JPH1139055A - 商品販売データ処理装置および方法並びに商品販売データ処理プログラムを記憶させたコンピュータで読取可能な記憶媒体 - Google Patents

商品販売データ処理装置および方法並びに商品販売データ処理プログラムを記憶させたコンピュータで読取可能な記憶媒体

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JPH1139055A
JPH1139055A JP19561397A JP19561397A JPH1139055A JP H1139055 A JPH1139055 A JP H1139055A JP 19561397 A JP19561397 A JP 19561397A JP 19561397 A JP19561397 A JP 19561397A JP H1139055 A JPH1139055 A JP H1139055A
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Ryuichi Sakai
隆一 酒井
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TEC CORP
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】下位機の現在時刻を上位機の現在時刻に迅速か
つ正確に合わせることができるようにする。 【解決手段】ストアコントローラ(下位機)30がデー
タ通信回線2,4,6を経由しかつ応答要求伝文D1を
利用したホストコンピュータ(上位機)40との送受信
を介して当該データ通信回線2,4,6の通信時間遅れ
を含むアクセス時間Taを取得可能であるとともに、デ
ータ通信回線2,4,6を経由しかつ日時要求伝文D2
を利用した上位機(40)との送受信を介して取得した
上位機40内の現在時刻T2と該アクセス時間Taと当
該下位機(30)内の現在時刻T1とを用いて上位機
(40)と下位機(30)との間の時間誤差△Tを算出
可能かつ当該下位機(30)内の現在時刻T1を算出さ
れた時間誤差△Tを解消するように設定変更可能に形成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下位機と上位機と
の間でデータ通信回線を経由したデータ通信を行いつつ
データ処理するための商品販売データ処理装置および方
法並びに商品販売データ処理プログラムを記憶したコン
ピュータで読取可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図11に示す商品販売データ処理装置
は、店内に配設された商品販売業務を実行可能な複数の
端末(コンピュータからなる電子キャッシュレジスタ)
10と,これら端末10を一括管理するストアコントロ
ーラ(コンピュータ)30と,例えばチェーン店の本部
内に配設されたホストコンピュータ40とを、データ通
信回線1,4を介して階層構造に接続してなる。なお、
データ通信回線2を介して下位機30に接続された端末
コントローラ20は、複数の端末10を管理しつつ中継
するものである。接続されない場合もある。
【0003】かかる装置では、次のような商品販売デー
タ処理方法を実施することができる。すなわち、各端末
10で商品登録,会計処理等された場合の例えば売上デ
ータは、データ通信回線(例えば、TDLCループ)1
を経由しかつ端末コントローラ20を介するとともにデ
ータ通信回線(例えば、LAN)2を経由して下位機3
0に送信される。
【0004】下位機30は、各端末10(20)から収
集した売上データを管理し各店舗運営用のデータ作成等
をする。また、各端末10に例えば商品情報を応答した
りあるいは翌日の商品単価や各種データをダウンロード
する。
【0005】ホストコンピュータ40は、各下位機30
からデータ通信回線(例えば、WAN)4を経由して各
種データを収集したり、各種データをダウンロードす
る。最上階層であり、チェーン店全体の運用管理を行
う。
【0006】その他に、例えば、下位機30にクレジッ
ト処理機能を設け、かつ上位機40がクレジット会社の
ホストコンピュータとしても利用される場合がある。
【0007】ところで、各端末10の時間管理は、当該
ストアコントローラ30内の現在時刻に基く。また、各
ストアコントローラ30の時間管理は、ホストコンピュ
ータ40の現在時刻に合わせるものとされている。すな
わち、例えば2〜3週間ごとに、各店舗内の各端末10
および各ストアコントローラ30の現在時刻を、例えば
電話時報サービスを利用しつつ聴取した現在時刻に調整
する作業を行っている。
【0008】しかし、競業激化等々の理由から、本部や
管理会社と各店舗との間の時間的規約がより厳格になっ
ている。例えば値引販売時点,商品発注受付時点,クレ
ジット処理のネガ情報の切替時点等々に関する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、装置構築上
やその性格上、各機40,30,20,10の性能は、
その上位階層機側が高級とされている。この性能差は、
各機内の時計回路の精度にも現れる。したがって、上位
階層機〔40(30)〕と当該各下位階層機〔30(2
0),(10)〕との間に時間差が発生する。例えば、
月差15秒である。
【0010】すなわち、各上位階層機と当該各下位階層
機との間に時間差に起因するトラブルや店舗経営上の損
失が発生する。例えば、ストアコントローラ(下位機)
30からの当日発注データがホストコンピュータ(上位
機)40側では翌日発注データとして受付けられてしま
う。これでは、適時かつ適量の発注をした場合のうべか
りし利益が失われるばかりか、欠品となり顧客サービス
を低下させてしまう。
【0011】だからと言って、各下位機30における上
記の現在時刻調整作業をその都度に行うことは、運用の
実際上至難である。当該時計回路の現在時刻変更は、技
術的かつ専門的に難しいばかりか、ホストコンピュータ
40の現在時刻の掌握かつ調整後の整合性の確認等々に
ついての手間と時間が大き過ぎるからである。
【0012】もとより、店内における各下位機(10,
20)と当該上位機(20,30)との間でも同様であ
る。
【0013】さらに、近年は、データ通信回線が大規模
かつ複雑になっているので、一段と調整困難となってい
る。例えば図11に示すTDLCループ(1),LAN
(2)等は店舗内であって距離的にも短くデータ量も少
ないが、その上位のWAN(4)等にあっては通信時間
遅れの問題も大きく関係するからである。
【0014】本発明の目的は、下位機の現在時刻を上位
機の現在時刻に迅速かつ正確に合わせることのできる取
扱い容易な商品販売データ処理装置および方法を提供す
ることにある。また、商品販売データ処理プログラムを
記憶したコンピュータで読取可能な記憶媒体を提供す
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の下位機と,各下位機とデータ通信回線を介して接続さ
れた上位機とからなる商品販売データ処理装置におい
て、前記下位機が前記データ通信回線を経由しかつ応答
要求伝文を利用した前記上位機との送受信を介して前記
データ通信回線の通信時間遅れを含むアクセス時間を取
得可能であるとともに、前記データ通信回線を経由しか
つ日時要求伝文を利用した前記上位機との送受信を介し
て取得した前記上位機内の現在時刻と該アクセス時間と
当該下位機内の現在時刻とを用いて前記上位機と当該下
位機との間の時間誤差を算出可能かつ当該下位機内の現
在時刻を算出された時間誤差を解消するように設定変更
可能に形成されている商品販売データ処理装置である。
【0016】かかる発明では、下位機は、データ通信回
線を経由しかつ応答要求伝文を利用した上位機との送受
信を介して当該データ通信回線の通信時間遅れを含む上
位機との間のアクセス時間を取得する。これと同時的あ
るいはその後に、日時要求伝文を利用した上位機との送
受信を介して上位機内の現在時刻を取得する。
【0017】そして、この現在時刻と上記アクセス時間
と当該下位機内の現在時刻とを用いて上位機との間の時
間誤差を算出するとともに、当該下位機内の現在時刻を
算出時間誤差を解消(打消)すように設定変更する。つ
まり、自機内時計回路の時間調整をする。
【0018】したがって、下位機の現在時刻を上位機の
現在時刻に迅速かつ正確に合わせることのできるととも
に、取扱いも容易である。
【0019】また、請求項2の発明は、前記アクセス時
間が、前記下位機から送信した前記応答要求伝文に対す
る応答を前記上位機から受信した際の着信時刻から前記
下位機から前記上位機へ前記応答要求伝文を送信した際
の発信時刻を差引いた時間差の1/2時間とされている
商品販売データ処理装置である。
【0020】かかる発明では、下位機から上位機へ応答
要求伝文を送信した際にその発信時刻を記憶させてお
き、その後の上位機からの当該応答要求伝文に対する応
答を受けた際にその着信時刻を記憶し、着信時刻から発
信時刻を差引いたいわゆる往復通信必要時間(時間差)
を2分することによって、下位機および上位機間のアク
セス時間を求める。
【0021】したがって、請求項1の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらにデ
ータ処理の簡素化を図れかつ時系列上の平均的な正確性
を担保することができる。
【0022】また、請求項3の発明は、前記アクセス時
間の取得および前記時間誤差の算出と,前記時間誤差を
解消するための設定変更とが別タイミングで実行可能に
形成されている商品販売データ処理装置である。
【0023】かかる発明では、下位機における上位機と
の送受信を介したアクセス時間の取得および時間誤差の
算出と,この時間誤差を解消(打消)すための当該下位
機内現在時刻の設定変更とを別々のタイミングで実行す
ることができる。
【0024】したがって、請求項1および請求項2の発
明の場合と同様な作用効果を奏することができることに
加え、さらに下位機の処理負担の平均化を図れる。
【0025】さらに、請求項4の発明は、前記アクセス
時間の取得および前記時間誤差の算出と,前記時間誤差
を解消するための設定変更とが、同一タイミングで実行
可能に形成されている商品販売データ処理装置である。
【0026】かかる発明では、下位機における上位機と
の送受信を介したアクセス時間の取得および時間誤差の
算出と,この時間誤差を解消(打消)すための当該下位
機内現在時刻の設定変更とを同一タイミングで実行す
る。
【0027】したがって、請求項1および請求項2の発
明の場合と同様な作用効果を奏することができることに
加え、さらに下位機の現在時刻を上位機の現在時刻によ
り精度良く整合させることができる。
【0028】さらに、請求項5の発明は、下位機と上位
機との間でデータ通信回線を経由したデータ通信を行い
つつデータ処理する商品販売データ処理方法であって、
前記下位機で当該下位機から前記上位機へ前記データ通
信回線を経由して送信した応答要求伝文の発信時刻と当
該応答要求伝文に対する前記上位機からの応答を受信し
た着信時刻とから前記データ通信回線の通信時間遅れを
含むアクセス時間を取得し、応答要求伝文の送受信また
はその後の前記上位機との送受信を介して上位機内の現
在時刻を取得し、取得した現在時刻とアクセス時間とを
利用して上位機との間の時間誤差を算出し、当該下位機
の現在時刻を前記上位機内の現在時刻と同じ時刻に設定
変更する商品販売データ処理方法である。
【0029】かかる発明では、下位機から上位機へデー
タ通信回線を経由して応答要求伝文を発信しかつ上位機
からその応答を受信する。そして、当該発信時刻と当該
着信時刻とから、当該データ通信回線の通信時間遅れを
含むアクセス時間を取得する。また、これと同時または
その後の上位機との送受信を介し、下位機で上位機内の
現在時刻を取得する。しかる後に、取得した上位機内現
在時刻とアクセス時間とを利用して上位機との間の時間
誤差を算出し、これと同時的あるいはその後に、下位機
の現在時刻を上位機内の現在時刻と同じ時刻に設定変更
する。
【0030】したがって、下位機の現在時刻を上位機の
現在時刻に迅速かつ正確に合わせることのできる。
【0031】さらにまた、請求項6の発明は、下位機と
上位機との間でデータ通信回線を経由したデータ通信を
行いつつデータ処理するための商品販売データ処理プロ
グラムを記憶させたコンピュータで読取可能な記憶媒体
であって、前記商品販売データ処理プログラムが前記下
位機を形成するコンピュータに、前記上位機へ前記デー
タ通信回線を経由して応答要求伝文を発信させるととも
に当該発信時刻を記憶させ、応答要求伝文に対する前記
上位機からの応答を受信させるとともに当該着信時刻を
記憶させ、発信時刻および着信時刻を利用して前記デー
タ通信回線の通信時間遅れを含む前記上位機との間のア
クセス時間を算出させ、前記データ通信回線を経由した
問合せを介して前記上位機内の現在時刻を取得させ、取
得現在時刻と算出アクセス時間とを用いて当該下位機内
の現在時刻と前記上位機内の現在時刻との時間誤差を算
出させるとともに当該下位機内の現在時刻を時間誤差を
打消すだけ設定変更させて上位機内の現在時刻と同じ時
刻に修正させるものとされている商品販売データ処理プ
ログラムを記憶させたコンピュータで読取可能な記憶媒
体である。
【0032】かかる発明では、記憶媒体からそれに記憶
された商品販売データ処理プログラムを読取った下位機
を形成するコンピュータは、上位機へ応答要求伝文を発
信しかつ当該発信時刻を記憶する。また、当該応答要求
伝文に対する応答を受信すると、当該着信時刻を記憶す
る。そして、着信時刻と発信時刻とを用いて上位機との
間のデータ通信時間遅れを含むアクセス時間を算出す
る。また、上位機への問合せを行い上位機内の現在時刻
を取得する。しかる後に、この取得現在時刻と算出アク
セス時間との時間誤差を算出し、自機(コンピュータ)
内現在時刻を時間誤差を打消すように設定変更する。
【0033】したがって、この記憶媒体をコンピュータ
に読取らせれば、当該コンピュータを商品販売データ処
理装置として簡単に構築できかつ商品販売データ処理方
法を実施して下位機の現在時刻を上位機の現在時刻に迅
速かつ正確に合わせることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。 (第1の実施形態)商品販売データ処理方法を実施する
ために好適な商品販売データ処理装置は、基本的構成が
従来例(図11)の場合と同様とされているが、さらに
図1〜図10に示す如く、下位機(ストアコントローラ
30)がデータ通信回線2,4,6を経由しかつ応答要
求伝文D1を利用した上位機(ホストコンピュータ)4
0との送受信を介して当該データ通信回線2,4,6の
通信時間遅れを含むアクセス時間Taを取得可能である
とともに、データ通信回線2,4,6を経由しかつ日時
要求伝文D2を利用した上位機40との送受信を介して
取得した上位機(40)内の現在時刻T2と該アクセス
時間Taと当該ストアコントローラ30内の現在時刻T
1とを用いて上位機40とストアコントローラ30との
間の時間誤差△Tを算出可能かつ当該ストアコントロー
ラ30(下位機)内の現在時刻T1を算出された時間誤
差△Tを解消するように設定変更可能に形成されてい
る。
【0035】図1において、店内に配設された商品販売
業務を実行可能な複数(A〜N)の端末(電子キャッシ
ュレジスタ)10と,これら端末10を一括管理するス
トアコントローラ30とは、データ通信回線(TDL
C)1,端末コントローラ20Aおよびデータ通信回路
(LAN)2を介してデータ通信可能に接続されてい
る。
【0036】また、ストアコントローラ30は、ルータ
3を介してデータ通信回線(例えば、TCP/IPベー
スのWAN)4に接続され、本部内の上位機(ホストコ
ンピュータ)40もルータ5を介して同一データ通信網
(4)に接続されている。
【0037】この実施形態における上位機(40)に対
して下位機を成すストアコントローラ(コンピュータ)
30は、CPU31,ROM32,RAM33,キーボ
ード(KB)34,表示器(IND)35,HDD(ハ
ードディスク装置)36および通信回路(I/F)37
を含む。光ディスク媒体CDのドライバ(CDD)39
については、第2の実施形態で説明する。
【0038】RAM33内には、図2に示す日時起動制
御ファイル33STと,図3に示す日時設定ファイル3
3DSとが設けられている。また、時計回路は、CPU
31に内蔵され、かつ当該現在時刻は設定変更可能であ
る。
【0039】また、上位機(ホストコンピュータ40)
は、CPU41,ROM42,RAM43,キーボード
(KB)44,表示器(IND)45,HDD46およ
び通信回路(I/F)47を含み、複数の下位機(スト
アコントローラ30)の総括管理機能を有する。チェー
ン店の本部内に設置されている。この上位機(40)の
時計回路もCPU41内に内蔵され、その精度は各下位
機(30)内の時計回路の精度よりも高い。
【0040】ここに、ストアコントローラ30のキーボ
ード34を用いて日時設定データ取得指令を発する(図
6のST10のYES)と、日時起動判別制御手段(C
PU31,ROM32)が、図2に示す日時起動制御フ
ァイル33STを検索(ST11)して起動条件をチェ
ックする。すなわち、その“設定結果”欄に前回設定結
果が成功(フラグ“1”)と記憶されている場合には、
引続き“起動日”欄の起動日が当日であるか否かを確認
する(ST13)。当日である場合(ST14のYE
S)には、さらに“起動時間”欄の起動時間が現在時刻
(T1)と一致するかを確認する(ST15)。OK
(ST16のYES)の場合に起動条件が成立したと判
別する。
【0041】なお、起動日が異なる場合(ST14のN
O)は、起動条件が成立しない。他方、前回設定結果が
成功でない場合(ST12のNO)は、起動時間だけを
確認(ST15)し、OKならば起動条件の成立と判別
する(ST16のYES)。前回の設定変更が失敗であ
るため、ストアコントローラ30の現在時刻T1が上位
機40内の現在時刻T2と大きく異なっている場合に即
応可能(設定変更可能)とするためである。
【0042】さて、応答要求伝文作成発信制御手段(C
PU31,ROM32)は、図4に示す応答要求伝文D
1を作成するとともにホストコンピュータ40へ発信す
る(ST18)。
【0043】この際の応答要求伝文D1中の“発信時刻
(Tt)”欄には、当該CPU31内時計回路の現在時
刻(T1=Tr)を書込む。“着信時刻(Tr)”欄お
よび“着信確認フラグ”欄は、空のままである。
【0044】この応答要求伝文D1を受信(図10のS
T50のYES)したホストコンピュータ40は、“着
信確認フラグ”欄に“1”をセット(ST51)し、当
該ストアコントローラ30へ応答(ST52)する。つ
まり、伝文D1が到達したことを当該ストアコントロー
ラ30へ知らせる。
【0045】これを受信(図7のST19のYES)し
たストアコントローラ30は、CPU31内時計回路か
ら着信時刻Tr(=T1)を取得して“着信時刻(T
r)”欄に記憶(ST20)するとともに、着信確認フ
ラグが“1”であるか否かを判別(ST21)する。不
成功〔“0”〕の場合は、再び発信する。
【0046】成功〔“1”〕の場合(ST21のYE
S)に、アクセス時間算出手段(CPU31,ROM3
2)が、図4に示す応答要求伝文D1に書込まれた着信
時刻Trと発信時刻Ttとを用いてアクセス時間Taを
算出(ST22)する。すなわち、Ta=(Tr−T
t)/2を演算する。算出されたアクセス時間Taは、
図3に示す日時設定ファイル33DSの“アクセス時間
(Ta)”欄に記憶される(ST23)。
【0047】このアクセス時間Taは、データ通信回線
2,4,6の通信時間遅れも含む両者30,40間の往
復通信時間の1/2時間である。
【0048】しかる後に、日時要求伝文作成発信制御手
段(CPU31,ROM32)が働く。すなわち、図4
に示す日時要求伝文D2を作成(ST24)してホスト
コンピュータ40へ発信(ST25)する。
【0049】ホストコンピュータ40では、この日時要
求伝文D2を受信(ST53のYES)すると、“着信
確認フラグ”欄に成功のフラグ“1”をセット(ST5
4)する。
【0050】また、CPU41内の時計回路から本部年
月日Y2および当該時間(時刻T2)とを採取(ST5
5)して日時要求伝文D2中の“本部年月日(Y2)”
欄および“本部時間(T2)”欄に記憶(ST56)す
る。しかる後に、日時要求伝文D2を当該ストアコント
ローラ30へ応答する(ST57)。
【0051】この応答を受信(図8のST26のYE
S)したストアコントローラ30は、着信確認フラグが
“1”であるか否かを判別(ST27)する。“0”の
場合は、ホストコンピュータ40へ再発信する(ST2
4,ST25)。“1”である場合は、日時要求伝文D
2を図3に示す日時設定ファイル33DSに記憶(ST
28)する。但し、図3では、本部年月日Y2および時
刻T2等の記憶欄は図示省略した。
【0052】かくして、年誤差算出手段(CPU31,
ROM32)は、本部年月日Y2と店舗年月日Y1とか
ら年誤差△Yを算出(ST29)する。また、時間誤差
算出手段(CPU31,ROM32)が、時間誤差△T
を算出(ST30)する。
【0053】この時間誤差△Tは、本部時間T2から店
舗時間T1を差引いた時間差(T2−T1)から、さら
にアクセス時間Taを〔(T2−T1)−Ta〕差引い
て求められる。つまり、通信遅れ時間を補正して求めら
れる。そして、図3に示す日時設定ファイル33DSに
記憶(ST31)される。
【0054】かくして、アクセス時間Taの取得および
時間誤差△Tの算出が終了したので、この時間誤差△T
を解消(打消)するための設定変更をそれに引続き(同
一タイミング)および/またはその後(別タイミング)
行える。
【0055】別タイミングで行うようにすれば、ストア
コントローラ30のデータ処理負担の軽減を図りつつ各
端末(10)とのデータ通信のより一層の円滑化を図れ
る。同一タイミングとすれば、ストアコントローラ30
とホストコンピュータ40との時間整合性をより精度良
く行える。いずれにしても、データ通信回線2,4,6
の種別やそれに接続された機器の性質や台数等を勘案し
つつ運用上の実際に応じて選択すればよい。
【0056】この実施形態では、別タイミングとしてあ
る。すなわち、キーボード34を用いて日時設定の指令
を発する(図9のST32のYES)と、先の場合(図
8のST11〜ST16)と同様に起動条件がチェック
(ST33〜ST36)される。
【0057】起動条件が成立したと判別(ST36のY
ES)されると、日時設定変更制御プログラムを格納さ
せたROM32とCPU31とからなる日時設定変更制
御手段が、日時設定ファイル33DSから読込んだ日時
誤差△Tを打消すための設定変更信号をCPU31内時
計回路に送り、当該現在時刻T1を設定変更する(ST
37,ST38)。例えば時計回路内のC−MOSメモ
リの現在時刻データを書替えることによる。
【0058】設定変更確認手段(CPU31,ROM3
2)は、設定変更結果の良否を判別(ST39)する。
時計回路の設定変更後の現在時刻をチェックする方法が
望ましい。
【0059】良好であれば、図2に示す日時起動制御フ
ァイル33STの“設定結果”欄に成功のフラグ“1”
をセット(ST40)するとともに“起動日”欄に次の
起動日を書込む(更新する)〔ST41〕。不良である
場合(ST39のNO)には、フラグ“0”をセットす
る(ST42)。この場合は、起動日を更新しない。当
日に再び設定変更する必要があるためである。
【0060】かかる第1の実施形態によれば、ストアコ
ントローラ(下位機)30において、日時設定データ取
得指令を発する(図6のST10のYES)と、日時起
動判別手段(31,32)が、図2に示す日時起動制御
ファイル33STの記憶内容を元に起動条件(日,時
間)をチェック(ST11〜ST16)する。
【0061】条件が成立したと判別(ST16のYE
S)されると、応答要求伝文作成発信制御手段(31,
32)が、自機(30)内時計回路から採取した図4に
示す発信時刻Tt(例えば、10:30:00)を書込
んだ応答要求伝文D1を作成し、この伝文D1をデータ
通信回線等2〜6を介してホストコンピュータ(上位
機)40へ発信(図7のST17,ST18)する。
【0062】これを受信(図10のST50のYES)
したホストコンピュータ40は、着信確認フラグを
“1”として当該ストアコントローラ30へ応答(ST
51,ST52)する。同じデータ通信回線等2〜6を
経由して行う。
【0063】この応答を受信(図7のST19のYE
S)したストアコントローラ30では、自機(30)内
時計回路の当該時刻T1を着信時刻Tr(例えば、1
0:30:10)として採取し応答要求伝文D1中に書
込むとともに、ホストコンピュータ40を介したか否か
を着信確認フラグ(“1”)でチェックする(ST2
1)。
【0064】その確認が得られる(ST21のYES)
と、アクセス時間算出手段(31,32)がアクセス時
間Ta(例えば、5Sec)を算出〔=(Tr−Tt)
/2=10:30:10−10:30:00)/2=5
Sec〕するとともに、図3に示す日時設定ファイル3
3DSに記憶する(ST22,ST23)。つまり、ス
トアコントローラ30とホストコンピュータ40との間
の通信時間遅れを含む時間的位相ずれデータを得る。
【0065】次いで、日時要求伝文作成発信制御手段
(31,32)が、図5に示す店舗年月日Y1(例え
ば、1997,07,31)および店舗時間T1(例え
ば、10:30:11)を書込んだ日時要求伝文D2を
作成(図8のST24)する。そして、先の場合と同じ
データ通信回線等2〜6を経由してホストコンピュータ
40へ発信(ST25)する。
【0066】なお、この日時要求伝文D2の作成・発信
と、図7に示す応答要求伝文D1の作成・発信とを同時
に行いかつ両伝文D1,D2を一体的な伝文(例えば、
D3)とするように形成して実施してもよい。
【0067】ホストコンピュータ40は、受信(図10
のST53のYES)した日時要求伝文D2に着信確認
フラグ“1”を書込む(ST54)とともに、自機(4
0)内時計回路から採取した本部年月日Y2(例えば、
1997,07,31)および本部時間T2(例えば、
10:30:21)を書込み(ST56)、これを当該
ストアコントローラ30へ応答(ST57)する。
【0068】これを受信(図8のST26のYES)し
たストアコントローラ30では、伝文中の着信確認フラ
グが“1”であることをチェックしてから、当該日時要
求伝文D2を図3に示す日時設定ファイル33DSに記
憶(ST27のYES,ST28)する。
【0069】かくして、年誤差算出手段(31,32)
および時間誤差算出手段(31,32)が働く(ST2
9,ST30)。これにより、年誤差△Yは0(=Y2
−Y1=1997,07,31−1997,07,3
1)で、時間誤差△Tは5Sec(=T2−T1−Ta
=10:30:21−10:30:11=5Sec)と
して算出され、図3に示す日時設定ファイル33DSに
記憶(ST31)する。
【0070】かくして、日時設定指令を発する(図9の
ST32のYES)と、時間設定変更制御手段(31,
32)は日時設定ファイル33DSから読込んだ時間誤
差△T(5Sec)を解消するように自機(30)内時
計回路の現在時刻T1を設定変更する(ST37,ST
38)。
【0071】すなわち、ストアコントローラ30からホ
ストコンピュータ40への日時要求伝文D2の発信時刻
が“10:30:11”であるから、アクセス時間Ta
(“00:00:05”)を考えると当該時におけるホ
ストコンピュータ40内の現在時刻は“10:30:1
6”であるべきところ、実際には“10:30:21”
である。したがって、下位機30の現在時刻T1は、ホ
ストコンピュータ40内現在時刻T2より5秒遅れとな
っている。これは、図3に示す“時間誤差フラグ”欄に
“−”として現れる。この時間誤差(5Sec)を自動
的に補正できた。
【0072】しかして、この第1の実施形態によれば、
ストアコントローラ(下位機)30がデータ通信回線
2,4,6を経由しかつ応答要求伝文D1および日時要
求伝文D2を利用したホストコンピュータ(上位機)4
0との送受信を介してデータ通信回線2,4,6の通信
時間遅れを含む、アクセス時間Taおよび上位機(4
0)内の現在時刻T2とを取得するとともに、これらT
2,Taと当該下位機(30)内の現在時刻T1とを用
いて上位機(40)と下位機(30)との間の時間誤差
△Tを算出するとともにこの時間誤差△Tを解消(打
消)するように当該下位機(30)内の現在時刻T1を
設定変更する商品販売データ処理方法とその装置である
から、下位機(30)の現在時刻T1を上位機(40)
の現在時刻T2に迅速かつ正確に合わせることのできる
とともに、取扱いも容易である。
【0073】したがって、各ストアコントローラ30か
らホストコンピュータ40へストアコントローラ側時刻
を付した例えば商品発注データを送信すれば、ホストコ
ンピュータ40側で当該時刻として正確にデータ処理さ
れる。また、ホストコンピュータ40から各ストアコン
トローラ30へホストコンピュータ側指定時刻を付した
例えば実行命令データを送信すれば、各ストアコントロ
ーラ30は指定時刻に正確に実行できる。つまり、両者
40,30間の時間差に起因するトラブルや損失の発生
を未然防止することができる。
【0074】しかも、ストアコントローラ30側におけ
る技術的,専門的に難しい現在時刻の変更(調整)や変
更(調整)後の整合性の確認作業を一掃できるととも
に、各ストアコントローラ30内の時計回路をホストコ
ンピュータ40内の時計回路に準ずる過度な高精度とし
なくてもよいのでコスト低減も図れる。
【0075】また、アクセス時間Taが応答要求伝文D
1についての着信時刻T2とその発信時刻T1との時間
差(T2−T1)の1/2時間とされているので、デー
タ処理の簡素化を図れかつ時系列上の平均的な正確性を
担保することができる。
【0076】また、アクセス時間Taの取得および時間
誤差△Tの算出と,この時間誤差△Tの解消用設定変更
とが別タイミングで実行可能とされているので、ストア
コントローラ30の処理負担の平均化を図れる。
【0077】但し、同一タイミングで実行可能としても
よい。かくすれば、ストアコントローラ30の現在時刻
T1を上位機40の現在時刻により精度良く整合させる
ことができる。
【0078】(第2の実施形態)この実施形態では、下
位機(ストアコントローラ)としてのコンピュータ(3
0)に記憶媒体(CD)から商品販売データ処理プログ
ラムを読取らせ、第1の実施形態の場合と同様な商品販
売データ処理装置を構築しかつその方法を実施可能に形
成してある。
【0079】すなわち、第1の実施形態では、図6〜図
8に示す商品販売データ処理プログラムを格納させたR
OM32とCPU31とから形成されていたが、この実
施形態では、便宜的に図1に示したドライバ39を介し
て光ディスク媒体CD(詳しくは、CD−ROM)から
商品販売データ処理プログラムを読取りかつHDD36
に格納するとともにRAM33に展開して実施可能に形
成してある。
【0080】HDD(36)やROM(32)を着脱可
能でかつ図6〜図8のプログラムを格納したものも記憶
媒体となる。もとより、記憶媒体は、上記(CD)に限
定されずFD,DVD−RAM,MO,磁気テープ等で
あってもよい。
【0081】また、ホストコンピュータ40側について
も、記憶媒体から図9に示すプログラムを格納するよう
に形成されている。但し、図1ではその記憶媒体(C
D)とそのドライバは図示省略してある。
【0082】さらに、図6〜図8および図9に示す全プ
ログラムを記憶された記憶媒体(CD)をコンピュータ
(30)〔または(40)〕で読取り、その他方のコン
ピュータ(40)〔または(30)〕にダウンロード可
能としてもよい。この場合には、ダウンロード用プログ
ラムおよびダウンロードされたコンピュータ側で必要と
するインストールプログラムも記憶媒体に記憶させてお
くのがよい。
【0083】なお、以上の第1および第2実施形態にお
いては、ホストコンピュータ40を上位機としかつ各ス
トアコントローラ30を下位機とした場合について説明
したが、上位機をストアコントローラ30(端末コント
ローラ20)を上位機としかつ各端末コントローラ20
(各端末10)を下位機としても、実施することができ
る。
【0084】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、下位機がデー
タ通信回線を経由しかつ応答要求伝文および日時要求伝
文を利用した上位機との送受信を介して取得したデータ
通信回線の通信時間遅れを含むアクセス時間および上位
機内現在時刻と当該下位機内の現在時刻とを用いて上位
機と下位機との間の時間誤差を算出可能かつ当該下位機
内の現在時刻を算出された時間誤差を解消するように設
定変更可能に形成されているので、下位機の現在時刻を
上位機の現在時刻に迅速かつ正確に合わせることのでき
るとともに、取扱いも容易である。
【0085】また、請求項2の発明によれば、アクセス
時間が下位機から送信した応答要求伝文に対する応答を
上位機から受信した際の着信時刻から下位機から上位機
へ応答要求伝文を送信した際の発信時刻を差引いた時間
差の1/2時間とされているので、請求項1の発明の場
合と同様な効果を奏することができることに加え、さら
にデータ処理の簡素化を図れかつ時系列上の平均的な正
確性を担保することができる。
【0086】また、請求項3の発明によれば、アクセス
時間の取得および時間誤差の算出と,時間誤差を解消す
るための設定変更とが別タイミングで実行可能に形成さ
れているので、請求項1および請求項2の発明の場合と
同様な効果を奏することができることに加え、さらに下
位機の処理負担の平均化を図れる。
【0087】さらに、請求項4の発明によれば、アクセ
ス時間の取得および時間誤差の算出と,時間誤差を解消
するための設定変更とが、同一タイミングで実行可能に
形成されているので、請求項1および請求項2の発明の
場合と同様な効果を奏することができることに加え、さ
らに下位機の現在時刻を上位機の現在時刻により精度良
く整合させることができる。
【0088】さらに、請求項5の発明によれば、下位機
で当該下位機から上位機へデータ通信回線を経由して送
信した応答要求伝文の発信時刻と当該応答要求伝文に対
する上位機からの応答を受信した着信時刻とからデータ
通信回線の通信時間遅れを含むアクセス時間を取得し、
応答要求伝文の送受信を介して上位機内の現在時刻を取
得し、取得した現在時刻とアクセス時間とを利用して上
位機との間の時間誤差を算出し、当該下位機の現在時刻
を上位機内の現在時刻と同じ時刻に設定変更する商品販
売データ処理方法であるので、下位機の現在時刻を上位
機の現在時刻に迅速かつ正確に合わせることのできる。
【0089】さらにまた、請求項6の発明は、上位機へ
データ通信回線を経由して応答要求伝文を発信させると
ともに当該発信時刻を記憶させ、応答要求伝文に対する
上位機からの応答を受信させるとともに当該着信時刻を
記憶させ、発信時刻および着信時刻を利用してデータ通
信回線の通信時間遅れを含む上位機との間のアクセス時
間を算出させ、データ通信回線を経由した問合せを介し
て上位機内の現在時刻を取得させ、取得現在時刻と算出
アクセス時間とを用いて当該下位機内の現在時刻と上位
機内の現在時刻との時間誤差を算出させるとともに当該
下位機内の現在時刻を時間誤差を打消すだけ設定変更さ
せて上位機内の現在時刻と同じ時刻に修正させるものと
されている商品販売データ処理プログラムを記憶させた
コンピュータで読取可能な記憶媒体であるので、この記
憶媒体をコンピュータに読取らせれば、当該コンピュー
タを商品販売データ処理装置として簡単に構築できかつ
商品販売データ処理方法を実施して下位機の現在時刻を
上位機の現在時刻に迅速かつ正確に合わせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1(第2)の実施形態を示すブロッ
ク図である。
【図2】同じく、日時起動制御ファイルを説明するため
の図である。
【図3】同じく、日時設定ファイルを説明するための図
である。
【図4】同じく、応答要求伝文を説明するための図であ
る。
【図5】同じく、日時要求伝文を説明するための図であ
る。
【図6】同じく、ストアコントローラ側の動作を説明す
るためのフローチャート(1)である。
【図7】同じく、ストアコントローラ側の動作を説明す
るためのフローチャート(2)である。
【図8】同じく、ストアコントローラ側の動作を説明す
るためのフローチャート(3)である。
【図9】同じく、ストアコントローラ側の動作を説明す
るためのフローチャート(4)である。
【図10】同じく、ホストコンピュータ側の動作を説明
するためのフローチャートである。
【図11】従来例とその問題点を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 データ通信回線 2,4,6 データ通信回線 10 端末 20 端末コントローラ 30 ストアコントローラ(下位機) 31 CPU 32 ROM 33 RAM 33ST 日時起動制御ファイル 33DS 日時設定ファイル 34 キーボード 36 HDD 39 ドライバ 40 ホストコンピュータ(上位機) 41 CPU 42 ROM 43 RAM 46 HDD D1 応答要求伝文 D2 日時要求伝文 CD 光ディスク媒体(記憶媒体) Ta アクセス時間 T1 ストアコントローラ内現在時刻 T2 上位機内現在時刻 △T 時間誤差

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の下位機と,各下位機とデータ通信
    回線を介して接続された上位機とからなる商品販売デー
    タ処理装置において、 前記下位機が前記データ通信回線を経由しかつ応答要求
    伝文を利用した前記上位機との送受信を介して前記デー
    タ通信回線の通信時間遅れを含むアクセス時間を取得可
    能であるとともに、前記データ通信回線を経由しかつ日
    時要求伝文を利用した前記上位機との送受信を介して取
    得した前記上位機内の現在時刻と該アクセス時間と当該
    下位機内の現在時刻とを用いて前記上位機と当該下位機
    との間の時間誤差を算出可能かつ当該下位機内の現在時
    刻を算出された時間誤差を解消するように設定変更可能
    に形成されている商品販売データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記アクセス時間が、前記下位機から送
    信した前記応答要求伝文に対する応答を前記上位機から
    受信した際の着信時刻から前記下位機から前記上位機へ
    前記応答要求伝文を送信した際の発信時刻を差引いた時
    間差の1/2時間とされている請求項1記載の商品販売
    データ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記アクセス時間の取得および前記時間
    誤差の算出と,前記時間誤差を解消するための設定変更
    とが別タイミングで実行可能に形成されている請求項1
    または請求項2記載の商品販売データ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記アクセス時間の取得および前記時間
    誤差の算出と,前記時間誤差を解消するための設定変更
    とが、同一タイミングで実行可能に形成されている請求
    項1または請求項2記載の商品販売データ処理装置。
  5. 【請求項5】 下位機と上位機との間でデータ通信回線
    を経由したデータ通信を行いつつデータ処理する商品販
    売データ処理方法であって、 前記下位機で当該下位機から前記上位機へ前記データ通
    信回線を経由して送信した応答要求伝文の発信時刻と当
    該応答要求伝文に対する前記上位機からの応答を受信し
    た着信時刻とから前記データ通信回線の通信時間遅れを
    含むアクセス時間を取得し、応答要求伝文の送受信また
    はその後の前記上位機との送受信を介して上位機内の現
    在時刻を取得し、取得した現在時刻とアクセス時間とを
    利用して上位機との間の時間誤差を算出し、当該下位機
    の現在時刻を前記上位機内の現在時刻と同じ時刻に設定
    変更する商品販売データ処理方法。
  6. 【請求項6】 下位機と上位機との間でデータ通信回線
    を経由したデータ通信を行いつつデータ処理するための
    商品販売データ処理プログラムを記憶させたコンピュー
    タで読取可能な記憶媒体であって、 前記商品販売データ処理プログラムが前記下位機を形成
    するコンピュータに、前記上位機へ前記データ通信回線
    を経由して応答要求伝文を発信させるとともに当該発信
    時刻を記憶させ、応答要求伝文に対する前記上位機から
    の応答を受信させるとともに当該着信時刻を記憶させ、
    発信時刻および着信時刻を利用して前記データ通信回線
    の通信時間遅れを含む前記上位機との間のアクセス時間
    を算出させ、前記データ通信回線を経由した問合せを介
    して前記上位機内の現在時刻を取得させ、取得現在時刻
    と算出アクセス時間とを用いて当該下位機内の現在時刻
    と前記上位機内の現在時刻との時間誤差を算出させると
    ともに当該下位機内の現在時刻を時間誤差を打消すだけ
    設定変更させて上位機内の現在時刻と同じ時刻に修正さ
    せるものとされている商品販売データ処理プログラムを
    記憶させたコンピュータで読取可能な記憶媒体。
JP19561397A 1997-07-22 1997-07-22 商品販売データ処理装置および方法並びに商品販売データ処理プログラムを記憶させたコンピュータで読取可能な記憶媒体 Pending JPH1139055A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004005375A (ja) * 2002-03-29 2004-01-08 Matsushita Electric Works Ltd モニタリングシステム

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