JPH1142280A - 接着剤組成物または構造部材 - Google Patents

接着剤組成物または構造部材

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JPH1142280A
JPH1142280A JP10149034A JP14903498A JPH1142280A JP H1142280 A JPH1142280 A JP H1142280A JP 10149034 A JP10149034 A JP 10149034A JP 14903498 A JP14903498 A JP 14903498A JP H1142280 A JPH1142280 A JP H1142280A
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Graham E Steer
グラハム・エメリー・スティアー
John A Gent
ジョン・エイ・ジェント
Donald J Highgate
ドナルド・ジェイ・ハイゲイト
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Bristol Myers Squibb Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、皮膚施用に用いる接着剤組成物を
提供する。 【解決手段】 本発明の接着剤組成物は、(a)感圧接着
剤として作用するポリマーの1種または混合物20〜6
0部(重量部、以下同様;(b)100g当り50〜50
0gの水を吸収する水膨潤性ポリマー20〜80部;お
よび(c)ペクチンおよび/またはカルボキシメチルセル
ロースからなる水溶性ポリマーの1種または混合物0〜
30部から成ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接着剤組成物に関
する。かかる組成物は、薬物デリバリー、創傷保護のた
め、あるいは装具もしくは器具をヒトの皮膚に取付ける
ために使用することができる。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】保護包帯
の一例が、U.K.特許No.1088992に記載され
ている。このU.K.特許の公開以来、上述の目的のため
の多くの接着剤組成物が提案されている。イリノイ州の
G.D.サール・アンド・カンパニーは、U.S.特許N
o.4296745(1981年)において、接着剤外科
用包帯を提案し、該包帯は、非生分解性,粘着性のポリ
マー結合剤100重量部、12〜25重量部の不活性補
強充填剤を包含する組成物を片面に設けた裏材料および
包帯の少なくとも目的とする皮膚接触面上の、非生分解
性の水活性化接着剤/増粘剤の塗膜で構成され、上記組
成物は、水膨潤指数5〜40%および常温流れ値50〜
90%を有する。該包帯は、オストミィー適用に使用し
うる。この接着剤は、湿った表面にも十分に密着し、水
分を吸収し、その密着性を維持し、かつ生理的に許容し
うるという点で、公知材料の欠点を回避すると云われて
いる。
【0003】花王コーポレーションの日本特許出願05
8535/1982には、1または2方向のストレッチ
特性、すなわち、1.50g/cm荷重で20%ストレ
ッチ度を有する基布および接着剤層から成る感圧接着剤
シートが開示されている。上記接着剤層は、ヘキシレン
グリコール、1000モル以下のポリエチレングリコー
ル、グリセリンまたはソルビトールの水溶性ポリオール
3〜25重量%、(b)水溶性もしくは水膨潤性ポリマー
1〜25重量%および(c)残りの重量%の接着剤〔ここ
で、(a)+(b)の合計量は6重量%以上でなければなら
ない〕を包含する。イー・アール・スクイブ・アンド・
サンズ・インコーポレイテッドのヨーロッパ特許(EP)
No.307187に、柔軟な裏打部材および感圧接着
剤層から成る包帯が開示されている。接着剤層は、ポリ
イソブチレンの1種以上、エラストマー、および1種以
上の水分を吸収し、水分を透過する水溶性および/また
は水膨潤性の作用物質を包含する。EP No.307
187の記載によれば、接着剤層に相溶する媒体中の活
性成分の分散体が、皮膚接触面にラミネートされてい
る。
【0004】同出願人のEP No.297769に、
感圧アクリル系接着剤素材は、水/水分を吸収し、水/
水分を透過する物質の1種以上をアクリル系素材にブレ
ンドすることにより、親水性となることが示されてい
る。得られる接着剤は特に、医療用途、たとえばバンデ
ージおよび創傷包帯型製品に適している。開示の製造法
は溶剤を使用し、かつ本発明に係る好ましい製品の典型
例として0.5mm厚を越えるのに対し、たとえば0.
1mm以下の厚みのパッドを作ることができる。日東電
工コーポレーションのEP No.528191に、裏
材料および接着剤層から成る包帯が開示され、ここで、
上記裏材料は水分透過性で、上記接着剤層は、ゴムをベ
ースとする接着剤、水吸収性および/または水膨潤性を
有するポリマーおよび酸化金属および/または金属塩か
らなる接着剤組成物を包含し、上記水吸収性および/ま
たは水膨潤性を有するポリマーは、塩を形成および/ま
たは配位する能力を有する官能基を含有するポリマーで
ある。なお、本発明は許容されるオペレーションのため
の酸化金属あるいは金属塩に依存しない。
【0005】ローマン・セラピー−システム(LTS)の
PCT出願WO95/31188に、ホットメルト型感
圧接着剤に含有される物質を、該物質の均一なまたは不
規則な分布で放出するシステムが開示され、その特徴
は、ホットメルト型感圧接着剤が親水性で、かつ少なく
とも1種の水溶性もしくは少なくとも水膨潤性ポリマ
ー、少なくとも1種の水溶性ホットメルト型接着剤樹脂
および放出される物質を含有していることにある。SU
LCのWO95/31514に、特に体面への一時接着
医療や美容整形手段に好適な複合感圧接着剤が開示さ
れ、該接着剤は流体水あるいは無害の希釈水溶液で体面
から容易に除去できるようになっている。かかる製品
は、大気圧下100℃以上の温度で沸とうする極性の水
混和性溶剤に可溶する、水膨潤性,水不溶性ポリマーの
ゲル化混合物で、並びにこれらと少量の水、水および大
気圧下100℃以上の温度で沸とうする極性の水混和性
溶剤に不溶の、親水性,水膨潤性ポリマー;および大気
圧下100℃以上の温度で沸とうする無害で極性の水混
和性溶剤(要すれば少量の水と混合)との混合物で記載さ
れている。
【0006】また参考までに、GB−A−204676
4およびUS4768503にも、皮膚接触施用に用い
るポリマー接着剤組成物が記載されている。この組成物
に、化学的架橋親水性ポリマーと、高分子量疎水性ポリ
マーなどの支持マトリックスが用いられている。親水性
ポリマーは水膨潤性であるが、水不溶性である。この組
成物は好ましくは、疎水性マトリックスの低分子量部分
によって、あるいはゴムもしくは低分子量ポリマーなど
の異なる接着剤成分によって付与されうる粘着付与剤を
含有する。この組成物は、特に手術後の排泄施用に好適
であると云われている。
【0007】
【課題を解決するための手段】1つの観点において、本
発明の目的は、皮膚面から発生し、皮膚と接触する接着
剤全体に及ぶような過剰の水または水蒸気に暴露した場
合にも、感圧接着剤が高比率の強度を保有する配合物を
案出することにある。理解される1つの利点は、接着剤
がその結着性や引張り強さを保有し、すなわち、徐々に
崩壊することがなく、このため、患者が接着剤を皮膚か
ら剥がすとき、接着剤は結束した層で剥がされ、皮膚面
に残留物を残さないことである。好ましくは、接着剤の
縁が露出して、たとえば入浴、シャワーもしくは水泳時
に過剰の水に暴露した場合;あるいは接着剤の縁が露出
してストマ(小孔)から発生する体内流体と接触した場合
にも、接着剤は高比率の強度を保持すべきことが望まれ
る。
【0008】この場合、多量の水が入手されるが、その
一部を露出した縁の接着剤に吸収させることができる。
水溶性物質やハイドロコロイドはより少ない程度に徐々
に崩壊して、感圧接着剤マトリックスは糸をひくタイプ
の状態となるか、あるいは引張強さがかなりに減少する
こともある。従って、接着剤を剥がすとき、皮膚面から
の除去時に残留物を残しうる弱い物質が縁上の局地に存
在する。後者の場合、体内流体は水が主成分であって、
接着剤の着用期間(たとえば7日間)にわたって接触が起
こる。接着剤の最も重要な機能は、皮膚に密着すること
である。接着剤を貼るとき、皮膚は湿っていてもよく、
また皮膚上に接着剤が存在している間中、皮膚の表面か
ら水が放出される。従って、感圧接着剤が最も有効に機
能するためには、接着剤は初めに少量の流体水を吸収す
ることができ、および蒸気状態での全時間にわたって接
着剤は皮膚上の適切な位置におることが望まれる。
【0009】本発明の他の観点によって取り組む他の問
題は、接着剤が水を吸収するので、接着剤が全ての方向
に膨脹しようとすることである。図1は、オストミィー
・カップリングを体の小孔周囲領域に取付ける、代表的
形状の接着剤パッド10を示す。該パッドは、ストマを
取囲み、体内排泄物を通過せしめる中心開口12を有す
る。図2に示されるように、水の吸収は形状10aで表
わされるようにパッドを外方へ(元の形状10と比較し
て)膨潤せしめるが、物質の膨脹もストマ開口12aを
縮小する傾向にある(元の大きさ12と比較して)。これ
は、体内排泄物のオストミィー袋への進入を阻止し、極
端な場合、該開口の封鎖を起こしうる。本発明が取り組
むさらに他の問題は、通常の皮膚用接着剤の幾つかが貯
蔵中に常温流れ(cold flow)(クリープ)に苦しむ可能性
のあることである。たとえば、通常の幾つかの接着剤オ
ストミィーパッドにおいて、接着剤は貯蔵中にパッド縁
で水分を滲出させる傾向がありうる。このことは、外部
の物理的荷重がない場合でも重力下で徐々に変形する接
着剤物質によって起る。当該分野で試みた1つの選択
は、接着剤のポリマー鎖を架橋することである。これは
常温流れクリープを縮小しうるが、架橋は、ポリマー鎖
中の有効な接着部位の数を減ずることによって、接着剤
強度を縮小する可能性がある。
【0010】本発明の1つの観点によれば、皮膚施用
に、たとえば創傷保護のため、あるいは体内排泄物を集
める器具を着用者に取付けるために用いる接着剤組成物
または構造部材(structure)が提供され、該接着剤組成
物は、(a)接着剤組成物の20〜60重量部の量で存在
し、感圧接着剤として作用するポリマーの1種または2
種以上の混合物;および(b)100g当り50〜500
gの水を吸収する水膨潤性ポリマーから成り、後者の水
膨潤性ポリマーは接着剤組成物の20〜80重量部(よ
り好ましくは40〜80重量部)の量で存在する。本発
明の択一的なバージョンによれば、30重量部以下(接
着剤組成物の)の水溶性ポリマーが別途存在しているこ
と以外は、前節で規定したものと同じ接着剤組成物が提
供される。当該接着剤でのこの成分の主たる目的は、接
着剤の適用時に皮膚面の残留水のいずれもの吸収を助成
すること、および接着剤の感圧成分と皮膚との適切な結
合を確保することである。水溶性ポリマーは、水に溶解
したとき、望ましくは接着剤特性を有するが、該特性に
よって所望の初期粘着力を付与する。
【0011】このように初期接着性を得るためには、一
定割合の水溶性ポリマーが望まれ、また長期の水蒸気要
求条件(発汗)を満たすには、水膨潤性ポリマーが使用さ
れる。接着剤マトリックスのこれらの2つの物質の組合
せは、水が接着剤の中を移送され、かつ接着剤の非皮膚
側の接着剤上の保護カバーの中へゆっくりと放出される
のを可能ならしめる。このプロセスが起らず、そしてオ
ストメート(小孔保持者)が多量の水蒸気を発散すると、
皮膚面に流体水の層が形成し、接着強さがかなりに減少
し、かつ接着剤の接着破壊、すなわち、パウチの落下に
結びつく可能性がある。
【0012】上記割合の水膨潤性ポリマーの使用によっ
て、重要な利点が得られる。水膨潤性ポリマーが水を吸
収すると、該水膨潤性ポリマーはある程度の物理的強度
を維持し、かつ一定量以下の水を吸収するにすぎない。
これは水溶性物質と対照をなし、水溶性物質の場合は水
を吸収し、最終的に溶解状態となり、そして物理的強度
あるいは物理的結着性ですらも保有しなくなる。たとえ
ば、コンタクトレンズは強度を有し、溶解したゼラチン
は強度を有しない。このことは、装具あるいは器具をヒ
トの皮膚に取付けるのに用いる感圧接着剤組成物の場合
に格別に関連する。本発明の好ましい観点によれば、接
着剤組成物は以下の組成を有してもよい。 範囲 好適例 接着ポリマー 20〜60 40 水膨潤性ポリマー 20〜80 40〜80 (一般に40) 水溶性ポリマー 0〜30 20 ※数字の単位は重量%
【0013】水膨潤性ポリマーの現在の好ましい物質
は、メタクリル酸メチル、N−ビニル−2−ピロリドン
およびスチレンのモノマー混合物からの放射線硬化重合
の生成物である。好適なポリマーの他の例としては、ア
クリル酸およびそのコポリマー、およびビニルピロリド
ンを用いるものが包含される。また、超吸収性ポリマー
をコーティングした繊維、たとえばポリアクリル酸ナト
リウムをコーティングしたアクリル系繊維も使用でき
る。好ましくは、接着ポリマー(40%)は、相対的に高
い分子量を持つポリマーの1種以上10重量%と、相対
的に低い分子量を持つポリマーの1種以上30重量%を
包含する。
【0014】上記接着ポリマーの好適な物質は、ポリイ
ソブチレン、ポリウレタン、天然ゴム、ポリイソプレン
等のいずれであってもよい。上記水溶性ポリマーの好適
な物質は、カルボキシメチルセルロースおよびペクチン
のいずれか一方または両方であってよい。これらの物質
は非常に好ましく、その理由は、少量水の場合に、カラ
ヤゴム(たとえばGB−A−2046764およびUS
4768503で使用のもの)などの他の物質と比べ
て、湿潤粘着力の発現速度が高いからである。本発明の
接着剤組成物で用いる水溶性物質の量は、水膨潤性ポリ
マーを含有しない通常の他の接着剤の場合に比べてかな
り少なくできることが理解されよう。幾つかの状況下で
は、このことが組成物の湿潤粘着力をそこなうことがあ
るかもしれないが、それは水溶性物質が初期粘着性を付
与するためである。従って、限定量の水溶性物質の湿潤
粘着力の発現速度が速く、感圧接着剤が最適接着強度に
達するまでの時間内に、良好な初期湿潤粘着力を付与で
きることが重要である。
【0015】好ましい構成において、組成物はほぼ同量
のペクチンとカルボキシメチルセルロースを包含する
(たとえば、各物質10重量%)。皮膚施用、たとえば創
傷保護やオストミィー装具に用いる接着剤は、皮膚面か
ら生じる水(または発汗)を吸収できるようにたびたび配
合されることが理解されよう。この吸収は、接着剤の膨
潤をもたらす。またこれらの接着剤は、たとえば入浴や
体排泄物との接触によって生じる流体水も吸収する。こ
の発生する流体水との接触は本質的に、接着剤の縁で起
こる。接着剤の吸収成分の膨潤方向は主に、接着剤バル
ク(bulk)から離れる方向であるが、割合が少なくなる
と、皮膚と接触する接着剤の表面に対して一般に垂直方
向となる。
【0016】この膨脹の影響によって、接着剤は元の限
定領域から外へはみ出てしまい、浸蝕および/または浸
出によって、および/または他の面への密着によって、
さらに傷を与えがちになる。本発明に帰着する研究によ
れば、組成物において、水膨潤性であるが水溶性でない
吸収剤物質の割合を多量に用いることにより、浸出影響
はかなりに縮小できることが認められる。さらに浸蝕の
レベルを減少させる改善は、200ミクロン以下、好ま
しくは100ミクロン以下の粒径を有し、かつ5g/g
以下、好ましくは3g/g以下(但し、0.5g/g以
上)の水吸収量を有する水膨潤性吸収剤物質の使用によ
って達成される。
【0017】さらに他の観点において、本発明は、(a)
水膨潤性ポリマー、および(b)感圧接着剤として作用す
るポリマー混合物から成り、該ポリマー混合物が相対的
に低い分子量を持つ第1ポリマーの1種以上と、第1ポ
リマーと比較して相対的に高い分子量を持つ第2ポリマ
ーの1種とを包含する、皮膚施用に用いる接着剤組成物
または構造部材を提供する。相対的低および高分子量の
ポリマーを混合物で含有することにより、常温流れの問
題を最小化することができ、同時に、接着剤は製造中の
適当温度での混和性が十分となる。
【0018】高分子量ポリマーは、比較的に長いポリマ
ー鎖を有し、かかるポリマー鎖は相互に通り過ぎること
が困難で、そして、物質の常温流れを縮小する。しかし
ながら、本発明の研究開発の時点で、長ポリマー鎖のみ
からなる感圧接着剤は、製造中の混合が困難であること
が認められた。低分子量ポリマー(比較的に短いポリマ
ー鎖を有する)の含有は、長鎖と長鎖間に入り込み、か
つ長鎖の定着効果(anchoring effect)を減少する短鎖に
よって、上記の問題を和らげることができる。言い換え
れば、接着剤が熱負荷下のみにあるとき、長ポリマー鎖
は常温流れ(クリープ)影響を和らげることができ、そし
て、短ポリマー鎖は、高い製造温度での混合中、剪断荷
重下の混和性を改善する“潤滑剤”として作用する。さ
らになお他の観点において、本発明は、皮膚施用に、た
とえば薬物デリバリー(drug delivery)、創傷保護のた
め、あるいは体内排泄物を集める器具を着用者に取付け
るために用いる、(a)感圧接着剤として作用するポリマ
ーの1種または混合物;および(b)水膨潤性ポリマーで
コーティングされ、かつ軸方向における水膨潤性物質の
実質的な膨脹を防止するような特性を有する繊維から成
る接着剤組成物または構造部材を提供する。
【0019】かかる組成物は、これまでに認識されてい
なかった、ユニークな異方性または方向膨潤特性をもた
らすことができる。特に、繊維の適当な配列により、二
次方向よりむしろ所定の一次方向に膨潤するよう接着剤
を配列することができる。たとえば、繊維がx−y面に
横たわっているか、あるいはx−y面に対して平行に配
列されていると(すなわち、極くわずかな繊維しかz方
向に延びていない)、接着剤はxおよびy方向ではな
く、z方向に膨潤する傾向にあり、繊維はxおよびy方
向に延びて、該平面での膨脹を防止する。この原理は、
開口を有する接着剤パッドにおいて有効に利用すること
ができる。パッドが横方向よりむしろ開口の軸に対して
平行な方向に膨潤するよう配列することにより、膨潤物
質が開口を閉塞する傾向は回避、あるいは少なくともか
なりに縮小することができる。
【0020】本発明の個々の態様を互いに独立して使用
することは可能であるが、これらの態様の2つ以上を組
合せることによって、より優れた結果を達成することが
できる。以下、添付図面を参照して、本発明の具体例に
ついて説明する。図3および4はそれぞれ、水吸収の前
および後のコーティング繊維の概要図である。図5は、
コーティング繊維を持つ接着剤パッドの概要平面図であ
る。図6および7はそれぞれ、水吸収の前および後の図
5のパッドの状態を示す概要斜視図である。図8は押出
機の一例を示す概要図である。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい具体例によれ
ば、皮膚施用に用いる接着剤組成物は、(a)30〜50
重量部の量で存在し、感圧接着剤として作用するポリマ
ーの1種または2種以上の混合物;および(b)100g
当り50〜500gの純水を吸収する水膨潤性ポリマー
から成り、後者の水膨潤性ポリマーは、接着剤組成物の
30〜70重量部(または好ましくは50〜70重量部)
の量で存在する。特に好ましい組成物(数量は重量%を
意味する)は、以下の通りである。 (a)40%の超吸収剤親水性ポリマー(U.K.、グレー
ブセンドのI.H.ポリメリック・プロダクツ社から入手
のBiogel WA 3S) (b)30%の分子量約2000のポリイソブチレン(U.
K.グランジマウスのブリティッシュ・ペトロロイム社
から入手のHyvis 2000) (c)10%の分子量約14000のポリイソブチレン
(フランス、ノトア・ダメ・デ・グラベンチョンのエキ
ソン社から入手のVistanex MML 140) (d)10%のペクチン〔デンマーク、コペンハーゲンの
ハーキユルズ社から入手のGenn Pectin (Citrus)〕 (e)10%のカルボキシメチルセルロース・ナトリウム
(フランス、マルマイソンのアクアロン社から入手のB
lanose)
【0022】本発明の実施において、厚み0.2〜2.
0mmの接着剤シートの使用が好ましく、また接着剤の
片面に、剥離フィルム(たとえばシリコーン塗布ポリエ
ステル)または剥離紙(たとえばシリコーン塗布紙)が設
けられていてもよい。他面には、パウチまたはフランジ
系(flange system)に直接結合しうる、薄い柔軟な水不
溶性フィルムを設けることができる。このフィルムは、
平滑なフィルム、型押フィルムあるいは微孔質フィルム
のいずれであってもよい。フィルムは、当該組成物の有
利な水分の吸収発散特性を妨げないように、水透過性で
あることが好ましい。本発明の別のかつ有利なバージョ
ンによれば、接着剤組成物の水膨潤性ポリマーを、コー
ティング繊維上に設置することによって使用することが
でき、この配列の場合、ポリマを被覆した繊維は、縦方
向にそれほど膨脹しないが、繊維の半径方向に膨脹す
る。この効果は、図3および4に示されている。繊維コ
アーまたはフィラメント16はたとえば、アクリル系の
ものであってよく、また塗膜18はたとえばポリアクリ
ル酸ナトリウムの膜であってよい。かかる材料のコーテ
ィング繊維は、U.K.、グリムスビーのテクニカル・ア
ブソーベンツ・リミテッド社から、商品名「Oasis」で
入手することができる。なお、図3および4は単なる概
要図であって、一定の比率で縮小あるいは拡大したもの
ではない。
【0023】繊維コアーは、水溶性でも水膨潤性でもな
く、またその寸法は水の存在下で実質的に変化しない。
水膨潤性塗膜は繊維に結合しており、実質的に縦(軸)方
向に膨脹あるいは膨潤することはない。従って、水膨潤
性ポリマーが膨脹しうる唯一の方向は、繊維の半径方向
である。使用に際し、コーティング繊維を接着剤組成物
の残余と接触させることにより、複合接着剤構造部材ま
たは組成物を形成することができる。しかしながら、コ
ーティング繊維を接着剤組成物に混入して、概して均質
な混合物を形成することが好ましい。
【0024】コーティング繊維によって付与される方向
膨脹特性の有効利用(特別方向への膨脹の促進)が望まれ
る場合、膨脹をコントロールすべき方向に対応するよう
繊維を整合または他の方法で配列することが必要であ
る。特別方向に延びる多数の繊維は、該方向への膨脹を
妨げる傾向にあるので、実質的な膨脹が許されるべき方
向に、比較的に少ない繊維のみが延びるように配列すべ
きである。
【0025】オストミィー袋を着用者の小孔周囲領域に
取付ける接着剤パッド(コーティング繊維も含む)が、図
5〜7に示されている。この具体例において、パッドは
z方向に比較的に薄く、繊維(図5の引出線20で示す)
は一般に、x−y面に延びるように制限されている。図
7で示されるように、水膨潤性物質が水の吸収につれて
膨脹するとき、主に膨脹はz方向となるように制限さ
れ、xおよびy方向に起る膨脹は極めて少ないかあるい
は全くない。すなわち、このデザインは、接着剤物質が
ストマ開口を横切って延び、閉塞を起すという従来技術
の問題を回避することができる。さらに、接着剤組成物
は、常温流れ(クリープ)影響を和らげ、かつパッド縁で
の接着剤の水分滲出の問題を回避(または少なくとも緩
和)することができる。
【0026】接着剤構造部材は、適当な造形プロセスに
よって形成することができる。たとえば、接着剤材料の
押出および/またはプレス成形によって、薄いパッドを
形成することができる。図8は押出機の一例30を示す
概要図である。接着剤材料32を狭いスロット34に押
込んで、薄い押出シートまたはウェブを形成する。典型
例として、スロットの高さは数ミリメートルであって、
シート厚みを規定する。要すれば、シートをそれ自体公
知の加圧ロール(図示せず)間に進ませることにより、シ
ート厚をさらに縮小することができる。スロットはたと
えば、高さに比べてはるかに幅が広く、約1mもしくは
それ以上の幅を有していてもよい。材料32の狭いスロ
ット34への押出は、シートの(x−y)面の水膨潤性ポ
リマー−コーティング繊維を配向させる傾向にある。繊
維は主に押出方向(x方向)に整合されうるが、繊維の
もつれも起こり、その結果、少なくとも幾つかの繊維は
横(y)方向へのコンポーネントを有することが予期さ
れる。
【0027】個々の接着剤パッドは、以下の操作で形成
することができる。すなわち、押出シートから通常の方
法でパッドを打抜く(なお、パッドの一例として図8に
図示)。本発明をオストミィー用途に関連して説明した
が、本発明はこの分野に限定されるものではない。本発
明は一般的に、着用者の皮膚への取付用として使用する
ことができ、格別な用途としては、創傷保護および必要
に応じて薬物デリバリーが挙げられる。本発明の技術的
範囲および/または原理に属する範囲内で多くの改変を
成しうることが理解されよう。特許請求の範囲におい
て、格別に重要と思われる特徴を記載したが、その記載
を強調しているかどうかに関係なく、本明細書に記載の
および/または添付図面に示される新しい特徴またはそ
の組合せの保護を要求するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の接着剤パッドの一例を示す平面図であ
る。
【図2】 図1の接着剤パッドの水吸収後の状態を示す
平面図である。
【図3】 本発明におけるコーティング繊維の一例の水
吸収前の概要図である。
【図4】 図3のコーティング繊維の水吸収後の状態を
示す概要図である。
【図5】 本発明に係る接着剤パッドの一例の概要平面
図である。
【図6】 本発明に係るパッドの水吸収前の概要平面図
である。
【図7】 図6のパッドの水吸収後の状態を示す概要平
面図である。
【図8】 本発明に係る接着剤構造部材の製法例(押出
法)を示す概要図である。
【符号の説明】
10:接着剤パッド 12:中心開口 16:繊維コアー 18:塗膜 20:繊維
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・エイ・ジェント イギリス、ジーユー30・7エイジェイ、ハ ンプシャー、リプフック、ワイクウッド21 番 (72)発明者 ドナルド・ジェイ・ハイゲイト イギリス、エムケイ17・0エヌエフ、バッ キンガムシャー、ファドン、グローブ・フ ァーム

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皮膚施用に、たとえば創傷保護のため、
    あるいは体内排泄物を集める器具を着用者に取付けるた
    めの接着剤組成物または構造部材であって、 (a)感圧接着剤として作用するポリマーの1種または混
    合物20〜60重量部; (b)100g当り50〜500gの水を吸収する水膨潤
    性ポリマー20〜80重量部;および (c)ペクチンおよび/またはカルボキシメチルセルロー
    スからなる水溶性ポリマーの1種または混合物0〜30
    重量部 から成ることを特徴とする接着剤組成物または構造部
    材。
  2. 【請求項2】 水膨潤性ポリマーの量が40〜80重量
    部である請求項1に記載の接着剤組成物または構造部
    材。
  3. 【請求項3】 接着ポリマー20〜60重量%;水膨潤
    性ポリマー20〜80重量%;ペクチンおよび/または
    カルボキシメチルセルロースからなる水溶性ポリマー0
    〜30重量%から成ることを特徴とする皮膚施用に用い
    る接着剤組成物または構造部材。
  4. 【請求項4】 接着ポリマーが約40重量%の量で存在
    する請求項3に記載の接着剤組成物または構造部材。
  5. 【請求項5】 水膨潤性ポリマーが約40重量%の量で
    存在する請求項3に記載の接着剤組成物または構造部
    材。
  6. 【請求項6】 水膨潤性ポリマーが約20重量%の量で
    存在する請求項3に記載の接着剤組成物または構造部
    材。
  7. 【請求項7】 水溶性ポリマーが約10重量%のペクチ
    ンと約10重量%のカルボキシメチルセルロースを包含
    する請求項3に記載の接着剤組成物。
  8. 【請求項8】 36℃および相対湿度100%に8日間
    暴露すると、少なくとも25重量%の水を吸収し、かつ
    少なくとも50%の引張強さを保持することができる請
    求項3に記載の接着剤組成物または構造部材。
  9. 【請求項9】 水溶性ポリマーが、ビニルピロリドンと
    アクリル酸のコポリマーまたはメタクリル酸とポリビニ
    ルピロリドンのコポリマーである請求項3に記載の接着
    剤組成物または構造部材。
  10. 【請求項10】 水膨潤性ポリマーが架橋親水性ポリマ
    ーである請求項3に記載の接着剤組成物または構造部
    材。
  11. 【請求項11】 水膨潤性ポリマーが架橋ポリアクリル
    アミドである請求項3に記載の接着剤組成物または構造
    部材。
  12. 【請求項12】 水膨潤性ポリマーが、アクリル酸とポ
    リビニルピロリドンのコポリマーである請求項3に記載
    の接着剤組成物または構造部材。
  13. 【請求項13】 接着ポリマーがポリイソブチレン、ま
    たはポリウレタン、または天然ゴム、またはポリイソプ
    レンからなる請求項3に記載の接着剤組成物または構造
    部材。
  14. 【請求項14】 接着ポリマーが架橋性接着剤である請
    求項3に記載の接着剤組成物または構造部材。
  15. 【請求項15】 接着ポリマーがクロロブチルゴム、ま
    たは放射線硬化性エチレン−プロピレンエラストマー、
    またはシラングラフト湿気硬化性物質からなる請求項1
    4に記載の接着剤組成物または構造部材。
  16. 【請求項16】 (a)感圧接着剤として作用するポリマ
    ーの1種または混合物30〜50重量部; (b)100g当り50〜500gの水を吸収する水膨潤
    性ポリマー30〜70重量部;および (c)ペクチンおよび/またはカルボキシメチルセルロー
    スからなる水溶性ポリマーの1種または混合物0〜30
    重量部 から成ることを特徴とする皮膚施用に用いる接着剤組成
    物または構造部材。
  17. 【請求項17】 感圧接着剤として作用するポリマー
    が、相対的に低い分子量を持つ第1ポリマーの1種以上
    と、該第1ポリマーと比較して相対的に高い分子量を持
    つ第2ポリマーの1種以上とを包含する請求項16に記
    載の接着剤組成物。
  18. 【請求項18】 第1および第2ポリマーが異なる重量
    部量で存在する請求項17に記載の接着剤組成物。
  19. 【請求項19】 第1および第2ポリマーがx:yの重
    量比(ここで、x>y)で存在する請求項18に記載の接
    着剤組成物。
  20. 【請求項20】 第1ポリマーと第2ポリマーの重量比
    が約3:1である請求項19に記載の接着剤組成物。
  21. 【請求項21】 皮膚施用に、たとえば薬物デリバリ
    ー、創傷保護のため、あるいは体内排泄物を集める器具
    を着用者に取付けるための接着剤組成物または構造部材
    であって、(a)感圧接着剤として作用するポリマーの1
    種または混合物;および(b)水膨潤性ポリマーでコーテ
    ィングされ、かつ軸方向における水膨潤性ポリマーの実
    質的な膨脹を防止するような特性を有する繊維から成る
    ことを特徴とする接着剤組成物または構造部材。
  22. 【請求項22】 繊維が1つ以上の一次方向に伸長もし
    くは少なくとも部分的に伸長するが、二次方向には実質
    的に伸長しないように配列されている請求項21に記載
    の接着剤組成物または構造部材。
  23. 【請求項23】 繊維が平面に横たわっているか、ある
    いは平面に対し概して平行に配列されている請求項21
    に記載の接着剤組成物または構造部材。
  24. 【請求項24】 接着剤の形状が薄いパッドまたはウェ
    ブである請求項21に記載の接着剤組成物または構造部
    材。
  25. 【請求項25】 繊維がアクリル系のものである請求項
    21に記載の接着剤組成物または構造部材。
  26. 【請求項26】 水膨潤性ポリマーがポリアクリル酸ナ
    トリウムである請求項21に記載の接着剤組成物または
    構造部材。
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