサ129は、その出力1
31の所に、8個のシンボルからなるグループを順番に
生成する。ここで、各グループは、7個の情報シンボル
と、そのブロックに対応する一つの冗長シンボルによっ
て形成される。マルチプレクサ129は、8個の連続す
るシンボルから成る全てのグループを供給する。全ての
グループが抽出された時点で、マルチプレクサは、閉鎖
シンボルを決定するための要素124によって供給され
る2個のトレリス閉鎖シンボルを抽出する。
【0029】シンボルTR11およびTR12は、おのおの
が2ビットを持つ2個のシンボルによって形成される。
以下に示す表2は、これら2ビットによって取られる値
を、2進表現にて、16−状態コードに対する符号器の
状態の関数として与える。各シンボルのビットの値は、
テーブルの説明を容易にするために、10進表記によっ
ても与えられている。
【0030】
【表2】 シンボルTR11およびTR12は、符号器の状態によって
アドレスされる読出テーブル124内に格納される。
【0031】他のロウについても同様に処理される。
【0032】カラムに対しても、カラム符号器14によ
って、同様な処理が実現される。第一のカラムの第一の
ブロックは、S11,S21...S7N,1によって形成され
る。各ブロックに対して一つの冗長シンボルが対応す
る。例えば、シンボルC1,1は、最初のブロックに対応
し、シンボルCN,1は、最後のブロックに対応する。第
一のカラムに対するトレリス閉鎖冗長シンボルは、TC
11およびTC21である。初期情報シンボル、ロウおよび
カラムの符号化冗長シンボル、並びにトレリス閉鎖シン
ボルから形成される全てのデータから生成コードが形成
される。図1の略図に従って実現される生成コードの符
号化の結果として、表1に示すようなマトリックスが形
成される。
【0033】生成コードの一つのロウによって一つのシ
ンボルブロックが形成される。このシンボルブロック
が、4−AMの変調を持つシンボルを符号化するために
用いられる。初期情報シンボルは、ロウ毎に読まれて
も、カラム毎に読まれても、生成コード内において変わ
らないために、生成コードのカラムの利用においては、
初期情報シンボルを再度使用する必要はない。このため
に、カラム符号器14は、4−AM変調シンボルの符号
化のために、生成コードのカラムの冗長シンボルのみを
使用する。生成コードのロウおよびカラムからの4−A
Mを用いて、割当て要素16内で16−QAM変調が符
号化される。
【0034】シンボルの性能を向上させるために、計算
された冗長シンボルについても符号化することも可能で
ある。この場合は、7N×7Nの情報マトリックスが、
ロウとカラムに従って符号化され、上に説明されたのと
同様にして、ロウ冗長(シンボルRijおよびTRij
と、カラム冗長(シンボルCijおよびTCij)が得られ
る。次に、ロウ冗長をカラムについて符号化し、カラム
冗長をロウについて符号化することによってシンボルの
性能が向上される。例えば、7N個のシンボル
(R11,...R7N1)のブロックを符号化することに
よって、7/8なるコード冗長から来るN個のカラム冗
長シンボル(RC11,...RCN,1)と、2個のトレ
リス閉鎖冗長シンボル(RCT11,RCT21)が得られ
る。ロウ冗長の他のカラム(R1,j,...R7N,j
(j=1,...N)、および2個のトレリス閉鎖カラ
ム(TR11...TR7N,1)および(TR12,...T
7N,2)についても同様に符号化される。カラム冗長の
ロウ、つまり、ロウ(Ci,1,...Ci ,7N)(i=
1,...N)、および2個のトレリス閉鎖ロウ(TC
11,...TC1,7NおよびTC21,...TC2,7N)に
ついても同様に符号化される。結果として、以下のマト
リックスが得られる:
【0035】
【表3】 この二重冗長(double redundancy)符号化を行なうため
の符号器の略図を図7に示す。図1と同一の要素は、同
一の番号によって示す。ここに説明されるケースにおい
ては、メモリ10は、49N2個のシンボルを含む。も
う一つのメモリMRは、7N(N+2)個のロウ冗長シ
ンボル(シンボルRi,j,TRi,j)を含む。もう一つの
メモリMCは、7N(N+2)個のカラム冗長シンボル
(シンボルCi,jおよびTCi,j)を含む。これらメモリ
MRおよびMCは、メモリ10の内容のロウおよびカラ
ム符号化を終えた後にロードされる。次に、MRの内容
の符号化がカラムに従って遂行され、MCの内容の符号
化がロウに従って遂行され、この結果として、それぞ
れ、(N+2)2個の4−AMシンボル(RCij,TR
ij,RCTij,TRCTij)および(N+2)2個の
4−AMシンボル(CRij,CRTij,TCRij,TC
RTij)が生成される。スイッチ13および15の設計
によって、コントローラ17の制御下で動作が正しく進
行することが確保される。
【0036】最後に、表1あるいは表3の生成コードの
各コード語に対して形成された全ての4−AMシンボル
がペアに再グループ化され、16−QAM星座の複合シ
ンボルの形式にてチャネルを通じて(整列順序にて)送
信される。
【0037】冗長を符号化しない場合の生成コードのレ
ートは: ρ1=7N/(9N+4) である。スペクトラル効率は、このレートの4倍に等し
い。このために、スペクトラル効率は、N=12に対し
ては、3ビット/秒/Hzとなる。
【0038】一方、冗長の二重符号化を行なった場合
は、生成コードのレートは: ρ2=49N2/(65N2+36N+8) となる。従って、N=12の場合、2.88ビット/秒
/Hzなるスペクトラル効率が得られる。冗長の符号化
のために、スペクトラル効率が、0.12ビット/秒/
Hzだけ低下するが、ただし、システムの性能は向上す
る。
【0039】本発明は、情報データの系統的重畳符号化
に関する。図3は、パンクチャされた系統的重畳符号器
の実施例を示す。これは、図1のロウおよびカラム符号
器の部分を構成する。図3は、2/4なるコードを縦続
し、コードをパンクチャリングすることによって、いか
にして、7/8なるコードを実現するかについて示す。
符号化されるべき入力情報シンボル(d0(k),d
1(k))が接続119を介して到着する。2/4なる
レートの系統的重畳コードを生成するために、処理が2
ビットのブロックにて行なわれる。これら2ビットは、
変調手段127による4−AM変調の符号化には、変化
されずに、Y3,Y2として用いられ、この結果として情
報シンボルU1(k)が生成される。これらビット
3,Y2の4−AMシンボルの割当てを表4に示す。
【0040】
【表4】 他方において、同一の入力シンボルが、状態マシーン1
22に入る。状態マシーン122は、先行する状態σk
に基づいて復号器の一連の状態σk+1を決定する。遅延
要素125は、1シンボル期間の時間シフトを確保す
る。状態マシーン122は、2個のビットY0,Y1を生
成する。これらのビットは、4−AM変調を符号化する
ために用いられる(ブロック126)(表4)。この後
部に、コードをパンクチャリングして、シンボルU2
(k)を生成するための手段128が入れられる。
【0041】M/2Mより高いレートのコードを得るに
は、冗長シンボルU2をパンクチャリングすることが必
要である(図3)。パンクチャリング動作の際に、幾つ
かの冗長シンボルの伝送が、パンクチャリングマトリッ
クスと呼ばれるマトリックスの関数として周期的に抑止
される。パンクチャリングは、ある瞬間においてシンボ
ルU2の幾つかを送信しないことから成る。マトリック
スにおける0は、対応するシンボルが送信されなかった
ことを意味する。例えば、ここでは、一例として、2/
4なるレートのコードのパンクチャリングについて考え
るが、この結果として、出力上には、7/8なるレート
のパンクチャされたコードが得られる。2/4なるレー
トの重畳コードにおいては、7個の情報シンボル
(d1,d0)に基づいて、同一のシンボルU1(4−A
Mシンボル)と共に、ブロックの7番目(最後)のシン
ボルの符号化の際に生成される冗長ビット(Y3,Y2
に対応する1つの冗長シンボルU2が送信される。16
−状態コードのパンクチャリングマトリックスは、以下
の通りである:
【0042】
【数1】 このマトリックスの第一のロウは、シンボルU1と関係
し、第二のロウは、シンボルU2と関係する。
【0043】マトリックスの各カラムについて4ビット
を送信する代わりに、マトリックスに0を含むカラムに
ついては、2ビットのみが送信される。こうして、マト
リックスAを使用してのパンクチャリング(抑止)を行
なった場合、7周期において、2/4なるレートの母コ
ードによって生成された14個のシンボルの内の8個の
シンボルのみが送信されることとなる。
【0044】このために、パンクチャされたコードのレ
ートは、パンクチャしないコードのレートよりも高くな
る。つまり、符号器の入力上の同一の数の情報に対し
て、送信されるビットの数は、パンクチャしないコード
の場合より少なくなる。
【0045】デバイス126,127内において、瞬間
kTにおいて、ビット(Y0,Y1)(Y2,Y3)が、そ
れぞれ、4−AM振幅変調のシンボルU1およびU2を
選択するために用いられる。
【0046】図4は、状態マシーン122と置換するこ
とが可能な2/4なるレートの系統的重畳符号器の略図
を示す。入力シンボルd0(k)およびd1(k)は、デ
バイス210に入る。デバイス210は、線形関数F2
を適用し、この結果として、2個のシンボルa
0(k)、およびa1(k)を生成する。これら2個のシ
ンボルは、二つのシフトセルの連鎖2200,22
1,...220ν0、および2220,22
1,...222ν1に入るが、これらは、これらの最
後のセルの出力上に、おのおのの遅延されたシンボルa
0(k−ν0)およびa1(k−ν1)を生成する。全て
の遅延されたセルの出力は、線形関数F2を適用するデ
バイス210、および線形関数F1を適用するディスク
215に入る。デバイス215は、シンボルa0(k)
およびa1(k)も受信する。デバイス215は、符号
化されたシンボルY0(k)およびY1(k)を生成す
る。これは、変調手段126に入り、変調手段126
は、シンボルU2を生成する。
【0047】一例として、系統的重畳コードは、図4の
回路によって得られる。ここで、関数F1およびF2
は、以下の値を持つ: −関数F1:
【0048】
【数2】 ここで、Σは、モジュロ−2総和(modulo−2 sum)を
表す。
【0049】−関数F2:
【0050】
【数3】 係数hl ijは、二進係数であり、(a0(k−l),a1
(k−l’))(ここで、l=1,...,ν0、l’
=1,...,ν1)は、瞬間kにおける符号器の状態
σkを表す。
【0051】図5は、遅延セルの数が、ν0=ν1=2に
制限された場合、つまり、2/4なるコードを16状態
に変調するための特定のケースを示す。関数F1および
F2は、総和セル2300,2301,2302,2303
を用いて実現される。
【0052】−総和セル2300は、d0(k),a
1(k−2)および総和セル2301の出力を受信し、a
0(k)を供給する。
【0053】−総和セル2301は、d1(k),a
0(k−1),a0(k−2)および2302の出力を受
信し、a1(k)を供給する。
【0054】−総和セル2302は、a1(k−1)およ
びa1(k−2)を受信する。
【0055】−総和セル2303は、a0(k),a
0(k−1),a1(k)および総和セル2302の出力
を受信する。
【0056】図5の回路に関する式は、以下の通りであ
る:
【0057】
【数4】 図6は、上に説明された2/4なる系統的重畳コードの
トレリスを示す。これは、符号器の状態σ(k)から状
態σ(k+1)への可能な遷移の全てを示す。これが以
下のように方法で分析される。
【0058】状態σ(k)=[a0(k−1),a0(k
−2),a1(k−1),a1(k−2)]=[000
0]に基づいて、符号器は、4個の状態[0000]
[1000][0010][1010]に遷移すること
ができる。これら遷移に対して、それぞれ、有効なペア
(U1,U2)が生成される。これらは、10進表記に
て、[00][12][32][20]として表現され
る。トレリスのアセンブリが同様にして分析される。
【0059】図8は、本発明による二重判定ビタビ復号
手段22の段を概略的に示す。この復号手段22は、以
下を含む: −距離を計算するためのサブセット220 −ハード判定を生成する実際のビタビ復号器222 −判定の信頼性を計算するためのサブセット224 −ソフト判定を計算するためのサブセット226 パンクチャされた系統的重畳コードの復号は、ソフト判
定復号アルゴリズムを適用することから成る。説明を簡
単にするために、7/8なるレートのパンクチャされた
系統的重畳コードについて説明される。この例では、表
1において、インデックス1のロウに対して具体的に示
されるように、一連の生成コードは、送信端から送られ
てくる以下のシンボルによって形成される(書くのを簡
単にするために、ラインインデックス、ここでは、i=
1は、以下では省略される): −7N個の情報シンボル: S=S1,...S7N −N個のコード冗長シンボル: R=R1,...,RN −2個のトレリス閉鎖シンボル: TR=TR1,TR2 送信チャネルの不完全さのために、受信されたシンボル
(0)=(D(0) 1,...D(0) 8N+2)は、送信されたシ
ンボルとは差異を生ずる。
【0060】受信機端で、チャネルを通じて送信された
16−QAMシンボルに対応する複合シンボルが受信さ
れる。各複合シンボルは、2個の実数シンボルのシーケ
ンスであると見なされる。そして、これら実数シンボル
が、メモリ20(図1)内に、送信機端に定義されるマ
トリックスと同一の構造を持つマトリックスに従って格
納される。これら受信された実数シンボルは、送信機端
で使用されたのと同一の順番を維持してマトリックスに
配列される。復号プロセスとしては、反復的プロセスが
用いられる。つまり、マトリックスのロウが最初に復号
され、次に、カラムが復号される。各反復に対して復号
されるべきロウあるいはカラムの数は、表1の場合(冗
長の符号化を行なわない場合)は、7Nに等しく、冗長
を符号化する場合(表3)は、8N+2に等しい。
【0061】最初に、マトリックスのロウ、つまり、実
数シンボルのブロック;D(i-1)
(D(i-1) 1,...,D(i-1) 8N+2)に対するi番目の
反復的復号が行なわれる。この復号によって、次の反復
に加えられる8N+2個の実数シンボルであるブロッ
ク:D(i)=(D(i) 1,...,D(i) 8N+2)(ソフト出
力)と、最適判定^S(i)=(^S(i) 1,...,^S
(i) 8N+2)が生成される。これら7N個のシンボルD
(i-1) 1,...D(i-1) 7Nは、情報シンボルに対応し、
N個のシンボルD( i-1) 7N+1,...,D(i-1) 8Nは、7
/8なるコードの冗長シンボルに対応し、2個のシンボ
ルD(i-1) 8N+1,およびD(i-1) 8N+2は、トレリス閉鎖シ
ンボルであるものと想定する。これらシンボルが、以下
のような順番で処理される:
【0062】
【数5】 復号は、6つのステップによって遂行される。以下に、
(i)からD(i-1)を導出する方法にて説明する。
【0063】第一のステップにおいて、距離(metrics)
を計算するためのサブセット220(図8)が、各シン
ボルD(i-1) kに対して、4−AM変調の各シンボルUに
対する距離(metric)であるMET(U)の計算を以下の
ように行なう: MET(D(i-1) k,U)=|D(i-1) k−U|2 (k=
1,...8N+2) こうして、ビタビ復号器に加えられる距離は以下の通り
となる。つまり: a)パンクチャリング(冗長パンクチャリング)が適用
されたトレリスの遷移に対しては、シンボル:
【0064】
【数6】 がビタビ復号器に加えられる。
【0065】この場合、各シンボルに対して、遷移1,
2...6,8...14,7l+1,..7l+
6,...7N−6,...7N−1,8N+1,8N
+2の際に、トレリスのブランチの4つの距離(metric
s)が計算される。
【0066】b)パンクチャリングが適用されないトレ
リスの遷移(全ての7個の遷移)に対しては、シンボ
ル:
【0067】
【数7】 がビタビ符号器に加えられる。ここで、UおよびVは、
2個の4−AMシンボルである。
【0068】これら距離は、遷移番号7,14,...
7l,...7Nの際のトレリスブランチの距離であ
る。
【0069】第二のステップにおいて、サブセット22
2が、受信されたシンボルシーケンスの従来のビタビ復
号を遂行する。この結果、ロウの最適復号(ハード判
定)シーケンス: ^S(i)=^S(i) 1,...^S(i) 7N,^
(i) 7N+1,...^S(i) 8N+2 が得られる。
【0070】復号された状態に対応して、^σ(i)=^
σ(i) 0,...^σ(i) 7N+2なる状態のシーケンスが得
られる。これは、7N+2個の遷移あるいはブランチに
対応し、^σ(i) 0=^σ(i) 7N+2=0であり、0の初期
状態と、0の最終状態を持つ。各状態σ=0,...1
5について、各瞬間j=1,...N+2に対して、状
態M(i) j(σ)の距離のベクトルがテーブル内に格納さ
れる。ビタビ復号器によって生成されるこれらの全ての
結果は、信頼性を計算するために用いられる。
【0071】第三のステップにおいて、サブセット22
4内で、シーケンスの各シンボル^S(i) kの信頼性が、
k=1,...8N+2に対して計算される。この信頼
性は、復号されたシンボルの品質(正確さの確率)を特
性化する。この信頼性は、 F(i)=F(i) 1,...F(i) 8N+2 と書くことができる。
【0072】オーダkのシンボルの信頼性は以下のよう
に書くことができる:
【0073】
【数8】 この最小は、単に、シンボル^S(i) kに隣接して位置す
る復号された4−AMを生成するエラー経路(error pat
h)に対応する。
【0074】信頼性の計算は、以下のアルゴリズム(図
9)に従って遂行される。ビタビ復号シーケンス^S
(i) kは、長さ7N+2のトレリス内のある経路に対応す
る。判定^S(i) kの信頼性F(i) kを、k=1,...8
N+2について計算するためのアルゴリズムは以下の通
りである:つまり、このアルゴリズムは、^S(i) k,M
(i) k(σ),D(i-1) kの値を計算することから開始され
る。F(i)=(F(i) k,k=1,...8N+2)が、
無限に初期化される。実際には、F(i)(k=
1,...8N+2)に十分に高い値が割当てられる。
【0075】次に、k=7N+2,...2(ステップ
302)に対して、以下の動作が遂行される(ここで、
kは、ある瞬間(遷移インデックス)に対応する): a)復号経路内のk番目の遷移の後の符号器の状態^σ
(i)kに基づいて、復号経路内の(k−1)番目の遷移の
後の状態^σ(i) k-1と、^σ(i) kの3個の他の先駆状
態、つまり、σ(i) j,k-1(j=1,2,3)を見つける
(ステップ304)。この目的に対して、ビタビ復号器
によって、^σ(i) kの値が、kを1から8N+2まで変
えることによって生成され、^σ(i) j,k-1がメモリ内に
格納される。
【0076】b)状態距離(state metrics)
σ(i) 1,k-1,σ(i) 2,k-1,σ(i) 3,k-1,および^σ(i)
に基づいて、以下が、k=1,...7N+2に対して
計算され、ビタビ復号器内に格納される:
【0077】
【数9】 状態^σ(i) kの3個の累積距離が3個の状態σ(i) j,k-1
(j=1,2,3)から来る3個の経路に対して計算さ
れる。これら3個の累積距離(cumulated metrics)は、
瞬間k−1から瞬間kへの遷移がパンクチャリング(7
の倍数k)に対応する場合は:δ(j)=M(i) k-1(σ
(i) 1,k-1)+(I(i) j,k−D(i-1) k2となり、瞬間k
−1から瞬間kへの遷移に対してパンクチャリングが存
在しない場合(ステップ306)は:δ(j)=M(i)
k-1(σ(i) 1,k-1)+(I(i) j,k−D(i-1) k2+(D
(i-1) lk−R(i) j,lk2となる。
【0078】これらの式において、シンボルD(i-1) k
(i-1) lkは、i番目の反復の前に受信されたシンボル
である。これは、それぞれ、瞬間(k−1)から瞬間k
への遷移における情報シンボルと冗長シンボルに対応す
る。シンボルI(i) j,k,R(i ) j,lkは、それぞれ、4−
AM情報シンボルU1と冗長シンボルU2であり、状態
σ(i) j,k-1から状態^σ(i) kへの遷移に割当てられる
(図6参照)。これら状態σ(i) j,k-1から状態^σ(i) k
への遷移に割当てられるシンボルI(i) j,k,R(i ) j,lk
は、ビタビ復号の際にメモリ内に格納される。インデッ
クスlkは、パンクチャリング(7の倍数k)が行なわ
れない場合にのみ、以下のように計算される: lk=7N+K/7 c)最適距離と各累積距離との間の差を計算する: Δ(j)=δ(j)−M(i) k(^σ(i) k)(j=1,
2,3) ここで、M(i) k(^σ(i) k)は、状態^σ(i) kの最適距
離(optimum metric)である。
【0079】次に、状態^σ(i) kの3個の生き残った先
駆状態について調べる。生き残った先駆状態について、
オーダjが、^σ(i) kからσ(i) j,k-1まで増加される。
その後、状態σ(i) j,k-1のj番目のオーダの各生き残っ
た状態が、初期状態σ=0となるまで調べられる。これ
は、遷移のインデックスをkから1まで変動することに
よって達成される。
【0080】複雑さを低減するために、状態σ(i) j,k-1
の3個の生き残た状態を、瞬間1ではなく、瞬間k−L
における生き残た状態まで調べ、こうして、遷移の回数
を固定することも可能である。L=10とした場合は、
性能の劣化は無視できる程度である。
【0081】j番目のオーダの生き残た状態のk’番目
の遷移に対して割当てられた4−AMシンボルが、復号
されたシンボル^S(i) k'および^S(i) 7N+k'/7に対し
て比較される。ここで、第一のケースにおいては、k’
は、kから1まで変化され、第二のケースにおいては、
kから(k−L)まで変化される。これらが隣接する場
合(2なる距離に位置する場合)は、min(Δ(j)
(i) k')が計算され、この最小がF(i) k'に以下のよう
割当てられる。
【0082】つまり:シンボル^S(i) k'が、生き残っ
た状態jのk’番目の遷移に割当てられた情報シンボル
と隣接する場合は、F(i) k'=min(Δ(j)
(i) k')とされる(ステップ312)。F(i) 7N+k'/7
に対しても同様に割当てられる。ここで、k’は、7の
倍数に等しい(パンクチャリングしない場合)。
【0083】一方、シンボル^S(i) 7N+k'/7が、j番目
のオーダの生き残った状態のk’番目の遷移に割当てら
れた冗長シンボルと隣接する場合は、F(i) 7N+k'/7=m
in(Δ(j),F(i) 7N+k'/7)とされる(ステップ3
12)。
【0084】d)最小と対応するシンボル^S(i) kに隣
接するシンボル(i) kのテーブルを、kを1から8N
+2まで変化させることで計算する。信頼性F(i) k'
更新する度に、シンボル(i) k'を、生き残った状態
jのk’番目のオーダの遷移と関連する4−AM情報シ
ンボルと置換することによって更新する。k’が7なる
倍数である場合は、シンボル(i) 7N+k'/7に対しても
同様にする。最終的に、復号されたシンボル^S(i) k
並びに、対応する隣接するシンボル(i) kの信頼性F
(i) kが、k=1,...8N+2に対して得られる(ス
テップ326)。
【0085】第四のステップにおいて、ソフト判定
(i) kを計算するために信頼性が正規化される。正規化さ
れた信頼性Fnorm(i) kの計算には、3つの方法のいずれ
かを使用することが可能である。つまり: Fnorm(i) k=F(i)k/ ̄F あるいは Fnorm(i) k=F(i)k+(1− ̄F) あるいは Fnorm(i) k=(F(i) k/β1)+β2 のいずれかが計算される。
【0086】ここで、 ̄Fは、全マトリックスについて
計算された信頼性F(i) kの平均に等しく、β1およびβ2
は、 ̄F=β1(1−β2)を検証する定数である。
【0087】第五のステップにおいて、重みの付けられ
てないソフト判定が計算される(サブセット226)。
ソフト判定(i) kは、ビタビ復号器によって生成され
た最適判定^S(i) k、その正規化された信頼性F
norm(i) k、および反復ステップ4および3において生成
された4−AMシンボル(i)kのシーケンスに基づい
て計算される。この4−AMシンボルは、シンボル^S
(i) kに隣接するシンボルである。つまり、|(i) k
^S(i) k|=2であり、これは、シンボル^S(i) kの後
に発生する可能性が最も高い4−AMシンボルに対応す
る。シンボル(i) kは、以下によって与えられる:(i) k=1/2(^S(i) k(i) k)+sgn(^
(i) k(i) k)Fnorm(i) k ここで、関数sgnは、以下によって定義される: こうして、シンボル(i) kは、^S(i) k(i) k
間の判定閾値から距離Fnorm(i) kの所に位置するシンボ
ルに対応する。E(Fnorm(i) k)=1であるために、シ
ンボル(i) kは、4−AMシンボルの中心に位置す
る。第六のステップにおいて、性能を向上させるため
に、チャネルD(0) kを通じて受信されメモリ20内に格
納されたシンボルを用いて(i) kに重みが付けられ
る。次にこれを用いて、D(i) kが以下のように計算され
る: D(i) k=αi (i) k+(1−αi)D(0) k ここで、αiは重み係数である。例えば、α1=0.6;
α2=0.9;そしてiが2より大きな場合はαi=1と
される。目的は、第一の反復の際のエラー伝搬効果を低
減することにある。ステップ5と6は、サブセット22
6内で一緒に遂行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるベースバンドデジタル伝送システ
ムの略図を示す。
【図2】生成コードの生成を可能にする符号器の一般回
路図を示す。
【図3】4−AM変調と結合して用いられ、パンクチャ
リング(抑止)符号化を採用する、2/4なるレートの
系統的重畳符号器の一般回路図を示す。
【図4】2/4なるレートのコードに対する符号器の特
定な実施例の略図を示す。
【図5】2/4なるレートの系統的重畳符号化を達成す
るための16−状態符号器の特定な実施例の略図を示
す。
【図6】7/8なるレートを達成するためにパンクチャ
(抑止)される2/4なるレートのコードのトレリスを
示す。
【図7】冗長シンボルを一様に符号化するための符号器
を示す。
【図8】本発明による復号器の一般回路図を示す。
【図9】さまざまな復号ステップの流れ図を示す。
【符号の説明】
5 ソース 10 メモリ 12 ロウ符号化手段 14 カラム符号化手段 16 割当て要素 19 チャネル 20 一時メモリ手段 21 ハード判定出力 22 ビタビ復号器 23 ソフト判定出力 24 データインタリーバ 119 接続 122 状態マシーン 125 遅延要素 126 変調手段 127 デバイス 128 パンクチャリング手段 210 デバイス 220、222 二つのシフトセルの連鎖 230 総和セル
フロントページの続き (71)出願人 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands (72)発明者 アメリコ、ブラジャル フランス国ビルヌーブ‐ル‐ロワ、リュ、 ジャン‐ジャック、ルソー、54 (72)発明者 ダビッド、ジャヌラ フランス国ダヌマリー、リュ、デ、リラ、 10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力データを保護するためにデジタル伝送
    システム内で実現されるデジタル伝送方法であって、 前記入力データについての符号化フェーズと反復的復号
    フェーズとを備え、 前記符号化フェーズは、前記反復的復号を可能にするた
    めの系統的重畳トレリス符号化を遂行する第1のステッ
    プと、前記第1のステップと組み合わせて用いられる、
    前記符号化されたデータを、デジタル的に変調されたシ
    ンボルに割当てる第2のステップとを含み、 前記第1のステップの際に、前記系統的重畳トレリス符
    号化がM/2Mなる符号化レートを持ち、ここで、Mは
    1より大きな整数であり、 前記符号化の過程において、より高い符号化レートを得
    るために、前記シンボルにパンクチャリングが適用さ
    れ、こうして得られたパンクチャされた系統的重畳コー
    ドが、生成コードをブロック毎に生成するために使用さ
    れ、トレリスが冗長データの追加によって閉鎖され、 前記生成コードは、前記パンクチャされた系統的重畳コ
    ードを介して符号化されたデータを集めたマトリックス
    のロウ符号化およびカラム符号化によって生成された要
    素によって形成され、 前記第2のステップは、前記生成コードを、22M個の状
    態を持つ直角振幅変調と結合し、 前記反復的復号はブロック復号であることを特徴とする
    方法。
  2. 【請求項2】前記系統的重畳符号化は、線形結合によっ
    て、2個の入力ビットを4個の出力ビットに符号化する
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】入力データの保護を有するデジタル伝送シ
    ステムであって、 前記データを符号化するための符号化手段と反復的復号
    手段とを備え、 前記符号化手段は: −前記反復的復号を可能にするための系統的重畳トレリ
    ス符号化を遂行するための第1のサブセットと、 −前記符号化されたデータをデジタル的に変調されたシ
    ンボルに割当てるための第2のサブセットとを含み、 前記第1のサブセットは、M/2Mなるレートの系統的
    重畳トレリス符号化を利用し、ここで、Mは1より大き
    な整数であり、 前記第1のサブセットは、より高い符号化レートを得る
    ために、前記シンボルにパンクチャリング動作を施し、
    こうして得られたパンクチャされた系統的重畳コード
    が、生成コードをブロック毎に生成するために使用さ
    れ、トレリスは冗長データの追加によって閉鎖され、 前記生成コードは、前記パンクチャされた系統的重畳コ
    ードを介して符号化されたデータを集めるマトリックス
    のロウ符号化およびカラム符号化によって生成された要
    素によって形成され、 前記第2のサブセットは、前記生成コードを、2M個の
    状態を持つ直角振幅変調と結合し、 前記反復的復号は、ブロック復号であることを特徴とす
    るデジタル伝送システム。
  4. 【請求項4】前記符号化手段は、符号器の一連の状態を
    定義し、トレリス閉鎖冗長シンボルを供給するための状
    態マシーンと呼ばれる手段を有することを特徴とする請
    求項3記載のシステム。
  5. 【請求項5】前記系統的符号化手段は、2個の入力ビッ
    トを、2個の冗長ビットを加えることによって、4個の
    出力ビットに符号化し、前記符号化手段は2個のシフト
    セル段を含み、前記出力ビットは、前記シフトセルから
    来るデータを線形に組み合わせることによって得られる
    ことを特徴とする請求項3あるいは4に記載のシステ
    ム。
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