JPH1135497A - クメンの製造方法 - Google Patents

クメンの製造方法

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JPH1135497A
JPH1135497A JP9189777A JP18977797A JPH1135497A JP H1135497 A JPH1135497 A JP H1135497A JP 9189777 A JP9189777 A JP 9189777A JP 18977797 A JP18977797 A JP 18977797A JP H1135497 A JPH1135497 A JP H1135497A
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cumene
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isopropyl alcohol
zeolite
water
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Tadamitsu Kiyoura
忠光 清浦
Teruo Muraishi
照男 村石
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Mitsui Chemicals Inc
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 イソプロピルアルコールとベンゼンをゼオラ
イト触媒の存在下に液相で反応させ、工業的に効率よく
クメンを製造する方法を提供する。 【解決手段】 ベンゼンとイソプロピルアルコールを液
相で反応させてクメンを製造するに際し、ゼオライトお
よび水の存在下に反応させることを特徴とするクメンの
製造方法。 【効果】 本発明の方法に依り、副生するジイソプロピ
ルエーテルの生成が低いレベルに抑制され、これが分離
精製系に蓄積されることが低減されるため、工業的に効
率よくクメンを製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアルキル化剤として
プロピレンの代わりにイソプロピルアルコールを使用し
てベンゼンをアルキル化しクメンを効率よく製造する方
法に関するものである。本発明の方法で得られるクメン
は酸化しクメンハイドロパーオキサイドとし、これを酸
の存在下に分解してフェノールとアセトンを製造するた
めに大量に使用される極めて重要な化合物である。
【0002】
【従来の技術】クメンを出発原料としてフェノールを製
造する際には生成フェノールと等モル量のアセトンが常
に副生する。副生するアセトンは溶剤または有機合成原
料として広範な用途があるが、その時々の市場の動向に
よつてはアセトンが過剰であったり、市況が悪い場合が
あり製造するフェノールの経済性を低下させる原因とな
っている。クメンは通常ベンゼンをプロピレンでアルキ
ル化することにより製造されている。プロピレンはナフ
サの熱分解で製造されており同時に併産されるエチレン
とプロピレンとの需要バランスによりプロピレンが不足
しクメン生産の隘路となる場合が多い。この隘路を避け
る目的でフェノール製造時に併産されるアセトンに水素
添加しイソプロピルアルコールとしこれを更に脱水して
プロピレンを回収しクメンの製造などの原料としてリサ
イクルする提案や試みがなされている。
【0003】本発明はフェノール製造時に副生するアセ
トンを水素添加して得られるイソプロピルアルコールを
脱水せずにそのままアルキル化剤として使用しベンゼン
と反応させてクメンを製造する方法に関するものであ
る。従来、アルコールはアルキル化剤として働くことは
知られている。然しながらアルコールをアルキル化剤と
して使用した場合アルキル化剤と当量の水が生成しアル
キル化触媒に対する水の求核性が高いため触媒反応を阻
害すると考えられていた。そのためアルコールをアルキ
ル化剤とする接触的アルキル化反応は殆ど工業的に実施
されていない。
【0004】ベンゼンをオレフィン、アルコールまたは
ハロゲン化アルキルでアルキル化する方法として、ハメ
ツトの酸度関数の値が−8.2より弱いモルデナイトを
使用する方法が提案されている(特開昭58−2161
28)。これによれば、反応は液相でも実施可能である
が気相で実施するのが好ましいと記載されている。然し
ながら、液相で実施する際の方法、実施例に関しては何
ら記載されていない。アルキル化およびトランスアルキ
ル化をアルミナと混合したモルデナイトを触媒として行
う際にアルキル化剤の種類としてオレフィン、ハロゲン
化アルキル、アルコール、エーテル、またはエステルが
列挙されているがオレフィン以外については何ら具体的
な記載が無い(US.4826801、US.4849
570)。
【0005】シリカ対アルミナ比(シリカ/アルミナモ
ル比)が15以上で、対称性指数(SI)が1以上であ
るモルデナイトを触媒とするアルキル化方法が提案され
ている(特開平1−165531)。上記明細書にもア
ルキル化剤としてオレフィン、ジオレフィン、またはア
ルコールが列挙されているが、オレフィン以外を使用し
たアルキル化の方法に関しては何ら記載されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とすると
ころはアルキル化剤にイソプロピルアルコールを使用し
ベンゼンをアルキル化し効率よくクメンを製造する方法
を提供することにある。本発明者等の知見に依れば、イ
ソプロピルアルコールをアルキル化剤とすると、アルキ
ル化反応と共にアルコールのエーテル化反応が併発し少
量であるがジイソプロピルエーテルが生成する。ジイソ
プロピルエーテルは芳香族類のアルキル化剤として作用
しイソプロピルベンゼン類を与える性質をもつている
が、ジイソプロピルエーテルのアルキル化活性はプロピ
レンまたはイソプロピルアルコールに比較して低いため
に、反応系に蓄積され目的生成物の分離精製工程の効率
を低下させるなどの問題点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者はイソプロピル
アルコールをアルキル化剤としベンゼンと反応させて効
率よくクメンを得る方法につき詳細に研究した。その結
果、ベンゼンとイソプロピルアルコールを液相で反応さ
せてクメンを製造するに際し、触媒としてゼオライトを
使用し、触媒層に供給する反応原料中に溶解可能な水の
存在下に反応させればジイソプロピルエーテルの副生が
抑制され、工業的に効率よくクメンを製造できることを
見出し本発明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明は、 (1) ベンゼンとイソプロピルアルコールを液相で反
応させてクメンを製造するに際し、ゼオライトおよび水
の存在下に反応させることを特徴とするクメンの製造方
法。 (2) 水の量が、反応原料中に溶解可能な量以下であ
る(1)に記載の方法。 (3) ゼオライトが、モルデナイトである(1)また
は(2)に記載の方法。 (4) ゼオライトのシリカ対アルミナ比が、10〜3
00である(1)または(2)に記載の方法。 (5) モルデナイトのシリカ対アルミナ比が、20〜
250である(3)に記載の方法。 (6) 応温度が150〜250℃であり、その温度で
反応物を液相に保持するに必要充分な圧力下で反応させ
る(1)〜(5)のいずれかに記載の方法。 (7) ゼオライト層を多段とし、原料イソプロピルア
ルコールを各々のゼオライト層に分割して供給する
(1)〜(6)のいずれかに記載の方法。である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の方法で使用する触媒はゼ
オライト(結晶性アルミノシリケート類またはその類縁
化合物)であり、その細孔にベンゼン環が進入可能で、
固体酸性を示すものであれば、各種のゼオライトが使用
可能である。好ましいゼオライトの例としては、モルデ
ナイト、Y型ゼオライト、フォージャサイト、MFI
型、またはMCM−22等がある。この他のゼオライト
としてガリウムシリケート、ボロシリケート等の結晶性
メタロシリケートまたはシリコアルミノホスフェート等
の結晶性メタロホスフェート等も使用できる。
【0010】これらのゼオライトは水素イオン型または
レニウム、ランタンなどの多価金属イオン型として固体
酸性を付与して触媒として使用する。水素イオン型にす
るにはゼオライトを塩化アンモニウム、硝酸アンモニウ
ムなどのアンモニウム塩水溶液でイオン交換してアンモ
ニウム型にしてから400〜600℃に焼成するか、塩
酸、硫酸などの鉱酸の稀薄水溶液で処理し同様に焼成す
る常法による。
【0011】使用するゼオライトが結晶性アルミノシリ
ケートである場合には、そのシリカ対アルミナ比(シリ
カ/アルミナモル比)も本反応に対し好ましい範囲があ
る。通常シリカ対アルミナ比(シリカ/アルミナモル
比)は10〜300、より好ましくは20〜250の範
囲である。シリカ対アルミナ比(シリカ/アルミナモル
比)が上記の範囲以下であると、触媒にタール様の有機
物が蓄積し易く、長期運転の際に触媒活性の低下をもた
らす原因となる。シリカ対アルミナ比(シリカ/アルミ
ナモル比)が上記の範囲以上であると、触媒上にタール
様の有機物の蓄積は認められなくなるが、触媒活性が充
分でなくなるために上記の範囲がえらばれる。上記ゼオ
ライトはアルミナセメント、シリカゾルまたは粘土等の
成形助剤と混合、常法により成形し焼成して触媒として
使用に供する。
【0012】本発明の方法は、ベンゼンとイソプロピル
アルコールを液相で反応させる方法であるが、触媒層に
供給する反応原料中に予め水を存在させる方法である。
好ましくは、その水の量は反応原料中に溶解可能な量以
下である。反応原料中に溶解可能な水の量は温度、イソ
プロピルアルコールとベンゼンの比率により変化する
が、通常は0.1〜0.5重量%の範囲が多用される。
【0013】イソプロピルアルコールとベンゼンとの反
応では化学量論量の水が生成するために反応原料に水を
混入させる効果は無いように考えられるが、添加する水
の効果は反応初期、ピストンフロー型の反応器では特に
触媒層入り口で添加した水の効果が顕著に現れる。即
ち、反応初期または触媒層入り口ではイソプロピルアル
コールの濃度が高く、反応により生成する水の濃度が低
いために反応初期または触媒層入り口でジイソプロピル
エーテルが副生する。反応原料に予め添加した水は反応
初期または触媒層入り口部分でのジイソプロピルエーテ
ルの生成を抑制するのに作用しているものと推定され
る。
【0014】本発明の方法では反応に供するベンゼンと
アルキル化剤のモル比は、10対1〜3対1の範囲、と
くに8対1ないし4対1の範囲が多用される。これらの
モル比は生成物であるクメンとジイソプロピルベンゼン
との比率に影響する。生成するジイソプロピルベンゼン
はベンゼンとのトランスアルキレーシヨンによりクメン
へ変換されるが、使用するトランスアルキレーターの能
力により適当なベンゼンとイソプロピルアルコールのモ
ル比を選択する。
【0015】本発明の方法を工業的規模で流通式の反応
器により実施する場合、通常、ベンゼンとイソプロピル
アルコールは全量同時に触媒層に供給せず触媒層を多段
に分割し、これに合わせてベンゼン中にイソプロピルア
ルコールを多段に分割して供給するのが好ましい。この
様な原料供給方式を採用する場合には、一段目の触媒層
に供給する反応原料にのみ水を予め添加すれば二段め以
降の触媒層に供給する反応原料中に水を特に添加する必
要はない。触媒層は2〜6段に分割して、イソプロピル
アルコールもそれに合わせて2〜6点の供給点に分割し
て実施する方法が多用される。
【0016】本発明の方法で使用するベンゼンは純度の
高いものが好ましいが、水を溶解しているものではそれ
をそのまま本発明の方法に使用できるが、分子量の高い
オレフィン、有機アミン類、またはニトリル類を含有す
るものは好ましくない。イソプロピルアルコール中の水
分は2%以下のものが多用される。イソプロピルアルコ
ール中に高級アルコール、高級オレフィン、有機アミン
類、またはニトリル類を不純物として含有するものも本
発明の方法に好ましい原料でない。これらの不純物を含
む原料を使用すると触媒活性が低下し触媒寿命が短くな
る。
【0017】本発明の方法の反応温度は150〜250
℃の範囲が多用される。反応時の圧力はその反応温度で
反応物を液相に保持するのに必要な圧力以上であればよ
い。上記反応温度範囲では20〜40kg/cm2G.の範
囲である。触媒と反応物の接触時間はWHSV(weight
hourly space velocity)で表すと0.5〜20kg
/Hr.kg.cat.の範囲が多用される。触媒層を
出た生成物は常法により捕集し蒸留などの手段で分離精
製して目的物を単離取得する。
【0018】
【実施例】以下実施例により本発明をより具体的に説明
する。 実施例1 シリカ対アルミナ比(シリカ/アルミナモル比)が22
4である水素イオン型の高シリカモルデナイトの粉末7
5重量部にコンデア社製アルミナセメント粉末25重量
部を混合し10%蓚酸水溶液を加えぺースト状に混錬し
た。これを押し出し2mmφ×2mmに成形し、500
℃に焼成して触媒とした。内径12mmのステンレスス
チール製反応管に上記触媒5.5ml(3.3g)を充
填し反応管外部を砂流動浴で加熱し触媒層温度を180
℃とした。ベンゼン対イソプロピルアルコールをモル比
で5対1に混合した溶液に水を0.3%添加したものを
反応原料として毎時26.4g(LHSV=8)を予熱
器を経て触媒層に供給し反応させた。反応開始20時間
後の反応器出口成分を捕集し、常法により分析した結果
イソプロピルアルコールの転化率97.5%、クメンの
選択率85.5%、ジイソプロピルベンゼンの選択率1
3.5%で、ジイソプロピルエーテルの選択率0.07
%であった。即ち、反応原料に水を添加した系ではジイ
ソプロピルエーテルの副生は充分に低減されている。
【0019】実施例2 シリカ対アルミナ比(シリカ/アルミナモル比)40の
水素イオン型US−Yゼオライト粉末75重量部にコン
デア社製アルミナセメント25重量部に蓚酸水溶液を加
えペースト状に混錬した。これを押し出し成形し実施例
1と同様のサイズに成形し500℃に焼成して触媒を調
製した。これを実施例1と同様の反応器に充填し、実施
例1と同様の原料を使用し、同様の反応条件で反応させ
た。反応器に供給する原料中には0.5%の水が添加し
てあるものを使用した。反応が定常状態に達したのち反
応器出口成分を分析した結果は、イソプロピルアルコー
ルの転化率98.7%、クメンの選択率83.4%、ジ
イソプロピルベンゼンの選択率15.6%、ジイソプロ
ピルエーテルの選択率0.08%であった。即ち、反応
原料に水を添加した系では、ジイソプロピルエーテルの
副生は充分に低いレベルに抑制されている。
【0020】比較例1 実施例1で使用した水素イオン型のハイシリカモルデナ
イト(シリカ対アルミナ比(シリカ/アルミナモル比)
224)を触媒に使用し、実施例1と同様の反応器を使
用して反応をおこなった。供給する反応原料は実施例1
と同様で反応条件も同様に保持した。供給原料中の水分
はカールフィツシャー試薬で滴定した値が0.05%以
下に保持した点のみが実施例1との違いである。反応が
定常状態に達した時点で、反応器出口成分を分析した結
果、イソプロピルアルコールの転化率99.0%、クメ
ンの選択率83.9%、ジイソプロピルベンゼンの選択
率13.1%、ジイソプロピルエーテルの選択率1.7
%であった。即ち、反応原料に始めから水を添加しない
系ではジイソプロピルエーテルの副生が多く、目的物の
分離精製系にこれが蓄積し分離精製系の効率を低下させ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明の方法に依り、反応原料に予め水
を添加して反応させるこで、生成物中のジイソプロピル
エーテルの副生を低いレベルに抑制でる。従つて、ジイ
ソプロピルエーテルの生成系への蓄積が低減され、イソ
プロピルアルコールとベンゼンからゼオライト触媒の存
在下に効率よくクメンを製造することができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベンゼンとイソプロピルアルコールを液
    相で反応させてクメンを製造するに際し、ゼオライトお
    よび水の存在下に反応させることを特徴とするクメンの
    製造方法。
  2. 【請求項2】 水の量が、反応原料中に溶解可能な量以
    下である請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 ゼオライトが、モルデナイトである請求
    項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 ゼオライトのシリカ対アルミナ比が、1
    0〜300である請求項1または2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 モルデナイトのシリカ対アルミナ比が、
    20〜250である請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】 反応温度が150〜250℃であり、そ
    の温度で反応物を液相に保持するに必要充分な圧力下で
    反応させる請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 ゼオライト層を多段とし、原料イソプロ
    ピルアルコールを各々のゼオライト層に分割して供給す
    る請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
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