JPH11354195A - 防水コネクタ - Google Patents
防水コネクタInfo
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- JPH11354195A JPH11354195A JP15944998A JP15944998A JPH11354195A JP H11354195 A JPH11354195 A JP H11354195A JP 15944998 A JP15944998 A JP 15944998A JP 15944998 A JP15944998 A JP 15944998A JP H11354195 A JPH11354195 A JP H11354195A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電線部分の防水性能を向上させる。
【解決手段】 ホルダーを兼ねる格子部材15をシール
部材14の格子状凹溝14dに挿入保持することによ
り、格子部材15でシール部材14の多数個の端子・電
線圧入穴14cを適当な個数づつに区画して、各区画の
端子・電線圧入穴14cに圧入された電線1への圧縮率
が小さくならないようにする。
部材14の格子状凹溝14dに挿入保持することによ
り、格子部材15でシール部材14の多数個の端子・電
線圧入穴14cを適当な個数づつに区画して、各区画の
端子・電線圧入穴14cに圧入された電線1への圧縮率
が小さくならないようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に電線部分の防
水性能が向上する防水コネクタに関する。
水性能が向上する防水コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、防水コネクタとしては、図5に示
すように、電線1に固定した端子2を挿入して保持する
保持部3aと、この保持部3aの後側のシールセット部
3bとを有するハウジング3と、このハウジング3のシ
ールセット部3bの後面3cに前面4aを当接させてセ
ットされ、端子・電線圧入穴4cを形成した弾性軟質シ
ール部材4と、このシール部材4の後面4bに当接して
保持する保持部5aと、このシール部材4の保持状態で
ハウジング3のロック突起3dにロックされるロック穴
部5bと、端子・電線挿入穴5cとを有するホルダー5
とを備えたものが提案されている。
すように、電線1に固定した端子2を挿入して保持する
保持部3aと、この保持部3aの後側のシールセット部
3bとを有するハウジング3と、このハウジング3のシ
ールセット部3bの後面3cに前面4aを当接させてセ
ットされ、端子・電線圧入穴4cを形成した弾性軟質シ
ール部材4と、このシール部材4の後面4bに当接して
保持する保持部5aと、このシール部材4の保持状態で
ハウジング3のロック突起3dにロックされるロック穴
部5bと、端子・電線挿入穴5cとを有するホルダー5
とを備えたものが提案されている。
【0003】そして、ハウジング3のシールセット部3
bにシール部材4をセットして、ホルダー5の保持部5
aをシール部材4の後面4bに当接させながらロック穴
部5bをロック突起3dにロックする。
bにシール部材4をセットして、ホルダー5の保持部5
aをシール部材4の後面4bに当接させながらロック穴
部5bをロック突起3dにロックする。
【0004】この状態で、ホルダー5の端子・電線挿入
穴5cに端子2を挿入すると、挿入された端子2は、シ
ール部材4の端子・電線圧入穴4cに圧入されてこれを
貫通した後に、ハウジング3の保持部3aに挿入保持さ
れてランス部で係止されるようになり、シール部材4の
端子・電線圧入穴4cには電線1が圧入されて、電線1
の外周囲が水密にシールされるようになる。
穴5cに端子2を挿入すると、挿入された端子2は、シ
ール部材4の端子・電線圧入穴4cに圧入されてこれを
貫通した後に、ハウジング3の保持部3aに挿入保持さ
れてランス部で係止されるようになり、シール部材4の
端子・電線圧入穴4cには電線1が圧入されて、電線1
の外周囲が水密にシールされるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記防
水コネクタでは、多極になるほどシール部材4が大型化
して、端子・電線圧入穴4cに圧入された個々の電線1
への圧縮率が小さくなって、雨水等が電線1の外周囲と
シール部材4の端子・電線圧入穴4cとの隙間を毛細管
現象で通ってハウジング3内に浸入するおそれがあっ
た。
水コネクタでは、多極になるほどシール部材4が大型化
して、端子・電線圧入穴4cに圧入された個々の電線1
への圧縮率が小さくなって、雨水等が電線1の外周囲と
シール部材4の端子・電線圧入穴4cとの隙間を毛細管
現象で通ってハウジング3内に浸入するおそれがあっ
た。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、特に電線部分の防水性能が向上する
防水コネクタを提供することを目的とするものである。
になされたもので、特に電線部分の防水性能が向上する
防水コネクタを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、電線に固定した端子を挿入して保持する
保持部と、この保持部の後側のシールセット部とを有す
るハウジングと、このハウジングのシールセット部の後
面に前面を当接させてセットされ、端子・電線圧入穴を
形成した弾性軟質シール部材と、このシール部材に当接
して保持する保持部と、このシール部材の保持状態でハ
ウジングにロックされるロック部と、端子・電線挿入穴
とを有するホルダーとを備えてなる防水コネクタにおい
て、上記シール部材の後面に、端子・電線圧入穴を適当
な個数づつに区画する格子状の凹溝を形成すると共に、
上記ホルダーを兼ねる格子部材を設け、この格子部材を
シール部材の凹溝に挿入保持することを特徴とする防水
コネクタを提供するものである。
に、本発明は、電線に固定した端子を挿入して保持する
保持部と、この保持部の後側のシールセット部とを有す
るハウジングと、このハウジングのシールセット部の後
面に前面を当接させてセットされ、端子・電線圧入穴を
形成した弾性軟質シール部材と、このシール部材に当接
して保持する保持部と、このシール部材の保持状態でハ
ウジングにロックされるロック部と、端子・電線挿入穴
とを有するホルダーとを備えてなる防水コネクタにおい
て、上記シール部材の後面に、端子・電線圧入穴を適当
な個数づつに区画する格子状の凹溝を形成すると共に、
上記ホルダーを兼ねる格子部材を設け、この格子部材を
シール部材の凹溝に挿入保持することを特徴とする防水
コネクタを提供するものである。
【0008】本発明によれば、ホルダーを兼ねる格子部
材をシール部材の凹溝に挿入保持することにより、格子
部材でシール部材の多数個の端子・電線圧入穴が適当な
個数づつに区画されるので、多極の大型シール部材あっ
ても、各区画毎に独立した小型のシール部材と同視でき
るようになり、各区画の端子・電線圧入穴に圧入された
電線への圧縮率が小さくならなくなる。
材をシール部材の凹溝に挿入保持することにより、格子
部材でシール部材の多数個の端子・電線圧入穴が適当な
個数づつに区画されるので、多極の大型シール部材あっ
ても、各区画毎に独立した小型のシール部材と同視でき
るようになり、各区画の端子・電線圧入穴に圧入された
電線への圧縮率が小さくならなくなる。
【0009】請求項2のように、上記格子部材はシール
部材にインサート成形する構成とすることが好ましい。
部材にインサート成形する構成とすることが好ましい。
【0010】請求項3のように、上記格子部材の外壁に
フランジ状ロック突起を形成し、この突起をハウジング
の内壁に形成したロック穴に係合させて、格子部材をハ
ウジングにロックする構成とするのが好ましい。
フランジ状ロック突起を形成し、この突起をハウジング
の内壁に形成したロック穴に係合させて、格子部材をハ
ウジングにロックする構成とするのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。なお、従来技術と同一構成
・作用の個所は同一番号を付して詳細な説明は省略す
る。
を参照して詳細に説明する。なお、従来技術と同一構成
・作用の個所は同一番号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0012】図1及び図2に示すように、合成樹脂製の
ハウジング3は、従来と同様に、電線1に固定した端子
2を挿入して保持する保持部3aを有し、この保持部3
aの後側にはシールセット部3bを有している。なお、
従来のようなロック突起3dは不要である。
ハウジング3は、従来と同様に、電線1に固定した端子
2を挿入して保持する保持部3aを有し、この保持部3
aの後側にはシールセット部3bを有している。なお、
従来のようなロック突起3dは不要である。
【0013】また、弾性軟質のシール部材(例えば熱可
塑性エラストマー)14は、図4(b)に詳細に示すよ
うに、従来と同様に、上記ハウジング3のシールセット
部3bの後面3cに前面14aを当接させてセットされ
るとともに、前後方向に貫通する端子・電線圧入穴14
cが形成されている。
塑性エラストマー)14は、図4(b)に詳細に示すよ
うに、従来と同様に、上記ハウジング3のシールセット
部3bの後面3cに前面14aを当接させてセットされ
るとともに、前後方向に貫通する端子・電線圧入穴14
cが形成されている。
【0014】このシール部材14の後面14bには、上
記端子・電線圧入穴14cを適当な個数づつに区画する
格子状の凹溝14dが形成されている。本例では、縦横
に27個の端子・電線圧入穴14cが横列3個づつで区
画されて、縦・横各3区画、計9区画の横長楕円状の区
画部14eが形成されている。
記端子・電線圧入穴14cを適当な個数づつに区画する
格子状の凹溝14dが形成されている。本例では、縦横
に27個の端子・電線圧入穴14cが横列3個づつで区
画されて、縦・横各3区画、計9区画の横長楕円状の区
画部14eが形成されている。
【0015】さらに、従来のホルダーを兼ねる合成樹脂
製の格子部材15は、図4(a)に詳細に示すように、
上記シール部材14の格子状の凹溝14dに圧入状態で
挿入される格子形状に形成されて、横長楕円状の区画部
14eが挿入される横長楕円状の格子穴15cが形成さ
れている。なお、格子部材15には、従来のような電線
1毎の端子・電線挿入穴5cは不要であり、格子穴15
eが3本の電線1の端子・電線挿入穴を兼ねることな
る。
製の格子部材15は、図4(a)に詳細に示すように、
上記シール部材14の格子状の凹溝14dに圧入状態で
挿入される格子形状に形成されて、横長楕円状の区画部
14eが挿入される横長楕円状の格子穴15cが形成さ
れている。なお、格子部材15には、従来のような電線
1毎の端子・電線挿入穴5cは不要であり、格子穴15
eが3本の電線1の端子・電線挿入穴を兼ねることな
る。
【0016】この格子部材15の両側の外壁にはフラン
ジ状ロック突起15dが形成され、し、このロック突起
15dは、上記ハウジング3のシールセット部3bの内
壁に形成したロック穴3f(図2(a)参照)に係合さ
せることにより、格子部材15がハウジング3にロック
されるようになる。
ジ状ロック突起15dが形成され、し、このロック突起
15dは、上記ハウジング3のシールセット部3bの内
壁に形成したロック穴3f(図2(a)参照)に係合さ
せることにより、格子部材15がハウジング3にロック
されるようになる。
【0017】上記シール部材14と格子部材15は、シ
ール部材14に予め形成した凹溝14dに格子部材15
を圧入状態で挿入する構成であったが、同一金型で格子
部材15を成形し、ついで、この格子部材15をシール
部材14にインサート成形する(いわゆる2色成形)構
成であっても良い。
ール部材14に予め形成した凹溝14dに格子部材15
を圧入状態で挿入する構成であったが、同一金型で格子
部材15を成形し、ついで、この格子部材15をシール
部材14にインサート成形する(いわゆる2色成形)構
成であっても良い。
【0018】そして、図3に示すように、格子部材15
をシール部材14の凹溝14dに圧入、又は格子部材1
5をシール部材14にインサート成形した状態で、図1
(a)と図2(a)に示すように、ハウジング3のシー
ルセット部3bに、格子部材15とともにシール部材1
4をセットする。
をシール部材14の凹溝14dに圧入、又は格子部材1
5をシール部材14にインサート成形した状態で、図1
(a)と図2(a)に示すように、ハウジング3のシー
ルセット部3bに、格子部材15とともにシール部材1
4をセットする。
【0019】このとき、格子部材15のロック突起15
dがハウジングのシールセット部3bの内壁でたわみな
がらロック穴3fに係合することにより、格子部材15
がハウジング3にロックされる。
dがハウジングのシールセット部3bの内壁でたわみな
がらロック穴3fに係合することにより、格子部材15
がハウジング3にロックされる。
【0020】この状態で、図1(b)と図2(b)に示
すように、端子2を格子部材15の格子穴15cからシ
ール部材14の端子・電線圧入穴14cに圧入してこれ
を貫通させると、端子2はハウジング3の保持部3aに
挿入保持されてランス部3eで係止されるようになり、
シール部材14の端子・電線圧入穴14cには電線1が
圧入されて、電線1の外周囲が水密にシールされるよう
になる。
すように、端子2を格子部材15の格子穴15cからシ
ール部材14の端子・電線圧入穴14cに圧入してこれ
を貫通させると、端子2はハウジング3の保持部3aに
挿入保持されてランス部3eで係止されるようになり、
シール部材14の端子・電線圧入穴14cには電線1が
圧入されて、電線1の外周囲が水密にシールされるよう
になる。
【0021】その後、図1(c)と図2(c)に示すよ
うに、ハウジング3の前面側からリテーナ6の突出部6
aを保持部3aに押し込むと、この突出部6aの先端が
ランス部3eの先端に当接してリテーナ6をそれ以上に
押し込めないときは、端子2がランス部3eで完全に係
止されていない半嵌合状態であるから、端子2をさらに
挿入する等してランス部3eで完全に係止されるように
する。また、リテーナ6の突出部6aが保持部3aに完
全に押し込まれると、突出部6aはランス部3eがたわ
まないように係止するので、端子2が抜け止めされるよ
うになる。
うに、ハウジング3の前面側からリテーナ6の突出部6
aを保持部3aに押し込むと、この突出部6aの先端が
ランス部3eの先端に当接してリテーナ6をそれ以上に
押し込めないときは、端子2がランス部3eで完全に係
止されていない半嵌合状態であるから、端子2をさらに
挿入する等してランス部3eで完全に係止されるように
する。また、リテーナ6の突出部6aが保持部3aに完
全に押し込まれると、突出部6aはランス部3eがたわ
まないように係止するので、端子2が抜け止めされるよ
うになる。
【0022】上記防水コネクタにおいては、従来のホル
ダーを兼ねる格子部材15をシール部材14の凹溝14
dに挿入保持することにより、格子部材15の格子穴1
5cでシール部材14の多数個の端子・電線圧入穴14
cが複数の区画部14eに区画されるので、多極の大型
シール部材あっても、各区画部14e毎に独立した小型
のシール部材と同視できるようになり、各区画部14e
の端子・電線圧入穴14cに圧入された電線1への圧縮
率が小さくならなくなる。
ダーを兼ねる格子部材15をシール部材14の凹溝14
dに挿入保持することにより、格子部材15の格子穴1
5cでシール部材14の多数個の端子・電線圧入穴14
cが複数の区画部14eに区画されるので、多極の大型
シール部材あっても、各区画部14e毎に独立した小型
のシール部材と同視できるようになり、各区画部14e
の端子・電線圧入穴14cに圧入された電線1への圧縮
率が小さくならなくなる。
【0023】したがって、雨水等が電線1の外周囲とシ
ール部材14の端子・電線圧入穴14cとの隙間を毛細
管現象で通ってハウジング3内に浸入するおそれがなく
なるので、電線部分の防水性能が向上するようになる。
また、格子部材15は、従来のホルダーよりも小型で良
く、個々の電線・端子挿入穴14cも不要となるので、
成形加工が容易になる。
ール部材14の端子・電線圧入穴14cとの隙間を毛細
管現象で通ってハウジング3内に浸入するおそれがなく
なるので、電線部分の防水性能が向上するようになる。
また、格子部材15は、従来のホルダーよりも小型で良
く、個々の電線・端子挿入穴14cも不要となるので、
成形加工が容易になる。
【0024】さらに、上記格子部材15をシール部材1
4にインサート成形すれば、組み付け時の部品点数が減
少して組み付け作業性が良好になる。
4にインサート成形すれば、組み付け時の部品点数が減
少して組み付け作業性が良好になる。
【0025】さらにまた、上記格子部材15のロック突
起15dをハウジング3のロック穴3fに係合させて、
格子部材15をハウジング3にロックするから、シール
部材14と格子部材15をワンタッチでハウジング3に
組み付けることができる。また、格子部材15は、従来
のホルダーのようにハウジング3外に出っ張らないの
で、コネクタを小型化できる。
起15dをハウジング3のロック穴3fに係合させて、
格子部材15をハウジング3にロックするから、シール
部材14と格子部材15をワンタッチでハウジング3に
組み付けることができる。また、格子部材15は、従来
のホルダーのようにハウジング3外に出っ張らないの
で、コネクタを小型化できる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の防水コネクタは、ホルダーを兼ねる格子部材をシー
ル部材の凹溝に挿入保持することにより、格子部材でシ
ール部材の多数個の端子・電線圧入穴が適当な個数づつ
に区画されるので、多極の大型シール部材あっても、各
区画毎に独立した小型のシール部材と同視できるように
なり、各区画の端子・電線圧入穴に圧入された電線への
圧縮率が小さくならなくなるから、雨水等が電線の外周
囲とシール部材の端子・電線圧入穴との隙間を毛細管現
象で通ってハウジング内に浸入するおそれがなくなるの
で、電線部分の防水性能が向上するようになる。また、
格子部材は、従来のホルダーよりも小型で良く、個々の
電線・端子挿入穴も不要となるので、成形加工が容易に
なる。
明の防水コネクタは、ホルダーを兼ねる格子部材をシー
ル部材の凹溝に挿入保持することにより、格子部材でシ
ール部材の多数個の端子・電線圧入穴が適当な個数づつ
に区画されるので、多極の大型シール部材あっても、各
区画毎に独立した小型のシール部材と同視できるように
なり、各区画の端子・電線圧入穴に圧入された電線への
圧縮率が小さくならなくなるから、雨水等が電線の外周
囲とシール部材の端子・電線圧入穴との隙間を毛細管現
象で通ってハウジング内に浸入するおそれがなくなるの
で、電線部分の防水性能が向上するようになる。また、
格子部材は、従来のホルダーよりも小型で良く、個々の
電線・端子挿入穴も不要となるので、成形加工が容易に
なる。
【0027】請求項2のように、格子部材はシール部材
にインサート成形する構成とすると、組み付け時の部品
点数が減少して組み付け作業性が良好になる。
にインサート成形する構成とすると、組み付け時の部品
点数が減少して組み付け作業性が良好になる。
【0028】請求項3のように、格子部材の外壁にフラ
ンジ状ロック突起を形成し、この突起をハウジングの内
壁に形成したロック穴に係合させて、格子部材をハウジ
ングにロックする構成とすると、シール部材と格子部材
をワンタッチでハウジングに組み付けることができる。
また、格子部材は、従来のホルダーのようにハウジング
外に出っ張らないので、コネクタを小型化できる。
ンジ状ロック突起を形成し、この突起をハウジングの内
壁に形成したロック穴に係合させて、格子部材をハウジ
ングにロックする構成とすると、シール部材と格子部材
をワンタッチでハウジングに組み付けることができる。
また、格子部材は、従来のホルダーのようにハウジング
外に出っ張らないので、コネクタを小型化できる。
【図1】 本発明の防水コネクタの組立手順であり、
(a)は端子挿入前の側面断面図、(b)は端子係止時
の側面断面図、(c)はリテーナ押し込み時の側面断面
図である。
(a)は端子挿入前の側面断面図、(b)は端子係止時
の側面断面図、(c)はリテーナ押し込み時の側面断面
図である。
【図2】 防水コネクタの組立手順であり、(a)は端
子挿入前の平面断面図、(b)は端子係止時の平面断面
図、(c)はリテーナ押し込み時の平面断面図である。
子挿入前の平面断面図、(b)は端子係止時の平面断面
図、(c)はリテーナ押し込み時の平面断面図である。
【図3】 格子部材を挿入保持したシール部材の斜視図
である。
である。
【図4】 (a)は格子部材の斜視図、(b)はシール
部材の斜視図である。
部材の斜視図である。
【図5】 従来の防水コネクタの分解斜視図である。
1 電線 2 端子 3 ハウジング 3a 保持部 3b シールセット部 3c 後面 3f ロック穴 14 弾性軟質シール部材 14a 前面 14b 後面 14c 端子・電線圧入穴 14d 格子状凹溝 14e 区画部 15 格子部材 15c 格子穴 15d ロック突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 康弘 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】 電線に固定した端子を挿入して保持する
保持部と、この保持部の後側のシールセット部とを有す
るハウジングと、このハウジングのシールセット部の後
面に前面を当接させてセットされ、端子・電線圧入穴を
形成した弾性軟質シール部材と、このシール部材に当接
して保持する保持部と、このシール部材の保持状態でハ
ウジングにロックされるロック部と、端子・電線挿入穴
とを有するホルダーとを備えてなる防水コネクタにおい
て、 上記シール部材の後面に、端子・電線圧入穴を適当な個
数づつに区画する格子状の凹溝を形成すると共に、上記
ホルダーを兼ねる格子部材を設け、この格子部材をシー
ル部材の凹溝に挿入保持することを特徴とする防水コネ
クタ。 - 【請求項2】 上記格子部材はシール部材にインサート
成形する請求項1に記載の防水コネクタ。 - 【請求項3】 上記格子部材の外壁にフランジ状ロック
突起を形成し、この突起をハウジングの内壁に形成した
ロック穴に係合させて、格子部材をハウジングにロック
する請求項1又は請求項2に記載の防水コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15944998A JPH11354195A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 防水コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15944998A JPH11354195A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 防水コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11354195A true JPH11354195A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15694010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15944998A Pending JPH11354195A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 防水コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11354195A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7273395B2 (en) | 2004-11-11 | 2007-09-25 | Tyco Electronics Amp K.K. | Waterproof connector and seal member |
JP2009043444A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 防水コネクタ |
WO2009153894A1 (ja) * | 2008-06-19 | 2009-12-23 | 住友電装株式会社 | 防水コネクタ |
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