JPH1138458A - レーザ光の波長変換方法および波長変換素子 - Google Patents
レーザ光の波長変換方法および波長変換素子Info
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Abstract
にして高精度加工に寄与するレーザ光の波長変換方法お
よび素子を提供する。 【解決手段】 第1波長変換素子4と第2波長変換素子
5を位相整合角度許容幅の小さい方位が直交となるよう
に設置し、基本波1を集光レンズ2を介して第1素子4
と第2素子5と続けて入射して高調波を出力させ、楕円
が直交する十字形状の第2高調波7を得る。第1波長変
換素子4と第2波長変換素子5とを一体化した構造とす
ると、角度の微調整が不要となり効率が向上する。
Description
特にレーザ光の波長変換光を半導体プロセス、微細加工
等に応用する場合に重要となるビームの形状およびエネ
ルギー分布を、点対称に近くするための波長変換方法お
よび波長変換素子に関する。
いてレーザ光の波長変換を行う場合、位相整合角度許容
幅に異方性がるために得られる高調波のビーム形状は楕
円になる。変換効率を高くするために基本波をレンズで
絞ってパワー密度を上昇させることが必須となるが、こ
の場合ビームの楕円化が図10に示す高調波44のよう
に顕著になる。この楕円化を補正するための図11に示
すようにシリンドリカルレンズS2が用いられている、
この方法ではビームの形状およびエネルギー分布を点対
称にすることはできない。第4高調波を発生させる場合
には、第2高調波の入射パワーを大きくするための短焦
点レンズを用いる場合が多く第4高調波ビームの楕円率
は大きくなるため、シリンドリカルレンズで補正しても
円形に近いビーム形状を得ることは難しい。
換方法は、レーザ光の波長変換されたビームを用いて加
工等に応用する場合ビーム形状およびエネルギー分布は
点対称であることが望まれるが、位相整合角度許容幅に
異方性がある波長変換素子を用いるとビーム形状が楕円
になってしまい、特に、焦点距離の短いレンズで絞った
場合はビームの変形が大きく、楕円になると加工される
形状も楕円になってしまうため高精度の加工の際に問題
を生じる。また、シリンドリカルレンズを使用してもビ
ーム形状およびエネルギー分布を点対称に近くなるまで
補正することはできないという欠点がある。
異方性のある波長変換素子を用いて波長変換する場合、
波長変換されたビームの形状およびエネルギー分布を点
対称に近付けることができるレーザ光の波長変換方法お
よび波長変換素子を提供することである。
の波長変換方法は、基本波を集光レンズを介して波長変
換素子に入射してレーザ光の波長変換を行う方法におい
て、目的とする高調波が得られる位相整合方位に加工し
た2個の波長変換素子を用い、位相整合角度許容幅の小
さい方位が直交するように第1の波長変換素子と第2の
波長変換素子を設置し、基本波を前記2個の波長変換素
子に続けて入射して高調波を出力させる。
第2波長変換素子で得られる高調波出力の割合を80〜
100%以内で一致させるように、前記2個の波長変換
素子の長さを調整して波長変換を行うものを含む。
第2波長変換素子で得られる高調波出力の割合を80〜
100%以内で一致させるように、前記2個の波長変換
素子中の基本波のエネルギー密度を調整して波長変換を
行うものを含む。
の距離により前記波長変換素子中の基本波のエネルギー
密度を調整するものを含む。
位相整合方位軸に互いに180°回転されている2個の
波長変換素子により構成されたものを含む。
は、前記レーザ光の波長変換方法に用いられる波長変換
素子であって、第1波長変換素子と第2波長変換素子と
が一体化されてなる。
が、オプティカルコンタクト、融着、接着剤、および一
つのモールドに固定する方法のいずれか1によって一体
化されてなるものを含む。
は、レーザ光の第4高調波を得るための波長変換方法に
おいて、基本波を集光レンズで絞って第2高調波発生素
子に入射して第2高調波ビームを楕円形状とする段階
と、前記楕円形状とされた第2高調波ビームの長軸方向
を第4高調波発生素子の位相整合角度許容幅の小さい方
位に一致させて第4高調波を発生させる段階とを有す
る。
とを一体化した構造の波長変換素子を用いて波長変換を
行うものを含む。
は、前記レーザ光の波長変換方法に用いられる波長変換
素子であって、第2高調波発生素子と第4高調波素子と
が一体化されてなる。
ティカルコンタクト、融着、接着剤、および一つのモー
ルドに固定する方法のいずれか1によって一体化されて
なるものを含む。
て図面を参照して説明する。
第1実施形態を示す斜視図、図2は波長変換素子の位相
整合角度許容幅の方位異方性を説明する図である。
は、第1波長変換素子(以下第1素子と称する)4と第
2波長変換素子(以下第2素子と称する)5は位相整合
角度許容幅の小さい方位が直交するように設置され、基
本波1を集光レンズ2を介して第1素子4、第2素子5
と続いて入射して高調波を出力させる。ここで第1素子
4と第2素子5は目的とする高調波が得られる位相整合
方位に加工されている。
行う場合、基本波と高調波の屈折率を素子中で一致させ
るために屈折率の角度分散を利用する。屈折率の角度分
散は異方性を持つため、図2に示すように、光軸10に
対する位相整合方位13の許容幅11および12は縦方
向に小さく、横方向に広くなる。そのため入射するレー
ザ光のビームに角度がついていると、変換される高調波
ビームは図10のように楕円になってしまうことは避け
られない。この屈折率の角度分散が大きな素子ほど、角
度許容幅の異方性も大きくなり、楕円化は顕著になる。
大きく、異常光の振動方向に対して小さな波長変換素子
を用いて常光の基本波(ω)をレンズで絞って異常光の
高調波(2ω)に変換するType Iの位相整合方法の場
合、図1のように第1素子4に常光の偏光に対して45
°の角度でωを入射することで素子中で変換された2ω
は横偏光、ωは縦と横に偏光した光になる。第1素子4
から出射される2ωのパターン6は縦に長い楕円とな
る。次に、位相整合軸は90°回転させた第2素子5に
これらの光を入射することで、横偏光したωからは縦偏
光した2ωが発生し、横偏光した2ω光はそのまま第2
素子5の結晶を透過する。第2素子5で発生した2ωは
横方向に長い楕円となるので、最終的には図1の7に示
すように楕円が直交する十字形状の2ωが得られる。常
光と異常光のωから異常光の2ωを得るType II の位相
整合の場合も同じような結果が得られる。
第1実施形態の斜視図である。
第1素子4と第2素子5とを一体化したもので、図1の
レーザ光の波長変換方法において本実施形態の波長変換
素子を用いて波長変換を行うことができる。
子5の角度の微調節の必要がなくなり、1個の素子とし
て取り扱うことが可能である。一体化する方法としては
素子の入出力面をλ/8以上の高精度に研磨してオプテ
ィカルコンタクトする方法、研磨して密着させた後加熱
圧着する方法、光学ボンドを用いる方法、またエアギャ
ップを設けて素子を一つのモールドにマウントする方法
等がある。
第2実施形態を示す斜視図である。
と第2素子5を用い、基本波を集光レンズ2を介して第
1素子4と第2素子5を続けて入射して高調波を出力さ
せる点では図1の方法と同様であるが、第1素子長11
18と第2素子長12 19を変化させることで、各素子
の2ωへの変換効率を変化させることができ、最終的に
得られる十字形状の2ωビーム16,17のエネルギー
分布を点対称にすることができる。また集光レンズ2と
素子入射面との距離L1 20,L2 21を調整すること
でも同様に2ω出力を変化させることができ、十字形状
の2ωビーム16,17のエネルギー分布を点対称にす
ることが可能である。
おいても、図3に示された、第1素子4と第2素子5を
一体化した波長変換素子15を用いて波長変換を行うこ
とができる。
第3の実施形態を示す斜視図、図6は図3のレーザ光の
波長変換方法においてウォークオフのために高調波ビー
ムの中心がずれた十字ビームを示す図である。
ように、ウォークオフ角を補償した第1素子対22とウ
ォークオフ角を補償した第2素子対23を用い、基本波
を第1素子対22と第2素子対23を続けて入射して高
調波を出力される。第1素子対22は、素子221と2
22とからなり、素子221は素子222に対して、位
相整合方位を軸に180°回転されている。同様に第2
素子23は素子231と232とからなり、素子231
は素子232に対し、位相整合方位を軸に180°回転
されている。このことによって第1素子対22、第2素
子対23はレーザ光のウォークオフ角が補償されてい
る。
子のウォークオフ角が大きいと、第1素子4を透過して
きたωと2ωが結晶中で分かれてしまうので、第1素子
4で発生した2ωと第2素子5で発生した2ωの光軸が
図6のようにずれてしまう。そこで、これを同軸に戻す
ために図5の波長変換方法では特願昭42−12476
で示されている、2個の結晶を対として結晶軸を180
°回転させてウォークオフ角を補償する方法を第1素子
対22および第2素子対23の両方に用い、両素子対か
ら得られた楕円形状の2ωを同軸にすることで、2ωの
パターン24を完全に点対称としている。
第2実施形態の斜視図である。
第1素子対22と第2素子対23を一体化したもので、
図5のレーザ光の波長変換方法において本実施形態の波
長変換素子を用いて波長変換を行うことができる。
2素子対23の角度の微調節の必要となくなり、1個の
素子として取り扱うことが可能である。一体化する方法
としては素子の入出力面をλ/8以上の高精度に研磨し
てオプティカルコンタクトする方法、研磨して密着させ
た後加熱圧着する方法、光学ボンドを用いる方法、また
はエアギャップを設けて素子の一つのモールドにマウン
トする方法等がある。
第4実施形態の斜視図である。
は、位相整合角度許容幅の異方性が大きな波長変換素子
を用いて第4高調波を発生させる方法であって、第2高
調波発生素子26にも角度許容幅の異方性を持つ素子を
用い、ωを集光レンズ2で絞って第2高調波発生素子2
6に入射し得られる2ωのビームパターン28を意図的
に楕円とする。この楕円ビームの長軸方向を4高調波発
生素子27の角度許容幅の小さな方向となるように入射
することで、4ωのビーム形状29は図のように円形に
近い形に形成される。集光レンズの焦点距離を調整する
ことで第4高調波のビーム形状を変化させることがで
き、円に近いビームに調整することが可能である。
第3形態の斜視図である。
第2高調波発生素子26と第4高調波発生素子27とを
一体化した波長変換素子であって、図8のレーザ光の波
長変換方法において、本実施形態の波長変換素子を用い
て波長変換をすることができる。この波長変換素子を用
いることで、一つの素子で基本波から円形に近いビーム
パターンの第4高調波を得ることが可能となる。素子を
一体化する方法としては、図3の場合と同様に、素子の
表面をλ/8以上の高精度に研磨してオプティカルコン
タクトする方法、研磨して密着させた後加熱圧着する方
法、光学ボンドを用いる方法、またはエアギャップを設
けて素子の一つのモールドにマウントする方法等があ
る。
性が大きな波長変換素子であるベータバリウムボレイド
β−BaB2 O4 (以下BBOと称する)を用いて、ネ
オジウムヤグレーザ(以下Nd:YAGレーザと称す
る)の発振する1064nmの基本波ωを第2高調波発
生(以下SHGと称する)で2ω(532nm)に変換
する場合、位相整合角度は約23°となる。この方位に
加工した4mm×4mmの入射面積で素子長l=4mm
の素子を2個用意した。許容幅はθ=0.03°(横偏
光(異常光)方向)、φ=5°(縦偏光(常光)方向)
となる。図1に示した集光レンズをf=200mmと
し、第1素子および第2素子のBBOを設置し、縦偏光
から45°傾けたビーム径約1mmのω光を入射したと
ころ、第2個目の結晶から長軸と短軸の比が約5:1の
楕円が直交している十字の2ωが得られた。
の2ωパターンは点対称に近かったが、1個目の素子で
得られた2ωと2個目で得られた2ωの出力強度が違う
ため、ビームのエネルギー分布は点対称とならなかっ
た。そこで、ビームプロファイラーでビームの強度分布
をモニターしながら図4で示したL1 ,L2 を調整した
ところ、L1 =185mm、L2 =195mmの場合に
十字ビームの強度を点対称とすることができた。
性が大きな波長変換素子であるBBOを用いて、Nd:
YAGレーザの発振する1064nmの基本波の内部共
振SHGで得られた平行光線である2ω(532nm)
を4ω(266nm)に変換するためのBBOの位相整
合角度は47.6°となる。この方位に加工した4mm
×4mmの入射面積で素子長l=2mmの素子を2個用
意した。許容幅はθ=0.01°(横偏光(異常光)方
向)、φ=5°(縦偏光(常光)方向)となる。図1の
ようにf=100mmのレンズと、第1および第2素子
のBBOを設置し、縦偏光から45°傾けたビーム径約
1mmの2ωを入射したところ、第2素子から長軸と短
軸の比が約7:1の楕円が直交している十字の4ωが得
られた。
mmの素子長のBBOの第4高調波発生(以下FHGと
称する)素子を2個用いた場合、2ωと4ωのウォーク
オフ角が約4°あるため、各素子中で2ωと4ωのビー
ムの進行方向がずれてしまい、得られる4ωの十字ビー
ムの中心が図6のように約1mmずれてしまった。
がすれることを改善するために、図5のようにウォーク
オフを補償するように第1素子を長さ4mmの素子を1
80°回転させてオプティカルコンタクトさせた長さ8
mmの素子対を用いた。第2素子も同様にして作製し、
光軸に対して90°回転させて設置することで、第1素
子対と第2素子対から得られた楕円ビームの中心を一致
させることができ、点対称のビームパターンが得られ
た。
子対の出射面と第2素子対の入射面をλ/10で研磨し
てオプティカルコンタクトして図7のように一体化し、
レンズから入射面までの距離を90mmとすることで、
得られる十字形状のビームの強度分布を点対称にするこ
とができた。
する1064nmの基本波ωの第4高調波4ωを位相整
合角度許容幅の異方性が大きなBBOで得るために、ま
ずωから2ωを得るためのSHG素子としても角度許容
幅の異方性が大きなBBOを用いる。f=50mmの集
光レンズを用いてビーム経約1mmの縦偏光のωをBB
OのSHG素子に入射することで、まず楕円率が8:1
のSHG光を得る。この楕円になった2ωは縦方向に長
く、また横方向に偏光している。この偏光方向が常光と
なるようにBBOのFHG素子に入射すると、図8のよ
うに楕円の長軸方向はBBOの許容角が小さな方位と一
致するため得られるFHG光のビーム形状は1.1:1
の楕円率の小さなビーム形状とすることができた。
のSHG素子の出射面とFHGの出射面をλ/8で研磨
して密着させた後、900℃に100時間保持して図9
のように一体化し同じ実験を試みたところ、楕円率が
1.1:1と第6実施例とほとんど同じ形状のビームが
得られた。
方位を考慮して2個の波長変換素子を用いてレーザ光の
波長変換を行うことにより、位相整合角度許容幅の異方
性が大きな素子を用いた波長変換を行う場合、シリンド
リカルレンズ等で補正しきれないビームも点対称に近い
ビームパターンおよびエネルギー分布にすることできる
ので、点対称のビームを必要としているデバイスプロセ
ス、微細加工等への応用が可能となる効果があり、ま
た、2個の波長変換素子を一体化した構造の波長変換素
子とすることにより、前記2個の波長変換素子の角度の
微調節の必要がなくなり、1個の波長変換素子としての
取り扱いができて作業効率が向上するという効果があ
る。
幅の異方性が大きな素子を用いて第2高調波ビームを楕
円形状とし、このビームの長軸を第4高調波発生素子の
位相整合許容幅の小さな方位に一致させることにより、
シリンドリカルレンズ等を用いることなく円形に近い第
4高調波ビームを得ることができ、上記同様の応用が可
能となり、また第2高調波発生素子と第4高調波発生素
子を一体化することで上記同様作業効率が向上する効果
がある。
態を示す斜視図である。
を説明する図である。
態の斜視図である。
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
クオフのために高調波ビームの中心がずれた十字ビーム
を示す図である。
態の斜視図である。
態を示す斜視図である。
態の斜視図である。
斜視図である。
斜視図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 基本波を集光レンズを介して波長変換素
子に入射してレーザ光の波長変換を行う方法において、
目的とする高調波が得られる位相整合方位に加工した2
個の波長変換素子を用い、位相整合角度許容幅の小さい
方位が直交するように第1の波長変換素子と第2の波長
変換素子を設置し、基本波を前記2個の波長変換素子に
続けて入射して高調波を出力させることを特徴とするレ
ーザ光の波長変換方法。 - 【請求項2】 第1波長変換素子で得られる高調波出力
と第2波長変換素子で得られる高調波出力の割合を80
〜100%以内で一致させるように、前記2個の波長変
換素子の長さを調整して波長変換を行う請求項1記載の
レーザ光の波長変換方法。 - 【請求項3】 第1波長変換素子で得られる高調波出力
と第2波長変換素子で得られる高調波出力の割合を80
〜100%以内で一致させるように、前記2個の波長変
換素子中の基本波のエネルギー密度を調整して波長変換
を行う請求項1記載のレーザ光の波長変換方法。 - 【請求項4】 前記集光レンズと2個の波長変換素子面
との距離により前記波長変換素子中の基本波のエネルギ
ー密度を調整する請求項3記載のレーザ光の波長変換方
法。 - 【請求項5】 第1および第2の波長変換素子の各々
が、位相整合方位軸に互いに180°回転されている2
個の波長変換素子により構成された、請求項1ないし4
記載のレーザ光の波長変換方法。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいづれか1記載のレ
ーザ光の波長変換方法に用いられる波長変換素子であっ
て、第1波長変換素子と第2波長変換素子とが一体化さ
れてなる波長変換素子。 - 【請求項7】 第1波長変換素子と第2波長変換素子と
が、オプティカルコンタクト、融着、接着剤、および一
つのモールドに固定する方法のいずれか1によって一体
化されてなる請求項6記載の波長変換素子。 - 【請求項8】 レーザ光の第4高調波を得るための波長
変換方法において、 基本波を集光レンズで絞って第2高調波発生素子に入射
して第2高調波ビームを楕円形状とする段階と、 前記楕円形状とされた第2高調波ビームの長軸方向を第
4高調波発生素子の位相整合角度許容幅の小さい方位に
一致させて第4高調波を発生させる段階とを有すること
を特徴とするレーザ光の波長変換方法。 - 【請求項9】 第2高調波発生素子と第4高調波発生素
子とを一体化した構造の波長変換素子を用いて波長変換
を行う請求項7記載のレーザ光の波長変換方法。 - 【請求項10】 請求項9記載のレーザ光の波長変換方
法に用いられる波長変換素子であって、第2高調波発生
素子と第4高調波素子とが一体化されてなる波長変化素
子。 - 【請求項11】 第2高調波素子と第4高調波素子とが
オプティカルコンタクト、融着、接着剤、および一つの
モールドに固定する方法のいずれか1によって一体化さ
れてなる請求項10記載の波長変換素子。
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