JPH1136220A - 高粘性舗装材の敷き均し装置 - Google Patents

高粘性舗装材の敷き均し装置

Info

Publication number
JPH1136220A
JPH1136220A JP20833497A JP20833497A JPH1136220A JP H1136220 A JPH1136220 A JP H1136220A JP 20833497 A JP20833497 A JP 20833497A JP 20833497 A JP20833497 A JP 20833497A JP H1136220 A JPH1136220 A JP H1136220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traveling vehicle
leveling
pavement material
roller
spreading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20833497A
Other languages
English (en)
Inventor
Kohei Kimura
公平 木村
Hisashige Nagakura
寿栄 長倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gaeart Co Ltd
Original Assignee
Gaeart Kumagai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gaeart Kumagai Co Ltd filed Critical Gaeart Kumagai Co Ltd
Priority to JP20833497A priority Critical patent/JPH1136220A/ja
Publication of JPH1136220A publication Critical patent/JPH1136220A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高粘性舗装材の敷き均し作業の能率を高
め、高粘性舗装材の付着を生じさせず、舗装面の平坦性
を確保することにある。 【解決手段】 敷き均し装置は、走行車と、高粘性舗装
材を混合し路床面に放出する貯留放出機と、放出された
舗装材を路床面に敷くスプレッダと、敷かれた舗装材を
均す均し装置とを走行車に配置し、転圧ローラを走行車
に連結している。スプレッダは、上下方向へ伸びる軸線
の周りに回転されつつ走行車の左右方向へ往復移動され
て舗装材を路床面に敷く敷き板を備える。均し装置は、
走行車とともに前進されて舗装材を均す均し板を備え
る。均し板および敷き板は、下側のエッジ部で舗装材に
接触する。転圧ローラは、走行車に従動し、敷き均され
た舗装材を転圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広くは、舗装材を
路床面上に敷き均す装置に関し、特に、高濃度改質アス
ファルト乳剤、採石のような粗骨材、砂のような細骨
材、ゴムチップ及びセメントの混合物のように混合後時
間の経過に従って粘性を増し、常温下で次第に硬化する
性質を有する高粘性舗装材を敷き均す装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアスファルトを含む舗装材の多く
は、加熱合材と呼ばれるアスファルトプラントから生産
されるアスファルト混合物であり、該混合物は、一般
に、アスファルトフィニシャーからホッパーを経て路床
面上に放出された後、該アスファルトフィニシャーに備
えられたスクリューコンベヤにより路床の幅方向へ移動
され、その間にほぼ等厚に敷かれ、同様にアスファルト
フィニッシャーに備えられたアイロンと称される加熱板
により均され、その後転圧ローラにより締め固められ、
これにより舗装が完成する。
【0003】アスファルトを含む舗装材には、上記の加
熱合材のほかに加熱されない舗装材があり、この舗装材
には前記した混合物のような高粘性のものがある。この
高粘性舗装材は、混合後の時間経過に従って粘性を増
し、常温硬化するために、従来のアスファルトフィニシ
ャーによる敷き均しでは、舗装材を路床面に送給する過
程、敷く過程、均す過程及び締め固める過程のそれぞれ
においてアスファルトフィニッシャーの各部に材料の付
着と付着物の肥大化を招き、敷き均し作業を困難にす
る。特に、上記の高粘性舗装材を使用する透水性弾性舗
装の施工のように設計上の舗装厚が薄い場合、従来のア
スファルトフィニシャーを使用することによって高粘性
舗装材を敷き均すことはできない。また、人力により敷
き均すと、敷圧が均等にならない、という問題もある。
【0004】そこで、従来試みられた方法は、施工場所
の近くに材料を混合するためのミキサーを設置し、混合
された高粘性舗装材を舗装場所に運搬し、人力で敷き均
し、ローラで転圧するものである。この方法は、転圧に
際して、敷き均らされた舗装材の上に該舗装材が付着し
にくいビニールシートのようなシート材料を敷き、その
上から転圧することによって高粘性の舗装材がローラに
付着して転圧不能となることを防止するものである。こ
の方法は、高粘性材料の機械器具への付着の問題は避け
ることができるが、運搬や人力作業を必要とするため作
業能率に問題があり、そのために高粘性舗装材の混合後
硬化開始までの短い時間(約15分)内に敷き均しを確
実に完了することが困難となる場合がある。
【0005】
【解決しようとする課題】したがって、本発明の主たる
目的は、高粘性舗装材の敷き均し作業の能率を高め、高
粘性舗装材の付着を生じさせないことにある。また、本
発明の他の目的は、敷き均し作業における人力を排し、
舗装材の混合から敷き均し完了までに要する時間を短縮
するとともに、舗装面を平坦に敷き均すことにある。
【0006】
【解決手段、作用および効果】本発明の敷き均し装置
は、前後方向へ移動可能の走行車と、高粘性舗装材を貯
留しかつ該舗装材を路床面に放出すべく走行車に配置さ
れた貯留放出機と、該貯留放出機により放出された舗装
材を路床面に敷くべく前記走行車に配置されたスプレッ
ダと、該スプレッダにより敷かれた舗装材を走行車の移
動にともなって均すべく走行車に連結された均し装置と
を含む。
【0007】スプレッダは、放出された舗装材を路床面
に敷くべく上下方向へ伸びる軸線の周りに回転されつつ
走行車の左右方向へ往復移動される敷き板であって舗装
材に接触しつつ路床面と平行の面内で回転される第1の
エッジ部を有する敷き板を備える。均し装置は、敷かれ
た舗装材を均すべく走行車の左右方向へ伸びる均し板で
あって舗装材に接触しつつ路床面と平行に伸びる第2の
エッジ部を有する均し板を備える。
【0008】本発明の敷き均し装置において、走行車の
前進にともなって、舗装材が貯留放出機により路床面に
放出され、またスプレッダの敷き板が駆動され、さらに
均し装置の均し板が前進される。路床面に放出された舗
装材は、敷き板が上下方向へ伸びる軸線の周りに回転さ
れつつ走行車の左右方向へ往復移動されることにより、
路床面の幅方向へ敷き広げられる。敷き広げられた舗装
材は、敷き板の後方に配置された均し板が走行車ととも
に前進することにより、均らされる。
【0009】敷き板が舗装材を敷き広げるとき、敷き板
は、その下端縁である第1のエッジ部において舗装材に
接触しつつ該舗装材を敷き広げる。このため、舗装材に
接触しつつ該舗装材を敷き広げる敷き板の部分の面積が
著しく小さいから、舗装材が敷き板に付着しにくい。
【0010】また、均し板が舗装材を均すとき、均し板
はその下端縁である第2のエッジ部において舗装材に接
触しつつ該舗装材の不陸を小さくする。このため、舗装
材に接触しつつ該舗装材を敷き広げる均し板の部分の面
積が著しく小さいから、舗装材が均し板に付着しにく
い。
【0011】本発明によれば、路床面への舗装材の放出
から舗装材の敷き均し間での作業が同じ装置により機械
的に行われるから、高粘性舗装材の敷き均し作業の能率
が高く、しかも平坦に敷き均すことができる。また、敷
き板および均し板の舗装材への接触面積が著しく小さい
から、舗装材が敷き板および均し板に付着しにくい。
【0012】貯留放出機は、舗装材を混合するミキサー
と、該ミキサー内の舗装材を受けかつ受けた舗装材を搬
送して路床面に放出する搬送手段とを備えることができ
る。このようにすれば、舗装材の混合から敷き均し完了
までに要する時間が短縮し、作業の能率が著しく高くな
る。
【0013】スプレッダは、さらに、路床面からの敷き
板の高さ位置を調整する敷き厚調整手段を備えることが
できる。このようにすれば、舗装材の敷き厚寸法を目的
とする舗装厚に適合するように調整することができる。
【0014】スプレッダは、さらに、走行車の左右方向
へ伸びるように走行車に支持されたガイドレールと、該
ガイドレールにその長手方向へ移動可能に支持された第
1の駆動手段であって敷き板を支持するとともに該敷き
板を上下方向へ伸びる軸線の周りに回転させる第1の駆
動手段と、該第1の駆動手段をガイドレールに沿って往
復移動させる第2の駆動手段とを備えることができる。
この場合、敷き圧調整手段を走行車に支持させ、ガイド
レールをこれの高さ位置を調整可能に敷き圧調整手段に
支持させることができる。
【0015】均し装置は、さらに、路床面からの均し板
の高さ位置を調整する均し厚調整手段を含むことができ
る。このようにすれば、舗装材の均し厚寸法を目的とす
る舗装厚に適合するように調整することができる。
【0016】さらに、走行車に連結された転圧機を含
み、該転圧機は、走行車の移動にともなって走行車の左
右方向へ伸びる軸線の周りに回転されて、均し装置によ
り均された舗装材を締め固める転圧ローラを備えること
ができる。このようにすれば、舗装材の締め固めをも同
じ装置で機械的に行うことができるから、高粘性舗装材
による舗装作業の能率が著しく高くなり、舗装面の平坦
性を確保することができる。
【0017】転圧機は、さらに、転圧ローラを支持する
ローラ支持手段と、路床面からの前記転圧ローラの高さ
位置を調整するローラ高さ調整手段とを備えることがで
きる。このようにすれば、舗装材の最終的な厚寸法を目
的とする舗装厚に適合するように調整することができ
る。
【0018】ローラ支持手段は、転圧ローラの長手方向
に間隔をおいて上下方向へ伸びる状態に前記走行車に支
持された一対の支柱と、両支柱に連結された長尺部材
と、各支柱に上下方向へ移動可能に組み合わされた昇降
体と、支柱に対する昇降体の高さ位置を調整する昇降体
高さ位置調整機構とを備え、転圧ローラと昇降体とをロ
ーラ高さ調整手段により結合させることができる。
【0019】走行車は、走行車本体と、該走行車本体の
幅方向に間隔をおいて走行車本体の幅方向に間隔をおい
て台車から後方へ平行に伸びる一対のアームとを含むこ
とができる。この場合、スプレッダ、均し装置および転
圧機を両アームに支持させることができる。また、均し
装置を均し圧調整手段に支持させ、均し圧調整装置を転
圧機に支持させることができる。
【0020】敷き板および均し板の表面にフッ素樹脂の
コーティング膜を形成することができる。このようにす
れば、舗装材が敷き板および均し板により付着しにく
く、たとえ付着してもその舗装材を容易に除去すること
ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1を参照するに、敷き均し装置
10は、作業者の運転操作により路床面12に沿ってそ
の長手方向へ移動可能である。なお、本発明において
は、敷き均し装置10の移動方向(図示の例では、路床
面12の長手方向)を前後方向といい、敷き均し装置1
0の幅方向(図示の例では、路床面12の幅方向)を左
右方向という。
【0022】敷き均し装置10で用いる舗装材として、
高濃度改質アスファルト乳剤、採石のような粗骨材、砂
のような細骨材、ゴムチップ及びセメントの混合物のよ
うに、混合後時間の経過に従って粘性を増し、常温下で
次第に硬化する性質を有する高粘性舗装材を用いること
ができる。そのような高粘性舗装材の1つとして、特開
平9−41310号公報に記載されている舗装材があ
る。
【0023】敷き均し装置10は、各種の機器を搭載し
た走行車14と、高粘性舗装材を混合しつつ一時貯留す
るミキサー16と、舗装材をミキサー16から受けて路
床面12に放出する搬送機構18と、該搬送機構により
放出された舗装材を路床面12に敷くスプレッダ20
と、該スプレッダにより敷かれた舗装材を均す均し装置
22と、均された舗装材を締め固める転圧機24とを含
む。
【0024】走行車14は、走行車本体26と、該走行
車本体の幅方向に間隔をおいて走行車本体26から後方
へ平行に伸びる一対のアーム28とを含む。走行車14
の、エンジン、変速機構、駆動機構、操縦機構等(いず
れも図示せず)は、複数の車輪30、操舵用のハンドル
32および各種の操作レバー34とともに、走行車本体
26に配置されている。運転者用の座席36は、転圧機
24に組み付けられている。
【0025】走行車14は、作業者が座席に座った状態
で、運転機械を操作することにより、前進、後退、進路
の変更等の移動される。また、ミキサー16、搬送機構
18、スプレッダ20は、走行車14に備えられた適宜
なスイッチまたはレバーを操作することにより、稼働さ
れる。
【0026】各アーム28は、その前端部において走行
車本体26に左右方向へ伸びる軸線の周りに揺動可能に
連結されており、また長手方向の途中においてジャッキ
38により走行車本体26の後部に連結されている。こ
のため、路床面12に対するアーム28の角度は、ジャ
ッキ38を適宜伸縮させることにより、調整することが
できる。
【0027】ミキサー16および搬送機構18は、走行
車本体26に搭載されている。これに対し、スプレッダ
20および転圧機24は両アーム28に組み付けられて
おり、均し装置22は転圧機24に組み付けられてい
る。
【0028】ミキサー16は、撹拌羽根40を駆動機構
42によりドラム44の上方に開口する混合室内におい
て上下方向へ伸びる軸線の周りに回転させる。これによ
り、混合室内の高粘性舗装材は混合される。ドラム44
は、その底部に舗装材放出口を有する。この放出口は、
手動操作または機械力操作の蓋46により開放可能に閉
鎖されている。混合された舗装材は、撹拌羽根40を回
転させた状態で蓋46により放出口を開放することによ
り、ドラム44内から放出口に続くシュータ48に押し
出され、シュータ48から搬送機構18に放出される。
【0029】搬送機構18は、シュータ48からの舗装
材を前後方向に伸びる無端ベルト50に受ける。無端ベ
ルト50は、走行車本体14に前後方向に間隔をおいて
配置された一対のプーリ52に巻き掛けられており、一
方のプーリ52が図示しない駆動機構により左右方向へ
伸びる軸線の周りに回転されることにより、舗装材を走
行車本体14の後部に搬送して路床面12に落下させ
る。無端ベルト50は、無端ベルト50の幅方向へ伸び
る複数の突出部53を搬送面に有する。突出部53は、
舗装材を確実に搬送するためのものであり、互いに搬送
面の長手方向に間隔をおいている。
【0030】図1〜図4に示すように、スプレッダ20
は、走行車14の左右方向へ伸びるガイドレール54
と、該ガイドレールにこれの長手方向へ移動可能に配置
された往復移動体56と、該往復移動体をガイドレール
54の長手方向へ往復移動させる往復駆動機構58と、
往復移動体56に支持された回転駆動機構60と、該回
転駆動機構に組み付けられた細長い敷き板62と、路床
面12からの敷き板62の高さ位置を調整すべくアーム
28に支持された一対の敷き厚調整機構64とを備え
る。
【0031】ガイドレール54は、下方に開放する溝を
有するチャンネル部材により形成されており、また両敷
き厚調整機構64に支持されている。往復移動体56
は、複数対のローラ66によりガイドレール54の溝内
を往復移動可能にガイドレール54に支持されている。
【0032】往復駆動機構58は、ガイドレール54の
一端部に支持された逆転可能の回転機構68と、ガイド
レール54の溝内の両端に上下方向へ伸びる軸線の周り
に回転可能に配置された一対のスプロケット70と、両
スプロケット70に掛け渡されたチェーン72とを備え
る。一方のスプロケット70は、回転機構68の出力軸
に取り付けられている。
【0033】チェーン72は、ガイドレール54の溝内
に配置されており、また往復移動体56に連結されてい
る。このため、往復移動体56は、往復移動機構62の
回転機構68が正転されることにより一方向へ移動さ
れ、回転機構68が逆転されることにより他方向へ移動
される。チェーン72の代わりに、ロープ、Vベルト等
を用いてもよく、この場合スプロケットの代わりにVプ
ーリが用いられる。
【0034】回転駆動機構60は、減速機構を有する回
転機構を備えており、その出力軸74が上下方向へ伸び
る状態に往復移動体56に変位不能に組み付けられてい
る。このため、回転駆動機構60は、往復移動体56と
ともに左右方向へ往復移動される。回転駆動機構60と
往復移動体56とは、敷き板62を上下方向へ伸びる軸
線の周りに回転させる左右方向へ移動させる第1の駆動
手段として作用する。
【0035】敷き板62は、その下端縁である下側エッ
ジ部が路床面12と平行に伸びるようにおよび路床面1
2にほぼ垂直となるように、回転駆動機構60の出力軸
74に交換可能に取り付けられている。このため、敷き
板62は、路床面12にほぼ垂直の姿勢で、往復駆動機
構58により左右方向へ往復移動されつつ、回転駆動機
構60により上下方向へ伸びる軸線の周りに回転され
る。
【0036】上記の結果、路床面に小さい山積みの状態
に放出された舗装材76は、敷き板62の上記の回転往
復移動により、路床面12の幅方向に敷き広げられる。
敷き板62の回転方向は、往復移動の間、同じであって
もよいし、正転と逆転とを適宜な時間間隔で繰り返して
もよく、さらに左方への移動時と右方への移動時とで異
なる回転方向に切り換えてもよい。
【0037】敷き板62は、路床面12にほぼ垂直の姿
勢で回転および移動されるから、下側エッジ部において
舗装材に接触しつつ該舗装材を敷き広げる。このため、
舗装材に接触しつつ該舗装材を敷き広げる敷き板62の
部分の面積が著しく小さいから、敷き板62への舗装材
の付着およびその肥大化が防止される。
【0038】各敷き厚調整機構64は、ガイドレール5
4の端部に上方へ伸びる状態に取付られたねじ棒78を
有する。ねじ棒78は、アーム28に取り付けられた筒
状部材80を上下方向に貫通している。ねじ棒78の上
部には、雌ねじ部材82が螺合されている。雌ねじ部材
82は、その上端にハンドル84を有する。
【0039】各敷き厚調整機構64において、ハンドル
84が作業者により回転されると、ねじ棒78への雌ね
じ部材82のねじ込み量が変化するから、ねじ棒78が
アーム28および雌ねじ部材82に対するねじ棒78の
上下方向における位置が変化し、これによりガイドレー
ル54およびこれに支持された回転駆動機構60および
敷き板62の高さ位置が変化する。
【0040】それゆえに、各敷き厚調整機構64は、ね
じ棒78への雌ねじ部材82のねじ込み量を調整するこ
とにより、路床面12からの敷き板62の高さ位置、ひ
いては舗装材の敷き厚寸法を、目的とする舗装厚に適合
するように調整することができる。敷き板62は、その
下側エッジ部が路床面12とほぼ平行となるように、両
敷き厚調整機構64により高さ位置を調整される。敷き
板62の高さ位置は、ねじ棒78に螺合された止めナッ
ト86により解除可能に維持される。
【0041】図1、図5および図6に示すように、均し
装置22は、細長い均し板88と、該均し板88に取り
付けられたブラケット90を備える。ブラケット90
は、水平および垂直の2つの板部90a,90bにより
逆L字状の形状を有しており、また、水平の板部90a
が垂直の板部90bの上部をほぼ水平に伸び、垂直の板
部90bが上下方向へ伸びるように、溶接のような適宜
な手段により均し板88の一方の面にほぼ直角に取り付
けられている。
【0042】均し装置22は、均し板88が路床面12
に対しほぼ垂直の状態で左右方向へ伸びるように、ブラ
ケット90の垂直の板部90bにおいて複数対のボルト
94およびナット96により一対の均し厚調整機構92
に支持されている。ブラケット90は、ボルト94を通
す複数の穴を垂直の板部90bに有する。
【0043】各均し厚調整機構92は、転圧機24にほ
ぼ垂直の状態に取り付けられたブラケット100を備え
る。ブラケット100は、水平および垂直の2つの板部
100a,100bにより逆L字状の形状を有してお
り、また、水平の板部100aが垂直の板部100bの
上部をほぼ水平に伸び、垂直の板部100bが上下方向
へ伸びるように、溶接のような適宜な手段により転圧機
24に取り付けられている。
【0044】ブラケット100は、貫通穴を水平の板部
に有し、また上下方向へ伸びる長穴102を垂直の板部
100bに有する。ブラケット100は、水平の板部1
00aがブラケット90の水平の板部90aから上方へ
離れ、垂直の板部100bがブラケットの水力の板部9
0bに接触し、長穴102がブラケット90に形成され
た貫通穴に整合するように、ボルト94およびナット9
6により、ブラケット90に組み付けられる。
【0045】各均し厚調整機構92は、また、水平の板
部100aに形成された貫通穴を上下方向に貫通するね
じ棒104と、該ねじ棒に螺合されたナット106とを
備える。ねじ棒104は、その下端においてブラケット
90の水平の板部90aに溶接のような適宜な手段によ
り連結されている。ナット106は、水平の板部90a
の上側においてねじ棒104に螺合されている。
【0046】各均し厚調整機構92において、ボルト9
4およびナット96の螺合が緩められた状態で、ナット
106がねじ棒104に対し回転されると、上下方向に
おけるボルト104の位置が変化し、それにより上下方
向におけるブラケット90および均し板88の位置が変
化する。このため、均し板88の高さ位置は、ナット1
06をねじ棒104に対し回転させることにより、舗装
材の均し厚寸法が目的とする舗装厚に適合するように調
整することができる。均し板88は、その下側エッジ部
が路床面12とほぼ平行となるように、両均し厚調整機
構92により高さ位置を調整される。
【0047】均し装置22は、走行車14の先進にとも
なって走行車14とともに、均し板88が路床面12に
対しほぼ垂直となりかつ均し板88の下側エッジ部が路
床面12と平行に左右方向へ伸びた状態で前進される。
これにより、スプレッダ20により敷き広げられた舗装
材は、均し板88により不陸を除去するように、均し板
88の高さ位置に応じた厚さ寸法に均される。
【0048】均し板88は、路床面12にほぼ垂直の姿
勢で前進されるから、下側エッジ部において舗装材に接
触しつつ前進されることにより、不陸がなくなるように
舗装材を押し均す。このため、舗装材に接触しつつ該舗
装材を均すらなし板88の部分の面積が著しく小さいか
ら、均し板88への舗装材の付着およびその肥大化が防
止される。
【0049】図1、図7〜図10に示すように、転圧機
24は、走行車14の移動にともなって左右方向へ伸び
る軸線の周りに回転される転圧ローラ108を備える。
転圧ローラ108は、均し装置22により均された舗装
材を締め固めるローラである。転圧ローラ108は、転
圧ローラ108の長手方向に間隔をおいた一対のローラ
支持機構110と、路床面12からの転圧ローラ108
の高さ位置(締め固め厚)を調整する一対のローラ高さ
調整機構112とを介してアーム28に支持されてい
る。
【0050】各ローラ支持機構110は、上端部におい
てアーム28に支持された支柱114を備える。支柱1
14は、左右方向へ伸びる軸118により軸118の周
りに揺動可能にアーム28に組み付けられており、また
下端部を筒状の昇降体116内に上下動可能に嵌入され
ている。支柱114および昇降体116は、長方形の断
面形状を有しており、それにより上下方向へ伸びる軸線
の周りの相対的な回転を防止される。
【0051】昇降体116の下部は、左右方向の内側の
壁部材が除去されてコ字状の断面形状に形成されてお
り、その下部に上下方向へ伸びる長穴120を下部に有
する。長穴120には、シャフト122の端部124が
上下動可能に受け入れられている。シャフト122の端
部124は、長円形の断面形状を有しており、長軸の方
向を長穴120の長手方向に一致させている。これによ
り、昇降体116に対するシャフト122の回転が防止
される。転圧ローラ88は、複数の軸受け126により
シャフト122に回転可能に組み付けられている。
【0052】昇降体116の下端部には、サポート12
8が取り付けられている。サポート128は、スキー板
状のそり部と、該そり部から上方へ突出する突出部とを
有しており、突出部において左右方向へ伸びる軸130
により、左右方向へ伸びる軸線の周りに揺動可能に取り
付けられている。サポート128は、路床面12に接触
されて、路床面12に対する転圧ローラ108の高さ位
置を決定するときの基準として作用する。
【0053】各ローラ高さ調整機構112は、板状のブ
ラケット132と、該ブラケットを上下方向へ貫通する
ねじ棒134と、該ねじ棒の下端が固定されたブラケッ
ト136とを有する。ブラケット132は、昇降体11
6の下部に長穴120の上方から外方へほぼ水平に突出
した状態に固定されている。ねじ棒134には、一対の
ナット138がブラケッチ132を挟む形に螺合されて
いる。
【0054】ブラケット136は、水平および垂直の2
つの板部により逆L字状の形状を有する。ねじ棒134
は、水平の板部の上側に固定されている。ブラケット1
36は、その垂直の板部を貫通してシャフト122に螺
合するボルト140により、シャフト122に組み付け
られている。
【0055】ローラ高さ調整機構112において、両ナ
ット138によるブラケット132の締め付けが解除さ
れた状態で、ねじ棒134への上側のナット138のね
じ込み量を変更すると、ブラケット136の高さ位置が
変化する。このため、転載ローラ108の高さ位置は、
両ナット138の螺合を緩めた状態で、ねじ棒134に
対する上側のナット138のねじ込み量を変更すること
により、調整することができる。転圧ローラ108の高
さ位置は、その回転軸線が路床面12とほぼ平行に伸び
るように、両ローラ高さ調整機構112により調整され
る。
【0056】両ローラ高さ調整機構112の支柱114
は、左右方向へ伸びる連結部材すなわち長尺部材142
により連結されている。各支柱114には、ブロック1
44が固定されている。ブロック144は、支柱114
の延長線に沿って外方へ突出している。座席36は、連
結部材140に支持されている。
【0057】昇降体116は、また、左右方向外方へ突
出する突出部146を上部に有する。突出部146に
は、ねじ棒148が上下方向へ伸びる状態に取り付けら
れている。ねじ棒148は、ブロック144を上下方向
へ貫通して伸びており、またブロック144の上方にお
いて雌ねじ部材150に螺合している。雌ねじ部材15
0は、その上端にハンドル152を有する。
【0058】連結部材146は、両ローラ高さ調整機構
110を連結するものであり、ねじ棒148に螺合され
たナット154に受けられている。連結部材146に作
用する荷重は、ナット154、ねじ棒148、昇降体1
16およびサポート128により路床面12に伝達さ
れ、また昇降体116から、ローラ高さ調整機構112
およびシャフト122を介して舗装材に伝達される。
【0059】ローラ支持機構110において、ねじ棒1
48に対する雌ねじ部材150およびナット152の螺
合位置が変更されると、支柱114に対する昇降体11
6の位置が変更されて、サポート128の高さ位置が変
化する。このため、サポート128およびローラ108
の高さ位置は、ねじ棒148への雌ねじ部材150およ
びナット154の位置を変更することにより、調整する
ことができる。それゆえに、ねじ棒148、雌ねじ部材
150およびハンドル152は、ローラ高さ調整機構と
しても利用することができる。
【0060】各ローラ支持機構110は、支柱114が
ほぼ垂直となるように、ジャッキ156により、アーム
28に対する角度を調整される。ジャッキ156は、ア
ーム28と突出部146とに連結されている。
【0061】敷き板62および均し板88は、高粘度舗
装材により化学的変化および物理的変化を生じにくい材
料、たとえば金属材料から製作することができる。ま
た、敷き板62および均し板88への舗装材の付着およ
びその肥大化を防止するために、四フッ化エチレンのよ
うなフッ素樹脂のコーティング層を敷き板62および均
し板88の表面に形成してもよい。同様のコーティング
層を転圧ローラ108の表面に形成するか、転圧ローラ
108の少なくとも外周面を形成する部分をステンレス
鋼とすることにより、転圧ローラ108への舗装材の付
着を防止することができる。
【0062】敷き均し装置10において、走行車14
は、高粘性舗装材がミキサー16により充分に混練され
た後に、舗装材をミキサー16から搬送機構18により
路床面12に送出しつつ、前進される。路床面12に放
出された舗装材76は、敷き板62により左右方向へ敷
き広げられ、均し板88によりほぼ均一の厚さに均さ
れ、転圧ローラ108により締め固められる。
【0063】上記の工程は、走行車14が前進する間に
敷き均し装置10により行われる。このため、舗装材の
混練から締め固めまでの一連の工程が1つの装置により
連続して行われるから、高粘性舗装材の敷き均しおよび
締め固め作業における人手が少なくなるにもかかわら
ず、それらの作業の能率が高くなる。また、舗装材の混
合から締め固め完了までに要する時間が短縮するから、
高粘性舗装材の付着およびその肥大が生じない。
【0064】転圧ローラ108による締め固め時、サポ
ート128が路床面12に接触しないように、サポート
128に対するローラ108の高さ位置を予め調節して
おいてもよい。この場合、ローラ108の高さ位置(締
め固め厚)は、ジャッキ38により調整してもよいし、
ねじ棒148および雌ねじ部材150により調整しても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る敷き均し装置の一実施例を示す正
面図である。
【図2】図1における2−2線に沿って得た断面図であ
る。
【図3】図2における3−3線に沿って得た断面図であ
る。
【図4】図2における4−4線に沿って得た断面図であ
る。
【図5】図1における5−5線に沿って得た断面図であ
る。
【図6】図5における6−6線の方向から見た矢視図で
ある。
【図7】図1における7−7線の方向から見た矢視図で
ある。
【図8】図7におけるローラ高さ位置調整機構の一実施
例を示す断面図である。
【図9】図8に示すローラ高さ位置調整機構の右側面図
である。
【図10】転圧ローラを支持するシャフトの端部の一実
施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 敷き均し装置 12 路床面 14 走行車 16 ミキサー 18搬送機構 20 スプレッダ 22 均し装置 24 転圧機 26 走行車本体 28 アーム 54 ガイドレール 56 往復移動体 58 往復駆動機構 60 回転駆動機構 62 敷き板 64 敷き厚調整機構 88 均し板 92 均し厚調整機構 110 ローラ支持機構 112 ローラ高さ調整機構

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向へ移動可能の走行車と、舗装材
    を貯留しかつ該舗装材を路床面に放出する、前記走行車
    に配置された貯留放出機と、該貯留放出機により放出さ
    れた舗装材を路床面に敷くべく前記走行車に配置された
    スプレッダと、該スプレッダにより敷かれた舗装材を前
    記走行車の移動にともなって均すべく前記走行車に連結
    された均し装置とを含み、 前記スプレッダは、放出された舗装材を路床面に敷くべ
    く上下方向へ伸びる軸線の周りに回転されつつ前記走行
    車の左右方向へ往復移動される敷き板であって舗装材に
    接触しつつ路床面と平行の面内で回転される第1のエッ
    ジ部を有する敷き板を備え、 前記均し装置は、敷かれた舗装材を均すべく前記走行車
    の左右方向へ伸びる均し板であって舗装材に接触しつつ
    路床面と平行に伸びる第2のエッジ部を有する均し板を
    備える、高粘性舗装材の敷き均し装置。
  2. 【請求項2】 前記貯留放出機は、舗装材を混合するミ
    キサーと、該ミキサー内の舗装材を受けかつ受けた舗装
    材を搬送して路床面に放出する搬送手段とを備える、請
    求項1に記載の敷き均し装置。
  3. 【請求項3】 前記スプレッダは、さらに、路床面から
    の前記敷き板の高さ位置を調整する敷き厚調整手段を備
    える、請求項1または2に記載の敷き均し装置。
  4. 【請求項4】 前記スプレッダは、さらに、前記走行車
    の左右方向へ伸びるように前記走行車に支持されたガイ
    ドレールと、該ガイドレールにその長手方向へ移動可能
    に支持された第1の駆動手段であって前記敷き板を支持
    するとともに該敷き板を上下方向へ伸びる軸線の周りに
    回転させる第1の駆動手段と、該第1の駆動手段を前記
    ガイドレールに沿って往復移動させる第2の駆動手段と
    を備え、前記敷き圧調整手段は、前記走行車に支持され
    ており、また前記ガイドレールをこれの高さ位置を調整
    可能に支持する、請求項3に記載の敷き均し装置。
  5. 【請求項5】 前記均し装置は、さらに、路床面からの
    前記均し板の高さ位置を調整する均し厚調整手段を含
    む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の敷き均し装
    置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記走行車に連結された転圧機
    を含み、該転圧機は、前記走行車の移動にともなって前
    記走行車の左右方向へ伸びる軸線の周りに回転されて、
    前記均し装置により均された舗装材を締め固める転圧ロ
    ーラを備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の敷
    き均し装置。
  7. 【請求項7】 前記転圧機は、さらに、前記転圧ローラ
    を支持するローラ支持手段と、路床面からの前記転圧ロ
    ーラの高さ位置を調整するローラ高さ調整手段とを備え
    る、請求項6に記載の敷き均し装置。
  8. 【請求項8】 前記ローラ支持手段は、前記転圧ローラ
    の長手方向に間隔をおいて上下方向へ伸びる状態に前記
    走行車に支持された一対の支柱と、該両支柱に連結され
    た長尺部材と、各支柱に上下方向へ移動可能に組み合わ
    された昇降体と、前記支柱に対する前記昇降体の高さ位
    置を調整する昇降体高さ位置調整機構とを備え、前記転
    圧ローラと前記昇降体とは前記ローラ高さ調整手段によ
    り結合されている、請求項7に記載の敷き均し装置。
  9. 【請求項9】 前記走行車は、走行車本体と、該走行車
    本体の幅方向に間隔をおいて走行車本体から後方へ平行
    に伸びる一対のアームを含み、前記スプレッダおよび前
    記均し装置は前記両アームに支持されている、請求項1
    〜8のいずれか1項に記載の敷き均し装置。
  10. 【請求項10】 前記敷き板および前記均し板は、フッ
    素樹脂のコーティング膜を表面に有する、請求項1〜9
    のいずれか1項に記載の敷き均し装置。
JP20833497A 1997-07-18 1997-07-18 高粘性舗装材の敷き均し装置 Pending JPH1136220A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20833497A JPH1136220A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 高粘性舗装材の敷き均し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20833497A JPH1136220A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 高粘性舗装材の敷き均し装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1136220A true JPH1136220A (ja) 1999-02-09

Family

ID=16554559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20833497A Pending JPH1136220A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 高粘性舗装材の敷き均し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1136220A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002256514A (ja) * 2001-03-01 2002-09-11 Nippon Road Co Ltd:The コンクリート舗装機械
CN104631289A (zh) * 2013-11-10 2015-05-20 陕西中大机械集团有限责任公司 一种无振捣路面用压实装置
WO2016189201A1 (en) * 2015-05-27 2016-12-01 Ept Kone Ja Laite Oy Spreading device for a road-construction mass substance
CN107747266A (zh) * 2017-12-01 2018-03-02 王国超 一种市政水泥混凝土道路路面建设用机械化摊铺施工设备
CN107938470A (zh) * 2017-12-01 2018-04-20 黄正秀 一种可机械化摊铺的市政钢筋混凝土道路路面施工机械
CN107988880A (zh) * 2017-12-01 2018-05-04 黄正秀 一种可高效率施工的市政再生沥青混凝土道路路面修建机
CN109989323A (zh) * 2019-04-03 2019-07-09 马鞍山市诸子百家机械设备科技有限公司 水泥摊铺车、水泥摊铺设备及水泥摊铺方法
JP2019143397A (ja) * 2018-02-22 2019-08-29 株式会社安藤・間 アスファルトフィニッシャーに用いる舗装材送り機構
JP2020063581A (ja) * 2018-10-16 2020-04-23 日本道路株式会社 アスファルト混合物均し方法、アスファルト混合物均し装置およびアスファルト混合物均し部材
CN111608033A (zh) * 2020-06-05 2020-09-01 杭州刚方机械科技有限公司 一种能调节高度的有砟轨道碎石整平装置
CN112412071A (zh) * 2020-11-03 2021-02-26 龙岩市腾兴机械维修有限公司 一种使用效果好的砌墙机械设备的抹料机构
CN114525712A (zh) * 2022-02-24 2022-05-24 中国水利水电第七工程局有限公司 大面积砂垫层摊铺施工装置
CN114575543A (zh) * 2022-03-16 2022-06-03 康志斌 一种建筑装修用屋顶铺油毡机
CN115506208A (zh) * 2022-10-12 2022-12-23 西藏电建成勘院工程有限公司 用于市政工程道路施工的摊铺设备
CN116446242A (zh) * 2023-06-16 2023-07-18 山东鲁国智能工程有限公司 一种混凝土均匀铺设装置

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002256514A (ja) * 2001-03-01 2002-09-11 Nippon Road Co Ltd:The コンクリート舗装機械
CN104631289A (zh) * 2013-11-10 2015-05-20 陕西中大机械集团有限责任公司 一种无振捣路面用压实装置
CN104631289B (zh) * 2013-11-10 2017-07-18 陕西中大机械集团有限责任公司 一种无振捣路面用压实装置
WO2016189201A1 (en) * 2015-05-27 2016-12-01 Ept Kone Ja Laite Oy Spreading device for a road-construction mass substance
CN107747266A (zh) * 2017-12-01 2018-03-02 王国超 一种市政水泥混凝土道路路面建设用机械化摊铺施工设备
CN107938470A (zh) * 2017-12-01 2018-04-20 黄正秀 一种可机械化摊铺的市政钢筋混凝土道路路面施工机械
CN107988880A (zh) * 2017-12-01 2018-05-04 黄正秀 一种可高效率施工的市政再生沥青混凝土道路路面修建机
JP2019143397A (ja) * 2018-02-22 2019-08-29 株式会社安藤・間 アスファルトフィニッシャーに用いる舗装材送り機構
JP2020063581A (ja) * 2018-10-16 2020-04-23 日本道路株式会社 アスファルト混合物均し方法、アスファルト混合物均し装置およびアスファルト混合物均し部材
CN109989323A (zh) * 2019-04-03 2019-07-09 马鞍山市诸子百家机械设备科技有限公司 水泥摊铺车、水泥摊铺设备及水泥摊铺方法
CN109989323B (zh) * 2019-04-03 2024-05-07 马鞍山市诸子百家机械设备科技有限公司 水泥摊铺车、水泥摊铺设备及水泥摊铺方法
CN111608033A (zh) * 2020-06-05 2020-09-01 杭州刚方机械科技有限公司 一种能调节高度的有砟轨道碎石整平装置
CN111608033B (zh) * 2020-06-05 2020-12-15 闽清紫扬信息技术有限公司 一种能调节高度的有砟轨道碎石整平装置
CN112412071A (zh) * 2020-11-03 2021-02-26 龙岩市腾兴机械维修有限公司 一种使用效果好的砌墙机械设备的抹料机构
CN114525712A (zh) * 2022-02-24 2022-05-24 中国水利水电第七工程局有限公司 大面积砂垫层摊铺施工装置
CN114575543A (zh) * 2022-03-16 2022-06-03 康志斌 一种建筑装修用屋顶铺油毡机
CN115506208A (zh) * 2022-10-12 2022-12-23 西藏电建成勘院工程有限公司 用于市政工程道路施工的摊铺设备
CN115506208B (zh) * 2022-10-12 2024-05-14 西藏电建成勘院工程有限公司 用于市政工程道路施工的摊铺设备
CN116446242A (zh) * 2023-06-16 2023-07-18 山东鲁国智能工程有限公司 一种混凝土均匀铺设装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1081516A (en) Asphalt pavement recycling apparatus
JPH1136220A (ja) 高粘性舗装材の敷き均し装置
US6071040A (en) Additive injection device for paving machines
US4830533A (en) Asphalt patching device
US3403609A (en) Material spreading device
US5232306A (en) Crackfilling vehicle
EP0324491A1 (en) Method and machine for renewing a road surface of bituminous mix, with cold application of the recycled covering material
US5190400A (en) Screed spreader box and compaction roller
US20050220540A1 (en) Paver and method for simultaneously casting several paving material layers
US4822210A (en) Concrete finishing machine
CN111287430A (zh) 物料自动摊铺装置及铺料机器人
EP2584115B1 (en) Spreading and screeding device for finishing a screed floor, and method therefor
US5120155A (en) Hydraulic adjustable spreader box
US3267824A (en) Pavement laying apparatus
US2757587A (en) Spreading apparatus and method
US2975602A (en) Apparatus and method for placing and finishing concrete in ditches
US3260177A (en) Laying reinforced concrete pavement
CN213233049U (zh) 一种用于建筑施工的混凝土摊铺机械
US1993656A (en) Method and apparatus for building roads
US20020141822A1 (en) Apparatus and method for cold paving
US1977850A (en) Method of and apparatus for building roads
US3223006A (en) Machine for forming integral sidewalks and curbs
CN211171471U (zh) 一种高性能钢渣路面
US3316821A (en) Bituminous paving apparatus
US4008975A (en) Apparatus for conveying asphalt concrete mixtures