JPH1134998A - ペイロード放出装置 - Google Patents

ペイロード放出装置

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JPH1134998A
JPH1134998A JP9197022A JP19702297A JPH1134998A JP H1134998 A JPH1134998 A JP H1134998A JP 9197022 A JP9197022 A JP 9197022A JP 19702297 A JP19702297 A JP 19702297A JP H1134998 A JPH1134998 A JP H1134998A
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winding
reels
winding reel
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章 小幡
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和弘 阿部
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Japan Aircraft Manufacturing Co Ltd
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Japan Aircraft Manufacturing Co Ltd
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    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/64Systems for coupling or separating cosmonautic vehicles or parts thereof, e.g. docking arrangements
    • B64G1/641Interstage or payload connectors

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  • Remote Sensing (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】スプリング機構13によってペイロードPを放
出する装置において、ペイロードが載置されるインター
フェーステーブル12の傾きを防止してペイロードPに
不所望な回転が与えられるのを防止する。 【解決手段】複数の巻回リール33に巻回した可撓性条
体34の先端部をインターフェーステーブル12の異な
る位置に接続するとともに、これらの巻回リール33を
同期軸31により連結して可撓性条体34の繰出し量を
互いに等しくすることにより、インターフェーステーブ
ル12の傾きを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、母衛星、ロケッ
ト、スペースシャトル等から子衛星または衛星等のペイ
ロードを宇宙空間に放出する装置に関する。さらに特定
すれば、本発明は上記のペイロードをスプリング機構に
よりその弾性力により放出する装置において、この放出
の際にペイロードに不所望な回転力が作用するこを防止
したペイロード放出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、母衛星から子衛星を放出する
場合、あるいは打ち上げロケットやスペースシャトル等
から衛星等を放出する方式には各種のものがあるが、ス
プリング機構等の弾性力を使用して上記のようなペイロ
ードを所定の速度で放出するものがある。このような方
式のものは、構造が簡単で信頼性が高く、また軽量で占
有容積を小さくできる等の利点がある。
【0003】図1には、このようなスプリング方式のペ
イロード放出装置の構成を模式的に示す。図中の1は母
衛星等の構造体の一部等の基台部であり、この基台部1
には子衛星等のペイロード3を載置するインターフェー
ステーブル2が接離するように移動自在に設けられてい
る。そして、この基台部1とインターフェーステーブル
2との間には、圧縮状態のコイルスプリング4等からな
るスプリング機構が設けられている。なお、図示はされ
ていないが、上記のインターフェーステーブル2とペイ
ロード3とは、ロック機構により基台部1側に保持され
ている。
【0004】このようなペイロード放出機構は、上記の
ロック機構を解放すると、上記のスプリング4の付勢力
により、上記のインターフェーステーブル2とペイロー
ド3が加速され、基台部1から離れる方向に移動する。
そして、これらインターフェーステーブル2とペイロー
ド3が所定の速度まで加速され、スプリング4が伸張し
てインターフェーステーブル2の加速度が零または負の
加速度になった状態で、上記のペイロード3はこのイン
ターフェーステーブル2から離れ、所定の速度で所定の
方向に放出される。
【0005】ところで、実際の装置においては、ペイロ
ード3の形状と重心の位置の関係等から、このインター
フェーステーブル2上に搭載されるペイロードの重心と
上記のスプリング4の付勢力の合力の作用点とが、放出
方向の軸線上で正確に一致されない場合がある。このよ
うな場合には、上記のインターフェーステーブル2とペ
イロード3を加速してゆく際に、これらに回転力が作用
し、この結果インターフェーステーブル2が傾き、ペイ
ロード3に不所望な回転が与えられて放出されるという
不具合を生じる。
【0006】このような不具合を防止するために、図2
に示すようにペイロード放出装置が検討された。このも
のは、上記の基台部1から放出方向に沿った案内レール
5を突設し、この案内レール5に沿って案内される案内
子6を設け、この案内子6をインターフェーステーブル
2に取り付けたものである。
【0007】このようなものは、上記の案内レール5と
案内子6とによりインターフェーステーブル2が案内さ
れつつ加速されるので、スプリング4の合力の作用点と
ペイロード3等の重心とが正確に一致していない場合で
も、このインターフェーステーブル2が傾くことが防止
され、ペイロード3に不所望な回転が与えられずに正確
に放出される。
【0008】しかしながら、このようなものは、以下の
ような不具合がある。まず第1に、上記の案内レール5
と案内子6との案内機構の構成が困難である。すなわ
ち、この案内レール5と案内子6とは、インターフェー
ステーブル2を傾けることなく所定の方向に沿って正確
に案内する必要がある。しかし、このような案内レール
5に対して案内子6を移動自在に支承するには、ある程
度の遊びが必要であり、このインターフェーステーブル
2を必要な精度で案内可能なように構成することは困難
である。特に、宇宙空間では潤滑剤が使用できないこ
と、また大きな温度差によりこの案内レール5や基台部
1側に大きな熱変形が生じること、等のため、上記のよ
うな精度で案内されかつ信頼性の高い案内レール5や案
内子6を設計するのは困難である。
【0009】また第2には、上記のような案内レール5
や案内子6は、占有空間が大きく、このペイロード3を
収容すべき空間が小さくなるとともに、このような案内
機構は重量が大きくなり、搭載可能なペイロード3の重
量が減少してしまうという不具合を生じる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の事情に
基づいてなされたもので、ペイロードに回転を与えるこ
となく正確に放出することができ、また占有空間や重量
が小さく、ペイロードの収容空間を減少させず、また搭
載可能なペイロードの重量を減少させることのない放出
装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、基台部と、この基台部に対して移動自在に設けられ
放出すべきペイロードが載置されるインターフェーステ
ーブルと、このインターフェーステーブルと上記の基台
部との間に設けられ弾性力により伸展して上記のインタ
ーフェーステーブルおよびペイロードを基台部に対して
所定の速度で移動させるスプリング機構と、上記の基台
部側に回転自在に設けられた複数の巻回リールと、これ
らの巻回リールに巻回されるとともに先端部が上記のイ
ンターフエーステーブルの異なる位置に接続された複数
の可撓性条体と、上記の複数の巻回リールを連結する同
期軸とを具備したものである。
【0012】したがって、上記のインターフェーステー
ブルが加速されてゆく際に、上記の可撓性条体が上記の
巻回リールから繰り出されてゆくが、これらの巻回リー
ルは同期軸で連結されて同期して回転するので、これら
の可撓性条体の繰出し量は互いに等しくなる。そして、
これらの可撓性条体の先端部はインターフェーステーブ
ルの異なる位置に接続されているので、このインターフ
ェーステーブルは傾くことなく加速され、よってペイロ
ードに回転が与えられることなく正確に放出される。
【0013】また、これらの可撓性条体や巻回リール等
は、インターフェーステーブルの前方側、なすわちペイ
ロードを装着する側には配置されないので、ペイロード
が収容される空間を減少させることがない。また、これ
ら可撓性条体に作用する張力は、インターフェーステー
ブルの傾きを防止するためだけの小さい張力であり、こ
の可撓性条体は細径のものでよく、また巻回リール、同
期軸等も小形軽量のもので済む。よって、これらの重量
も小さく、これらの機構を設けることによる搭載可能な
ペイロードの重量減少はわずかである。
【0014】また、上記の可撓性条体の繰出し経路は任
意に設定できるので、巻回リールや同期軸の配置の自由
度も大きく、よってこれらの機構を設けるに必要な空間
もわずかなもので済む。
【0015】また、請求項2に記載の本発明は、基台部
と、この基台部に対して移動自在に設けられ放出すべき
ペイロードが載置されるインターフェーステーブルと、
このインターフェーステーブルと上記の基台部との間に
設けられ弾性力により伸展して上記のインターフェース
テーブルおよびペイロードを基台部に対して所定の速度
で移動させるスプリング機構と、上記の基台部側に回転
自在に設けられた1個の巻回リールと、この1個の巻回
リールに巻回されるとともに先端部が上記のインターフ
エーステーブルの異なる位置に接続された複数の可撓性
条体と、これら可撓性条体を上記のインターフェーステ
ーブルの接続位置まで案内する案内機構とを具備したも
のである。
【0016】したがって、これらの可撓性条体の繰出し
量は互いに等しく、第1項に記載の本発明と同様な作用
効果が得られる。また、このものは、上記の1個の巻回
リールをインターフェーステーブルと同心状に配置する
こともでき、これらの機構を設けるに必要な空間をより
小さくできる。
【0017】また、請求項3に記載の本発明は、前記の
巻回リールには、一定の回転抵抗を与える定抵抗機構が
接続されているものである。よって、上記の可撓性条体
には常に一定の張力が与えられるので、これらの可撓性
条体の伸びの差や巻回リールに巻回されている可撓性条
体の緩み等が除去され、これら可撓性条体が正確に繰り
出される。なお、この定抵抗機構としては、一定の回転
力を作用させるコンストンスプリング等が使用できる。
【0018】また、請求項4に記載の本発明は、前記の
巻回リールに巻回されている可撓性条体は、この可撓性
条体を常に一定の方向に向けて走行させる案内プーリに
よって案内されて前記のインターフェーステーブルの異
なる位置に接続されているものである。
【0019】したがって、この可撓性条体の走行経路を
任意に設定することができるので、巻回リール等の配置
が自由に設定でき、設計の自由度が向上し、この機構の
設置に必要な空間をより節減することができる。また、
この可撓性条体は案内プーリによって一旦案内されて常
に一定の位置から一定の方向に繰り出されるので、巻回
リール等にコイル状に巻回されている可撓性条体が繰り
出される際の繰出し位置の軸方向の移動すなわち綾振り
による誤差が排除され、より正確にこれら可撓性条体を
繰り出すことができる。
【0020】また、請求項5に記載の本発明は、前記の
同期軸の互いに離間した位置に2個の巻回リールが取り
付けられ、これらの巻回リールに巻回されている可撓性
条体の先端部が前記のインターフェーステーブルの異な
る位置に接続されているものである。したがって、構造
が簡単で軽量であり、また作動の信頼性も高い。
【0021】また、請求項6に記載の本発明は、前記の
同期軸は少なくとも2本の同期軸が互いに交差して配置
されており、これらの同期軸にはそれぞれ互いに離間し
た位置に2個の巻回リールが取り付けられ、これら巻回
リールに巻回されている可撓性条体の先端部が前記のイ
ンターフェーステーブルの異なる位置に接続されている
ものである。したがって、これらの可撓性条体の数は少
なくとも4本であり、これらがインターフェーステーブ
ルの少なくとも4箇所以上の位置に接続されるので、こ
のインターフェーステーブルは、全ての方向の傾きが防
止され、このインターフェースの傾きをより確実に防止
することができる。
【0022】また、請求項7に記載の本発明は、前記の
同期軸には3個以上の巻回リールが取り付けられてお
り、これらの巻回リールに巻回されている可撓性条体は
それぞれ案内機構に案内されて前記のインターフェース
テーブルの異なる位置に接続されているものである。よ
って、これらの3本以上の可撓性条体がインターフェー
ステーブルの3箇所以上の位置に接続されるので、この
インターフェーステーブルは、全ての方向の傾きが防止
され、正確に案内されるとともに、構造が簡単で軽量で
ある。
【0023】また、請求項8に記載の本発明は、前記の
巻回リールはそれぞれ独立した回転軸により支承された
3個以上の巻回リールであり、これらの回転軸は自在継
手機構により互いに連結されているものである。したが
って、これら巻回リールの配置は自由に選定でき、また
可撓性条体の走行経路もより単純な経路に設定すること
ができる等、設計の自由度がより向上し、これらの機構
の配置に必要な空間がより節減できる。
【0024】また、請求項9に記載の本発明は1個の巻
回リールが、前記のインターフェーステーブルの移動中
心線と同一軸線回りに回転自在に支承されており、この
巻回リールには3本以上の可撓性条体が巻回されている
とともに、これらの可撓性条体はこの巻回リールの異な
る位置から接線方向に繰り出され、これらの可撓性条体
は案内プーリにより案内されて前記のインターフェース
テーブルの異なる位置に接続されているものである。
【0025】したがって、これら可撓性条体はすべて単
一の巻回リールに巻回されるので、それらの繰出し量が
互いに正確に同一となり、精度が向上する。また、巻回
リールが単一のものであるから、構造も簡単となり、か
つ軽量となる。さらに、この巻回リール、案内プーリ、
可撓性条体等は、すべてペイロードの放出方向の軸線ま
わりに軸対称に配置されるので、全体として小形に形成
され、またバランス等も良い。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
形態を説明する。図3ないし図7には本発明の第1の実
施形態を示す。この実施形態のものは、母衛星から小型
の子衛星を放出する装置である。
【0027】図中の10は、このペイロード放出装置の
基台部である。この基台部10は、母衛星の構造体11
の一部に取り付けられている。なお、この構造体11
は、詳細な図示は省略し、その輪郭線のみを図示し、こ
の輪郭線で囲まれる部分が子衛星等のペイロードPおよ
び本発明のペイロード放出装置を収容するペイロード空
間である。
【0028】そして、このペイロード空間内には、上記
の基台部10とは別部材であるインターフェーステーブ
ル12が設けられている。このインターフェーステーブ
ル12は、この実施形態の場合では、枠材等から構成さ
れる円板状のものである。そして、このインターフェー
ステーブル12の上には上記のペイロードPが載置さ
れ、またこのインターフェーステーブル12と基台部1
0との間には、放出用のスプリング機構13が設けられ
ている。
【0029】このスプリング機構13としては、仕様等
に対応して各種もものが採用されるが、この実施形態で
は、ヘリカルスプリング機構と称される構造のものが採
用されている。このヘリカルスプリング機構は、複数の
弾性材料からなる素線15を円筒の周面に沿うようにス
パイラル状に配置したものである。そして、このヘリカ
ルスプリング機構13の両端には、リング状の端部材1
6,17が設けられ、上記の素線15の両端部は、これ
らの端部材16,17に周面方向にのみ回動自在で、か
つこれら素線15が捩じれ回動しないように取り付けら
れている。また、これらの素線15の中間部は、スペー
サリング18に周面内で回動自在に連結され、これら素
線部15が所定の配置に保持されている。
【0030】このようなヘリカルスプリング機構13
は、上記の端部材16,17が互いに近接すると、各素
線15がコイル状に変形し、これら素線15が捩じれ変
形する。そして、この捩じれ変形の弾性力により、これ
ら素線15が真直に戻るような復元力が発生し、端部材
16,17を互いに離間させるようなスプリング力を発
生する。このようなヘリカルスプリング機構13はスト
ロークが長く、また圧縮した場合の軸方向の長さが極め
て短縮され、収納効率の高いものである。
【0031】そして、このヘリカルスプリング機構13
の上方の端部材16は上記のインターフェーステーブル
12に、また下方の端部材17は前記の基台部10に取
り付けられている。なお、このヘリカルスプリング機構
13は、伸張および短縮する際に、上記の端部材16,
17が互いに軸まわりに回転するので、一方の端部材た
とえば上方の端部材16は上記のインターフェーステー
ブル12に対してベアリング機構19を介して支承され
ている。よって、この端部材16のみが回転し、このイ
ンターフェーステーブル12に回転力を与えることなく
このインターフエーステーブル12を所定の方向に付勢
することができる。なお、図ではこのヘリカルスプリン
グ機構13の詳細な構造については省略してある。
【0032】また、上記のペイロードPおよびインター
フェーステーブル12を保持するためにロック機構20
が設けられている。このロック機構20は複数たとえば
4個のものが90°ずつ等間隔に配置されている。これ
らのロック機構20は、上記のペイロードPの周縁部の
所定のロック箇所の下側に当接してこれを保持する保持
部材21を備えており、これらの保持部材21は母衛星
の構造体11に固定されている。そして、これらの保持
部材21にはそれぞれロック爪22が回動自在に取り付
けられ、これらの保持部材21とロック爪22によりこ
のペイロードPの所定のロック箇所を保持する。なお、
このロック状態では図3および図6に示すように上記の
ヘリカルスプリング機構13は圧縮状態であり、このヘ
リカルコイルスプリング機構13により上記のインター
フェーステーブル12は放出方向に付勢されている。な
お、このインターフェーステーブル12とペイロードP
とは係合されてはおらず、このペイロードPの下面にイ
ンターフェーステーブル12が当接してこのペイロード
12を放出方向に付勢している。
【0033】そして、これらのロック機構20の各ロッ
ク爪22はスプリング23によりロック解除方向に付勢
されている。また、このロック爪22には一対のリンク
24が連結され、これらのリンク24が略一直線状に回
動することにより上記のロック爪22がスプリング23
の付勢力に抗してロック状態となり、上記のペイロード
Pを保持している。なお、これらリンク24は上記のよ
うなロック状態においてストッパ25に当接していると
ともに、これらのリンク24は1本のロックワイヤ26
により上記のストッパ25に押圧されてロック状態に維
持されている。そして、上記のロック機構20のうちの
一つには、ワイヤカッタ機構27が設けられ、所定のペ
イロード放出信号により上記のロックワイヤ26を切断
する。
【0034】したがって、ペイロード放出信号によりこ
のワイヤカッタ機構27がロックワイヤ26を切断する
と、各ロック機構20のリンク24の保持が同時に解放
され、これらのリンク24が屈曲するように回動して各
ロック爪22がスプリング23の付勢力により同時にロ
ック解放状態となる。これにより、このペイロードPの
保持が解放され、上記のヘリカルスプリング機構13の
付勢力によりインターフェーステーブル12およびペイ
ロードPが加速され、このヘリカルスプリング機構13
が伸張してインターフェーステーブル12の加速度が零
になると、ペイロードPがこのインターフェーステーブ
ル12から離れ、所定の方向に所定の速度で放出され
る。
【0035】また、上記のペイロードPは、ケーブル2
8により母衛星と電気的に接続されており、このケーブ
ル28はこのペイロードPの放出に先立って引抜き機構
29により牽引され、ペイロードPとの間のコネクタが
引き抜かれる。
【0036】次に、このようなペイロード放出装置にお
いて、上記のインターフェーステーブル12が加速され
る際に、これが傾動するのを防止して姿勢を制御する機
構を説明する。このインターフェーステーブル12は、
前述したように基台部10とは別体の部材であり、ヘリ
カルスプリング機構13のスプリング力の作用点を通る
放出方向の軸線Zと、このペイロードPおよびインター
フェーステーブル12の重心点とが一致していない場合
には、このインターフェーステーブル12が傾動し、ペ
イロードPに不所望な回転が与えられた状態で放出され
る。
【0037】図中の30,31は同期軸であって、これ
ら同期軸30,31は互いに直交して交差して配置さ
れ、それぞれ別々に上記の基台部10に軸受32により
回転自在に支承されている。なお、この実施形態の場合
には、これらの同期軸30,31は上記の放出方向の軸
線Zと互いに直交する軸X,Yと平行に配置されてい
る。そして、これらの同期軸20,31には互いに離間
した位置にそれぞれ巻回リール33が取り付けられてい
る。これらの巻回リール33は、互いに等しい直径を有
している。
【0038】そして、これらの巻回リール33には、そ
れぞれ可撓性条体34が巻回されている。これらの可撓
性条体34は、この実施形態の場合にはたとえば直径が
0.1mm程度の細径の単線の鋼線が使用される。な
お、この可撓性条体34は、こような単線には限定され
ず、撚線、または可撓性の帯状材、その他の形状の条体
が使用でき、またその材質も金属、合成樹脂材料、また
は複合材料でもよい。この可撓性条体34は、必要な可
撓性を有し、かつこの伸びが少ないものが好ましく、本
願明細書において可撓性条体とは上記のような条体を示
すものとする。
【0039】そして、このような可撓性条体34は、上
記の巻回リール33からそれぞれ同期軸30,31と直
交する方向に引き出され、途中を案内プーリ35により
前記の放出方向の軸線Zと平行な方向に案内され、それ
らの先端部はインターフェーステーブル12の異なる位
置に接続されている。なお、この実施形態の場合には、
これらの可撓性条体34の先端は、それぞれ前記の軸
X,Y上でかつ中心から等しい距離の4箇所の位置にそ
れぞれ接続されている。
【0040】上記の案内プーリ35は、前記の基台部1
0に回転自在に支承されており、上記の可撓性条体34
の線径に対応した溝幅の案内溝を有し、この可撓性条体
34を常に一定の位置から上記の軸線Z方向に走行案内
するように構成されている。
【0041】また、上記の同期軸30,31の一端部に
は、それぞれ定抵抗機構36が接続されている。これら
の定抵抗機構36は、たとえばコンストンスプリング
等、これらの同期軸30,31に一定の回転付勢力を与
えるもので、この回転付勢力は上記の可撓性条体34の
繰出し方向と逆の方向である。もちろん、上記の同期軸
30,31に与えられている回転付勢力は互いに等しく
設定されている。
【0042】次に、上記のようなペイロード放出装置の
作動を説明する。前述のように、ロック機構20が解放
されると、ペイロードPおよびインターフェーステーブ
ル12はヘリカルスプリング機構13により所定の方向
に加速されてゆく。そして、これらの移動に伴って、上
記の可撓性条体34が各巻回リール33から繰り出され
る。この場合に、これらの巻回リール33は同期軸3
0,31によって連結されているので、同じ同期軸3
0,31上の巻回リール33の回転量は互いに等しく、
よってこれら巻回リールから繰り出される可撓性条体3
4の繰出し量も互いに等しい。したがって、このインタ
ーフェーステーブル12は、軸Xおよび軸Yまわりに回
動することができない。よって、このインターフェース
テーブル12は、全ての方向に傾動することはできず、
常に放出方向の軸線Zに対して垂直な姿勢を維持したま
ま加速され、ペイロードPを放出する。よって、このペ
イロードPは不所望な回転を与えられることなく、所定
の方向に所定の速度で正確に放出される。
【0043】また、この実施形態では、各巻回リール3
3から繰り出された可撓性条体34は案内プーリ35に
よって案内され、放出方向の軸Zと平行な方向に繰り出
されるので、インターフェーステーブル12の姿勢をよ
り正確に案内することができる。
【0044】すなわち、一般に上記のような巻回リール
33に線材等の可撓性条体34が巻回される場合には、
その周面上にコイル状に巻回され、いわゆる綾振りを与
えられて巻回される。したがって、この巻回リール33
から可撓性条体34が繰り出される場合に、この綾振り
により繰り出されるに従ってその繰出し位置が軸方向に
ずれてゆく。しかし、この実施形態の場合には、この可
撓性条体34は一旦案内プーリ35に案内されて繰り出
されるので、上記のような綾振りにより巻回リール33
からの繰出し位置がずれても、この巻回リール33から
案内プーリ35までの間の可撓性条体34の角度がわず
かにずれるだけであり、これらの案内プーリ35からは
一定の位置から前記のように放出方向の軸線Zに平行な
所定の方向に常に正確に繰り出される。よって、このイ
ンターフェーステーブル12をより正確に一定の姿勢で
案内することができる。
【0045】また、この実施形態では、上記のように同
期軸30,31にはコンストンスプリング等の定抵抗機
構36が接続されているので、このインターフェーステ
ーブル12をさらに正確に一定の姿勢で案内することが
できる。
【0046】すなわち、この定抵抗機構36は、上記の
可撓性条体34の繰出し方向とは逆の方向に常時一定の
回転付勢力を与えているので、これらの可撓性条体34
に常に一定の張力が与えられている。したがって、これ
らの可撓性条体34の伸び量は常に一定に維持されてい
るとともに、各巻回リール33に巻回されている可撓性
条体34の巻き緩み等が除去される。よって、これらの
可撓性条体34の繰出し量は常に一定に正確に等しくな
り、インターフェーステーブル12の姿勢をより正確か
つ安定して制御することができる。
【0047】なお、本発明は上記の実施形態には限定さ
れない。たとえば図8には本発明の第2の実施形態を示
す。この図8では、この第2の実施形態の要部のみを模
式的に示す。このものは、1本の同期軸30をインター
フェーステーブル12の直径と平行な方向に配置し、こ
の同期軸30に互いに離間して巻回リール33を取り付
け、これらの巻回リール33に巻回されている可撓性条
体34をインターフェーステーブル12の軸Y上の2点
に接続したものである。なお、この実施形態および以降
の実施形態においては、説明した点以外は前記の第1の
実施形態と同様な構成であり、図中で第1の実施形態と
対応する部分は同じ符号を付してその説明は省略する。
また、この実施形態および以降に説明する実施形態にお
いても、前記の第1の実施形態と同様な案内プーリを設
けることもできる。
【0048】この実施形態のものは、インターフェース
テーブル12の傾動を軸Xまわりにのみ制御することが
できる。このものは、スプリング機構のスプリング力の
作用点の軸線に対するペイロードの重心の偏心の方向を
軸Yの方向に合致させてインターフェーステーブル12
に搭載することにより、その傾動を防止することができ
る。この実施形態のものは、構造が簡単でかつ軽量小形
に設計することができる。
【0049】また、図9には本発明の第3の実施形態を
示す。このものは、1本の同期軸30に3個の巻回リー
ル33を設け、これら巻回リール33に巻回された可撓
性条体34の一本を案内プーリ35等によりこの同期軸
30の軸線から離れた位置まで案内したものである。そ
して、これらの可撓性条体34は上記のインターフェー
ステーブル12の3箇所、たとえばその中心に対して等
間隔で等距離の3点に接続されている。
【0050】このものは、3本の可撓性条体34がイン
ターフェーステーブル12の3点に接続されているの
で、このインターフェーステーブル12を全ての方向に
ついて傾動不能に制御できる。また、この実施形態のも
のは、同期軸が1本で済むので、第2の実施形態と同様
に構造が簡単となる。なお、この実施形態において、こ
の1本の同期軸30に4個以上の巻回リールを設けても
よい。
【0051】また、図10には本発明の第4の実施形態
を示す。このものは、3個の巻回リール33をたとえば
中心に対して等間隔で等距離の位置に配置し、これらの
巻回リール33の回転軸40を互いに120°の角度を
もって配置し、これらの回転軸40を等速自在継手41
および同期軸42により互いに連結したものである。そ
して、各巻回リール33に巻回された可撓性条体34は
インターフェーステーブル12の3点に接続されてい
る。
【0052】この実施形態のものは、インターフェース
テーブル12を全ての方向に傾動不能に姿勢制御するこ
とができる。また、前記の基台部等を横断して同期軸を
配置する必要がないので、これら巻回リールや軸等の配
置が自由であり、設計の自由度が向上し、また設置に必
要な空間を節減することができる。
【0053】また、図11および図12には本発明の第
5の実施形態を示す。このものは、インターフェーステ
ーブル12と同軸状に有底円筒形の1個の巻回リール5
3を回転自在に設けたものである。そして、この巻回リ
ール53の外周面に3本の可撓性条体34a,34b,
34cを巻回し、これら可撓性条体34a,34b,3
4cを120°ずつの等間隔の位置から引き出し、これ
ら可撓性条体を等間隔に配置した3個の案内プーリ35
により案内してインターフェーステーブル12の異なる
3点に接続してある。また、この巻回リール53の底部
の中心には軸45が接続され、この軸54はコンストン
スプリング等の定抵抗機構36に連結されている。
【0054】また、この実施形態では、上記の巻回リー
ル53の外周面には3条の螺旋状の溝55a,55b,
55cが形成され、これら3条の溝55a,55b,5
5cにそれぞれ上記の可撓性条体34a,34b,34
cが別々に巻回され、これらが繰り出される際に、互い
に絡まるのを防止している。
【0055】この実施形態のものは、1個の巻回リール
53に3本の可撓性条体が巻回されているので、これら
の繰出し量が正確に等しくなり、インターフェーステー
ブル12の姿勢をより正確かつ安定して制御することが
できる。また、この実施形態のものは、円筒状の巻回リ
ール53がインターフェーステーブル12と同心状に配
置されているので、全体として小形でかつバランスの良
い装置を設計することができる。
【0056】なお、この実施形態においても、可撓性条
体は3本には限定されず、2本または4本以上の可撓性
条体を巻回リールに巻回してもよい。この場合には、上
記の溝はこの可撓性条体の本数に対応して2条または4
条以上とすることはもちろんである。
【0057】また、図13には本発明の第6の実施形態
を示す。このものは、巻回リール53の内周面に内歯歯
車56を形成し、これにピニオン57を噛合させ、この
ピニオン57にコンストンスプリング等の定抵抗機構3
6を連結したもので、上記の点以外は前記の第5の実施
形態と同様の構成である。このものは、この巻回リール
53の内部に底部またはアーム等を形成する必要がな
く、この巻回リール53を中空の筒状とすることができ
る。したがって、この巻回リール53内に他の機器を収
容したり、また他の構造体を囲むようにしてこの巻回リ
ール53を配置することができ、設計の自由度がより向
上し、また設置に必要な空間をより節減することができ
る。
【0058】なお、本発明は上記の実施形態にも限定さ
れず、各種の変形が可能である。たとえば、インターフ
ェーステーブルは円形に限らず、その他の形状でも良
い。また、スプリング機構は単一のものでなく、必要に
応じて複数のスプリング機構を設けても良い。さらに、
放出するペイロードが大型で細長い場合には、上記のよ
うなペイロード放出装置を複数個設けてもよく、この場
合には各ペイロード放出装置の巻回リールを互いに同期
軸で連結しても良い。
【0059】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、上記のイン
ターフェーステーブルが加速されてゆく際に可撓性条体
が互いに等しい繰出し量で巻回リールから繰り出されて
ゆき、これら可撓性条体の先端部はインターフェーステ
ーブルの異なる位置に接続されているので、このインタ
ーフェーステーブルは傾くことなく加速され、よってペ
イロードに不所望な回転が与えられることなく正確に放
出される。
【0060】また、これらの可撓性条体や巻回リール等
は、インターフェーステーブルの前方側、なすわちペイ
ロードを装着する側には配置されないので、ペイロード
が収容される空間を減少させることがなく、また重量も
小さく、これらの機構を設けることによる搭載可能なペ
イロードの重量減少はわずかである。さらに、上記の可
撓性条体の繰出し経路は任意に設定できるので、巻回リ
ールや同期軸の配置の自由度も大きく、よってこれらの
機構を設けるに必要な空間もわずかなもので済む等、そ
の効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のペイロード放出装置の概略図。
【図2】別の従来のペイロード放出装置の概略図。
【図3】第1の実施形態の短縮状態の側面図。
【図4】第1の実施形態の平面図。
【図5】第1の実施形態の伸展状態の側面図。
【図6】第1の実施形態の短縮状態の斜視図。
【図7】第1の実施形態の伸展状態の斜視図。
【図8】第2の実施形態の概略的な斜視図。
【図9】第3の実施形態の概略的な斜視図。
【図10】第4の実施形態の概略的な斜視図。
【図11】第5の実施形態の概略的な斜視図。
【図12】図11の12−12線に沿う断面図。
【図13】第6の実施形態の概略的な斜視図。
【符号の説明】
P ペイロード 10 基台部 12 インターフェーステーブル 13 スプリング機構 30,31 同期軸 33,53 巻回リール 34,34a,34b,34c 可撓性条体 35 案内プーリ 36 定抵抗機構

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台部と、この基台部に対して移動自在
    に設けられ放出すべきペイロードが載置されるインター
    フェーステーブルと、このインターフェーステーブルと
    上記の基台部との間に設けられ弾性力により伸展して上
    記のインターフェーステーブルおよびペイロードを基台
    部に対して所定の速度で移動させるスプリング機構と、
    上記の基台部側に回転自在に設けられた複数の巻回リー
    ルと、これらの巻回リールに巻回されるとともに先端部
    が上記のインターフエーステーブルの異なる位置に接続
    された複数の可撓性条体と、上記の複数の巻回リールを
    連結する同期軸とを具備したことを特徴とするペイロー
    ド放出装置。
  2. 【請求項2】 基台部と、この基台部に対して移動自在
    に設けられ放出すべきペイロードが載置されるインター
    フェーステーブルと、このインターフェーステーブルと
    上記の基台部との間に設けられ弾性力により伸展して上
    記のインターフェーステーブルおよびペイロードを基台
    部に対して所定の速度で移動させるスプリング機構と、
    上記の基台部側に回転自在に設けられた1個の巻回リー
    ルと、この1個の巻回リールに巻回されるとともに先端
    部が上記のインターフエーステーブルの異なる位置に接
    続された複数の可撓性条体と、これら可撓性条体を上記
    のインターフェーステーブルの接続位置まで案内する案
    内機構とを具備したことを特徴とするペイロード放出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記の巻回リールには、一定の回転抵抗
    を与える定抵抗機構が接続されていることを特徴とする
    請求項1または2のペイロード放出装置。
  4. 【請求項4】 前記の巻回リールに巻回されている可撓
    性条体は、この可撓性条体を常に一定の方向に向けて走
    行させる案内プーリによって案内されて前記のインター
    フェーステーブルの異なる位置に接続されていることを
    特徴とする請求項1または2のペイロード放出装置。
  5. 【請求項5】 前記の同期軸の互いに離間した位置に2
    個の巻回リールが取り付けられ、これらの巻回リールに
    巻回されている可撓性条体の先端部が前記のインターフ
    ェーステーブルの異なる位置に接続されていることを特
    徴とする請求項1のペイロード放出装置。
  6. 【請求項6】 前記の同期軸は少なくとも2本の同期軸
    が互いに交差して配置されており、これらの同期軸には
    それぞれ互いに離間した位置に2個の巻回リールが取り
    付けられ、これら巻回リールに巻回されている可撓性条
    体の先端部が前記のインターフェーステーブルの異なる
    位置に接続されていることを特徴とする請求項1のペイ
    ロード放出装置。
  7. 【請求項7】 前記の同期軸には3個以上の巻回リール
    が取り付けられており、これらの巻回リールに巻回され
    ている可撓性条体はそれぞれ案内機構に案内されて前記
    のインターフェーステーブルの異なる位置に接続されて
    いることを特徴とする請求項1のペイロード放出装置。
  8. 【請求項8】 前記の巻回リールはそれぞれ独立した回
    転軸により支承された3個以上の巻回リールであり、こ
    れらの回転軸は自在継手機構により互いに連結されてい
    ることを特徴とする請求項1のペイロード放出装置。
  9. 【請求項9】 前記の1個の巻回リールは、前記のイン
    ターフェーステーブルの移動中心線と同一軸線回りに回
    転自在に支承されており、この巻回リールには3本以上
    の可撓性条体が巻回されているとともに、これらの可撓
    性条体はこの巻回リールの異なる位置から接線方向に繰
    り出され、これらの可撓性条体は案内プーリにより案内
    されて前記のインターフェーステーブルの異なる位置に
    接続されていることを特徴とする請求項2のペイロード
    の放出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005075209A (ja) * 2003-09-02 2005-03-24 Kawasaki Heavy Ind Ltd 人工衛星の離脱構造及びロケット
JP2009056937A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Shimizu Corp 射出装置
JP2017515739A (ja) * 2014-05-19 2017-06-15 マクドナルド デットワイラー アンド アソシエイツ インコーポレーテッド ペイロード射出システム

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