JPH11349139A - 容器搬送装置 - Google Patents

容器搬送装置

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Publication number
JPH11349139A
JPH11349139A JP16314598A JP16314598A JPH11349139A JP H11349139 A JPH11349139 A JP H11349139A JP 16314598 A JP16314598 A JP 16314598A JP 16314598 A JP16314598 A JP 16314598A JP H11349139 A JPH11349139 A JP H11349139A
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JP
Japan
Prior art keywords
vacuum chamber
container
belt
conveyor
bottom wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP16314598A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Shimokawa
雅夫 下川
Seiji Hashimoto
清司 橋本
Masato Ushio
正人 潮
Michio Ueda
道雄 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikoku Kakoki Co Ltd
Original Assignee
Shikoku Kakoki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shikoku Kakoki Co Ltd filed Critical Shikoku Kakoki Co Ltd
Priority to JP16314598A priority Critical patent/JPH11349139A/ja
Publication of JPH11349139A publication Critical patent/JPH11349139A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器搬送能力の高い搬送装置を提供する。 【解決手段】 バキュームチャンバ41を取り囲んで下側
移動経路のベルト上面がバキュームチャンバ41の底壁43
下面に摺接させられるようにエンドレスベルト42を配置
する。バキュームチャンバ41の底壁43にベルト移動方向
に並んで複数の連通孔44を形成する。ベルト42に、連通
孔44と連通しうるように吸引孔61を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、カップ
状容器を、2つのコンベヤ間で受け渡しをする際に用い
られる容器搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては、一方のコンベヤ
の搬送経路終端と他方のコンベヤの搬送経路始端上方間
において移動自在および昇降自在なチャック部材を備え
ているものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置では、1
つの容器を搬送するために、チャック部材が、同両端間
を往復動する2つの動作と、昇降する2つの動作とを合
わせた全部で4つの動作が必要である。1つ1つの動作
を速くすることには限界があり、容器の搬送能力が低い
という問題点がある。
【0004】この発明の目的は、容器の搬送能力が高い
容器搬送装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による容器搬送
装置は、バキュームチャンバと、バキュームチャンバを
取り囲んで下側移動経路のベルト上面がバキュームチャ
ンバの底壁下面に摺接させられるように配置されている
エンドレスベルトとを備えており、バキュームチャンバ
の底壁にベルト移動方向に並んで複数の連通孔が形成さ
れ、ベルトに、連通孔と連通しうるように吸引孔が形成
されているものである。
【0006】この発明による容器搬送装置では、容器が
下側移動経路のベルトに吸着された状態で搬送される。
したがって、容器搬送能力を高くするにはベルトの移動
速度を速くすればよいだけであるから、容器搬送能力を
高くすることが容易に行える。
【0007】さらに、吸引孔が、容器口部によって被覆
されうる大きさに形成されるとともに、隣り合う連通孔
に渡り合いうる大きさに形成されていると、搬送中の容
器内には吸引孔を通じて負圧が確実に作用させられる。
【0008】さらに、バキュームチャンバ内に、下側移
動経路のベルト移動方向を基準として、上流側空間およ
び下流側空間が形成され、上流側空間に負圧が連続的に
作用させられるとともに、下流側空間に負圧が間欠的に
作用させられるようになされていると、ベルトに対する
容器の吸着・吸着解除を自動的に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照してつぎに説明する。
【0010】以下の説明において、前後とは、図1およ
び図2を基準として、同両図の左側を前、これと反対側
を後といい、左右とは、後方より見て、その左右の側を
左右というものとする。
【0011】図1および図2を参照すると、前向きにの
びた搬送経路を有しかつ容器自動供給装置(図示しな
い)によって、容器内の異物を除去され、殺菌済のカツ
プ状容器Cが供給される容器供給コンベヤ11と、容器供
給コンベヤ11の搬送経路前方延長線上に供給ステーショ
ンを有しかつ供給ステーションおよびこれの下流に設置
された充填機(図示しない)を経由して右向きに伸びた
搬送経路を有する充填コンベヤ12と、容器供給コンベヤ
11の搬送経路前端上方から供給ステーションにかけて前
向きにのびた搬送経路を有しかつ容器供給コンベヤ11か
ら容器Cを受取り、これを供給ステーションにおいて充
填コンベヤ12に渡す受渡コンベヤ13とが示されている。
【0012】容器供給コンベヤ11は、ベルトコンベヤで
あって、エンドレスベルト21を有している。ベルト上側
移動経路上には、これの幅方向中央部を前後方向にのび
た水平ガイドレール22が設けられている。これにより、
搬送経路が左右2列に形成されている。ベルト上側移動
経路左右両縁前端から後方にかけて、所要長さにわたっ
て、左右一対のタイミングスクリュー23が配置されてい
る。左右それぞれの側において、ガイドレール22の側面
とタイミングスクリュー23の溝底面の間には容器Cが丁
度はまる間隙が形成されている。タイミングスクリュー
23の溝に容器Cの外周面の一部を順次はめ入れた状態で
タイミングスクリュー23を回転させることにより、容器
Cが左右の搬送経路の間隔に相当する左右方向のピッチ
P1 で、各列の搬送経路において、前後方向に一定のピ
ッチP2 で搬送されるようになっている。
【0013】充填コンベヤ12は、スラットコンベヤであ
って、多数のスラット31を有している。スラット31のピ
ッチP1 は、容器供給コンベヤ11から搬送されてくる容
器Cの左右のピッチP1 と同一である。スラット31には
複数の容器保持孔32がスラット長さ方向に並んで形成さ
れている。容器保持孔32のピッチP2 は、同容器Cの前
後のピッチP2 と同一である。供給ステーションに2つ
ずつのスラット31が順次停止させられるようにスラット
31が間欠的に駆動されるようになっている。
【0014】供給ステーションにはリフタ33が配置され
ている。リフタ33は、昇降体34と、昇降体34に上向きに
取付けられている複数のサッカ35とを備えている。昇降
体34の昇降にともない、サッカ35は、供給ステーション
で停止させられているスラット31の容器保持孔32を通じ
て昇降させられる。
【0015】受渡コンベヤ13は、その搬送経路にそって
配置されている前後に長い方形箱型状バキュームチャン
バ41と、バキュームチャンバ41を上下および前後から取
り囲むように配置されているエンドレスベルト42とを備
えている。
【0016】バキュームチャンバ41は、水平平坦状底壁
43を有している。底壁43には複数の円形連通孔44が左右
2列に前後方向に一定の間隔をおいて形成されている。
連通孔44の左右の列のピッチP1 は、容器供給コンベヤ
11の左右方向容器搬送ピッチP1 に等しい。
【0017】バキュームチャンバ41内の前後方向中程に
は垂直仕切壁51が設けられ、これにより、バキュームチ
ャンバ41内に後空間52および前空間53が形成されてい
る。後空間52には後バキュームパイプ54の一端が接続さ
れ、前空間53には前バキュームパイプ55の一端が接続さ
れている。両バキュームパイプ54,55の他端は、遠心羽
根車式負圧装置(図示しない)に接続されている。前バ
キュームパイプ55には切替えバルブ56が備えられてお
り、これを介して前バキュームパイプ55にクリーンエア
パイプ57の一端が接続されている。クリーンエアパイプ
57の他端は、陽圧クリーンエア発生装置(図示しない)
に接続されている。
【0018】バキュームチャンバ底壁43の下面に、下側
移動経路のベルト42上面が摺接させられて下側移動経路
のベルト42が連通孔44およびその周辺部を被覆してい
る。
【0019】ベルト42には複数の前後方向長孔状吸引孔
61が左右2列に前後方向に一定の間隔をおいて形成され
ている。吸引孔61の左右の列のピッチP1 は、容器供給
コンベヤ11の左右方向容器搬送ピッチP1 に等しく、吸
引孔61の前後のピッチP2 は、同容器の前後の搬送ピッ
チP2 に等しい。吸引孔61の前後方向の長さは、隣合う
2つの連通孔44に渡り合えるように形成されており、こ
れにより、ベルト42の移動に際し、各吸引孔61が隣り合
う2つの連通孔44と連通させられるか、そのいずれか一
方の連通孔44と連通させられるようになっている。ベル
ト42には、隣り合う吸引孔61の間を左右方向にのびた滑
り止め用水平バー62が外方突出状に設けられている。
【0020】供給コンベヤ11は、連続的に駆動され、タ
イミングスクリュー23と受渡コンベヤ13は、同期して間
欠的に駆動される。バキュームチャンバ41の後空間52に
は後バキュームパイプ54によって負圧が作用させられて
いる。切り替えバルブ56は、前バキュームパイプ55によ
って前空間53にも負圧が作用させられポジションにセッ
トされていてる。
【0021】充填コンベヤ12のスラット31が移動してい
る間に、タイミングスクリュー23および受渡コンベヤ13
を同時駆動すると、供給コンベヤ11の2つの搬送経路前
端から容器Cが2つずつ送り出される。送り出された容
器Cは、受渡コンベヤ13の搬送経路始端に送り込まれ
る。送り込まれた容器Cは、ベルト42に吸着される。こ
の状態で、容器Cは漸次前向きに送られる。
【0022】スラット31が供給ステーションで停止させ
られるタイミングと前後して、供給ステーションに一度
に供給されるべき数の容器Cが送り込まれると、タイミ
ングスクリュー23および受渡コンベヤ13の駆動を停止す
る。タイミングスクリュー23の駆動を停止しても供給コ
ンベヤ11は駆動されているため、供給コンベヤ11上の容
器の底は供給コンベヤ11のベルトに対してスリップさせ
られて容器は停止させられている。
【0023】スラット31が供給ステーションで停止させ
られかつ同スラット31の容器保持孔32の真上に容器Cが
位置させられると、リフタ33が作動させられる。昇降体
34とともにサッカ35が上昇させられ、サッカ35は、ベル
ト42に吸着されている容器Cの底を吸着する。切り替え
バルブ56を切り替えて、前空間53に陽圧を作用させる。
そうすると、ベルト42による容器吸着が解除され、容器
Cを吸着したままサッカを下降させると、その途中で容
器保持孔32に挿入されてスラット31に保持される。容器
Cを保持したスラット31が移動開始すると、供給コンベ
ヤ11および受渡コンベヤ13が再駆動される。
【0024】上記において、2列の受渡コンベヤが記載
されているが、これは充填コンベヤの送りピッチや供給
コンベヤの列数によって適宜変更することができる。但
し充填機の機長を短くするという意味で、この列数はで
きるだけ少なくした方が良い。ただ、2ピッチ送りの充
填コンベヤに対しては1列の受渡コンベヤだと受渡コン
ベヤが2台必要となるので、2ピッチ送りの充填コンベ
ヤに対しては2列の受渡コンベヤが適当である。
【0025】また、バキュームチャンバ内を前後2つの
空間に仕切り、後空間には負圧が連続的に作用させら
れ、前空間には負圧が間欠的に作用させられることに代
わり、バキュームチャンバ内を仕切らずに、バキューム
チャンバ全体に連続的に負圧を作用させるようにし、前
空間に相当する部分の連通孔を開閉蓋等によって間欠的
に開閉するようにしてもよい。ただし、このようにする
と、受渡コンベヤに吸着されている容器内は負圧のまま
であるから、受渡コンベヤから充填コンベヤへの容器受
渡がスムーズに行われなくなる恐れがある。
【0026】さらに、受渡コンベヤとタイミングスクリ
ューが同期駆動されているので、受渡コンベヤ上へ容器
を所定ピッチで供給することができ、さらに充填コンベ
ヤに確実に受渡すことができるようになっているが、タ
イミングスクリューに代わり、受渡コンベヤと同期駆動
されて容器を位置決めできる他の手段を採用してもよ
い。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、容器の搬送能力が高
い容器搬送装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による容器搬送装置の垂直縦断面図で
ある。
【図2】同装置の平面図である。
【図3】同装置のバキュームチャンバ周辺を示す破砕断
面を含む斜視図である。
【符号の説明】
41 バキュームチャンバ 42 ベルト 43 バキュームチャンバ底壁 44 連通孔 61 吸引孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 潮 正人 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10番 地の1四国化工機株式会社内 (72)発明者 植田 道雄 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10番 地の1四国化工機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バキュームチャンバと、バキュームチャ
    ンバを取り囲んで下側移動経路のベルト上面がバキュー
    ムチャンバの底壁下面に摺接させられるように配置され
    ているエンドレスベルトとを備えており、バキュームチ
    ャンバの底壁にベルト移動方向に並んで複数の連通孔が
    形成され、ベルトに、連通孔と連通しうるように吸引孔
    が形成されている容器搬送装置。
  2. 【請求項2】 吸引孔が、容器口部によって被覆されう
    る大きさに形成されるとともに、隣り合う連通孔に渡り
    合いうる大きさに形成されている請求項1記載の容器搬
    送装置。
  3. 【請求項3】 バキュームチャンバ内に、下側移動経路
    のベルト移動方向を基準として、上流側空間および下流
    側空間が形成され、上流側空間に負圧が連続的に作用さ
    せられるとともに、下流側空間に負圧が間欠的に作用さ
    せられるようになされている請求項1または2記載の記
    載の容器搬送装置。
JP16314598A 1998-06-11 1998-06-11 容器搬送装置 Pending JPH11349139A (ja)

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JP (1) JPH11349139A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006131335A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Nissin Food Prod Co Ltd 容器搬送装置
JP2010036998A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Nippon Electric Glass Co Ltd ガラス基板の搬送ユニット、及びガラス基板の搬送装置、並びにガラス基板の搬送方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006131335A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Nissin Food Prod Co Ltd 容器搬送装置
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