JP2002098562A - 遠隔監視システム及び地滑り監視システム - Google Patents

遠隔監視システム及び地滑り監視システム

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JP2002098562A
JP2002098562A JP2000290243A JP2000290243A JP2002098562A JP 2002098562 A JP2002098562 A JP 2002098562A JP 2000290243 A JP2000290243 A JP 2000290243A JP 2000290243 A JP2000290243 A JP 2000290243A JP 2002098562 A JP2002098562 A JP 2002098562A
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JP2000290243A
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Akira Mitsunaga
顕 光永
Isamu Nagamune
勇 永宗
Koji Kawamura
浩二 河村
Katsunori Mizuochi
克則 水落
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NTT ME Chugoku Corp
Japan Foundation Engineering Co Ltd
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NTT ME Chugoku Corp
Japan Foundation Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】地滑り斜面に対する多点観測データを各別に集
約及びデータ処理して集中監視業務をおこなうととも
に、利用者にサービス提供可能とする。 【解決手段】観測系1、無線パケット通信網2(DoP
a(登録商標)網)、処理系3(データセンター)3、
利用者(情報収集解析センター41又はデータ通信対応携
帯端末42)からなる各系を無線LANにより連系し、複
数の利用者4が処理系3に個々にアクセスすることによ
りデータを共有ないしは共用可能な情報伝達経路又は監
視体制を構築している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、観測系と処理系、
及び処理系と利用者が共通の通信網を介してそれぞれ空
間的に離隔し、これらを連系して即時的又は統計的なデ
ータ処理とサービスの授受をおこなう装置系から構成さ
れ、観測系から送信される環境又は災害に関するセンシ
ングデータを前記通信網を経由して中央の処理系に受信
することによりデータ処理を含む情報監視業務を集中し
ておこない、利用者が前記通信網を経由して処理系にア
クセス可能で情報入手可能なネットワークを構成した遠
隔監視システムに係り、詳しくは、無線LANにより連
系され、複数の利用者が前記処理系に個々にアクセスす
ることによりデータを共有ないしは共用可能な情報伝達
経路又は監視体制を構築した遠隔監視システム、及び該
遠隔監視システムとネットワーク構成を同じくし地滑り
斜面に対する多点観測データを各別に集約及びデータ処
理して集中監視業務をおこない、かつ、利用者にサービ
ス提供する地滑り監視システムに関する。
【0002】ここで、本発明システムをネットワーク構
成からみると、観測系が信号サーバー(信号提供側)、
及び処理系がファイルサーバー(情報提供側)である。
そして、利用者が「クライアント」(情報要求側)又は
「ユーザー」(システム利用者)である。
【0003】
【従来の技術】従来より、遠隔地の災害情報等を電話回
線等に通信線又はワイヤレスな通信手段を介して監視局
に集約し、観測又は情報監視業務を集中しておこなうよ
うにした観測システム又は遠隔監視システムの提案があ
った。
【0004】例えば、特許第2994332号「無線観
測システム」、特開平11−230792号「土石流検
知システム」等がある。また、インターネットを利用す
るものとして特開平11−149595号「対象物設置
環境情報遠隔監視システム」がある。
【0005】地滑り監視システムに関しては、図5に示
すように、観測点のセンサー数カ所とデータ蓄積装置を
ケーブルで結び集約して、定期的に現地に出向きデータ
収集をするか、又は一般電話回線を介してデータ収集解
析センターへデータを送っていた。しかしながら、人的
コストや設備コスト(維持を含む。)の面で負担が大き
かった。
【0006】近年、通信手段に係るインフラ設備として
ワイヤレスな通信網(無線パケット通信網;例えば、N
TTドコモのDoPa網。)が提供されており、この網
を利用した携帯電話の急速な普及と種々のネットワーク
構成をもつサービスシステムが知られている。なお、本
発明に関し、無線パケット通信網とDoPa網は互換的
に使用する。
【0007】ここで、DoPa網は使用料を支払って利
用可能なサービスとして提供されており、商用のデータ
通信網、すなわちデータ通信手段として公知である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例における無線利用では、現地に無線基地局(観測
局)を設けて送受信をおこなうものであり、自前の通信
手段(設備)を構成しなければならなかった。
【0009】また、地滑り監視システムについては上述
のとおりコスト負担が大きく、観測点の数も制限されて
きた。
【0010】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
のであって、上記課題を解消し、商用の無線パケット通
信網を介して観測系、処理系及び利用者を無線LANに
より連系し、複数の利用者が処理系に個々にアクセスす
ることによりデータを共有ないしは共用可能な情報伝達
経路又は監視体制を構築した遠隔監視システム、及び該
遠隔監視システムとネットワーク構成を同じくし地滑り
斜面に対する多点観測データを各別に集約及びデータ処
理して集中監視業務をおこない、かつ、利用者にサービ
ス提供する地滑り監視システムを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】課題を解決するために本
発明は、無線LANにより連系した遠隔監視システムで
あって、通信網がワイヤレスな情報通信網であって、無
線パケット通信網を選択的に使用するものであり、観測
系が、一又は複数の現地観測地点に配置した監視対象の
物又は物象の状態ないしは量に対する固有のセンシング
手段と、該センシングデータを蓄積し前記無線パケット
通信網へ接続するための通信制御手段及び網インターフ
ェースを備え、処理系が、前記無線パケット通信網にI
SDN又は専用回線を介して網接続され、前記観測系の
データを入手可能で、前記無線パケット通信網を介して
アクセスしてきた利用者に対してサービス提供可能なデ
ータセンターとして機能するファイルサーバーを備え、
少なくとも前記観測系を識別して時系列データファイル
を編集し、アクセスしてきた利用者に対し選択的に当該
観測データのみを表示するファイル管理手段を有するも
のであり、利用者が、クライアント又はユーザーであっ
て、無線パケット用カードを含む網インターフェースを
介して網接続し前記処理系から観測データを入手するこ
とにより情報収集解析センターとして機能する一又は複
数のパーソナルコンピュータ、又は無線パケット網から
インターネットを経由して観測データを受信するデータ
通信対応携帯端末であり、前記無線パケット通信網を介
した無線LANにより連系され、複数の利用者が前記処
理系に個々にアクセスすることによりデータを共有ない
しは共用可能な情報伝達経路又は監視体制を構築したこ
とを特徴とするものである。
【0012】ここで、上記観測系におけるセンシング手
段がセンシングデータをデジタル信号に変換し通信制御
手段に送出可能なデジタルセンサであり、通信制御手段
が前記デジタル信号をインターネットプロトコルで送受
信可能なプロトコル変換装置であり、網インターフェー
スが無線パケット用無線端末である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、上記構成
において、地滑り斜面に対する多点観測データを各別に
集約及びデータ処理して集中監視業務をおこなうととも
に、利用者にサービス提供可能とする地滑り監視システ
ムを構成している。
【0014】以下、添付図面を参照しながら具体的に説
明する。
【0015】図1はシステム構成概要図である。
【0016】図2は各系を連系した処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【0017】図示するように、通信網はワイヤレスな情
報通信網であって、DoPa網を選択的に使用するもの
である。DoPa網は、輻輳時の接続不能がなく確実に
情報伝達できる。しかも、全国一律の従量制課金のため
距離に無関係で経済的である。なお、データ通信対応携
帯端末を利用者とする場合は、当該無線パケット通信網
からインターネットを経由する。この場合の利用形態は
データ閲覧である。(後述)
【0018】観測系は、山岳斜面に設置され各観測地点
の地滑り量を検出するセンシング手段と、該センシング
データを蓄積し無線パケット通信網へ接続するための通
信制御手段及び網インターフェースをそれぞれ配備し
て、各別に網接続する系統的な観測群からなり、ポーリ
ング受信により定期的にデータ送信をおこない、かつ閾
値を超えた場合には異常信号を付加して自動的に発報す
るものとしている。
【0019】ここで、センシング手段は、地面伸縮計、
地下水位計、地盤傾斜計、雨量計、歪計、温度計、又は
変位計からなる一又は複数の機器であり、監視(観測)
対象の物又は物象の状態(例えば、電圧値又は電流値等
の電気的状態)をセンスし、その検出値(センシングデ
ータ)をデジタル信号に変換するものである。
【0020】通信制御手段は、プロトコル変換装置であ
って、センシング手段からのデジタル信号(データ)を
定期的に収集して一時的に蓄積し、データセンターのと
の間でインターネットプロトコルで送受信するための収
集データのプロトコル変換をおこなう。
【0021】網インターフェースは、無線パケット用無
線端末であって、信号サーバ又は無線LANモジュール
と称されるものである。
【0022】処理系は、DoPa網にISDN又は専用
回線を介して網接続され観測系のデータを入手可能で、
該DoPa網を介してアクセスしてきた利用者に対して
サービス提供可能なデータセンターとして機能するファ
イルサーバーを備え、少なくとも観測系を識別して時系
列データファイルを編集し、アクセスしてきた利用者に
対し選択的に当該観測データのみを表示するファイル管
理手段とともに、多点観測データを各別に収録するデー
タベース機能と、受信の都度正常時か又は異常時かの判
断をし、正常時の場合はオンデマンド方式により利用者
へデータ送信をし、異常時の場合は警報とともに強制的
にデータ送信をする発報機能を有するものとしている。
【0023】データセンターは、ファイルサーバーであ
るため、いろいろな観測データ(項目)に対応可能で、
各種の遠隔監視業務で共用可能であり、回線コストを含
む設備系のコストが低減できる。
【0024】利用者は、クライアント又はユーザーであ
って、無線パケット用カードを含む網インターフェース
を介して網接続し地滑り環境又は災害に関する観測デー
タを入手することにより情報収集解析センターとして機
能する一又は複数のパーソナルコンピュータ、又はDo
Pa網からインターネットを経由して観測データを受信
するデータ通信対応携帯端末である。
【0025】情報収集解析センターでは、データセンタ
ーから入手した観測情報(系別の蓄積又は更新データ)
を、適宜なソフトウエアにより解析して、監視業務に供
する。図3及び図4にデータセンターから入手した観測
情報の画面レイアウトを示す。
【0026】データ通信対応携帯端末〔例えば、NTT
ドコモのiモード(登録商標)端末。〕では、DoPa
網からインターネットを経由してデータセンターのウエ
ブサイトに接続し、観測点の蓄積又は更新データを閲覧
する。当然のことながら、いつでもどこでもアクセス可
能であり、機動性を有する。
【0027】こうして、DoPa網を介した無線LAN
により連系され、複数の利用者が処理系に個々にアクセ
スすることによりデータを共有ないしは共用可能な情報
伝達経路又は監視体制を構築している。
【0028】本発明の保護範囲は、上記実施例において
特化した地滑り監視システムに限定されるものではな
く、観測系(監視対象)の構成(センシング手段)を種
々変更しても構わない。例えば、地滑り以外の環境調査
や災害情報、乗物の運行や道路の渋滞等の交通情報、自
動販売機等のパソコンを除く電子機器の稼働情報の係る
個々の遠隔監視システムを構築可能である。すなわち、
利用者に応じて観測系は汎用的に構成されればよく、本
発明のシステム構成に基づく無線LANであればその運
用形態は問わない。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上の構成よりなるものであ
り、これによれば本発明の遠隔監視システム及び地滑り
監視システムは、観測系、処理系及び利用者が無線LA
Nにより連系され、設備系の負担が軽減される。すなわ
ち、無線パケット通信網と処理系はインフラ設備として
共用(例えば、賃貸利用。)されればよく、観測系と利
用者(系)を設備投資するだけで効率的に運用可能であ
る。
【0030】具体的な利点を列挙すると、(1)観測点
間のケーブル工事が不要であり、建設費、施工期間を含
む設備コストを大幅に削減できる。
【0031】(2)観測系の機器構成が容易であり、緊
急の観測要請に対して即応可能である。
【0032】(3)無線利用なので山中などの辺境地域
にも設置可能である。しかも、地すべり等により観測点
が移動しても観測を継続できる。
【0033】(4)観測系(監視対象)の構成(センシ
ング手段)を種々変更しても構わないので、利用者がデ
ータセンター(処理系)を効率的に利用可能な種々の監
視システムを提供できるという汎用性がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム構成概要図である。
【図2】各系を連系した処理手順を示すフローチャート
である。
【図3】利用者が入手可能な観測情報の画面レイアウト
であり、一観測系の時系列データファイルを一覧表示し
ている。
【図4】利用者が入手可能な観測情報の画面レイアウト
であり、一ファイル内のレコード群をマトリックス表示
している。
【図5】従来の地滑り監視システムの構成概要図であ
る。
【符号の説明】
1 観測系 11 センシング手段 12 プロトコル変換装置 13 網インターフェース(無線パケット用無線端末) 2 通信網 21 無線パケット通信網(DoPa網) 3 処理系(データセンター) 31 ファイルサーバー(ファイル管理手段) 4 利用者 41 パーソナルコンピュータ(情報収集解析センター) 42 データ通信対応形態端末 X 遠隔監視システム Y 地滑り監視システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08C 17/00 H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 H04Q 9/00 301B H04Q 9/00 301 311B 311 311T 311J 321E 321 G08C 17/00 Z (72)発明者 永宗 勇 広島県広島市中区東白島町14番15号 株式 会社エヌ・ティ・ティエムイー中国内 (72)発明者 河村 浩二 大阪府大阪市北区松ケ枝町6番22号 日本 基礎技術株式会社内 (72)発明者 水落 克則 大阪府大阪市北区松ケ枝町6番22号 日本 基礎技術株式会社内 Fターム(参考) 2F073 AA19 AA33 AB01 BB01 BB09 BB20 BC01 BC02 CC03 CC08 CC12 DD03 DD07 DE13 EF09 FG01 FG02 FG03 FG04 GG01 GG08 GG09 2F076 BA11 BB09 BD07 BD17 BE07 BE09 BE18 5C087 AA02 BB13 BB18 BB32 BB46 BB51 BB62 BB74 DD02 DD04 EE12 FF01 FF04 GG03 GG66 GG70 GG83 5K048 AA11 BA21 BA34 CA03 DC01 EB10 5K101 KK13 LL02 LL12 MM07 SS07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観測系と処理系、及び処理系と利用者が
    共通の通信網を介してそれぞれ空間的に離隔し、これら
    を連系して即時的又は統計的なデータ処理とサービスの
    授受をおこなう装置系から構成され、観測系から送信さ
    れる環境又は災害に関するセンシングデータを前記通信
    網を経由して中央の処理系に受信することによりデータ
    処理を含む情報監視業務を集中しておこない、かつ利用
    者が前記通信網を経由して処理系にアクセス可能で情報
    入手可能なネットワークを構成した遠隔監視システムに
    おいて、通信網がワイヤレスな情報通信網であって、無
    線パケット通信網を選択的に使用するものであり、観測
    系が、一又は複数の現地観測地点に配置した監視対象の
    物又は物象の状態ないしは量に対する固有のセンシング
    手段と、該センシングデータを蓄積し前記無線パケット
    通信網へ接続するための通信制御手段及び網インターフ
    ェースを備え、処理系が、前記無線パケット通信網にI
    SDN又は専用回線を介して網接続され、前記観測系の
    データを入手可能で、前記無線パケット通信網を介して
    アクセスしてきた利用者に対してサービス提供可能なデ
    ータセンターとして機能するファイルサーバーを備え、
    少なくとも前記観測系を識別して時系列データファイル
    を編集し、アクセスしてきた利用者に対し選択的に当該
    観測データのみを表示するファイル管理手段を有するも
    のであり、利用者が、クライアント又はユーザーであっ
    て、無線パケット用カードを含む網インターフェースを
    介して網接続し前記処理系から観測データを入手するこ
    とにより情報収集解析センターとして機能する一又は複
    数のパーソナルコンピュータ、又は無線パケット網から
    インターネットを経由して観測データを受信するデータ
    通信対応携帯端末であり、前記無線パケット通信網を介
    した無線LANにより連系され、複数の利用者が前記処
    理系に個々にアクセスすることによりデータを共有ない
    しは共用可能な情報伝達経路又は監視体制を構築したこ
    とを特徴とする遠隔監視システム。
  2. 【請求項2】 上記観測系において、センシング手段が
    センシングデータをデジタル信号に変換し通信制御手段
    に送出可能なデジタルセンサであり、通信制御手段が前
    記デジタル信号をインターネットプロトコルで送受信可
    能なプロトコル変換装置であり、網インターフェースが
    無線パケット用無線端末である請求項1記載の遠隔監視
    システム。
  3. 【請求項3】 上記観測系におけるセンシング手段が、
    地滑り、山火事、河川の水位ないしは水質、ダムの水位
    ないしは水質、及び騒音その他の環境調査、又は災害情
    報に関する測定又は計測をおこなうための一又は複数の
    機器から構成されるものである請求項1又は2記載の遠
    隔監視システム。
  4. 【請求項4】 観測系と処理系、及び処理系と利用者が
    共通の通信網を介してそれぞれ空間的に離隔し、これら
    を連系して即時的又は統計的なデータ処理とサービスの
    授受をおこなう装置系から構成され、観測系から送信さ
    れる環境又は災害に関するセンシングデータを前記通信
    網を経由して中央の処理系に受信することによりデータ
    処理を含む情報監視業務を集中しておこない、かつ利用
    者が前記通信網を経由して処理系にアクセス可能で情報
    入手可能なネットワークを構成した遠隔監視システムに
    おいて、地滑り斜面に対する多点観測データを各別に集
    約及びデータ処理して集中監視業務をおこなうととも
    に、利用者にサービス提供可能とする地滑り監視システ
    ムであって、通信網がワイヤレスな情報通信網であっ
    て、無線パケット通信網を選択的に使用するものであ
    り、観測系が、山岳斜面に設置され各観測地点の地滑り
    量を検出するセンシング手段と、該センシングデータを
    蓄積し前記無線パケット通信網へ接続するための通信制
    御手段及び網インターフェースをそれぞれ配備して、各
    別に網接続する系統的な観測群からなり、ポーリング受
    信により定期的にデータ送信をおこない、かつ閾値を超
    えた場合には異常信号を付加して自動的に発報するもの
    であり、処理系が、前記無線パケット通信網にISDN
    又は専用回線を介して網接続され前記観測系のデータを
    入手可能で、前記無線パケット通信網を介してアクセス
    してきた利用者に対してサービス提供可能なデータセン
    ターとして機能するファイルサーバーを備え、少なくと
    も前記観測系を識別して時系列データファイルを編集
    し、アクセスしてきた利用者に対し選択的に当該観測デ
    ータのみを表示するファイル管理手段とともに、多点観
    測データを各別に収録するデータベース機能と、受信の
    都度正常時か又は異常時かの判断をし、正常時の場合は
    オンデマンド方式により利用者へデータ送信をし、異常
    時の場合は警報とともに強制的にデータ送信をする発報
    機能を有するものであり、利用者が、クライアント又は
    ユーザーであって、無線パケット用カードを含む網イン
    ターフェースを介して網接続し地滑り環境又は災害に関
    する観測データを入手することにより情報収集解析セン
    ターとして機能する一又は複数のパーソナルコンピュー
    タ、又は無線パケット網からインターネットを経由して
    観測データを受信するデータ通信対応携帯端末であり、
    前記無線パケット通信網を介した無線LANにより連系
    され、複数の利用者が前記処理系に個々にアクセスする
    ことによりデータを共有ないしは共用可能な情報伝達経
    路又は監視体制を構築したことを特徴とする地滑り監視
    システム。
  5. 【請求項5】 上記観測系におけるセンシング手段が地
    面伸縮計、地下水位計、地盤傾斜計、雨量計、歪計、温
    度計、又は変位計からなる一又は複数の機器である請求
    項4記載の地滑り監視システム。
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