JPH11355144A - 符号化方法、コ―ド発生方法および変調エンコ―ダ - Google Patents

符号化方法、コ―ド発生方法および変調エンコ―ダ

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JPH11355144A
JPH11355144A JP11068942A JP6894299A JPH11355144A JP H11355144 A JPH11355144 A JP H11355144A JP 11068942 A JP11068942 A JP 11068942A JP 6894299 A JP6894299 A JP 6894299A JP H11355144 A JPH11355144 A JP H11355144A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気媒体記録用の、予め定められた最小0ラ
ンレングスdおよび最大0ランレングスkに従って32
ビットデジタルデータワードのシーケンスを33ビット
コードワードのシーケンスに符号化する方法および装置
を提供する。 【解決手段】 方法は各データワードを8個のデータニ
ブルに分割し、いずれかのデータニブルが0ばかりを含
んでいないかを判定することを含む。コード違反がない
場合、8個のデータニブルを7個のコードニブルと5ビ
ットコードサブワードの4つのビットとにマッピング
し、5番目の制御ビットを1に設定する。1つ以上のコ
ード違反が存在する場合、その場所を少なくとも5ビッ
トコードサブワード内および必要な他のコードニブル内
に埋込み、通常コードサブワードに向けられるデータニ
ブルとニブル場所とを、コード違反であると判定される
データニブルを本来含むコード場所に再マッピングす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の概要】この発明は変調コード、方法および変調
符号化/復号化装置に関する。より特定的には、この発
明は最大ランレングスが小さく(たとえばk=6)、エ
ラー伝搬特性が最適化され、デジタルリニア磁気テープ
記録および再生システムなどの磁気記録システム内で簡
単に実現される率の高いランレングス限定変調コードに
関する。
【0002】
【発明の背景】変調コードは、符号化され記録される特
定のユーザ情報のデータパターンを考慮して、データト
ラック内の磁束遷移のより均一な分布を達成するために
磁気記録チャネル内で用いられてきた。特に、ランレン
グス限定(RLL)変調コードが、部分応答最尤度サン
プリング検出(PRML)データ記録および再生チャネ
ル、決定フィードバック等化(DFE)検出チャネルな
らびに固定遅延ツリー検索(FDTS)検出チャネルに
おいて用いられてきた。
【0003】磁気データ記憶チャネルのための関心のあ
る標準的部分応答ターゲットには、(1−D)ダイ−コ
ードターゲット、PR4(1−D2)ターゲット、EP
R4(1+D−D2−D3)ターゲットおよびE2PR4
ターゲットが含まれている。ここでDはユニット遅延演
算子を表わす。(1−D)(1+D)Nの形の標準的タ
ーゲットの欠点の1つは、これが磁気チャネルに対する
近似的な一致にすぎないことであるが、しかしこれは比
較的容易に実現され、これがナイキストサンプリング周
波数においてスペクトルナルを示す。磁気記録チャネル
に有用である他のターゲットには最小平均二乗誤差(M
MSE)タイプのターゲットが含まれる。新しい階層の
固定部分応答ターゲットについては、「PRMLサンプ
ルデータ検出チャネルにおける新しい階層の固定部分応
答ターゲットを用いたディスクドライブ」(“Disk Dri
ve Using New Class of Fixed Partial Response Targe
tsin a PRML Sampled Data Detection Channel”)(ク
ウォンタム(Quantum)事件番号Q98−1040−U
S1)と題された1998年3月4日出願のフィッシャ
ー(Fisher)他による同時従属の米国特許出願連続番号
号に記載され、その開示はここに引用に
より援用される。
【0004】従来、PRMLサンプリングデータ検出シ
ステムにおいて、磁気記録媒体から再生されるユーザデ
ータの「最尤度」検出を達成するのに、ビタビ検出器が
用いられる。たとえば、8状態トレリス(公称EPR4
ターゲット)を有するビタビ検出器は一般的に、反復法
を用いて検出器トレリスのさまざまな分岐に沿った最尤
度経路またはルートを定める。「最尤度」とは概して、
最小平均二乗誤差を生じるトレリスを通る特定の経路の
ことを意味する。
【0005】PRMLデータ記録および再生チャネルの
ための変調コードは、確かで信頼性のおけるデータサン
プリングを達成し、かつ記録/再生プロセスにおいてエ
ラーにより壊される情報の範囲を限定するのに望まし
い、または必要となる、ある特定の所望の信号再生条件
を課するよう選択されるが、これはコード化されたデー
タストリームに何らかの付加的なオーバヘッド情報が追
加されるという犠牲を払ってなされる。付加的なオーバ
ヘッド情報の量は変調コードの「率」または効率に直接
関連する。変調コードにより加えられたオーバヘッド情
報が少なければ少ないほど、コードの率または効率が高
くなる。効率が向上するにつれ、変調コードが必要とす
るオーバヘッド情報により消費される記憶空間が少なく
なる。
【0006】特定の変調コードの「率」はコード化され
た出力データストリームにおける符号化されていないビ
ットの符号化されたビットに対する比として規定され
る。たとえば、率2/3コードでは2ユーザビットが3
コードビットに変換され、その効率は0.667にすぎ
ず、これは低い率と考えられている。率8/9変調コー
ドは0.889のより高い効率を有する。率は効率が1
に近づくにつれ増加するといわれており、効率が0.8
89を超える変調コードは「率の高い」コードと呼ばれ
る。
【0007】率16/17(=0.941)変調コード
では、標準の率8/9変調コードに対して記録密度にお
いて概算6パーセント(6%)の増加が達成される。率
16/17変調コードにより率の増加が実現できたこと
は、磁気記録媒体(ディスクまたはテープ)に記録され
る各コードビットが、率8/9変調コードによる類似の
コードビット内に含まれているよりも約6%多くユーザ
データ情報を含んでいることを意味する。率16/17
変調コードの一例は、「磁気記録チャネルのための率1
6/17(D=0,G=6/I=7)変調コード」
(“Rate 16/17(D=0, G=6/I=7) Modulation Code for
a Magnetic Recording Channel”)と題された、同一
出願人に譲渡される、フィッツパトリック(Fitzpatric
k)他への米国特許第5,635,933号に挙げられ
ており、その開示はここに引用により援用される。率1
6/17変調コードの別の例は、「3−ウェイバイトイ
ンタリーブECCを備えるビットインタリーブ率16/
17変調コード」(“Bit-Interleaved Rate 16/17 Mod
ulation Code with Three-Way Byte-Interleaved EC
C”)と題された、フィッシャー他による1995年8
月24日出願の、同一出願人に譲渡される米国特許出願
連続番号第08/518,945号であって現在の米国
特許第 号に記載され、その開示はここに引用
により援用される。
【0008】率24/25変調コードの一例は、「PR
ML記録チャネル用率24/25変調コード」(“Rate
24/25 Modulation Code for PRML Recording Channel
s”)と題されたフィッシャー他による1996年12
月31日出願の、同一出願人に譲渡される米国特許出願
連続番号第08/744,412号であって現在の米国
特許第 号に記載されており、その開示はこ
こに引用により援用される。「高い率のランレングス限
定コードの組合せ構成」(“Combinatorial Constructi
on of High Rate Runlength-limited Codes”IEEE Proc
eedings of Globecom, 1996. p.343-347)と題されたWi
jngaardenおよびImminkによる論文では、高い率の変調
コードを構成するための技術が記述される。この論文で
は、率16/17(d=0,k=4)コードおよび率1
6/17(d=0,k=6)コードを含む例を説明して
いる。非常に高い率の変調コードを採用するにあたって
生じる問題点は、符号化および復号化プロセスの実用的
なハードウェア実装を行なうのに通常、かなりの複雑さ
が必要となることである。
【0009】複雑さが増すことはマルチチャネルリニア
デジタル磁気テープ記録の例に表わされる。テープ記録
が硬いディスクによる記録と異なる点は、動く記録テー
プが比較的に非常に低い質量を有し、瞬時テープ速度に
おいてかなり変動しやすいことである。一方、回転スピ
ンドルに装着された1つ以上の硬い記録ディスクは、か
なりの角運動量を示し、これは角速度の瞬時の変化を妨
げる。
【0010】いくつかの状況がテープ速度差に寄与する
ことがわかっている。繰出または巻取リールへのテープ
の偏心スプーリングの結果、テープがその偏って載置さ
れるスプールまたはパンケーキから供給されるにつれ繰
返され得る速度変動が生じることがある。リールまたは
テープ案内経路の他の要素の欠陥もまた、テープ差動速
度に寄与し得る。さらに、たとえば比較的乾いたまたは
湿気のない環境においてスプーリングされ、後にある期
間湿気の高い環境において保管されていたテープは、水
分の吸収によって圧迫された状態で膨張し、これにより
予測のできない挙動を生じ、テープがスプールから供給
されるにつれ急な速度差を生じる。
【0011】テープ速度における変動の結果、記録デー
タの周波数が速度変化により変調される。テープに記録
されたビットを検出する上で、PRMLサンプリングデ
ータ検出チャネルにおいて一般的に用いられるように、
位相同期ループを用いていかなる周波数変動をも追跡
し、これによって非常に高い記録密度において記録され
たビットの信頼性の高い検出を可能にする。位相同期ル
ープが良好に動作することを確実にするため、頻繁に位
相エラー情報をもたらすことが重要である。考慮される
ように、書込前置増幅器への入力(プリコーダの出力)
において1は書込電流のある極性、たとえば正に対応
し、0は書込電流の逆極性、たとえば負に対応する。1
が0の後に続くか、または0が1の後に続く場合はいつ
でも、磁化の逆転が磁気媒体に書込まれ、ほぼローレン
ツ関数(Lorentzian function)のような形をしたベル
形パルスが再生中に感知される波形に生じる。再生中に
必要であるタイミングおよび利得情報を頻繁にもたらす
ために、磁束遷移のない状態が長い間続くことと長い間
連続して磁束遷移が続くこととが避けられる。この目的
は従来、ランレングスにより1/(1+D2)プリコー
ダの入力におけるビットを限定することにより達成され
る。ここでDはユニット遅延演算子である。
【0012】PRMLサンプリング磁気テープ記録チャ
ネルのための変調コードにおいて、たとえば、再生中に
記録された波形を適度に正確にサンプリングすることを
確実にするため許容可能なタイミング情報をもたらすよ
うに最大ランレングス制約の大きさを定めることが望ま
しい。変調コードが許容する連続した0のビットの最大
数は「k」制約と称され、コードが許容する1のビット
の間の0のビットの最小数は「d」制約と称される。
【0013】磁気テープのトラックに書込まれる情報は
まず記録の前に変調符号化される。検出プロセスにおい
て、アナログ再生信号は上述のビタビ検出器プロセス
(または決定フィードバック等化器または固定遅延ツリ
ー検索検出器などの類似の装置)を用いて変調コード化
ビットに変換される。コード化ビットは変調デコーダを
通過することにより情報ビットに復号化される。検出プ
ロセスにおいてエラーが生じた場合、そのエラーは変調
デコーダを通過する際にさらに数多くのエラーに伝搬さ
れ得る。変調コードの望ましい特徴の1つは、可能な限
りエラーの伝搬を制限または限定することである。エラ
ー伝搬を記録された情報の少量に留めることにより、典
型的にドライブシステムレベルにおいて適用される後の
ブロックエラー修正プロセスを望ましい態様で助けるこ
とになる。
【0014】磁気記憶システムは典型的に、ブロックメ
モリおよび組込まれた制御マイクロプロセッサを含む。
現在、データ記憶システム内でデータ転送を扱うのに用
いられるブロックメモリアレイおよび制御マイクロプロ
セッサは32または64ビット幅バスアーキテクチャに
基づいている。この結果、メモリアレイおよびマイクロ
プロセッサのデータの基本単位(データワード)は32
(または64)ビットである。そのため、記録チャネル
をブロックメモリおよび制御マイクロプロセッサとイン
ターフェイスする回路の複雑さを制限するために、ブロ
ックメモリアレイおよび制御マイクロプロセッサのバス
幅に一致する高い率の変調コードをもたらすことが望ま
しい。
【0015】このため、これまで、前述の要件を満たし
かつ先行技術の取組みに関連する問題を解決する、磁気
記録チャネルのための非常に高い率の変調コードの必要
が未解決のまま残されていた。
【0016】
【目的を伴うこの発明の概要】この発明の概括的な目的
は、先行技術の限界および欠点を克服する態様および形
で磁気記録チャネルにおいて用いるための、エラー伝搬
が最適化された率32/33(d=0,k=6)ランレ
ングス限定変調コードを提供することである。
【0017】この発明の別の目的は、先行技術の取組み
の限界を克服する態様で、検出されるデータの信頼性を
損うことなく非常に高いコード速度を達成する実用的な
率32/33変調コードおよび実現例を提供することで
ある。
【0018】この発明のさらなる目的は、最小0ランレ
ングスおよび最大0ランレングスを含む予め定められた
変調コーディング制約と一致する態様で、かつエラー伝
搬を有効に制限する態様で、32ビットデータワードを
33ビットコードワードに符号化するための簡略化され
た信頼性の高い符号化および復号化方法を提供すること
である。
【0019】この発明の原理および局面によれば、一連
のユーザデジタルデータビットを符号化するために、マ
ルチチャネルリニアデジタル磁気テープ記録/再生チャ
ネルなどの部分応答サンプリングデータ検出チャネルに
おいて用いるための(d=0,k=6)率32/33チ
ャネルコードを生成するための方法が提供される。この
方法は最も好ましくは、32ビットユーザデータワード
のシーケンスを形成するステップと、各32ビットユー
ザデータワードを8個の4ビットデータニブルに分割す
るステップと、いずれかのデータニブルが0ばかりを含
んでいないかどうかを判定するステップと、0ばかりを
含むデータニブルが見つからなかった場合、8個の4ビ
ットデータニブルを7個の4ビットコードニブルおよび
1個の5ビットコードサブワードにマッピングするステ
ップと、コードサブワードの5番目のビット位置を含む
コードサブワードの第1の制御ビットを1に設定するス
テップとを含むか、または1個のデータニブルがコード
違反として0ばかりを含んでいると判定される場合、少
なくとも5ビットコードサブワード内にコード違反の場
所を埋込むステップと、本来5ビットコードサブワード
にマッピングするデータニブルを、本来、コード違反を
有すると判定されるデータニブルを受けるコードニブル
にマッピングするステップとを含むか、または2個のデ
ータニブルが0ばかりを含むと判定される場合、第1の
制御ビットを0に設定するステップと、コードサブワー
ドの第2の制御ビットを0に設定するステップと、第2
のコードサブワード内の第3の制御ビットを1に設定す
るステップと、第1のコードサブワードの残りの3つの
ビットを、第1の予め定められた範囲のデータニブル内
の0ばかりを含む2個のデータニブルのうちの一方を識
別するよう設定するステップと、第2のコードサブワー
ドの残りの3つのビットを、第2の予め定められた範囲
のデータニブル内の0ばかりを含む2個のデータニブル
のうちの他方を識別するよう設定するステップと、本来
第1のコードサブワードにマッピングするデータニブル
を、0ばかりを含んでいることを第1のコードサブワー
ドによって識別されるデータニブルを本来受けるコード
サブワードに再配置するステップと、本来第2のコード
サブワードにマッピングするデータニブルを、0ばかり
を含んでいることを第2のコードサブワードにより識別
されるデータニブルを本来受けるコードサブワードに再
配置するステップとを含むか、または3個以上のデータ
ニブルが0ばかりを含んでいることが判定される場合、
8ビットフラグを生成するステップとを含み、フラグの
各ビット位置は、0ばかりを含んでいると判定されるデ
ータニブルを識別しており、さらに、8ビットフラグ
を、第1のコードサブワード、第2のコードサブワード
および第3のコードサブワードにおいて規定される予め
定められた制御ビット位置に書込むステップを含む。こ
のステップはまた、磁気記録チャネルのタイミングルー
プのための最大タイミング情報をもたらすため、第4の
コードサブワードをすべて1に書込むステップを含んで
もよい。
【0020】説明した変調符号化方法に一致して動作す
る変調エンコーダおよび変調デコーダもこの発明の一部
分を形成している。
【0021】この発明のこれらおよび他の目的、利点、
局面および特徴は、添付の図面に関連して示される好ま
しい実施例の以下の詳細な説明を考慮することからより
完全に理解されるであろう。
【0022】
【好ましい実施例の詳細な説明】上記のように変調コー
ドの目的の1つは、不動の記録ヘッド構造にわたって線
形に動くテープなどの磁気記憶媒体上に記録されるユー
ザ情報を検出プロセスのために確実に最適化することで
ある。テープ記録および再生システム10の関係のある
部分は図1に示される。図において、マルチチャネルリ
ニアテープ記録システム10は、高密度のデジタル磁気
記録および再生を可能にする所望の残留磁気および飽和
保持力特性を有する半インチ(約1.26cm)の磁気
記録テープなどの相対的に動く磁気記録テープ12上に
形成される複数の並列磁気記録トラックtに同時に書込
み、かつチェック読出する。マルチチャネル磁気記録ヘ
ッド構造14はさまざまな有用な実現例の1つに従うも
のであってもよい。ある例示的な構成では、記録ヘッド
構造14はたとえば、少なくとも24個の磁気書込要素
を含み、24個の磁気読出要素が2つの横の列に交互に
配置され、ヘッド構造14にわたってのテープの順方向
および逆方向の移動の両方において12個の書込要素の
後に12個の読出要素が続くようにしてもよい。代替の
構成では、12個の中央に位置付けられた読出要素の片
側に12個の書込要素が設けられ、読出要素の他方の側
にも12個の書込要素が設けられ、順方向および逆方向
の両方においてヘッド構造14にわたってテープが動く
間、12個のデータトラックに対して同時に書込および
書込チェックがなされるようにしてもよい。さらなる代
替の構成では、12個の中央に位置付けられた書込要素
の一方の側に12個の読出要素が設けられ、書込要素の
他方の側にも12個の読出要素が設けられ、順方向およ
び逆方向のテープの移動の間に12個のデータトラック
に対して同時に書込および読出がなされるようにしても
よい。図1の双方向矢印はテープ12の双方向移動を示
し、これに隣接するΔv記号は、上に説明したもののう
ち1つまたは複数の影響により生じる望ましくない差動
テープ速度が存在することを示す。
【0023】内部システムバス50はインターフェイス
構造52とブロックバッファメモリ54とを相互接続す
る。組込まれた制御マイクロプロセッサ56は、テープ
移動および横方向ヘッド位置付け機能(ここではさらに
説明しない)を含むテープシステム10のさまざまな機
能を制御する。マイクロプロセッサ56はまた、インタ
ーフェイス52およびバッファメモリ54に対するユー
ザ情報の流れを制御する。図1には1つのマイクロプロ
セッサ56が示したが、当業者は、システム10の制御
機能をいくつかの組込まれたマイクロプロセッサまたは
デジタル信号プロセッサなどに分配してもよいことを理
解されるであろう。バス50は32または64ビットバ
ス幅などの予め定められたワードサイズを有する。現
在、32ビット幅が好まれており、インターフェイス5
2、バッファメモリ54およびマイクロプロセッサ56
はバスビット幅(たとえば32ビット)に適合するよう
設計されており、それによってどんな内部バスインター
フェイスの複雑さまたは「グルー」(glue)論理をも最
小限にする。
【0024】システム10の書込部分は、データスクラ
ンブラ60を含み、データスクランブラ60はバス50
からたとえば32ビットワードを受け、そのワードをモ
ジュロ2などの予め定められた従来のスクランブリング
アルゴリズムに従ってスクランブリングする。このよう
に、しばしばユーザデータブロックを完全にするまたは
一杯にすることがわかっている反復したまたは一定のビ
ットパターン、または反復したコマンドパターンは、ス
クランブラを出て行く生じたビットストリームにおいて
避けられる。理論的にはユーザデータパターンが同期シ
ーケンスにスクランブリングされることは可能である
が、そのようなパターンがNビット以上にわたる尤度は
約2(-N)である。
【0025】スクランブラ60から出力される並列デー
タワードは変調エンコーダ62を通って導かれる。変調
エンコーダ62はデータスクランブラ60から入来する
スクランブリングされたデータワードに変調コードを課
する。変調エンコーダ62は、この発明の原理に従っ
て、入来する32ビットのスクランブリングされたユー
ザデータビットワードを33ビットのコードワードに変
換する。変調エンコーダ62の実現例の詳細については
以下に説明する。33ビットコードワードは次に、12
個の並列書込チャネル経路の各々に選択的に向けられ
る。図1においてチャネル0はブロック実現例レベルで
示されており、チャネル11はブロックの輪郭で示され
る。このように、チャネル0−11は実質的に同じであ
ることを理解すべきである。セレクタ63は、トラック
tのための予め定められたデータ記録パターンに従っ
て、変調エンコーダ62からの33ビットコードワード
の各々を12個の書込チャネル0−11のうちの1つに
向ける。このように、書込チャネル0−11のすべてに
対して変調エンコーダ62はただ1つだけ実装されれば
よい。
【0026】各書込チャネル経路は、たとえば、受取っ
た33ビットコードワードの各々を33個の連続したビ
ットの直列ストリームcnとして出す並直列変換器64
を含む。このビットストリームは次に適当なプリコーダ
66を通過する。ビットシーケンス{cn}および
{bn}がプリコーダ66のそれぞれ対応の入力および
出力ビットシーケンスである場合、時間nにおけるプリ
コーダ66の出力はbn=XOR(bn-2,cn)として
表わすことができる。プリコーダ66はDCおよび高周
波の両方に制約される変調コードの設計を簡単にする
が、プリコーダ66はテープ上の最長記録磁石をk+2
ビットに延長するという悪影響を及ぼす。変調コード化
されプリコード化された直列ビットストリームbnは次
に従来の書込等化および書込前補償プロセス68を通過
し、次に書込ドライバ70によりデジタル書込電流に増
幅され、その後経路72−0にわたってヘッド構造14
の12個の書込要素のうちの1つに与えられる。図1の
例では書込ヘッド選択回路が省かれているが、これはト
ラックにつき2個の書込ヘッドを有する実用的な実現例
には含まれる。この回路は各記録方向に対して特定の書
込要素を選択する。
【0027】図1に示されるように、12個の同じ読出
チャネルが存在し、その各々はヘッド構造14の読出要
素に接続される。読出チャネル0は図1においてブロッ
クレベルの詳細で示され、他の11個のチャネルは「読
出チャネル11」と記された単一の点線ブロックにより
象徴されている。各読出チャネルにおいて、利得制御さ
れた増幅器80およびアナログ等化器82はアナログリ
ードバック信号の利得および応答を好ましいPRMLタ
ーゲットに正規化し、次にアナログ−デジタル変換器8
4がそのターゲットに従ってアナログ信号をサンプリン
グする。タイミングループ85はサンプルからタイミン
グクロック情報を得て、それによってアナログ−デジタ
ル変換器84のサンプリングを制御する。ビタビ検出器
86は量子化されたサンプルを復号化してコード化され
た値xnにする。好ましくは、ビタビ検出器86は、引
用した同時係属の米国特許出願連続番号第
(クウォンタム事件番号Q98−1040−US1)に
記述されるPRMLターゲットの階層のうちの1つとし
てNPRターゲットを実現する。
【0028】ポストコーダ88はコード化された値xn
を受取りポストコード処理して値ynにする。ポストコ
ーダ88の出力{yn}はポストコーダ入力{xn}の項
を用いてyn=XOR(xn,xn-2)と書くことができ
る。次に、ポストコード化されたサンプルynは変調デ
コーダ90を通過させられる。変調デコーダ90は、変
調エンコーダにより適用される関数の逆関数を適用する
ため、この発明の原理および局面に含まれる。復号化さ
れた直列データストリームは次に、従来のデータデスク
ランブラ92を通過させられ、データデスクランブラ9
2もまた、データスクランブラ60により適用されるス
クランブリング関数の逆として動作する。直並列変換器
94は直列ビットストリームを32ビットワードに蓄積
し、たとえばバッファ54内で一時的に記憶するために
データバス50上にそのワードを送る。誤りバーストが
あればこれを検出し修正するために、回復したユーザデ
ータ情報の各ブロックにブロックエラー修正プロセスを
適用してもよい。ブロックエラー修正プロセスは従来の
ものであり、この発明の一部ではないため、詳しくは説
明しない。
【0029】図2には、12個の同じ読出チャネルにお
いてポストコーダ88からの出力が直接マルチプレクサ
89に供給される代替の読出チャネルアーキテクチャが
提示される。マルチプレクサ89は1つの変調デコーダ
90に供給する1つの出力を有する。1つのデータデス
クランブラ92と直並列変換器94とでこの代替のアー
キテクチャは完成する。この代替の実施例においては変
調デコーダは1つだけ実装すればよく、VLSI読出チ
ャネル実現例においてゲートがある程度節約される。さ
らに別の代替の実施例では、1つのVLSIチップが1
つの多重化された変調デコーダに供給する4個の読出チ
ャネルを含む。さらなる多重化回路により、3個のこう
した4チャネルチップで12チャネル実現例を形成する
ことができる。
【0030】変調エンコーダ62および変調デコーダ9
0のワード幅をバス50、マイクロプロセッサ56およ
びブロックバッファ54のワード幅と一致させることが
特に有利であることがわかっている。この発明に繋がっ
た開発の際に考案されたある設計では、12ヘッドマル
チチャネルテープドライブアーキテクチャに対して率2
4/25コードが提案された。12個のヘッドに対して
単一の24ビットエンコーダを用いたその取組みでは、
図1および図2のエンコーダ実現例で必要であったより
もゲートがさらに約1万個必要であった。
【0031】
【符号化および復号化】制約されていないユーザデータ
は、32ビットのユーザデータワードにおいて受取ら
れ、33ビットのコードワードに符号化される。図3の
表を参照して、符号化されていない32ビットデータワ
ードの各々はUと規定され、対応する33ビットコード
ワードはCと規定される。32ユーザビットは8個の4
ビットニブルに分解され、それらはu7、u6、u5、
u4、u3、u2、u1およびu0と名付けられる。図
4の表に示されるように、ユーザニブルはコード化され
たニブルc7、c6、c5、c4、c3、c2、c1お
よびc0に符号化される。この例では、コードサブワー
ドc5が5ビットを含み、他のコードニブルがすべて各
々4ビットずつを含むことに注目することが重要であ
る。この例では、コードサブワードc5の付加的な5番
目のビット位置、たとえば最下位ビットc5[0]が制
御ビットを形成する。
【0032】各々のユーザニブルu7,u6、…u0
は、これが「0000」に等しければコード違反を有す
るといえる。8ビット変数FLAGが作られる。FLA
Gのn番目のビットは、ニブルunが0ばかりのものに
等しい場合に1に等しく設定される。たとえば、U=
(u7 u6 u5 u4 u3 u2 u1 u0)
=(0000 1000 0110 0000 111
1 0010 00000111)である場合、FLA
G=(10010010)であり、これはコード違反が
ユーザニブルu7、u4およびu1において存在するこ
とを意味する。
【0033】32ビットユーザデータワードの符号化
は、目下符号化されようとしているワードUに存在する
ことがわかった違反の数に依存して、以下の4つの規則
に従って実行される。図4の表には、4つのコーディン
グ規則が要約されている。以下のケースでは4つの規則
の各々が例示される。
【0034】ケース1:Uにおいて違反がない場合
((変調エンコーダの入力において1および0は等しく
起こり得ると仮定した上で)発生の尤度は59%)。F
LAG変数は00000000に等しく設定される。コ
ードサブワードc5の制御ビット、すなわちc5[0]
は1に等しく設定され、残りのニブルは符号化されずに
通過する。そのため、c7はu7に等しく、c6はu6
に等しい。c5[5−1]はu5に等しく、c4はu4
に等しく、c3はu3に等しく、c2はu2に等しく、
c1はu1に等しく、c0はu0に等しい。
【0035】ケース2:Uにおいて違反が1つある場合
(発生の尤度は31.8%)。FLAG変数はコード違
反を含むニブルの場所に応じて{00000001、0
0000010、00000100、…、100000
00}のうちの1つに等しく設定される。ビットc5
[0]およびc5[2]はそれぞれ0および1に等しく
設定される。残りのc5ビットは、8個の場所のうちの
いずれにおいて1つの違反が生じたのかを示すように用
いられる。たとえば、FLAGが3番目の低次ニブルu
2が1つのコード違反を含むことを示す場合(FLAG
=00000100)、c5[0]=0、c5[2]=
1およびc5[4:3,1]=010であり、3番目の
ニブルu2が4個の0を含むことを示す。この例ではニ
ブルc5を用いてニブルu2が0ばかりであることを示
しているため、ユーザニブルu5における情報は3番目
のコードニブル位置c2にマッピングされる。c7がu
7に等しく、c6がu6に等しく、c5が[0111
0]に等しく、c4がu4に等しく、c3がu3に等し
く、c2がu5に等しく、c1がu1に等しく、c0が
u0に等しい状態で符号化が完了する。
【0036】ケース3:Uにおいて2つの違反が存在す
る場合(発生の尤度は7.4%)。FLAG変数の2個
のビット位置が設定され、たとえば{0000001
1、00000101…11000000}となる。ビ
ットc5[0]およびc5[2]は0に設定され、ビッ
トc4[3]は1に設定される。残りのc5ビット位置
を用いて、8個の場所のうちのいずれにおいて左側違反
が生じたかを示し、ビットc4[2:0]は右側違反の
ニブル位置を示す。たとえば、ニブルu7およびu0に
おいて違反が生じた場合、FLAGは10000001
に等しく、c5[0]は0に等しく、c5[2]は0に
等しく、c4[3]は1に等しく、c5[4:3,1]
は111に等しく、c4[2:0]は000に等しい。
ユーザニブルu7は0ばかりであるため、ニブルc5を
用いてニブルu7が0ばかりであることを示し、ニブル
u5における情報はc7(すなわち8番目のコードニブ
ル)にマッピングされる。同様に、ユーザニブルu4に
おける情報はc0(1番目のコードニブル)にマッピン
グされる。このため、この例の最終符号化は、c7がu
5に等しく、c6はu6に等しく、c5は[0110
0]に等しく、c4は[1000]に等しく、c3はu
3に等しく、c2はu2に等しく、c1はu1に等し
く、c0はu4に等しい。この例において、u5のc7
へのマッピング、u4のc0へのマッピングおよびu3
のc3へのマッピングは変調エンコーダ62のゲートカ
ウントを最小にする態様で行なわれる。
【0037】ケース4:Uにおいて3つ以上の違反があ
る場合(発生の尤度は1.1%)。制御ビットc5
[0]、c5[2]およびc4[3]はすべて、0に等
しく設定される。ビットc5[4:3]、c4[2:
0]およびc3[2:0]は8フラグビットと等しく設
定される。ビットc5[1]およびc3[3]はともに
1で一杯にされ、k制約(k=6)が確実に満たされる
ようにする。一例として、4個のコード違反がニブルu
7、u6、u4およびu3において生じているのが見つ
かったとする(FLAG=11011000)。符号化
された33ビットワードでは、c7がu5に等しく、c
6が1ばかりに等しく、c5が[11010]に等し
く、c4が[0011]に等しく、c3が[1000]
に等しく、c2がu2に等しく、c1がu1に等しく、
c0がu0に等しくなる。c6が1ばかりに設定され、
タイミングループ85のための最大タイミング情報をも
たらすようにされていることに注目されたい。
【0038】変調デコーダ90により実行される復号化
プロセスは、符号化プロセスにおいて検出された違反を
含む元のニブルの数を判定するためにビットc5
[0]、c5[2]およびc4[3]を調べるステップ
を含む。たとえば、c5[0]が0に等しく、c5
[2]が1に等しく、c4[3]が0に等しい場合、符
号化プロセスにおいて1つのニブルだけが違反していた
のであり、ビットc5[4:3,1]は復号化の間に0
ばかりに設定すべきコードニブルを識別する。さらに、
c5[4:3,1]により示されるニブル場所はu5復
号化ニブルにマッピングされる。
【0039】変調エンコーダ62および変調デコーダ9
0の論理はVerilogおよびSynthesis回路設計ツールの助
けにより開発された。図6では、エンコーダ62を実現
する論理式のリスティングをVerilogで提示しており、
図7ではデコーダ90を実現する論理式のリスティング
をVerilogで提示する。実現されるとエンコーダ62は
ほぼ415個のゲートを必要とし、デコーダ90は約3
25個のゲートを必要とする。
【0040】
【エラー伝搬】ビタビ検出器86が誤った復号化決断を
下すと、不良情報がポストコーダ88に送られる。上に
既に述べたとおり、ポストコーダ88の動作によりエラ
ーイベントはさらに2つのビット分延長される。変調デ
コーダ90に入るエラーから、デコーダ90を出る復号
化されたユーザビットストリームにエラーが生じる。一
般的に、変調デコーダ90の出力においてはその入力に
おいて存在したよりも多くのエラーが生じる。こうした
エラーサイズの増加をここではエラー伝搬と称する。こ
こで説明する現在好まれているコードではエラー伝搬は
限られる。
【0041】(0,6)率32/33コードのエラー伝
搬の性質は、エラーのあるビットが制御ビットc5
[0]、c5[2]またはc4[3]を含む確率と、現
在関心のあるワードの復号化にその制御ビットが用いら
れているかどうかということとに依存する。エラーのあ
るコードビットがコードニブルc3、c4またはc5に
影響を与えていない場合、デコーダ90の出力における
エラーの数は増加しない。しかしながら、ビットc5
[0]が誤っている場合、32の復号化されたビットの
ほとんども誤っている可能性は非常に高い。ビットc5
[0]が誤っている確率はデコーダ90に入るエラーの
関数である。5ビットエラーがビットc5[0]に影響
を与える確率はほぼ5/33である。図6に示される表
では、エンコーダ62の入力におけるビットが0個、1
個、2個、…または8個の違反されたニブルを含む確率
が示される。この確率は、壊されたビットが制御ビット
に影響を与える尤度が、どのビットが制御ビットである
かということに依存しているという意味で、間接的にエ
ラー伝搬に関係がある。図6の表では、エンコーダ62
がケース1、ケース2、ケース3またはケース4のタイ
プの違反の状態において符号化することになる尤度が示
される。好ましい実施例の制御ビットのすべてはコード
化されたワードの中央に向かって位置付けられているた
め、ワード境界にまたがるエラーはデコーダ90の出力
においてより長いバーストにさらに伝搬されることはな
い。しかしながら、いくつかの場合では、コードニブル
c7はユーザニブルu3ほど遠く離れてマッピングされ
るため、2つの33ビットコードワードにまたがるエラ
ーから2つの汚染されていないバイトにより分離される
2つのエラーが生じることは有り得る。
【0042】
【k制約および統計的特性】現在好まれるコードのk制
約が6であることを確かめるため、図4の表に要約され
上に説明した符号化の4つの異なるカテゴリを考慮する
必要がある。8個のニブルu0、u1、…、u7の各々
が少なくとも1つの1を含み、c5[0]が1に等しい
場合、1000のビット値を有するニブルの直後に00
01の値を有するニブルが続くと、0の最大の連続が生
じる。この例では、k=6制約が満たされる。ユーザニ
ブルにおいて1つの違反が見つかった場合、c5[2]
は1に等しく設定され、他のすべてのニブルは確実に少
なくとも1つの1を含むようにされ、この場合にもk=
6制約が満たされる。
【0043】関心のあるユーザワードにおいて2つの違
反が存在する場合、c5[2]=c5[0]=0であ
り、c5[4:3,1]を用いて違反している最左端の
ニブルの位置を示す。したがって、考慮すべき2つの状
況が挙げられる。第1の状況では、左違反は位置000
1、すなわちニブルu1にある。この第1の状況では、
c5=[00010]でありk=6制約は満たされる。
第2の状況では、最左端の違反は位置100、すなわち
ニブルu4にあり、c5=[10000]であるが、c
4[3]は1に等しく、k=6制約はここでも満たされ
る。
【0044】最後に、エンコーダ62の入力における現
在関心のあるユーザワードUにおいて3個以上のコード
違反がある状況を考える。この状況では、c5[1]は
1に等しく、c3[3]は1に等しく、これによりc4
が0ばかりであったとしてもk=6制約は破られないこ
とが確実となる。
【0045】図7の表に示される統計データは、読出チ
ャネルのタイミングループ85におけるk制約の値をよ
りよく理解するために計算されている。図7では、
(0,k)制約シーケンスのいくつかの統計特性が、k
の値が3から10の場合とkが無限大に等しい(最大0
ランレングス制約がない)場合とのkの値の関数として
計算されている。図7のデータの基礎をなす計算はここ
に説明する現在好まれているコードのコーディング規則
を特に用いたものではなく、むしろ包括的な(すなわち
マックスエントロピーの)(0,k)制約シーケンスの
統計的特性に依存する。ハウウェル(T. D. Howell)の
「選択された記録コードの統計特性」(“Statistical
Properties of Selected Recording Codes,”IBM Journ
al of Research and Development, Vol.33, No.1.、
1989年1月、p.60−73)を参照されたい。図7
の表の第2列の値は、任意に選択されたビットが(0で
はなく)1に等しくなる尤度を示す。図7の表の第3列
の値は、いずれかの所与のビットがタイミング情報をタ
イミング回路85の位相同期ループにもたらす確率を表
わす。図7の第4列の値は、各k制約に対して可能なコ
ード速度の限界を示す。
【0046】k制約が(エンコーダ62の入力において
1および0が等しく存在し得ると仮定して)データの統
計特性にさほど重要な影響を与えないことは興味深い。
より大きいk制約が許容可能なものと考えられるのであ
れば、コードニブルc0、c1、…、c7の間に符号化
されていないビットを埋込むことによって現在好まれて
いる率32/33コードをより高い率に拡張するのは容
易である。たとえば、4つの符号化されていないビット
を各コード化ニブルの間に埋込んで(0,10)64/
65コードを作ることで価値のある特定のケースがもた
らされるが、これは特にバス構造50のバス幅が64ビ
ット(メモリ54および/またはマイクロプロセッサ5
6も同様)である場合に非常に適している。この後者の
例では、エラー伝搬特性は現在好まれている(0,6)
32/33コードおよび率とほぼ同じである。
【0047】
【エンコーダ実現例】以下は、この発明のコーディング
規則に従って変調エンコーダを実現する論理定義および
式のVerilog言語におけるリスティングである。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】
【表4】
【0052】
【表5】
【0053】
【表6】
【0054】
【表7】
【0055】
【表8】
【0056】
【表9】
【0057】
【表10】
【0058】
【表11】
【0059】
【表12】
【0060】
【表13】
【0061】
【表14】
【0062】
【デコーダ実現例】以下は、この発明のコーディング規
則に従って形成されるコードワードを復号化するための
変調デコーダを実現する論理定義および式のVerilog言
語におけるリスティングである。
【0063】
【表15】
【0064】
【表16】
【0065】
【表17】
【0066】
【表18】
【0067】
【表19】
【0068】
【表20】
【0069】
【表21】
【0070】
【表22】
【0071】
【表23】
【0072】
【表24】
【0073】
【表25】
【0074】
【表26】
【0075】
【表27】
【0076】
【表28】
【0077】
【表29】
【0078】以上、この発明の実施例を説明したが、こ
の発明の目的が完全に達成されたことが理解されるであ
ろう。さらに、当業者は、数多くの構成の変化およびこ
の発明の幅広いさまざまな実施例および応用例がこの発
明の精神および範囲から逸脱することなく自ずと示唆さ
れることが理解されるであろう。ここでの開示および説
明は純粋に例示的なものであり、いかなる意味において
も限定することを意図するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の局面および特徴による部分応答サン
プリングデータ検出およびチャネル変調コードを用い
た、マルチチャネルデジタルリニアテープドライブなど
の磁気データ記憶装置のブロック図である。
【図2】図1に示される磁気データ記憶装置のアーキテ
クチャをわずかに変形させたものを含むブロック図であ
る。
【図3】この発明の原理による、ユーザビットをニブル
に関連付ける表の図である。
【図4】この発明の原理による、コードビットをニブル
に関連付ける表の図である。
【図5】この発明による、4つのコーディング規則を要
約する表の図である。
【図6】図1の変調エンコーダにおいて32ビットユー
ザワードがk個の違反を含む確率を要約する表の図であ
る。
【図7】マックスエントロピー(0,k)制約シーケン
スの統計の表の図である。
【符号の説明】
10 テープ記録および再生システム 12 磁気記録テープ 14 マルチチャネル磁気記録ヘッド構造 50 内部システムバス 52 インターフェイス構造 54 ブロックバッファメモリ 56 制御マイクロプロセッサ 60 データスクランブラ 62 変調エンコーダ 63 セレクタ 64 並直列変換器 66 プリコーダ 68 書込等化および書込前補償プロセス 70 書込ドライバ 80 利得制御された増幅器 82 アナログ等化器 84 アナログ−デジタル変換器 85 タイミングループ86 ビタビ検出器 88 ポストコーダ 89 マルチプレクサ 90 変調デコーダ 92 データデスクランブラ 94 直並列変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェニファー・スタンダー アメリカ合衆国、01505 マサチューセッ ツ州、ボイルストン、メイン・ストリー ト、1186 (72)発明者 ピーター・マクユーイン アメリカ合衆国、95054 カリフォルニア 州、サンタ・クララ、オーク・グロゥブ・ ドライブ、450、ナンバー・216 (72)発明者 バージャット・ゼイファー アメリカ合衆国、95050 カリフォルニア 州、サンタ・クララ、ウォーバートン・ア ベニュ、1711、ナンバー・10 (72)発明者 ジェームズ・フィッツパトリック アメリカ合衆国、94024 カリフォルニア 州、ロス・アルトス、アーボゥレイダー・ ドライブ、492

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録チャネルにおいて、磁気データ
    記憶媒体に記録するために、予め定められた最小0ラン
    レングス(d)および予め定められた最大0ランレング
    ス(k)に従って32ビットデジタルデータワードのシ
    ーケンスを33ビットコードワードのシーケンスに符号
    化するための方法であって、 現在の32ビットデジタルデータワードを8個の4ビッ
    トデータサブワードに分割するステップと、 8個の4ビットサブワードのうちのいずれかがコード違
    反として完全に0ばかりで構成されていないかどうかを
    判定するステップと、 8個のコードサブワードを形成することにより前記現在
    の32ビットデジタルデータワードに対応する33ビッ
    トコードワードを生成するステップとを含み、第1のコ
    ードサブワードには予め定められた場所において第1の
    制御ビットとして5番目のビットが設けられ、コード違
    反を含まない各データサブワードは変化させられずにコ
    ードサブワードにマッピングされ、コード違反を含むこ
    とがわかったデータサブワードはいずれも5番目の制御
    ビットと前記コードワードの他の予め規定されたビット
    位置とにより識別され、前記33ビットコードワードが
    6を超えない最大0ランレングス(k)を有するように
    する、方法。
  2. 【請求項2】 前記5番目のビットは前記第1のコード
    サブワードの最下位ビット位置に位置付けられる、請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の制御ビットは、前記データサ
    ブワードのすべてがコード違反を含まないことが判定さ
    れた場合に1に設定される、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 1個のデータサブワードがコード違反を
    含むと判定され、前記方法は、前記第1の制御ビットを
    第1の論理状態に設定し、かつ前記第1のコードサブワ
    ード内の規定された第2の制御ビットを第2の論理状態
    に設定するステップと、前記第1のコードサブワードの
    残りの3つのビットを用いて前記コード違反を含む前記
    1個のデータサブワードを識別するステップと、本来前
    記第1のコードサブワードにマッピングするデータサブ
    ワードを、コード違反がない場合に、前記コード違反を
    有する前記データサブワードが本来マッピングされるべ
    きコードサブワードに再配置するステップとをさらに含
    む、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 2個のデータサブワードが各々コード違
    反を含むと判定され、前記方法は前記第1の制御ビット
    と前記第1のコードサブワードの第2の制御ビットとを
    第1の論理状態に設定するステップと、第2のコードサ
    ブワード内の第3の制御ビットを第2の論理状態に設定
    するステップと、前記第1のコードサブワードの残りの
    3つのビットを、第1の予め定められた範囲のデータサ
    ブワード内のコード違反を含む前記2個のデータサブワ
    ードの内の一方を識別するよう設定するステップと、前
    記第2のコードサブワードの残りの3つのビットを、第
    2の予め定められた範囲のデータサブワード内のコード
    違反を含む前記2個のデータサブワードの他方を識別す
    るように設定するステップと、本来前記第1のコードサ
    ブワードにマッピングするデータサブワードを、前記第
    1のコードサブワードによりコード違反を含んでいるこ
    とを識別される前記データコードサブワードを本来受け
    るコードサブワードに再配置するステップと、本来前記
    第2のコードサブワードにマッピングするデータサブワ
    ードを、前記第2のコードサブワードによりコード違反
    を含んでいることが識別される前記データコードサブワ
    ードを本来受けるコードサブワードに再配置するステッ
    プとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の論理状態は論理0であり、前
    記第2の論理状態は論理1である、請求項4に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 前記第1の論理状態は論理0であり、前
    記第2の論理状態は論理1である、請求項5に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 8ビットフラグを生成するステップをさ
    らに含み、前記フラグの各ビット位置はコード違反を有
    するサブワードを識別し、33ビットコードワードを生
    成する前記ステップは、前記32ビットデジタルデータ
    ワード内に3個以上のコード違反が存在することがわか
    った場合に中に前記8ビットフラグを埋込むステップを
    含む、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記第1のコードサブワード、第2のコ
    ードサブワードおよび第3のコードサブワードは前記8
    ビットフラグが書込まれる予め定められたビット位置を
    有する、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記磁気記録チャネルのタイミングル
    ープのために最大タイミング情報をもたらすため、第4
    のコードサブワードがすべてが1のパターンに書込まれ
    る、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記第1のコードサブワードは前記3
    3ビットコードワード内の中央に位置付けられる、請求
    項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 一連の32ビットユーザデジタルデー
    タワードを符号化するため部分応答サンプリングデータ
    検出チャネルにおいて用いるための(d=0,k=6)
    率32/33チャネルコードを生成するための方法であ
    って、 各32ビットユーザデータワードを8個の4ビットデー
    タニブルに分割するステップと、 前記データニブルのいずれかが0ばかりを含んでいない
    かどうかを判定するステップと、 前記データニブルのいずれも0ばかりを含んでいない場
    合、前記8個の4ビットデータニブルを7個の4ビット
    コードニブルと1個の5ビットコードサブワードとにマ
    ッピングするステップと、前記コードサブワードの5番
    目のビットを1に設定するステップとを含み、 前記データニブルのいずれかが0ばかりを含んでいる場
    合、少なくとも前記5ビットコードサブワード内にコー
    ド違反の場所を埋込むステップと、本来前記サブワード
    にマッピングするデータニブルを、コード違反を有する
    と判定される前記データニブルを本来受けるコードニブ
    ルにマッピングするステップとを含む、方法。
  13. 【請求項13】 前記データ検出チャネルはマルチチャ
    ネルデジタルリニアテープ記録システム内に含まれる、
    請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 一連のユーザデジタルデータビットを
    符号化するため部分応答サンプリングデータ検出チャネ
    ルのための(d=0,k=6)率32/33チャネルコ
    ードを生成するための方法であって、 32ビットユーザデータワードのシーケンスを形成する
    ステップと、 各32ビットユーザデータワードを8個の4ビットデー
    タニブルに分割するステップと、 前記データニブルのいずれかが0ばかりを含んでいない
    かどうかを判定するステップと、 いずれのデータニブルも0ばかりを含んでいないことが
    わかった場合、前記8個の4ビットデータニブルを7個
    の4ビットコードニブルと1個の5ビットコードサブワ
    ードとにマッピングするステップと、前記コードサブワ
    ードの、その5番目のビット位置を含む、第1の制御ビ
    ットを1に設定するステップと、さもなければ1個のデ
    ータニブルがコード違反として0ばかりを含んでいると
    判定される場合、少なくとも前記5ビットコードサブワ
    ード内に前記コード違反の場所を埋込むステップと、本
    来前記5ビットコードサブワードにマッピングするデー
    タニブルを、コード違反を有すると判定される前記デー
    タニブルを本来受けるコードニブルにマッピングするス
    テップと、さもなければ2個のデータニブルが0ばかり
    を含んでいると判定される場合、前記第1の制御ビット
    を0に設定するステップと、前記コードサブワードの第
    2の制御ビットを0に設定するステップと、第2のコー
    ドサブワード内の第3の制御ビットを1に設定するステ
    ップと、前記第1のコードサブワードの残りの3つのビ
    ットを、第1の予め定められた範囲のデータニブル内の
    0ばかりを含む前記2個のデータニブルのうちの一方を
    識別するよう設定するステップと、前記第2のコードサ
    ブワードの残りの3つのビットを、第2の予め定められ
    た範囲のデータニブル内の0ばかりを含む前記2個のデ
    ータニブルのうちの他方を識別するように設定するステ
    ップと、本来前記第1のコードサブワードにマッピング
    するデータニブルを、前記第1のコードサブワードによ
    り0ばかりを含んでいることが識別される前記データニ
    ブルを本来受けるコードサブワードに再配置するステッ
    プと、本来前記第2のコードサブワードにマッピングす
    るデータニブルを、前記第2のコードサブワードにより
    0ばかりを含んでいることを識別される前記データニブ
    ルを本来受けるコードサブワードに再配置するステップ
    と、さもなければ3個以上のデータニブルが0ばかりを
    含んでいると判定される場合、8ビットフラグを生成す
    るステップとを含み、前記フラグの各ビット位置は0ば
    かりを含んでいると判定されるデータニブルを識別して
    おり、さらに、前記8ビットフラグを前記第1のコード
    サブワード、前記第2のコードサブワードおよび第3の
    コードサブワードに規定される予め定められた制御ビッ
    ト位置に書込むステップを含む、方法。
  15. 【請求項15】 3個以上のデータニブルが0ばかりを
    含んでいると判定される場合、結果生じるステップはま
    た、前記部分応答サンプリングデータ検出チャネル内の
    タイミングループのための最大タイミング情報をもたら
    すために第4のコードサブワードをすべて1に書込むス
    テップを含む、請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記部分応答サンプリングデータ検出
    チャネルはマルチチャネルリニアデジタル磁気テープ記
    録/再生システム内にある、請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 ホスト演算システムへのインターフェ
    イスと、32ビット以上の予め定められたデータワード
    サイズを有するブロックバッファメモリと、制御マイク
    ロプロセッサと、前記予め定められたデータワードサイ
    ズを有するシステムバスとを有するマルチチャネル磁気
    記録システムのための変調エンコーダであって、 前記変調エンコーダは、前記予め定められたデータワー
    ドサイズに対応する入来ユーザデータワードサイズを有
    し、前記予め定められたデータワードサイズに1ビット
    を加えたものに等しい出力コードワードサイズを有して
    おり、前記変調エンコーダは各入来ユーザデータワード
    を、最小0ランレングスが0に等しく(d=0)最大0
    ランレングスが6に等しい(k=6)対応するコードワ
    ードに符号化する、変調エンコーダ。
  18. 【請求項18】 各ユーザデータワードを整数個の4ビ
    ットデータニブルに分割するための第1の手段と、 前記第1の手段に応答して、前記データニブルのいずれ
    かが0ばかりを含んでいないかどうかを判定するための
    第2の手段と、前記第2の手段に応答して、0ばかりを
    含むデータニブルが1個もない場合には前記整数個の4
    ビットデータニブルをその整数から1を引いた数の4ビ
    ットコードニブルと1個の5ビットコードサブワードと
    にマッピングし、かつ前記コードサブワードの5番目の
    ビットを1に設定し、0ばかりを含むデータニブルが存
    在する場合には0ばかりを含む前記データニブルの場所
    を少なくとも前記5ビットのコードサブワードにマッピ
    ングし、かつ本来前記5ビットコードサブワードにマッ
    ピングするデータニブルを、コード違反を有すると判定
    される前記データニブルを本来受けるコードニブルにマ
    ッピングし、かつ前記5ビットコードサブワードの前記
    5番目のビットを0に設定するための第3の手段とを含
    む、請求項17に記載の変調エンコーダ。
  19. 【請求項19】 前記予め定められたデータワードサイ
    ズは32ビットである、請求項17に記載の変調エンコ
    ーダ。
  20. 【請求項20】 前記予め定められたデータワードサイ
    ズは64ビットである、請求項17に記載の変調エンコ
    ーダ。
  21. 【請求項21】 前記マルチチャネル磁気記録システム
    は12チャネルリニアデジタルテープ記録および再生シ
    ステムを含む、請求項17に記載の変調エンコーダ。
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