JPH1140759A - 強誘電体メモリ装置 - Google Patents

強誘電体メモリ装置

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JPH1140759A
JPH1140759A JP6058397A JP5839794A JPH1140759A JP H1140759 A JPH1140759 A JP H1140759A JP 6058397 A JP6058397 A JP 6058397A JP 5839794 A JP5839794 A JP 5839794A JP H1140759 A JPH1140759 A JP H1140759A
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JP
Japan
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ferroelectric
voltage
capacitor
ferroelectric memory
multivalued
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Withdrawn
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JP6058397A
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English (en)
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Hiroshi Nakano
洋 中野
Masayoshi Omura
正由 大村
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Olympus Corp
Symetrix Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Symetrix Corp
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/56Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using storage elements with more than two stable states represented by steps, e.g. of voltage, current, phase, frequency
    • G11C11/5657Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using storage elements with more than two stable states represented by steps, e.g. of voltage, current, phase, frequency using ferroelectric storage elements

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、安定な分極値を少なくとも3個以上
有する多重履歴特性の強誘電体メモリ素子を用いる強誘
電体メモリ装置を提供することを目的とする。 【構成】本発明は、少なくとも3個以上の安定な分極値
を有する多重履歴特性を有し、多重履歴特性に伴なう多
値電圧を情報として記憶する強誘電体を電極材料で挟ん
で形成する強誘電体キャパシタ11と、強誘電体キャパ
シタ11に直列に接続された誘電体キャパシタ12と、
強誘電体キャパシタ11に記憶される多重履歴特性に伴
なう多値電圧情報を読み出す電圧電流変換素子16とで
構成された強誘電体メモリ装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強誘電体を記録媒体に
用いる強誘電体メモリ装置に係り、特に安定な分極値を
少なくとも3個以上有する多重履歴特性を示す強誘電体
メモリ素子を用いた強誘電体メモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、強誘電体バルクに薄膜トランジス
タを形成した不揮発性半導体メモリ素子が提案され、ま
た近年、FETのゲート上に強誘電体薄膜を形成した素
子(MFIS素子、若しくはMFMIS)が試作されて
いる。これらのMFIS素子、若しくはMFMIS素子
は、非破壊読出し可能なメモリ素子で有効であり、現
在、注目されている構造のメモリ素子である。
【0003】この従来のMFMIS型素子について説明
する。図10(a)は、従来のMFMIS型素子の例と
して、ソイヤー・タワー回路と電界効果型トランジスタ
を組み合わせた構成の等価回路である。強誘電体キャパ
シタ(CFE)1と誘電体キャパシタ(CL )2を直列接
続したソイヤー・タワー回路の端子4より、正弦波状の
電圧を印加した時の各々のキャパシタ両端電圧は、図1
0(b)に示すようなヒステリシス特性を示す。尚、端
子4を接地すると、図10(b)に示すM0 もしくは、
1 の点で安定となる。
【0004】例えば、このM1 に於けるVCLは正の値で
あり、M0 に於けるVCLは、負の値である。この誘電体
キャパシタCL 2に蓄えられた電圧情報を電界効果型ト
ランジスタ3で、読出し動作を行なう。ここでは、n型
MOSFETであるため、M1 においては、電界効果型
トランジスタ3は導通状態となり、M0 に於いては、非
導通状態となり、M1 及びM0 の違いを読み出す。尚、
CL(=−VFE)が保持されている間は、読出しは非破
壊で行なうことができる。
【0005】また他の例としては、非破壊動作可能な記
憶素子で強誘電体薄膜の劣化を防止するものとして、図
11(a)に示す構成のメモリ素子が考案されている。
このメモリ素子は、強誘電体キャパシタ6と直列に接続
された誘電体キャパシタ7と、さらに前記キャパシタ7
に並列接続された抵抗素子8とから構成され、また、読
出し用のスイッチ素子として電界効果型トランジスタ9
が設けられている。
【0006】このメモリ素子は、強誘電体6の分極反転
に伴なう電荷を誘電体キャパシタ7に蓄積する際に、抵
抗素子8により一部放電する事により、記憶保持に際し
て、強誘電体キャパシタ6で、強誘電分極によって生じ
た電圧が、誘電体キャパシタ7に蓄積された電荷で打ち
消されないようにして、保持時間を長くするものであ
る。
【0007】図11(b)は、抵抗素子8を誘電体キャ
パシタ7と並列に接続した、回路におけるヒステリシス
特性である。これにより、強誘電体に正の電圧を印加す
ると、結果として、MP1に安定し、その点での強誘電体
電圧VFEは正であり、印加した電界と同方向のメモリ電
圧が記憶されていることがわかる。逆に、負電界を印加
した場合は、MPOとなり、VFEは負を示す。
【0008】この構成により強誘電体の2つの安定な分
極P0 ,P1 に対して、その分極と同方向の電界をも
つ、記憶電圧MPO,MP1を得られる。また読出しは、誘
電体キャパシタの電圧によりON−OFF制御される。
電界効果型トランジスタ9を流れる電流の有無で行なう
ことができる。
【0009】前述した2つの従来例における、読出し用
トランジスタは、正の電圧により導通するスイッチ素子
と、負の電圧により導通するスイッチからなり、記憶さ
れた情報の極性を読出し電流の向きとして検出する記憶
素子が、演算機等に用いられている。前記読出し用スイ
ッチ素子としては、Si 基板上に作られたn型MOSト
ランジスタ,p型MOSトランジスタとで構成される素
子が公知である。
【0010】またシリコン(Si )ディバイス上で、抵
抗素子を作成する場合は、MOSトランジスタのチャネ
ル抵抗を用いたり、ドープドポリシリコンで作製するこ
とが知られている。
【0011】前述した強誘電体メモリ素子を複数個並べ
て作製したメモリ装置としては、米国ラムトロン社,ク
リサリス社等で試みられている。記憶素子にSRAMを
用いた2値(1,0)情報を扱うベクトル乗算機は、試
作段階である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
例のメモリ装置を構成する強誘電体メモリ素子に記憶で
きる情報は、強誘電体のもつ2つの安定な分極P0 ,P
1 に基づくものであり、P0 →P1 若しくはP1 →P0
へ変移する際の分極反転に伴なう電荷情報、即ち、通常
の強誘電体では安定な分極状態が2点しかないため、記
憶できる情報は2値になる(2値メモリ)。
【0013】一般には、多数のメモリ素子を配列し、各
メモリ素子に、1若しくは0を記憶させて、それらの2
種類の数値の並びをデータとして利用させている。従っ
て、記憶すべき情報量が増えると、それらを記憶するた
めに必要とするメモリ素子の数が多くなるため、メモリ
装置が大型化し、それに伴い消費電力の増大や放熱処理
等の問題も付随する。さらには、これらの記憶装置を制
御する制御回路も大型化し、演算処理の時間が遅くな
り、制御も複雑になってしまう。そこで本発明は、安定
な分極値を少なくとも3個以上有する多重履歴特性の強
誘電体メモリ素子を用いる強誘電体メモリ装置を提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、少なくとも3個以上の安定な分極値を有す
る多重履歴特性を有し、多重履歴特性に伴なう多値電圧
を情報として記憶する強誘電体を電極材料で挟んで形成
する強誘電体キャパシタと、前記強誘電体キャパシタに
直列に接続された誘電体キャパシタと、前記強誘電体キ
ャパシタに記憶される前記多重履歴特性に伴なう多値電
圧情報を読み出す電圧電流変換素子とで構成された強誘
電体メモリ装置を提供する。
【0015】
【作用】以上のような構成の強誘電体メモリ装置は、少
なくとも3個以上の安定な分極値がある多重履歴特性を
有する強誘電体キャパシタと該強誘電体キャパシタに直
列接続された誘電体キャパシタとからなる強誘電体メモ
リ素子により構成され、前記多重履歴特性を利用して書
き込まれた多値電圧情報を電圧電流変換素子で読み出す
ことにより、3個以上の安定な分極値で分極状態が変化
する際に蓄えられる電圧情報が3個以上得られる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1を参照して、本発明による第1実施例
としての強誘電体メモリ装置に用いられる強誘電体メモ
リ素子の多重履歴特性について説明する。
【0017】図1(a)は、強誘電体メモリ素子に用い
られる強誘電体の多重履歴特性を示すものであり、正電
界を印加することにより2ヶ所の変曲点を示し、且つ負
電界に対しても2ヶ所の変曲点を示す。この強誘電体メ
モリ素子の例について、以下に説明する。
【0018】図2は、多重履歴特性と、自発分極につい
て示した図である。多重履歴特性を有する強誘電体は等
価的に考えると高抗電界特性を示すCFE High と低抗電
界特性を示すCFE Low の並列接続と考えられる。
【0019】ここで、各々の状態においては、 状態1. CFE High 、CFE Low 共に同じ方向の自発
分極Ph ,PL を持つ。[図2(a),(b)] 状態2. CFE High は、状態1と同様のPh を示し、
FE Low のみ分極反転が起こり−PL の状態である。
全体では、丁度、|Ph |=|PL |とすると、自発分
極は0である。[図2(c),(d)] 状態3. 状態1とは正反対の自発分極−Ph 及び−P
L を持つ。[図2(e),(f)] 状態4. 状態2と、正反対の自発分極−Ph ,PL
存在するが、全体では、状態2と同じく0を示す。[図
2(g),(h)] ここで、前記多重履歴特性を有する強誘電体を用いて、
図1(b)に示す構成のメモリ素子を考える。
【0020】一般に、強誘電体キャパシタと誘電体キャ
パシタを直列接続した回路構成は、強誘電体の分極反転
に伴なう電荷量を測定する際に用いられる(ワイヤー・
タワー回路)。つまり、分極反転に伴なう電荷を誘電体
キャパシタに移して観察する方法である。この際、強誘
電体キャパシタ及び誘電体キャパシタに蓄えられた電荷
は自由であり、漏れ抵抗により、強誘電体の自発分極の
有無にかかわらず、減少し、やがて0になってしまう。
【0021】図1(b)において、強誘電体キャパシタ
(CFE)11の状態は、図2に示すP1 (状態1)の位
置にあったとする。但し、キャパシタには電荷が蓄えら
れていないものとする。
【0022】ここで、端子15を接地し、端子14より
L のみを反転しうる電圧を印加した後、接地する。こ
のPL →−PL に反転する際に発生した反転電荷QL
は、Cに蓄積され、VL =QL /Cなる電位を発生す
る。(この時の自発分極はP0P)また、この状態から、
端子14よりPL が反転しうる電圧を印加した後、再び
接地する。ここではPh →−PL となり、自発分極はP
2 となる。この反転に伴なう電荷Qh は、QL と同じ大
きさであることは明らかである。
【0023】従って、Vh =(QL +Qh )/C とな
り、Vh =2VL である。これらのP1 ,P0P,P2
に於ける状態での、誘電体キャパシタCの電位は、各
々、0(v),VL (v),2VL (v)となり、キャ
パシタCに対し、3値が記憶されていることがわかる。
【0024】次に、このような強誘電体メモリ素子から
のデータ読出しについて説明する。図1(b)に示した
電圧電流変換素子13は、図1(c)のような特性をも
っており、VL の時は0.7(mA),2VL の時は
1.4(mA)を示す。ここで、図1(b)の端子17
を接地すると、端子17←→端子18に電圧が印加され
る。この際端子16に一定電圧(VREAD)を印加した時
の電源から端子16に流れ込む電流は、P1 ,P0P,P
2 に対し各々、0(A),0.7(mA),1.4(m
A)となる。この電流を検出し、3値の状態を判別す
る。
【0025】そして、強誘電体メモリ素子の記憶を消去
する場合は、端子15を接地し、端子14よりPh ,−
L が反転しうる大きさの負電圧を印加し、分極状態を
1に戻す。また、この後、端子14,18を接地し、
自由電荷を放電し、強誘電体キャパシタ11,誘電体キ
ャパシタ12の蓄積電荷を0にする。
【0026】次に本発明による第2実施例としての強誘
電体メモリ装置を構成する強誘電体メモリ素子について
説明する。この強誘電体メモリ素子は、前述した多重履
歴強誘電キャパシタを用いて、図3(a)に示すように
構成する。ここで、本実施例の説明に先立って、図11
(a),(b)を参照して、自発分極と記憶電圧の関係
を明らかにしておく。
【0027】まず、図11(b)において、MP0のメモ
リ電圧を示す状態(Vc =正,VFE=負)に対し、VFE
に正の電圧が印加する様に電圧を印加し、分極反転をす
ると、MP1となり、(Vc =負,VFE=正)の状態とな
る。この状態は、自発分極の向きと記憶電圧の向きが、
一致していることが判る。
【0028】このことを考慮して、図3(a)を考える
と、端子26を接地し、端子25よりPL 及びPh が反
転する(図2)。正電圧を印加した後、端子25を接地
すると、端子29の電位は、GNDから見て、負の電圧
を示すことがわかる(図2の状態3.P2 の時)。
【0029】一方、負の電圧を印加し、−PL .−Ph
からPL .Ph に反転した後には、端子29はGNDか
ら見て、正の電圧を示す。さらに図2に示す状態2,及
び状態4では、全体の自発分極は、0であるため、記憶
電圧は0Vとなる。ここで、読出し用電圧電流変換素子
として、図3(b)に示す特性を考えると、前記P2
対応した記憶電圧−VM では、0A状態2,4のP=0
では記憶電圧は、0Vであるため、1.5mA、またP
L では蓄積電圧が+VM であり、出力電流は3mAを示
し、3状態について読み出す事が可能である。
【0030】次に図4に、本発明による第3実施例とし
ての強誘電体メモリ装置を構成する強誘電体メモリ素子
を示し説明する。まず、図4(a)に示す端子38を接
地し、端子37より振幅Vp-p =2V2となる正弦波を
印加した時の強誘電体キャパシタ(CFE)31の両端電
圧VFEと、CL の両端電圧VCLとを図4(b)に示す。
【0031】端子37が接地された時が、記憶状態にあ
るのだが、PL の状態では、VMP1(VFE=−VCL)。
2 の状態では、VMP2 (−VFE=VCL)である。ま
た、VMP2 の状態に、−V1 まで電圧を印加した後、入
力端子37を接地した時、もしくはVMP1 の状態にV1
まで電圧を印加した後、入力端子37を接地した時は、
各々のVMP0 (VFE=VCL=0)となる。
【0032】図4(a)に示す端子38←→37間に於
いて、IV1 ,IV2 なる大きさのパルスを用いる事に
よりVMP1 ,VMP0 ,VMP2 の状態を記憶する。電圧電
流変換素子33,34の特性は、端子40,端子35間
の電圧もしくは、端子39,端子35間の電圧に対して
図4(c)に示す特性を示す。
【0033】また、本実施例の強誘電体メモリ素子にお
ける読出しは、端子37,端子38を接地し、端子39
に正の電源、端子40に負の電源を接続する。電圧電流
変換素子33はp型MOSトランジスタであり、電圧電
流変換素子34はn型MOSトランジスタで構成されて
いる。
【0034】ここで、端子35の電位は、記憶状態によ
り、+VM ,0,−VM であるため、+VM の時は、出
力端子36より−1mA,0Vの時は、0A,−VM
時は+1mAの電流が流れるためこれを判別し、読み出
す。
【0035】次に図5に、本発明による第4実施例とし
ての強誘電体メモリ装置の構成を示し説明する。この強
誘電体メモリ装置は、多重履歴特性を持つ強誘電体キャ
パシタ41と、前記強誘電体キャパシタ41と直列に配
置された誘電体キャパシタ42、更に誘電体キャパシタ
42と並列に設けられた抵抗素子43から構成されるメ
モリ素子部と、電圧電流変換素子44,45からなる読
出し回路とから構成されている。この強誘電体キャパシ
タの多重履歴特性は、図2に示す特性と同等の特性であ
るものとする。
【0036】図5に示す端子47を接地し、端子46よ
り、正の電圧を印加し、図2に示す状態3,P2 とす
る。その後、端子46を接地すると、多重履歴強誘電体
キャパシタ41(CFE),誘電体キャパシタ42(C
L ),抵抗43(R)は、等価的に並列接続となり、端
子47←→50間には、分極P2に対応したVP2が保持
される。尚、このVP2は、端子47に対し端子50が、
負電位としてあらわれ、P2 と同方向の電界をもつもの
である。このため、VP2は、P2 が保持されるかぎり、
保持される。
【0037】同様の方法で、端子46,47間の電圧を
制御し、図2に示す状態1,P1 とする。すると、VP1
がVP2とは、逆極内の電圧として保持される。書き込み
用電源は正負両極性で大きさも任意に制御される。又、
状態2及び4は、P=0であるため、VP0P =VPon
0となり電位状態としては区別できない。
【0038】以上の方法で、このメモリ素子は分極状態
に応じた記憶電圧として、VP1,0,VP2(=−VP1
を得る事ができる。前記電圧電流素子44,45からな
る読出し回路においては、端子48に正電源を接続し、
端子49には負電源を接続し、GNDに対し端子50の
電位を負から正に変化させると図4(c)で示した特性
を示すものとする。
【0039】ここで、記憶電圧VP2=−VM ,VP1=V
M (図4(b))とすると、状態P1 を記憶している場
合は、VP1を記憶しているため、出力端子51より−1
mAの電流が、又P2 の時には1mAの電流が流れ、0
のときは、0Aの電流が出力され、読出しを行なうこと
ができる。
【0040】次に図6には、本発明による第5実施例と
しての強誘電体メモリ装置の構造を示し説明する。この
強誘電体メモリ素子においては、電圧電流変換素子6
4,65を、各々シリコン(Si)基板上に作成したp
型MOS,n型MOSトランジスタで構成した。
【0041】MOS型デバイスは、構造上漏れ抵抗が非
常に小さくすることができるため、図6(a)に示した
構造により、漏れ抵抗により記憶電荷が減少するデバイ
ス構成についても、長期の記憶を実現する。
【0042】次に図7には、本発明による第6実施例と
しての強誘電体メモリ装置に用いられる強誘電体メモリ
素子の構造を示し説明する。図7(a)に示す端子72
と端子71間に通常、CGSという寄生容量が発生してし
まう。これは、ゲート酸化膜SiO2 を誘電体とし、電
極材としてPolySi,P+ 拡散層を用いたものである。
この面積を制御し、メモリ素子と誘電体キャパシタとし
て用いる。又、端子71と端子72の間には、別途設け
られるPolySi抵抗体を接続することにより抵抗素子を
作っている。
【0043】次に図8には、本発明による第7実施例と
しての強誘電体メモリ装置及び該強誘電体メモリ装置に
用いられる強誘電体メモリ素子を示し説明する。図8
(a)は、強誘電体メモリ装置に用いられる強誘電体メ
モリ素子(単位メモリセル)の構成を示す。図8(b)
は、この強誘電体メモリ素子を用いて構成する強誘電体
メモリ装置を示す。この実施例では、説明を容易にする
ために2個の単位メモリセルで構成したが、これに限定
されるものではなく、多数のメモリセルを配置するマト
リックス構成であっても勿論、好適する。
【0044】図8(a)に示す強誘電体メモリ素子(単
位メモリセル)は、図1に示した強誘電体メモリ素子と
同等であり、ここでは詳細な説明を省略する。この強誘
電体メモリ装置は、2個の強誘電体メモリ素子81,9
1(以下、セル1,2と称する)と、データを書込むセ
ルを選択する書き込み用アドレスデコーダ102と、書
込み時に分極を多値で書き込むための書込み用両極性電
源(電圧の大きさが書き込みたい情報に従い可変する)
103と、データを読出すセルを選択する読出し用アド
レスデコーダ101と、読出した電流を検出し、情報を
判別する読出し電流検出回路106と、R/W制御回路
105とから構成されている。
【0045】このような構成において、セル1,2への
データ書き込みの際には、書込み用アドレスデコーダ1
01により、トランジスタ84(W−SW1)が導通状
態となり、書込み用両極性電源103が接続される。ま
た、トランジスタ85(W−SW2)は、読出し時以外
は常に導通させておき、接地されるように、前記R/W
制御回路105で制御されている。このため、書き込み
時には、片側が接地される。ここで書込み用両極性電源
103より書込みたい情報に応じた大きさ及び極性の電
圧パルスが印加され、その後、接地される。
【0046】尚、書き込みが行なわれていない時は、ト
ランジスタスイッチ82(SW1)により常にセルのト
ランジスタ84(W−SW1)に接続されている部位は
接地されている(記憶保持およびメモリ読出し時)。
【0047】次に、このように構成された強誘電体メモ
リ装置における読出しについて説明する。まず読出し用
アドレスデコーダ102はトランジスタ86(R−SW
2)を導通状態にさせ、セルが読出し用電源104と接
続される。同時に、トランジスタ85(W−SW2)
は、R/W制御回路105より不導通状態(オフ状態)
にされる。
【0048】従って、読出し用電源104からセル1,
2に流れる電流は、セルの分極状態によって定まる値と
なり、この電流が読出し電流検出回路106に流れ込
む。ここで、セルの電圧電流変換素子の特性は、図3
(b)であり、多重履歴性は図2で示すものである。
【0049】図2で、状態1の時の分極状態の分極状態
1 のメモリ電圧は、図3(b)のVM であり、状態3
の分極状態P2 の時のメモリ電圧時は−VM である。
又、状態2,4では、0Vを示す。
【0050】従って、読出し電流検出回路106ではP
1 の時は、3mA、P2 の時は、0mA、0Vの時(P
=0)のときは、1.5mAを検出し、その後判別し
て、出力する。
【0051】次に、本発明による第8実施例としての強
誘電体メモリ装置による積和演算用マトリックス演算機
への応用例について説明する。ここで、図9(a)に示
すメモリセルM11〜M33は、前述した第4実施例の
図5に示す強誘電体メモリ素子に対応するものとする。
また本実施例では、説明を理解し易くするために、3行
3列の配置としたが、これに限定されるものではない。
【0052】この積和演算用マトリックス演算機は、メ
モリセルM11〜M33をマトリックス状に配置し、各
行毎にスイッチS1〜S3を設けている。図9(b)を
参照して、前記セルM11〜M33に用いたメモリ素子
の入出力特性を説明する。
【0053】まず、誘電体キャパシタ42に不揮発性メ
モリ電圧0Vが記憶されている場合は、メモリ素子から
の出力される電流は0Aになる。次に、前記誘電体キャ
パシタ42に不揮発性メモリ電圧0.8Vが記憶されて
いる場合、+500μAの電流が、又−0.8Vが記憶
されている場合は、−500μAの電流が、出力端子5
1より出力される。
【0054】このように、M11/M13の各々のメモ
リ素子からの出力は、図9において、ライン1,ライン
2,ライン3で各々まとめられ各列毎の和が、電流計1
11,112,113で検出される。
【0055】ここで、次のマトリックス演算について考
える。 上記の演算を図8−1の演算機で実際に演算する。
【0056】まず、(1.0.1)の情報をスイッチS
1,S2,S3に対し、ON,OFF,ONとして与え
る。 の情報は、M11〜M33の不揮発性メモリ電圧とし
て、 0.8V 0V −0.8V 0V −0.8V 0V −0.8V 0.8V −0.8V として与えておく。
【0057】この時、電流計111,112,113の
各々の出力値は、0A,500μA,−1mAとなる。
この値を単位メモリセルからの出力電流絶対値500μ
Aで割ることにより、(0,1,−2)となり、(5)
式の右辺と一致する。[図9(b)] これを、n次元に広げることにより、n次元マトリック
ス演算回路を構築することができる。また動作からわか
るように、並列演算機であるため、非常に高速の積和演
算機が実現できる。
【0058】次に、本発明の画像分類装置は、以下に記
載する構成により種々の効果が得られる。 (1) 少なくとも3個以上の安定な分極値を有する多
重履歴特性を有し、多重履歴特性に伴なう多値電圧を情
報として記憶する強誘電体を電極材料で挟んで形成する
強誘電体キャパシタと、前記強誘電体キャパシタに直列
に接続された誘電体キャパシタと、前記強誘電体キャパ
シタに記憶される前記多重履歴特性に伴なう多値電圧情
報を読み出す、電圧電流変換素子と、で構成される強誘
電体メモリ装置を提供する。
【0059】この強誘電体メモリ装置は、3個以上の安
定な分極値を有するため、分極状態が変化する際に蓄え
られる電圧情報も3個以上得られる。これにより、通常
の強誘電体では記憶できる情報は2値であるが、本発明
の強誘電体メモリ装置は、多重履歴特性の強誘電体を用
いる事により3値以上の記憶が可能である。又読み出し
用素子として、ON−OFFスイッチではなく、電圧電
流変換素子を用いる事により、多値記憶、多値読み出し
が可能である。
【0060】(2) 少なくとも3個以上の安定な分極
値を有する多重履歴特性を示す強誘電体キャパシタと、
前記強誘電体キャパシタに直列に接続された誘電体キャ
パシタと、前記強誘電体キャパシタに並列接続された抵
抗素子と、前記強誘電体キャパシタの多重履歴特性に伴
なう多値電圧情報を読み出す、電圧電流変換素子とで構
成される多値記憶できる強誘電体メモリ装置を提供す
る。
【0061】(3) (2)記載の前記電圧電流変換素
子は、前記強誘電体キャパシタと前記誘電体キャパシタ
との連続部に接続されている多値記憶強誘電体メモリ装
置である。
【0062】このような強誘電体メモリ装置は、3個以
上の安定な分極値を持つため、分極状態に応じた電圧情
報も3個以上得られる。従って、分極状態を直接、電圧
情報とできるため、長期記憶が可能であり、尚かつ、3
値以上の多値記憶することができる。
【0063】(4) (1),(2)記載の強誘電体メ
モリ装置において、多値電圧情報を読み出す電圧電流変
換素子が、正の電圧に対して電流が制御される素子と、
負の電圧に対して電流が制御される素子とから構成され
る。
【0064】従来は、記憶した情報に応じて、正の電流
もしくは負の電流を出力するメモリ素子であるが、扱え
る記憶情報は2値と少ない。本発明による強誘電体メモ
リ装置は、3値以上の多値情報を記憶し、読み出す事が
可能な記憶素子であり、正負両極性のメモリ電圧に対
し、電圧電流変換が可能となる。よって、分極状態に対
応した電圧情報が両極性で、長期記憶でき、且つ情報電
圧に対し、多値読み出しが可能である。
【0065】(5) (3)もしくは(4)記載の電圧
電流変換素子は、MOS型トランジスタで構成される。
本発明は、従来のSi デバイスでは実現されていない、
多値記憶メモリをSiディバイスとして実現するもので
あり、Si 基板上モノリシックにおいて、強誘電体メモ
リ素子が作成できる。
【0066】(6) (2),(4)記載の誘電体キャ
パシタが、MOS Tr のゲート容量であり抵抗素子はポ
リシリコンからなる強誘電体メモリ装置を提供する。本
発明の強誘電体メモリ装置がトップドポリシリコンを用
いた抵抗素子技術を利用し、従来にない多値記憶メモリ
素子を提案する。
【0067】このような強誘電体メモリ装置を具現化す
る際の構成が簡単になり、MOS型トランジスタのゲー
ト容量を誘電体キャパシタとして用いることにより、別
途、誘電体キャパシタを作製する必要がなく、抵抗素子
としては、通常Si プロセスの中で日常使用されている
ポリシリコンを使用し、プロセスの複雑化を防止してい
る。
【0068】(7) (1)もしくは(2)記載の強誘
電体メモリ装置は、強誘電体メモリ素子を複数個配置
し、所望のメモリ素子を選択し、書込み読出しを行なう
手段を有する。
【0069】このような強誘電体メモリ装置は、所望の
強誘電体メモリ素子を選択し、書込み読出しを行なうこ
とにより、多値記憶不揮発性記憶の特徴を有し、非破
壊、多値記憶可能な強誘電体メモリ装置である。
【0070】(8) (3)もしくは(4)記載のメモ
リ素子の出力端子を複数個共通とし、入力端子から入力
されるベクトル情報と、予めメモリ素子に記憶されたベ
クトル情報との行列演算を並列処理し、前記出力端子よ
り乗算結果を出力する。
【0071】従来、(1,0)情報を扱う行列演算機は
考案されている。しかし、実際に行列演算を行なう際に
は(1,0)情報だけでは、扱う記憶容量が小さい。そ
こでアナログ量を(1,0)情報におきかえ、A/D変
換等した後、計算を行なっているが、アナログ量をその
まま扱えた方が、行列が小さくてすむ。
【0072】このような強誘電体メモリ装置は、3値以
上の情報のベクトル演算ができ、高速行列演算を行う。
また本発明は、前述した実施例に限定されるものではな
く、他にも発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形や
応用が可能であることは勿論である。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、安
定な分極値を少なくとも3個以上有する多重履歴特性の
強誘電体メモリ素子を用いる強誘電体メモリ装置を提供
することができる。
【0074】従来の強誘電体は、安定な分極状態が2点
しかないため、記憶できる情報は、2値であるが、本発
明の強誘電体メモリ装置は、記録媒体に多重履歴特性を
有する強誘電体を用いることにより、少なくとも3値以
上の多値記憶が可能である。また、読み出し用素子とし
て、ON−OFFスイッチではなく、電圧電流変換素子
を用いることにより、多値記憶、多値読み出しが可能て
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の第1実施例としての強誘
電体メモリ装置に用いられる強誘電体メモリ素子の多重
履歴特性を示す図、図1(b)は該強誘電体メモリ素子
の構成を示す図、図1(c)は該強誘電体メモリ素子の
電流電圧特性を示す図である。
【図2】図1に示した強誘電体メモリ素子の多重履歴特
性と、自発分極について示した図である。
【図3】図3(a)は本発明の第2実施例としての強誘
電体メモリ装置に用いられる強誘電体メモリ素子の構成
を示す図、図3(b)は該強誘電体メモリ素子の電流電
圧特性を示す図である。
【図4】図4(a)は本発明の第3実施例としての強誘
電体メモリ装置に用いられる強誘電体メモリ素子の構成
を示す図、図4(b)は該強誘電体メモリ素子の多重履
歴特性を示す図、図4(c)は該強誘電体メモリ素子の
電流電圧特性を示す図である。
【図5】本発明による第4実施例としての強誘電体メモ
リ装置の構成を示す図である。
【図6】本発明による第5実施例としての強誘電体メモ
リ装置の構造及び構成を示す図である。
【図7】本発明による第6実施例としての強誘電体メモ
リ装置に用いられる強誘電体メモリ素子の構造を示す図
である。
【図8】図8(a)は本発明による第7実施例としての
強誘電体メモリ装置に用いられる強誘電体メモリ素子
(単位メモリセル)の構成を示す図、図8(b)は本発
明による強誘電体メモリ装置の構成を示す図である。
【図9】本発明による第8実施例としての強誘電体メモ
リ装置による積和演算用マトリックス演算機への応用例
を示す図である。
【図10】図10(a)は、従来のMFMIS型素子の
回路例を示す図、図10(b)はそのMFMIS型素子
のヒステリシス特性を示す図である。の等価回路である
【図11】図11(a)は、従来の非破壊動作可能な記
憶素子の構成例を示す図、図11(b)は、その記憶素
子のヒステリシス特性を示す図である。
【符号の説明】
1,6,11…強誘電体キャパシタCFE、2,7,12
…誘電体キャパシタCL 、3,9…電界効果型トランジ
スタ、4,5,15,16,17,18…端子、8…抵
抗素子、13…電圧電流変換素子。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/8242 27/108 (72)発明者 中野 洋 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大村 正由 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも3個以上の安定な分極値を有
    する多重履歴特性を有し、多重履歴特性に伴なう多値電
    圧を情報として記憶する強誘電体を電極材料で挟んで形
    成する強誘電体キャパシタと、 前記強誘電体キャパシタに直列に接続された誘電体キャ
    パシタと、 前記強誘電体キャパシタに記憶される前記多重履歴特性
    に伴なう多値電圧情報を読み出す、電圧電流変換素子
    と、を具備することを特徴とした強誘電体メモリ装置。
JP6058397A 1994-03-29 1994-03-29 強誘電体メモリ装置 Withdrawn JPH1140759A (ja)

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PCT/JP1995/000533 WO1995026570A1 (fr) 1994-03-29 1995-03-23 Dispositif a memoire ferro-electrique

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7068529B2 (en) 2002-09-06 2006-06-27 Hynix Semiconductor Inc. Nonvolatile ferroelectric memory device
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