JPH11355732A - 送信装置および受信装置 - Google Patents

送信装置および受信装置

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JPH11355732A
JPH11355732A JP10164676A JP16467698A JPH11355732A JP H11355732 A JPH11355732 A JP H11355732A JP 10164676 A JP10164676 A JP 10164676A JP 16467698 A JP16467698 A JP 16467698A JP H11355732 A JPH11355732 A JP H11355732A
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JP
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JP10164676A
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English (en)
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Yasutaka Toyoda
康隆 豊田
Tatsuki Inuzuka
達基 犬塚
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、動画像に含まれる動体,物体または
風景などの領域に対してそれらに関連する情報の関連付
けを行い、動画像とそれに関連する情報を同期させて送
出することで、その動画像を受信して鑑賞するユーザ
が、要求する情報のみを入手することができ、またそれ
らの情報にアクセスを行うことができるようにする装置
に関する。 【解決手段】動画像データ11に含まれる動体,物体,
風景などの領域に関連する情報12を制作する。制作の
過程で、その動画像データの送出時間などの情報を用い
て動画像をユーザに提供すると同時に動画像を構成する
動体,物体,風景などの領域に関する情報を提供できる
ように関連付けを行い、同期制御部13で動画データと
関連データを同期させて送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ放送やネッ
トワーク上の動画像のようにリアルタイムに動画像をユ
ーザに提供するものに関して、動画像に含まれる動体,
物体または風景などの領域に、それらに関連するリンク
情報との関連付けを行い、動画像とリンク情報を同期さ
せて送出することで、その動画像を受信して鑑賞するユ
ーザが要求するリンク情報のみを手に入れることがで
き、またそれらの情報に関してアクセスを行うことがで
きる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像の関連情報を送出する方式として
文字放送が知られている。この関連情報はテレビの番組
表,テレホンショッピングの電話番号の通知などであ
り、映画,ニュースなどの各動画像の集合体に対する宣
伝で構成されている。リンク情報を付与する方法として
は、インターネットやwindow機能を備えたパーソナルコ
ンピュータの普及で、文字コードにより処理されるテキ
ストの文字列を指定することにより、その文字列に関す
る情報を呼び出すリンク方式が知られている。また、動
画像に関しては、例えば特開平6−274552 号公報に記載
されているように動画像データ中の任意の画面(時間)
を指定することにより、指定されたエリアまたは画面に
関連するマルチメディアデータを表示させることや特開
平8−28710号公報に記載されているように利用者に対し
て映画が表示されている間に映画に関する情報へのオン
デマンド・アクセスを可能とするようなものがある。動
画像を鑑賞しながらその関連情報を参照する場合、前者
はパソコンなどの固定された装置内で動画像データベー
スのほかに関連情報データベースを用意して行う必要が
あり、後者は映画を鑑賞するユーザからの照会を受け取
って初めて映画の提供側がデータベースにある関連情報
を提供するという双方向システムであるため、ユーザが
リアルタイムに関連情報を参照することが難しい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】文字放送方式のような
関連情報では、動画像を構成する動体,物体、または風
景などの情報をユーザが取得できない。また前述したよ
うに動画像に関する情報を参照する場合、ユーザが必要
とする動画像の関連データ以外のデータ管理を行う必要
があったり、リアルタイムに映像が提供されるテレビ放
送やネットワーク上の動画像に対してリンクを行うとす
れば、膨大な数のリンクデータをあらかじめ用意してお
かなければならなかったりする。また双方向で関連情報
を提供する場合、ユーザが関連情報を参照する時に関連
情報提供者側へフィードバックをかけなければならない
ため、リアルタイムに関連情報を参照できないというよ
うな問題がある。またテレビ放送やネットワーク上の動
画像を構成する動画像のストーリーに無関係な情報の中
には、テレビ番組のスポンサー等に大きな商業機会を提
供できる可能性が含まれているが、このような情報をユ
ーザに提供することは実現されていない。
【0004】本発明は、このような問題に鑑みて動画像
データを送出する際に、その動画像に含まれるリンク情
報を同期させて送出し、受信するユーザが必要とするリ
ンク情報のみを保存、また参照できるような装置を実現
することを目的とする。またインターネットを利用して
受信されたリンク情報の詳細情報を引き出し、リンク情
報提供者に商業機会を与えることを実現することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、動画像を表
示する表示装置と、表示装置に表示された動画像の物体
を指示すると共に、この指示された物体に関連する情報
を入力する入力装置と、指示された物体と関連情報とを
対応づけて記憶する記憶装置と、動画像を映像信号とし
て送信する際に前記関連情報を多重化して送信する送信
部とを有する送信装置によって達成される。
【0006】また上記目的は、映像信号と関連情報とが
多重化された信号を受信すると共に、関連情報を分離す
る受信部と、分離された関連情報を記憶する記憶部と、
受信された映像信号を順次表示する表示部と、表示部に
表示された映像に対して外部から指示された映像の位置
から記憶部に記憶された関連情報を読み出し、表示部に
関連情報を表示する受信装置によって達成することがで
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0008】図1は本動画像に関連データを付加して表
示するシステム全体を示した図である。
【0009】動画像データ11に含まれる動体,物体,
風景などの領域に関連する関連データ12を制作する。
制作の過程で、その動画像データの送出時間などの情報
を用いて動画像をユーザに提供すると同時に動画像を構
成する動体,物体,風景などの領域に関する情報を提供
できるように関連付けを行い、同期制御部13で動画デ
ータと関連データを同期させて送出する。受信した動画
データと関連データを分離させ動画データは表示装置1
4に直接表示する。関連データはリンクデータ制御部1
5に一時的に保存される。表示装置14上の動画像を鑑
賞するユーザから動画像を構成する動体,物体,風景な
どの領域または位置の指定をユーザ入力部16から受け
取ると、その領域にあたる関連データを15から検出
し、存在すればその関連データを14に送りユーザに提
供する。
【0010】本実施例のシステムは、テレビ放送を用い
た装置の例で、テレビ映像を提供する側は、動画像とと
もに動画像に存在する動体,物体,風景などのエリアに
付加するリンク情報を制作し、リンク情報は、文字多重
放送と同じくテレビ映像信号の時間的なすき間である垂
直帰線消去の一部にディジタル信号の形で多重して伝送
する。
【0011】図2はテレビ映像,リンク情報を提供する
送信側の構成を示したものである。リンク情報制作装置
21は、テレビ映像の動体,物体,風景などのエリアに
関連したリンクデータと、そのテレビ映像との関連を図
るデータを制作してファイル化(以下リンクデータファ
イルとする)し、保存する装置である。
【0012】21の構成を図4に示す。21は、オペレ
ータがリンクデータファイルを制作するリンク情報制作
プログラム(このプログラムについては後述する)を持
つパソコン又はワークステーション41と、提供される
リンク情報を格納する記憶装置42と、動画像との関連
付けを行った後のリンクデータファイルを格納する記憶
装置43と、動画データを操作する動画像制御装置44
で構成される。
【0013】ここで扱われる動画データは図2の放送用
VTRと同一のものである。44は動画データの基本的
な操作の巻き戻し,早送り,一時停止などの動作をフレ
ーム単位で行い、映像と同時に再生されている動画像の
時間情報(この時間はフレーム単位を含む。1秒間のフ
レーム数は30なので、24時間をフレーム単位で表現
する場合、時間:h,分:m,秒:s,フレーム:fと
すると00h00ms00f〜23h59ms29fとなる。これより以下
の時間表現はこの意とする)を41に送る。
【0014】図5は41のリンクデータファイル(リン
ク情報はこのファイルに保存される)編集画面である。
51は動画像データ表示ウィンドウであり、44から動
画像を取り込み表示する。52はオペレータ入力ウィン
ドウでリンク情報制作プログラムの指示に従い入力を行
う。このプログラムのフローチャートを図6に示す。こ
のファイルはリンク情報を付加する対象が存在している
連続したフレーム単位で作成される。例えば、リンク情
報の対象が連続して10フレームにわたり登場していれ
ば、10フレーム分のリンクデータが1ファイルとな
る。以下、順に説明する。
【0015】オペレータは44を用いてリンク情報の対
象を動画データ内から検出する。この検出方法(登場時
間,色,形などより検出)はリンク情報の提供側がリン
ク情報とともに提供する。リンク情報を付加するフレー
ムを51に表示させて、リンクデータファイルを開く。
これからファイルを閉じるまでのオペレータ入力は41
のメモリに一時的に保持される。オペレータは41の座
標入力装置45を用いてその対象の存在する領域(自転
車)を51のように四角形で指定する。指定されている
座標データは53に表示される。
【0016】対象が連続するフレームの中で直線的な方
向性を持った動きをする場合は、その対象が存在する最
初と最後のフレームの座標を指定すればよい。ファイル
保存時にその最初と最後のフレームの座標とその間のフ
レーム数よりベクトルを求め、各フレームにその対象が
存在するであろう座標を割付ける。詳細を図7に示す。
【0017】71はリンク情報の対象が存在する連続フ
レームを並べたものである。最初のフレームでリンクの
対象(人物,自転車)の座標を指定する。その後連続し
たフレーム間では直線的な動きをしているため最後のフ
レームまで座標を指定しない。リンクデータファイル保
存時に、ラベル情報(後述する)が存在して座標データ
が存在しないフレームに対しては、そのラベルが存在し
ている最も近い前後のフレームの座標より、72のよう
にベクトルを求める。そして最初と最後のフレーム間の
フレーム数より各フレームのリンク情報の座標位置を決
定する。非直線的な動きをする対象には動体検出技術を
用いて座標を特定する方法もありうる。53は情報表示
ウィンドウで52のオペレータ入力と動画データとの関
連情報(51の動画データの再生開始からの経過時間
(相対時間)、オペレータが51に対して座標入力装置
で選択した場所の座標値、フレーム中のリンク情報数の
ラベル)を表示する。動画データの経過時間に関して
は、44からの時間情報を取得することで、画面に表示
される動画データの時間が取得できる。次に指定した領
域のラベル名を指定する。このラベル名も52に表示さ
れる。これは同フレーム内に存在する他のリンク領域と
区別するものである。
【0018】次に指定されたラベルが、リンクファイル
を開いた時点からすでに指定されているかをメモリ内か
ら検出する。指定されている場合、更にその重複するラ
ベルに対してリンク情報は以前に保存されているかをメ
モリから検出する。保存されていれば、この対象はこれ
より前のフレームから存在していたものなので改めて情
報を記憶する必要がなく、座標情報と、ラベル情報だけ
をメモリに記憶すればよい。保存されていなければ再度
ラベル名の指定を行う。
【0019】ラベル名の確認後、提供されたリンク情報
を指定し、42から取り出す。基本的にリンク情報はフ
ァイル化され提供されるが、テキストデータは41のキ
ーボードからの直接入力が可能である。特にURLのテ
キストデータには受信側で認識が行えるようにURL情
報を示すコードを入力する。リンク情報の入力後、リン
ク区間を打ち切るかを選択する。リンクの対象がこの後
に続くフレームに連続して存在する場合は、座標データ
とラベル名を保持するのみでよいのでリンク区間を打ち
切らなくてもよい。この後に続くフレームに存在しない
場合はリンク区間を打ち切り、ファイルの内容を確認し
てファイルを保存する。図8に確認画面を示す。
【0020】このリンクデータファイルの保存形式は図
9のようになる。リンクデータを付加する番組が識別で
きるデータ(番組名,放送局名)と、リンクデータを付
加する時間情報で構成されるフレームヘッダ部91と、
各リンクデータを受信側で保持する区間の時間情報(リ
ンクデータ制作時のリンク区間情報より取得)とリンク
情報本体で構成されるリンク情報部92と、連続する各
フレームに割付けられた対象の座標とリンクデータを識
別するラベルとで構成されるフレームデータ部93から
なる。このファイルのテキストデータ,画像データは受
信側の画像生成に適した形(特定はしないが受信側で画
像展開が可能なフォーマット)で保存される。
【0021】リンク情報送出制御装置22は21で制作
されたリンクデータと送出に必要なデータを放送用VT
Rに多重させるためのデータ送出装置である。
【0022】22の構成を図10に示す。22の主な機
能は、リンクデータ送出編成スケジュールの作成,編成
スケジュールに従った送出データの編集(ヘッダ文の合
成を含む)、送出データのパケット化と時間順送出の実
行および送出監視である。
【0023】101は43のリンクデータファイルをL
AN,記憶媒体,モデム経由などの手段でデータを移動
する。
【0024】送出編成データ記憶装置102には図11
に示すリンク情報送出編成スケジュールファイルを記憶
する。リンク情報送出編成スケジュールファイルはリン
ク情報の送出時刻、その対象となるリンクデータファイ
ル名を記載する。101を参照し、リンクデータファイ
ル内の91からリンクデータの番組名と相対送出時間を
取り出し、番組開始時刻データ記憶装置103(後述す
る)の図12に示す番組開始時刻ファイルを参照し、絶
対送出時間(放送時間)を導き、リンク情報送出編成ス
ケジュールに記憶する。この際、リンクデータファイル
には91の相対送出時間と92のリンク情報保持期間を
絶対時間に置き換えて記憶する。上記の参照,記憶は編
成・送出用コンピュータ104で行う。
【0025】103は放送されるテレビ映像の番組の送
信開始時刻情報を記憶する装置である。104は常に実
時刻情報を入手し、同時に102のリンク情報送出編成
スケジュールファイル、103の番組開始時刻ファイル
を参照する。リンク情報送出編成スケジュールファイル
に記憶されたテレビ映像の開始時刻が近づくと、104は
101のリンクデータファイルを取り出し、その先頭に
リンク情報であることを示すヘッダと、最後にリンク情
報の終わりを知らせるフッタの合成処理を行い、送出制
御装置105に送りパケット化する。
【0026】105ではディジタル信号化された各リン
クデータの送り間隔,優先順位,時刻照合などの編成指
示に従いながら図2のように多重化装置に送出し、テレ
ビ映像信号の垂直帰線期間に重畳して送信する。
【0027】図3はテレビ映像,リンク情報を参照する
受信側の説明図である。
【0028】受信側は受信された映像信号の垂直帰線期
間に重畳されているリンクデータを分離して記憶装置に
保存する。テレビ視聴者は映像信号が映し出される受像
管の画像を鑑賞しながら、興味のある動画像が映し出さ
れている画面の位置をポインティングデバイスで指定す
る。その座標位置と時間を検出し、記憶されたリンク情
報との照合を行い、そのリンク情報が存在すればユーザ
に提供する。以下に詳細を説明する。
【0029】リンク情報デコード部31はテレビ受信機
で受信された映像信号37からディジタルデータ(リン
クデータ)36を分離するデータ受信部,信号の伝送中
に生じた誤り訂正を行う誤り訂正部,リンクデータを参
照しやすい形にする信号処理部,一つのリンクデータを
記憶するバッファで構成される。データ受信部,誤り訂
正部は文字多重放送のデコーダに含まれるものと同じで
あるため説明を省略する。
【0030】信号処理部では、このディジタルデータか
ら、リンクデータを示すヘッダと、リンクデータの終わ
りを示すフッタを識別し、リンクデータ本体を抽出す
る。この際、ヘッダからフッタまでのデータをバッファ
に格納する。フッタが受信されたと同時にリンクデータ
本体のリンク情報部を参照し、図13のようにデータヘ
ッダ部131,リンク情報部132,フレームヘッダ部
133を割付け、記憶装置32に保存する。この際、リ
ンクデータ本体の先頭にこのリンクデータが必要である
状態であるかないかを示すフラグを設ける。実時間がデ
ータヘッダ部のリンクデータ保持期間内である場合と、
ユーザからこのリンク情報にアクセスがあった場合にフ
ラグを立てる。受信されたリンクデータ情報部内に複数
のリンク情報が存在する場合には、各リンク情報につい
てデータヘッダ部,フレームヘッダ部の割付けを行う。
また、実時間情報を常に参照しており、データを保存す
る時には基本的に空き領域を使用するが、空き容量がな
い場合、以前に保存されているリンクデータのフラグを
参照し、リンクデータ保持期間が過ぎても、ユーザから
の指定がない(フラグが立っていない)リンクデータ領
域には上書きをすることができる。
【0031】次にこの動画像を鑑賞するユーザ操作を説
明する。図15のようにユーザは表示装置152の受像
管に映し出される動画像を鑑賞しながら、興味のある動
体,物体、または風景などのエリアをポインティングデ
バイス151で指定する。
【0032】153はリンク情報デコード装置である。
153は図3で示すような構成で、152の映像検波部
から出力された映像信号を入力信号とし、152のRG
B信号切替え制御部にRGB信号を出力するものであ
る。
【0033】151は、光線銃テレビゲームの原理(受
像管の走査輝線から発せられる光を受光し、ユーザから
座標指定を受け取るとその時点の走査位置から指定座標
位置を特定する方法)を用いた座標入力操作部とユーザ
から32に保存されているリンク情報に対する指示と前
記座標入力をユーザ入力検出装置34に転送するリモー
トコントロール部で構成される。これを図14に示す。
【0034】受光部144はその受光部が向けられてい
る方向の受像管上の走査輝線を常時参照し、ユーザから
キー入力部142を通して座標入力指定が行われると同
時に、直前に参照した輝線情報と座標指定が行われた情
報を制御部141で信号化して発光部143から34に
送信する。また、ユーザの指示により、受像管上に受光
部が向けられている位置をカーソルで表示させるために
常時、受光している輝線情報を34に送信することも可
能である。
【0035】以前に保存したリンク情報に関する操作も
151で行うことができる。34は151から、座標指
定の情報とリンク情報に関する操作の信号を受け取る。
34は37の表示過程より、走査位置を参照して、送ら
れてきた座標指定に関する輝線情報とその時点での走査
位置を参照し、151の受光部が向けられている受像管
上の座標位置を特定する。ユーザからの座標指定の信号
を受け取った場合、この座標位置,時間情報をリンク情
報領域検出部35に送る。ユーザからカーソル表示指定
があった場合、常時この座標情報を画像生成部33に送
る。
【0036】35はユーザから指定のあった動画像の座
標と時間情報から、以前に保存されているリンク情報を
参照する。34から座標位置と時間信号を受け取ると3
2に保存されているフラグが立っていないリンクデータ
の131,133を参照する。ユーザから指定された座
標位置と時間に一致するリンク情報が存在した場合、そ
のリンクデータのフラグを立て、上書きされないように
する。
【0037】33はユーザからの指示により、リンク情
報やカーソル画像またはWEBブラウザからロードした
HTMLファイルを展開してRGB信号を生成し、RG
B切替え制御部に出力して、受像管に表示させるもので
ある。34よりカーソル表示指定がある場合、座標信号
を受け取り、その座標位置にカーソル画像を表示するた
めにRGB切り替え制御部にRGB信号を出力し、37
と重ねて受像管に表示させる。これを繰り返すことで、
ユーザが151で指している受像管上の位置に、カーソ
ルを表示させることができる。
【0038】151より以前に指定したリンク情報に関
する指示があった場合、これまでにユーザからの指示で
フラグを立てた32のリンクデータの131の番組名と
132のリンク情報名を取り出し、その参照画面を生成す
る。ユーザ参照画面を図16に示す。
【0039】これらのリンク情報には時間的に古い情報
から番号が割付けられる。ユーザからの指定で34を通
して番号指定があった場合、33は32を参照し、その
指定があったリンクデータの132から詳細なリンク情
報のテキストや画像の1画面分のRGB信号を生成し、
RGB切替え制御部に出力する。図17にこれを示す。
【0040】図17のようにリンク情報内にURLが記
載されている場合、151を用いてそのURLの座標を
指定すると、34はその座標上のテキストがURLコー
ドであることを確認し、WEBブラウザにそのURLの
テキストデータを送る。WEBブラウザはテキストデータ
を受け取ったと同時に、モデムを介してインターネット
に接続し、そのURLからインターネット上のリンク情
報を受け取り、WEBブラウザでロードしたHTMLフ
ァイルを展開後、33で画面を生成し、RGB切替え制
御部に出力する。この画面を参照しながらリンク情報提
供側とのオンデマンドアクセスを行う。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、テ
レビ放送またはネットワーク上の動画像のようにリアル
タイムに動画像をユーザに提供するものに関して、動画
像に含まれる動体,物体または風景などの領域に、それ
らに関連するリンク情報を付加し、動画像とその関連情
報を同期させて送出することで、その動画像を鑑賞する
ユーザが、要求するリンク情報のみを手に入れることが
でき、またそれらのリンク情報に関してオンデマンドア
クセスを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム全体の構成を示した図である。
【図2】図1の実施例を実行するための動画像データと
関連データを送出する送信側のブロック図を示したもの
である。
【図3】図1の実施例を実行するための動画像データと
関連データを受信する受信側のブロック図を示したもの
である。
【図4】動画像データの関連データを制作し、動画像デ
ータとの関連付けを行う装置のブロック図を示したもの
である。
【図5】図4で示した関連データの制作画面である。
【図6】関連データを作成するプログラムのフローチャ
ートである。
【図7】関連データを制作作業を軽減する方法を示した
ものである。
【図8】関連データ制作を完了した後の確認画面例を示
したものである。
【図9】制作した関連データのファイルフォーマットで
ある。
【図10】動画像データとその関連データを同期させて
送出するための装置のブロック図を示したものである。
【図11】図10で示す装置が関連データを送出する際
に参照する関連データのスケジュールファイルの内容を
示したものである。
【図12】図10で示す装置が関連データを送出する際
に参照する動画データのスケジュールファイルの内容を
示したものである。
【図13】受信側で受信した関連データの保存形式を示
したものである。
【図14】動画像データと関連データの操作をユーザが
行うための装置のブロック図を示したものである。
【図15】受信した動画データから関連情報を引き出す
方法を示したものである。
【図16】保存されているリンク情報をユーザの指示に
より表示させた画面例を示した図である。
【図17】保存されている詳細なリンク情報をユーザの
指示により表示させた画面例を示した図である。
【符号の説明】
11…動画像データ、12…関連データ、13…同期制
御部、14…表示装置、15…リンクデータ制御部、1
6…ユーザ入力部、21…リンク情報制作装置、22…
リンク情報送出制御装置、23データ運搬手段、31…
リンク情報デコード部、32…記憶装置、33…画像生
成部、34…ユーザ入力検出部、35…リンク情報領域
検出部、36…リンクデータ、37…映像信号、41…
パーソナルコンピュータ又はワークステーション、42
…提供された関連情報を格納する記憶装置、43…動画
像データとの関連付けを行った関連データを格納する記
憶装置、44…動画像制御装置、45…41の座標入力
装置、51…動画像表示ウィンドウ、52…オペレータ
入力ウィンドウ、53…情報表示ウィンドウ、71…動
画像の連続したフレーム、72…動体の移動量と方向を
示すベクトル、91…送信前のフレームヘッダ部、92
…送信前のリンク情報部、93…フレームデータ部、1
01…リンクデータ記憶装置、102…送出データファ
イル記憶装置、103…番組開始時刻データ記憶装置、
104…編成・送出用コンピュータ、105…送出制御
装置、131…データヘッダ部、132…受信後のリン
ク情報部、133…受信後のフレームデータ部、141
…動画像データと関連データの操作をユーザが行うため
の装置の制御部、142…動画像データと関連データの
操作をユーザが行うための装置のキー入力部、143…
動画像データと関連データの操作をユーザが行うための
装置の受光部、144…動画像データと関連データの操
作をユーザが行うための装置の発光部、151…画像デ
ータと関連データの操作をユーザが行うための装置、1
52…動画像表示装置、153…リンク情報デコード装
置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動画像を表示する表示装置と、前記表示装
    置に表示された動画像の物体を指示すると共に、この指
    示された物体に関連する情報を入力する入力装置と、前
    記指示された物体と前記関連情報とを対応づけて記憶す
    る記憶装置と、前記動画像を映像信号として送信する際
    に前記関連情報を多重化して送信する送信部とを有する
    送信装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記送信部は、前記映像信号の代表的なフレームに前記
    関連情報を多重化して送信する送信装置。
  3. 【請求項3】映像信号と関連情報とが多重化された信号
    を受信すると共に、前記関連情報を分離する受信部と、
    分離された前記関連情報を記憶する記憶部と、受信され
    た映像信号を順次表示する表示部と、前記表示部に表示
    された映像に対して外部から指示された映像の位置から
    前記記憶部に記憶された関連情報を読み出し、前記表示
    部に前記関連情報を表示する受信装置。
  4. 【請求項4】多重化された信号の映像信号を順次表示装
    置に表示し、前記多重化された信号から関連情報を分離
    して記憶し、前記表示装置に表示された映像に対して外
    部から指示された映像の位置から前記記憶部に記憶され
    た関連情報を読み出し、前記表示部に前記関連情報を表
    示する受信方法。
JP10164676A 1998-06-12 1998-06-12 送信装置および受信装置 Pending JPH11355732A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000287183A (ja) * 1999-03-29 2000-10-13 Sony Corp テレビジョン信号発生装置および方法、テレビジョン信号受信装置および方法、テレビジョン放送システムおよび信号処理方法、並びに媒体
JP2007074495A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム
US7712123B2 (en) 2000-04-14 2010-05-04 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Method, system, and apparatus for acquiring information concerning broadcast information
JP2012070400A (ja) * 2000-02-29 2012-04-05 Watchpoint Media Inc ハイパーリンクによってリンクされた注釈データ受信システム、放送システム及び注釈データを含む放送情報を利用する方法

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