JPH11351043A - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents
内燃機関の燃料噴射制御装置Info
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- JPH11351043A JPH11351043A JP15947898A JP15947898A JPH11351043A JP H11351043 A JPH11351043 A JP H11351043A JP 15947898 A JP15947898 A JP 15947898A JP 15947898 A JP15947898 A JP 15947898A JP H11351043 A JPH11351043 A JP H11351043A
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- fuel
- pressure
- fuel injection
- injection valve
- auxiliary
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/30—Controlling fuel injection
- F02D41/3094—Controlling fuel injection the fuel injection being effected by at least two different injectors, e.g. one in the intake manifold and one in the cylinder
Abstract
(57)【要約】
【課題】内燃機関の燃焼室に燃料噴射する主燃料噴射弁
とは別に吸気通路に燃料噴射する補助燃料噴射弁への燃
圧の脈動の影響を回避する。 【解決手段】高圧燃料ポンプ１０の吐出行程毎に余剰燃
料を燃料吸入側に戻すことにより主燃料噴射弁４の燃料
噴射圧力を調整する高圧レギュレータ１１の燃料戻し口
と、吸気通路３に燃料噴射する補助燃料噴射弁５への燃
料供給配管２３の接続口との間の燃料配管２４に燃料フ
ィルタ２５を介装し、該燃料フィルタ２５によって余剰
燃料の戻しにより発生する燃圧の脈動の補助燃料噴射弁
５への影響を抑制する。
とは別に吸気通路に燃料噴射する補助燃料噴射弁への燃
圧の脈動の影響を回避する。 【解決手段】高圧燃料ポンプ１０の吐出行程毎に余剰燃
料を燃料吸入側に戻すことにより主燃料噴射弁４の燃料
噴射圧力を調整する高圧レギュレータ１１の燃料戻し口
と、吸気通路３に燃料噴射する補助燃料噴射弁５への燃
料供給配管２３の接続口との間の燃料配管２４に燃料フ
ィルタ２５を介装し、該燃料フィルタ２５によって余剰
燃料の戻しにより発生する燃圧の脈動の補助燃料噴射弁
５への影響を抑制する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料ポンプの吐出
行程毎の余剰燃料戻し量を制御することにより燃料ギャ
ラリ内の燃料圧力を制御しつつ、該燃料ギャラリから供
給された燃料を燃焼室内に直接噴射する主燃料噴射弁と
は別に、吸気通路内に燃料を噴射可能な補助燃料噴射弁
を所定の運転条件にて作動させて、機関への燃料供給を
主燃料噴射弁と補助燃料噴射弁とに分担させる構成を有
した燃料噴射制御装置に関する。
行程毎の余剰燃料戻し量を制御することにより燃料ギャ
ラリ内の燃料圧力を制御しつつ、該燃料ギャラリから供
給された燃料を燃焼室内に直接噴射する主燃料噴射弁と
は別に、吸気通路内に燃料を噴射可能な補助燃料噴射弁
を所定の運転条件にて作動させて、機関への燃料供給を
主燃料噴射弁と補助燃料噴射弁とに分担させる構成を有
した燃料噴射制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、直噴火花点火式内燃機関が注目さ
れており、このものでは、機関運転条件に応じて、燃焼
方式を切換制御、すなわち、吸気行程にて燃料を噴射す
ることにより、燃焼室内に燃料を拡散させ均質の混合気
を形成して行う均質燃焼と、圧縮行程にて燃料を噴射す
ることにより、点火栓回りに集中的に層状の混合気を形
成して行う成層燃焼とに切換制御するのが一般的である
（特開昭５９−３７２３６号公報参照）。
れており、このものでは、機関運転条件に応じて、燃焼
方式を切換制御、すなわち、吸気行程にて燃料を噴射す
ることにより、燃焼室内に燃料を拡散させ均質の混合気
を形成して行う均質燃焼と、圧縮行程にて燃料を噴射す
ることにより、点火栓回りに集中的に層状の混合気を形
成して行う成層燃焼とに切換制御するのが一般的である
（特開昭５９−３７２３６号公報参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
直噴火花点火式内燃機関において、燃焼室内に直接燃料
を噴射する主燃料噴射弁とは別に、吸気通路内に燃料を
噴射可能な補助燃料噴射弁を設け、所定の運転条件（少
なくとも均質燃焼時）にて補助燃料噴射弁を作動させ
て、機関への燃料供給を主燃料噴射弁と補助燃料噴射弁
とに分担させることが考えられている。
直噴火花点火式内燃機関において、燃焼室内に直接燃料
を噴射する主燃料噴射弁とは別に、吸気通路内に燃料を
噴射可能な補助燃料噴射弁を設け、所定の運転条件（少
なくとも均質燃焼時）にて補助燃料噴射弁を作動させ
て、機関への燃料供給を主燃料噴射弁と補助燃料噴射弁
とに分担させることが考えられている。
【０００４】これは、次のような効果を狙ったものであ
る。 （１）高回転・高負荷に代表される燃料噴射量不足領域
の解消 （２）均質吸気による燃焼の改善（高回転・高負荷領域
では、筒内噴射から点火までの時間（気化時間）が短く
なるため、予め吸気通路内で均質化（均質混合気化）さ
れた燃料を供給し、筒内の均質化を図る） （３）吸気冷却による体積効率の向上（吸気通路内で気
化潜熱を奪い、吸入効率を向上させる）。
る。 （１）高回転・高負荷に代表される燃料噴射量不足領域
の解消 （２）均質吸気による燃焼の改善（高回転・高負荷領域
では、筒内噴射から点火までの時間（気化時間）が短く
なるため、予め吸気通路内で均質化（均質混合気化）さ
れた燃料を供給し、筒内の均質化を図る） （３）吸気冷却による体積効率の向上（吸気通路内で気
化潜熱を奪い、吸入効率を向上させる）。
【０００５】かかる機関では、燃焼方式の切換に応じて
燃料噴射時期におけるシリンダ内圧力が異なるため、こ
れに応じて主燃料噴射弁からの燃料噴射圧力を切り換え
る必要がある。また、燃焼方式の切換以外でも機関運転
条件に応じて所望の燃料噴射圧力に制御することが要求
されている。一方、前記補助燃料噴射弁からの燃料噴射
は吸気通路になされるため、一定の低圧に調整すればよ
い。
燃料噴射時期におけるシリンダ内圧力が異なるため、こ
れに応じて主燃料噴射弁からの燃料噴射圧力を切り換え
る必要がある。また、燃焼方式の切換以外でも機関運転
条件に応じて所望の燃料噴射圧力に制御することが要求
されている。一方、前記補助燃料噴射弁からの燃料噴射
は吸気通路になされるため、一定の低圧に調整すればよ
い。
【０００６】この要求を満たすため、低圧燃料ポンプか
ら吐出され低圧レギュレータによって調圧された燃料を
補助燃料噴射弁に供給すると共に、該調圧された燃料を
高圧燃料ポンプに供給し、該高圧燃料ポンプの吐出行程
毎に開閉時間を制御されるプレッシャレギュレータを介
して余剰燃料を燃料吸入側に戻しつつ燃料吐出側から燃
料ギャラリに供給される毎回の燃料供給量を制御するこ
とにより、該燃料ギャラリ内の燃料圧力を目標値に制御
し、該燃料ギャラリ内から供給された燃料を前記主燃料
噴射弁から燃焼室内に噴射供給させるようにした燃圧制
御装置を備えたものがある。
ら吐出され低圧レギュレータによって調圧された燃料を
補助燃料噴射弁に供給すると共に、該調圧された燃料を
高圧燃料ポンプに供給し、該高圧燃料ポンプの吐出行程
毎に開閉時間を制御されるプレッシャレギュレータを介
して余剰燃料を燃料吸入側に戻しつつ燃料吐出側から燃
料ギャラリに供給される毎回の燃料供給量を制御するこ
とにより、該燃料ギャラリ内の燃料圧力を目標値に制御
し、該燃料ギャラリ内から供給された燃料を前記主燃料
噴射弁から燃焼室内に噴射供給させるようにした燃圧制
御装置を備えたものがある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記燃圧制
御装置を備えたものでは、前記補助燃料噴射弁は、低圧
で吸気通路内に燃料噴射するものであるため、該補助燃
料噴射弁への燃料供給配管は、前記高圧レギュレータに
よる余剰燃料の戻し口より上流の燃料配管に接続されて
いる。
御装置を備えたものでは、前記補助燃料噴射弁は、低圧
で吸気通路内に燃料噴射するものであるため、該補助燃
料噴射弁への燃料供給配管は、前記高圧レギュレータに
よる余剰燃料の戻し口より上流の燃料配管に接続されて
いる。
【０００８】しかしながら、上記システムにおいては、
高圧燃料ポンプの吐出行程毎に余剰燃料が燃料吸入側に
戻されるため、該戻し口上流の燃料配管には燃圧の脈動
を生じ、低圧で燃料噴射する補助燃料噴射弁は、該燃圧
の脈動の影響を大きく受けてしまい、噴射量や噴霧角が
変動し安定した燃料噴射を行うことができず、ひいては
燃焼性能が損なわれることがあった。
高圧燃料ポンプの吐出行程毎に余剰燃料が燃料吸入側に
戻されるため、該戻し口上流の燃料配管には燃圧の脈動
を生じ、低圧で燃料噴射する補助燃料噴射弁は、該燃圧
の脈動の影響を大きく受けてしまい、噴射量や噴霧角が
変動し安定した燃料噴射を行うことができず、ひいては
燃焼性能が損なわれることがあった。
【０００９】本発明は、このような従来の課題に着目し
てなされたもので、上記燃圧制御装置を備えた燃料噴射
制御装置において、補助燃料噴射弁への燃圧の脈動の影
響を回避して補助燃料噴射弁から安定した燃料噴射がで
きるようにした内燃機関の燃料噴射制御装置を提供する
ことを目的とする。
てなされたもので、上記燃圧制御装置を備えた燃料噴射
制御装置において、補助燃料噴射弁への燃圧の脈動の影
響を回避して補助燃料噴射弁から安定した燃料噴射がで
きるようにした内燃機関の燃料噴射制御装置を提供する
ことを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】このため、請求項１に係
る発明は、図１に示すように、低圧燃料ポンプから吐出
され低圧レギュレータによって調圧された燃料を高圧燃
料ポンプに供給し、該高圧燃料ポンプの吐出行程毎に開
閉時間を制御される高圧レギュレータを介して余剰燃料
を燃料吸入側に戻しつつ燃料吐出側から燃料ギャラリに
供給される毎回の燃料供給量を制御することにより、前
記燃料ギャラリ内の燃料圧力を目標値に制御する燃圧制
御手段を備える一方、前記燃料ギャラリから供給された
燃料を燃焼室内に直接噴射する主燃料噴射弁と、前記低
圧レギュレータから供給された燃料を吸気通路内に噴射
可能な補助燃料噴射弁と、所定の運転条件にて補助燃料
噴射弁を作動させて機関への燃料供給を主燃料噴射弁と
補助燃料噴射弁とに分担させる切換制御手段と、を備え
た直噴火花点火式内燃機関の燃料噴射制御装置におい
て、前記余剰燃料の燃料吸入側への戻し口より上流の燃
料配管に燃料ポンプの吐出行程毎に発生する燃圧の脈動
を低減する燃圧脈動低減手段を配設し、該燃圧脈動低減
手段より上流側の燃料配管に補助燃料噴射弁への燃料供
給配管を接続したことを特徴とする。
る発明は、図１に示すように、低圧燃料ポンプから吐出
され低圧レギュレータによって調圧された燃料を高圧燃
料ポンプに供給し、該高圧燃料ポンプの吐出行程毎に開
閉時間を制御される高圧レギュレータを介して余剰燃料
を燃料吸入側に戻しつつ燃料吐出側から燃料ギャラリに
供給される毎回の燃料供給量を制御することにより、前
記燃料ギャラリ内の燃料圧力を目標値に制御する燃圧制
御手段を備える一方、前記燃料ギャラリから供給された
燃料を燃焼室内に直接噴射する主燃料噴射弁と、前記低
圧レギュレータから供給された燃料を吸気通路内に噴射
可能な補助燃料噴射弁と、所定の運転条件にて補助燃料
噴射弁を作動させて機関への燃料供給を主燃料噴射弁と
補助燃料噴射弁とに分担させる切換制御手段と、を備え
た直噴火花点火式内燃機関の燃料噴射制御装置におい
て、前記余剰燃料の燃料吸入側への戻し口より上流の燃
料配管に燃料ポンプの吐出行程毎に発生する燃圧の脈動
を低減する燃圧脈動低減手段を配設し、該燃圧脈動低減
手段より上流側の燃料配管に補助燃料噴射弁への燃料供
給配管を接続したことを特徴とする。
【００１１】かかる構成によると、高圧燃料ポンプの吐
出行程毎に余剰燃料が高圧レギュレータにより燃料吸入
側に戻されることにより、該戻し口より下流側の燃料配
管に燃圧の脈動を生じるが、該燃圧の脈動が燃圧脈動低
減手段により低減され、上流側に燃料供給配管を接続し
た補助燃料噴射弁への燃圧の脈動の影響が軽減される。
出行程毎に余剰燃料が高圧レギュレータにより燃料吸入
側に戻されることにより、該戻し口より下流側の燃料配
管に燃圧の脈動を生じるが、該燃圧の脈動が燃圧脈動低
減手段により低減され、上流側に燃料供給配管を接続し
た補助燃料噴射弁への燃圧の脈動の影響が軽減される。
【００１２】また、請求項２に係る発明は、前記燃圧脈
動低減手段は、容積拡張部分により形成されることを特
徴とする。かかる構成によると、容積拡張部分による膨
張機能により燃圧の脈動が平滑化されて低減する。ま
た、請求項３に係る発明は、前記容積拡張部分は、燃料
フィルタ又は燃料ダンパであることを特徴とする。
動低減手段は、容積拡張部分により形成されることを特
徴とする。かかる構成によると、容積拡張部分による膨
張機能により燃圧の脈動が平滑化されて低減する。ま
た、請求項３に係る発明は、前記容積拡張部分は、燃料
フィルタ又は燃料ダンパであることを特徴とする。
【００１３】かかる構成によると、燃料フィルタ又は燃
料ダンパにおける膨張機能により燃圧の脈動が平滑化さ
れて低減する。また、請求項４に係る発明は、前記燃圧
脈動低減手段は、燃料の絞り部分により形成されること
を特徴とする。
料ダンパにおける膨張機能により燃圧の脈動が平滑化さ
れて低減する。また、請求項４に係る発明は、前記燃圧
脈動低減手段は、燃料の絞り部分により形成されること
を特徴とする。
【００１４】かかる構成によると、燃料の絞り部分で燃
圧の脈動の上流側への伝達が遮断されることにより、補
助燃料噴射弁への脈動の影響が抑制される。
圧の脈動の上流側への伝達が遮断されることにより、補
助燃料噴射弁への脈動の影響が抑制される。
【００１５】
【発明の効果】請求項１に係る発明によると、燃圧脈動
低減手段により補助燃料噴射弁への燃圧の脈動の影響が
軽減されるので、安定した燃圧で燃料噴射量，噴霧角の
変動無く補助燃料噴射弁から燃料噴射することができ、
良好な燃料噴射制御を行うことができる。
低減手段により補助燃料噴射弁への燃圧の脈動の影響が
軽減されるので、安定した燃圧で燃料噴射量，噴霧角の
変動無く補助燃料噴射弁から燃料噴射することができ、
良好な燃料噴射制御を行うことができる。
【００１６】請求項２に係る発明によると、容積拡張部
分を設けることにより燃圧の脈動を平滑化して低減する
ことができ、以て補助燃料噴射弁への燃圧の脈動の影響
を軽減できる。請求項３に係る発明によると、容積拡張
部分として燃料フィルタ又は燃料ダンパを設けることに
より燃圧の脈動を平滑化して低減することができ、以て
補助燃料噴射弁への燃圧の脈動の影響を軽減できる。ま
た、これら燃料フィルタや燃料ダンパは、燃料配管に通
常設置されるものであるから、その取付け位置を変更す
るだけで、新たに燃圧脈動低減手段を追加して設けるこ
となく、上記効果を得ることができる。
分を設けることにより燃圧の脈動を平滑化して低減する
ことができ、以て補助燃料噴射弁への燃圧の脈動の影響
を軽減できる。請求項３に係る発明によると、容積拡張
部分として燃料フィルタ又は燃料ダンパを設けることに
より燃圧の脈動を平滑化して低減することができ、以て
補助燃料噴射弁への燃圧の脈動の影響を軽減できる。ま
た、これら燃料フィルタや燃料ダンパは、燃料配管に通
常設置されるものであるから、その取付け位置を変更す
るだけで、新たに燃圧脈動低減手段を追加して設けるこ
となく、上記効果を得ることができる。
【００１７】請求項４に係る発明によると、燃料の絞り
部分を設けることにより燃圧の脈動の上流側への伝達を
遮断することができ、以て補助燃料噴射弁への燃圧の脈
動の影響を抑制できる。
部分を設けることにより燃圧の脈動の上流側への伝達を
遮断することができ、以て補助燃料噴射弁への燃圧の脈
動の影響を抑制できる。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て説明する。図２は一実施形態を示す内燃機関のシステ
ム図である。先ず、これについて説明する。車両に搭載
される内燃機関１の各気筒の燃焼室には、スロットル弁
２の制御を受けて、吸気通路（吸気マニホールド）３よ
り、空気が吸入される。
て説明する。図２は一実施形態を示す内燃機関のシステ
ム図である。先ず、これについて説明する。車両に搭載
される内燃機関１の各気筒の燃焼室には、スロットル弁
２の制御を受けて、吸気通路（吸気マニホールド）３よ
り、空気が吸入される。
【００１９】そして、各気筒毎に、燃焼室内に燃料（ガ
ソリン）を直接噴射するように、電磁式の主燃料噴射弁
４が設けられている。また、全気筒共通に、吸気マニホ
ールド３の集合部（コレクタ）に燃料を噴射して各気筒
に分配するように、電磁式の補助燃料噴射弁５が設けら
れている。主燃料噴射弁４は、コントロールユニット６
から機関回転に同期して各気筒の吸気行程又は圧縮行程
にて出力される噴射パルス信号によりソレノイドに通電
されて開弁し、所定の高圧力に調圧された燃料を噴射す
るようになっている。そして、噴射された燃料は、吸気
行程噴射の場合は燃焼室内に拡散して均質な混合気を形
成し、また圧縮行程噴射の場合は点火栓回りに集中的に
層状の混合気を形成し、点火栓により点火されて、燃焼
（均質燃焼又は成層燃焼）する。
ソリン）を直接噴射するように、電磁式の主燃料噴射弁
４が設けられている。また、全気筒共通に、吸気マニホ
ールド３の集合部（コレクタ）に燃料を噴射して各気筒
に分配するように、電磁式の補助燃料噴射弁５が設けら
れている。主燃料噴射弁４は、コントロールユニット６
から機関回転に同期して各気筒の吸気行程又は圧縮行程
にて出力される噴射パルス信号によりソレノイドに通電
されて開弁し、所定の高圧力に調圧された燃料を噴射す
るようになっている。そして、噴射された燃料は、吸気
行程噴射の場合は燃焼室内に拡散して均質な混合気を形
成し、また圧縮行程噴射の場合は点火栓回りに集中的に
層状の混合気を形成し、点火栓により点火されて、燃焼
（均質燃焼又は成層燃焼）する。
【００２０】補助燃料噴射弁５は、均質燃焼時の特定領
域で、又は成層燃焼と均質燃焼との切換えに同期して均
質燃焼時に、コントロールユニット６から機関回転に同
期して例えば１回転毎に出力される噴射パルス信号によ
りソレノイドに通電されて開弁し、所定の低圧力に調圧
された燃料を噴射するようになっている。そして、噴射
された燃料は吸気マニホールド３内である程度均質化し
て、各気筒へ分配される。
域で、又は成層燃焼と均質燃焼との切換えに同期して均
質燃焼時に、コントロールユニット６から機関回転に同
期して例えば１回転毎に出力される噴射パルス信号によ
りソレノイドに通電されて開弁し、所定の低圧力に調圧
された燃料を噴射するようになっている。そして、噴射
された燃料は吸気マニホールド３内である程度均質化し
て、各気筒へ分配される。
【００２１】コントロールユニット６は、ＣＰＵ、ＲＯ
Ｍ、ＲＡＭ、Ａ／Ｄ変換器及び入出力インターフェイス
等を含んで構成されるマイクロコンピュータを備え、各
種センサからの入力信号を受け、これに基づいて演算処
理して、主燃料噴射弁４及び補助燃料噴射弁５などの作
動を制御する。前記各種センサについては図示を省略し
たが、機関１のクランク軸又はカム軸回転を検出し、こ
れにより機関回転数ＮＥを検出可能なクランク角セン
サ、スロットル弁２上流で吸入空気量ＱＡを検出するエ
アフローメータ、スロットル弁２の開度ＴＶＯを検出す
るスロットルセンサ、機関１の冷却水温ＴＷを検出する
水温センサ、吸気温ＴＡを検出する吸気温センサなどが
設けられている。
Ｍ、ＲＡＭ、Ａ／Ｄ変換器及び入出力インターフェイス
等を含んで構成されるマイクロコンピュータを備え、各
種センサからの入力信号を受け、これに基づいて演算処
理して、主燃料噴射弁４及び補助燃料噴射弁５などの作
動を制御する。前記各種センサについては図示を省略し
たが、機関１のクランク軸又はカム軸回転を検出し、こ
れにより機関回転数ＮＥを検出可能なクランク角セン
サ、スロットル弁２上流で吸入空気量ＱＡを検出するエ
アフローメータ、スロットル弁２の開度ＴＶＯを検出す
るスロットルセンサ、機関１の冷却水温ＴＷを検出する
水温センサ、吸気温ＴＡを検出する吸気温センサなどが
設けられている。
【００２２】一方、主燃料噴射弁４及び補助燃料噴射弁
５への燃料供給系は、燃料タンク７内の燃料を吸入吐出
する低圧燃料ポンプ８と、低圧燃料ポンプ８の吐出側圧
力を調圧する低圧レギュレータ９と、低圧燃料ポンプ８
からの燃料を更に加圧する高圧燃料ポンプ１０と、高圧
燃料ポンプ１０の吐出側圧力を調圧する高圧レギュレー
タ１１とを含んで構成され、高圧レギュレータ１１によ
り調圧された高圧燃料を燃料ギャラリ１２を介して主燃
料噴射弁４に供給し、低圧レギュレータ９により調圧さ
れた低圧燃料を補助燃料噴射弁５に供給するようになっ
ている。
５への燃料供給系は、燃料タンク７内の燃料を吸入吐出
する低圧燃料ポンプ８と、低圧燃料ポンプ８の吐出側圧
力を調圧する低圧レギュレータ９と、低圧燃料ポンプ８
からの燃料を更に加圧する高圧燃料ポンプ１０と、高圧
燃料ポンプ１０の吐出側圧力を調圧する高圧レギュレー
タ１１とを含んで構成され、高圧レギュレータ１１によ
り調圧された高圧燃料を燃料ギャラリ１２を介して主燃
料噴射弁４に供給し、低圧レギュレータ９により調圧さ
れた低圧燃料を補助燃料噴射弁５に供給するようになっ
ている。
【００２３】ここで、図３に拡大して示すように、前記
高圧レギュレータ１１は、カム駆動されるプランジャ式
の高圧燃料ポンプ１０の吸入口に介装されたチェックバ
ルブ２１の上流側と吐出口との間にバイパスして接続さ
れたリターン配管２２に介装された電磁弁で構成され
る。そして、前記高圧燃料ポンプ１０のピストン上死点
（ＴＤＣ) で高圧レギュレータ１０が閉弁し、該上死点
から下死点に至るピストン下降中にポンプ１０内に燃料
が吸入され、ピストンが上昇に転じると高圧レギュレー
タ１０が閉弁されている間はリターン配管２２が閉じて
いるので、高圧燃料ポンプ１０から吐出された燃料は燃
料ギャラリ１２に供給される。高圧レギュレータ１０が
開弁すると、高圧燃料ポンプ１０から吐出された燃料は
開弁された高圧レギュレータ１０を介してリターン配管
２２から燃料タンク７に戻され、燃料ギャラリ１２への
供給は停止される。したがって、高圧レギュレータ１０
の上死点で閉弁された後、燃料吐出行程での開弁時期θ
opを制御することにより、燃料が燃料ギャラリ１２に供
給される期間つまり供給量が制御され、ひいては燃料ギ
ャラリ１２内の燃料圧力, つまり燃料噴射圧力が制御さ
れる。なお、高圧レギュレータは、吸入行程から吐出行
程の途中まで開弁し、その後次の吸入行程開始まで閉弁
して該吐出行程後期の閉弁期間中に燃料を燃料ギャラリ
に供給する構成であってもよい。
高圧レギュレータ１１は、カム駆動されるプランジャ式
の高圧燃料ポンプ１０の吸入口に介装されたチェックバ
ルブ２１の上流側と吐出口との間にバイパスして接続さ
れたリターン配管２２に介装された電磁弁で構成され
る。そして、前記高圧燃料ポンプ１０のピストン上死点
（ＴＤＣ) で高圧レギュレータ１０が閉弁し、該上死点
から下死点に至るピストン下降中にポンプ１０内に燃料
が吸入され、ピストンが上昇に転じると高圧レギュレー
タ１０が閉弁されている間はリターン配管２２が閉じて
いるので、高圧燃料ポンプ１０から吐出された燃料は燃
料ギャラリ１２に供給される。高圧レギュレータ１０が
開弁すると、高圧燃料ポンプ１０から吐出された燃料は
開弁された高圧レギュレータ１０を介してリターン配管
２２から燃料タンク７に戻され、燃料ギャラリ１２への
供給は停止される。したがって、高圧レギュレータ１０
の上死点で閉弁された後、燃料吐出行程での開弁時期θ
opを制御することにより、燃料が燃料ギャラリ１２に供
給される期間つまり供給量が制御され、ひいては燃料ギ
ャラリ１２内の燃料圧力, つまり燃料噴射圧力が制御さ
れる。なお、高圧レギュレータは、吸入行程から吐出行
程の途中まで開弁し、その後次の吸入行程開始まで閉弁
して該吐出行程後期の閉弁期間中に燃料を燃料ギャラリ
に供給する構成であってもよい。
【００２４】かかるシステムにおいて、第１の実施の形
態では、図２に示すように、前記高圧レギュレータ１０
からの余剰燃料戻し口と、補助燃料噴射弁５の燃料供給
配管２３の接続部との間の燃料配管２４に燃圧脈動低減
手段としての燃料フィルタ25を介装する。このようにす
れば、前記燃料フィルタ２５の容積拡張部分による膨張
機能により燃圧の脈動を平滑化して低減することができ
るため、上流側に燃料供給配管23が接続された補助燃料
噴射弁５への燃圧の脈動の影響を軽減でき、ひいては補
助燃料噴射弁５の燃料噴射量，噴霧角が安定し、良好な
燃焼性能を確保することができる。
態では、図２に示すように、前記高圧レギュレータ１０
からの余剰燃料戻し口と、補助燃料噴射弁５の燃料供給
配管２３の接続部との間の燃料配管２４に燃圧脈動低減
手段としての燃料フィルタ25を介装する。このようにす
れば、前記燃料フィルタ２５の容積拡張部分による膨張
機能により燃圧の脈動を平滑化して低減することができ
るため、上流側に燃料供給配管23が接続された補助燃料
噴射弁５への燃圧の脈動の影響を軽減でき、ひいては補
助燃料噴射弁５の燃料噴射量，噴霧角が安定し、良好な
燃焼性能を確保することができる。
【００２５】また、図４に示すように、前記図２に示し
た燃料フィルタの取付け位置に燃料フィルタの代わりに
燃料ダンパ２６を取り付ける構成としてもよい。このも
のでは、燃料ダンパ２６の持つ本来の燃圧平滑化機能に
より、補助燃料噴射弁５への燃圧の脈動の影響をより効
果的に低減することができる。また、燃料フィルタは補
助燃料噴射弁の燃料供給配管の接続口より上流側の燃料
配管に介装する構成とすれば、補助燃料噴射弁５に供給
される燃料も燃料フィルタを介してろ過することができ
る。
た燃料フィルタの取付け位置に燃料フィルタの代わりに
燃料ダンパ２６を取り付ける構成としてもよい。このも
のでは、燃料ダンパ２６の持つ本来の燃圧平滑化機能に
より、補助燃料噴射弁５への燃圧の脈動の影響をより効
果的に低減することができる。また、燃料フィルタは補
助燃料噴射弁の燃料供給配管の接続口より上流側の燃料
配管に介装する構成とすれば、補助燃料噴射弁５に供給
される燃料も燃料フィルタを介してろ過することができ
る。
【００２６】また、以上の実施の形態では、燃料配管に
通常設置される燃料フィルタや燃料ダンパをそのまま使
用し、取付け位置を変更するだけでよいので、コスト的
にも有利である。図５は第３の実施の形態を示し、前記
図２又は図４の燃料フィルタ，燃料ダンパの取付け位置
に燃料絞りとしてオリフィス２７を介装したものであ
る。本実施の形態では、オリフィス２７の上流側で発生
する燃圧の脈動のオリフィス２５下流側への伝達をオリ
フィス２５の持つ圧力変動遮断機能により抑制し、以
て、補助燃料噴射弁５への燃圧の脈動の影響を低減する
ことができる。
通常設置される燃料フィルタや燃料ダンパをそのまま使
用し、取付け位置を変更するだけでよいので、コスト的
にも有利である。図５は第３の実施の形態を示し、前記
図２又は図４の燃料フィルタ，燃料ダンパの取付け位置
に燃料絞りとしてオリフィス２７を介装したものであ
る。本実施の形態では、オリフィス２７の上流側で発生
する燃圧の脈動のオリフィス２５下流側への伝達をオリ
フィス２５の持つ圧力変動遮断機能により抑制し、以
て、補助燃料噴射弁５への燃圧の脈動の影響を低減する
ことができる。
【図１】 本発明の構成を示す機能ブロック図
【図２】 本発明の第１の実施形態を示す内燃機関のシ
ステム図
ステム図
【図３】 同上実施の形態の高圧燃料ポンプの吐出制御
の様子を示すタイムチャート
の様子を示すタイムチャート
【図４】 本発明の第２の実施の形態の要部を示す図
【図５】 本発明の第３の実施の形態の要部を示す図
１ 内燃機関 ２ スロットル弁 ３ 吸気マニホールド ４ 主燃料噴射弁 ５ 補助燃料噴射弁 ６ コントロールユニット ７ 燃料タンク ８ 低圧燃料ポンプ ９ 低圧レギュレータ １０ 高圧燃料ポンプ １１ 高圧レギュレータ １２ 燃料ギャラリ ２２ リターン配管 ２３ 燃料供給配管 ２４ 燃料配管 ２５ 燃料フィルタ ２６ 燃料ダンパ ２７ オリフィス
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｆ０２Ｍ 55/02 ３１０ Ｆ０２Ｍ 55/02 ３１０Ｃ ３１０Ｂ ３１０Ｄ ３１０Ｚ 63/00 63/00 Ｐ
Claims (4)
- 【請求項１】低圧燃料ポンプから吐出され低圧レギュレ
ータによって調圧された燃料を高圧燃料ポンプに供給
し、該高圧燃料ポンプの吐出行程毎に開閉時間を制御さ
れる高圧レギュレータを介して余剰燃料を燃料吸入側に
戻しつつ燃料吐出側から燃料ギャラリに供給される毎回
の燃料供給量を制御することにより、前記燃料ギャラリ
内の燃料圧力を目標値に制御する燃圧制御手段を備える
一方、 前記燃料ギャラリから供給された燃料を燃焼室内に直接
噴射する主燃料噴射弁と、前記低圧レギュレータから供
給された燃料を吸気通路内に噴射可能な補助燃料噴射弁
と、所定の運転条件にて補助燃料噴射弁を作動させて機
関への燃料供給を主燃料噴射弁と補助燃料噴射弁とに分
担させる切換制御手段と、を備えた直噴火花点火式内燃
機関の燃料噴射制御装置において、 前記余剰燃料の燃料吸入側への戻し口より上流の燃料配
管に燃料ポンプの吐出行程毎に発生する燃圧の脈動を低
減する燃圧脈動低減手段を配設し、該燃圧脈動低減手段
より上流側の燃料配管に補助燃料噴射弁への燃料供給配
管を接続したことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御
装置。 - 【請求項２】前記燃圧脈動低減手段は、容積拡張部分に
より形成されることを特徴とする請求項１に記載の内燃
機関の燃料噴射制御装置。 - 【請求項３】前記容積拡張部分は、燃料フィルタ又は燃
料ダンパであることを特徴とする請求項２に記載の内燃
機関の燃料噴射制御装置。 - 【請求項４】前記燃圧脈動低減手段は、燃料の絞り部分
により形成されることを特徴とする請求項１に記載の内
燃機関の燃料噴射制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15947898A JPH11351043A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15947898A JPH11351043A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11351043A true JPH11351043A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15694659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15947898A Pending JPH11351043A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11351043A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006092916A1 (en) * | 2005-03-02 | 2006-09-08 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel supply apparatus for vehicle |
| US7163003B2 (en) | 2002-03-14 | 2007-01-16 | Delphi Technologies, Inc. | Fuel system |
| JP2007291863A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Keihin Corp | 燃料供給モジュール |
| JPWO2006100938A1 (ja) * | 2005-03-18 | 2008-09-04 | トヨタ自動車株式会社 | ２系統燃料噴射式内燃機関 |
| WO2014085758A1 (en) * | 2012-11-30 | 2014-06-05 | Thermo King Corporation | Systems and methods to regulate a pressure in a fuel delivery system |
-
1998
- 1998-06-08 JP JP15947898A patent/JPH11351043A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7163003B2 (en) | 2002-03-14 | 2007-01-16 | Delphi Technologies, Inc. | Fuel system |
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| JP2006242059A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Toyota Motor Corp | 車両の燃料供給装置 |
| KR100908586B1 (ko) | 2005-03-02 | 2009-07-22 | 도요타 지도샤（주） | 차량의 연료 공급 장치 |
| JP4552694B2 (ja) * | 2005-03-02 | 2010-09-29 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の燃料供給装置 |
| US7913667B2 (en) | 2005-03-02 | 2011-03-29 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel supply apparatus for vehicle |
| AU2006219539B2 (en) * | 2005-03-02 | 2011-04-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel supply apparatus for vehicle |
| JPWO2006100938A1 (ja) * | 2005-03-18 | 2008-09-04 | トヨタ自動車株式会社 | ２系統燃料噴射式内燃機関 |
| JP4542135B2 (ja) * | 2005-03-18 | 2010-09-08 | トヨタ自動車株式会社 | ２系統燃料噴射式内燃機関 |
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| WO2014085758A1 (en) * | 2012-11-30 | 2014-06-05 | Thermo King Corporation | Systems and methods to regulate a pressure in a fuel delivery system |
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