JPH1140231A - メス端子 - Google Patents
メス端子Info
- Publication number
- JPH1140231A JPH1140231A JP19392797A JP19392797A JPH1140231A JP H1140231 A JPH1140231 A JP H1140231A JP 19392797 A JP19392797 A JP 19392797A JP 19392797 A JP19392797 A JP 19392797A JP H1140231 A JPH1140231 A JP H1140231A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic tongue
- tongue section
- female terminal
- blade
- male terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 筐体部が強固で変形し難く、良好な電気接続
が安定して得られるメス端子を提供する。 【解決手段】 導電性板体11が屈曲されて底板12、両側
壁13、および上板14からなる筐体部15が形成され、筐体
部15内に底板12前端から折り返して連設された弾性舌片
16が設けられたメス端子において、両側壁13の後端から
内側に折り曲げられて弾性舌片16のこじり防止部17が連
成されている。 【効果】 弾性舌片16のこじり防止部17が、筐体部15の
両側壁13の後端から内側に折り曲げて連成され、従来の
ように側壁に窓が開いていないので、筐体部15が強固で
変形し難い。従って、良好な電気接続が長期間安定して
得られる。
が安定して得られるメス端子を提供する。 【解決手段】 導電性板体11が屈曲されて底板12、両側
壁13、および上板14からなる筐体部15が形成され、筐体
部15内に底板12前端から折り返して連設された弾性舌片
16が設けられたメス端子において、両側壁13の後端から
内側に折り曲げられて弾性舌片16のこじり防止部17が連
成されている。 【効果】 弾性舌片16のこじり防止部17が、筐体部15の
両側壁13の後端から内側に折り曲げて連成され、従来の
ように側壁に窓が開いていないので、筐体部15が強固で
変形し難い。従って、良好な電気接続が長期間安定して
得られる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車内配線などに
適したメス端子の改良に関する。
適したメス端子の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のメス端子は、図４に示すように、
導電性板体11が屈曲されて底板12、両側壁13、および上
板14からなる角筒状の筐体部25が形成され、この筐体部
25内に底板12前端から折り返して連設された弾性舌片16
が設けられ、両側壁の一部に窓26が切り開かれ、切り開
かれた側壁部分を内側に棚状に折り曲げて弾性舌片16の
こじり防止部27としたものである。このこじり防止部27
は弾性舌片16の下側に位置する。この筐体部25は、導電
性板体11の両端部が上板14中央部で当接するよう形成さ
れている。また筐体部25の後方に圧着部18が連設され、
この圧着部18に電線19が圧着接続されている。なお、メ
ス端子とオス端子は、通常、絶縁性ハウジング内にそれ
ぞれ収容して使用されるが、本発明ではハウジングは直
接関係ないので図示を省略した。
導電性板体11が屈曲されて底板12、両側壁13、および上
板14からなる角筒状の筐体部25が形成され、この筐体部
25内に底板12前端から折り返して連設された弾性舌片16
が設けられ、両側壁の一部に窓26が切り開かれ、切り開
かれた側壁部分を内側に棚状に折り曲げて弾性舌片16の
こじり防止部27としたものである。このこじり防止部27
は弾性舌片16の下側に位置する。この筐体部25は、導電
性板体11の両端部が上板14中央部で当接するよう形成さ
れている。また筐体部25の後方に圧着部18が連設され、
この圧着部18に電線19が圧着接続されている。なお、メ
ス端子とオス端子は、通常、絶縁性ハウジング内にそれ
ぞれ収容して使用されるが、本発明ではハウジングは直
接関係ないので図示を省略した。
【０００３】図５は、図４に示したメス端子の筐体部25
にオス端子の刃状接触部20を挿入した状態を示す縦断面
図、図６は図５のＡ−Ａ断面図である。メス端子の筐体
部25に、オス端子の刃状接触部20が挿入されると、弾性
舌片16は弾性的に押し下げられ、この時弾性舌片16に生
じるばね反発力によって、弾性舌片16と刃状接触部20と
は接触点21において所定の接触圧で接触し電気的に接続
される。弾性舌片16の押し下げは、弾性舌型16がこじり
防止部27に当接したところで阻止され、弾性舌片16が過
度に押し下げられてへたってしまい、接触圧力が低下し
てしまうというようなことはない。
にオス端子の刃状接触部20を挿入した状態を示す縦断面
図、図６は図５のＡ−Ａ断面図である。メス端子の筐体
部25に、オス端子の刃状接触部20が挿入されると、弾性
舌片16は弾性的に押し下げられ、この時弾性舌片16に生
じるばね反発力によって、弾性舌片16と刃状接触部20と
は接触点21において所定の接触圧で接触し電気的に接続
される。弾性舌片16の押し下げは、弾性舌型16がこじり
防止部27に当接したところで阻止され、弾性舌片16が過
度に押し下げられてへたってしまい、接触圧力が低下し
てしまうというようなことはない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のメス
端子は、図４に示したように、こじり防止部27を筐体部
25の両側壁を切り開いて形成しているため、筐体部25の
強度が低く、オス端子を着脱させるうちに筐体部25が変
形して弾性舌片16と刃状接触部20との接触圧が低下して
良好な電気接続が安定して得られないという問題があ
る。本発明は、筐体部が強固で変形し難く、良好な電気
接続が安定して得られるメス端子を提供することを目的
とする。
端子は、図４に示したように、こじり防止部27を筐体部
25の両側壁を切り開いて形成しているため、筐体部25の
強度が低く、オス端子を着脱させるうちに筐体部25が変
形して弾性舌片16と刃状接触部20との接触圧が低下して
良好な電気接続が安定して得られないという問題があ
る。本発明は、筐体部が強固で変形し難く、良好な電気
接続が安定して得られるメス端子を提供することを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、導電性板体が
屈曲されて底板、両側壁、および上板からなる筐体部が
形成され、該筐体部内に前記底板前端から折り返して連
設された弾性舌片が設けられたメス端子において、前記
両側壁の後端から内側に折り曲げて弾性舌片のこじり防
止部が連成されていることを特徴とするメス端子であ
る。
屈曲されて底板、両側壁、および上板からなる筐体部が
形成され、該筐体部内に前記底板前端から折り返して連
設された弾性舌片が設けられたメス端子において、前記
両側壁の後端から内側に折り曲げて弾性舌片のこじり防
止部が連成されていることを特徴とするメス端子であ
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明のメス端子を図を参照して
具体的に説明する。図１は本発明のメス端子の実施の形
態を示す斜視図である。このメス端子は、導電性板体11
が屈曲されて底板12、両側壁13、および上板14からなる
角筒状の筐体部15が形成され、筐体部15内に底板12前端
から折り返して連設された弾性舌片16が設けられ、両側
壁13の後端から内側に折り曲げられて弾性舌片16のこじ
り防止部17が連成されたものである。こじり防止部17は
弾性舌片16の下側に位置するように形成されている。筐
体部15は、導電性板体11の両端部が上板14中央部で当接
するよう形成され、筐体部15の後方に連設された圧着部
18に電線19が圧着接続されている。
具体的に説明する。図１は本発明のメス端子の実施の形
態を示す斜視図である。このメス端子は、導電性板体11
が屈曲されて底板12、両側壁13、および上板14からなる
角筒状の筐体部15が形成され、筐体部15内に底板12前端
から折り返して連設された弾性舌片16が設けられ、両側
壁13の後端から内側に折り曲げられて弾性舌片16のこじ
り防止部17が連成されたものである。こじり防止部17は
弾性舌片16の下側に位置するように形成されている。筐
体部15は、導電性板体11の両端部が上板14中央部で当接
するよう形成され、筐体部15の後方に連設された圧着部
18に電線19が圧着接続されている。
【０００７】図２は、図１に示したメス端子の筐体部に
オス端子の刃状接触部20を挿入した状態を示す縦断面
図、図３は図２のＢ−Ｂ断面図である。オス端子の刃状
接触部20がメス端子に挿入されるにつれ、メス端子の弾
性舌片16は弾性的に押し下げられ、この時に生じる弾性
舌片16のばね反発力によって、刃状接触部20と弾性舌片
16とは接触点21において所定の圧力を以って接触し電気
的に接続される。ここで、弾性舌片16はこじり防止部17
に当接して過度に下方に押し下げられることはない。前
記こじり防止部17は側壁13の後端部を内側に折り曲げて
連成したもので、従来のように筐体部15の側壁13に窓が
開けられてなく、従って筐体部は強固で変形し難い。図
１に示した本発明のメス端子にオス端子を繰り返し着脱
したが、筐体部が変形するようなことはなかった。
オス端子の刃状接触部20を挿入した状態を示す縦断面
図、図３は図２のＢ−Ｂ断面図である。オス端子の刃状
接触部20がメス端子に挿入されるにつれ、メス端子の弾
性舌片16は弾性的に押し下げられ、この時に生じる弾性
舌片16のばね反発力によって、刃状接触部20と弾性舌片
16とは接触点21において所定の圧力を以って接触し電気
的に接続される。ここで、弾性舌片16はこじり防止部17
に当接して過度に下方に押し下げられることはない。前
記こじり防止部17は側壁13の後端部を内側に折り曲げて
連成したもので、従来のように筐体部15の側壁13に窓が
開けられてなく、従って筐体部は強固で変形し難い。図
１に示した本発明のメス端子にオス端子を繰り返し着脱
したが、筐体部が変形するようなことはなかった。
【０００８】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明のメス端子
は、弾性舌片のこじり防止部を筐体部の両側壁の後端か
ら内側に折り曲げて連成して、筐体部を高強度に保持し
たものなので、オス端子を着脱しても筐体部が変形した
りせず、良好な電気接続が安定して得られる。
は、弾性舌片のこじり防止部を筐体部の両側壁の後端か
ら内側に折り曲げて連成して、筐体部を高強度に保持し
たものなので、オス端子を着脱しても筐体部が変形した
りせず、良好な電気接続が安定して得られる。
【図１】本発明のメス端子の実施の形態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図２】図１に示したメス端子にオス端子の刃状接触部
を挿入したときの縦断面説明図である。
を挿入したときの縦断面説明図である。
【図３】図２のＢ−Ｂ断面図である。
【図４】従来のメス端子の斜視図である。
【図５】図４に示したメス端子にオス端子の刃状接触部
を挿入したときの縦断面説明図である。
を挿入したときの縦断面説明図である。
【図６】図５のＡ−Ａ断面図である。
11 導電性板体 12 底板 13 側壁 14 上板 15,25 筐体部 16 弾性舌片 17,27 こじり防止部 18 圧着部 19 電線 20 刃状接触部 21 接触点
Claims (1)
- 【請求項１】 導電性板体が屈曲されて底板、両側壁、
および上板からなる筐体部が形成され、該筐体部内に前
記底板前端から折り返して連設された弾性舌片が設けら
れたメス端子において、前記両側壁の後端から内側に折
り曲げられて弾性舌片のこじり防止部が連成されている
ことを特徴とするメス端子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19392797A JPH1140231A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | メス端子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19392797A JPH1140231A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | メス端子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1140231A true JPH1140231A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16316067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19392797A Pending JPH1140231A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | メス端子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1140231A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014185299A1 (ja) * | 2013-05-16 | 2014-11-20 | 矢崎総業株式会社 | 接続端子 |
-
1997
- 1997-07-18 JP JP19392797A patent/JPH1140231A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014185299A1 (ja) * | 2013-05-16 | 2014-11-20 | 矢崎総業株式会社 | 接続端子 |
| JP5956071B2 (ja) * | 2013-05-16 | 2016-07-20 | 矢崎総業株式会社 | 接続端子 |
| US9478875B2 (en) | 2013-05-16 | 2016-10-25 | Yazaki Corporation | Connecting terminal |
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