JPH11353111A - ジョイスティック - Google Patents

ジョイスティック

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JPH11353111A
JPH11353111A JP10159580A JP15958098A JPH11353111A JP H11353111 A JPH11353111 A JP H11353111A JP 10159580 A JP10159580 A JP 10159580A JP 15958098 A JP15958098 A JP 15958098A JP H11353111 A JPH11353111 A JP H11353111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
calibration
output
stick
computer
Prior art date
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Pending
Application number
JP10159580A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukito Nagase
裕機人 長瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Plug and Play機能を有するジ
ョイスティックにおいて、実行中のソフトウエアを中断
することなく、キャリブレーション作業が行えるジョイ
スティックの提供を課題とする。また、キャリブレーシ
ョン作業の方法がソフトウエアに依存せず、どのソフト
ウエアに対しても同様の手順で行えることも課題とす
る。 【解決手段】 スティック角度検出部5とコネクタ2と
の間に、図示されないコンピュータへの出力が適切な値
となるよう校正を行うキャリブレーション装置6を設け
た構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータの入
力装置のひとつであるジョイスティックに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】USBのように活線挿抜が可能で、ソフ
トウエアの設定が自動的行われ、接続して即時に使用可
能となるPlug and Play機能を利用したジ
ョイスティックの場合、ゲームなどのソフトウエアが動
作している状態であっても、接続してすぐに使用できる
ことが好ましい。しかし、実際には接続されたジョイス
ティックのアナログ部の検出値に誤差変動が生じること
があるので、接続後においては、使用前にそのジョイス
ティックからの入力値がソフトウエアにとって適切な値
となるように校正作業(キャリブレーション作業)が必
要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のジョイ
スティックは、以下のような問題を有している。すなわ
ち、キャリブレーション作業はコンピュータのソフトウ
エアによって行われるため、キャリブレーション用のソ
フトウエアを実行するために、まず動作中のソフトウエ
アの実行を一時中断しなければならないという問題であ
る。また、キャリブレーション作業の方法は使用するソ
フトウェアによって異なるので、複数のソフトウェアを
使用する場合、各ソフトウェア毎に異なった手順でキャ
リブレーション作業を行う手間が要求されるという問題
も有していた。
【0004】本発明は、上記事情を鑑みてなされたもの
であって、下記をその目的とする。すなわち、実行中の
ソフトウエアを中断することなく、キャリブレーション
作業が行えるジョイスティックの提供を目的とする。ま
た、キャリブレーション作業の方法がソフトウエアに依
存せず、どのソフトウエアに対しても同様の手順で行え
るようにすることも目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のジョイスティッ
クは、上記課題を解決するために以下の手段を採用し
た。すなわち、請求項1記載のジョイスティックは、入
力操作を行う操作スティックと、該操作スティックの操
作角度に応じた出力を出すスティック角度検出部と、コ
ンピュータへの接続部であるコネクタとを備えたジョイ
スティックにおいて、前記スティック角度検出部と前記
コネクタとの間には、前記コンピュータに接続された状
態で、該コンピュータへの出力が適切な値となるよう校
正を行うキャリブレーション装置が設けられ、該キャリ
ブレーション装置は、校正作業時においては前記スティ
ック角度検出部の出力の最大値と最小値と中間値とを記
録し、かつ通常使用時においてはこれらをもとに前記ス
ティック角度検出部の出力を校正済みの値に変換する検
出値変換部と、通常使用時において前記コネクタに前記
検出値変換部からの前記校正済みの値を送る信号線スイ
ッチと、これら検出値変換部と信号線スイッチとを校正
作業状態または通常使用状態へ切り替えるキャリブレー
ションボタンとを備えてなることを特徴とする。
【0006】上記請求項1記載のジョイスティックによ
れば、キャリブレーション作業は、ジョイスティックが
コンピュータに接続された状態で行われる。また、この
キャリブレーション作業には、コンピュータのソフトウ
ェアは使用せず、キャリブレーション装置を使用する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図1に示すように、本発
明のジョイスティックは、入力操作を行う図示されない
操作スティックと、該操作スティックの操作角度に応じ
た出力を出すスティック角度検出部5と、図示されない
コンピュータへの接続部であるコネクタ2とを備えたジ
ョイスティックにおいて、スティック角度検出部5とコ
ネクタ2との間には、前記コンピュータに接続された状
態で、該コンピュータへの出力が適切な値となるよう校
正を行うキャリブレーション装置6とが設けられてい
る。
【0008】このキャリブレーション装置6は、校正作
業時においてはスティック角度検出部5の出力の最大値
と最小値と中間値とを記録し、かつ通常使用時において
はこれらをもとにスティック角度検出部5の出力を校正
済みの値に変換する検出値変換部4と、通常使用時にお
いてコネクタ2に検出値変換部4からの前記校正済みの
値を送る信号線スイッチ3と、これら検出値変換部4と
信号線スイッチ3とを校正作業状態または通常使用状態
へ切り替えるキャリブレーションボタン1とを備えて構
成されている。
【0009】図1、2を参照して実施例の動作を説明す
る。まずはじめに、キャリブレーション作業における動
作を説明し、次に、キャリブレーション作業後の通常使
用時における動作について説明する。まず、キャリブレ
ーション作業は、キャリブレーションボタン1を押下す
る(ステップA1)ことで開始され、これにより、信号
線スイッチ3が切り替わり、コネクタ2に対して一定の
値を出力する(ステップB1)。通常、この一定値は前
記操作スティックの中立位置の値として期待される値と
する。同時に、検出値変換部4がリセット(ステップC
1)される。この状態で前記操作スティックを動作可能
範囲の最大最小位置に移動させることで、この操作ステ
ィックの角度が最大最小となったときのスティック角度
検出部5の出力値が、検出値変換部4に記憶される(ス
テップC2)。
【0010】そして、今度は、前記操作スティックに力
を加えないニュートラルな位置に戻してから、キャリブ
レーションボタン1をはなす(ステップA2)。する
と、検出値変換部4は、キャリブレーションボタン1か
らのリリース信号を受けるとともに、スティック角度検
出部5からの入力を中立位置の値として記憶する(ステ
ップC3)。同時に、信号線スイッチ3は検出値変換部
4からの入力をコネクタ2へと伝達する(ステップB
2)。
【0011】次に、上記キャリブレーション作業後の通
常使用時の動作について説明する。検出値変換部4は、
スティック角度検出部5からの入力に対して、コンピュ
ータ上のソフトウエアが期待する値となるように以下の
ような計算式を用いて適切な値に変換してから出力する
(ステップC4)。なお、この変換は、スティック角度
検出部5からの出力値と、キャリブレーション作業で得
られた中立位置の値との大小の比較により、二つの計算
式を使い分けることになる。
【0012】すなわち、スティック角度検出部5からの
出力値が、キャリブレーション作業時に検出値変換部4
が記憶した中立位置の値よりも小さいときには、下式を
使用する。ここで、Yは検出調整部4からの校正変換済
み出力値を示し、Aは、スティック角度検出部5からの
入力を示し、Bは、キャリブレーション作業中に記憶し
た最小値を示し、Cは、期待される中立位置の値を示
し、Dは、期待される最小値を示し、Eは、キャリブレ
ーション作業中に記憶した中立位置の値を示す。
【0013】 Y=(A−B)×(C−D)/(E−B)+D
【0014】また、スティック角度検出部5からの出力
値が、キャリブレーション作業時に検出値変換部4が記
憶した中立位置の値よりも大きいときには、下式を使用
する。ここで、AからEは上式のものに同じであり、F
は期待される最大値を示し、Gはキャリブレーション作
業中に記憶した最大値を示す。
【0015】 Y=(A−E)×(F−C)/(G−E)+C
【0016】上記構成のキャリブレーション装置6を装
備したことで、実行中のソフトウエアを中断することな
く、キャリブレーションを行うことが可能となる。ま
た、キャリブレーションの方法がソフトウエアに依存し
ないので、どのソフトウエアに対しても同様の手順でキ
ャリブレーションを行うことが可能となる。
【0017】なお、上記実施の形態においては、キャリ
ブレーションボタン1が押下されることでステップA1
が行われ、離されることでステップA2が行われるもの
としたが、コネクタ2を前記コンピュータに接続するこ
とでステップA1を自動的に開始し、最後にキャリブレ
ーションボタン1を押下することでステップA2が行わ
れるような構成としても良い。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のジョイ
スティックによれば、実行中のソフトウエアを中断する
ことなく、キャリブレーション作業を行うことが可能と
なる。また、キャリブレーション作業の方法はソフトウ
エアに依存しないので、どのソフトウエアに対しても同
様の手順でキャリブレーションを行うことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す図であって、ジョ
イスティックのブロック構成図である。
【図2】 同ジョイスティックの動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1・・・キャリブレーションボタン 2・・・コネクタ 3・・・信号線スイッチ 4・・・検出値変換部 5・・・スティック角度検出部 6・・・キャリブレーション装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力操作を行う操作スティックと、該操
    作スティックの操作角度に応じた出力を出すスティック
    角度検出部と、コンピュータへの接続部であるコネクタ
    とを備えたジョイスティックにおいて、 前記スティック角度検出部と前記コネクタとの間には、
    前記コンピュータに接続された状態で、該コンピュータ
    への出力が適切な値となるよう校正を行うキャリブレー
    ション装置が設けられ、 該キャリブレーション装置は、校正作業時においては前
    記スティック角度検出部の出力の最大値と最小値と中間
    値とを記録し、かつ通常使用時においてはこれらをもと
    に前記スティック角度検出部の出力を校正済みの値に変
    換する検出値変換部と、通常使用時において前記コネク
    タに前記検出値変換部からの前記校正済みの値を送る信
    号線スイッチと、これら検出値変換部と信号線スイッチ
    とを校正作業状態または通常使用状態へ切り替えるキャ
    リブレーションボタンとを備えてなることを特徴とする
    ジョイスティック。
JP10159580A 1998-06-08 1998-06-08 ジョイスティック Pending JPH11353111A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10159580A JPH11353111A (ja) 1998-06-08 1998-06-08 ジョイスティック

Applications Claiming Priority (1)

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JP10159580A JPH11353111A (ja) 1998-06-08 1998-06-08 ジョイスティック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11353111A true JPH11353111A (ja) 1999-12-24

Family

ID=15696826

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10159580A Pending JPH11353111A (ja) 1998-06-08 1998-06-08 ジョイスティック

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JP (1) JPH11353111A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110960851A (zh) * 2019-12-26 2020-04-07 东莞东聚电子电讯制品有限公司 一种游戏手柄摇杆自动校准机构及其校准方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20010911