JPH11351764A - 熱交換器およびその製造方法 - Google Patents

熱交換器およびその製造方法

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Publication number
JPH11351764A
JPH11351764A JP17673098A JP17673098A JPH11351764A JP H11351764 A JPH11351764 A JP H11351764A JP 17673098 A JP17673098 A JP 17673098A JP 17673098 A JP17673098 A JP 17673098A JP H11351764 A JPH11351764 A JP H11351764A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
processing liquid
heat
heat exchange
liquid storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP17673098A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Tateno
一博 舘野
Takeshi Yoneda
剛 米田
Hajime Abe
元 安部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miura Co Ltd
Original Assignee
Miura Co Ltd
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Publication date
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】設置スペースが小さくてコンパクトな構成の熱
交換器およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 ケーシング本体4内に熱交換体5を収容
する熱交換部2を設けるとともに、前記熱交換体5と連
通する処理液貯留部3を設けたことを特徴としている。
また、前記ケーシング本体4の製造方法は、前記ケーシ
ング本体4の側面部を左右に分割して分割体6,7を形
成し、この両分割体6,7を一体的に密封形成すること
を特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱交換器に関す
るもので、さらに詳しくは、処理液貯留部を備えた熱交
換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱交換器と処理液タンクは、図3
に示すように、別部材として配置されている。すなわ
ち、熱交換器31と処理液タンク32との間を循環ポン
プ33を備えた負荷側配管34で接続するとともに、前
記熱交換器31と媒液供給部(図示省略)との間を媒液
循環路35で接続した構成となっている。そのため、前
記熱交換器31と処理液タンク32を設置するためのス
ペースが大きくなる。たとえば、脱気装置に用いる水封
式真空ポンプの封水を冷却するための封水タンクと熱交
換器は、設置スペースの小さいコンパクトな熱交換器が
要求されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記問題
点に鑑み、設置スペースが小さくてコンパクトに構成し
た熱交換器およびその製造方法を提供することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたものであって、請求項1に記載
の発明は、ケーシング本体内に熱交換体を収容する熱交
換部を設けるとともに、前記熱交換体と連通する処理液
貯留部を設けたことを特徴としている。
【0005】請求項2に記載の発明は、前記処理液貯留
部が、前記熱交換部の上方に配置されていることを特徴
としている。
【0006】請求項3に記載の発明は、前記熱交換部に
被処理液入口および被処理液出口を設け、前記処理液貯
留部に処理液入口および処理液出口を設けるとともに、
前記処理液出口と前記熱交換体の液体入口とを連通した
ことを特徴としている。
【0007】請求項4に記載の発明は、前記熱交換体
が、エンボス鋼板と平板鋼板または前記エンボス鋼板同
士で一体形成され、この両鋼板間の中空部を液体が流通
するように構成したものであることを特徴としている。
【0008】請求項5に記載の発明は、前記熱交換体
が、複数個連通した状態で前記熱交換部内に収容されて
いることを特徴としている。
【0009】さらに、請求項6に記載の発明は、請求項
1または請求項2に記載の熱交換器の製造方法であっ
て、ケーシング本体の側面部を左右に分割して分割体を
形成し、この両分割体を一体的に密封形成することを特
徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明すると、この発明の熱交換器は、ケーシング
本体内に熱交換体を収容する熱交換部を設けるととも
に、前記熱交換体と連通する処理液貯留部を設けた構成
の熱交換器において実現される。また、前記熱交換器の
製造方法は、前記ケーシング本体の側面部を左右に分割
して分割体を形成し、この両分割体を一体的に密封形成
することにより実現される。
【0011】前記ケーシング本体は、たとえば合成樹脂
等で成形されたものであって、上部に前記処理液貯留部
を形成し、下部に前記熱交換部が形成されている。そし
て、前記処理液貯留部と前記熱交換体とを連通する接続
パイプを設けるとともに、前記熱交換部に被処理液入口
および被処理液出口を設けている。また、前記処理液貯
留部を前記熱交換部の上方に形成したので、たとえば処
理液として、水封式真空ポンプの封水を循環させて使用
するときの封水冷却時において、前記処理液貯留部の上
方に小孔を設けることにより、封水中に混入している気
体を分離することができる。
【0012】前記熱交換体は、液体流路を形成するエン
ボス鋼板を2枚適宜の手段で封着したプレート式熱交換
器であって、この熱交換体を複数枚ヘッダーを介して並
列に連結し、上部に液体入口を形成するとともに下部に
液体出口を形成した構成となっている。
【0013】前記熱交換器の組立は、前記ケーシング本
体のいずれか一方の分割体(処理水入口のない方)の所
定位置に、前記液体入口および液体出口の挿入部を開口
し、この両開口部に液体入口部材および液体出口部材を
介して前記熱交換体を前記熱交換部内に装着する。そし
て、他方の分割体を前記一方の分割体に重合した後、適
宜の手段(ボルトで締付等)で封着する。
【0014】以上のように、この発明によれば、ケーシ
ング本体内に熱交換体を収容する熱交換部を設けるとと
もに、前記熱交換体と連通する処理液貯留部を一体的に
構成した熱交換器であるので、コンパクトで設置スペー
スも小さくすることができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は、この発明の第一実施例の
構成を概略的に示す断面説明図であり、図2は、図1の
正面説明図である。
【0016】図1および図2において、この発明の熱交
換器1は、熱交換体5を収容する熱交換部2と処理液貯
留部3とを備えたケーシング本体4により構成されてい
る。
【0017】前記ケーシング本体4は、図1および図2
に示すように、たとえば合成樹脂で成形されたものであ
って、上部に前記処理液貯留部3を形成し、下部に前記
熱交換体5を収容する前記熱交換部2が形成されてい
る。このケーシング本体4の製造方法は、図1に示すよ
うに、前記ケーシング本体4の側面部における幅方向の
中心線を中心として左分割体6と右分割体7とにそれぞ
れ分割成形し、この左分割体6と右分割体7を一体的に
密封形成するようにしている。また、前記処理液貯留部
3を前記熱交換部2の上方に形成したので、たとえば処
理液として、水封式真空ポンプの封水を循環させて使用
するときの封水冷却時において、前記処理液貯留部3の
上方に小孔を設けることにより、封水中に混入している
気体を分離することができる。
【0018】前記熱交換体5は、液体流路を形成する2
枚のエンボス鋼板8の周縁を適宜の手段(たとえば、シ
ーム溶接または密着等)で封着したプレート式熱交換器
である。この実施例においては、前記熱交換体5を5個
それぞれ上部,下部ヘッダー9,10を介して並列に連
結している。そして、前記上部ヘッダー9に液体入口部
材11を装着して前記熱交換体5への液体入口(符号省
略)としている。また、前記下部ヘッダー10に液体出
口部材12を装着して前記熱交換体5からの液体出口
(符号省略)とした構成となっている。
【0019】前記右分割体7には、図1に示すように、
前記処理液貯留部3に対応する所定位置に処理液入口1
3を開口し、前記熱交換部2に対応する所定位置に被処
理液入口14および被処理液出口15をそれぞれ開口し
ている。一方、左分割体6には、図1に示すように、前
記処理液貯留部3に対応する所定位置に処理液出口16
を開口し、前記熱交換部2に対応する所定位置に、前記
熱交換体5の液体入口部材11および液体出口部材12
を挿入する第一挿入孔17,第二挿入孔18がそれぞれ
開口している。そして、前記処理液出口16と前記液体
入口部材11とは、接続パイプ19を介して連通してい
る。
【0020】前記熱交換器1の組立は、前記左分割体6
の前記熱交換部2に開口した前記第一,第二挿入孔1
7,18に前記熱交換体5の前記液体入口部材11およ
び前記液体出口部材12をそれぞれ挿入し、適宜の手段
で固定する。そして、前記左分割体6と前記右分割体7
とを適宜の手段(たとえば、ボルトで固定)で密封す
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ケーシング本体内に熱交換体を収容する熱交換部を
設けるとともに、前記熱交換体と連通する処理液貯留部
を設けた構成の熱交換器であるので、従来の熱交換器の
構成に比し、大幅にコンパクト化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施した熱交換器の構成を概略的に
示す断面説明図である。
【図2】図1に示した熱交換器を正面より見た説明図で
ある。
【図3】従来の熱交換器の構成を概略的に示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 熱交換器 2 熱交換部 3 処理液貯留部 4 ケーシング本体 5 熱交換体 6 左分割体 7 右分割体 8 エンボス鋼板 13 処理液入口 14 被処理液入口 15 被処理液出口 16 処理液出口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング本体4内に熱交換体5を収容
    する熱交換部2を設けるとともに、前記熱交換体5と連
    通する処理液貯留部3を設けたことを特徴とする熱交換
    器。
  2. 【請求項2】 前記処理液貯留部3が、前記熱交換部2
    の上方に配置されていることを特徴とする請求項1に記
    載の熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記熱交換部2に被処理液入口14およ
    び被処理液出口15を設け、前記処理液貯留部3に処理
    液入口13および処理液出口16を設けるとともに、前
    記処理液出口16と前記熱交換体5の液体入口とを連通
    したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記熱交換体5が、エンボス鋼板8と平
    板鋼板または前記エンボス鋼板8同士で一体形成され、
    この両鋼板間の中空部を液体が流通するように構成した
    ものであることを特徴とする請求項1 から請求項3のい
    ずれかに記載の熱交換器。
  5. 【請求項5】 前記熱交換体5が、複数個連通した状態
    で前記熱交換部2内に収容されていることを特徴とする
    請求項1から請求項4のいずれかに記載の熱交換器。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の熱交換器の製造方法で
    あって、ケーシング本体4の側面部を左右に分割して分
    割体6,7を形成し、この両分割体6,7を一体的に密
    封形成することを特徴とする熱交換器の製造方法。
JP17673098A 1998-06-08 1998-06-08 熱交換器およびその製造方法 Pending JPH11351764A (ja)

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JP17673098A JPH11351764A (ja) 1998-06-08 1998-06-08 熱交換器およびその製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005515390A (ja) * 2002-01-17 2005-05-26 ヨーク リフリッジレイション アンパーツゼルスカブ 一体式熱交換器を有する浸水式蒸発器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005515390A (ja) * 2002-01-17 2005-05-26 ヨーク リフリッジレイション アンパーツゼルスカブ 一体式熱交換器を有する浸水式蒸発器

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