JPH11354861A - ガスレーザ装置内のダスト除去装置 - Google Patents

ガスレーザ装置内のダスト除去装置

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JPH11354861A
JPH11354861A JP15885998A JP15885998A JPH11354861A JP H11354861 A JPH11354861 A JP H11354861A JP 15885998 A JP15885998 A JP 15885998A JP 15885998 A JP15885998 A JP 15885998A JP H11354861 A JPH11354861 A JP H11354861A
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JP
Japan
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gas
chamber
dust
laser
discharge
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Application number
JP15885998A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Takeda
英俊 武田
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ガスレーザチャンバ内に配された各構成部材や
機器、或いはチャンバ内壁に付着するダストを積極的に
且つ効率的に除去するレーザチャンバ内のダスト除去装
置を提供する。 【構成】ガスレーザ装置の密閉チャンバ(1) 内に、放電
電極(2a,2b,11a,11b)、ガス循環用ファン(3) 及びラジ
エータ(13)を備えてなるガスレーザ装置の前記チャンバ
(1) の所要部位に、前記放電電極(2a,2b,11a,11b) やラ
ジエータ(13)に向けて、所要の圧力をもってパージガス
を噴射するための1以上のガス噴出口(17 、23a 〜23d)
を設けて、同ガス噴出口(17 、23a 〜23d)からパージガ
スを噴射させ、前記放電電極(2a,2b,11a,11b) やラジエ
ータ(13)に付着するダストを吹き飛ばし、これを底部(1
c)に堆積させながら、ガス排出口(21)からチャンバ外へ
と排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスレーザ装置のチャ
ンバ内壁面や同チャンバ内に配設された各種機器や部材
に付着或いは堆積する金属粉、或いはハロゲンガスとの
化合物粉などからなるダストを効率的に除去するための
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】気体レーザ装置、特に希ガスファライド
エキシマレーザ装置にあっては、レーザガスにクリプト
ン(Kr)、キセノン(Xe)、アルゴン(Ar)など
の希ガスと、フッ素(F)、塩化水素(HCl)などの
ハロゲンガスと、ヘリウム(He)やネオン(Ne)な
どの希釈ガスとが混合して使われ、レーザチャンバ内に
導入されたレーザガスを放電などにより励起してレーザ
光を発振する。
【0003】この励起時に、フッ素などのハロゲン原子
と励起によりイオン化した希ガス原子とが化学的に結合
すると共に、一部のハロゲン原子はレーザチャンバの内
壁や絶縁材料、ミラーなどに付着している金属粉や水分
などと反応して多くのダストを生成する。その結果、レ
ーザ発振を繰り返すたびにハロゲンガスは大幅に消費さ
れて、次第にレーザ出力が低下するため、最も減少しや
すいハロゲンガスを補充するか、或いはレーザチャンバ
内の全レーザガスをその発振回数に応じて新たなレーザ
ガスと交換する必要がある。
【0004】このレーザガスの交換は、通常、まず使用
済みのレーザガスをレーザチャンバから排出させたのち
に、不活性ガスをチャンバ内へ導入し、これを排出する
ことを繰り返したのち、チャンバ内を完全な真空状態と
してから、新たなレーザガスを導入することに行われ
る。この使用済みの不活性ガスの排出と活性ガス排出と
同時に、チャンバ内部に堆積されたダストの一部も排出
されるが、それだけではチャンバ内のダストは完全に除
去しきれない。
【0005】そこで、従来もレーザ装置は所定の期間継
続して使用したのちに、定期的にレーザ装置を分解し
て、部品や構成部材の点検を行うと同時にチャンバの内
部を洗浄してダストを除去する。しかしながら、この洗
浄作業には装置の分解及び組立ての作業を伴うため、レ
ーザの出力特性に変動を来しやすく、更にそのための調
整作業が加わり、煩雑で長時間を要する作業となること
から、現実には部品寿命などに基づく部品交換時に同時
に洗浄を行うようにしている。
【0006】従って、かかる洗浄だけでは、その回数が
少ないため上述のごとくレーザチャンバ内の各部にダス
トが多く堆積し、特に絶縁材料にダストが堆積すると、
放電電極間に印加される高電圧がリークしやすくなり、
レーザゲインの低下をもたらす原因となり、またミラー
にダストが付着して堆積すると、レーザ光の取出効率が
低下しレーザ出力は作動のたびに急減する。
【0007】これを回避すべく、従来は、いわゆるパッ
シベーションの操作によりレーザチャンバ内に堆積した
ダストを外部に除去することが行われている。このパッ
シベーションとは、通常、使用済みのレーザガスをレー
ザチャンバ内から吸引により排出し、同チャンバ内を真
空状態としたのち、新たなレーザガスをチャンバ内に導
入して発振動作させ、このレーザガスを前述と同様に吸
引により排出したのち、更に新たなレーザガスをチャン
バ内に導入して再び発振させて排出し、この操作を繰り
返し行い、チャンバ内のダストを除去するものである。
【0008】例えば、特開平3−227083号公報に
開示されたパッシベーション操作は、前述の通常のパッ
シベーションのようにレーザガスを導入して放電するこ
とを繰り返す場合には、放電状態が悪化しやすく、正常
なグロー放電からアーク放電へと移行しやすくなり、ア
ーク放電が発生すると放電電極が損傷され、レーザの出
力特性を変動させやすいという課題に着目してなされて
いる。
【0009】すなわち、同公報によるパッシベーション
によれば、従来のレーザガスを導入することに代えて、
希ガスを除いたハロゲンと希釈ガスのみの混合ガスをチ
ャンバ内に導入して放電させている。その操作手順は、
先ずレーザチャンバを十分に排気してのち、希釈ガスを
適量注入し、電極に電圧を引火してグロー放電させる。
次いで、ハロゲンガスを注入し、放電色がハロゲンガス
の放電色になり、光検出器の信号レベルが設定値に達し
たところで、放電色監視回路によりハロゲンガス注入用
バルブの弁を閉じる。この後、パッシベーションが進行
してハロゲンガスが消費され、もとの希釈ガスの放電色
に変化すると監視回路により再び注入用バルブに信号を
加えて弁を開ける。この動作を繰り返し、光検出器の信
号レベルが設定値以上である状態が所定時間以上継続す
ると、監視回路がパッシベーションの完了を検出する。
そのため、安定した放電が得られやすくなり、パッシベ
ーション時の電極の損傷を非常に少なくできるというも
のである。
【0010】一方、例えば特開平4−287987号公
報によれば、レーザチャンバ内に配された放電電極の長
さ方向に沿って、一対のアーク電極を多数並んで設けた
スパークギャップアレーの各対向するアーク電極の少な
くとも一方を筒状に形成し、この筒状電極とガス清浄器
とを吸気管で連結し、レーザ発振時に、スパークギャッ
プアレーからスパッタされた金属やハロゲンと化学反応
した化合物からなるダストがレーザガス中に広がる前に
レーザガスを吸入して、清浄器により前記ダストを除去
し、ダストが除去されたレーザガスをレーザチャンバ内
に戻すダスト除去機構が開示されている。かかる機構に
より、絶縁材量や光学窓(ミラー)へのダストの堆積を
防ぐことができ、レーザ出力の低下が抑えられ、レーザ
ガスの長寿命化が図れるというものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上記特開平
3−227083号公報に開示されたパッシベーション
操作によっても、レーザチャンバ内の、例えばラジエー
タのフィン、予備電離電極や放電主電極など、或いはそ
の周辺機器に付着したダストまでもチャンバ内のガス排
出時のガス流だけで排除しきれるものではない。そのた
め、ラジエータの冷却能力を低下させたり、相変わらず
放電の不安定性やアークの発生を引き起こしやすい。そ
の結果、レーザ出力が低下したり不安定になったりす
る。
【0012】また、一方の特開平4−287987号公
報に開示されたダスト除去機構では、発生したダストの
うちスパークギャップアレー(予備電離電極)の近傍に
浮遊するダストは除去されるものの、前述のようなラジ
エータのフィンやチャンバのガス流路に接する壁面部、
特にそのコーナー部などには、相変わらずダストが付着
しやすく、その堆積を防止することは難しい。更に、筒
状電極内にダストが吸引されることにより、逆に同電極
にダストが付着することもあり、アーク放電が不安定に
なりやすく、予備電離の安定化にも大きく影響する。
【0013】本発明は上記課題を解決すべくなされたも
のであり、その具体的な目的は、レーザチャンバ内に配
された各構成部材や機器、或いはチャンバ内壁に付着す
るダストを積極的に且つ効率的に除去するレーザチャン
バ内のダスト除去装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段及び作用】かかる目的は、
以下に記載する本件請求項1〜10に係る発明により達
成される。請求項1に係る発明は、密閉チャンバ内に、
放電電極、ガス循環用ファン及びラジエータを備えてな
るガスレーザ装置にあって、前記チャンバの所要部位
に、チャンバの内部に向けてそれぞれ所要の圧力をもっ
てパージガスを噴射するための1以上のガス噴出口と、
同ガス噴出口から噴射されるパージガスのガス流と共に
ダストをチャンバ外へと排出するためのガス排出口とを
有してなることを特徴とするガスレーザ装置内のダスト
除去装置にある。
【0015】いま、例えばチャンバ内部にダストが蓄積
され、ガスレーザ装置のガス浄化装置に設けられたダス
トフィルタによる濾過やレーザガスの交換では、レーザ
出力が回復しなくなったときに、レーザの発振とファン
の駆動を停止して、チャンバ内のレーザガスを排出す
る。
【0016】次に、パージガス供給回路を開いてNeな
どのバッファガスを、例えば予備電離電極対、放電電
極、ラジエータに向けられたパージガス噴出口からパー
ジガスを噴出させて前記各部材や機器に吹き付ける。こ
の動作を数回繰り返して行い、それらの部材などに付着
したダストを吹き飛ばし、チャンバ内の底部に堆積させ
る。チャンバの底部に堆積されたダストは、例えばガス
の吹出圧でガス排気口に集め、ダストを含むパージガス
をフィルタなどで濾過して系外に排出する。
【0017】こうして、通常のガス流だけでは除去しき
れないチャンバ内の各部材や機器に付着するダストを、
各部材に向けて高圧で吹き付けられるパージガスによ
り、確実に且つ効率的にチャンバ内で吹き飛ばし、これ
を排出口から系外にあるフィルタ等を通して除去し排出
するため、レーザガス中のハロゲンと反応する不純物が
減少するためレーザガスの寿命を延ばすことができる。
【0018】また、同時に放電電極、予備電離電極やそ
の周辺の部材に付着している不純物が減少するため放電
が安定し、放電電極と予備電離電極の寿命が伸び、レー
ザ出力も安定する。同様に、ラジエータに付着している
不純物が少なくなるので、レーザガスの冷却能力が安定
するので、レーザ出力も安定し、更にはチャンバ内部に
付着するダスト類が極端に減少するため、以降のメンテ
ナンスが簡略化される。
【0019】かかる操作を効率的に行うため、請求項2
に係る発明にあっては、ガス供給源を前記チャンバの外
部に設置して、同ガス供給源をガス供給回路を介して前
記ガス噴出口に接続すると共に、前記ガス排出口がチャ
ンバの外部に開閉弁を介して連通させている。請求項3
に係る発明は、前記ガス排出口を、前記開閉弁を介して
外部に連通させて、フィルタなどによりダストが除去さ
れたチャージガスを、例えば排気ポンプなどにより積極
的に外部に排気させる。
【0020】請求項4に係る発明は、前記ガス排出口
を、チャンバ外部の循環路を介して前記ガス噴出口に直
接接続している。例えば、上記ガス供給回路のガス供給
源を排除して、前記排気端を上記ガス供給回路の入側の
配管に接続するなどにより、チャンバ外部と内部との間
に循環路を形成し、チャージガスを循環使用することに
より、ガスの有効な利用が可能となる。
【0021】請求項5に係る発明は、前記ガス供給回路
に設けられたガス供給源をも有効に利用とするものであ
り、前記ガス排出口を、チャンバ外部の循環路内に配さ
れた前記ガス供給源を介して前記ガス噴出口と接続す
る。こうすることにより、循環路内で消耗されるパージ
ガスの補充が可能となり、しかもパージガスを所要のガ
ス圧で各ガス噴出口から噴出させることができるように
なる。請求項6に係る発明は、前記ガス噴出口の設置部
位を規定しており、同ガス噴出口を少なくとも前記放電
電極及びラジエータに向けて開口されている。
【0022】請求項7に係る発明は、前記ガス噴出口を
少なくとも前記チャンバの壁面に沿ってチャンバ内のチ
ャージガスを一方向に流動させるために壁部の所要部位
に開口されている。これは、例えば請求項6に係る前記
発明にあって、ダストが付着しやすい放電電極やラジエ
ータにチャージガスを吹き付けて、チャンバ内に吹き飛
ばされ浮遊しているダストを一方向に流して、チャンバ
の底部などの一箇所に堆積させて集塵を効率的に行うこ
とを可能にする。
【0023】請求項8に係る発明は、前記ガス排出口
を、前記チャンバの長手方向に沿って設けられてなる少
なくとも1以上の円形孔か長孔からなり、前記チャンバ
の底部に開口している。従って、請求項7にてガス流れ
を一方向、例えばチャンバの内壁面に沿って下方から上
方にパージガスを噴出させることにより、チャンバ内に
浮遊し或いは付着するダストを底部に集め、そこで前記
ガス排出口からパージガスと共にチャンバ外へと排出す
る。請求項9に係る発明は、前記チャンバの底部にあっ
て、その長手方向に集塵溝が形成され、同集塵溝に前記
ガス排出口を開口させて、ダストの集塵効率を向上させ
ている。
【0024】請求項10に係る発明にあっては、前記集
塵溝が前記チャンバの前後壁部まで延びる長溝であり、
同長溝の両端面に前記ガス噴出口を開口させ、同ガス噴
出口から噴射されるパージガスにより同長溝内のダスト
を前記ガス排出口に集めている。こうして、長溝内のダ
ストをガス排出口に集めながら排気を行うため、除塵効
率が一段と向上する。
【0025】
【発明の実施形態】以下、本発明の好適な実施の形態を
図面を参照しながら具体的に説明する。図1は通常のガ
スレーザの概略図である。レーザチャンバ1の内部に
は、放電電極対2a,2b及びファン3が設けられてお
り、このファン3は連結軸4を介してレーザチャンバ1
に回転自在に支持されている。前記連結軸4はレーザチ
ャンバ1の外部に配設されたモータ5に連結されてお
り、このモータ5によってファン3を回転してレーザガ
スをレーザチャンバ1内で循環させる。
【0026】また、レーザチャンバ1の外部には、同レ
ーザチャンバ1の底部中央又は側面中央に設けられたガ
ス取込口6とレーザ光出力のためのウィンドウ等からな
る光学部品9の近傍に接続された戻り管路8a,8bの
ガス流路中には、内部にダストフィルタ10a,10b
を有するガス浄化装置10が付設されている。そして、
ファン3によりレーザチャンバ1内を高速に循環してい
るレーザガスの一部を、前記ガス取込口6からダストフ
ィルタ10a,10bの内部に取り込み、ダストフィル
タ10a,10bによって浄化されたレーザガスを戻り
管路8a,8bを経由して、例えばレーザ光出力のため
のウィンドウ等からなる光学部品9に吹き付けて、ウィ
ンドウ面を清浄化しながらレーザチャンバ1の内部に戻
すようにしている。
【0027】図2〜図5は、本発明の代表的な実施例で
あるガスレーザチャンバ内のダスト除去装置を示してい
る。レーザチャンバ1は1種のガス容器としての密閉構
造が採用されており、そのチャンバ内の上部には放電電
極対2a,2bが設置されると共に、同放電電極対2
a,2bを挟んだ両側には予備電離電極対11a,11
bが並設されている。また、前記チャンバ内の下部には
レーザガスのガス流れ12の方向を前記放電電極対2
a,2b及び予備電離電極対11a,11bに直交する
ようにして循環させるファン3と循環するレーザガスを
冷却するラジエータ13とが並設されている。
【0028】レーザの発振は、予備電離電極対11a,
11bのアーク放電と、放電電極対2a,2bの高速大
電流のグロー放電によりレーザ光を発生しているが、放
電によって電極がスパッタリングされ金属粉が発生した
り、レーザガスに混合されているハロゲンガスF2 とチ
ャンバ部品とが反応した化合物粉などを発生させ、或い
はレーザ光の照射による不純物などを発生する。これら
の不純物のうち、気体や粒子の細かいものは循環するガ
スの流れに乗り、ダストフィルタ30により濾過される
が、粒子の大きいものやチャンバ1内の凹凸部に入り込
んだ粒子の細かいものはチャンバ内の様々な部位に付着
してしまう。特に、予備電離電極対11a,11b、放
電電極対2a,2bの近傍、ラジエータ13には付着し
やすい。この付着した不純物(ダスト)は、既述したよ
うに通常のパッシベーション程度のガス流や吸引流では
除去できず、特に吸引流の場合には吸引口の近傍では多
少除去が期待できるが、吸引口から少し離れた部位では
全く除去することができない。
【0029】本発明にあっては、前述のようにレーザチ
ャンバ1の内壁面や内部に配された部材に付着するダス
トを確実に除去することを可能にする。すなわち、本発
明にあって最も特徴とする基本構成は、前記レーザチャ
ンバ1の壁部に、チャンバの内部に向けて所要の圧力を
もってパージガスを噴射する少なくとも1つのガス噴出
口17,18,23,26、及び同ガス噴出口17,1
8,23,26から噴射されるパージガスのガス流圧に
より前記ダストをチャンバ内に吹き飛ばし、そのガス流
に乗せて外部又はダストフィルタ30へと排出するガス
排出口21とを有している点にある。
【0030】図2〜図5に示す実施例によれば、レーザ
チャンバ1のラジエータ13に対向する側壁部1aに長
手方向に並んで配される複数のパージガス噴出口17が
開口しており、このパージガス噴出口17はチャンバ1
の外壁面に固設されたガス配管接続ポート19aにつな
がっている。後述するパージガス供給回路から送られる
所定圧力のパージガス37aを前記パージガス噴出口1
7から噴射させてラジエータ13に吹き付け、ラジエー
タ7に付着した不純物を吹き飛ばす(図2及び図3参
照)。
【0031】また、レーザチャンバ1のファン3に隣接
する側壁部1bと底部1cとの間に形成された曲面をな
す曲壁部1dには、長手方向に並んで配される複数のパ
ージガス噴出口18が垂直上方に向けて形成されてお
り、このパージガス噴出口18はチャンバ1の外壁面に
固設されたガス配管接続ポート19bにつながってい
る。前述のパージガス供給回路から送られる所定圧力の
パージガス37bを前記パージガス噴出口18から噴射
させ、チャンバ1の内部にガス流れ12を起こしてチャ
ンバ内の不純物を底部1cに形成された集塵溝20に集
める。
【0032】前記集塵溝20は、ラジエータ13の下方
の底部1cにガス流れ12の方向と直交させた、ラジエ
ータ13の長さとほぼ同じ長さで形成されており、ガス
流れ12の方向に沿って下方に緩やかに傾斜する傾斜面
20aを有している。この集塵溝20の中央部にはガス
排出口21が形成され、同ガス排出口21はチャンバ1
の外壁面に固設された排気ポート22につながってい
る。また、前記集塵溝20の長手端面にはパージガス噴
出口26が形成され、チャンバ1の外壁面に固設された
ガス配管接続ポート19dにつながっており、集塵溝2
0に集積されたダストを、集塵溝20の中央部に形成さ
れたガス排出口21に集める。
【0033】更に、下側の放電電極2bを挟んで、同放
電電極2bとほぼ同じ長さをもつパージブロック14が
チャンバ1に固設されている。このパージブロック14
の断面形状はチャンバ1の内壁面に沿って流れるパージ
ガスのガス流れ12を損なわないような形状を有してい
る。左右のパージブロック14には、予備電離電極対1
1a,11b、上側の放電電極2a及び左右の側壁部1
aに向けられて、長手方向に並んだパージガス噴出口2
3a,23b,23c,23dが多数形成されている。
これらのパージガス噴出口23a,23b,23c,2
3dは、図6に示すようにガス管路24a,24bを通
じてチャンバ1の外壁面に固設されたガス配管接続ポー
ト19cに接続されており、各噴出口23a,23b,
23c,23dから噴出するパージガス37cを予備電
離電極対11a,11b、上側の放電電極2a及び左右
の側壁面に吹き付け、それらに付着した不純物を吹き飛
ばす。
【0034】次に、本実施例に適用されるパージガス供
給回路の代表例を図7を参照して説明する。充分な高圧
のバッファガス(NeまたはHe)源29から放出され
るバッファガスは、流量調整弁28により各噴出口に合
わせた所定の噴出流量に調整され、電磁開閉弁27によ
り流路の開閉が制御されて、各ガス配管接続ポート19
a〜19dを通してチャンバ1の内部にパージガスとし
て各噴出口から噴出される。
【0035】図8は上記ガス排出ポート22に接続され
るパージガス排出回路例を示している。チャンバ1の内
部に噴出されて上記ガス排出口21に導入されるパージ
ガスはダストと共に、電磁開閉弁27eにより開閉が制
御されて、排気ポート22から外部のガス通路を通り、
途中に配されたダストフィルタ30によりダストを除去
したのち、排気ポンプ31にて排気管32を介して系外
へと排気される。
【0036】以上の構成を備えた実施例装置によるダス
ト除去の操作手順を、図9を参照して具体的に説明す
る。 (1) チャンバ内部に大量のダストが蓄積され、図1に示
すガスレーザ装置のガス浄化装置10に設けられたダス
トフィルタ10a,10bによる濾過やレーザガスの交
換では、レーザ出力が回復しなくなったときに、レーザ
の発振(放電)を停止すると共に、ファン3の回転を停
止してから、チャンバ1内のレーザガスを排気して、バ
ッファガスを大気圧程度に封入する。ここで、バッファ
ガスとしてはNeやHeなどを使うが、上記各ガス噴出
口から噴出されるパージガスの吹き付け力を増すために
は、ガスの質量が大きいほど効果的であることからNe
を使うことが望ましい。
【0037】(2) 次いで、上記ガス排出回路の電磁開閉
弁27eを開く共に、排気ポンプ31を作動して、チャ
ンバ内部のガス圧Pcがガス噴出圧の上限圧Puよりも
低くなったことが図示せぬ中央制御装置の比較回路にて
確認されると、電磁開閉弁27cを励磁し、バッファガ
スをガス配管接続ポート19cからガス管路24a,2
4bと通し、パージガス噴出口23a,23b,23
c,23dから予備電離電極対11a,11bと上側の
放電電極2aに向かってパージガス37cを噴出させて
各電極11a,11b及び2aに吹き付ける。この動作
を断続的に行い、付着した不純物を吹き飛ばしチャンバ
1内の底部1cに堆積させる。
【0038】(3) 同時に、電磁開閉弁27aを励磁し、
バッファガスをガス配管接続ポート19aを通して、パ
ージガス噴出口17からラジエータ13に向かってパー
ジガス37aを噴出させて同ラジエータ13に吹き付け
る。この動作を断続的に行い、ラジエータ7に付着して
いる不純物を吹き飛ばし、チャンバ1内の底部1cに堆
積させる。
【0039】(4) 次いで、電磁開閉弁27bを励磁し、
バッファガスをガス配管接続ポート19bを通して、パ
ージガス37bをパージガス噴出口18からチャンバ上
部に向けて噴出させる。この動作を断続的に行い、チャ
ンバ内にガス流れ12を起こし、上記(2) 、(3) にて落
下したダストを底部1cに形成された集塵溝20に集め
る。
【0040】(5) ここで、電磁開閉弁27dを励磁し、
バッファガスをガス配管接続ポート19dを通し、前記
集塵溝20の前後両端面に形成されたパージガス噴出口
26からパージガス37dを噴出させる。この動作を断
続的に行い、集塵溝20に溜まっているダストを中央部
のガス排出口21に集める。
【0041】(6) 上記(2) 〜(5) の操作を数回繰り返
し、チャンバ内に付着しているダストの大部分を集塵溝
20の中央部に形成されたガス排出口21に集める。
【0042】(7) ガス排出回路の排気ポンプ31を作動
させ、電磁開閉弁27eを励磁し、前記ガス排出口21
を経由して、排気ポート22からダストとパージガスを
吸引し、ダストはダストフィルタ30で濾過し、パージ
ガスのみを排気管32から系外に排出する。
【0043】(8) チャンバ内に残留するパージガスとダ
ストを排気ポンプ31により排出し、チャンバ内の圧力
がチャンバ内を真空引きして到達できる圧力の限界であ
る所定の真空限界圧に達したら排気ポンプ31と電磁開
閉弁27eをOFFして、チャンバ内にレーザガスを送
入する。ここで、レーザを発振させると、レーザ出力は
クリーニング前に比べて格段に向上した。
【0044】実施例2:図10は、本発明の第2実施例
であるガスレーザ装置内のダスト除去装置に適用される
パージガス供給系統図である。本実施例におけるガスレ
ーザ装置内のダスト除去装置にあって、上記第1実施例
と異なるところは、図7のバッファガス源29の代わり
に、図8の排気管32をチャンバ1の底部1cに固設さ
れた上記排気ポート22に直接接続して、排気ポンプ3
1を循環ポンプとして使用し、前記排気ポート22から
引き込んだガスをダストフィルタ30にて濾過し、その
ガスをそのままパージガスとして再利用する。また、前
記循環ポンプ(排気ポンプ31)の安全回路としてリリ
ーフ弁33を前記循環ポンプ31の吐出側と電磁開閉弁
27eの入側との間に設けたバイパス管路に介装してい
る。更に、循環ポンプ(排気ポンプ31)の吐出側の配
管に畜圧器34及び圧力センサ35が接続されている。
【0045】以上のように構成された本実施例によるチ
ャンバ内のダストを除去する操作手順を、図11を参照
して具体的に説明する。 (1) この操作は上記第1実施例と同じであり、チャンバ
内部に大量のダストが蓄積され、図1に示すガスレーザ
装置のガス浄化装置10に設けられたダストフィルタ1
0a,10bによる濾過やレーザガスの交換だけではレ
ーザ出力が回復しなくなったときに、レーザの発振(放
電)を停止すると共に、ファン3の回転を停止して、チ
ャンバ1内のレーザガスを排気し、パージガスと同じ種
類のバッファガスを大気圧程度に封入する。
【0046】(2) 次いで、上記ガス排出回路の電磁開閉
弁27eを開く共に、排気ポンプ31を作動して、チャ
ンバ1の内部に封入されたバッファガスを前記排気管3
2に送り、上記圧力センサ35の検出圧Pが畜圧器34
の上限圧以上になったとき、電磁開閉弁27cが励磁さ
れ、チャンバ内のガスを吸引しながら、流量調整弁28
cを通してガス配管接続ポート19cからガス管路24
a,24bを通し、パージガス噴出口23a,23b,
23c,23dから予備電離電極対11a,11bと上
側の放電電極2aに向かってパージガス37cを噴出さ
せて、各電極11a,11b及び2aにその噴出ガスを
吹き付けて、各放電電極11a,11b及び2aに付着
したダストを吹き飛ばし、チャンバ1内の底部1cに堆
積させると同時に、ガス排出口21から同ガス中に含ま
れるダストをダストフィルタ30を通して除去しなが
ら、再びチャンバ1の前記パージガス噴出口23a,2
3b,23c,23dからパージガスとして噴出させ
る。このガスの循環動作は、以下の手順にあっても同様
であり、この循環動作を断続的に行う。
【0047】(3) 同時に、電磁開閉弁27aを励磁し、
前記循環ガスの一部を使って、ガス配管接続ポート19
aを通し、パージガス噴出口17からラジエータ13に
向かって所要のガス圧をもってパージガス37aを噴出
させ、同ラジエータ13に吹き付ける。この循環動作を
断続的に行い、ラジエータ7に付着しているダストを吹
き飛ばし、チャンバ1内の底部1cに堆積させる。
【0048】(4) 次いで、電磁開閉弁27bを励磁し、
前記循環ガスをガス配管接続ポート19bを通して、パ
ージガス噴出口18からパージガス37bをチャンバ上
部に向けて噴出させる。この循環動作を断続的に行い、
チャンバ内にガス流れ12を起こし、上記(2) 、(3) に
て落下したダストを底部1cに形成された集塵溝20に
集める。
【0049】(5) ここで、電磁開閉弁27dを励磁し、
前記循環ガスをガス配管接続ポート19dを通し、前記
集塵溝20の前後両端面に形成されたパージガス噴出口
26からパージガス37dを噴出させる。この動作を断
続的に行い、集塵溝20に溜まっているダストを中央部
のガス排出口21を通して、ダストフィルタ30にてダ
ストを除去し、濾過されたガスをパージガスとしてチャ
ンバ内に噴出させる。
【0050】(6) 上記(2) 〜(5) の操作を数回繰り返
し、チャンバ内に付着しているダストの大部分を集塵溝
20の中央部に形成されたガス排出口21に集める。
【0051】(7) ここで、上記循環ポンプ31の駆動を
停止させ、電磁開閉弁27eをOFFさせたのち、電磁
開閉弁27dを励磁すると共に畜圧器34内の高圧ガス
を解放させて、圧力センサ35により検出する圧力Pが
チャンバ内の圧力Pcとほぼ等しくなったとき、前記
電磁開閉弁27dを閉めてチャンバ内のダスト除去が終
了する。
【0052】図12は、本発明の第3実施例を示してい
る。この実施例によれば、チャンバ1の底部1cの幅方
向の略中央部に向けて左右から下傾斜した傾斜面1c′
とし、同底部1cの中央部にダスト排出口21aを設
け、そのダスト排出口21aに連通するダスト排出配管
21bを接続し、同ダスト排出配管21bの下端にダス
ト貯蔵タンク21cが取り付けられている。また、前記
ダスト排出配管21bの途中には三方ボール弁21dが
介装され、同三方ボール弁21dを操作することによ
り、前記ダスト排出口21aとダスト貯蔵タンク21c
とを連通させ、或いは前記ダスト排出口21aと図8に
示す上記ガス排出回路の入側とを連通するように切り替
えることができる。更に同図によれば、チャンバ1の左
右側壁1aの下端に沿って多数のパージガス噴出口26
が形成されており、図7に示したパージガス供給回路の
図示せぬ出側配管に接続されている。前記ダスト排出口
21aは、複数の円形孔、或いはチャンバ1の長手方向
に延びる長孔からなる。
【0053】いま、例えば上記第1実施例によるダスト
除去操作時には、前記三方ボール弁21dを前記ダスト
排出口21aと図8に示す上記ガス排出回路の入側とを
連通するように切り替えておき、既述したダスト除去操
作によるダスト除去作業を行い、同作業が終了したと
き、前記三方ボール弁21dを前記ダスト排出口21a
とダスト貯蔵タンク21cとが連通するように切り替え
てから、図示せぬ電磁開閉弁を励磁して前記パージガス
噴出口26からパージガスを前記ダスト排出口21aに
向けて噴出させ、底部1cに残留するダストを前記ダス
ト排出口21aを通して前記ダスト貯蔵タンク21cに
排出する。この排出操作が所定回数に達したときに、前
記ダスト貯蔵タンク21cに貯蔵されたダストを集めて
適当に処理する。
【0054】なお、本発明にあっては、上記パージガス
噴出口18からパージガス37を噴出させることをせず
に、ファン3を駆動してチャンバ内部でガス循環をさせ
ても、集塵溝20にダストを集めることができる。
【0055】以上の説明からも明らかなように、本発明
は特許請求の範囲に記載した範囲内で多様なへんけいが
可能であることは容易に理解できよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるガスレーザ装置の構成例を
概略で示す全体図である。
【図2】本発明の代表的な実施例を示す前記ガスレーザ
装置の要部断面図である。
【図3】図2のII-II 線の矢視図である。
【図4】図2のIII-III 線の矢視図である。
【図5】図4における上半部の拡大断面図である。
【図6】図5のIV-IV 線の部分矢視図である。
【図7】本発明の第1実施例であるダスト除去装置のガ
ス供給回路図である。
【図8】同ガス排出回路図である。
【図9】第1実施例によるダスト除去操作の流れ線図で
ある。
【図10】本発明の第2実施例であるダスト除去装置の
ガス循環回路図である。
【図11】第2実施例によるダスト除去操作の流れ線図
である。
【図12】本発明の第3実施例であるダスト除去装置の
部分断面図である。
【符号の説明】
1 レーザチャンバ 1a,1b 左右側壁 1c 底部 1d 曲壁部 2a,2b 上下放電電極対 3 ファン 4 連結軸 5 モータ 6 レーザガスの一部取り込み口 8a,8b レーザガスの戻り管路 9 光学部品 10 レーザガス清浄装置 10a ダストフィルタ 11a,11b 予備電離電極対 12 ガス流れ 13 ラジエータ 14 パージブロック 17,18,23a 〜23d,26パージガス噴出口 19a〜19d ガス配管接続ポート 20 集塵溝 20a 傾斜面 21 ガス排出口 21a ダスト排出口 21b ダスト排出配管 21c ダスト貯蔵タンク 21d 三方ボール弁 22 排気ポート 24a, 24b ガス管路 28a〜28d 流量調整弁 27a〜27e 電磁開閉弁 29 バッファガス供給源 30 ダストフィルタ 31 排気ポンプ(循環ポンプ) 32 排気管 33 リリーフ弁 34 畜圧器 35 圧力センサ 37a〜37d パージガス

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉チャンバ内に、放電電極、ガス循環
    用ファン及びラジエータを備えてなるガスレーザ装置に
    あって、 前記チャンバの所要部位に、チャンバの内部に向けてそ
    れぞれ所要の圧力をもってパージガスを噴射するための
    1以上のガス噴出口と、同ガス噴出口から噴射されるパ
    ージガスのガス流と共にダストをチャンバ外へと排出す
    るためのガス排出口とを有してなることを特徴とするガ
    スレーザ装置内のダスト除去装置。
  2. 【請求項2】 ガス供給源が前記チャンバの外部に設置
    され、ガス供給回路を介して前記ガス噴出口に接続され
    てなり、前記ガス排出口がチャンバの外部に開閉弁を介
    して連通してなる請求項1記載のダスト除去装置。
  3. 【請求項3】 前記ガス排出口が、前記開閉弁を介して
    外部に連通してなる請求項2記載のダスト除去装置。
  4. 【請求項4】 前記ガス排出口が、チャンバ外部の循環
    路を介して前記ガス噴出口に直接接続されてなる請求項
    2記載のダスト除去装置。
  5. 【請求項5】 前記ガス排出口が、チャンバ外部の循環
    路内に配された前記ガス供給源を介して前記ガス噴出口
    と接続されてなる請求項2記載のダスト除去装置。
  6. 【請求項6】 前記ガス噴出口が、少なくとも前記放電
    電極及びラジエータに向けて開口されてなる請求項1記
    載のダスト除去装置。
  7. 【請求項7】 前記ガス噴出口が少なくとも前記チャン
    バの壁面に沿ってチャンバ内のチャージガスを一方向に
    流動させるために壁部の所要部位に開口されてなる請求
    項1又は6記載のダスト除去装置。
  8. 【請求項8】 前記ガス排出口は、前記チャンバの長手
    方向に沿って設けられてなる少なくとも1以上の円形孔
    か長孔からなり、前記チャンバの底部に開口してなる請
    求項1、6又は7記載のダスト除去装置。
  9. 【請求項9】 前記チャンバの底部にあって、その長手
    方向に集塵溝が形成され、同集塵溝に前記ガス排出口が
    開口してなる請求項8記載のダスト除去装置。
  10. 【請求項10】前記集塵溝が前記チャンバの前後壁部ま
    で延びる長溝であり、同長溝の両端面に前記ガス噴出口
    が開口してなり、同ガス噴出口から噴射されるパージガ
    スにより同長溝内のダストが前記ガス排出口に集められ
    てなる請求項9記載のダスト除去装置。
JP15885998A 1998-06-08 1998-06-08 ガスレーザ装置内のダスト除去装置 Pending JPH11354861A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101525966B1 (ko) * 2015-02-10 2015-06-05 홍진석 가스 레이저 장치의 세정방법
JP2020096139A (ja) * 2018-12-14 2020-06-18 住友重機械工業株式会社 ガスレーザ装置

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