JPH11353946A - 電 線 - Google Patents
電 線Info
- Publication number
- JPH11353946A JPH11353946A JP15826798A JP15826798A JPH11353946A JP H11353946 A JPH11353946 A JP H11353946A JP 15826798 A JP15826798 A JP 15826798A JP 15826798 A JP15826798 A JP 15826798A JP H11353946 A JPH11353946 A JP H11353946A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core member
- wire
- electric wire
- snow
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Insulated Conductors (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 より込み率を改善し、かつ、騒音公害、着
雪被害を未然に防止した電線を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 本発明は、長手方向に略直線状の複数個
の溝を設けたコア部材と、該コア部材の溝に嵌合係止し
てなる導電部材とで構成したことを特徴とする電線であ
り、さらに、前記電線の外周を絶縁体で被覆してなるこ
とを特徴とする電線である。
雪被害を未然に防止した電線を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 本発明は、長手方向に略直線状の複数個
の溝を設けたコア部材と、該コア部材の溝に嵌合係止し
てなる導電部材とで構成したことを特徴とする電線であ
り、さらに、前記電線の外周を絶縁体で被覆してなるこ
とを特徴とする電線である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は架空送電線、架空地
線等の架空電線あるいは屋内配電線等として使用する電
線に関するものである。
線等の架空電線あるいは屋内配電線等として使用する電
線に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の代表的な架空電線は図6に示すよ
うに、中心に横断面が丸の補強用アルミ被鋼線61を複
数本撚り合わせて配置し、その外周に断面扇形のセグメ
ント導体62を撚り合わせ、その外周に横断面が丸のア
ルミ素線63を1層または複数層撚りあわせた構造とな
っている。しかしながら、このような構造の架空電線は
金属の線61、62、63を撚り合わせているために複
数回の撚り合わせ工程を必要とし、金属素線を撚り合わ
せるために実際の直線長の1.3〜1.5倍の素線実長
(通常、より込み率、という)を必要とし、素線実長が
長いために送電ロスが助長される、という欠点がある。
また、上述した従来の電線は断面形状が丸形であるため
カルマン渦による風騒音が発生して近隣住民への騒音公
害を引き起し、電線に雪が積もると電線の撚り方向に発
達して筒雪(ひどい時には10cm以上の厚さになる)
となり、この筒雪が電線に揚力特性を助長させて電線の
異常振動を励起させて種々の送電障害を引き起こしてい
た。一方、このような架空電線に雨が当たると電線に水
滴が付着し、特にこの水滴が連続的に電線下部に並列す
るとコロナ騒音となり、環境障害となる欠点も有してい
た。
うに、中心に横断面が丸の補強用アルミ被鋼線61を複
数本撚り合わせて配置し、その外周に断面扇形のセグメ
ント導体62を撚り合わせ、その外周に横断面が丸のア
ルミ素線63を1層または複数層撚りあわせた構造とな
っている。しかしながら、このような構造の架空電線は
金属の線61、62、63を撚り合わせているために複
数回の撚り合わせ工程を必要とし、金属素線を撚り合わ
せるために実際の直線長の1.3〜1.5倍の素線実長
(通常、より込み率、という)を必要とし、素線実長が
長いために送電ロスが助長される、という欠点がある。
また、上述した従来の電線は断面形状が丸形であるため
カルマン渦による風騒音が発生して近隣住民への騒音公
害を引き起し、電線に雪が積もると電線の撚り方向に発
達して筒雪(ひどい時には10cm以上の厚さになる)
となり、この筒雪が電線に揚力特性を助長させて電線の
異常振動を励起させて種々の送電障害を引き起こしてい
た。一方、このような架空電線に雨が当たると電線に水
滴が付着し、特にこの水滴が連続的に電線下部に並列す
るとコロナ騒音となり、環境障害となる欠点も有してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
電線の欠点を解消するために電線表面に凹凸を設けてカ
ルマン渦の発生を防ぎ、かつ雪が筒雪となるのを防止し
た架空電線の開発が進められ種々の提案がなされている
が、いずれも線状体を撚り合わせて電線としたものであ
り、より込み率を改善した電線の提案はなく、より込み
率を改善し、かつ風騒音、コロナ騒音、着雪障害という
問題を全て解決した電線の出現が望まれていた。
電線の欠点を解消するために電線表面に凹凸を設けてカ
ルマン渦の発生を防ぎ、かつ雪が筒雪となるのを防止し
た架空電線の開発が進められ種々の提案がなされている
が、いずれも線状体を撚り合わせて電線としたものであ
り、より込み率を改善した電線の提案はなく、より込み
率を改善し、かつ風騒音、コロナ騒音、着雪障害という
問題を全て解決した電線の出現が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はより込み率を改
善し、かつ、騒音公害、着雪障害を未然に防止した電線
を提供するものである。本願の第1の発明は、長手方向
に略直線状の複数個の溝を設けたコア部材と、該コア部
材の溝に嵌合係止してなる導電部材とで構成したことを
特徴とする電線である。本願の第2の発明は、長手方向
に略直線状の複数個の溝を設けたコア部材と、該コア部
材の溝に嵌合係止してなる導電部材とからなり、その外
周を絶縁体で被覆してなることを特徴とする電線であ
る。
善し、かつ、騒音公害、着雪障害を未然に防止した電線
を提供するものである。本願の第1の発明は、長手方向
に略直線状の複数個の溝を設けたコア部材と、該コア部
材の溝に嵌合係止してなる導電部材とで構成したことを
特徴とする電線である。本願の第2の発明は、長手方向
に略直線状の複数個の溝を設けたコア部材と、該コア部
材の溝に嵌合係止してなる導電部材とからなり、その外
周を絶縁体で被覆してなることを特徴とする電線であ
る。
【0005】本発明はコア部材と該コア部材に設けた略
直線状の嵌合溝に嵌合し係止した導電部材とで構成した
ことにより、導電部材のより込み率は1.0乃至1.1
程度となり、導電部材の使用量は最小限に抑えられ、こ
れにより送電ロスも少なくなる。また、外表面を円形と
しなければ風騒音公害が防げ、撚っていないので積雪が
筒状にならず、着雪障害も防げる。更に、最外層を絶縁
被覆すれば屋内配線として使用でき、コア部材に嵌合さ
れる導電部材はコア部材に係止されるのでバラケルよう
なこともない。なお、コア部材に設ける溝を略直線状と
表現したのは、コア部材の長さが数百mあるいはそれ以
上に及ぶために捻じれが発生し、溝を直線状に保つこと
が困難なためである。
直線状の嵌合溝に嵌合し係止した導電部材とで構成した
ことにより、導電部材のより込み率は1.0乃至1.1
程度となり、導電部材の使用量は最小限に抑えられ、こ
れにより送電ロスも少なくなる。また、外表面を円形と
しなければ風騒音公害が防げ、撚っていないので積雪が
筒状にならず、着雪障害も防げる。更に、最外層を絶縁
被覆すれば屋内配線として使用でき、コア部材に嵌合さ
れる導電部材はコア部材に係止されるのでバラケルよう
なこともない。なお、コア部材に設ける溝を略直線状と
表現したのは、コア部材の長さが数百mあるいはそれ以
上に及ぶために捻じれが発生し、溝を直線状に保つこと
が困難なためである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は本発明を架空送電線として第1の
実施形態を示すもので、1はコア部材で、銅(銅合金を
含む)、アルミ(アルミ合金を含む)、鋼等の金属材ま
たは繊維強化プラスチック(以下FRPという)等のプ
ラスチック材等々後述する導電部材3を確実に把持する
とともに数百m以上の線状体に成形しうる材料からな
り、断面が四角形状(同図イ)、六角形状(度図ロ)を
なす線状体で、その各角には溝2が設けられている。3
は導電部材で、銅線、アルミ線等の良導電材からなり、
前記コア部材1の溝2に嵌合係止されている。該架空送
電線の製造は、先ず、コア部材1の各角に溝2を設け
る。コア部材1に溝2を設けるにはコア部材1を押出成
形するときに同時に形成してもよく、コア部材1を成形
後に切削加工して溝2を形成してもよい。溝2の直径は
嵌合する導電部材3の直径に等しいか少々大きめとし、
開口部は導電部材3の直径よりも若干大きめに開口して
おく。この溝2に導電部材3を嵌合するには両者をダイ
スに通すことにより溝2の開口部を絞り込み、導電部材
3が溝2から外れないように嵌め込むようにして嵌合係
止する。なお、電線の使用場所、使用容量等によりコア
部材の材質は導電材、絶縁材等任意に選定でき、また、
強度的に問題がある場合にはコア部材の中心に鋼等の補
強材を埋設した補強コア部材を使用することも可能であ
る。また、図1(イ)または(ロ)に示す導電部材の本
数に限らず、導電部材3の数を適宜増減する等任意に設
計することができることは勿論である。
細に説明する。図1は本発明を架空送電線として第1の
実施形態を示すもので、1はコア部材で、銅(銅合金を
含む)、アルミ(アルミ合金を含む)、鋼等の金属材ま
たは繊維強化プラスチック(以下FRPという)等のプ
ラスチック材等々後述する導電部材3を確実に把持する
とともに数百m以上の線状体に成形しうる材料からな
り、断面が四角形状(同図イ)、六角形状(度図ロ)を
なす線状体で、その各角には溝2が設けられている。3
は導電部材で、銅線、アルミ線等の良導電材からなり、
前記コア部材1の溝2に嵌合係止されている。該架空送
電線の製造は、先ず、コア部材1の各角に溝2を設け
る。コア部材1に溝2を設けるにはコア部材1を押出成
形するときに同時に形成してもよく、コア部材1を成形
後に切削加工して溝2を形成してもよい。溝2の直径は
嵌合する導電部材3の直径に等しいか少々大きめとし、
開口部は導電部材3の直径よりも若干大きめに開口して
おく。この溝2に導電部材3を嵌合するには両者をダイ
スに通すことにより溝2の開口部を絞り込み、導電部材
3が溝2から外れないように嵌め込むようにして嵌合係
止する。なお、電線の使用場所、使用容量等によりコア
部材の材質は導電材、絶縁材等任意に選定でき、また、
強度的に問題がある場合にはコア部材の中心に鋼等の補
強材を埋設した補強コア部材を使用することも可能であ
る。また、図1(イ)または(ロ)に示す導電部材の本
数に限らず、導電部材3の数を適宜増減する等任意に設
計することができることは勿論である。
【0007】上述した本発明電線は、製造に当たって線
状体を撚らないので撚り工程を必要とせず、コア部材1
に導電部材3を略直線状に嵌合係止するのでより込み率
は1.0に近く、導電部材の使用量は最小限となる。ま
た、断面が非円形であるためカルマン渦の発生が防止で
きる。更に、着雪時に電線上部に積もった雪は導電部材
が撚られていず、外表面が凹凸面であるために電線の撚
りに沿って回転できず、従って、筒雪に成長することな
く落下するので、雪による障害を未然に防止することが
できる。一方、降雨時には水滴が導電部材3と溝2との
隙間(溝2に導電部材3を強制的に押し込むことにより
溝2と導電部材3との間には多少の隙間が生じる)に吸
い込まれて連続した水滴になる確率が少なくなり、コロ
ナ騒音も軽減される。
状体を撚らないので撚り工程を必要とせず、コア部材1
に導電部材3を略直線状に嵌合係止するのでより込み率
は1.0に近く、導電部材の使用量は最小限となる。ま
た、断面が非円形であるためカルマン渦の発生が防止で
きる。更に、着雪時に電線上部に積もった雪は導電部材
が撚られていず、外表面が凹凸面であるために電線の撚
りに沿って回転できず、従って、筒雪に成長することな
く落下するので、雪による障害を未然に防止することが
できる。一方、降雨時には水滴が導電部材3と溝2との
隙間(溝2に導電部材3を強制的に押し込むことにより
溝2と導電部材3との間には多少の隙間が生じる)に吸
い込まれて連続した水滴になる確率が少なくなり、コロ
ナ騒音も軽減される。
【0008】図2は本発明を架空送電線とした第2の実
施形態を示すもので、21はコア部材で、該コア部材2
1は四角形状をしており、その頂点4ヵ所には導電部材
23を嵌合係止する溝22が設けられ、中心部分に孔2
5が設けられている。該孔25は溝22に適当間隔で設
けた導通路26で導通している。なお、孔25は図では
2本の例を示したがその本数は特定しない。このよう
に、コア部材21の中心部分に孔25を設け、この孔2
5と溝22とを導通路26で導通しているので、前述し
たように溝と導電部材との隙間に吸い込まれた雨水は孔
25に導かれ、水滴となる量が極めて少なくなり、従っ
て、コロナ騒音は以下の実験例でも明らかなように極め
て小さくなる。なお、孔25に入った雨水は送電中の電
線の発熱(200°C程度の高温になる場合もある)で
蒸発し、通常は乾燥した状態に保たれるため、コア部材
の水による腐食の心配はない。表1は本発明の電線と従
来の架空送電線とのコロナ騒音の測定結果で、本発明電
線のコロナ騒音が従来の送電線に比べて低くなっている
ことが判る。
施形態を示すもので、21はコア部材で、該コア部材2
1は四角形状をしており、その頂点4ヵ所には導電部材
23を嵌合係止する溝22が設けられ、中心部分に孔2
5が設けられている。該孔25は溝22に適当間隔で設
けた導通路26で導通している。なお、孔25は図では
2本の例を示したがその本数は特定しない。このよう
に、コア部材21の中心部分に孔25を設け、この孔2
5と溝22とを導通路26で導通しているので、前述し
たように溝と導電部材との隙間に吸い込まれた雨水は孔
25に導かれ、水滴となる量が極めて少なくなり、従っ
て、コロナ騒音は以下の実験例でも明らかなように極め
て小さくなる。なお、孔25に入った雨水は送電中の電
線の発熱(200°C程度の高温になる場合もある)で
蒸発し、通常は乾燥した状態に保たれるため、コア部材
の水による腐食の心配はない。表1は本発明の電線と従
来の架空送電線とのコロナ騒音の測定結果で、本発明電
線のコロナ騒音が従来の送電線に比べて低くなっている
ことが判る。
【0009】
【表1】
【0010】図3は本発明を屋内配電線とした実施形態
を示すもので、31はFRP、ナイロン、ポリエチレン
等のプラスチック材からなる円形のコア部材で、該コア
部材31の周りには溝32が設けられている。33は導
電部材で、溝32に嵌合係止されている。38は導電部
材33を被覆するポリエチレン等からなる絶縁体であ
る。このように、導電部材33を絶縁体38で被覆する
ことにより屋内配線用として、またはエレベータ用ケー
ブルとして使用することができる。
を示すもので、31はFRP、ナイロン、ポリエチレン
等のプラスチック材からなる円形のコア部材で、該コア
部材31の周りには溝32が設けられている。33は導
電部材で、溝32に嵌合係止されている。38は導電部
材33を被覆するポリエチレン等からなる絶縁体であ
る。このように、導電部材33を絶縁体38で被覆する
ことにより屋内配線用として、またはエレベータ用ケー
ブルとして使用することができる。
【0011】図4、図5は本発明を架空地線とした実施
形態を示すもので、図4において41は中心に鋼部材4
4を埋設したコア部材で、該コア部材41に設けた溝4
2に導電部材43が嵌合係止されている。このように中
心に鋼部材44を埋設することにより架空地線に雷が落
ち、その熱で例えばアルミ導体が溶けても鋼部材は溶け
ることがないので架空地線が切断されるようなことがな
く、架線の垂れ下がり等による二次災害を防ぐことがで
きる。図5はコア部材51の中心に貫通孔55を設け、
該貫通孔55に光ファイバケーブル56を挿通した架空
地線である。なお、図中52はコア部材に設けた溝、5
3は溝52に嵌合係止したアルミ被鋼線からなる導電部
材である。
形態を示すもので、図4において41は中心に鋼部材4
4を埋設したコア部材で、該コア部材41に設けた溝4
2に導電部材43が嵌合係止されている。このように中
心に鋼部材44を埋設することにより架空地線に雷が落
ち、その熱で例えばアルミ導体が溶けても鋼部材は溶け
ることがないので架空地線が切断されるようなことがな
く、架線の垂れ下がり等による二次災害を防ぐことがで
きる。図5はコア部材51の中心に貫通孔55を設け、
該貫通孔55に光ファイバケーブル56を挿通した架空
地線である。なお、図中52はコア部材に設けた溝、5
3は溝52に嵌合係止したアルミ被鋼線からなる導電部
材である。
【0012】本発明の電線はコア部材と導電部材とを略
直線状に嵌合係止した構成であるためにコア部材をあま
り太いものにすると可撓性に多少の問題が残る。しかし
ながら、銅、アルミからなる線状体を無垢で使用するこ
とはトロリ線等で実績があり、実証されている。本発明
においてもコア部材として直径が30〜40mmの無垢
の銅またはアルミ線状体を使用することが可能である。
また、コア部材に嵌合される導電部材はコア部材に設け
る溝に強制的に嵌合するが、落下する等の危険性がある
場合には、コア部材と導電部材とを部分的に溶接し、あ
るいは架線時に電線を少々捻じって架線することにより
落下の危惧は除かれ、安全に使用することができる。
直線状に嵌合係止した構成であるためにコア部材をあま
り太いものにすると可撓性に多少の問題が残る。しかし
ながら、銅、アルミからなる線状体を無垢で使用するこ
とはトロリ線等で実績があり、実証されている。本発明
においてもコア部材として直径が30〜40mmの無垢
の銅またはアルミ線状体を使用することが可能である。
また、コア部材に嵌合される導電部材はコア部材に設け
る溝に強制的に嵌合するが、落下する等の危険性がある
場合には、コア部材と導電部材とを部分的に溶接し、あ
るいは架線時に電線を少々捻じって架線することにより
落下の危惧は除かれ、安全に使用することができる。
【0013】
【発明の効果】上述したように、本発明電線は低風騒
音、低コロナ騒音、難着雪効果が顕著であり、撚り合わ
せ工程がないので製造が容易で、導電材料の使用量が少
なく、従って安価に提供できる等、優れた効果を有する
ものである。
音、低コロナ騒音、難着雪効果が顕著であり、撚り合わ
せ工程がないので製造が容易で、導電材料の使用量が少
なく、従って安価に提供できる等、優れた効果を有する
ものである。
【図1】本発明に係わる架空送電線の第1の実施形態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】本発明に係わる架空送電線の第2の実施形態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】本発明に係わる屋内配電線を示す断面図であ
る。
る。
【図4】本発明に係わる架空地線の第1の実施形態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図5】本発明に係わる架空地線の第2の実施形態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図6】従来の代表的な架空電線を示す断面図である。
1、21、31、41、51 コア部材 2、22、32、42、52 溝 3、23、33、43、53 導電部材 44 鋼部材 56 光ファイバケーブル
Claims (2)
- 【請求項1】 長手方向に略直線状の複数個の溝を設け
たコア部材と、該コア部材の溝に嵌合係止してなる導電
部材とで構成したことを特徴とする電線。 - 【請求項2】 長手方向に略直線状の複数個の溝を設け
たコア部材と、該コア部材の溝に嵌合係止してなる導電
部材とからなり、その外周を絶縁体で被覆してなること
を特徴とする電線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15826798A JPH11353946A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 電 線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15826798A JPH11353946A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 電 線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11353946A true JPH11353946A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15667885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15826798A Pending JPH11353946A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 電 線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11353946A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111768935A (zh) * | 2020-07-03 | 2020-10-13 | 江苏荣宜电缆有限公司 | 一种基于复合阻水材料的联锁式铠装阻水电缆的制备方法 |
-
1998
- 1998-06-08 JP JP15826798A patent/JPH11353946A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111768935A (zh) * | 2020-07-03 | 2020-10-13 | 江苏荣宜电缆有限公司 | 一种基于复合阻水材料的联锁式铠装阻水电缆的制备方法 |
CN111768935B (zh) * | 2020-07-03 | 2021-10-08 | 江苏荣宜电缆有限公司 | 一种基于复合阻水材料的联锁式铠装阻水电缆的制备方法 |
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