JPH1141885A - 励磁コイルを備えるか、磁石によるか、または二重励磁を伴う回転電気機械 - Google Patents

励磁コイルを備えるか、磁石によるか、または二重励磁を伴う回転電気機械

Info

Publication number
JPH1141885A
JPH1141885A JP10110020A JP11002098A JPH1141885A JP H1141885 A JPH1141885 A JP H1141885A JP 10110020 A JP10110020 A JP 10110020A JP 11002098 A JP11002098 A JP 11002098A JP H1141885 A JPH1141885 A JP H1141885A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toothed
electric machine
excitation
teeth
disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10110020A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4112677B2 (ja
Inventor
Jean Lucidarme
ジヤン・リユシダルム
Ahmed Abdelhamid Ben
アブデルハミド・ベン・アーメツド
Mohamed Gabsi
モハメツド・ガブシ
Bernard Multon
ベルナール・ムルトン
Eduardo Santander
サンタンデール・エデユアルド
Emmanuel Hoang
ホアン・エマニユエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Centre National de la Recherche Scientifique CNRS
Original Assignee
Centre National de la Recherche Scientifique CNRS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Centre National de la Recherche Scientifique CNRS filed Critical Centre National de la Recherche Scientifique CNRS
Publication of JPH1141885A publication Critical patent/JPH1141885A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4112677B2 publication Critical patent/JP4112677B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
    • H02K21/12Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
    • H02K21/14Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/24Rotor cores with salient poles ; Variable reluctance rotors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2706Inner rotors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2706Inner rotors
    • H02K1/2713Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being axial, e.g. claw-pole type
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
    • H02K21/02Details
    • H02K21/04Windings on magnets for additional excitation ; Windings and magnets for additional excitation
    • H02K21/042Windings on magnets for additional excitation ; Windings and magnets for additional excitation with permanent magnets and field winding both rotating
    • H02K21/044Rotor of the claw pole type
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K16/00Machines with more than one rotor or stator

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の機械要素を並置するために特に適して
いる回転電気機械を提供する。 【解決手段】 磁気回路が励磁部材を有するロータ
(2)、および磁気回路がステータコイルを有するステ
ータ(16)を含む回転電気機械において、ロータの磁
気回路が軸(1)を含み、この軸上に端部フランジ
(3)、および端部フランジの間に配置された少なくと
も一つの歯付きディスク(4)が取付けられており、歯
付きディスクの歯が、その周囲において規則的な間隔を
有し、かつ少なくとも一つの環状部材(9)が、端部フ
ランジに取付けられており、かつその周囲に規則的に分
配されたスロット(10)を有し、かつこれらスロット
のそれぞれに、少なくとも一つの歯付きディスクの一つ
の歯が噛み合っており、端部フランジおよび前記の少な
くとも一つの歯付きディスクが、その間にギャップを規
定しており、これらのギャップ内に励磁部材(14、1
5)が収容されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電気機械に関
し、さらに具体的には、自動車用、主電動機用などのた
めの、交流発電機のような同期機械に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用の交流発電機は、三相出力端子
またはステータコイルを支持するステータコアを含むく
ま手すなわちクロー(claw)磁極機械を含む。
【0003】機械のロータは、界磁コイルが回りに巻か
れたコアによって磁気的に接続された互いに挟み込まれ
たクローを有する二つの磁極片を含む。
【0004】その他の従来の技術の交流発電機は、クロ
ー磁極の間に配置された突起を有する第三の磁極片が間
に配置された整列されたクローを有する二つの磁極片を
含む。
【0005】二重励磁のタイプのその他の従来の技術の
交流発電機は、磁束を集中させる横向き永久磁石を有す
るクロー磁極と磁極片の間に配置された励磁コイルとか
ら形成されたロータを含む。
【0006】クロー磁極回転機械は、大きな鉄損を引起
こす大きな軸線方向磁界成分を有する。
【0007】これらは、さらに大きな出力の機械を製造
するために複数の機械の並置に不適当である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、製造および
組み立てについて簡単であるが、大出力機械を製造する
ために複数の機械要素を並置するために特に適している
回転電気機械を作り出すことによって、従来の技術のク
ロー磁極機械の欠点を取り除くことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】それ故に本発明は、磁気
回路が励磁部材を有するロータ、および磁気回路がステ
ータコイルを有するステータを含む回転電気機械におい
て、ロータの磁気回路が軸を含み、この軸上に端部フラ
ンジ、および端部フランジの間に配置された少なくとも
一つの歯付きディスクが取付けられており、歯付きディ
スクの歯が、その周囲において規則的な間隔を有し、か
つ少なくとも一つの環状部材が、端部フランジに取付け
られており、かつその周囲に規則的に分配されたスロッ
トを有し、かつこれらスロットのそれぞれに、少なくと
も一つの歯付きディスクの一つの歯が噛み合っており、
端部フランジおよび前記の少なくとも一つの歯付きディ
スクが、その間にギャップを規定しており、これらのギ
ャップ内に励磁部材が収容されていることを特徴とす
る、回転電気機械にある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、例としてのみ与えら
れ、かつ添付の図面を引用して行なわれる次の説明によ
り一層良好に理解されるであろう。
【0011】電気機械は、図1および図2において例え
ば交流発電機を示しており、この交流発電機は、ロータ
2がその上に取付けられた軸1を含み、このロータの磁
気回路は、円形端部フランジ3、およびその周囲に規則
的な間隔で歯5を有する中間ディスク4を含んでいる。
【0012】端部フランジ3と歯付きディスク4は、そ
れぞれの中心穴6および7を有し、これらの中心穴を軸
1が通過しており、かつスペーサ8は、歯付きディスク
4と端部フランジ3との間に配置されている。スペーサ
は、有利には歯付きディスク4の両側に延び、かつ軸1
を囲んだ統合ハブの形をしている。
【0013】ディスク4および端部フランジ3は、もち
ろん図示しない適当な手段によって軸1と一緒に回転す
るように強制されている。
【0014】環状部材9は、端部フランジ3に取付けら
れており、かつスロット10を組み入れており、図2に
はっきりと見ることができるように、このスロット内に
歯付きディスク4の歯5が噛み合っている。
【0015】ロータ2の磁気回路を構成する種々の部材
は、軟鉄からなり、ねじ、スタッドボルトのセットおよ
びナット等のような図示しない適当な組み立て手段によ
って一緒に組み立てられている。
【0016】前記のようなロータ2は、二つの環状チャ
ンバ12および13を含み、これらのチャンバは、それ
ぞれ歯付きディスク4、一方の端部フランジ3および環
状部材9によって規定されている。
【0017】トロイダル励磁コイル14、15は、それ
ぞれの環状チャンバ内に取付けられている。
【0018】ロータ2は、積層化された磁気回路17を
含むステータ16によって囲まれており、この磁気回路
に通常の三相電機子コイル18が取付けられている。
【0019】ロータの二つの励磁コイル14および15
は、反対方向の電流を通し、かつそれ故にそれにより発
生される磁束は、歯付きディスク4を介して閉じてい
る。
【0020】図1による機械は、対称軸線X−Xを有す
る。
【0021】軸線X−Xの右または左の機械の部分の動
作は、短い軸線長さの通常のクロー磁極機械のものと同
様である。
【0022】このタイプの機械が、機械の軸線方向長さ
を増加すると、大きな鉄損に通じる大きな軸線方向磁界
成分を有することは、よく知られている。
【0023】本発明による装置において、この損失はわ
ずかである。なぜなら軸線X−Xの回りの機械の対称性
が、この軸線を含む横断平面におけるあらゆる軸線方向
成分をキャンセルし、かつ係数2だけ機械の特性軸線長
さを減少するからである。
【0024】加えて端部フランジ3は、さらに重要に
は、歯付きディスク4は、積層化することができる。
【0025】後者の場合、端部フランジ3は、別のもの
のうちの一つを受け入れるように、これらの部分のエッ
ジにおける(図示しない)相補的なノッチによって環状
部材9に組み立てることができる。
【0026】図3および図4に示す機械は、励磁磁石を
有するタイプのものである。
【0027】これは、ロータ22を有する軸21を含
み、このロータは、二つの端部フランジ23および一つ
の歯付きディスク24から形成され、この歯付きディス
クは、規則的に間隔を置いた周囲の歯25を有する。
【0028】端部フランジ23および歯付きディスク2
4は、それぞれの穴26および27を有し、これらの穴
を軸21が通過している。
【0029】環状部材29は、端部フランジ23に取付
けられており、かつスロット30を含んでおり、これら
のスロット内に歯付きディスク24の歯25が噛み合っ
ている。
【0030】図1および図2を引用して説明した実施の
形態におけるように、ロータ22の磁気回路を構成する
種々の部材は、軟鉄からなり、かつ図示しない適当な組
み立て手段により一緒に組み立てられている。
【0031】ロータ22は、二つの環状チャンバ32、
33を含み、これらの環状チャンバは、それぞれ歯付き
ディスク24、一方の端部フランジ23、および環状部
材29によって規定されている。環状磁石34、35
は、それぞれの環状チャンバ内に取付けられている。
【0032】磁石34および35は、反対の極性のもの
である。
【0033】図4においてはっきりと見ることができる
ように、環状部材29におけるスロット30内に噛み合
う歯付きディスク24の歯25は、適当な極性の小さな
磁石31a、31b、31c、31dによって囲まれて
いる。
【0034】すべての磁石は、有利にはそれ自体知られ
ている適当な手段によってもともと磁化された磁気材料
の粒子を充填したプラスチック材料から製造される。
【0035】スロット30内における歯25の回りの磁
石は、省略することができる。
【0036】ロータ22は、積層化された磁気回路37
を含むステータ36によって囲まれており、この磁気回
路に通常の三相電機子コイル38が取付けられている。
【0037】この装置において部材23および24は、
完全に積層化することができる。
【0038】この実施の形態において軸21は、非磁性
材料から作られている。
【0039】図5に示された機械も、図3を引用して説
明した機械と同様な励磁永久磁石を有する機械であり、
かつその歯付きディスク24が、中心穴40を有し、こ
の中心穴の直径が、軸21の直径より大きい点だけにお
いて、図3を引用して説明した機械と相違している。環
状磁石42は、軸21と歯付きディスク24との間にお
いて中心穴40内に配置されている。この場合、軸21
は、磁石である。
【0040】図3および図4を引用して説明した実施の
形態におけるように、図5による機械の歯付き部材24
の歯25は、スロット30内に収容された永久磁石によ
って囲まれることができる。
【0041】磁石を、歯付きディスク24と歯付き部材
24の歯25の間におけるギャップ内に収容された環状
部材29との間に配置することも可能である。
【0042】磁石は、簡単な部分であり、かつ機械が、
短い軸長さを有する場合、これらの磁石の利用できる表
面積は、フェライトによってさえ、かつ少数の磁極を有
する機械においてさえ、おそらく飽和点にまでの励磁磁
束の高い集中度を発生する。
【0043】図3の実施の形態における環状部材29お
よび図5の実施の形態における環状部材49は、磁石が
所定の場所に保持されることを自動的に確実にし、この
場所は、重要な技術的な問題に当然の解決策を提供す
る。
【0044】図1および図3を引用して説明した機械
は、長さが短い。さらに高度な性能を得るために、複数
の機械が並置される。
【0045】図6に示された機械は、図1によるものの
ような二つの機械要素を並置することによって得られ
る。
【0046】機械は、非磁性材料の軸61を有し、この
軸により二つの端部フランジ63を有するロータ62
は、回転するように強制され、これらの端部フランジの
間に、規則的に間隔を置いた歯65a、65bを有する
二つの歯付きディスク64aおよび64bが配置されて
おり、ディスク64a上の歯65aは、ディスク64b
上の歯65bに対して相対的に角度的にオフセットされ
ている。
【0047】磁気材料の環状スペーサ66は、端部フラ
ンジ63の間において軸61上に取付けられている。歯
付きディスク64a、64bは、それぞれ穴67aおよ
び67bを有し、この穴の直径は、スペーサ66の外側
直径に等しい。これらの歯付きディスクは、スペーサ上
にはまっており、かつこれになんらかの適当な手段によ
って固定されている。
【0048】共通の環状部材68は、端部フランジ63
上に取付けられており、かつスロット69a、69bを
有し、これらのスロット内に歯付きディスク64a、6
4bのそれぞれの歯65a、65bが噛み合っている。
【0049】歯付きディスク64aおよび64bととも
に、端部フランジ63は、三つのチャンバ70、71お
よび72の範囲を定め、これらのチャンバ内に、隣接す
るコイル巻き線が反対方向になったトロイダルコイル7
3、74、75が配置されている。
【0050】ロータ62は、二つの積層化された磁気回
路部材76a、76bを有するステータ75内にはまっ
ており、これらの磁気回路部材のそれぞれは、対応する
歯付きディスク64a、64bに面している。これらの
磁気回路部材は、共通の三相ステータ電機子コイル77
を有する。
【0051】前に説明した実施の形態の環状部材と同様
に、環状部材68は、例えば互いに中心配置された複数
の環状部材を並置することによって得ることができる。
【0052】図6を引用して今説明した装置は、二つの
機械要素を並置することによって機械を製造し、これら
の機械要素は、本質的に長さが短く、かつ高い磁束密度
を形成する。
【0053】本発明による複数の機械要素の並置または
ロータ軸線に沿った直列配置は、それぞれの機械要素の
構成によって促進され、かつ二つまたはそれ以上のこの
ような機械要素から形成された図6によるもののような
機械に通じる。
【0054】組合せは、注目に値するコンパクトかつ簡
単なものであり、かつ次のような特性を有する。
【0055】ステータに関して、機械要素のノッチは整
列され、かつコイルは共通である。機械要素の間にコイ
ルヘッドはない。
【0056】ロータに関して、両方の機械要素に軸が共
通なだけでなく、並置された機械要素の端部フランジ2
のような共通の中間部分も、省略することができる。
【0057】図6による合成機械は、ある程度の相互は
め込みを示し、この相互はめ込みは、二つの独立した機
械を並置することによって引起こされる技術的な問題を
簡単にする。
【0058】図7に示された機械は、図3に示したもの
のような多数の機械要素を並置することによって得られ
る。
【0059】これは、非磁性材料の共通の軸81を有
し、この軸は、二つの端部フランジ83および歯付きデ
ィスク84aないし84nから形成されたロータ82を
支持し、これらの歯付きディスクは、図8に示されるよ
うに互いにオフセットされた歯85aないし85nを有
し、この図8は、一つの歯付きディスク84aないし8
4n−1の歯85aないし85n−1が、次の歯付きデ
ィスク84bないし84nの歯85bないし85nに対
して相対的に角度的にオフセットされていることを示し
ている。
【0060】端部フランジ83および歯付きディスク8
4aないし84nは、穴86および87aないし87n
を有し、これらの穴を非磁性軸81が通過している。環
状部材88は、端部フランジ83に取付けられており、
かつ図8に示されたように互いに相対的にオフセットし
て、その周囲に規則的に分配されたスロット89aない
し89nを有する。歯付きディスク84aないし84n
の歯85aないし85nは、対応するスロット89aな
いし89n内に噛み合っている。
【0061】環状磁石93および94aないし94n
は、端部フランジ83および歯付きディスク84aない
し84nの間におけるギャップ内に配置されており、端
部フランジおよび歯付きディスクに組み立てられるジャ
ケットを形成するように軸81とスロット部分88によ
って、一方において第一の端部フランジ83と隣接する
歯付きディスク84aとの間および第二の端部フランジ
83と隣接する歯付きディスク84nとの間に二つの端
部チャンバ91を規定し、他方において歯付きディスク
84aないし84nの間にチャンバ92aないし92n
を規定する。環状磁石は、二つの隣接する磁石の極性が
反対の符号または極性を有するように配置されている。
【0062】端部チャンバ91内における励磁磁石93
は、連続する歯付きディスク84aないし84nの間に
規定されたチャンバ92aないし92n内における磁石
94aないし94nの半分の厚さを有する。
【0063】今説明したロータ82は、ロータが有する
歯付きディスク84aないし84nと同数の磁気回路部
材95aないし95nを有するステータ95内に取付け
られている。共通の三相ステータ電機子コイル96は、
これらの磁気回路部材上に取付けられている。
【0064】図7および図8を引用して説明した機械の
図示しない変形において、エアギャップによって隣接す
る磁気回路部材から分離されたステータ積層体の環状ス
タックは、ステータの磁気回路部材95aないし95n
の間のギャップ内に配置されている。
【0065】このような互いにはめ込まれたステータス
タックは、界磁回路のインダクタンスを増加し、この界
磁回路は、電力供給およびデフラックシングを促進す
る。
【0066】図3を引用して説明したタイプの並置され
た機械要素からなる図7および図8による機械は、本発
明による多数の機械要素を組み立てかつ並置することに
よって大電力電気機械を得ることができる容易さを示
す。
【0067】図7および図8を引用して説明した機械に
おいて、環状磁石は、明らかにリング励磁コイルに置き
換えることができる。
【0068】二重励磁機械を得るための機械要素の組合
せの種々の方法は、以下に説明するが、余すところがな
いわけではない。
【0069】図9に示した機械は、図1を引用して説明
したタイプの励磁コイルを有する機械要素と図3を引用
して説明した機械と同様なタイプの励磁磁石を有する機
械要素とを並置することによって得られる二重励磁機械
である。
【0070】機械は、軸101を含み、この軸上にロー
タ102が取付けられており、このロータは、軸101
上に直接取付けられた端部フランジ103を含んでい
る。励磁コイルを有する機械要素と励磁磁石を有する機
械要素とを接続する中間フランジ104は、励磁コイル
を有する機械の一部である環状部材105の一方の端部
に取付けられている。励磁磁石を有する機械要素の一部
である歯付きディスク106は、一方の端部フランジ1
03と中間フランジ104との間において軸101上に
直接取付けられており、かつ励磁コイルを有する機械の
一部である歯付きディスク107は、中間フランジ10
4と他方の端部フランジ103の間において環状部材1
05上に取付けられている。開口を有するそれぞれの環
状部材108および109は、第一および第二の端部フ
ランジ103に取付けられており、かつそれぞれ歯付き
ディスク106、107の歯106a、107aが噛み
合う部材108におけるスロット110のようなスロッ
トを有する。
【0071】開口を有する環状部材108および109
は、中間フランジ104に当たる。
【0072】トロイダル励磁コイル115および116
は、第二の端部フランジ103、歯付きディスク107
および中間フランジ104の間において環状チャンバ1
12および114内に配置されている。
【0073】反対極性の環状磁石120および121
は、第一の端部フランジ103、歯付きディスク106
および中間フランジ104の間において環状チャンバ1
17および119内に配置されている。
【0074】ロータは、それぞれ歯付きディスク106
および107に結合する積層化された二つの磁気回路部
材123、124を含むステータ122内に取付けられ
ており、かつこれらの磁気回路部材上に三相ステータ電
機子コイル134が取付けられている。
【0075】機械は、図1および図5による機械要素と
同じ構造的特徴を維持している。
【0076】得られた磁束経路が両立するように二つの
機械の相互はめ込みが存在する。リングとブラシのシス
テム(図示せず)は、明らかに必要であるが、組合わせ
た機械は、機械要素の対称性を有する。
【0077】図10に示された機械は、図1および図3
を引用して説明したタイプの機械要素を組合わせること
によって得られる二重励磁による機械であるが、ここに
おいて構成部品の配置は、機械要素を並置する異なった
方法の結果として生じる。
【0078】機械は軸151を含み、この軸上に、二つ
の端部フランジ153、および一方の端部フランジに面
した歯155を有する歯付きディスク154、および他
方の端部フランジに面した歯157を有するディスク1
56を含むロータ152が取付けられている。それぞれ
の歯付きディスク154および156は、対応する端部
フランジ153に接触する対応するハブ158および1
59を有する。
【0079】歯161を有し、かつ軸151上に直接取
付けられた中間歯付きディスク160は、端部フランジ
153に結合する歯付きディスク154および156の
間に配置されている。
【0080】端部フランジ153に取付けられた環状部
材162は、スロット163を有し、このスロット内
に、それぞれの歯付きディスク154、156および1
60の歯155、157および161が噛み合ってお
り、それぞれ歯付きディスク154、156および16
0に関係付けられた一連のスロットは、図8に示したも
のと同様にそれぞれ別のものに対して相対的にオフセッ
トされている。
【0081】励磁コイル165および166は、端部フ
ランジ153と歯付きディスク154および156との
間のギャップ内に配置されている。
【0082】反対極性の環状磁石167、168は、一
方において歯付きディスク154および156と他方に
おいて中間歯付きディスク160との間における空間内
に配置されている。
【0083】したがって励磁コイルを有する機械の要素
は、励磁磁石を有する機械の要素のそれぞれ反対側に配
置されている。
【0084】ロータは、三つの歯付きディスク154、
156および160に面した三つの積層化された磁気回
路部材170、171、172を有するステータ169
に関係付けられており、かつこれらの磁気回路部材上に
三相ステータ電機子コイル173が取付けられている。
【0085】図11に示された機械の構造は、これらの
歯付きディスク154、156、160が同一の角度位
置を占めるそれぞれの歯155、157、161を有
し、かつそれ故にロータが単一列のスロット176を有
する環状部材175を含み、これらのスロットのそれぞ
れが三つの歯付きディスクの三つの歯155、157お
よび161のグループに同時に噛み合う点を除いて、図
10によるものと同様であるこの装置は、磁石167お
よび168による磁束が、コイル165、166の帰路
を通って流れることを可能にする。
【0086】図10および図11を引用して説明した電
気機械は、励磁磁石を有する機械要素によって形成され
る中心部分と、励磁コイルを有する機械要素の部分によ
ってそれぞれ形成される二つの側方部分とを有する。
【0087】図12に示した機械は、励磁コイルを有す
る機械要素から形成される中心部分を有し、この機械要
素のそれぞれの反対側に励磁磁石を有する機械要素の対
称部分が配置されている点において図10および図11
による機械と相違している。
【0088】機械は、ロータ182を支持する軸181
を有し、このロータは、二つの端部フランジ183を有
し、これらの端部フランジの間に、歯185を有し第一
の端部フランジ183に面した歯付きディスク184、
歯187を有し第二の端部フランジ183に面した第二
の歯付きディスク186、および歯189を有しスペー
サハブ190、191によってそれぞれディスク184
およびディスク186と一体に第一および第二の歯付き
ディスク184および186の間に保持された中間歯付
きディスク188が配置されている。
【0089】開口を有する環状部材191は、端部フラ
ンジ183および歯付きディスク184、186および
188に取付けられており、かつスロット192を含
み、これらのスロット内に、歯付きディスク184、1
86および188の歯189が噛み合っている。
【0090】歯付きディスク184、186および18
8の歯に結合するスロットは、互いに相対的に角度的に
オフセットされている。
【0091】磁石193、194は、端部フランジ18
3とその結合する歯付きディスク184、186との間
に配置されている。リングコイル195,196は歯付
きディスク184,186,および中間歯付きディスク
188の間に配置されている。
【0092】磁石193および194も、反対極性のも
のである。
【0093】ロータは、三つの積層化された回路部材1
98、199、200を含むステータ197に関係付け
られており、これらの回路部材上に、三相コイル201
が取付けられている。
【0094】二つまたは三つの機械要素に基づく図9な
いし図12に示したような機械の並置は、もちろんそれ
より多数の機械要素を含む構造に一般化することができ
る。
【0095】例えば図7による構造の二つの終端磁石
は、図10を引用して説明したようにコイルに置き換え
ることができる。
【0096】図面を引用して説明した例において電気機
械は、基本的に三相機械であるが、本発明は、異なった
数の相を有する機械に等しく良好に適用される。
【0097】今説明した機械は、多数の利点を有する。
【0098】励磁コイルまたは磁石を有する機械は、中
心軸線に対して相対的に対称性を有し、このことは、軸
線方向ステータ磁界を減少する。
【0099】これらは、簡単、かつ丈夫である。
【0100】励磁磁石を有する機械の場合、励磁は、磁
束のきわめて高い集中を特徴とすることができ、この場
合、フェライトは、常にそれよりわずかなコストの材料
に置き換えることができる。
【0101】磁石は、形においてきわめて簡単であるこ
とができ、かつそれらの設計は、機械的な強度を獲得す
る。
【0102】機械要素の並置は、共通のロータ、および
ステータ部材の使用を可能にする本来のものである。
【0103】二重励磁(すなわち磁石とコイル)の使用
は、磁石による設計上の励磁、およびコイルによる磁束
の規制を確実にする。コイルの寸法は、それ故に小さく
することができる。
【0104】二重励磁の問題は、困難なものであると知
られている。なぜなら磁石の存在は、しばしば界磁コイ
ルの存在と両立することができないからである。
【0105】本発明は、特定のタイプの二重励磁機械を
提供し、ここではロータの磁石によりかつ励磁コイルに
より発生される磁束は、両立することができ、すなわち
独立した経路を有し、かつ励磁電流の方向に従って加算
しまたは減算することができる。
【0106】空気のものに近い透磁率を有する磁石は、
コイルと直列にすることができるが、一方並列配置は、
これらを短絡する。
【0107】本発明による構造の使用は、この問題を解
決する。
【0108】前記の機械の実施の形態は、意図した用途
に適した解決策を提供する。
【0109】本発明による機械の多くの用途が存在す
る。
【0110】大出力の交流発電機を製造することができ
る。
【0111】例えば自動車のために、丈夫であり、簡単
な構造のおよび単位質量あたり大きなトルクを有する機
械を得るために、n個の機械要素を組み立てることによ
って、主電動機も製造することができる。
【0112】本発明は、広い範囲の速度にわたって一定
の出力で動作するモータの製造にも適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】励磁コイルを有する本発明の回転電気機械要素
の一部を示す断面図である。
【図2】図1による機械のロータだけを示す側面図であ
る。
【図3】励磁磁石を有する電気機械要素の一部を示す断
面図である。
【図4】図3による機械のロータを示す側面図である。
【図5】図3による機械の変形の一部を示す断面図であ
る。
【図6】図1による二つの機械要素を並置することによ
って得られる電気機械の一部を示す断面図である。
【図7】図3による複数の機械要素を並置することによ
って得られる電気機械の一部を示す断面図である。
【図8】図7による機械のロータの一部を示す展開図で
ある。
【図9】二重励磁機械の一部を示す断面図である。
【図10】二つの機械要素を並置することによって得ら
れる二重励磁機械の一部を示す断面図である。
【図11】図10による機械の変形の一部を示す断面図
である。
【図12】二重励磁機械の別の変形の一部を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 軸 2 ロータ 3 端部フランジ 4 歯付きディスク 9 環状部材 10 スロット 14、15 励磁部材 16 ステータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 励磁コイルを備えるか、磁石による
か、または二重励磁を伴う回転電気機械
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モハメツド・ガブシ フランス国、94230・カシヤン、リユ・カ ミーユ・デムラン、5 (72)発明者 ベルナール・ムルトン フランス国、35200・レンヌ、アレ・シモ ーヌ・ベイユ、14 (72)発明者 サンタンデール・エデユアルド フランス国、94320・テイエ、リユ・ポー ル・セザンヌ、33 (72)発明者 ホアン・エマニユエル フランス国、75001・パリ、リユ・ドウ・ ラ・コソヌリ・12

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気回路が励磁部材を有するロータ
    (2;22;62;82;102;152;182)、
    および磁気回路がステータコイルを有するステータ(1
    6;36;75;95;122;169;197)を含
    む回転電気機械において、ロータの磁気回路が軸(1;
    21;61;81;101;151;181)を含み、
    この軸上に端部フランジ(3;23;63;83;10
    3;153;183)、および端部フランジの間に配置
    された少なくとも一つの歯付きディスク(4;24;6
    4a;64b;84a、・・・、84n;106、10
    7;154、155;184、186)が取付けられて
    おり、歯付きディスクの歯が、その周囲において規則的
    な間隔を有し、かつ少なくとも一つの環状部材(9;2
    9;68;88;108、109;162;175;1
    91)が、端部フランジに取付けられており、かつその
    周囲に規則的に分配されたスロット(10;30;69
    a、69b;89a、・・・、89n;110;16
    3;176;192)を有し、かつこれらスロットのそ
    れぞれに、少なくとも一つの歯付きディスクの一つの歯
    が噛み合っており、端部フランジおよび前記の少なくと
    も一つの歯付きディスクが、その間にギャップを規定し
    ており、これらのギャップ内に励磁部材(14、15;
    34、35;73、74、75;93、94a、・・
    ・、94n;115、116、120、121;16
    5、166、167、168;193、194、19
    5、196)が収容されていることを特徴とする回転電
    気機械。
  2. 【請求項2】 ロータの磁気回路が、歯付きディスク
    (4)を含み、この歯付きディスクの歯(5)が、環状
    部材(9)のスロット(10)に噛み合っており、歯付
    きディスク(4)が、端部フランジ(3)の間において
    軸(1)上に取付けられており、かつ励磁部材が、端部
    フランジ(3)と歯付きディスク(4)との間における
    ギャップ内に配置されたリングコイル(14、15)で
    あることを特徴とする請求項1に記載の電気機械。
  3. 【請求項3】 ロータの磁気回路が、歯付きディスク
    (24)を含み、この歯付きディスクの歯(25)が、
    環状部材(29)のスロット(30)に噛み合ってお
    り、かつ励磁部材が、歯付きディスク(24)と端部フ
    ランジ(23)との間に配置された反対極性の環状磁石
    (34、35)であることを特徴とする請求項1に記載
    の電気機械。
  4. 【請求項4】 ロータ(22)の端部フランジ(23)
    および歯付きディスク(24)が、非磁性材料の軸(2
    1)上に直接取付けられていることを特徴とする請求項
    3に記載の電気機械。
  5. 【請求項5】 軸(21)が磁石であり、かつ歯付きデ
    ィスク(24)が、中心穴(40)を有し、この中心穴
    の直径が、軸(21)の直径より大きく、環状磁石(4
    2)が、軸(21)と歯付きディスク(24)との間に
    おいてこの歯付きディスクの中心穴(40)内に配置さ
    れていることを特徴とする請求項3に記載の電気機械。
  6. 【請求項6】 環状部材(29)のスロット(30)内
    に噛み合った歯付きディスク(24)の歯(25)が、
    それぞれの歯(25)と対応するスロット(30)の壁
    のと間に配置された小さな磁石(31a、31b、31
    c、31d)によって囲まれていることを特徴とする請
    求項3から5のいずれか一項に記載の電気機械。
  7. 【請求項7】 歯付きディスク(64a、64b)を有
    する二つの電気機械を並置することによって得られ、一
    方の歯付きディスク(64a)の歯(65a)が、他方
    の歯付きディスク(64b)の歯(65b)に対して相
    対的に角度的にオフセットされており、それぞれ歯付き
    ディスク(64a、64b)の歯(65a、65b)が
    噛み合ったスロット(69a、69b)を有する共通の
    環状部材(68)が、端部フランジ(63)に取付けら
    れており、かつそれぞれの歯付きディスク(64a、6
    4b)と対応する端部フランジ(63)との間に配置さ
    れたリングコイル(73、75)に加えて、リングコイ
    ル(74)が、二つの歯付きディスク(64a、64
    b)の間に配置されており、二つの隣接するコイル内の
    電流が、逆方向になっており、かつ機械のステータ(7
    5)が、歯付きディスク(64a、64b)に面した二
    つの磁気回路部材(76a、76b)を含み、かつこれ
    らの磁気回路部材が、共通のステータコイル(77)を
    有することを特徴とする請求項2に関連して請求項1に
    記載の電気機械。
  8. 【請求項8】 歯付きディスク(84a、・・・、84
    n)を有するn個の電気機械を並置することによって得
    られ、一つの歯付きディスクの歯が、次の歯付きディス
    クの歯に対して相対的に角度的にオフセットされてお
    り、それぞれ歯付きディスク(84a、・・・、84
    n)の歯(85a、・・・、85n)が噛み合ったスロ
    ット(89a、・・・、89n)を有する共通の環状部
    材(88)が、端部フランジ(83)に取付けられてお
    り、かつ、環状励磁部材(93、94a、・・・、94
    n)が、端部フランジ(93)と他方において連続する
    歯付きディスク(84a、・・・、84n)のそれぞれ
    反対側における端部フランジに隣接する歯付きディスク
    (84a、84n)との間に配置されており、かつ機械
    のステータ(95)が、歯付きディスクに面したn個の
    磁気回路部材(95a、・・・、95n)を含み、かつ
    これらの磁気回路部材が、共通のステータコイル(9
    6)を有することを特徴とする請求項2または請求項3
    に関連して請求項1に記載の電気機械。
  9. 【請求項9】 励磁部材が磁石であり、端部フランジ
    (83)と歯付きディスク(84a、84n)との間の
    磁石(93)が、連続する歯付きディスク(84a、・
    ・・、84n)の間の磁石(94a、・・・、94n)
    の厚さの半分であり、かつ連続する磁石(93、94
    a、・・・、94n、93)が、反対の極性を有するこ
    とを特徴とする請求項8に記載の電気機械。
  10. 【請求項10】 エアギャップにより隣接する磁気回路
    部材から分離されたステータ積層板の環状スタックが、
    ステータの磁気回路部材(95a、・・・、95n)の
    間のギャップ内に配置されていることを特徴とする請求
    項9に記載の電気機械。
  11. 【請求項11】 励磁コイル(115、116)を備え
    た歯付きディスク(107)を有する電気機械と歯付き
    ディスク(106)および励磁磁石(120、121)
    を有する電気機械とを並置することによって得られ、か
    つ励磁コイルを有する機械と励磁磁石を有する機械とを
    接続する中間フランジ(104)を含むことを特徴とす
    る二重励磁タイプに関連して請求項1、2および3に記
    載の電気機械。
  12. 【請求項12】 ロータ(102)の端部フランジ(1
    03)が、直接ロータの軸(101)上に取付けられて
    おり、中間フランジ(104)が、励磁コイル(11
    5、116)を有する機械の環状部材(105)の一方
    の端部に取付けられており、励磁磁石を有する機械の一
    部である歯付きディスク(106)が、端部フランジ
    (103)と中間フランジ(104)との間において軸
    (101)上に直接取付けられており、励磁コイルを有
    する機械の一部である歯付きディスク(107)が、中
    間フランジ(104)と他方の端部フランジ(103)
    との間において環状部材(105)上に取付けられてお
    り、開口を有する環状部材(108、109)が、一方
    において励磁磁石を有する電気機械の端部フランジ(1
    03)に、かつ他方において励磁コイルを有する機械の
    端部フランジ(103)に取付けられており、環状部材
    (108、109)が、中間フランジ(104)に当た
    り、かつ機械のステータ(122)が、歯付きディスク
    に面しかつステータコイル(134)を有する二つの磁
    気回路部材(123、124)を含むことを特徴とする
    請求項11に記載の電気機械。
  13. 【請求項13】 励磁磁石(167、168)を有する
    少なくとも一つの機械と励磁コイル(165、166)
    を有する少なくとも一つの機械との組合せによって得ら
    れ、励磁コイルを有する機械の要素が、励磁磁石を有す
    る機械の要素のそれぞれ反対側に配置されていることを
    特徴とする二重励磁タイプに関連して請求項1、2およ
    び3に記載の電気機械。
  14. 【請求項14】 ロータ(152)が、二つの端部フラ
    ンジ(153)、一方の端部フランジ(153)に面し
    た歯付きディスク(154)、他方の端部フランジに面
    した歯付きディスク(156)および端部フランジに結
    合する歯付きディスク(154、156)の間において
    中間歯付きディスク(160)、端部フランジ(15
    3)に取付けられたスロット(163;176)を有す
    る環状部材(162;175)、環状部材(162)の
    スロット内に噛み合った歯付きディスクの歯(155、
    157、161)、端部フランジ(153)とこれらの
    端部フランジに結合する歯付きディスク(154、15
    6)との間に配置された励磁コイル(165、16
    6)、および端部フランジ(153)に結合する歯付き
    ディスク(154、156)と中間歯付きディスク(1
    60)との間に配置された磁石(167、168)を含
    むことを特徴とする請求項13に記載の電気機械。
  15. 【請求項15】 歯付きディスク(154、156、1
    60)の歯(155、157、161)が、環状部材
    (162)のそれぞれのスロット(163)内に噛み合
    っており、一つの歯付きディスクの歯を収容する一連の
    スロットが、それぞれ隣接する歯付きディスクの歯を収
    容する一連のスロットに対して相対的に角度的にオフセ
    ットされていることを特徴とする請求項14に記載の電
    気機械。
  16. 【請求項16】 環状部材(175)が、単一系列のス
    ロット(176)を有し、これらのスロットのそれぞれ
    内に、歯付きディスク(154、156、160)の三
    つの歯(155、157、161)からなるグループ
    が、同時に噛み合っていることを特徴とする請求項14
    に記載の電気機械。
  17. 【請求項17】 ステータ(169)が、歯付きディス
    ク(154、156、160)に面した三つの磁気回路
    部材(170、171、172)を含み、かつこれらの
    磁気回路部材上にステータコイル(173)が取付けら
    れていることを特徴とする請求項13から16のいずれ
    か一項に記載の電気機械。
  18. 【請求項18】 励磁コイル(195、196)を有す
    る少なくとも一つの機械と励磁磁石(193、194)
    を有する少なくとも一つの機械との組合せによって得ら
    れ、励磁磁石を有する機械の要素が、励磁コイルを有す
    る機械の要素のそれぞれ反対側に配置されていることを
    特徴とする二重励磁タイプに関連して請求項1、2およ
    び3に記載の電気機械。
  19. 【請求項19】 それぞれ歯付きディスク(184、1
    86)に結合する二つの端部フランジ(183)、端部
    フランジに結合する歯付きディスク(184、186)
    の間に配置された中間歯付きディスク(188)、歯付
    きディスク(184、186、188)の歯(189)
    内に噛み合ったスロット(192)を有し、かつ端部フ
    ランジに取付けられた環状部材(191)および歯付き
    ディスク、端部フランジ(183)と端部フランジに結
    合する歯付きディスク(184、186)との間に配置
    された磁石(193、194)、および歯付きディスク
    (184、186)と中間歯付きディスク(188)と
    の間に配置されたコイル(195、196)を含むこと
    を特徴とする請求項18に記載の電気機械。
JP11002098A 1997-03-20 1998-03-18 励磁コイルを備えるか、磁石によるか、または二重励磁を伴う回転電気機械 Expired - Lifetime JP4112677B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9703429 1997-03-20
FR9703429A FR2761211B1 (fr) 1997-03-20 1997-03-20 Machine electrique tournante a excitation par bobinages, par aimants ou a double excitation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1141885A true JPH1141885A (ja) 1999-02-12
JP4112677B2 JP4112677B2 (ja) 2008-07-02

Family

ID=9505021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11002098A Expired - Lifetime JP4112677B2 (ja) 1997-03-20 1998-03-18 励磁コイルを備えるか、磁石によるか、または二重励磁を伴う回転電気機械

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5952758A (ja)
EP (1) EP0866539A1 (ja)
JP (1) JP4112677B2 (ja)
KR (1) KR100538180B1 (ja)
FR (1) FR2761211B1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2762722B1 (fr) * 1997-04-23 1999-07-30 Centre Nat Rech Scient Machine electrique a double excitation perfectionnee
JP2003506005A (ja) * 1999-07-23 2003-02-12 アドバンスト・ロータリー・システムズ・エルエルシー 電気駆動装置(選択可能な形態)
KR20000012340A (ko) * 1999-11-27 2000-03-06 이석주 영구자석식 교류 저속 동기모터 및 교류모터
DE10043120A1 (de) * 2000-08-31 2002-04-11 Wolfgang Hill Elektrische Maschine für hohe Ummagnetisierungsfrequenzen
US6724115B2 (en) * 2001-10-24 2004-04-20 Denso Corporation High electrical and mechanical response structure of motor-generator
US7005764B2 (en) * 2003-12-29 2006-02-28 Petersen Technology Corporation Electrodynamic apparatus and method of manufacture
WO2005086323A1 (en) * 2004-02-04 2005-09-15 Otis Elevator Company Dc excited field transverse flux motor
US7518278B2 (en) * 2004-05-18 2009-04-14 Ut-Battelle, Llc High strength undiffused brushless machine and method
JP2006014473A (ja) 2004-06-25 2006-01-12 Aisin Seiki Co Ltd モータ
JP4473149B2 (ja) * 2005-01-27 2010-06-02 ファナック株式会社 異常検出機能を有するファン
FR2895844A1 (fr) * 2006-01-03 2007-07-06 Leroy Somer Moteurs Machine electrique tournante comportant des pieces polaires et des aimants permanents
US20080024035A1 (en) * 2006-07-31 2008-01-31 Caterpillar Inc. Power system
US7557482B2 (en) * 2006-07-31 2009-07-07 Caterpillar Inc. Axial-flux electric machine
US9190879B2 (en) * 2011-07-06 2015-11-17 General Electric Company Laminated rotor machining enhancement
CN103378707B (zh) * 2012-04-23 2017-12-19 德昌电机(深圳)有限公司 电机、线性驱动器、及使用该线性驱动器的车灯调节器
GB201717871D0 (en) 2017-10-30 2017-12-13 Romax Tech Limited Motor

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4012652A (en) * 1973-04-26 1977-03-15 Electrical Remote Control Company, Ltd. Unidirectional self-starting electrical motors with shaded poles and shaded magnetic shunt
DE2703791B2 (de) * 1977-01-29 1978-11-09 Gerhard Berger Gmbh & Co Fabrik Elektrischer Messgeraete, 7630 Lahr Schrittmotor
US4725750A (en) * 1980-11-20 1988-02-16 Hughes Aircraft Company Permanent magnet rotary machine
US4406958A (en) * 1981-04-06 1983-09-27 The Superior Electric Company Stepping motors with disc magnet
US4488075A (en) * 1981-10-26 1984-12-11 Decesare Dominic Alternator with rotor axial flux excitation
JPS5959054A (ja) * 1982-09-27 1984-04-04 Fanuc Ltd 永久磁石界磁回転子構造
NL8402543A (nl) * 1984-08-20 1986-03-17 Philips Nv Synchroonmotor.
US4672247A (en) * 1984-12-27 1987-06-09 North American Philips Corporation Synchronous or stepping motor with equal-torque stepping
US5130595A (en) * 1987-11-23 1992-07-14 Chrysler Corporation Multiple magnetic paths machine
US5038063A (en) * 1990-09-12 1991-08-06 General Motors Corporation Rotary actuator with limited angular movement
JPH06327220A (ja) * 1993-05-17 1994-11-25 Nippon Parusumootaa Kk 多重軸パルスモータ
US5396140A (en) * 1993-05-28 1995-03-07 Satcon Technology, Corp. Parallel air gap serial flux A.C. electrical machine
KR960025710A (ko) * 1994-12-31 1996-07-20 김주용 게이트 산화막의 스트레스를 줄인 하이 전압(Vpp) 펌프 회로

Also Published As

Publication number Publication date
US5952758A (en) 1999-09-14
KR19980080513A (ko) 1998-11-25
JP4112677B2 (ja) 2008-07-02
FR2761211B1 (fr) 1999-06-04
FR2761211A1 (fr) 1998-09-25
KR100538180B1 (ko) 2006-03-22
EP0866539A1 (fr) 1998-09-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4085059B2 (ja) ユニポーラ横磁束電動機
US6172438B1 (en) Two-phase permanent-magnet electric rotating machine
US6229239B1 (en) Electrical machine with double excitation
JP4112677B2 (ja) 励磁コイルを備えるか、磁石によるか、または二重励磁を伴う回転電気機械
US20060022553A1 (en) Rotating electric machine
JP4382289B2 (ja) 二重励磁式改良形回転電気機械
JP2000253635A (ja) アキシャルギャップモータ
KR20100134673A (ko) 통합된 로터 폴 피스
JPH0767272A (ja) 同期機のステータ構造,その製造方法並びにティース片
JPH0799769A (ja) リニアパルスモータ
JPH0239180B2 (ja)
US6222288B1 (en) Electric motor
JP3220537B2 (ja) リニアパルスモータ
US7779532B2 (en) Manufacturing method of hybrid permanent magnet type electric rotating machine
JP2678015B2 (ja) 電動機の固定子鉄心
US7157829B2 (en) Axial flux permanent magnet generator/motor
JP2011182576A (ja) アキシャルギャップモータ
JP2011087382A (ja) モータ
JP2945441B2 (ja) 永久磁石を用いたモータ
JPH04271240A (ja) 電動機の固定子及び直巻式電動機の固定子の製造方法
JP5590930B2 (ja) アキシャルギャップモータ
JPH0822135B2 (ja) モ−タのロ−タマグネツト
JP2023037286A (ja) アキシャルギャップ型回転電機のステータコア、アキシャルギャップ型回転電機のステータ製造方法
JP3138628B2 (ja) ハイブリッド型ステップモータの駆動方法
JPH07274463A (ja) 直流モータ及び直流モータの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070424

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070711

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070717

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071016

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080318

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080410

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140418

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term