JPH1136013A - 不定形耐火物内張りの乾燥方法 - Google Patents
不定形耐火物内張りの乾燥方法Info
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- JPH1136013A JPH1136013A JP19209297A JP19209297A JPH1136013A JP H1136013 A JPH1136013 A JP H1136013A JP 19209297 A JP19209297 A JP 19209297A JP 19209297 A JP19209297 A JP 19209297A JP H1136013 A JPH1136013 A JP H1136013A
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- Japan
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- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】不定形耐火物の乾燥をマイクロ波の照射によっ
て行うにおいて、乾燥時間を短縮する。 【手段】不定形耐火物から成る内張り1の表面をマイク
ロ波透過性及びガス透過性の断熱材2で覆い、その状態
でマイクロ波を内張り1に照射する。内張り1からの水
蒸気の放散を損なうことなく、内張り1からの熱の放散
を抑制して水分の蒸発を促進できるため、効率良く加熱
して乾燥時間を短縮できる。
て行うにおいて、乾燥時間を短縮する。 【手段】不定形耐火物から成る内張り1の表面をマイク
ロ波透過性及びガス透過性の断熱材2で覆い、その状態
でマイクロ波を内張り1に照射する。内張り1からの水
蒸気の放散を損なうことなく、内張り1からの熱の放散
を抑制して水分の蒸発を促進できるため、効率良く加熱
して乾燥時間を短縮できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不定形耐火物で施工さ
れた内張りを、マイクロ波を照射して加熱乾燥する方法
に関するものである。
れた内張りを、マイクロ波を照射して加熱乾燥する方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】不定形耐火物で施工された内張りの乾燥
法のひとつとして、マイクロ波を照射しての加熱乾燥法
がある(例えば特開昭50-73263号公報、特開昭51-15170
4 号公報等参照)。マイクロ波乾燥法は、内張り組織を
均一に加熱しての乾燥であることから、ガスバーナなど
による片面加熱の乾燥法に比べて効率的である。
法のひとつとして、マイクロ波を照射しての加熱乾燥法
がある(例えば特開昭50-73263号公報、特開昭51-15170
4 号公報等参照)。マイクロ波乾燥法は、内張り組織を
均一に加熱しての乾燥であることから、ガスバーナなど
による片面加熱の乾燥法に比べて効率的である。
【0003】さらに、このマイクロ波乾燥を減圧下で行
うと、不定形耐火物中の水分の沸点が低下し、水分の気
化が促進されて乾燥効率はより顕著なものとなる(例え
ば特開平6-300438号公報)。
うと、不定形耐火物中の水分の沸点が低下し、水分の気
化が促進されて乾燥効率はより顕著なものとなる(例え
ば特開平6-300438号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、内張りのライ
フサイクルが特に短い溶融金属容器あるいは溶融金属処
理装置などでは、内張りの乾燥効率をさらに向上させる
ことが強く望まれている。そこで本発明は、不定形耐火
物の内張りに対する従来のマイクロ波乾燥法を改善し
て、乾燥時間をより短縮することを目的とする。
フサイクルが特に短い溶融金属容器あるいは溶融金属処
理装置などでは、内張りの乾燥効率をさらに向上させる
ことが強く望まれている。そこで本発明は、不定形耐火
物の内張りに対する従来のマイクロ波乾燥法を改善し
て、乾燥時間をより短縮することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、不定形耐火物
で施工された内張りをマイクロ波の照射によって加熱乾
燥する方法において、前記内張りの表面をマイクロ波透
過性およびガス透過性を備えた断熱材で覆い、その状態
で内張りにマイクロ波を照射することを特徴とする。
で施工された内張りをマイクロ波の照射によって加熱乾
燥する方法において、前記内張りの表面をマイクロ波透
過性およびガス透過性を備えた断熱材で覆い、その状態
で内張りにマイクロ波を照射することを特徴とする。
【0006】マイクロ波乾燥法によれば、内張りはそれ
自身の発熱により加熱され、その熱で水分が蒸発して乾
燥する。本発明は、マイクロ波透過性の断熱材で内張り
の表面を覆い、熱放散を低減して内張りの温度をより上
昇させることにより、内張りの内部での水分の蒸発を促
進し、しかも、断熱材をガス透過性とすることにより、
蒸発した水分の放散を許容し、以って、マイクロ波乾燥
法における乾燥効率を向上させたものである。
自身の発熱により加熱され、その熱で水分が蒸発して乾
燥する。本発明は、マイクロ波透過性の断熱材で内張り
の表面を覆い、熱放散を低減して内張りの温度をより上
昇させることにより、内張りの内部での水分の蒸発を促
進し、しかも、断熱材をガス透過性とすることにより、
蒸発した水分の放散を許容し、以って、マイクロ波乾燥
法における乾燥効率を向上させたものである。
【0007】ガスバーナなどによる乾燥法は表面加熱に
よるものであり、内張り表面を断熱材で覆うと乾燥に必
要な熱源の供給が遮断され、乾燥できない。本発明のよ
うに断熱材で内張りの表面を覆うことで乾燥効率を向上
させることは、マイクロ波乾燥法における特有の効果で
あり、ガスバーナなどによる通常の乾燥法では予期する
ことができない。
よるものであり、内張り表面を断熱材で覆うと乾燥に必
要な熱源の供給が遮断され、乾燥できない。本発明のよ
うに断熱材で内張りの表面を覆うことで乾燥効率を向上
させることは、マイクロ波乾燥法における特有の効果で
あり、ガスバーナなどによる通常の乾燥法では予期する
ことができない。
【0008】請求項2のようにマイクロ波加熱乾燥を減
圧下で行うと、水の沸点の低下によって不定形耐火物中
の水分蒸発が促進されるため、更に乾燥効率が良い。と
ころで、単にマイクロ波乾燥を減圧下で行ったに過ぎな
い場合には、同時に気化熱の量も多くなるため内張り表
面からの熱の放散量が増し、内張りの表面温度の低下が
著しい。
圧下で行うと、水の沸点の低下によって不定形耐火物中
の水分蒸発が促進されるため、更に乾燥効率が良い。と
ころで、単にマイクロ波乾燥を減圧下で行ったに過ぎな
い場合には、同時に気化熱の量も多くなるため内張り表
面からの熱の放散量が増し、内張りの表面温度の低下が
著しい。
【0009】これに対して本願の請求項2のように、減
圧下でのマイクロ波加熱乾燥において内張りの表面を断
熱材で覆うと、断熱材で熱放散が抑制されるため、内張
りの表面温度の低下を招来することなく水分蒸発を促進
することができ、その結果、乾燥効率はより一層向上す
る。
圧下でのマイクロ波加熱乾燥において内張りの表面を断
熱材で覆うと、断熱材で熱放散が抑制されるため、内張
りの表面温度の低下を招来することなく水分蒸発を促進
することができ、その結果、乾燥効率はより一層向上す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は溶融金属用炉(具体的には
溶鋼精錬用真空脱ガス槽の下部槽)の縦断面図であり、
この図1において、中心線Aより左側の部分は、内張り
1を断熱材2で覆って乾燥させる本発明の実施の形態を
示しており、中心線Aより右側の部分は、断熱材2を設
けずに乾燥させる従来の形態を示している。
に基づいて説明する。図1は溶融金属用炉(具体的には
溶鋼精錬用真空脱ガス槽の下部槽)の縦断面図であり、
この図1において、中心線Aより左側の部分は、内張り
1を断熱材2で覆って乾燥させる本発明の実施の形態を
示しており、中心線Aより右側の部分は、断熱材2を設
けずに乾燥させる従来の形態を示している。
【0011】不定形耐火物による内張り1は、常法どお
り、例えば中枠(図示せず)を用いて不定形耐火物を流
し込むことによって施工される。炉の外殻(鉄皮)の内
側を不定形耐火物の内張り1のみで構成しても良いし、
外殻と不定形耐火物製内張り1との間に、定形耐火物
(レンガ)等から成るパーマネント内張り層を介在させ
てもよい。また、不定形耐火物による内張り1は、新規
な施工だけでなく、炉の使用後に損耗部を補填する継ぎ
足し施工によっても設けられる。
り、例えば中枠(図示せず)を用いて不定形耐火物を流
し込むことによって施工される。炉の外殻(鉄皮)の内
側を不定形耐火物の内張り1のみで構成しても良いし、
外殻と不定形耐火物製内張り1との間に、定形耐火物
(レンガ)等から成るパーマネント内張り層を介在させ
てもよい。また、不定形耐火物による内張り1は、新規
な施工だけでなく、炉の使用後に損耗部を補填する継ぎ
足し施工によっても設けられる。
【0012】本発明では、図1の中心線Aより左側に示
すとおり、乾燥工程で内張り1の表面を断熱材2で覆
う。断熱材の材質は、マイクロ波透過性およびガス透過
性を備えていることが必要である。具体的には、放散損
失熱を低減するために従来から内張りの背面や炉の外周
に設けられる断熱れんが、セラミックファイバーあるい
は多孔質不定形耐火物などが使用できる。施工性の面か
ら、中でも、セラミックファイバーが好ましい。コスト
面からシリカ質ファイバーがより好ましい。
すとおり、乾燥工程で内張り1の表面を断熱材2で覆
う。断熱材の材質は、マイクロ波透過性およびガス透過
性を備えていることが必要である。具体的には、放散損
失熱を低減するために従来から内張りの背面や炉の外周
に設けられる断熱れんが、セラミックファイバーあるい
は多孔質不定形耐火物などが使用できる。施工性の面か
ら、中でも、セラミックファイバーが好ましい。コスト
面からシリカ質ファイバーがより好ましい。
【0013】セラミックファイバーの具体例としては、
繊維のからみで形態を保持させたブランケット、繊維に
無機結合剤を添加して成形したボード、有機結合剤を添
加して成形したフェルトなどがある。ファイバー類は取
扱い中に摩耗(ファイバーの抜け落ち)されやすいの
で、カバーを着けて表面を補強するのが好ましい。ただ
し、このカバーはマイクロ波を透過することが必要であ
ることから、例えば目開きをマイクロ波透過可能な寸法
にした網状のものを使用する。
繊維のからみで形態を保持させたブランケット、繊維に
無機結合剤を添加して成形したボード、有機結合剤を添
加して成形したフェルトなどがある。ファイバー類は取
扱い中に摩耗(ファイバーの抜け落ち)されやすいの
で、カバーを着けて表面を補強するのが好ましい。ただ
し、このカバーはマイクロ波を透過することが必要であ
ることから、例えば目開きをマイクロ波透過可能な寸法
にした網状のものを使用する。
【0014】炉は、下部および上部の開口部を閉鎖体3
で覆う。炉内を減圧せずに乾燥する場合は、炉と閉鎖体
3との間に炉外への水蒸気の逃路となる空隙を設けてお
く。図1の場合、閉鎖体3に設けた排気孔4は、炉内を
減圧しない場合は水蒸気の逃路となる。また、炉内を減
圧しての乾燥では、この排気孔4は吸引脱気孔としての
役割をもつ。
で覆う。炉内を減圧せずに乾燥する場合は、炉と閉鎖体
3との間に炉外への水蒸気の逃路となる空隙を設けてお
く。図1の場合、閉鎖体3に設けた排気孔4は、炉内を
減圧しない場合は水蒸気の逃路となる。また、炉内を減
圧しての乾燥では、この排気孔4は吸引脱気孔としての
役割をもつ。
【0015】マイクロ波の導波管5を例えば上部の閉鎖
体3に接続する。導波管5の接続部位は、断熱あるいは
炉内の気密のために、例えば石英ガラス板6で覆う。マ
イクロ波の出力は炉の大きさ、乾燥対象の内張りの厚
さ、照射時間などに合わせて適宜定めるものであり、従
来法と特に変わりなく、内張りの不定形耐火物1kgあ
たり例えば、3〜10Wとする。
体3に接続する。導波管5の接続部位は、断熱あるいは
炉内の気密のために、例えば石英ガラス板6で覆う。マ
イクロ波の出力は炉の大きさ、乾燥対象の内張りの厚
さ、照射時間などに合わせて適宜定めるものであり、従
来法と特に変わりなく、内張りの不定形耐火物1kgあ
たり例えば、3〜10Wとする。
【0016】また、マイクロ波加熱乾燥を減圧下で行う
場合は、炉内を密閉し、好ましくは50〜200:To
rrに減圧して行う。本発明では、マイクロ波の照射と
同時に、炉内に熱風を導入して炉内を昇温させてもよ
い。しかし、本発明においては、断熱材2によって炉内
の温度雰囲気が内張り1に十分に伝達されないため、炉
内に熱風を導入することによる乾燥効率はさほど大きく
ない。また、減圧下での乾燥の場合は、炉内への熱風の
導入は減圧雰囲気を確保でき難くなるため好ましくな
い。
場合は、炉内を密閉し、好ましくは50〜200:To
rrに減圧して行う。本発明では、マイクロ波の照射と
同時に、炉内に熱風を導入して炉内を昇温させてもよ
い。しかし、本発明においては、断熱材2によって炉内
の温度雰囲気が内張り1に十分に伝達されないため、炉
内に熱風を導入することによる乾燥効率はさほど大きく
ない。また、減圧下での乾燥の場合は、炉内への熱風の
導入は減圧雰囲気を確保でき難くなるため好ましくな
い。
【0017】
【実施例】図1のとおり、真空脱ガス装置における脱ガ
ス槽の下部槽の内張りをマイクロ波加熱乾燥した場合に
ついて、本発明実施例とその比較例を示す。乾燥対象の
内張りは、中枠を使用し、アルミナ含有不定形耐火物を
厚さ600mmに流し込み施工して形成した。内張りを
設けた後の炉内の内径は、2000mmである。また、
いずれの場合も、1kgあたり5Wのマイクロ波を照射
して加熱乾燥させた。
ス槽の下部槽の内張りをマイクロ波加熱乾燥した場合に
ついて、本発明実施例とその比較例を示す。乾燥対象の
内張りは、中枠を使用し、アルミナ含有不定形耐火物を
厚さ600mmに流し込み施工して形成した。内張りを
設けた後の炉内の内径は、2000mmである。また、
いずれの場合も、1kgあたり5Wのマイクロ波を照射
して加熱乾燥させた。
【0018】実施例1:内張り表面を厚さ25mmの断
熱材で覆った後、減圧することなく大気圧(760To
rr)でマイクロ波を照射して加熱乾燥した。断熱材と
してはシリカ質ファイバーを使用し、具体的にはイソラ
イト工業(株)社製のカオール(商標)を使用した。 実施例2:実施例1と同様に内張りを断熱材で覆った
後、炉内を50Torrに減圧した状態で、マイクロ波
を照射して加熱乾燥した。
熱材で覆った後、減圧することなく大気圧(760To
rr)でマイクロ波を照射して加熱乾燥した。断熱材と
してはシリカ質ファイバーを使用し、具体的にはイソラ
イト工業(株)社製のカオール(商標)を使用した。 実施例2:実施例1と同様に内張りを断熱材で覆った
後、炉内を50Torrに減圧した状態で、マイクロ波
を照射して加熱乾燥した。
【0019】比較例1:内張りを断熱材で覆うことな
く、大気圧(760Torr)でマイクロ波を照射して
加熱乾燥した。 比較例2:炉内を50Torrに減圧し、内張りを断熱
材で覆うことなく、マイクロ波を照射して加熱乾燥し
た。熱風は導入していない。 各例について、図1に示した内張り表面近くのB1、B
2の地点の温度変化を測定した。その結果を図2のグラ
フに示す。短時間での温度上昇率が大きいものほど乾燥
効率がよい。また、乾燥所要時間は実施例2が一番短く
68〜70時間、次いで実施例1が100時間、比較例
1が150〜160時間、比較例2が120〜134時
間である。
く、大気圧(760Torr)でマイクロ波を照射して
加熱乾燥した。 比較例2:炉内を50Torrに減圧し、内張りを断熱
材で覆うことなく、マイクロ波を照射して加熱乾燥し
た。熱風は導入していない。 各例について、図1に示した内張り表面近くのB1、B
2の地点の温度変化を測定した。その結果を図2のグラ
フに示す。短時間での温度上昇率が大きいものほど乾燥
効率がよい。また、乾燥所要時間は実施例2が一番短く
68〜70時間、次いで実施例1が100時間、比較例
1が150〜160時間、比較例2が120〜134時
間である。
【0020】以上の結果からも、本発明による効果が顕
著なものであることが確認できる。以上の実施例では真
空脱ガス装置の脱ガス炉のうち、下部槽の内張りの乾燥
についてのみ示したが、本発明はこれに限らず、真空脱
ガス装置の他の部位、取鍋、タンディッシュ、転炉な
ど、各種の窯炉の内張りの乾燥に使用することができ
る。
著なものであることが確認できる。以上の実施例では真
空脱ガス装置の脱ガス炉のうち、下部槽の内張りの乾燥
についてのみ示したが、本発明はこれに限らず、真空脱
ガス装置の他の部位、取鍋、タンディッシュ、転炉な
ど、各種の窯炉の内張りの乾燥に使用することができ
る。
【0021】
【効果】不定形耐火物による内張りは、レンガ積みに比
べて施工が容易で且つ迅速である。しかし、施工時に多
量の水分を添加するために、乾燥に相当な時間を要す
る。本発明は実施例の試験結果が示すように、マイクロ
波乾燥法において、その乾燥効率をさらに向上させるこ
とができる。
べて施工が容易で且つ迅速である。しかし、施工時に多
量の水分を添加するために、乾燥に相当な時間を要す
る。本発明は実施例の試験結果が示すように、マイクロ
波乾燥法において、その乾燥効率をさらに向上させるこ
とができる。
【0022】不定形耐火物による内張りは、施工の省力
化から今後ますます盛んになると考えられる。本発明
は、不定形耐火物による迅速施工を活かす技術として、
その価値は高い。
化から今後ますます盛んになると考えられる。本発明
は、不定形耐火物による迅速施工を活かす技術として、
その価値は高い。
【図1】真空脱ガス槽の下部槽の縦断面図で、左半分は
本発明の実施形態を示し、右半分は従来例を示してい
る。
本発明の実施形態を示し、右半分は従来例を示してい
る。
【図2】本発明の実施例と比較例とを対比したグラフで
ある。
ある。
1 内張り 2 断熱材 3 閉鎖体 4 排気孔 5 マイクロ波の導波管 6 石英ガラス板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 筒井 康志 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 藤井 哲郎 兵庫県高砂市荒井町新浜1丁目3番1号 ハリマセラミック株式会社内 (72)発明者 西 浩一 兵庫県高砂市荒井町新浜1丁目3番1号 ハリマセラミック株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】不定形耐火物で施工された内張りをマイク
ロ波を照射して加熱乾燥する方法において、前記内張り
の表面をマイクロ波透過性およびガス透過性を備えた断
熱材で覆うことを特徴とする不定形耐火物内張りの乾燥
方法。 - 【請求項2】前記マイクロ波の照射による不定形耐火物
の加熱乾燥を減圧下で行うことを特徴とする請求項1記
載の不定形耐火物内張りの乾燥方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19209297A JPH1136013A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 不定形耐火物内張りの乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19209297A JPH1136013A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 不定形耐火物内張りの乾燥方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1136013A true JPH1136013A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16285524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19209297A Withdrawn JPH1136013A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 不定形耐火物内張りの乾燥方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1136013A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1096216A2 (en) * | 1999-10-26 | 2001-05-02 | FERRARI S.p.A. | A method of drying a furnace and/or performing continuous degassing, and plant for implementing the method |
US7741669B2 (en) | 2004-09-10 | 2010-06-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Nonvolatile memory cells employing a transition metal oxide layers as a data storage material layer and methods of manufacturing the same |
-
1997
- 1997-07-17 JP JP19209297A patent/JPH1136013A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1096216A2 (en) * | 1999-10-26 | 2001-05-02 | FERRARI S.p.A. | A method of drying a furnace and/or performing continuous degassing, and plant for implementing the method |
EP1096216A3 (en) * | 1999-10-26 | 2002-08-21 | FERRARI S.p.A. | A method of drying a furnace and/or performing continuous degassing, and plant for implementing the method |
US7741669B2 (en) | 2004-09-10 | 2010-06-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Nonvolatile memory cells employing a transition metal oxide layers as a data storage material layer and methods of manufacturing the same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |