JPH1136208A - まくらぎ交換用絶縁シートの締結バンド - Google Patents

まくらぎ交換用絶縁シートの締結バンド

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Publication number
JPH1136208A
JPH1136208A JP19625097A JP19625097A JPH1136208A JP H1136208 A JPH1136208 A JP H1136208A JP 19625097 A JP19625097 A JP 19625097A JP 19625097 A JP19625097 A JP 19625097A JP H1136208 A JPH1136208 A JP H1136208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating sheet
rail
fastening band
sleeper
wound round
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19625097A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Tanaka
彬夫 田中
Haruo Shimizu
治生 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP19625097A priority Critical patent/JPH1136208A/ja
Publication of JPH1136208A publication Critical patent/JPH1136208A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】レールを絶縁処理する絶縁シートの固定を迅速
かつ容易にし、もってまくらぎの交換作業の迅速化に寄
与できるまくらぎ交換用絶縁シートの締結バンドを提供
することを課題とする。 【解決手段】レールに巻き付けられた絶縁シート外周に
沿って伸長させて一周できる長さとされた弾性紐状体1
Aと、その両端に取り付けられれ互いに容易に係脱でき
る係止具1B、1Cとからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、まくらぎ交換用
絶縁シートに関し、詳しくは、保線作業で金属製まくら
ぎを交換する場合に有用な、まくらぎ交換用絶縁シート
の締結バンドに関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道の保線作業におけるまくらぎの交換
作業は、従来では、周辺の砂利を除去した後、レールと
まくらぎとの締結を解除して旧まくらぎを取り外し、そ
の後に新規まくらぎをレール下面に設置し、テコ道具や
簡易ジャッキなどを介挿して前記まくらぎを持ち上げて
レール下面に当接させ、この状態を維持したままレール
とまくらぎとをボルトやパンドロールクリップ等の締結
具で固定し、次いで除去した砂利を復旧するといった手
順で行われていた。
【0003】ところで、上記交換作業において、新規の
まくらぎが金属製まくらぎの場合、レールの下方に滑ら
せて挿入するとき、二本のレール間に接触させてしまう
ことがある。
【0004】このような接触があるとレール間の導通を
検知するセンサーを誤作動させ軌道の各種制御に支障を
きたす問題があった。従って、金属製まくらぎの交換作
業を行なう場合は、少なくとも一方のレールにゴムシー
トや合成樹脂シートなど絶縁シートを巻き付けた後に作
業を行なっていた。
【0005】しかしながら、上記絶縁シートは、通常ゴ
ムシートなどの弾性を有するシートが使用されるので、
レールに巻き付けただけではその弾性によってもとの平
面状に戻ろうとし、そのままでは巻き付けた形状を維持
させることはできないので周囲を紐状体で縛っておく必
要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、紐状体で上
記したような絶縁シートを縛る場合、結び目を作るまで
全体を押さえておく必要があり、意外と手間がかかる欠
点があった。
【0007】もっとも、紐状体をゴム状弾性のあるもの
とし、両端にバックルを設けた構成とすることが考えら
れるが、バックルに他方の紐状体を通し締結する操作が
やはり面倒な作業となりそれほどの作業効率の向上が望
めない。
【0008】この発明は上記問題を解決することを目的
としてなされたものであって、迅速かつ容易にレールの
絶縁処置が行なえ、もってまくらぎの交換作業の迅速化
に寄与できるまくらぎ交換用絶縁シートの締結バンドを
提供することを目的としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明のまくら
ぎ交換用絶縁シートの締結バンドは、レールに巻き付け
られた絶縁シート外周に沿って伸長させて一周できる長
さとされた弾性紐状体と、その両端に取り付けられれ互
いに容易に係脱できる係止具とからなることを特徴とす
るものである。
【0010】上記における弾性紐状体は、合成ゴム、天
然ゴムなどから形成された細長い紐状とされ、無荷重時
では絶縁シート外周より短く、伸長させることにより前
記外周より長くなるようにされる。
【0011】また、互いに容易に係脱できる係止具と
は、例えば、紐状体の一端を挿通させたりするものでは
なく、単に引っかけるだけで係止できるものを言う。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を説
明する。図1はこの発明の実施の形態を示す側断面図、
図2はこの発明の実施の形態を示す平面図、図3は使用
状態を示す断面図である。
【0013】この発明のまくらぎ交換用絶縁シートの締
結バンド1は、レール2(図3参照)に巻き付けられた
絶縁シート3(同前)外周に沿って伸長させて一周でき
る長さとされた弾性紐状体1Aと、その両端に取り付け
られれ互いに容易に係脱できる係止具1B、1Cとから
構成されている。
【0014】上記の係止具1B、1Cは一方1Bが丸
環、他方1Cがこの丸環1Bに係合するフック体とさ
れ、また前記丸環1Bはこれを支持する軸部1Dを有
し、軸部1Dの他端には前記丸環1Bと直交する姿勢に
前記弾性紐状体1Aと係合する取り付け環1Eが設けら
れている。
【0015】次に、上記まくらぎ交換用絶縁シートの締
結バンド1の使用態様を説明する。図3に示すようにレ
ール2にまくらぎ交換用絶縁シート3を巻き付け、その
上から締結バンド1を巻き付ける。
【0016】このとき、締結バンド1を引き延ばし両端
を近づけると丸環1Bと取り付け環1Eは直交姿勢とさ
れているため、丸環1Bは図示のように絶縁シート3表
面に起立した状態となりフック体1Cを引っかけやすい
体勢となる。
【0017】従って、締結バンド1を引き延ばしたその
手で絶縁シート3を押さえながらフック体1Cを引っか
けやすくなる。また、締結バンド1Cは絶縁シート3を
緊締するものではなくレールをくるんだ状態に保持させ
るものであるから絶縁シート3はレールに沿って移動可
能となる。
【0018】従って、絶縁していた側のレールにまくら
ぎ4を固定するときは、図3に点線で示すように絶縁シ
ート3をレールに沿って移動させれば良く、作業も簡単
となる。
【0019】そして、絶縁シート3を外すときはフック
体1Cを外せば良いが、その際も前述と同様丸環1Bは
図示のように絶縁シート3表面に起立した状態となって
いるので容易に外すことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のまくら
ぎ交換用絶縁シートの締結バンドによれば、レールに巻
き付けた絶縁シートの保持が容易に行なえ、絶縁シート
の確実な保持が迅速に行なえる効果を有する。
【0021】さらに、この締結バンドは絶縁シートを緊
締するものではないので、締結後も絶縁シートをレール
に沿って移動させることができ、絶縁個所の位置替えが
必要となった場合の巻き直し作業が不要となるので、保
線作業も簡略化できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の側断面図である。
【図2】この発明の一実施の形態の平面図である。
【図3】この発明の一実施の形態の使用状態を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 まくらぎ交換用絶縁シートの締結バンド 1A 弾性紐状体 1B 丸環状の係止具 1C フック体の係止具 1D 軸部 1E 取り付け蹴れ環 2 レール 3 まくらぎ交換用絶縁シート 4 金属製まくらぎ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レールに巻き付けられた絶縁シート外周に
    沿って伸長させて一周できる長さとされた弾性紐状体
    と、その両端に取り付けられれ互いに容易に係脱できる
    係止具とからなることを特徴とするまくらぎ交換用絶縁
    シートの締結バンド。
JP19625097A 1997-07-23 1997-07-23 まくらぎ交換用絶縁シートの締結バンド Pending JPH1136208A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19625097A JPH1136208A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 まくらぎ交換用絶縁シートの締結バンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19625097A JPH1136208A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 まくらぎ交換用絶縁シートの締結バンド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1136208A true JPH1136208A (ja) 1999-02-09

Family

ID=16354691

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19625097A Pending JPH1136208A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 まくらぎ交換用絶縁シートの締結バンド

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JP (1) JPH1136208A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008266883A (ja) * 2007-04-16 2008-11-06 Daiden Co Ltd レール継目部絶縁カバー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008266883A (ja) * 2007-04-16 2008-11-06 Daiden Co Ltd レール継目部絶縁カバー

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