JPH1138902A - プレゼンテーション装置 - Google Patents

プレゼンテーション装置

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JPH1138902A
JPH1138902A JP9209995A JP20999597A JPH1138902A JP H1138902 A JPH1138902 A JP H1138902A JP 9209995 A JP9209995 A JP 9209995A JP 20999597 A JP20999597 A JP 20999597A JP H1138902 A JPH1138902 A JP H1138902A
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JP
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liquid crystal
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writing sheet
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Application number
JP9209995A
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English (en)
Inventor
Kenzo Ariyama
賢三 有山
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Ricoh Elemex Corp
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Elemex Corp
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示部材上に書き込んだ内容を読み取ってそ
の表示部材上に再びきれいに表示することができるプレ
ゼンテーション装置を安価に提供する。 【解決手段】 パソコン10の操作で作動する液晶プロ
ジェクタ11と、それで背面側から投影した投影内容を
正面側に写し出す投影スクリーン板12と、その写し出
した投影内容を目視可能に設ける透明部13aと電子黒
板として使用するときの白色部13bとを有し、それら
を適宜選択して投影スクリーン12の正面側に張り渡
し、筆記具を用いて書込み自在に設ける書込みシート1
3とを備える。表示ボード40内には書込みシート13
上の書込み内容を読み取るスキャナ14を備え、パソコ
ン本体10A内にはそのスキャナによる読取り内容と液
晶プロジェクタ11による投影内容とを位置合わせして
合成し、投影スクリーン板12上に投影表示する制御手
段15を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パソコンの操作
で表示を行い、その表示を見ながら企画説明をしたり、
商品説明をしたり、計画発表をしたり、研究発表をした
り、会議をしたり、討論をしたり、勉強会をしたりする
プレゼンテーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプレゼンテーション装置
としては、たとえば図17に示すように、パソコン1と
液晶プロジェクタ2と感圧タッチセンサ付きの表示ボー
ド3とを備え、パソコン1を操作して液晶プロジェクタ
2で表示ボード3上に投影表示するものがあった。
【0003】そして、表示ボード3の表示面3aに指先
を触れたとき感圧タッチセンサを働かせ、パソコン1を
操作して表示ボード3の画面を切り換えたり、表示ボー
ド3上に字や線や絵や模様を描いたりしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のプレゼンテーション装置では、感圧タッチセンサ
が高価であり、全体としてコスト高となる課題があっ
た。また、感圧タッチセンサの微細加工や微細配線には
限界があり、それを表示面3aに密に配置することがで
きないから、きれいな読取りを行うことができず、字や
線や絵や模様などを描いたときそれらをきれいに描くこ
とができない課題があった。
【0005】そこで、この発明は、安価で、しかも表示
部材上にきれいな書込みを行うことができるプレゼンテ
ーション装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明にかかるプレゼンテーション装置は、たとえば
図1、図2に示すように、パソコン10と、そのパソコ
ン10の操作で作動する液晶プロジェクタ11と、その
液晶プロジェクタ11で背面側から投影した投影内容を
正面側に写し出す投影スクリーン板12と、その投影ス
クリーン板12上の投影内容を目視可能に設ける透明部
13aとホワイトボードとして使用するときの白色部1
3bとを有し、搬送することによりそれらを適宜選択し
て前記投影スクリーン板12の正面側に張り渡し、筆記
具を用いて書込み自在とする書込みシート13と、その
書込みシート13上の書込み内容を読み取るスキャナ1
4と、そのスキャナ14による前記透明部13aからの
読取り内容と前記液晶プロジェクタ11による投影内容
とを位置合わせして合成し、それを再び前記液晶プロジ
ェクタ11で前記投影スクリーン板12上に投影表示す
る制御手段15と、を備えてなる、ことを特徴とする。
【0007】そして、請求項1に記載の発明にかかるプ
レゼンテーション装置では、通常のプレゼンテーション
を行うときは、図1に示すように、書込みシート13を
搬送することにより透明部13aを選択して投影スクリ
ーン板12の正面側に張り渡し、パソコン10の操作で
液晶プロジェクタ11を作動し、その液晶プロジェクタ
11で投影スクリーン板12上に背面側から投影してそ
の投影内容を投影スクリーン板12の正面側に写し出
し、その投影スクリーン板12上の投影内容を書込みシ
ート13の透明部13aを透して正面側から見る。透明
部13a上には、必要に応じて筆記具を用いて書込みを
行う。その書込み内容は、書込みシート13を搬送しな
がらスキャナ14で読み取り、制御手段15で液晶プロ
ジェクタ11による投影内容と位置合わせして合成し、
それを再び液晶プロジェクタ11で投影スクリーン板1
2上に投影表示する。
【0008】また、電子黒板として使用するときは、図
2に示すように、書込みシート13を搬送することによ
り白色部13bを選択して投影スクリーン板12の正面
側に張り渡し、その白色部13b上に筆記具を用いて書
込みを行う。その書込み内容は、書込みシート13を搬
送しながらスキャナ14で読み取り、パソコン10に記
憶したりプリントしたりする。
【0009】請求項2に記載の発明にかかるプレゼンテ
ーション装置は、たとえば図3、図4に示すように、パ
ソコン10と、そのパソコン10の操作で表示を行う液
晶ディスプレイ16と、その液晶ディスプレイ16の表
示内容を目視可能に設ける透明部13aと電子黒板とし
て使用するときの白色部13bとを有し、搬送すること
によりそれらを適宜選択して前記液晶ディスプレイ16
の正面側に張り渡し、筆記具を用いて書込み自在とする
書込みシート13と、その書込みシート13上の書込み
内容を読み取るスキャナ14と、そのスキャナ14によ
る前記透明部13aからの読取り内容と前記液晶ディス
プレイ16による表示内容とを位置合わせして合成し、
それを再び前記液晶ディスプレイ16で表示する制御手
段15と、を備えてなる、ことを特徴とする。
【0010】そして、請求項2に記載の発明にかかるプ
レゼンテーション装置では、通常のプレゼンテーション
を行うときは、図3に示すように、書込みシート13を
搬送することにより透明部13aを選択して液晶ディス
プレイ16の正面側に張り渡し、パソコン10の操作で
液晶ディスプレイ16で表示を行い、その液晶ディスプ
レイ16の表示内容を書込みシート13の透明部13a
を透して正面側から見る。透明部13a上には、必要に
応じて筆記具を用いて書込みを行う。その書込み内容
は、書込みシート13を搬送しながらスキャナ14で読
み取り、制御手段15で液晶ディスプレイ16による表
示内容と位置合わせして合成し、それを再び液晶ディス
プレイ16で表示する。
【0011】また、電子黒板として使用するときは、図
4に示すように、書込みシート13を搬送することによ
り白色部13bを選択して液晶ディスプレイ16の正面
側に張り渡し、その白色部13b上に筆記具を用いて書
込みを行う。その書込み内容は、書込みシート13を搬
送しながらスキャナ14で読み取り、パソコン10に記
憶したりプリントしたりする。
【0012】請求項3に記載の発明にかかるプレゼンテ
ーション装置は、たとえば図5、図6に示すように、パ
ソコン10と、そのパソコン10の操作で作動する液晶
プロジェクタ11と、その液晶プロジェクタ11で背面
側から投影した投影内容を正面側に透過する透明ボード
17と、その透明ボード17を透過した投影内容を写し
出してその写し出した投影内容を正面側から目視可能に
設ける投影部13cと普通の電子黒板として使用すると
きの白色部13bとを有し、搬送することによりそれら
を適宜選択して前記透明ボード17の正面側に張り渡
し、筆記具を用いて書込み自在とする書込みシート13
と、その書込みシート13上の書込み内容を読み取るス
キャナ14と、そのスキャナ14による前記投影部13
cからの読取り内容と前記液晶プロジェクタ11による
投影内容とを位置合わせして合成し、それを再び前記液
晶プロジェクタ11で前記書込みシート13の投影部1
3c上に投影表示する制御手段15と、を備えてなる、
ことを特徴とする。
【0013】そして、請求項3に記載の発明にかかるプ
レゼンテーション装置では、通常のプレゼンテーション
を行うときは、図5に示すように、書込みシート13を
搬送することにより投影部13cを選択して透明ボード
17の正面側に張り渡し、パソコン10の操作で液晶プ
ロジェクタ11を作動し、その液晶プロジェクタ11で
透明ボード17上に背面側から投影してその投影内容を
正面側に透過し、その透過した投影内容を書込みシート
13の投影部13cの正面側に写し出してその投影部1
3c上の投影内容を正面側から見る。投影部13c上に
は、必要に応じて筆記具を用いて正面側から書込みを行
う。その書込み内容は、書込みシート13を搬送しなが
らスキャナ14で読み取り、制御手段15で液晶プロジ
ェクタ11による投影内容と位置合わせして合成し、そ
れを再び液晶プロジェクタ11で書込みシート13上に
投影表示する。
【0014】また、電子黒板として使用するときは、図
6に示すように、書込みシート13を搬送することによ
り白色部13bを選択して透明ボード17の正面側に張
り渡し、その白色部13b上に筆記具を用いて書込みを
行う。その書込み内容は、書込みシート13を搬送しな
がらスキャナ14で読み取り、パソコン10に記憶した
りプリントしたりする。
【0015】請求項4に記載の発明にかかるプレゼンテ
ーション装置は、請求項1、2、または3に記載のプレ
ゼンテーション装置において、たとえば図1、図2、図
5、図6に示すように、前記書込みシート13として有
端シートを使用し、それをローラ18A・18B間に掛
けて前記投影スクリーン板12または前記液晶ディスプ
レイの正面側に張り渡し、それらローラ18A・18B
の回転で往復搬送可能に設けてなる、ことを特徴とす
る。
【0016】そして、請求項4に記載の発明にかかるプ
レゼンテーション装置では、一のローラ18Aで巻き上
げて後、次には他のローラ18Bで巻き戻し、それらロ
ーラ18A・18Bの回転で巻き上げ巻き戻して書込み
シート13を往復搬送する。
【0017】また、請求項5に記載の発明にかかるプレ
ゼンテーション装置は、請求項1、または2に記載のプ
レゼンテーション装置において、たとえば図3、図4に
示すように、前記書込みシート13としてエンドレスシ
ートを使用し、それをローラ18C・18D間に掛けて
前記投影スクリーン板または前記液晶ディスプレイ16
を囲むように張り渡し、その一方のローラ18Cの回転
で回転搬送可能に設けてなる、ことを特徴とする。
【0018】そして、請求項5に記載の発明にかかるプ
レゼンテーション装置では、一方のローラ18Cの回転
で他方のローラ18Dを従動回転しながら、書込みシー
ト13を回転搬送する。
【0019】請求項6に記載の発明にかかるプレゼンテ
ーション装置は、請求項1、2、3、4、または5に記
載のプレゼンテーション装置において、たとえば図1な
いし図6に示すように、前記書込みシート13の停止位
置を検知する位置検知センサ19を備えてなる、ことを
特徴とする。
【0020】そして、請求項6に記載の発明にかかるプ
レゼンテーション装置では、透明部13a・白色部13
b・投影部13cを選択して投影スクリーン板12や液
晶ディスプレイ16や透明ボード17の正面側に張り渡
すとき、位置検知センサ19で停止位置を検知して書込
みシート13の搬送を止める。
【0021】請求項7に記載の発明にかかるプレゼンテ
ーション装置は、請求項1、2、3、4、5、または6
に記載のプレゼンテーション装置において、たとえば以
下の図示実施の形態で示すとおり、前記書込みシート1
3を搬送しながらその書込みシート13上の書込み内容
を自動的に消去するイレーサ装置60を設けてなる、こ
とを特徴とする。
【0022】そして、請求項7に記載の発明にかかるプ
レゼンテーション装置では、書込みシート13を搬送し
ながら、その書込みシート13上の書込み内容をイレー
サ装置60で自動的に消去する。
【0023】請求項8に記載の発明にかかるプレゼンテ
ーション装置は、その請求項7に記載のプレゼンテーシ
ョン装置において、たとえば以下の図示実施の形態で示
すとおり、電子供与性呈色化合物と電子受容性顕色化合
物とを有する有色インクを使用し、それらの分子接触に
より発色して前記書込みシート13上に書込みを行う筆
記具33を用いる一方、その筆記具33の前記有色イン
クとの化学反応で前記電子受容性顕色化合物の効果を喪
失するクリーナ液を使用し、それを前記書込みシート1
3上に付着してその書込みシート13上の書込み内容を
消去するクリーナ器62を備えてなる、ことを特徴とす
る。
【0024】そして、請求項8に記載の発明にかかるプ
レゼンテーション装置では、クリーナ器62でクリーナ
液を付着して筆記具33の有色インクとの化学反応で電
子受容性顕色化合物の効果を喪失し、書込みシート13
上の書込み内容を消去する。
【0025】請求項9に記載の発明にかかるプレゼンテ
ーション装置は、請求項1、2、または3に記載のプレ
ゼンテーション装置において、たとえば図1ないし図6
に示すとおり、パソコン10のたとえばパソコン本体1
0Aに制御手段15を設けてなる、ことを特徴とする。
【0026】請求項10に記載の発明にかかるプレゼン
テーション装置は、請求項1、2、または3に記載のプ
レゼンテーション装置において、前記パソコンとは別個
に前記制御手段を設けてなる、ことを特徴とする。
【0027】請求項11に記載の発明にかかるプレゼン
テーション装置は、請求項1、2、または3に記載のプ
レゼンテーション装置において、たとえば以下の図示実
施の形態で示すとおり、前記書込みシート13に貼り付
けたシート状の読取り原稿90を該書込みシート13の
搬送とともに搬送し、前記スキャナ14で読取り後にそ
の書込みシート13から分離して排出する原稿搬送排出
手段65を設けてなる、ことを特徴とする。
【0028】そして、請求項11に記載の発明にかかる
プレゼンテーション装置では、シート状の読み取り原稿
90の読取りを希望するとき、その読取り原稿90を書
込みシート13に貼り付け、原稿搬送排出手段65で該
書込みシート13の搬送とともに搬送し、スキャナ14
で読み取ってその読取り後にその書込みシート13から
分離して排出する。
【0029】請求項12に記載の発明にかかるプレゼン
テーション装置は、請求項1、2、または3に記載のプ
レゼンテーション装置において、たとえば以下の図示実
施の形態で示すとおり、前記書込みシート13の表裏両
面にハードコート処理を施してなる、ことを特徴とす
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態について説明する。図7以降に示す図示
実施の形態においては、図1ないし図6に示すプレゼン
テーション装置の対応する部分に付した符号と同一符号
を付す。
【0031】図7は、請求項1に記載の発明の一実施の
形態であるプレゼンテーション装置の正面図である。図
中符号20は、大人の身長大の縦長函型のフレームであ
る。フレーム20は、底部四隅にキャスタ21………を
取り付け、頂板および底板とともにその腰位置よりやや
下に棚22を設ける。そして、その棚22下に収納室2
3を形成し、その収納室23の左右側面を塞ぐととも
に、正面側には左右に開閉する両開きの扉24・24を
設けてなる。図7では、開いた状態を実線で示し、閉じ
た状態を鎖線で示す。
【0032】収納室23内には、パソコン10のパソコ
ン本体10Aと、液晶プロジェクタ11および第1反射
鏡25と、クリーナ液タンク26とを右左に並べて設け
る。液晶プロジェクタ11は正面側に向け、その手前側
に立てて矩形平面状の第1反射鏡25を設け、ともに後
方へとスライド自在なスライド台27上に取り付けてな
る。
【0033】棚22上には、引き出し30を手前側に引
き出し自在に設け、その引き出し30上に、パソコン1
0のキーボード31と、載置台32上に乗せた複数の筆
記具33………およびシート拭き具34と、クリーナ液
付着容器35とを載置してなる。また、引き出し30の
横には、マウス台36に載せてマウス37を設ける。
【0034】そして、そのようなフレーム20の正面側
上部に、横長矩形で薄い箱型の表示ボード40を取り付
ける。表示ボード40は、正面に大きな矩形窓41を有
し、その矩形窓41の左枠には上下にスイッチ42……
…を並べた操作部43を設けてなる。また、次の説明で
用いる図9から判るとおり、背面にも大きな矩形窓44
を有する。
【0035】図8は右側から見て、図9は上から見て示
す該プレゼンテーション装置の内部概略構成図である。
【0036】これらの図から判るとおり、表示ボード4
0内には、細長な支持杆50・51を互いに平行に上下
に固定して設け、それらの支持杆50・51で支持して
ローラ18A・18Bと表面白色ローラ52を右左に立
てて設ける。それらのローラ18A・18B・52に
は、透明部13aと白色部13bとを有する有端のポリ
エステルフィルム製書込みシート13を掛ける。そし
て、ローラ18A・18Bの回転で往復搬送可能とし、
表面白色ローラ52と対向する位置検知センサ19で停
止位置を検知して透明部13aまたは白色部13bを適
宜選択して投影スクリーン板12の正面側に張り渡す。
その張り渡した書込みシート13の正面側を表示ボード
40の矩形窓41から外部へと臨ませ、筆記具33を用
いて書込み自在としてなる。
【0037】投影スクリーン板12は、四角くつくり、
矩形窓41から外部へと臨ませる書込みシート13に裏
当てして設け、表面をマット加工したり、塗装したり、
マット加工のフィルムを貼り付けたりして、液晶プロジ
ェクタ11で背面側から投影した投影内容を正面側に写
し出すようにする。なお、図示実施の形態のプレゼンテ
ーション装置で用いる書込みシート13には、傷が付か
ないように、また筆記による書込み性およびその書込み
内容の消去性を向上するように、たとえばアクリル系樹
脂をコートして後、UV光を当てながら加熱乾燥処理す
ることにより、表裏両面にハードコート処理を施してな
る。
【0038】また、そのような表示ボード40の矩形窓
41の左枠内には、張り渡した書込みシート13の手前
側にスキャナ14を固定して設ける。スキャナ14は、
立てて設ける棒状の光源55、その光源55からの光を
書込みシート13に向けて反射するリフレクタ56、反
射光を集光して結像するレンズ57、光の強弱を電気信
号に変換する図示省略した光電変換素子などで構成す
る。
【0039】また、そのような表示ボード40内には、
イレーサ装置60の一部を設ける。すなわち、張り渡し
た書込みシート13の後側に、正面側に溝状の液通路6
1を有する杆状のクリーナ器62を立てて設け、そのク
リーナ器62の上下端をそれぞれ上下アーム63・64
の先端に取り付けてその上下アーム63・64の基端を
支持杆50・51で回動自在に支持し、該クリーナ器6
2の正面側を書込みシート13に接離自在としてなる。
【0040】さらにまた、表示ボード40内の表面白色
ローラ52の横には、原稿搬送排出手段65を設ける。
原稿搬送排出手段65は、表面白色ローラ52と平行に
一対の排出ローラ66・67を設ける。そして、それら
の排出ローラ66・67間に入り込んだ原稿を表示ボー
ド40の排出口68を通して外部へと排出する。
【0041】さて、再びフレーム20に戻って、フレー
ム20の背面側は、棚22より下は開放されており、上
はヒンジで連結した上下の背面板70・71で被ってな
る。上背面板70は、内面に第2反射鏡72を貼り付
け、左右に取り付けたピン73・73をフレーム20に
形成した上下の直線溝74・74(後の説明で用いる図
11参照)に係合する。下背面板71は、下縁をヒンジ
を介してフレーム20の桟杆75に取り付ける。なお、
第2反射鏡72は、第1反射鏡25よりも大きな矩形平
面状をなす。
【0042】そのようなフレーム20内には、さらに図
10に示すように、上述したイレーサ装置60を構成す
る残りのポンプ80、クリーナ液容器81、電磁弁82
などを適宜支持して備える。ポンプ80は、吸引側を、
吸上管83を介してクリーナ液タンク26と接続すると
ともに、吸込管84を介してクリーナ器62の液通路6
1出口と接続する。一方、排出側を、排出管85を介し
てクリーナ液容器81に接続する。
【0043】クリーナ液容器81は、途中に電磁弁82
を設ける送出管86を介してクリーナ器62の液通路6
1入口と接続する。また、流出管87を介してクリーナ
液付着容器35と接続し、クリーナ液容器81内で一定
の高さ以上となったクリーナ液を流し出してクリーナ液
付着容器35内に入れる。クリーナ液付着容器35は、
送出管88を介してクリーナ液タンク26と接続し、そ
のクリーナ液付着容器35内で一定の高さ以上となった
クリーナ液を送り出してクリーナ液タンク26内に戻
す。
【0044】そして、いまこのプレゼンテーション装置
を使用して通常のプレゼンテーションを行うときは、操
作部43の適宜スイッチ42を操作して表示ボード40
の電源をONして後、引き出し30を引き出してパソコ
ン10のキーボード31やマウス37を操作し、また操
作部43のスイッチ42を操作し、書込みシート13を
搬送して位置検知センサ19で停止位置を検知すること
により、透明部13aを選択して投影スクリーン板12
の正面側に掛け渡す。同時に、図11および図12に示
すようにスライド台27を後方に向けスライドして液晶
プロジェクタ11の後部をフレーム20から突出すると
ともに、第1反射鏡25を若干倒す。
【0045】また、たとえばソレノイド等の作動によ
り、上背面板70のピン73・73を直線溝74・74
に沿って下方に移動し、背面板70・71を、連結部を
外向きに突出して「く」の字型に折り曲げる。そうし
て、液晶プロジェクタ11を点灯してパソコン10の内
部や外部記憶の情報を投射し、第1反射鏡25で反射し
た投射光を棚22の孔22aを通して第2反射鏡72に
向けてさらにその第2反射鏡72で反射し、表示ボード
40の背面矩形窓44を通して後、投影スクリーン板1
2上に背面側から投影してその投影内容を投影スクリー
ン板12の正面側に写し出す。そして、その投影スクリ
ーン板12上の投影内容を書込みシート13の透明部1
3aを透して正面側から見ることができるようにする。
【0046】このようなプレゼンテーション装置の相互
のパソコン10を公衆回線を介して接続することによ
り、1つのプレゼンテーション装置の投影内容を他のプ
レゼンテーション装置で投影することができる。
【0047】これにより、投影内容を見ながら、企画説
明をしたり、商品説明をしたり、計画発表をしたり、研
究発表をしたり、会議をしたり、討論をしたり、勉強会
をしたりすることができる。
【0048】このとき、透明部13a上には、必要に応
じ、筆記具33を用いて表面側から書込みを行う。図示
実施の形態では、筆記具33として、特開平7−902
14号公報に記載するような電子供与性呈色化合物と電
子受容性顕色化合物とを有する公知の有色インクを用い
たものを使用する。そして、インクを付着して電子供与
性呈色化合物と電子受容性顕色化合物との分子接触によ
り発色することで、透明部13a上に書込みを行う。
【0049】間違えた書込み内容を消すときは、シート
拭き具34を持ってクリーナ液付着容器35内に入れ、
毛細管現象を利用してシート拭き具34に該容器35内
のクリーナ液を吸い上げる。その後、シート拭き具34
を適宜圧縮して余分なクリーナ液を絞り出し、クリーナ
液付着容器35から取り出してそれで透明部13aを拭
き、クリーナ液を付着してインクとの化学反応で電子受
容性顕色化合物の効果を喪失し、色を消して透明部13
a上の書込み内容を消去する。図示実施の形態では、シ
ート拭き具34は、クリーナ液付着容器35内に入れ、
適宜絞ることで汚れを洗い流し、きれいにすることがで
きる。
【0050】ところで、透明部13a上の書込み内容を
読み取るときは、パソコン10のキーボード31や操作
部43の適宜スイッチ42を操作して図示しない駆動モ
ータを作動し、一方のローラ18Aを回転して書込みシ
ート13を送り、他方のローラ18Bを従動回転しなが
ら回転搬送する。同時に、固定スキャナ14を作動し、
光源55を点灯して光を表面白色ローラ52に向け、透
明部13aを透過してその表面白色ローラ52上で反射
した反射光をレンズ57で集光して光電変換素子に入
れ、透明部13a上の書込み内容を読み取ってパソコン
10に入れる。
【0051】パソコン10のパソコン本体10Aには、
そのスキャナ14による読取り内容を液晶プロジェクタ
11による投影内容と位置合わせをして合成し、それを
再び液晶プロジェクタ11を用いて表示ボード40上に
投影表示する制御手段15を備える。そして、このプレ
ゼンテーション装置のパソコン10同志を公衆回線を介
して接続しているときには、合成した内容を他の表示ボ
ード40でも表示することができる。
【0052】さて、図示実施の形態では、書込みシート
13上の書込み内容を消去するときは、電磁弁82を開
くとともに、たとえばソレノイド等を作動し、上下アー
ム63・64を回動してクリーナ器62を書込みシート
13面に当てる。そして、ポンプ80を作動し、クリー
ナ液タンク26内のクリーナ液を吸上管83を介して吸
い上げ、排出管85を通してクリーナ液容器81内に送
り込む。一方、吸込管84を介してクリーナ器62の液
通路61内の空気を吸い込み、クリーナ器62内を負圧
化してクリーナ液容器81内のクリーナ液を送出管86
を介してクリーナ器62の液通路61内に吸い込む。
【0053】これにより、そのクリーナ液を書込みシー
ト13に付着してインクとの化学反応で色を消し、書込
みシート13上の書込み内容を消去する。つまり、書込
みシート13を搬送し、書込みシート13上の書込み内
容をイレーサ装置60で自動的に消去する。
【0054】ところで、図示実施の形態のプレゼンテー
ション装置では、プレゼンテーション用として使用する
だけではなく、原稿搬送排出手段65で搬送排出してシ
ート状原稿の読取りも行うことができる。たとえば図1
3および図14に示すように、表示ボード40の正面矩
形窓41を通して、読取りを希望するシート状の読取り
原稿90の上縁側両隅を仮止め粘着テープ91・91で
書込みシート13に貼り付け、操作部43のスイッチ4
2を操作して一方のローラ18Aを回転し、表面白色ロ
ーラ52を従動回転するとともに、排出ローラ66・6
7を回転する。
【0055】そして、読取り原稿90を書込みシート1
3の搬送とともにともに搬送してスキャナ14で該読取
り原稿90上の情報を読み取り、その読取り後に書込み
シート13が表面白色ローラ52に巻き付くとき読取り
原稿90の腰で書込みシート13から剥がれ、そのまま
まっすぐに送って排出ローラ66・67間に入れ、引き
続きそれら排出ローラ66・67で搬送して排出口68
から表示ボード40の外部へと排出する。
【0056】また、プレゼンテーション装置として使用
しないときは、単に通常の電子黒板として使用すること
ができる。このとき、液晶プロジェクタ11の光源を点
灯すると、バックライトとなって書込み内容をはっきり
と見ることができる。省電力のため、液晶プロジェクタ
11の光源を消すと、書込み面が暗くなるとともに、室
内光を透過吸収しやすくなり、書込み画像が見にくくな
る。そこで、電子黒板として利用するときは、書込みシ
ート13を搬送することにより白色部13bを選択して
投影スクリーン板12の正面側に張り渡し、その白色部
13b上に筆記具33を用いて書込みを行う。その書込
み内容は、書込みシート13を搬送しながらスキャナ1
4で読み取り、パソコン10に記憶したりプリントした
りする。
【0057】図15は請求項2に記載の発明の一実施の
形態であるプレゼンテーション装置を右側から見て、図
16は上から見て示す内部概略構成図である。
【0058】この実施の形態のプレゼンテーション装置
では、上述した図7ないし図14に示す実施の形態の液
晶プロジェクタ11を用いて投影スクリーン板12上に
投影する機構をなくし、投影スクリーン板12に代えて
液晶ディスプレイ16を用い、その液晶ディスプレイ1
6を囲むように書込みシート13を設ける。書込みシー
ト13は、透明部13aと白色部13bとを有するエン
ドレスシートで、駆動側のローラ18Cと従動側のロー
ラ18Dとに掛け渡して設ける。そして、駆動側のロー
ラ18Cの回転で回転搬送可能とし、位置検知センサ1
9で停止位置を検知して透明部13aまたは白色部13
bを選択して液晶ディスプレイ16の正面側に張り渡
す。その張り渡した書込みシート13の正面側を表示ボ
ード40の矩形窓41から外部へと臨ませ、筆記具33
を用いて書込み自在に設けてなる。
【0059】なお、図15および図16に示す実施の形
態では、図7ないし図14に示す実施の形態の対応部分
に付した符号と同一符号を付し、詳しい説明を省略す
る。
【0060】この実施の形態では、上述した図7ないし
14に示す実施の形態と同様に、パソコン本体10Aに
制御手段15を備えるが、この実施の形態で用いる制御
手段15では、スキャナ14による読取り内容と液晶デ
ィスプレイ16による表示内容とを位置合わせして合成
し、それを再び液晶ディスプレイ16で表示する。
【0061】ところで、上述した図7ないし図14に示
す実施の形態では、書込みシート13を透明部13aと
白色部13bとで構成し、プレゼンテーションを行うと
きは、位置検知センサ19で停止位置を検知してその透
明部13aを投影スクリーン板12の正面側に張り渡
し、投影スクリーン板12上に投影した投影内容を該透
明部13aを透して目視可能とした。しかし、請求項3
に記載の発明のように、投影スクリーン板12に代えて
透明ボード17を用いるとともに、書込みシート13
に、透明部13aに代えて投影部13cを設けるように
してもよい。
【0062】そして、プレゼンテーションを行うとき
は、書込みシート13を搬送することにより投影部13
cを選択して透明ボード17の正面側に張り渡し、パソ
コン10の操作で液晶プロジェクタ11を作動し、その
液晶プロジェクタ11で透明ボード17上に背面側から
投影してその投影内容を正面側に透過し、その透過した
投影内容を書込みシート13の投影部13cの正面側に
写し出してその投影部13c上の投影内容を正面側から
見る。投影部13c上には、必要に応じて筆記具を用い
て正面側から書込みを行う。その書込み内容は、書込み
シート13を搬送しながらスキャナ14で読み取り、制
御手段15で液晶プロジェクタ11による投影内容と位
置合わせして合成し、それを再び液晶プロジェクタ11
で投影部13c上に投影表示する。
【0063】また、上述した図15および図16に示す
実施の形態では、書込みシート13としてエンドレスシ
ートを使用し、それを駆動側のローラ18Cと従動側の
ローラ18D間に掛けて液晶ディスプレイ16を囲むよ
うに張り渡し、その駆動側のローラ18Cの回転で従動
側のローラ18Dを従動回転しながら回転搬送する。し
かし、書込みシート13として有端シートを使用し、そ
れをローラ間に掛けて液晶ディスプレイ16の正面側に
張り渡し、一のローラで巻き上げて後、次には他のロー
ラで巻き戻し、それらローラの回転で巻き上げ巻き戻し
て往復搬送可能に設けてもよい。
【0064】他方、図7ないし図14に示す実施の形態
でも、有端シートである書込みシート13に代え、図1
5および図16に示す実施の形態と同様なエンドレスベ
ルトである書込みシート13を使用してもよい。この場
合は、書込みシート13に、たとえば透明部13aと白
色部13bとを交互にそれぞれ2つずつ設け、1の透明
部13aを投影スクリーン板12の正面側に張り渡した
とき、別の透明部13aが投影スクリーン板12の背面
側に張り渡されるようにする。そして、液晶プロジェク
タ11からの投影光がその別の透明部13aを透過し、
その投影内容を投影スクリーン板12の正面側に写し出
し可能とする必要がある。
【0065】さて、上述した実施の形態では、クリーナ
器62で書込みシート13上にクリーナ液を付着して有
色インクとの化学反応でその書込みシート13上の書込
み内容を消去するイレーサ装置60を備えた。しかし、
請求項1、請求項2、請求項3に記載の発明では、書込
み内容を自動的に消去するイレーサ装置60は、必ずし
も必須不可欠のものではなく、たとえばシート拭き具3
4やその他の拭き具などを用いて手動で拭き消すように
してもよい。
【0066】自動的に消去する場合も、図示実施の形態
で示すイレーサ装置60に限らず、たとえば回転ブラシ
を用い、それを書込みシートに接触して回転し、書込み
内容を掻き消すようにしてもよく、また拭き具を用い、
それを書込みシートに摺接してその書込みシート上の書
込み内容を拭き消すようにしてもよい。
【0067】またさらに、上述した実施の形態では、パ
ソコン10のたとえばパソコン本体10A内に制御手段
15を設けた。しかし、請求項1、請求項2、および請
求項3に記載の発明では、パソコンとは別個独立に制御
手段を設け、その制御手段を介してスキャナをパソコン
と接続するようにしてもよい。
【0068】なお、パソコンには、普通に行われるとお
りプリンタを接続し、必要に応じて投影内容や書込み内
容をプリントアウトすることができるようにすると一層
便利である。
【0069】
【発明の効果】この発明では、書込みシート上に書き込
んだ内容をスキャナで読み取り、制御手段でその読取り
内容を液晶プロジェクタによる投影内容や液晶ディスプ
レイによる表示内容と位置合わせして合成し、それを再
び書込みシート上に表示することができ、スキャナを用
いることから、従来のタッチセンサを用いた場合に比
し、安く、またきれいに読み取ることができ、読取り後
に再び表示したとき字や線や絵や模様などをきれいに描
くことができる。
【0070】また、この発明によるプレゼンテーション
装置では、電子黒板として使用するとき、投影スクリー
ン板や液晶ディスプレイや透明ボードの正面側に書込み
シートの白色部を張り渡し、そこに筆記具を用いて書込
みを行うようにするから、通常の電子黒板と同様とな
り、書込み内容が見やすく、使い勝手がよい。このと
き、液晶プロジェクタの光源を点灯するなどの必要がな
く、電力消費の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明にかかるプレゼンテーシ
ョン装置の一例で、プレゼンテーションを行う状態のブ
ロック図である。
【図2】その電子黒板として使用する状態のブロック図
である。
【図3】請求項2に記載の発明にかかるプレゼンテーシ
ョン装置の一例で、プレゼンテーションを行う状態のブ
ロック図である。
【図4】その電子黒板として使用する状態のブロック図
である。
【図5】請求項3に記載の発明にかかるプレゼンテーシ
ョン装置の一例で、プレゼンテーションを行う状態のブ
ロック図である。
【図6】その電子黒板として使用する状態のブロック図
である。
【図7】請求項1に記載の発明の一実施の形態であるプ
レゼンテーション装置の正面図である。
【図8】それを右側から見て示す内部概略構成図であ
る。
【図9】上から見て示す内部概略構成図である。
【図10】そのプレゼンテーション装置を右側から見て
特にイレーサ装置を中心に示す内部概略構成図である。
【図11】該プレゼンテーション装置を使用状態におい
て右側から見て示す内部概略構成図である。
【図12】上から見て示す内部概略構成図である。
【図13】シート状の読取り原稿を読み取っている状態
における該プレゼンテーション装置の正面図である。
【図14】その平面図である。
【図15】請求項2に記載の発明の一実施の形態である
プレゼンテーション装置を、右側から見て示す内部概略
構成図である。
【図16】上から見て示す内部概略構成図である。
【図17】従来のプレゼンテーション装置の構成説明図
である。
【符号の説明】 10 パソコン 10A パソコン本体 11 液晶プロジェクタ 12 投影スクリーン板 13 書込みシート 13a 透明部 13b 白色部 13c 投影部 14 スキャナ 15 制御手段 16 液晶ディスプレイ 17 透明ボード 18A・18B・18C・18D ローラ 19 位置検知センサ 33 筆記具 60 イレーサ装置 62 クリーナ器 65 原稿搬送排出手段 90 読取り原稿
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年8月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パソコンと、 そのパソコンの操作で作動する液晶プロジェクタと、 その液晶プロジェクタで背面側から投影した投影内容を
    正面側に写し出す投影スクリーン板と、 その投影スクリーン板上の投影内容を目視可能に設ける
    透明部とホワイトボードとして使用するときの白色部と
    を有し、搬送することによりそれらを適宜選択して前記
    投影スクリーン板の正面側に張り渡し、筆記具を用いて
    書込み自在とする書込みシートと、 その書込みシート上の書込み内容を読み取るスキャナ
    と、 そのスキャナによる前記透明部からの読取り内容と前記
    液晶プロジェクタによる投影内容とを位置合わせして合
    成し、それを再び前記液晶プロジェクタで前記投影スク
    リーン板上に投影表示する制御手段と、 を備えてなる、プレゼンテーション装置。
  2. 【請求項2】 パソコンと、 そのパソコンの操作で表示を行う液晶ディスプレイと、 その液晶ディスプレイの表示内容を目視可能に設ける透
    明部とホワイトボードとして使用するときの白色部とを
    有し、搬送することによりそれらを適宜選択して前記液
    晶ディスプレイの正面側に張り渡し、筆記具を用いて書
    込み自在とする書込みシートと、 その書込みシート上の書込み内容を読み取るスキャナ
    と、 そのスキャナによる前記透明部からの読取り内容と前記
    液晶ディスプレイによる表示内容とを位置合わせして合
    成し、それを再び前記液晶ディスプレイで表示する制御
    手段と、 を備えてなる、プレゼンテーション装置。
  3. 【請求項3】 パソコンと、 そのパソコンの操作で作動する液晶プロジェクタと、 その液晶プロジェクタで背面側から投影した投影内容を
    正面側に透過する透明ボードと、 その透明ボードを透過した投影内容を写し出してその写
    し出した投影内容を正面側から目視可能に設ける投影部
    と普通の電子黒板として使用するときの白色部とを有
    し、搬送することによりそれらを適宜選択して前記透明
    ボードの正面側に張り渡し、筆記具を用いて書込み自在
    とする書込みシートと、 その書込みシート上の書込み内容を読み取るスキャナ
    と、 そのスキャナによる前記投影部からの読取り内容と前記
    液晶プロジェクタによる投影内容とを位置合わせして合
    成し、それを再び前記液晶プロジェクタで前記書込みシ
    ートの投影部上に投影表示する制御手段と、 を備えてなる、プレゼンテーション装置。
  4. 【請求項4】 前記書込みシートとして有端シートを使
    用し、それをローラ間に掛けて前記投影スクリーン板ま
    たは前記液晶ディスプレイの正面側に張り渡し、それら
    ローラの回転で往復搬送可能に設けてなる、請求項1、
    2、または3に記載のプレゼンテーション装置。
  5. 【請求項5】 前記書込みシートとしてエンドレスシー
    トを使用し、それをローラ間に掛けて前記投影スクリー
    ン板または前記液晶ディスプレイを囲むように張り渡
    し、そのローラの回転で回転搬送可能に設けてなる、請
    求項1、または2に記載のプレゼンテーション装置。
  6. 【請求項6】 前記書込みシートの停止位置を検知する
    位置検知センサを備えてなる、請求項1、2、3、4、
    または5に記載のプレゼンテーション装置。
  7. 【請求項7】 前記書込みシートを搬送しながらその書
    込みシート上の書込み内容を自動的に消去するイレーサ
    装置を設けてなる、請求項1、2、3、4、5、または
    6に記載のプレゼンテーション装置。
  8. 【請求項8】 電子供与性呈色化合物と電子受容性顕色
    化合物とを有する有色インクを使用し、それらの分子接
    触により発色して前記書込みシート上に書込みを行う筆
    記具を用いる一方、その筆記具の前記有色インクとの化
    学反応で前記電子受容性顕色化合物の効果を喪失するク
    リーナ液を使用し、それを前記書込みシート上に付着し
    てその書込みシート上の書込み内容を消去するクリーナ
    器を備えてなる、請求項7に記載のプレゼンテーション
    装置。
  9. 【請求項9】 前記パソコンに前記制御手段を設けてな
    る、請求項1、2、または3に記載のプレゼンテーショ
    ン装置。
  10. 【請求項10】 前記パソコンとは別個に前記制御手段
    を設けてなる、請求項1、2、または3に記載のプレゼ
    ンテーション装置。
  11. 【請求項11】 前記書込みシートに貼り付けたシート
    状の読取り原稿を該書込みシートの搬送とともに搬送
    し、前記スキャナで読取り後にその書込みシートから分
    離して排出する原稿搬送排出手段を設けてなる、請求項
    1、2、または3に記載のプレゼンテーション装置。
  12. 【請求項12】 前記書込みシートの表裏両面にハード
    コート処理を施してなる、請求項1、2、または3に記
    載のプレゼンテーション装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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