JPH11345924A - 熱移送装置 - Google Patents

熱移送装置

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JPH11345924A
JPH11345924A JP158799A JP158799A JPH11345924A JP H11345924 A JPH11345924 A JP H11345924A JP 158799 A JP158799 A JP 158799A JP 158799 A JP158799 A JP 158799A JP H11345924 A JPH11345924 A JP H11345924A
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JP
Japan
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carbon fiber
heat transfer
transfer device
binder
thermal conductivity
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JP158799A
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Akira Kawahara
晃 川原
Junji Ninomiya
淳司 二宮
Akira Hideno
晃 秀野
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

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  • Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、熱伝導率が銅等の実用的な金属材
料と同等かそれ以上に高く、熱移送不要箇所への熱移送
が抑制され、信頼性が高く、環境破壊の危惧がなく、取
付位置が制限されず、形状自由度が大きく、かつ安価な
熱移送装置の提供を目的とする。 【解決手段】 アルミニウムまたはアルミニウム合金中
に、一軸方向に配向した炭素繊維と、前記炭素繊維を固
着させるバインダーとが、合計で40〜90体積%複合
されている熱移送装置。 【効果】熱伝導性に優れる炭素繊維が複合されているの
で、銅等の実用的な金属材料と同等以上の高い熱伝導性
が得られる。又、炭素繊維を一軸配向させており、軸方
向への熱伝導率が高く、軸と直交する方向への熱伝導率
が低いので、高密度実装機器などに用いて極めて有用で
ある。更に、作動流体を用いないので、信頼性が高く、
環境破壊の危惧がなく、取付位置も制限されない。しか
も形状自由度が大きく、安価でもある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器の発熱部分か
ら熱を効率良く移送する熱移送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】機器を構成する電子部材(パワートラン
ジスタなど)から発生する熱を外部に移送する装置とし
て、ヒートパイプや高熱伝導性の銀、銅、アルミニウム
合金などの金属材料が使用されている。前記ヒートパイ
プは、銅管またはアルミニウム管の内部に真空封入した
作動流体を熱媒体として大量の熱を効率良く移送する装
置である。しかし、ヒートパイプには、作動流体が管
内の物質と反応して特性が劣化する恐れがある、作動
流体(フロン化合物など)の漏れが地球環境を破壊する
恐れがある、熱源を上方にして取付けた場合(トップ
ヒート)は熱移送効率が著しく低下する、などの問題が
ある。
【0003】一方、高熱伝導性金属材料は、銅、アル
ミニウム合金などは、熱伝導率がそれぞれ397、23
0W/m・kであるため、これら金属材料では400W
/m・k程度以上の熱伝導率を要する用途には使用でき
ない、金属材料は熱伝導性が等方性のため熱移送不要
箇所にまで熱が移送されてしまう、銀は、425W/
m・kの熱伝導率が得られるが、材料コストが高い、な
どの問題がある。この他、繊維状のダイヤモンドまたは
炭素(グラファイト)を用いた炭素−炭素複合材(以下
CCコンポジットと称する)が熱移送装置として提案さ
れている(特開平9−298260号公報)が、この
熱移送装置は3000℃を超える高温焼成を繰返して製
造されるため非常に高価であり、また形状自由度が小
さいという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、フロン化合物の
使用規制がさらに深刻化しており、ヒートパイプにおけ
る作動流体の劣化、漏れ等の信頼性の観点から作動流体
を用いない、高信頼性を有する高熱伝導装置が望まれて
いる。本発明は、熱伝導率が銅等の実用的な金属材料と
同等かそれ以上に高く、熱移送不要箇所への熱移送が抑
制され、信頼性が高く、環境破壊の危惧がなく、取付位
置が制限されず、形状自由度が大きく、かつ安価な熱移
送装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
アルミニウム合金中に、一軸方向に配向した炭素繊維
と、前記炭素繊維を固着させるバインダーとが、合計で
40〜90体積%(以下%と略記する)複合されてお
り、その内、前記バインダー量が5〜25%であること
を特徴とする熱移送装置である。
【0006】請求項2記載の発明は、バインダーが、カ
ーボン、又はセラミックであることを特徴とする請求項
1記載の熱移送装置である。
【0007】請求項3記載の発明は、炭素繊維が配向す
る方向の熱伝導率が400W/m・k以上であり、前記
炭素繊維が配向する方向と直交する方向の熱伝導率が6
0W/m・k以下であることを特徴とする請求項1、又
は2記載の熱移送装置である。
【0008】請求項4記載の発明は、炭素繊維束にアル
ミニウム合金溶湯が含浸され凝固されていることを特徴
とする請求項1、2、3のいずれかに記載の熱移送装置
である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、高熱伝導性の炭素繊維
を、アルミニウム合金により結束および形状付与した熱
移送装置である。本発明において、前記炭素繊維を複合
するアルミニウム合金は、用途に応じて任意に選定され
る。純アルミニウムは熱伝導性の点で有利である。本発
明において、一軸方向に配向した炭素繊維と、前記炭素
繊維を固着させるバインダーとの複合率を40〜90%
に規定する理由は、40%未満では十分な熱伝導性が得
られず、90%を超えるとアルミ合金による炭素繊維の
結束および形状付与が十分に行えなくなるためである。
炭素繊維は、バインダーとの合計体積率(複合率)が9
0%を越えない範囲内であれば、炭素繊維が多いほど熱
移送装置の熱特性が向上する。熱特性を考慮すると、上
記炭素繊維の複合率は、60〜85%であることが好ま
しい。
【0010】炭素繊維は、軸方向(長さ方向)と、軸と
直交する方向とで熱伝導率が著しく異なり(異方性が大
きい)、軸方向の熱伝導率はグラファイト化率を上げる
ことにより1000W/m・k以上に向上するが、軸と
直交する方向の熱伝導率はせいぜい数十W/m・k程度
である。請求項1記載の発明は、炭素繊維を一軸方向に
配向させた熱移送装置で、炭素繊維の軸を熱移送方向に
向けて使用することにより、熱移送箇所に熱を効率良く
移送し、熱移送不要箇所(炭素繊維の軸と直交する方
向)へは熱の移送を抑制したものである。この熱移送装
置は、炭素繊維が一軸方向に配向しているので、形状制
御が容易であり、前記熱伝導率の異方性の大きいことと
相まって、高密度実装機器などに有効に用いられる。
【0011】請求項2記載の発明では、炭素繊維は、カ
ーボンやセラミックのバインダーでバインドされて、炭
素繊維束(ロッド状プリフォーム)となされている。こ
のうちバインダーとしてカーボンを用いると、これが焼
成時に一部グラファイト化して、複合体に用いられる炭
素のグラファイト化率が向上し、セラミックのバインダ
ーを用いた場合よりもさらに熱伝導率の向上を図ること
が可能である。又、炭素繊維を例えばSiC等のセラミ
ックでコーティングすれば、耐酸化性などの高温特性を
向上させることが出来る。前記セラミックのバインダー
としては、Si,Ti,Zr,Li等のうち少なく共一
種以上を含む酸化物が挙げられるが、もっとも好ましい
ものはシリカである。
【0012】請求項3記載の発明では、炭素繊維が配向
する方向の熱伝導率を400W/m・k以上、前記炭素
繊維が配向する方向と直交する方向の熱伝導率が60W
/m・k以下に規定した装置である。この装置は、高価
な銀に代替し得るもので経済的効果が大きい。
【0013】請求項4記載の発明は、炭素繊維とアルミ
ニウム合金との濡れ性の悪さに起因する両者間の熱伝達
の低下を改善して熱移送性を向上させた熱移送装置であ
る。即ち、炭素繊維束にアルミニウム合金を溶融状態で
含浸し、そのまま凝固させて、炭素繊維を熱膨張係数の
大きいアルミニウム合金で焼きばめ状態に包んで、アル
ミニウム合金と炭素繊維との密着性を高め、それによ
り、炭素繊維による熱伝導性向上効果を効率良く発現さ
せた熱移送装置である。本発明において、アルミニウム
合金は用途に応じて任意に選定される。例えば、熱伝導
性からは純Alが有利であり、強度的にはSiを10〜
30%含むAl−Si合金が好ましい。
【0014】
【実施例】以下に、本発明を実施例により詳細に説明す
る。 (実施例1)直径3mmで、400mmの長さに切断し
た炭素繊維をフェノール樹脂に浸し、前記樹脂を含浸
後、200℃にて乾燥させた。その後2800℃におい
て焼成し、直径3mm、長さ400mmのロッド状で、
炭素繊維、及びバインダー(カーボン)の体積充填率を
種々変化させたプリフォームを形成した。前記ロッド状
プリフォームを30本、ステンレスの細線を用いて束ね
て、予熱炉にて700℃に加熱後、250℃に予熱した
鋳造金型に設置した。これに750℃のAl−20%S
i合金溶湯を、射出速度10cm/secで鋳込み後、
1060kgf/cm2 の圧力で1min加圧保持後凝
固させた。その結果、図1に示す断面円形(直径20m
m)の熱移送装置1を製造した。図1で、7は炭素繊維
及びバインダーよりなるロッド状プリフォームである。
【0015】上記の様にして作製した熱移送装置につい
て、長さ方向(炭素繊維の軸方向)と横方向(炭素繊維
の軸方向と直交する方向)の熱伝導率を、レーザーフラ
ッシュ法により測定した。長さ方向の測定については、
ロットの軸方向が、サンプルの平面と垂直となるよう
に、サンプルを成形し、前記サンプル平面部全面にレー
ザーを照射した。そして、照射面の反対側に設置した熱
電対によって温度測定を行い、熱拡散率を求めた。同じ
くレーザーフラッシュ法を用いて、比熱を測定した。そ
して、熱拡散率、比熱とサンプル比重から熱伝導率を求
めた。又、接触式により熱膨張係数を測定した。
【0016】表1に、この熱移送装置における炭素繊維
(カーボン(マトリックス部)と記載)及びバインダー
(カーボン)の体積分率、熱伝導率、40〜100 ℃の温度
範囲での熱膨張係数を示す。炭素繊維とバインダーとの
複合率が90%を越える比較例No.11は熱膨張係数
の測定が不可能であったが、これは前述したように、炭
素繊維とバインダーとの複合率が90%を越えるとアル
ミニウム合金による炭素繊維の結束、および形状付与が
十分に行えなくなるためである。又、カーボンバインダ
ーの体積充填率が5%未満である比較例No.5も、同
様に炭素繊維の結束が困難になり、熱膨張係数の測定が
不可能であった。逆に炭素繊維とバインダーとの複合率
が40%未満である比較例No.1、及びカーボンバイ
ンダーの体積充填率が25%を越える比較例No.7
は、所望の性能(熱伝導率)が得られなかった。
【0017】更に、上記熱移送装置について、−40℃
にて5分保持後、125℃にて5分保持という条件のも
とで、熱サイクルを500回加えた。上記熱サイクル後
の、熱伝導率、及び熱膨張係数を表1に併記する。表1
から明らかなように、本発明例2〜4,6,8〜10
は、熱伝導率、熱膨張係数共に特性の劣化はほとんど見
られなかった。
【0018】(実施例2)炭素繊維をシリカバインダー
によりバインドした以外は、実施例1と同様な方法によ
り、図1に示す断面円形の熱移送装置1を製造した。上
記熱移送装置について、実施例1と同様な方法で熱特性
を測定し、炭素繊維(カーボン(マトリックス部)と記
載)及びバインダーの体積分率と共に、表2に示した。
本実施例においても、炭素繊維とバインダーとの複合率
が90%を越える比較例No.29、及びバインダーの
体積充填率が5%未満である比較例No.24は、炭素
繊維の結束が困難になり、熱膨張係数の測定が不可能で
あった。逆に炭素繊維とバインダーとの複合率が40%
未満である比較例No.21は、所望の性能(熱伝導
率)が得られなかった。又、実施例1と同様な方法で熱
サイクル試験を行い、特性の劣化がないことを確認し
た。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】(実施例3)炭素繊維をシリカバインダー
によりバインドして得られた、直径3mm、長さ400
mmのロッド状プリフォームを束ねて、断面寸法が10
×20mm、長さ400mmの角棒状にした以外は、実
施例2と同様な方法により、図2に示す断面長方形の熱
移送装置2を製造した。炭素繊維の体積分率は80%と
し、シリカバインダーの体積分率は6%とした。
【0022】(実施例4)炭素繊維をシリカバインダー
によりバインドして得られた、直径3mm、長さ400
mmのロッド状プリフォームを束ねて、直径10mm、
長さ400mmのL字状にした以外は、実施例2と同様
な方法により、図3に示す断面円形のL字状熱移送装置
3を製造した。炭素繊維の体積分率は80%とし、シリ
カバインダーの体積分率は6%とした。
【0023】(実施例5)炭素繊維をシリカバインダー
によりバインドして得られた、直径3mm、長さ400
mmのロッド状プリフォームを束ねて、断面寸法が10
×20mm、長さ400mmの角棒状で、途中で二股に
分かれた異型状にした以外は、実施例2と同様な方法に
より、図4に示す二股状異型熱移送装置4を製造した。
炭素繊維の体積分率は80%とし、シリカバインダーの
体積分率は6%とした。
【0024】(実施例6)実施例1と同様な方法で、炭
素繊維をカーボンバインダーによりバインドしてして得
られた、直径3mm、長さ4mmのロッド状プリフォー
ムを束ねて、図5に示すように、ロッド状プリフォーム
を、長さ方向が熱移送装置の底面に垂直になるように配
向させた、直径10mm、厚さ4mmのボタン状の熱移
送装置5を製造した。炭素繊維の体積分率は52%と
し、カーボンバインダーの体積分率は23%とした。
【0025】(実施例7)実施例1の方法により得られ
た、断面円形(直径20mm)の熱移送装置1は、アル
ミニウム合金が含浸されたロッド状プリフォーム部と、
アルミニウム合金のみの部分から構成されているが、こ
のような複合体からの外側から、ロッド状プリフォーム
1本分に相当する部分を採取して、図6に示すロッド状
プリフォーム7と同寸法の熱移送装置6を製造した。炭
素繊維の体積分率は52%とし、カーボンバインダーの
体積分率は23%とした。
【0026】実施例3〜7にて得られた各々の熱移送装
置について、実施例1と同様な方法で、長さ方向(炭素
繊維の軸方向)と横方向(炭素繊維の軸方向と直交する
方向)の熱伝導率を測定したところ、表1,2に示し
た、実施例1,2の本発明例と、ほぼ同等な値が得られ
た。更に、実施例1と同じ条件で熱サイクルを加えた
が、熱伝導率、熱膨張係数共に特性の劣化はほとんど見
られなかった。
【0027】以上の結果から明らかなように、本発明の
熱移送装置は、形状の如何を問わず、いずれも長さ方向
(炭素繊維の軸方向)の熱伝導率が400W/m・k程
度以上と、銅等の実用的な金属材料と同等、或いはそれ
以上に大きい。かつ、横方向(炭素繊維の軸方向と直交
する方向)への熱伝導率は、これら金属材料に比べて桁
違いに低い。従って、この熱移送装置は高密度実装の電
子機器に効果的に適用できる。
【0028】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の熱移送装
置は、熱伝導性に優れる炭素繊維が複合されているの
で、銅等の実用的な金属材料と同等以上の高い熱伝導性
が得られる。又、炭素繊維を一軸配向させており、軸方
向への熱伝導率が高く、軸と直交する方向への熱伝導率
が低いので、高密度実装機器などに用いて極めて有用で
ある。更に、作動流体を用いないので、信頼性が高く、
環境破壊の危惧がなく、取付位置も制限されない。しか
も形状自由度が大きく、安価でもある。依って、工業上
顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱移送装置の第1の例を示す斜視図で
ある。
【図2】本発明の熱移送装置の第2の例を示す斜視図で
ある。
【図3】本発明の熱移送装置の第3の例を示す斜視図で
ある。
【図4】本発明の熱移送装置の第4の例を示す斜視図で
ある。
【図5】本発明の熱移送装置の第5の例を示す斜視図で
ある。
【図6】本発明の熱移送装置の第6の例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 断面円形の熱移送装置 2 断面長方形の熱移送装置 3 L字状の熱移送装置 4 二股状異型熱移送装置 5 ボタン状の熱移送装置 6 ロッド状プリフォームと同寸法の熱移送装置 7 炭素繊維及びバインダーよりなるロッド状プリフォ
ーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムまたはアルミニウム合金
    (以下アルミニウム合金と略記する)中に、一軸方向に
    配向した炭素繊維と、前記炭素繊維を固着させるバイン
    ダーとが、合計で40〜90体積%(以下%と略記す
    る)複合されており、その内、前記バインダー量が5〜
    25%であることを特徴とする熱移送装置。
  2. 【請求項2】 バインダーが、カーボン、又はセラミッ
    クであることを特徴とする請求項1記載の熱移送装置。
  3. 【請求項3】 炭素繊維が配向する方向の熱伝導率が4
    00W/m・k以上であり、前記炭素繊維が配向する方
    向と直交する方向の熱伝導率が60W/m・k以下であ
    ることを特徴とする請求項1、又は2記載の熱移送装
    置。
  4. 【請求項4】 炭素繊維束にアルミニウム合金溶湯が含
    浸され凝固されていることを特徴とする請求項1、2、
    3のいずれかに記載の熱移送装置。
JP158799A 1998-04-02 1999-01-07 熱移送装置 Pending JPH11345924A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012233643A (ja) * 2011-05-02 2012-11-29 Nissan Motor Co Ltd 熱的異方性を備えた熱伝導部材及びそれを用いた磁気冷凍機
CN108930006A (zh) * 2018-08-27 2018-12-04 中南大学 一种镀铜短切碳纤维增强铜/石墨复合材料及其制备方法
KR20200036630A (ko) * 2018-09-28 2020-04-07 주식회사 포스코 마그네슘 용탕 이송용 히터 구조물 및 그 제조방법

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