JPH1141919A - Dc/dcコンバータ - Google Patents
Dc/dcコンバータInfo
- Publication number
- JPH1141919A JPH1141919A JP19457597A JP19457597A JPH1141919A JP H1141919 A JPH1141919 A JP H1141919A JP 19457597 A JP19457597 A JP 19457597A JP 19457597 A JP19457597 A JP 19457597A JP H1141919 A JPH1141919 A JP H1141919A
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- Japan
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- converter
- output voltage
- voltage
- thermistor
- temperature
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外周温度で簡単に出力電圧を制御することが
できるDC/DCコンバータを提供する。 【解決手段】 DC/DCコンバータの出力電圧検出用
の2つの抵抗9、10の接地側の抵抗10と置き換え
て、又は抵抗10と並列に負性抵抗を有するサーミスタ
11を接続する。周辺温度の上昇によりサーミスタ11
の温度が上昇すると、サーミスタ11の抵抗が低下する
が、DC/DCコンバータの出力電圧検出電圧V3が一
定電圧に保持されるため、結果として出力電圧V2が高
くなる。このDC/DCコンバータの出力電圧V2で、
例えば映像等を表示するPDPの放熱用として使用する
放熱ファンを駆動することで、温度が上昇すると放熱フ
ァンの回転数が増大し、放熱が良くなる。逆に、温度が
低いときは、放熱ファンの回転数が低下して、消費電力
と騒音が小さくなる。
できるDC/DCコンバータを提供する。 【解決手段】 DC/DCコンバータの出力電圧検出用
の2つの抵抗9、10の接地側の抵抗10と置き換え
て、又は抵抗10と並列に負性抵抗を有するサーミスタ
11を接続する。周辺温度の上昇によりサーミスタ11
の温度が上昇すると、サーミスタ11の抵抗が低下する
が、DC/DCコンバータの出力電圧検出電圧V3が一
定電圧に保持されるため、結果として出力電圧V2が高
くなる。このDC/DCコンバータの出力電圧V2で、
例えば映像等を表示するPDPの放熱用として使用する
放熱ファンを駆動することで、温度が上昇すると放熱フ
ァンの回転数が増大し、放熱が良くなる。逆に、温度が
低いときは、放熱ファンの回転数が低下して、消費電力
と騒音が小さくなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡単に冷却用ファ
ンの回転数を外周温度により制御するため等に使用す
る、温度センサー付きのDC/DCコンバータに関す
る。
ンの回転数を外周温度により制御するため等に使用す
る、温度センサー付きのDC/DCコンバータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】PDP(プラズマディスプレイパネル)
等の放熱を行う放熱ファンは、DC/DCコンバータ等
でこれに使用するモータの駆動電圧に合わせた電圧を作
成して駆動する。しかし、放熱ファンを駆動するDC/
DCコンバータの出力は一定電圧となるため、放熱する
対象物の温度に関係なく一定の回転数で放熱することと
なり、無駄な電力の消費や騒音の発生源ともなってお
り、これを簡単に制御する手段に欠けるという問題があ
った。
等の放熱を行う放熱ファンは、DC/DCコンバータ等
でこれに使用するモータの駆動電圧に合わせた電圧を作
成して駆動する。しかし、放熱ファンを駆動するDC/
DCコンバータの出力は一定電圧となるため、放熱する
対象物の温度に関係なく一定の回転数で放熱することと
なり、無駄な電力の消費や騒音の発生源ともなってお
り、これを簡単に制御する手段に欠けるという問題があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、外周温度で簡単に出力電圧を制御
することができるDC/DCコンバータを提供すること
を目的とする。
鑑みなされたもので、外周温度で簡単に出力電圧を制御
することができるDC/DCコンバータを提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】出力電圧を検出する2つ
の抵抗のうちの接地側の抵抗として負性抵抗を有するサ
ーミスタを接続することにより、同サーミスタの温度の
上昇による抵抗の低下で同コンバータの出力電圧を昇圧
させるようにする。
の抵抗のうちの接地側の抵抗として負性抵抗を有するサ
ーミスタを接続することにより、同サーミスタの温度の
上昇による抵抗の低下で同コンバータの出力電圧を昇圧
させるようにする。
【0005】
【発明の実施の形態】出力電圧と接地間に直列に接続し
た2つの抵抗の接続点から同出力電圧を検出して、検出
した電圧を帰還して同出力電圧を制御して所定の電圧を
出力するDC/DCコンバータにおいて、前記出力電圧
を検出する2つの抵抗のうちの接地側の抵抗として負性
抵抗を有するサーミスタを接続し、同サーミスタの温度
の上昇により同コンバータの出力電圧を昇圧させるよう
にする。
た2つの抵抗の接続点から同出力電圧を検出して、検出
した電圧を帰還して同出力電圧を制御して所定の電圧を
出力するDC/DCコンバータにおいて、前記出力電圧
を検出する2つの抵抗のうちの接地側の抵抗として負性
抵抗を有するサーミスタを接続し、同サーミスタの温度
の上昇により同コンバータの出力電圧を昇圧させるよう
にする。
【0006】前記サーミスタは前記電圧を検出する接地
側の抵抗と並列に接続する。
側の抵抗と並列に接続する。
【0007】前記DC/DCコンバータの出力で、電気
機器等に使用する放熱ファンの駆動を行う。
機器等に使用する放熱ファンの駆動を行う。
【0008】前記放熱ファンは、映像等を表示するPD
P(プラズマディスプレイパネル)の放熱用として使用
する。
P(プラズマディスプレイパネル)の放熱用として使用
する。
【0009】
【実施例】図1は、本発明によるDC/DCコンバータ
の要部回路ブロック図である。DC/DCコンバータの
入力電源V1をコイル1に入力してその2次側をスッチ
ングトランジスタ3で所定の周期でスイッチングして接
地及びハイインピーダンスとすることで脈動電圧を発生
させ、これをダイオード2とコンデンサ12で整流し
て、DC/DCコンバータの出力電圧V2を得る。スイ
ッチングトランジスタ3の制御は、一定周期のパルスを
発振する発振回路6の出力でSRフリップフロップ4を
カウントトリガし、その出力でベース電流を制御するこ
とにより行う。出力電圧V2ラインには、2つの出力電
圧検出用の抵抗9、10を接続し、その中点から出力電
圧検出電圧V3を得る。出力電圧検出電圧V3は、基準
電圧発生回路7で発生する基準電圧V4と演算増幅回路
8で比較し、出力電圧検出電圧V4が基準電圧より低い
ときは論理1、高いときは論理0となる電圧制御信号V
5を出力する。電圧制御信号V5でSRフリップフロッ
プ4のセット入力にゲート回路5によりゲートをかける
ことにより、出力電圧検出電圧V4が基準電圧より低い
ときはスイッチングトランジスタ3をスイッチングし、
高いときは停止して、所定の出力電圧V2を得る。
の要部回路ブロック図である。DC/DCコンバータの
入力電源V1をコイル1に入力してその2次側をスッチ
ングトランジスタ3で所定の周期でスイッチングして接
地及びハイインピーダンスとすることで脈動電圧を発生
させ、これをダイオード2とコンデンサ12で整流し
て、DC/DCコンバータの出力電圧V2を得る。スイ
ッチングトランジスタ3の制御は、一定周期のパルスを
発振する発振回路6の出力でSRフリップフロップ4を
カウントトリガし、その出力でベース電流を制御するこ
とにより行う。出力電圧V2ラインには、2つの出力電
圧検出用の抵抗9、10を接続し、その中点から出力電
圧検出電圧V3を得る。出力電圧検出電圧V3は、基準
電圧発生回路7で発生する基準電圧V4と演算増幅回路
8で比較し、出力電圧検出電圧V4が基準電圧より低い
ときは論理1、高いときは論理0となる電圧制御信号V
5を出力する。電圧制御信号V5でSRフリップフロッ
プ4のセット入力にゲート回路5によりゲートをかける
ことにより、出力電圧検出電圧V4が基準電圧より低い
ときはスイッチングトランジスタ3をスイッチングし、
高いときは停止して、所定の出力電圧V2を得る。
【0010】出力電圧検出用の2つの抵抗9、10の接
地側の抵抗10と置き換えて、又は抵抗10と並列に負
性抵抗を有するサーミスタ11を接続する。周辺温度の
上昇によりサーミスタ11の温度が上昇すると、サーミ
スタ11の抵抗が低下するが、上記のように出力電圧検
出電圧V3が一定電圧に保持されるため、結果として出
力電圧V2が高くなる。このDC/DCコンバータの出
力電圧V2で、例えば映像等を表示するPDPの放熱用
として使用する放熱ファンを駆動することで、温度が上
昇すると放熱ファンの回転数が増大し、放熱が良くな
る。逆に、温度が低いときは、放熱ファンの回転数が低
下して、消費電力と騒音が小さくなる。
地側の抵抗10と置き換えて、又は抵抗10と並列に負
性抵抗を有するサーミスタ11を接続する。周辺温度の
上昇によりサーミスタ11の温度が上昇すると、サーミ
スタ11の抵抗が低下するが、上記のように出力電圧検
出電圧V3が一定電圧に保持されるため、結果として出
力電圧V2が高くなる。このDC/DCコンバータの出
力電圧V2で、例えば映像等を表示するPDPの放熱用
として使用する放熱ファンを駆動することで、温度が上
昇すると放熱ファンの回転数が増大し、放熱が良くな
る。逆に、温度が低いときは、放熱ファンの回転数が低
下して、消費電力と騒音が小さくなる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、出力電圧を検出す
る2つの抵抗のうちの接地側の抵抗として負性抵抗を有
するサーミスタを接続することにより、同サーミスタの
温度の上昇による抵抗の低下で同コンバータの出力電圧
を昇圧させることができる。これにより、簡単な回路で
温度で制御された出力電圧を得ることが可能となる。
る2つの抵抗のうちの接地側の抵抗として負性抵抗を有
するサーミスタを接続することにより、同サーミスタの
温度の上昇による抵抗の低下で同コンバータの出力電圧
を昇圧させることができる。これにより、簡単な回路で
温度で制御された出力電圧を得ることが可能となる。
【図1】本発明によるDC/DCコンバータの要部回路
ブロック図である。
ブロック図である。
1 コイル 2 ダイオード 3 スイッチングトランジスタ 4 SRフリップフロップ 5 ゲート回路 6 発振回路 7 基準電圧発生回路 8 演算増幅回路 9、10 抵抗 11 サーミスタ 12 コンデンサ V1 入力電圧 V2 出力電圧
Claims (4)
- 【請求項1】 出力電圧と接地間に直列に接続した2つ
の抵抗の接続点から同出力電圧を検出して、検出した電
圧を帰還して同出力電圧を制御して所定の電圧を出力す
るDC/DCコンバータにおいて、前記出力電圧を検出
する2つの抵抗のうちの接地側の抵抗として負性抵抗を
有するサーミスタを接続し、同サーミスタの温度の上昇
により同コンバータの出力電圧を昇圧させるようにする
ことを特徴としたDC/DCコンバータ。 - 【請求項2】 前記サーミスタは前記電圧を検出する接
地側の抵抗と並列に接続することを特徴とした請求項1
記載のDC/DCコンバータ。 - 【請求項3】 前記DC/DCコンバータの出力で、電
気機器等に使用する放熱ファンの駆動を行うことを特徴
とした請求項1記載のDC/DCコンバータ。 - 【請求項4】 前記放熱ファンは、映像等を表示するP
DP(プラズマディスプレイパネル)の放熱用として使
用することを特徴とした請求項1記載のDC/DCコン
バータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19457597A JPH1141919A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | Dc/dcコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19457597A JPH1141919A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | Dc/dcコンバータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1141919A true JPH1141919A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16326826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19457597A Pending JPH1141919A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | Dc/dcコンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1141919A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007151274A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Toyota Motor Corp | Dc−dcコンバータ |
CN102566628A (zh) * | 2012-01-20 | 2012-07-11 | 张家港市华为电子有限公司 | 用于dc-dc直流转换器中的温控电路 |
-
1997
- 1997-07-18 JP JP19457597A patent/JPH1141919A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007151274A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Toyota Motor Corp | Dc−dcコンバータ |
JP4595795B2 (ja) * | 2005-11-25 | 2010-12-08 | トヨタ自動車株式会社 | Dc−dcコンバータ |
CN102566628A (zh) * | 2012-01-20 | 2012-07-11 | 张家港市华为电子有限公司 | 用于dc-dc直流转换器中的温控电路 |
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