JPH1139034A - データロギング装置 - Google Patents

データロギング装置

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JPH1139034A
JPH1139034A JP19674597A JP19674597A JPH1139034A JP H1139034 A JPH1139034 A JP H1139034A JP 19674597 A JP19674597 A JP 19674597A JP 19674597 A JP19674597 A JP 19674597A JP H1139034 A JPH1139034 A JP H1139034A
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JP
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measurement data
unit
logging device
measurement
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JP19674597A
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English (en)
Inventor
Tsugio Muraguchi
次男 村口
Motohiro Horio
素博 堀尾
Masaru Ikeda
大 池田
Yukihiko Inagaki
幸彦 稲垣
Yoshiaki Ishida
芳明 石田
Noritoshi Fujita
典俊 藤田
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Idec Izumi Corp
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Idec Izumi Corp
Osaka Gas Co Ltd
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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定対象機器の稼働状況に応じて、要求され
るタイミングで、かつ要求される測定データを即時に中
央の監視センター送り出すことができる、いわゆるイン
テリジェントで、可搬性に優れたデータロギング装置を
提供すること。 【解決手段】 データロギング装置20は、データ入力
部21で収集された測定データを格納するデータ格納部
22と、前記データ格納部22の測定データを評価する
評価手段23と、前記格納された測定データを移動体通
信回線3に送出するデータ伝送処理部25と、前記評価
手段23による評価結果に応じて前記データ伝送処理部
25による測定データ送出のためのトリガー信号を生成
する送出トリガー部24とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサーから送ら
れた測定データを収集するデータ入力部と、前記データ
入力で収集された測定データを格納するデータ格納部
と、前記データ格納部に格納された測定データを伝送路
に送出するデータ伝送処理部とを備えたデータロギング
装置、特に測定現場に持ち運ばれて使用される携帯型デ
ータロギング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラント設備などに配備され、温度、圧
力、流量などの物理量が測定される対象となる機器に対
する測定データは、データロギング装置に逐次蓄積され
る。このようなデータロギング装置は、通常、所定ポイ
ントに固定配置されているので、測定データは、時報、
日報又は月報、あるいは緊急報として印刷出力された
り、フロッピーディスクなどの記憶媒体に記録されたり
して、中央の監視センターに持ち込まれたり、あるいは
通信ケーブルを介して直接中央の監視センター送り込ま
れたりして、そこで種々のデータ処理が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな機器の測定において、必要とする測定ポイントは往
々にして任意の多数の箇所となること、及び測定対象機
器の稼働状況によって測定データの重要度や中央の監視
センターが要求するタイミングがことなることを考える
と、従来の定置式で、単なる測定データの蓄積と吐き出
しを行うデータロギング装置では、そのような要望を満
足させることができない。本発明の目的は、測定対象機
器の稼働状況に応じて、要求されるタイミングで、かつ
要求される測定データを即時に中央の監視センター送り
出すことができる、いわゆるインテリジェントで、可搬
性に優れたデータロギング装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるデータロギング装置は、センサーから
送られた測定データを収集するデータ入力部と、前記デ
ータ入力部で収集された測定データを格納するデータ格
納部と、前記データ格納部の測定データを評価する評価
手段と、前記データ格納部に格納された測定データを移
動体通信回線に送出するデータ伝送処理部と、前記評価
手段による評価結果に応じて前記データ伝送処理部によ
る測定データ送出のためのトリガー信号を生成する送出
トリガー部とを備えている。
【0005】この構成では、一旦蓄積された測定データ
は、従来のように単純に吐き出されるのではなく、蓄積
されている測定データを評価し、その評価結果に基づい
て測定データを中央の監視センターに送り出すかどうか
を判定して、必要な場合のみ送り出すといった、インテ
リジェントな測定データの吐き出しを行う。これによ
り、設備異常の早期発見や異常予知のためのデータ伝送
を効率的に行うことが可能となった。さらに、測定デー
タの中央の監視センターへの伝送に移動体通信回線を用
いていることから、このデータロギング装置の持ち歩き
の自由度(モービリティ)が向上し、どのような現場に
も持ち込める携帯型データロギング装置への道を開い
た。
【0006】本発明の好適な実施形態として、前記評価
手段が測定データが所定レベルに達したことを判定する
しきい値判定部を備え、前記送出トリガー部が測定デー
タの所定レベルへの到達に基づいて前記トリガー信号を
生成するならば、測定対象機器に対する測定値が前もっ
て設定された警戒レベルに達した段階で、それまでに蓄
積された測定データを、中央の監視センターに送り出す
ことができる。これにより、監視センターは、異常が生
じる可能性がある設備に関する測定データを、遅れのな
いタイミングでチェックすることができ、設備の早期発
見の信頼性を向上させることができる。
【0007】さらに別な実施形態として、前記評価手段
が測定データの履歴から測定データの予測を行う測定デ
ータ予測部を備えるとともに、前記送出トリガー部は予
測データの所定レベルへの到達に基づいて前記トリガー
信号を生成することも好ましいことであり、この場合、
データロギング装置自体が測定値の予測を行い、その予
測された測定値が所定のレベルに達した段階で、それま
でに蓄積された測定データを、中央の監視センターに送
り出すことができる。これにより、設備異常の早期のチ
ェッキングが可能となり、伝送負荷を高めるような監視
センターへの測定データの垂れ流しを行うことなしに、
さらに設備の早期発見の信頼性を向上させることができ
る。
【0008】また、プラント設備などの各種機器には、
それぞれ異常を報知する警報信号が出力されるように構
成されたものが多いが、このような測定対象機器に関す
る警報信号が入力されるスイッチング信号入力部をデー
タロギング装置に備え、前記送出トリガー部が前記警報
信号の入力に基づいて前記トリガー信号を生成してもよ
い。これにより、中央の監視センターは、警報が出され
た機器の直前までの測定データを直ちに受け取ることが
でき、警報に至る原因の調査を迅速に行うことができ
る。
【0009】さらに別な実施形態として、前記送出トリ
ガー部が前記移動体通信回線を介して接続されるセンタ
ーコンピュータからの要求に基づいて前記トリガー信号
を生成するように構成されるならば、中央の監視センタ
ーは、任意の気になる機器の測定データを適時に取り込
むことができ、ある障害によって影響を受けうる機器
や、その障害の原因となるうる機器の直近の測定データ
を任意に取り込むことにより、信頼性の高いプラント監
視を行うことができる。
【0010】さらに前記データ伝送処理部と前記移動体
通信回線のための移動体通信端末との間でのデータ転送
のためにIrDA(Infra-red Data Associationによっ
て規格された光通信インターフェース)に基づく光通信
ポートが備えられるならば、例えば比較的高い電圧を用
いるRS232Cなどのインターフェースを用いるよ
り、プラント設備やガス工事現場での使用を考慮する
と、防爆性の観点から利点が大きい。また、前記移動体
通信端末に対する自動発信、自動着信機能が備えられる
ことにより、上述したインテリジェントな測定データの
監視センターへの送り出しが昼夜を問わず完全に無人で
行われるシステムが確立する。
【0011】上記のようなことを考慮して、本発明の好
適な実施形態では、移動体通信回線としてPHS(パー
ソナル・ハンディフォン・システム)回線を採用するこ
とが特に提案されている。PHSでは、PHS端末と基
地局との間で、32kbps(キロビット/秒)のデー
タをディジタルで送受信でき、基地局と接続される構内
回線も高速のディジタル回線を使用することで、完全に
ディジタルでセンターコンピュータとPHS端末、結果
的には測定手段との間をデータ通信することが可能とな
り、データ転送の高速化と高信頼性が得られる。また、
PHS端末の送信出力が小さいため(10ミリワット程
度)、電池への負担が小さく、重量を抑えることができ
るので、保守点検作業員が携帯しても、重量的、スペー
ス的問題が生じない。PHS端末の送信出力が小さいこ
とは、プラント事業所内における電波障害問題に関して
も利点をもつ。もちろん、PHS端末の送信出力が小さ
いことは、1つの基地局がもつカバーエリアが小さいこ
とになるが、事業所内においては、基地局の設置場所は
実質的には任意に選ぶことが可能であり、最も効果的な
分布で基地局を配置することができるし、PHSの基地
局の設置費用は他の移動体通信に比べ安価である。ま
た、PHS端末に事業所内回線用と公衆回線用との切り
換え機能を備えておけば、事業者から出た工事現場にお
いても付近の基地局を通じて監視センターと接続するこ
とが可能である。本発明によるその他の特徴及び利点
は、以下図面を用いた実施例の説明により明らかになる
だろう。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明による移動体通信を用いた
インテリジェントな携帯型データロギング装置20を用
いたプラント設備監視の1つの実施の形態を示すブロッ
ク図が図1に示されている。図1に示されているよう
に、プラント設備の中央監視センター1に構築された構
内コンピュータネットワーク(以下単に社内LAN=Loc
al AreaNetworkと称する)10につながれているセンタ
ーコンピュータ11を中核とする設備監視システム5
と、プラント設備の測定対象機器2に関する測定値をセ
ンサー20aを介して収集するデータロギング装置20
との間はPHS回線3によって双方向通信可能に接続可
能となっている。このために、データロギング装置20
にはPHS端末30が赤外線インターフェース(例えば
IrDAインターフェース)で接続可能となっている。
センサー20aとしては、測定対象機器2に応じて、圧
力センサーや温度センサーや振動センサーなどが用いら
れる。さらに、測定対象機器2のローカルな監視制御盤
2aから発せられる警報信号などのスイッチ信号もデー
タロギング装置20に入力される。
【0013】データロギング装置20は、図2に示され
ているように、センサー20aから送られてくる測定デ
ータを受け取るデータ入力部21と、このデータ入力部
21から送られた測定データを一時的に格納するデータ
格納部22と、このデータ格納部22にアクセスして測
定データの評価を行う評価手段23と、この評価手段2
3の評価結果によってはデータ格納部22に格納されて
いる測定データを中央の監視センター1に伝送するよう
にデータ伝送処理部25に伝送のためのトリガー信号を
与える送出トリガー部24とを備えている。
【0014】センサー20aは、基本的には、アナログ
信号を生成するので、データ入力部21にはアナログ信
号をディジタル信号に変換するA/D変換器21aが備
えられている。なお、センサー20aから測定データを
取り込むための、いわゆるサンプリング周期は評価手段
23に備えられたサンプリング変更部23aによって変
更可能となっており、短い時間間隔での測定値の変動を
知りたい場合には、サンプリング周期を短く設定し、長
い時間間隔での測定値の変動を知るだけでよい場合に
は、サンプリング周期は長く設定する。
【0015】データ伝送処理装置25で、伝送準備処理
がなされた測定データは、この実施の形態では、PHS
端末30を用いてPHS回線3を介して監視センター1
へ伝送されるため、PHS制御手段26が備えられてお
り、PHS端末30との間はIrDA規格に基づいた光
通信ポート27aとを通じて赤外線通信で行われる。P
HS端末30とデータロギング装置20との接続が非接
触で行われるため、防爆対策上好都合である。データロ
ギング装置20と監視センター1との交信を自動的に行
うため、データ伝送処理装置25には、自動発信部26
aと自動受信部26bが設けられている。もう1つのシ
リアルポート27bは、現場で直接データ解析などを行
う目的でパソコンに測定データを転送するために、用意
されている。
【0016】データロギング装置20をインテリジェン
トなものとするため、さらに、評価手段23には、読み
込んだ測定データから今後検出される測定データを予測
する測定データ予測部23bや、予め設定されたしきい
値と与えられた測定データの値とを比較するしきい値判
定部23cが設けられている。
【0017】前述したデータ入力部21、データ格納部
22、評価手段23、送出トリガー部24、データ伝送
処理部26は、種々の機能をプログラムによって作り出
すCPUを中核としたコンピュータと周辺デバイスによ
って、つまりソフトウエア又はハードウエアの形で構成
されている。それゆえ、図2で示されたブロック図は、
本発明に説明に関係する要素だけを取り出して示されて
いるので、完全なデータロギング装置20のブロック図
を示しているものではなく、本発明の容易な理解のため
の機能ブロック図である。
【0018】携帯型情報端末20の通信部として機能す
るPHS端末30はデータロギング装置20とセットに
されて、保守点検作業員によって、測定対象機器の近く
に運ばれ、設置される。収集された測定データを監視セ
ンター1に伝送する間、PHS端末30は、PHS回線
3を介してセンターコンピュータ11とつながれ双方向
のデータ通信状態となっているとともに、赤外線通信ポ
ート27aを介してデータロギング装置20と接続状態
となっている。
【0019】監視システム5は、さらに社内LAN10
により接続されている測定データのためのデータベース
サーバ12や故障診断サーバ13などの各種サーバ、及
び検査担当者用のクライアント端末を備えており、デー
タロギング装置20から送られてきた測定データを詳し
く診断する。この社内LAN10は、さらに、図示され
ていないが、別地域の社内LANともISDN(Integr
ated Services Digital Network)回線を介して接続され
ており、全社的なWAN(Wide Area Network=広域ネッ
トワーク)を形成している。
【0020】監視システム5とデータロギング装置20
のPHS回線3による接続のため、社内LAN10は、
さらにルータ6を介してPHS制御装置31と接続して
いる。PHS制御装置31はPHS回線3を構成する基
地局32と構内ディジタル回線33を介して接続されて
いるとともに、構内電話交換機7とも接続されている。
つまり、PHS制御装置31は、PHS端末30から基
地局32と構内ディジタル回線33を介して送られてき
た信号が電話音声であれば構内電話交換機7へスイッチ
し、送られていた信号がデータ通信であれば社内LAN
10にスイッチする。構内電話交換機7や社内LAN1
0から送られてきた信号は、いずれにしても基地局32
を介して宛先のPHS端末30に送る。基地局32のサ
ービスエリアは数百メートルであるので、全ての検査ポ
イントをカバーすべく、基地局32が分布配置されてい
る。構内電話交換機7は、公衆回線と社内電話網に接続
されているので、PHS端末30はデータロギング装置
20から取り外して、外線電話や社内電話と通話するこ
とも可能である。
【0021】上述のように構成されるデータロギング装
置20は次のように動作する。保守点検員によって現場
に持ち込まれたデータロギング装置20は適当な場所に
設置され、測定対象機器2に装着されたセンサー20a
と接続される。さらに、ローカル制御監視盤2aの警報
出力とも適当なケーブルで接続される。しきい値判定部
23cが用いるしきい値は測定対象機器2に応じて異な
るので、該当測定対象機器2のタグ番号入力に基づいて
自動的に設定してもよいし、手動で行ってもよい。この
値は、図示されていなかった液晶表示部で確認すること
ができる。センサー20aによって検出された測定デー
タは、データ入力部21のA/D変換器21aによって
ディジタル化されて、データ格納部22に順次格納され
ていくが、通常では、図3から理解できるように、比較
的長いサンプリング周期:T1で測定データが収集され
る。図3において、実線で描かれている曲線は、センサ
ー20aからのアナログの検出信号を表しており、その
曲線上の黒丸は、周期:T1でサンプリングされてデー
タ格納部22に格納された測定データがもつ測定値を表
している。このように、順次格納されていく測定データ
は、しきい値判定部23cで第1警戒レベルに対応する
第1しきい値:TH1と比較されており、もし測定値が
第1しきい値:TH1を越えた場合、警戒レベルに達し
たと判断し、より厳しい警戒を行うため、サンプリング
変更部23aがサンプリング周期をT1から短いサンプ
リング周期:T2に変更する。これにより、センサー2
0aからの検出信号より短い時間間隔:T2で取り込ま
れて、データ格納部22に順次格納される。
【0022】同時に、測定データ予測部23bがデータ
格納部22に順次格納された最新の測定データを元にし
て今後の測定データ、つまり測定対象機器2に対する測
定値を予測する。例えば、図3の白抜き丸で示されてい
るような予測値が算定される。これらの予測値もまた、
しきい値判定部23cで第2警戒レベルに対応する第2
しきい値:TH2と比較され、もし予測値が第2しきい
値:TH2を越えた場合、中央の監視センター1でより
詳細な分析を行うため、送出トリガー部24は送出トリ
ガーを生成してデータ伝送処理部25に送る。データ伝
送処理部25はデータ格納部22に格納された測定デー
タを伝送フォーマットに変換し、光通信ポート27aを
介してPHS端末30に転送する。その際、自動発信部
26aは、PHS端末30をオフフックし、予め設定さ
れた監視センター1の電話番号をPHS回線3に送出
し、センターコンピュータ11との接続を行い、変換さ
れた測定データを送り出した後PHS端末30をオンフ
ックし、回線の接続を切る役割を果たす。これにより、
設備異常の早期発見が効率的に実現する。なお、センタ
ーコンピュータ11に送られた測定データには、長いサ
ンプリング周期で取り込まれたものと、その後の短いサ
ンプリング周期で取り込まれたものとが含まれている
が、前者のデータは今後の機器の動向予測に用いられ、
後者のデータは現状の機器制御の基礎データとして用い
られる。
【0023】このデータロギング装置20は、上述し
た、予測値が警戒レベルに達したことで、測定データを
センターコンピュータ11に送り出すモードだけではな
く、他のモードも備えている。他の1つのモードでは、
測定対象機器2のローカル監視制御盤2aの警報出力と
スイッチング信号入力部28を接続しておき、警報を受
け取った段階で送出トリガー部24は送出トリガーを生
成してデータ伝送処理部25に送り、前述したように、
データ伝送処理部25はデータ格納部22に格納された
測定データをセンターコンピュータ11に伝送する。
【0024】さらには、前もって設定された基準レベル
を越える測定データが検出された段階で、送出トリガー
部24は送出トリガーを生成してデータ伝送処理部25
に送り、データ格納部22に格納された測定データをセ
ンターコンピュータ11に伝送するモードも提供され
る。監視センター1が設備の全体的な分析において特定
の設備機器の測定データが必要となることがある。この
ようなケースに備え、このデータロギング装置20のさ
らに別なモードでは、自動受信部26bは監視センター
1からの呼出信号の着信があったときはPHS端末30
をオフフックし、伝送内容が測定データの送信要求であ
れば、送出トリガー部24に信号を送る。これにより、
送出トリガー部24は送出トリガーを生成してデータ伝
送処理部25に送り、前述したように、測定データはセ
ンターコンピュータ11に伝送される。
【0025】もちろん、ここでは詳しい説明をしない
が、送出トリガー部24が自己クロックを用いて、定時
刻で送出トリガーを生成し、測定データの定時刻伝送を
行うモードもある。データロギング装置20の上述した
動作モードは、任意に選択可能であるし、必要に応じ
て、複数のモードを同時に働かせることも可能である。
これまで述べた実施の形態では、移動体通信としてPH
Sが採用されていたが、本発明がPHSとの組み合わせ
に限定されているわけではなく、他の携帯電話システム
や、MCAなどの無線システムと組み合わせることもも
ちろん可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータロギング装置を用いたプラ
ント設備監視システムの概略ブロック図
【図2】本発明によるデータロギング装置の機能を説明
するための機能ブロック図
【図3】本発明における測定データの取り込み周期の変
更と測定データの予測値を説明する説明図
【符号の説明】
2 検査対象機器 3 PHS回線 20 データロギング装置 20a センサー 21 データ入力部 22 データ格納部 23 評価手段 23a サンプリング変更部 23b 測定データ予測部 23c しきい値判定部 24 送出トリガー部 25 データ伝送処理部 26 PHS制御手段 30 PHS端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 大 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 稲垣 幸彦 大阪府大阪市淀川区西宮原1丁目7番31号 和泉電気株式会社内 (72)発明者 石田 芳明 大阪府大阪市淀川区西宮原1丁目7番31号 和泉電気株式会社内 (72)発明者 藤田 典俊 大阪府大阪市淀川区三国本町1丁目9番9 号 アイデックシステムズ株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサーから送られた測定データを収集
    するデータ入力部と、前記データ入力部で収集された測
    定データを格納するデータ格納部と、前記データ格納部
    の測定データを評価する評価手段と、前記データ格納部
    に格納された測定データを移動体通信回線に送出するデ
    ータ伝送処理部と、前記評価手段による評価結果に応じ
    て前記データ伝送処理部による測定データ送出のための
    トリガー信号を生成する送出トリガー部とを備えたデー
    タロギング装置。
  2. 【請求項2】 前記評価手段は測定データが所定レベル
    に達したことを判定するしきい値判定部を備えており、
    前記送出トリガー部は測定データの所定レベルへの到達
    に基づいて前記トリガー信号を生成する請求項1に記載
    のデータロギング装置。
  3. 【請求項3】 前記評価手段は測定データの履歴から測
    定データの予測を行う測定データ予測部を備えており、
    前記送出トリガー部は予測データの所定レベルへの到達
    に基づいて前記トリガー信号を生成する請求項1又は2
    に記載のデータロギング装置。
  4. 【請求項4】 測定対象機器に関する警報信号を入力す
    るスイッチング信号入力部が備えられ、前記送出トリガ
    ー部は前記警報信号の入力に基づいて前記トリガー信号
    を生成する請求項1〜3のいずれか1項に記載のデータ
    ロギング装置。
  5. 【請求項5】 前記送出トリガー部は前記移動体通信回
    線を介して接続されるセンターコンピュータからの要求
    に基づいて前記トリガー信号を生成する請求項1〜4の
    いずれか1項に記載のデータロギング装置。
  6. 【請求項6】 アナログ信号である前記測定データをデ
    ィジタル化するために前記データ入力部はA/D変換器
    を備えており、前記評価手段の評価結果に応じて前記A
    /D変換器は前記測定データに対するサンプリング周期
    を変更する請求項1〜5のいずれか1項に記載のデータ
    ロギング装置。
  7. 【請求項7】 前記データ伝送処理部と前記移動体通信
    回線のための移動体通信端末との間でのデータ転送のた
    めにIrDAに基づく光通信ポートが備えられている請
    求項1〜6のいずれか1項に記載のデータロギング装
    置。。
  8. 【請求項8】 前記移動体通信端末に対する自動発信、
    自動着信機能が備えられている請求項7記載のデータロ
    ギング装置。
  9. 【請求項9】 前記移動体通信回線がPHS回線である
    ことを特徴とする請求項7又は8に項に記載のデータロ
    ギング装置
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