JPH1141067A - 受信機のチューニング装置 - Google Patents

受信機のチューニング装置

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JPH1141067A
JPH1141067A JP9192126A JP19212697A JPH1141067A JP H1141067 A JPH1141067 A JP H1141067A JP 9192126 A JP9192126 A JP 9192126A JP 19212697 A JP19212697 A JP 19212697A JP H1141067 A JPH1141067 A JP H1141067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aft
tuner
tuning
signal
frequency signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP9192126A
Other languages
English (en)
Inventor
Kojiro Yamada
幸治郎 山田
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
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Publication of JPH1141067A publication Critical patent/JPH1141067A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロマ回路の出力側に現れるAFT電圧を粗
調整にしておくだけでよく、受信機の製作後に必要とさ
れる微調整作業を省略して生産効率を高め得る受信機の
チューニング装置を提供する。 【解決手段】 チューナ1に受信すべきチャンネルの周
波数信号に等しい基準周波数信号を入力したときにクロ
マ回路3から出力されるAFT電圧を基準値として記憶
するメモリ6と、前記チューナ1に受信チャンネルの周
波数信号が導入されたときに前記クロマ回路3から出力
されるAFT電圧が前記メモリ6の基準値となるように
チューニング制御を行う制御手段5と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信機のチューナ
に入力する受信チャンネルの周波数にジャストチューニ
ングさせるAFT(自動微調整)回路を備えた受信機の
チューニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機等は、チューナの局
部発振回路で受信チャンネルの映像搬送波の周波数よ
り、映像中間周波数だけ高い周波数信号を発生させる
が、チューナに周波数のずれた映像搬送波信号が入力し
たとき、このチューナの出力側に得られる映像中間周波
数が常時一定の値を保つように、AFT回路を構成する
チューニング装置でオートファインチューニングを行わ
せるようにしている。このチューニング装置の一例とし
て、クロマ回路を内蔵しチューナの出力信号が導かれる
IF・IC(映像中間周波増幅用集積回路)にAFTコ
イルを設け、マイクロコンピュータ(マイコン)とPL
Lにより前記チューナにチューニング信号を送出するも
のが知られている。このチューニング装置は、テレビジ
ョン受像機の製作後、AFTコイルを微調整してクロマ
回路の出力側に現れるAFTカーブの波形特性が受信チ
ャンネルの映像搬送波に一致するようにしておく。これ
により、ユーザー側の使用状態において、チューナに映
像搬送波の周波数がずれた状態で入力した場合に、マイ
コンがこのずれを補正するチューニング信号をPLLか
らチューナ側に送出し、ジャストチューニング動作を行
わせることができる。
【0003】例えば、CATV(ケーブルテレビ)放送
を視聴する場合、前記チューナに入力する受信チャンネ
ルの映像搬送波が100MHzであると、クロマ回路の
出力側に現れるAFTカーブのAFT電圧が0.5V〜
4.8Vのレベル内の波形特性を示し、そのセンター値
が2.5Vとなるように前記AFTコイルを予め調整し
ておく必要がある。この調整時には、基準信号として1
00MHzの周波数をチューナに与え、オシロスコープ
でAFTカーブを見ながら、ドライバーでこのAFTカ
ーブにおけるセンターのAFT電圧を2.5Vに合わせ
てゆく。すると、チューナに周波数のずれた映像搬送波
が入力したとき、マイコンがこの現在値と前記基準のA
FT電圧値との差異に応じた制御信号をPLLに与え、
このPLLからチューナに対してチューニング信号が送
出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
チューニング装置においては、AFTコイルを調整する
際、技術員がオシロスコープを見ながらドライバーでA
FT電圧のセンター値を2.5Vに合わせる必要があ
る。このようなレベル調整は、微妙な手作業が要求さ
れ、個人差もあることから最適値にするまでに時間がか
かり、甚だ能率の悪いものであった。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みて創案されたも
ので、クロマ回路の出力側に現れるAFT電圧を粗調整
にしておくだけでよく、受信機の製作後に必要とされる
微調整作業を省略して生産効率を高め得る受信機のチュ
ーニング装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、チューナからの映像出力信号が導かれるクロ
マ回路に設けたAFTコイルを調整して、受信すべきチ
ャンネルの周波数信号に一致させるAFTカーブの波形
信号を出力し、このAFTカーブのセンターのAFT電
圧を基準に受信チャンネルの周波数変動に対応するチュ
ーニング信号をPLLから前記チューナに送出してジャ
ストチューニング動作を行わせる受信機のチューニング
装置において、前記チューナに受信すべきチャンネルの
周波数信号に等しい基準周波数信号を入力したときに前
記クロマ回路から出力されるAFT電圧を基準値として
記憶するメモリと、前記チューナに受信チャンネルの周
波数信号が導入されたときに前記クロマ回路から出力さ
れるAFT電圧が前記メモリの基準値となるようにチュ
ーニング制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴と
している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明に
係る受信機のチューニング装置を示す電気的ブロック線
図である。この受信機のチューニング装置は、チューナ
1の出力側に得られる搬送波の映像中間周波数を常に所
定の値に保つAFT回路を構成するもので、テレビジョ
ン受像機やビデオ一体型のテレビジョン受像機等に設け
られる。チューナ1は、アンテナからの入力信号を受け
て搬送波の映像中間周波数をフィルタ2に送出する。こ
のフィルタ2は、チューナ1から送出されてくる周波数
信号の不要成分を除去してIF・IC3に送出する。C
ATV(ケーブルテレビ)放送のような特定チャンネル
を受信する場合は、映像搬送波が100MHzである
と、55MHzの周波数信号をIF・IC3側に送出す
る。このIF・IC3は、クロマ回路を内蔵しており、
AFTコイル4を備えていて、抽出した映像信号を映像
信号処理部(図示省略)に送出する一方、AFTコイル
4で調整されクロマ回路の出力側に現れるAFT電圧を
制御部5に与えるようになっている。
【0008】この制御部5は、CPU、ROM、RAM
等からなるマイコンであって、不揮発性メモリ(E2
ROM)6を備えており、出力がPLL7に接続されて
いる。この制御部5は、前記チューナ1に受信すべきチ
ャンネルの周波数信号に等しい基準周波数信号を入力し
たとき、前記クロマ回路から出力されるAFT電圧に現
れるAFTカーブのセンター値を基準値としてE2 PR
OM6記憶させる。そして、次にチューナ1に受信チャ
ンネルの周波数信号が導入されたとき、前記クロマ回路
から出力されるAFT電圧の現在値を前記E2 PROM
6の基準値と比較して、この基準値に合わせるためのチ
ューニング信号を生成するように、基準値と現在値との
差異に応じたディジタル信号をPLL7に供給する。本
例においては、制御部5側より1bitのディジタル信
号を出力すると、PLL7側からチューナ1に対し32
KHzのチューニング信号を送出するようになってお
り、最大14bitの出力範囲内でチューナ1の局部発
振回路をコントロール可能である。
【0009】次に、上記受信機のチューニング装置の動
作について説明する。まず、このチューニング装置を備
えたテレビジョン受像機は、製作後にクロマ回路のAF
Tコイル4が粗調整される。この粗調整は、予め大まか
な値を設定する程度でよい。つぎに、ユーザー側で受信
するチャンネルに合わせて、その基準の周波数信号を前
記チューナ1に入力し、E2 PROM6にAFT電圧の
データを記憶させる。受信すべきチャンネルが、CAT
V放送の場合には、チューナ1に基準の周波数信号とし
て100MHzを入力すると、このチューナ1の出力側
に得られる搬送波の映像中間周波数がフィルタ2を介し
てIF・IC3のクロマ回路に与えられる。このクロマ
回路は、予めAFTコイル4を粗調整してあるので、出
力側には受信すべきチャンネルの周波数信号に一致させ
るAFTカーブの波形信号が現れる。このAFTカーブ
は、周波数信号が100MHzのとき、図2の実線Aに
示すように、AFT電圧(V)が0.5V〜4.8Vの
レベル内の波形特性となり、このときのセンターC1 の
AFT電圧は2.5Vである。ところが、クロマ回路の
AFTコイル4を微調整していないので、AFTカーブ
のセンターのAFT電圧が基準の2.5Vにならず、
2.9Vや2.2Vといったレベルとなっていることが
ある。同図の鎖線Bは、AFTカーブのセンターC2 が
2.2Vの例示であり、前記基準周波数のセンターC1
の値が2.5Vであるの対して0.3V低いが、制御部
5は入力する2.2Vの値をそのままE2 PROM6に
記憶させる。よって、基準周波数が100MHzのとき
に現れるAFTカーブのセンターの基準値は、2.5V
でなく2.2Vとなる。
【0010】この後、ユーザー側でCATV放送を視聴
する際、チューナ1に標準の周波数100MHzに対し
上下にずれた映像搬送波が入力すると、制御部5には変
化したAFT電圧が導入される。この制御部5は、AF
T電圧の現在値を前記E2 PROM6のセンターの値
2.2Vと比較して差異を求め、この2.2Vに合わせ
るためのチューニング信号を生成するように、PLL7
に対して所要のディジタル信号を供給する。標準の10
0MHzに対してずれた周波数が101MHzであれ
ば、1bitが32KHzの割合で下げるチューニング
信号をPLL7から局部発振回路に供給し、99MHz
であると逆に上げるためのチューニング信号を与える。
これにより、ジャストチューニング動作が行われ、10
0MHzの周波数に対するずれを補正してジャストチュ
ーニングを行う。よって、映像に乱れが生じることなく
良好な状態で受信チャンネルの放送を視聴できるもので
ある。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、チューナ
に受信すべきチャンネルの周波数信号に等しい基準周波
数信号を入力したときのAFT電圧を基準値としてメモ
リに記憶しておき、続いて、受信チャンネルの周波数信
号が導入されたときのAFT電圧がメモリの基準値とな
るようにチューニング制御を行うので、受信機の製作後
においては従来のようにAFTコイルを微調整する必要
がなくなり、煩瑣な作業が省略されて生産効率を高め得
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る受信機のチューニン
グ装置を示す電気的ブロック線図である。
【図2】AFTカーブを示す波形図である。
【符号の説明】
1 チューナ 3 クロマ回路 5 制御手段 6 メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューナからの映像出力信号が導かれる
    クロマ回路に設けたAFTコイルを調整して、受信すべ
    きチャンネルの周波数信号に一致させるAFTカーブの
    波形信号を出力し、このAFTカーブのセンターのAF
    T電圧を基準に受信チャンネルの周波数変動に対応する
    チューニング信号をPLLから前記チューナに送出して
    ジャストチューニング動作を行わせる受信機のチューニ
    ング装置において、 前記チューナに受信すべきチャンネルの周波数信号に等
    しい基準周波数信号を入力したときに前記クロマ回路か
    ら出力されるAFT電圧を基準値として記憶するメモリ
    と、前記チューナに受信チャンネルの周波数信号が導入
    されたときに前記クロマ回路から出力されるAFT電圧
    が前記メモリの基準値となるようにチューニング制御を
    行う制御手段と、を備えたことを特徴とする受信機のチ
    ューニング装置。
JP9192126A 1997-07-17 1997-07-17 受信機のチューニング装置 Pending JPH1141067A (ja)

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