JPH11355260A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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Publication number
JPH11355260A
JPH11355260A JP10163216A JP16321698A JPH11355260A JP H11355260 A JPH11355260 A JP H11355260A JP 10163216 A JP10163216 A JP 10163216A JP 16321698 A JP16321698 A JP 16321698A JP H11355260 A JPH11355260 A JP H11355260A
Authority
JP
Japan
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clock
data
data processing
processing device
flop
Prior art date
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Application number
JP10163216A
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English (en)
Inventor
Mitsukuni Yokota
光邦 横田
Hiroshi Nomura
博 野村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】LSI等データ処理装置の出力信号の不確定幅
が大きいと、次段に接続するデータ処理装置の入力タイ
ミングマージンを劣化させ、最悪の場合データを取り込
むことが困難となる。この信号不確定幅を抑える回路構
成を簡易に実現し、さらに汎用性を持たせる。 【解決手段】出力部ないし入力部のフリップフロップに
ゲート遅延の少ないクロックを入力することで、出力信
号の不確定幅を抑えることができ、入力信号の取り込み
マージン向上を図ることができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSI、プリント
基板等を含むデータ処理装置に係り、特に遅延変動の少
ないデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、図1と図2とを用いて、2台のデ
ータ処理装置の間のクロックとデータとのやりとりにつ
いて説明する。図1は、データ処理装置1とデータ処理
装置2のデータとクロックの接続について説明する図で
ある。データはデータ処理装置1からデータ処理装置2
へ転送され、クロックはクロック発生源3よりデータ処
理装置1とデータ処理装置2に供給される。データ処理
装置1ではDTINより入力されたデータに処理を行
い、DTOUTより出力する機能を有する。データ処理
装置2ではデータ処理装置1からのデータをDTINよ
り取り込み処理を行う。
【0003】その時のタイミングは図2に示す。ここ
で、図2は、データ処理装置の入力データタイミングを
説明する図である。使用している部品の製造ばらつきや
使用環境変化(温度変動や電源電圧変動)により、データ
処理装置1で処理されたデータ出力(DTOUT)には、
網掛けで示すようなデータ値が不確定となる部分ができ
てしまう。この例の場合、データ入力(DTIN)はデー
タ処理装置1に入力される時点でクロック(CKIN)の
立ち上がりに対してts1とth1のデータ値確定幅が
あったにもかかわらず、出力される時にはts2とth
2のようにデータ確定幅が減少してしまう。データ確定
幅が減少することにより、データ処理装置2でのデータ
取り込み時のマージンが劣化してしまう。
【0004】データ処理装置1の上記劣化現象につい
て、図3ないし図5を用いて詳細を説明する。ここで、
図3はデータ処理装置1内部の回路構成図であり、図4
はクロックツリーを説明する図であり、図5はその入力
データタイミングを説明する図である。入力端子101
より入力されたデータ(DTIN)およびクロック(CK
IN)は入力バッファ102を通して内部回路に供給さ
れる。クロックは装置内部の全フリップフロップ109
に配るために、クロックツリー103により複数のクロ
ック信号に展開される。図4を用いてクロックツリー構
成について説明する。クロックツリー103内部はクロ
ックバッファ108をツリー状に接続してあり、一本の
クロック入力を多数のクロック信号に増やすことができ
る。分配されたクロックは、データ処理等に用いられる
フリップフロップ109に接続されるため、使用するフ
リップフロップ109の数とクロックバッファ108の
駆動能力によりクロックツリーのゲート段数および分配
数が決まる。
【0005】図3に戻り、入力端子101より入力され
たデータは、処理を行うデータ処理ブロック104のフ
リップフロップ109のデータ端子に入力される。この
時に、フリップフロップ109には、クロックツリー1
03からのクロック(CK1)が接続されている。また、
フリップフロップ109からデータ処理部115にて処
理されたデータ(DT1)は、出力用のフリップフロップ
105に入り、クロックツリー103からのクロック
(CK1)により取り込まれ、出力データとして出力バッ
ファ106を通って出力端子107より出力データ(D
TOUT)として出力される。
【0006】次に、図5を用いてデータ処理装置1の動
作タイミングを説明する。入力クロック(CKIN)が入
力バッファ101およびクロックツリー103を通りフ
リップフロップへの入力クロック(CK1)となるまでの
遅延時間をd1とする。この遅延時間d1は、使用して
いる素子の製造ばらつきや環境変化により変動する。遅
延時間が最小となる場合をd1(min)とし、最大とな
る場合をd1(max)とすると、遅延変動幅は{d1
(max)−d1(min)}とあらわされる。
【0007】また、データ処理ブロック104にあるフ
リップフロップ109の標準遅延時間をd2とすると、
この値も上記同様の理由により変動し、最小の場合d2
(min)、最大の場合d2(max)とする。出力用のフ
リップフロップ105から出力バッファ106を通して
出力端子107へ出るまでの標準遅延時間d3も同様に
変動し、最小の場合d3(min)、最大の場合d3(m
ax)とする。
【0008】ここで、データを処理するためのフリップ
フロップ109の遅延時間の変動は、出力用フリップフ
ロップ105で打ち消すことができるが、出力用フリッ
プフロップ105の遅延時間の変動は残ってしまう。そ
こで、データ出力端子107で見たデータの信号不確定
幅は遅延変動幅と一致し、{d3(max)+d1(ma
x)}−{d3(min)+d1(min)}となる。よって、
データ出力端子107で見たデータの確定幅W2は、ク
ロックの周期をTとすると、次式(1)となる。
【0009】 W2=T−[{d3(max)+d1(max)}−{d3(min)+d1(min)}] …(1) ここで、遅延変動を示す係数K(max),K(min)を
定義して前式(1)を書き直すと、次式となる。
【0010】 W2=T−{K(max)−K(min)}×(d3+d1)…(2) d1(max)=K(max)×d1 d1(min)=K(min)×d1 d3(max)=K(max)×d3 d3(min)=K(min)×d3 K(max):遅延が最大となる時の係数 K(min):遅延が最小となる時の係数 経験的に、上述の回路がLSIである場合、遅延変動を
示す係数は、K(max)≒1.5、K(min)≒0.5
程度となることが多い。これを(2)式に代入するとW2
≒T−(d3+d1)となり、データ不確定幅は標準遅延
(d3+d1)と同程度変動するこになる。よって、クロ
ックの遅延時間(d1)やフリップフロップの遅延時間
(d3)が大きいと、出力端子でのデータ確定幅(W2)が
減少することが判る。
【0011】なお、クロック分配回路の分岐前のクロッ
ク信号をフリップフロップのクロックとして使用する例
として、特開平2−96819号公報があるが、本発明
とは目的、作用、効果が異なっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】出力信号の不確定幅が
大きい場合に、次段に接続するLSI等のデータ処理装
置の入力タイミングマージンを減少させ、最悪の場合デ
ータを取り込むことができず接続が困難となる。そこ
で、この出力信号の不確定幅を抑える回路構成が必須と
なる。特に高速信号を取り扱う場合には、信号周期に比
べゲート遅延が大きいと信号の不確定幅が信号周期を越
えてしまうことがある。
【0013】発明の目的は、簡易な回路構成にて装置で
発生する信号の不確定幅を抑えることができ、さらに汎
用性があることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】信号不確定幅を減らす手
段として、ゲート遅延を抑えることが最も効果がある。
そこで、本発明によれば、出力部ないし入力部のフリッ
プフロップにゲート遅延の少ないクロックを入力するこ
とで、出力信号のばらつきを抑えることがで、入力信号
の取り込みマージンを向上させる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。まず、図6および図7を用いて本発
明の実施の形態であるデータ処理装置の実施例を説明す
る。
【0016】図6は、本発明によるデータ処理装置の回
路図である。DTIN端子101よりデータを入力し、
CKIN端子101よりクロックを入力する。データは
入力バッファ102を通してデータ処理ブロック104
中のフリップフロップ109に取り込まれデータ処理部
にて処理が行なわれる。さらに処理されたデータは出力
用フリップフロップ105および出力バッファ106を
通してDTOUT端子107より出力される。
【0017】一方、クロックは入力バッファ102を通
った後、クロックツリー103にて分配される。クロッ
クツリー103にて分配されたクロックCK1は、デー
タ処理ブロック104内にあるフリップフロップ109
に入力される。ここで、データ出力用フリップフロップ
105には、クロックツリーで分配されたクロックCK
1ではなく、クロックツリー手前のクロックCK011
0を入力する。
【0018】次に図7を用いて、信号不確定幅が抑えら
れる原理を説明する。ここで、図7はデータ処理装置の
タイミングチャートである。入力したクロックがクロッ
クツリーを通ると遅延時間d1遅れる。この遅延時間d
1は素子ばらつきや環境変化等により、最小d1(mi
n)から最大d1(max)まで変動する。従って、クロ
ックツリー出力CK1は、網掛けで示す範囲で遅延時間
が変動することとなる。この変動幅を持ったクロックに
より、データをフリップフロップに取り込むと、フリッ
プフロップの遅延d2の遅延変動分も加算されて、フリ
ップフロップ出力のデータDT1は{d1(min)+d
2(min)}から{d1(max)+d2(max)}の範
囲で遅延が変動してしまう。一方、クロックツリーの手
前のクロックCK0は入力バッファの遅延d4に対して
しか変動しないので、d4(min)からd4(max)の
ばらつきとなる。従って、出力データDTOUTは、こ
のクロック遅延d4とフリップフロップ遅延d3とをあ
わせた分の遅延変動となるので、変動幅は{d4(mi
n)+d3(min)}から{d4(max)+d3(ma
x)}までとなる。よって、データ出力端子で見たデー
タ確定幅W2は、クロックCKIN周期をTとすると、
次式となる。
【0019】 W2=T−[{d4(max)+d3(max)}−{d4(min)+d3(min)}] …(3) ここで、遅延変動を示す係数K(max),K(min)を
用いて前式を書き直すと、次式となる。
【0020】 W2=T−{K(max)−K(min)}×(d4+d3)…(4) d3(max)=K(max)×d3 d4(min)=K(min)×d4 K(max):遅延が最大となる時の係数 K(min):遅延が最小となる時の係数 (2)式と比較してみると、入力バッファの遅延d4はク
ロックツリーの遅延d1に比べて充分小さいので、従来
に比べデータ確定幅を大きくすることができることがわ
かる。つまり、本実施例のデータ処理装置に接続する次
段のデータ処理装置でのデータ取り込みのタイミングマ
ージンの劣化を小さく抑えることができる効果があり、
さらに簡易な回路構成により実現可能な特徴を有する。
【0021】次に、本発明の他の実施例を図8ないし図
11を用いて説明する。まず、図8は、本発明の実施例
のデータ処理装置の回路図である。この実施例の特徴
は、入力データを取り込むためのフリップフロップ11
6を設けたことと、遅延の大きいクロックから小さいク
ロックへと順番に使用してデータを転送処理していくこ
とである。
【0022】次に、遅延変動を抑えたクロックでデータ
を取り込む実施例である、装置の入力側の動作につい
て、図9のタイミングチャートを用いて説明する。入力
データ(DTIN)の変化点とクロック(CKIN)の立ち
上がりとが一致している場合を仮定すると、データ取り
込み用フリップフロップ116ではクロックの立ち下が
りを使用してデータを取り込むこととなる。この場合、
クロックツリーにより分配した後のクロック(CK2)を
使用したのでは、遅延変動幅が大きく、フリップフロッ
プのホールド側データ確定時間(H2)のマージンが小さ
くなり、データを取り込めない可能性がある。
【0023】また、クロック(CK2)の立ち上がりを使
用した場合では、セットアップ側データ確定時間(S2)
が小さくなる。そこで、クロックツリーの手前のクロッ
ク(CK0)を使用すれば、遅延変動の小さいクロックに
てデータを取り込むこことができる。さらに、クロック
側とデータ側とで同一の入力バッファを使用していれ
ば、遅延も同じとなるため、フリップフロップのセット
アップ側データ確定時間(S2)とホールド側データ確定
時間(H1)のマージンを等しく大きくすることができ
る。ここで取り込まれたデータ(DT0)はデータの確定
幅が最大であることから、次段のフリップフロップでは
遅延変動が最も大きいクロック、すなわちクロックツリ
ーの末端からのクロック(CK2)を用いてもデータを取
り込むことができる。
【0024】次に、遅延の大きいクロックから小さいク
ロックへと順番に使用してデータを転送していく方法に
ついて図10のタイミングチャートを用いて説明する。
クロックツリーの遅延がクロックの周期に近い場合、す
なわち図中の記号ではT≒d3である場合では、出力用
フリップフロップ105で用いているクロック(CK0)
の取り込みエッジがデータの不確定領域に一致してしま
い、正しくデータを取り込むことができない。そこで、
データ処理ブロック104内ではデータ出力用フリップ
フロップ105に近づくにつれて使用するクロックもツ
リーの根元に近いものを段階的に使用する。この実施例
では、データ処理ブロック104の初段フリップフロッ
プには、クロックツリー末端のクロック(CK2)を使用
し、データ出力用フリップフロップ105の前段のフリ
ップフロップではクロックツリーの根元のクロック(C
K1)を使用する。このようにすることで、データ出力
用フリップフロップ105でもデータを正しく取り込む
ことができるようになる。
【0025】次に、PLLを用いた回路での本発明の実
施例を、図11および図12を用いて説明する。ここ
で、図11は、本発明の実施例のPLLを用いたデータ
処理装置の回路図であり、図12は、そのタイミングチ
ャートである。
【0026】クロック側の入力バッファ101の後にP
LL111を挿入し、PLL111のフィードバックル
ープ112にはクロックツリー103の末端クロック
(CK1)を戻す。PLL111の機能として、PLL1
11の参照クロック(CK0)にフィードバッククロック
(CK1)の位相・周波数をあわせることができる。その
ため、図12のタイミングチャートに示すように、入力
クロック(CK0)とクロックツリー末端クロック(CK
1)の位相が合うことから、クロックツリーの末端クロ
ック(CK1)の遅延変動は、入力クロック(CK0)の遅
延変動と同程度に抑えることができ、出力用フリップフ
ロップ105にクロックツリー末端のクロック(CK1)
を使用しても、出力信号不確定幅を抑える効果がある。
【0027】本発明は、LSI内部のみならずプリント
基板内部、プリント基板間もしくは装置間を接続する場
合にも適用できる。これを、図13を用いて説明する。
【0028】図13は、プリント基板の構成を説明する
図である。このプリント基板では、図8で説明した実施
例と同様に、入力用フリップフロップ116および出力
用フリップフロップ105を設け、それらフリップフロ
ップへはクロック発生源3の根元よりクロックを供給す
ることで、プリント基板間のデータ送受信のタイミング
マージンを向上することができる。各データ処理LSI
121へはクロックバッファ108を用いて分配された
クロックを配り、配る順番もデータの出口から入り口の
順番にクロックツリーの根元に近いクロックを使用する
ことで、正しくデータが取り込める。また、各部品の配
置について、クロック発生源3および入力用フリップフ
ロップ116、出力用フリップフロップ105はプリン
ト基板のコネクタ118に近いところに配置すること
で、クロック配線長を短くでき、遅延変動を抑えること
ができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、信号不確定幅を低減す
ることができるために、LSI間、プリント基板間、装
置間などデータをやりとりする場合のタイミングマージ
ンを向上させることができる。特に高速信号の送信時に
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】2台のデータ処理装置とクロック源との接続を
説明する図である。
【図2】従来のデータ処理装置の入力データタイミング
を示す説明図である。
【図3】従来のデータ処理装置の回路図である。
【図4】クロックツリーの構成を説明する図である。
【図5】従来のデータ処理装置のタイミングチャートで
ある。
【図6】本発明の実施例のデータ処理装置の回路図であ
る。
【図7】本発明の実施例のデータ処理装置のタイミング
チャートである。
【図8】本発明の実施例のデータ処理装置の回路図であ
る。
【図9】本発明の実施例のデータ処理装置の入力部のタ
イミングチャートである。
【図10】本発明の実施例のデータ処理装置のデータ転
送部のタイミングチャートである。
【図11】本発明の実施例のPLLを用いたデータ処理
装置の回路図である。
【図12】本発明の実施例のPLLを用いたデータ処理
装置のタイミングチャートである。
【図13】本発明の実施例のプリント基板の構成を説明
する図である。
【符号の説明】
1…データ処理装置A、 2…データ処理装置B、3…
クロック発生源、101…入力端子、 102…入
力バッファ、103…クロックツリー、104…データ
処理ブロック、105…データ出力用フリップフロッ
プ、106…出力バッファ、 107…出力端子、
108…クロックバッファ、109…フリップフロッ
プ、110…出力フリップフロップ用クロック、111
…PLL、 112…フィードバックループ、1
13…バッファ、 114…遅延バッファ、115
…データ処理回路、116…データ取り込み用フリップ
フロップ、 117…プリント基板、118…コネク
タ、 119…データ配線、 120…クロック配
線、121…データ処理LSI。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のデータ信号とクロック信号とを入力
    し、第2のデータ信号を出力するデータ処理装置であっ
    て、 前記第2のデータ信号の不確定幅を抑える手段を含むこ
    とを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータ処理装置であって、 前記データ信号の不確定幅を抑える手段は、データ出力
    部のフリップフロップに供給するクロックの遅延変動を
    抑える手段を設けたことを特徴とするデータ処理装置。
  3. 【請求項3】第1のデータ信号とクロック信号とを入力
    し、前記クロック信号を入力バッファとクロックツリー
    とで分配し、第2のデータ信号を出力するデータ処理装
    置であって、 前記第2のデータ信号の出力用バッファには、前記入力
    バッファ直後のクロックを供給することを特徴とするデ
    ータ処理装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のデータ処理装置であっ
    て、 前記第1のデータ信号の取り込み用フリップフロップに
    は、前記入力バッファ直後のクロックを供給することを
    特徴とするデータ処理装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のデータ処理装置であっ
    て、 前記取り込み用フリップフロップと前記出力用バッファ
    との間の複数のデータ処理段には、データ信号の流れに
    沿って、前記クロックツリーで分配されたクロックのう
    ち遅延の大きいクロックから小さいクロックの順に供給
    することを特徴とするデータ処理装置。
  6. 【請求項6】第1のデータ信号とクロック信号とを入力
    し、前記クロック信号を入力バッファとクロックツリー
    とで分配し、第2のデータ信号を出力するデータ処理装
    置であって、 前記入力バッファと前記クロックツリーとの間にPLL
    を設け、前記PLLのフィードバックループに前記クロ
    ックツリーの遅延のもっとも大きい出力を接続すること
    を特徴とするデータ処理装置。
JP10163216A 1998-06-11 1998-06-11 信号処理装置 Pending JPH11355260A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017527159A (ja) * 2014-06-24 2017-09-14 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. デジタル送信機の変調回路、デジタル送信機、及び信号変調方法

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017527159A (ja) * 2014-06-24 2017-09-14 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. デジタル送信機の変調回路、デジタル送信機、及び信号変調方法

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