JPH11348326A - インパクト式ドットプリンタ - Google Patents

インパクト式ドットプリンタ

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Publication number
JPH11348326A
JPH11348326A JP16182798A JP16182798A JPH11348326A JP H11348326 A JPH11348326 A JP H11348326A JP 16182798 A JP16182798 A JP 16182798A JP 16182798 A JP16182798 A JP 16182798A JP H11348326 A JPH11348326 A JP H11348326A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
characters
driving frequency
dot density
type
print
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16182798A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Asada
尚 淺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP16182798A priority Critical patent/JPH11348326A/ja
Publication of JPH11348326A publication Critical patent/JPH11348326A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドット密度の高い文字を可能な限り速い速度
で印字するようにすること。 【解決手段】 入力された文字種の情報をもとに、励磁
コイル3に通電する時間tをドット密度に応じて短く
し、かつ印字ワイヤ6の駆動周波数fを高めるように制
御することによって、ドット密度の高い文字の濃度は低
いが、その分印字速度を高めるようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインパクト式のドッ
トプリンタに関し、より詳しくは、ドット密度に応じた
記録書込み制御に特徴を有するインパクト式ドットプリ
ンタに関する。
【0002】
【従来の技術】インパクト式のドットプリンタは、励磁
コイルにある一定の電圧をある一定の時間を印加するこ
とにより、プランジャと一体の印字レバーを磁気的に吸
引してその先端に固定した印字ワイヤをインクリボンを
介して記録媒体に打接させ、ついで、復帰バネの付勢力
と打接の際の反力により印字レバーを待機位置に復帰さ
せる動作を繰返して、記録媒体上にドットの集まりより
なる文字等を書込むようにしたものである。
【0003】ところで一般に、印加電圧を一定にした場
合、図4に示したように、印字ワイヤの挙動は励磁コイ
ルへの通電時間tに左右され、通電時間tが長いほど、
つまり励磁コイルへの印加エネルギが多いほど、印字ワ
イヤの立上がり時間が早く記録媒体への衝突速度も大き
くなって、印字力が強く複写能力を高めることができ
る。
【0004】しかしながら、反面において、通電時間t
を長くすることは記録ヘッドの発熱を招くばかりでな
く、印字ワイヤのリバウンドを起こしかつ磁束Φの切れ
を悪くする結果、印字ワイヤの戻りを悪くし、インクリ
ボンとの引掛かりを起こしてワイヤの切損といった問題
を起こすことにもなる。
【0005】他方、プリンタがもつフォントの種数に
は、1インチ当りのフォント数が10の、つまり10cp
iの英数カナ文字標準や、12cpiの英数カナ文字エリー
トや、15cpiの英数カナ文字があり、また、ドット密
度が高い漢字についても6.7cpiの標準や、13.8c
piの半角と呼ばれるもの等がある。
【0006】さらに、文字の大きさが同じでも、漢字に
ついてはゴシックや明朝、英数カナ文字についてはロー
マンやクーリエ等の書体があり、さらに文字品位として
は、ドットの構成を荒くして印字速度を優先するドラフ
ト(高速)や、オリジナルのLQ(高品位、標準、NL
Q)といったものがある。
【0007】またさらに、24ピンプリンタを用いて記
録媒体上に24×12のマトリックスによる文字を形成
する場合、印字ワイヤの駆動周波数fを1800Hzと
すると、キャリッジの桁方向走行速度vは
【0008】
【数1】
【0009】となり、同様に、印字変位を高めるべく桁
方向のドットの数を36とした場合には、キャリッジの
走行速度はさきの例の1/3に低下してしまうことにな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
ドット密度の高い漢字や印字品質の高い文字を形成する
場合でも、支障をきたすことなくこれらをより高い速度
で成形することのできる新たなインパクト式ドットプリ
ンタを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明はこのよ
うな課題を達成するためのインパクト式ドットプリンタ
として、入力された文字種の情報をもとに、励磁コイル
への通電時間をドット密度に応じて短くしかつ駆動周波
数を高めるべく制御する制御手段を設けるようにしたも
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の実施例につ
いて説明する。図1は本発明のプリンタに適用するイン
パクト式の記録ヘッドを示したものである。
【0013】図において符号1は一般的な記録ヘッドを
示したもので、コイルコア2を環状に配列したフレーム
4には、各コイルコア2と対向するようにして印字レバ
ー5が放射状に配設され、励磁コイル3への選択的な通
電により該当する印字レバー5を磁気的に吸引して、そ
の先端に取付けた印字ワイヤ6をインクリボンrを介し
て記録媒体sに打接することにより、打刻したドットの
集まりにより所要の文字等を記録媒体s上に形成するよ
うに構成されている。
【0014】ところで、図中符号10は、回路基板9を
介して励磁コイル3への通電時間t及び印字ワイヤ6の
駆動周波数fをドットの密度に応じて変えるように制御
する制御回路で、印字のための制御回路の一部をなすよ
うホストコンピュータもしくはプリンタに設けられたこ
の制御回路10は、ホストコンピュータもしくはキーボ
ード等から入力する文字種や文字品位についてのデータ
をもとに、ドットの密度が高いほど励磁コイル3への通
電時間tを短く、かつドットの密度が高いほど駆動周波
数fを高くするように制御するよう構成されている。
【0015】図2は、それぞれドット密度を異にする英
数カナ文字のドラフト用と高品質漢字を打出す際の通電
時間t及び駆動周波数fについて示したものである。
【0016】すなわち、英数カナ文字を粗く打つドラフ
ト用のヘッド駆動条件としては、図2(a)に示したよ
うに、励磁コイル3への通電時間t1、つまり印加エネ
ルギpw1としては、印字ワイヤ6の立上がりを早くか
つ記録媒体sへの衝突スピードを高くして、必要かつ十
分な印字力、複写能力が得られるようにするとともに、
駆動周波数f1としては、プラテン8への衝突の際のリ
バウンドや残留磁束φによる印字ワイヤ4の戻り遅れが
つぎの通電の際の印字ワイヤ4の動きに影響を及ぼさな
い限度まで高めることにより、英数カナ文字を、図3に
示した、通常の濃さでかつ通常の速度で打てるようにす
る一方、ドット密度の高い漢字を打出す際のヘッド駆動
条件としては、図2(b)に示したように、励磁コイル
3への通電時間t2を短く、つまり印加エネルギPw2を
小さくし、記録媒体Sへの衝突スピードを落して印字力
を弱める一方、リバウンドあるいは残留磁束Φ2による
影響を少なくし、その分駆動周波数f2を上げて印字速
度を高めることにより、図4に示したように、ドット密
度が高い分印字濃度を弱めて平均化するようにしたもの
である。
【0017】ところで、以上述べた実施例は、記録ヘッ
ド1の駆動条件として英数カナ文字ドラフト用と高品位
の漢字用の2つを選択し得るようにしたものであるが、
例えば24ピンのプリンタでそれぞれ6本、13本、1
8本、27本の横配列ピンを用いて、英数カナ文字ドラ
フト、漢字半角、高品位英数カナ文字及び漢字標準の各
文字種を打つ場合には、これらのピンの使用本数毎に通
電時間tと駆動周波数fを個々に切換え得るように構成
することもできる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、イン
パクト式ドットプリンタに入力する文字種の情報をもと
に、励磁コイルへの通電時間をドット密度に応じて短
く、かつ駆動周波数を高めるようにしたので、ドットの
密度が高い文字種ほど励磁コイルへの入力エネルギを小
さく、印字ワイヤの打接力を弱くしてリバウンドを少な
くかつ磁束の切れをよくし、駆動周波数をより高めて、
支障をきたすことなく、この種の文字を可能な限り高い
速度をもって印字することを可能にする。
【0019】しかも、印字ワイヤの打接力を弱くするこ
とにより印字力、複写能力を低下させ、ドット密度が高
い文字種ほど印字濃度を低く抑えてドット密度の低い他
の印字との間の釣り合いをも採らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例をなすインパクト式記録ヘッ
ドの構成図である。
【図2】(a)(b)はドット密度が低い場合と高い場
合での各駆動条件と、印字ワイヤの挙動を示した図であ
る。
【図3】本発明装置により形成された英数カナ文字を示
した図である。
【図4】(a)(b)は、本発明装置により形成された
高品位漢字の濃度と従来装置により形成された高品位漢
字の濃度の違いを示した図である。
【図5】励磁コイルへの通電時間に対して駆動周波数を
高くした場合の印字ワイヤの挙動について示した図であ
る。
【符号の説明】
3 励磁コイル 5 印字レバー 6 印字ワイヤ 10 制御回路 S 記録媒体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励磁コイルへの選択的な通電により当該
    印字レバーを磁気的に吸引し、これと一体をなす印字ワ
    イヤを記録媒体に衝当てて所要の文字等を打出すインパ
    クト式ドットプリンタにおいて、 入力された文字種の情報をもとに、上記励磁コイルへの
    通電時間をドット密度に応じて短くしかつ駆動周波数を
    高めるべく制御する制御手段を設けたことを特徴とする
    インパクト式ドットプリンタ。
JP16182798A 1998-06-10 1998-06-10 インパクト式ドットプリンタ Withdrawn JPH11348326A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16182798A JPH11348326A (ja) 1998-06-10 1998-06-10 インパクト式ドットプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16182798A JPH11348326A (ja) 1998-06-10 1998-06-10 インパクト式ドットプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11348326A true JPH11348326A (ja) 1999-12-21

Family

ID=15742678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16182798A Withdrawn JPH11348326A (ja) 1998-06-10 1998-06-10 インパクト式ドットプリンタ

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JP (1) JPH11348326A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013180517A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Toshiba Tec Corp ドットマトリックスプリンタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050906