JPH11345752A - 半導体製造方法とそのための電子コントロールカード,半導体製造装置及び半導体検査装置 - Google Patents
半導体製造方法とそのための電子コントロールカード,半導体製造装置及び半導体検査装置Info
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- JPH11345752A JPH11345752A JP15142198A JP15142198A JPH11345752A JP H11345752 A JPH11345752 A JP H11345752A JP 15142198 A JP15142198 A JP 15142198A JP 15142198 A JP15142198 A JP 15142198A JP H11345752 A JPH11345752 A JP H11345752A
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Abstract
ことを防止可能とする。 【解決手段】 半導体製造装置1は、ウエハの処理中、
この処理に関する装置パラメータをデータ処理装置2に
送る。データ処理装置2では、これまでの装置パラメー
タや半導体検査装置3の検査結果から求めた良品取得確
率分布関数f0が保持されており、送られてきた装置パ
ラメータと確率分布関数f0とを照合して製造装置1で
処理されているウエハの異常発生確率を求め、これに応
じてこのウエハの検査装置3での検査方法や検査の優先
順位を決めるとともに、異常発生確率が高い場合、製造
装置1の表示装置に警報や対策指示を与えたり、想定さ
れる不良の種類によりウェハ面内またはロット内の検査
数やレシピを変える指示を出す。そして、検査装置3か
ら検査結果があると、この検査結果に基づいて確率分布
関数f0を修正し、次に処理されるウエハの異常発生確
率の決定に用いる。
Description
おいて後続工程が検査工程となっている工程に関係す
る。
は、個々の製造装置が夫々独自にウェハ処理中のパラメ
ータを測定して記録している。ここで、ウェハ処理中の
パラメータとは、例えば、薄膜上にパターン構造を形成
するためのドライエッチング装置の場合には、発光スペ
クトルや、エッチングの終点判定のために用いられる特
定の波長の光強度の時間変化,消費電力,印加電圧,処
理圧力,ガス流量,電極温度などであり、また、薄膜を
形成するためのCVD装置やスパッタリング装置の場合
には、消費電力や印加電圧,処理圧力,ガス流量,電極
温度などであり、また、ウェハの洗浄装置の場合には、
薬液の濃度や流量,温度などである。かかるパラメータ
のうち製造条件に関わるもの(例えば、消費電力や印加
電圧,流量,圧力,温度など)は、処理環境を一定にし
て製品の品質を確保するために、所定の値に制御されて
いる。従って、これらのパラメータは、所定の値に保た
れているのが当然なので、測定されるだけで記録には残
されないことが多い。
査頻度やレシピ(検査手法)で検査が行なわれる。検査
装置のレシピにも、例えば、散乱光強度の閾値やレーザ
光強度,測定場所,測定点数,ロット中で検査をする枚
数などのパラメータがある。これらのパラメータは、例
えば、A工程では、ウェハ番号15のウェハのみについ
て面内の決められた位置を10点検査するというよう
に、工程によって決まっている。
は、製造装置でのウェハ処理中にパラメータの異常を見
逃した場合、早くともそのロットの処理が終了するま
で、そのパラメータの異常に起因する不良を作り続けて
しまうことになる。最も遅い場合には、パラメータの異
常に起因した不良が検査装置の検査対象となるウェハに
発生するが、通常抜き取り検査が行なわれるものである
から、この不良となったウエハが検査されるまで不良品
が作り続けられることになり、工程の歩留まりを低下さ
せてしまう。
当たり検査するウェハの個数を増やしたり、ウェハ面内
での検査する点数を増やしたりすることにより、見逃し
てしまう不良品の個数を減らし、対策が早く行なえるよ
うにすることが考えられる。しかし、これでは、検査が
律速となり、工程のスループットを低下させることにな
る。
ために、検査装置の性能を向上させて検査速度を高める
ことが考えられるが、これには技術的な課題が大きく、
一朝一夕では解決することができず、現在の半導体製造
ラインに直ちに適用することは困難である。また、検査
装置の台数を増やしたり、検査装置の作業員を増やした
りすることも考えられるが、製造コストを上昇させてし
まうことになる。特に、今後のウェハの大口径化や半導
体装置の高集積化に伴い、ウェハや検査装置の単価は上
がるにもかかわらず、供給過剰などによって高い付加価
値の半導体装置の価格低化が進行する場合、歩留まりの
低下と製造コストの上昇は致命的な問題である。
期,新機種の製造装置の導入時期または半導体装置の開
発期間の場合には、過去の経験が不足しているために、
適切な検査頻度が不明である。また、製造装置から得ら
れる測定パラメータがどのような変化を示すと、製品に
異常として現れるのかも不明である。そのため、検査頻
度を過剰にせざるを得なくなり、開発コストの上昇と開
発期間の長期化を招くことになる。このことは、日進月
歩の新製品開発競争の中においては、致命的な問題とな
る。
じパラメータ異常に起因する不良ウェハまたはロットを
2つ以上作り込むことを防止し、検査工程が律速になる
ことなく、歩留まりの低下と製造コスト上昇を防ぐこと
ができるようにした半導体製造方法,装置及び半導体検
査装置を提供することにある。
の立ち上げ時期または新しい半導体装置の開発期間で
は、検査を頻度の過不足なく行なうことにより、開発コ
ストの低減や開発期間の短縮を実現可能とした半導体製
造方法,装置及び半導体検査装置を提供することにあ
る。
に、本発明による半導体製造方法は、半導体製造装置
と、該半導体製造装置で処理されたウェハやロットを検
査する半導体検査装置と、該半導体製造装置及び該半導
体検査装置との通信によってウェハやロットの処理中の
該半導体製造装置の装置パラメータと該ウェハや該ロッ
トの検査結果を収集・蓄積し両者の相関関数を扱うデー
タ処理装置とからなるシステムを用い、該データ処理装
置が、該半導体製造装置から得られた該装置パラメータ
を該相関関数に照らして、該半導体製造装置で処理中の
該ウエハやロットが統計的に不良品になる確率が高い場
合、該半導体製造装置の表示装置に該ウェハや該ロット
の処理中または処理終了後に警報や対策指示を与えるも
のである。
エハやロットを処理して装置パラメータを発生し、表示
装置を備えるとともに、処理した該ウェハや該ロットを
検査する半導体検査装置との通信によって得られた該ウ
ェハや該ロットの検査結果と該ウェハや該ロットの処理
中に該装置パラメータを収集・蓄積し、該検査結果と該
装置パラメータとの相関関数を扱うデータ処理装置を内
蔵したものであって、該データ処理装置が、該装置パラ
メータを該相関関数に照らして、該半導体製造装置で処
理中の該ウエハやロットが統計的に不良品になる確率が
高い場合、該表示装置に該ウェハや該ロットの処理中ま
たは処理終了後に警報や対策指示を送るようにする。
半導体製造装置で処理されたウエハやロットを検査し、
該半導体製造装置との通信によって得られた該ウェハや
該ロットの処理中の該半導体製造装置の装置パラメータ
と該ウェハや該ロットの検査結果を収集・蓄積して、両
者の相関関数を扱うデータ処理装置を内蔵しており、該
データ処理装置が、該装置パラメータを該相関関数に照
らして、該半導体製造装置で処理中の該ウエハやロット
が統計的に不良品になる確率が高い場合、該表示装置に
対して、該ウェハや該ロットの処理終了後に警報や対策
指示を送るようにする。
半導体製造装置のパラメータ異常によって不良品が発生
した場合、それを複数製造しないようにすることが有効
である。そのためには、半導体製造装置のウエハやロッ
トの処理に関するパラメータ(以下、装置パラメータと
いう)に異常が見られた場合、そのウェハまたはロット
の処理終了後(処理後のウエハやロットを、以下、まと
めて製品という場合もある)、他のウェハやロットに対
して優先して検査を行ない、その結果不良が発生してい
ることが判明した場合には、迅速にその原因を明らかに
して、この半導体製造装置のメンテナンスを行なうなど
の対策を講じる必要がある。
異なる値や波形が見られたからといって、必ずしも処理
されるウェハやロット上で不良が発生したとは限らない
し、また、1台の半導体検査装置が1台の半導体製造装
置で製造された製品のみを専門的に検査しているわけで
はなく、同じ半導体検査装置が複数の半導体製造装置で
製造された夫々の製品を検査しなければならないことが
通常である。そこで、装置パラメータに通常とは異なる
値や波形が見られた場合には、処理されるウェハやロッ
ト上で実際に不良が発生しているかどうかに限らず、そ
の処理後に検査が行なわれるのであるが、同じ半導体検
査装置が複数の半導体製造装置で製造された製品を検査
する場合、2以上の半導体製造装置でのウエハやロット
の検査が同時となる場合があり(例えば、ある製品の検
査中に2以上の半導体製造装置での処理が終了して夫々
の製品を検査する必要がある場合)、このために、夫々
の半導体製造装置からの製品に検査の優先順位を設定
し、その優先順位が高い順に検査を行なうようにするこ
とが考えられる。
したとしても、優先順位の設定によっては、同時に検査
対象となる2以上の半導体製造装置の製品に同じ優先順
位が設定されている場合もあり得るものであり、このよ
うな場合、半導体検査装置上で混乱をきたす可能性があ
る。
る確率に応じた検査の優先順位を与えて検査を行なうよ
うにすることにより、かかる問題の解決を図っている。
行なわれるが、ここで、製品の検査頻度やレシピを決定
する要素となる装置パラメータとともに、検査の優先順
位の決定方法について説明する。
中のウエハやロット(以下では、処理対象をウエハとし
て説明するが、ロットについても同様である)の処理に
関する製造パラメータの収集・蓄積を行なう。ここで、
簡単のために、取り扱う装置パラメータを、時間tの関
数として、Xn(t)で表わす。但し、n=1,2,
3,……,mであって、ここでは、半導体製造装置にm
個の装置パラメータがあるものとし、そのn番目の装置
パラメータをXn(t)とするものである。なお、装置
パラメータXn(t)の個数mは半導体製造装置に応じ
たものであって、その個数が等しい半導体製造装置もあ
るし、互いに個数が異なる半導体製造装置もある。
tの関数のままでは取扱いが複雑になるので、この装置
パラメータXn(t)の特徴を示す値を抽出し、その値を
特徴パラメータτ(Xn:p)として定義する。但し、p
=1,2,3,……,qであって、装置パラメータXn
(t)の特徴はq種類あるものとし(但し、qの値、即
ち、特徴の種類は装置パラメータXn(t)夫々に応じた
ものであり、異なる装置パラメータXn(t)で構成とな
る場合もあるし、等しい場合もある)、特徴パラメータ
τ(Xn:p)は装置パラメータXn(t)のp番目の特徴
を示す値とする。なお、これら特徴パラメータτ(X
n:p)は、量子化されていることが望ましい。
Xn(t)がm個あるものとして、データ処理装置に
は、かかるm個の装置パラメータXn(t)の特徴パラ
メータτ(Xn:p)を用いて、次のように定義される
良品取得度数分布関数F0、即ち、 F0[τ(X1:1),……,τ(X1:q1),τ(X2:1),…… ,τ(Xn:1),……,τ(Xn:qn),…… ,τ(Xm:qm)] ……(1) が半導体製造装置毎に記憶されている。但し、q1,…
…,qn,……,qmは装置パラメータX1(t),…
…,Xn(t),……,Xm(t)の特徴パラメータ数で
ある。
q1),τ(X2:1),……,τ(Xn:1),……,
τ(Xn:qn),……,τ(Xm:qm)]は、z次元
の空間座標を表わしている(zはm個の装置パラメータ
Xn(t)の特徴パラメータの総数であり、上記の例で
は、z=q1+……+qn+……+qmである)。ここ
で、この良品取得度数分布関数F0は、このz次元の各
空間座標毎の良品である製品の取得回数と不良品である
製品の取得回数との差を表わしており、この差を度数y
という。
…,τ(X1:q1),τ(X2:1),……,τ(X
n:1),……,τ(Xn:qn),……,τ(Xm:q
m)]毎の事象が起こった度数yを現在までの半導体検
査装置の検査回数Nで割った値の分布関数を良品取得確
率分布関数f0する。これは、 f0[τ(X1:1),……,τ(X1:q1),τ(X2:1),…… ,τ(Xn:1),……,τ(Xn:qn),…… ,τ(Xm:qm)] ……(2) で表わされる。データ処理装置には、かかる良品取得確
率分布関数f0も記憶されている。
を処理したときの夫々装置パラメータXn(t)から得
られた特徴パラメータがτ(Xn:1),τ(Xn:
2),……,τ(Xn:qn)であるとすると、良品取
得確率分布関数f0のこれら特徴パラメータで決まる座
標位置での値(即ち、良品取得度数分布関数F0のこの
座標位置での度数を検査回数Nで割った値)が求められ
る。この値は上記の特徴パラメータが得られたときの製
品が良品である確率を表わすものであって、以下、良品
取得確率f0Vという。このようにして得られた良品取
得確率f0Vを基に、半導体検査装置でのこの製品に対
する検査頻度や検査レシピ,検査優先順位が決められ
る。
数f0を基に検査の優先順位を決定すると、異なる半導
体製造装置で処理されるウエハに対する良品取得度数分
布関数F0、従って、良品取得確率分布関数f0は互い
に独立であるから、異なる2以上の半導体製造装置で得
られる製品間で同じ優先順位が設定されることもある
し、また、同じ優先順位の製品の検査が同時に指示され
る場合もあり得る。
確率分布関数f0を基に設定される優先順位に、例え
ば、工程の重要度(例えば、工程が上流であるか下流で
あるか、ウェハの付加価値,対象となった製造装置や次
工程の仕掛かり量など)に応じて重み付けを行ない、同
じ優先順位のウェハが存在しないようにする。
良品取得確率分布関数f0を最も正確な形で得ることが
できるようにする方法について説明する。
られた夫々の装置パラメータXn(t)の特徴パラメー
タが夫々τ(Xn:1),τ(Xn:2),……,τ(X
n:qn)とし、かつその製品の検査結果が良品であっ
たとすると、良品取得度数分布関数F0でのz次元の座
標空間の座標位置[τ(Xn:1),τ(Xn:2),…
…,τ(Xn:qn)](なお、以下では、表現が長くな
るので、z次元の座標空間の座標位置を、このように、
n番目の装置パラメータXn(t)の特徴パラメータの
みで表わし、他の装置パラメータの特徴パラメータは省
略する。良品取得確率分布関数f0についても、同様と
する)の度数yを、これまでの値に1を加えて、y+1
とする。また、もし、この製品が不良品であるときに
は、度数をy−1とする。
数分布関数をF1とする。この場合、製品が良品であっ
ても、また、不良品であっても、検査回数は、1回増え
るので、N+1とする。そして、良品取得度数分布関数
F1の各座標位置における度数をN+1で割った結果を
新たな良品取得確率分布関数f1とする。
のようにして得られた良品取得度数分布関数F1と良品
取得確率分布関数f1とを夫々新たな良品取得度数分布
関数F0,良品取得確率分布関数f0として用い、同様
の操作を繰り返す。
度数分布関数F0と良品取得確率分布関数f0を新たに
決定することにより、例えば、不良には結びつかない
が、経時変化のように緩やかに装置パラメータが推移し
ても、良品取得度数分布関数F0と良品取得確率分布関
数f0とはその変化に追従することになる。
ラインの立ち上げ時期,新製品の開発時期においては、
当然良品取得度数分布関数F0や良品取得確率分布関数
f0の全ての空間座標[τ(Xn:1),τ(Xn:
2),……,τ(Xn:q)]での値(即ち、度数yや良
品取得確率f0V)は0となっている。このような場合
には、特徴パラメータがどのような値のときに良品が取
れるか不明であるので、まず、処理される全てのウェハ
に対して検査を行なう。その後、検査を重ねて、上記の
手順により、良品取得度数分布関数F0や良品取得確率
分布関数f0を更新していき、これら関数F0,f0が
明確な分布を持つようになったとき、即ち、良品取得度
数yの最大値がある閾値、例えば、50になったときか
ら、良品取得確率分布関数f0を用いて検査の優先順位
などを決めるようにする。
に至る間に良品取得度数分布関数F0や良品取得確率分
布f0のトレンドを得ることができ、その分布が確立す
るに従って検査するウェハ数も減らしていくことができ
る。
ェハ処理に関わるパラメータは時間tだけの1変数の関
数として扱かったが、これのみに限られるものではな
く、この他に、プラズマやUV光などを用いる場合に
は、発光強度I(λ)という波長の関数、または、発光
強度I(λ,t)という波長と時間の関数になることも
考えられるし、ラジカルやガスのマススペクトルの場合
には、質量数と時間の関数になることも考えられるし、
交流の電源を用いる装置の場合には、電圧と時間、また
は、電圧波形のFFTスペクトルと時間の関数になるこ
とも考えられる。さらに、装置壁面の温度分布などは、
T(x,y,t)のように、3変数のパラメータとな
る。
でも、装置パラメータの波形の特徴を表わす特徴パラメ
ータを抽出してτ(Xn:p)を定義することにより、1
変数の装置パラメータと全く同様に扱うことができる。
処理装置と半導体製造装置との間やデータ処理装置と検
査装置との間で通信を行なうことができるようにするこ
とにより、半導体製造装置での異常検出情報を迅速に半
導体検査装置でのレシピや検査頻度などに反映させられ
て不良検出までの時間を短縮することができるし、半導
体検査装置での不良発生情報を半導体製造装置へのアラ
ームや対策指示という形で迅速に対応させることができ
る。
じパラメータの異常に起因する不良なウェハまたはロッ
トを複数作り続けるといったことを防止することがで
き、歩留まりの低下や製造コスト上昇を防ぐことができ
る。また、新規ラインの立ち上げ時期や新しい半導体装
置の開発期間においては、製品の検査を、その検査頻度
の過不足なく、行なうことにより、開発コストの低減と
開発期間の短縮を図ることができる。
明の実施形態を図面を用いて説明する。図1は本発明に
よる半導体製造装置や半導体検査装置の一実施形態を用
いた半導体製造ラインを示すブロック図であり、1は半
導体製造装置(ここでは、ドライエッチング装置とす
る)、2はデータ処理装置、3は半導体検査装置であ
る。
1とデータ処理装置2との間と、半導体検査装置3とデ
ータ処理装置2との間とでは、相互にデータの送受信が
できるようになっている。そして、半導体製造装置1で
ウェハをエッチングしているときにモニタできる一部ま
たは全ての装置パラメータXn(t)は、データ処理装
置2に送られる。
いた本発明による半導体製造方法の一実施形態を示すフ
ローチャートであって、1aは装置パラメータ測定器、
1bは表示装置、1cはコントローラ、3aは検査結果
出力装置、3bはコントローラであり、図1に対応する
部分には同一符号を付けている。
の処理中に装置パラメータ測定器1aで測定されたパラ
メータの時間変化、即ち、装置パラメータXn(t)が全
て、ウェハの処理中または処理直後に、データ処理装置
2に送られる。
テップ100)、この装置パラメータXn(t)の時間変
化の特徴を表わす特徴パラメータτ(Xn:p)を算出す
る(ステップ101)。
て、図3に示すように、例えば、電極温度波形とする
と、電極温度の時間変化を表わす装置パラメータXn
(t)の特徴値(特徴パラメータ)は、実温度の平均値
TAveと温度の振幅(最大値と最小値との差)TAmpとであ
る。この他に測定された装置パラメータや特徴パラメー
タがない場合には、良品取得度数分布関数F0や良品取
得確率分布関数f0は、平均値TAveと振幅TAmpとの値
に対して決定される。
らなる1つの装置パラメータX1(t)のみが対象とな
るものであって、その特徴パラメータτ(X1:1),
τ(X1:2)は夫々平均値TAve,振幅TAmpである。
従って、上記式(1),(2)により、良品取得度数分
布関数F0や良品取得確率分布関数f0は夫々、 F0[TAve,TAmp] f0[TAve,TAmp] となる。データ処理装置2には、かかる良品取得度数分
布関数F0や良品取得確率分布関数f0が記憶されてい
る。
の振幅TAmpとの値を装置パラメータX1(t)の特徴
値、即ち、特徴パラメータτ(X1:1),τ(X1:
2)としたときの良品取得確率分布関数f0の一具体例
を示す図である。
めた平均値TAveと振幅TAmpとの値が図4に示すTAve
−TAmp平面上のどの位置に当たるかを調べる。その位
置での良品取得確率分布関数f0の値f0Vがそのウェ
ハの良品取得確率である(図2のステップ102)。そ
して、この良品取得確率f0Vに基づいてこのウエハの
異常発生確率を決め(ステップ103)、この異常発生
確率が低いときには、半導体検査装置3でのこのウエハ
の検査を「通常検査」とし(ステップ104)、また、
異常発生確率が高いときには、半導体製造装置1に警報
Wを送ってその表示装置1bに表示させたり(ステップ
105)、半導体製造装置1のコントローラ1cに対策
指示D1や着工停止指示D2を与えたりし(ステップ1
06,107)、また、半導体検査装置3に検査レシピ
や優先順位の指示D3を与え(ステップ108)、所定
の抜き取り検査を行なわせる(ステップ109)。
関係の一例について説明する。得られた良品取得確率f
0Vが図4での最大値の90%以上のとき、異常発生確
率が充分低いとして、半導体検査装置3にウエハの検査
頻度を25枚に1枚の割合とする上記通常検査を行なわ
せる。この場合には、半導体製造装置1への上記の警報
Wや指示D1,D2を行なわない。得られた良品取得確
率f0Vが図4での最大値の75%以上,90%未満の
ときには、異常発生確率が高まったとして、半導体検査
装置3に10枚に1枚の頻度でウエハの検査を行なうよ
うに指示し、通常検査のときよりも抜き取り頻度を高め
る。得られる良品取得確率f0Vが図4での最大値の3
0%以上,75%未満のときには、異常発生確率がさら
に高いとして、半導体検査装置3にウエハを全数検査さ
せる。得られた良品取得確率f0Vが図4での最大値の
5%以上30%未満のときには、異常発生確率が充分高
いとして、このウエハの検査の優先順位を高め、半導体
検査装置3に現在検査中のウェハの次に検査を行なうよ
うに指示する。
に応じて異常発生確率を決め、異常発生確率が高くなる
ほど検査頻度が高くなるようにする。そして、また、異
常発生確率が高くなるにつれて、あるいは想定される異
常の種類に応じて、ウエハ面内の検査位置や検査点数,
検査の仕方などの検査レシピを適宜変更し、また、検査
の優先順位を高めていく。
処理装置2からの指示D3をコントローラ3bが受けて
この指示に基づいてウエハの検査を行ない、検査結果出
力装置3aにより、その検査結果(例えば、異物数や欠
陥数,不良ビットの数など)Cをデータ処理装置2に送
信する。データ処理装置2は、その検査結果を受けると
(ステップ110)、この検査結果が管理基準を満たし
ているか否か判定する(ステップ111)。そして、こ
の管理基準を満たしていれば、この検査したウエハを良
品と判定し、上記のように、この良品取得確率f0Vに
対応した良品取得度数分布関数F0のz次元の空間座標
の座標位置での度数yを+1して良品取得度数分布関数
F0を更新し、また、検査回数Nを+1して良品取得確
率分布関数f0を更新し(ステップ113)、夫々を保
持して次のウェハの検査に使用するようにする(ステッ
プ102)。この場合、このウエハに対して、得られる
良品取得確率f0Vから、異常発生確率が高いとして
(ステップ103)、半導体製造装置1に着工停止指示
D3がされていたときには(ステップ107)、検査結
果が管理基準を満たしているという判定とともに(ステ
ップ111)、半導体製造装置1に着工停止解除D4を
指令する(ステップ112)。
いときには(ステップ111)、上記のように、この良
品取得確率f0Vに対応した良品取得度数分布関数F0
のz次元の空間座標の座標位置での度数yを−1として
良品取得度数分布関数F0を更新し、また、検査回数N
を+1して良品取得確率分布関数f0を更新し(ステッ
プ113)、夫々を保持して次のウェハの検査に使用す
るようにする(ステップ102)。
ハの検査の要求が半導体検査装置3に同時になされてい
るときには、優先順位が高い方のウエハを優先して検査
する。しかし、上記のように、良品取得確率f0Vに応
じて検査の優先順位を決める場合、複数の半導体製造装
置から同じ優先順位のウエハの検査の要求が半導体検査
装置3に同時になされている場合もある。
の重要度に応じて優先順位に重み付けをし、複数の同じ
優先順位のウエハの検査要求が同時に半導体検査装置3
になされないようにする。このための重み付けの基準と
しては、工程の一部または全部が停止するのを極力抑
え、例え停止しても、その損害を最小限に抑えることが
できるような重み付けをする。例えば、上流工程ほど検
査の優先順位を高くする、下流工程ほど検査の優先順位
を高くする、次工程の仕掛かりが少ない工程ほど検査の
優先順位を高くする、半導体検査装置3にウェハを送っ
てきた半導体製造工程のうち、仕掛かりが多い物ほど検
査の優先順位を高くする、付加価値の高い工程程検査の
優先順位を高くするなどの方法がある。
実施形態を示すフローチャートであって、図2に対応す
る部分には同一符号を付けている。
理装置2が、半導体製造装置1から装置パラメータXn
(t)を、また、半導体検査装置3から検査結果Cを夫
々受信して図2で説明した処理と同様の処理を行なうも
のであるが、半導体製造装置1の表示装置1bには、警
報Wや対策指示メッセージD1を表示させるだけであっ
て、着工停止指示D2を送ることはせず、また、半導体
検査装置3には、検査レシピの変更や優先順位を指示す
ることはない。これ以外は、図2に示した具体例と同様
である。
実施形態を示すフローチャートであって、図2,図5に
対応する部分には同一符号を付けている。
に示す実施形態に、さらに、半導体検査装置3に対して
検査レシピの変更や優先順位D3を指示するようにした
ものである。
は、その特徴を示す特徴パラメータτ(Xn:p)が多数
有るのが普通であるが、これら全てが異常発生確率に影
響を与えるものではない。
1からデータ処理装置2に送られてきた装置パラメータ
Xn(t)としてのエッチング時の発光強度の時間変化X
と、その特徴を示す特徴パラメータτ(Xn:p)を示す
ものである。この装置パラメータXn(t)での特徴パラ
メータτ(Xn:p)は、発光開始指令から発光が開始す
るまでの開始期間tstartや発光の立上り時間ton ,立
下り時間off ,発光期間tJE ,振幅hなどの特徴パラ
メータτ(Xn:p)が有る。
n:p)のうち、変化しても、ウエハに異常が発生しな
いものもあるし、異常が発生するものもある。図8はそ
の様子を示すものであって、波形Xは図7に示す波形X
であって、これを基準波形とし、波形Xaは、基準波形
Xに対して、全体の波形そのものは変化しないが、発光
開始期間tstartが変化した場合を示し、波形Xbは、
基準波形Xに対し、発光開始期間tstartは変化しない
が、全体の波形、即ち、発光期間tJEや振幅hが(従っ
て、S=h×tJEが)変化した場合を夫々示している。
査したところ、波形Xaの場合には、ウエハに異常は発
生しなかったが、波形Xbの場合、ウエハに異常が発生
した。
が、本発明はかかる実施形態にのみ限定されるものでは
ない。例えば、以上の説明では、1つの半導体製造装置
から1つの装置パラメータが送られてくるものとした
が、実際には、1つの半導体製造装置1から送られてく
る装置パラメータは複数あるし、夫々の装置パラメータ
に対して特徴値も多数ある。従って、良品取得度数分布
関数F0や良品取得確率分布関数f0はこれら特徴値の
全数(z個)から構成されるz次元に対して定義されな
ければならない。
2は半導体製造装置や半導体検査装置と独立ものとした
が、半導体検査装置または半導体製造装置に内蔵された
ものとしてもよい。
エハとして説明したが、ロットの場合も同様である。
2,3間の情報伝達手段は通信としたが、電子コントロ
ールカードに装置パラメータや検査結果などを読み込
み、データ処理装置2でこれを読み込むようにするな
ど、他の情報伝達手段を用いるようにしてもよい。
置1をドライエッチング装置としたが、CVD装置やス
パッタ装置などの他の成膜装置や洗浄装置などであって
もよい。
同じパラメータ異常に起因する不良ウェハまたはロット
を複数作り込むことを防止し、歩留まりの低下と製造コ
スト上昇を防ぐことができる。
上げ時期または新しい半導体装置の開発期間において
は、検査を頻度の過不足なく行なうことにより、開発コ
ストの低減と開発期間の短縮を図ることができる。
と半導体検査装置からなる半導体製造ラインを示すブロ
ック図である。
すフローチャートである。
送られる装置パラメータの一具体例を示す図である。
確率分布関数の一具体例を示す図である。
示すフローチャートである。
形態を示すフローチャートである。
送られる装置パラメータの他の具体例を示す図である。
送られる装置パラメータの良品の場合と不良品の場合と
を示す図である。
Claims (16)
- 【請求項1】 半導体製造装置と、該半導体製造装置で
処理されたウェハやロットを検査する半導体検査装置
と、該半導体製造装置及び該半導体検査装置との通信に
よってウェハやロットの処理中の該半導体製造装置の装
置パラメータと該ウェハや該ロットの検査結果を収集・
蓄積し両者の相関関数を扱うデータ処理装置とからなる
システムを用いた半導体製造方法であって、 該データ処理装置が、該半導体製造装置から得られた該
装置パラメータを該相関関数に照らして、該半導体製造
装置で処理中の該ウエハやロットが統計的に不良品にな
る確率が高い場合、該半導体製造装置の表示装置に該ウ
ェハや該ロットの処理中または処理終了後に警報や対策
指示を与えることを特徴とした半導体製造方法。 - 【請求項2】 半導体製造装置と、該半導体製造装置で
処理されたウェハやロットを検査する半導体検査装置
と、該半導体製造装置及び該半導体検査装置との通信に
よってウェハやロットの処理中の該半導体製造装置の装
置パラメータと該ウェハや該ロットの検査結果を収集・
蓄積し両者の相関関数を扱うデータ処理装置とからなる
システムを用いた半導体製造方法であって、 該データ処理装置が、該半導体製造装置から得られた該
装置パラメータを該相関関数に照らして、該半導体製造
装置で処理中の該ウエハやロットが統計的に不良品にな
る確率が高い場合、該半導体製造装置の表示装置に該ウ
ェハや該ロットの処理中または処理終了後に警報や対策
指示を与えるとともに、該半導体検査装置に対しては、
該ウェハや該ロットを優先的に検査することや、想定さ
れる不良の種類により該ウェハ面内または該ロット内の
検査数やレシピを変えることを指示することを特徴とし
た半導体製造方法。 - 【請求項3】 半導体製造装置と、該半導体製造装置で
処理されたウェハやロットを検査する半導体検査装置
と、該半導体製造装置及び該半導体検査装置との通信に
よってウェハやロットの処理中の該半導体製造装置の装
置パラメータと該ウェハや該ロットの検査結果を収集・
蓄積し両者の相関関数を扱うデータ処理装置とからなる
システムを用いた半導体製造方法であって、 該データ処理装置が、該半導体製造装置から得られた該
装置パラメータを該相関関数に照らして、該半導体製造
装置で処理中の該ウエハやロットが統計的に不良品にな
る確率が高い場合、該ウェハや該ロットの処理が終了し
た時点で、該半導体検査装置に対し、該ウェハを優先的
に検査することや、想定される不良の種類により検査レ
シピを変える指示を出すことを指示するとともに、該半
導体製造装置に対し、該半導体検査装置から該検査結果
が得られるまで後続ウェハやロットの処理を一時中止
し、該検査結果に問題がない場合には、該処理を再開さ
せ、該検査結果に問題がある場合には、対策指示を与え
ることを特徴とする半導体製造方法。 - 【請求項4】 請求項1,2または3において、 前記データ処理装置で管理されているウェハやロット処
理中の前記半導体製造装置の装置パラメータと該ウェハ
や該ロットの検査結果との相関関数を、該ウェハやロッ
トの処理−検査を通じて得られた結果を基に形成するこ
とを特徴とする半導体製造方法。 - 【請求項5】 請求項1,2,3または4において、 前記半導体製造装置が複数個の処理槽を有するマルチチ
ャンバ装置であって、 この半導体製造装置の装置パラメータに異常が現われた
チャンバの仕掛品を他の処理槽で処理することを特徴と
する半導体製造方法。 - 【請求項6】 請求項4において、前記処理槽の洗浄を
コンピュータプログラムを用いて行なうことができ、前
記データ処理装置からの前記対策指令に対し、該コンピ
ュータプログラムにより前記処理槽の洗浄を行なうこと
を特徴とする半導体製造方法。 - 【請求項7】 ウエハやロットを処理して装置パラメー
タを発生し、表示装置を備えるとともに、処理した該ウ
ェハや該ロットを検査する半導体検査装置との通信によ
って得られた該ウェハや該ロットの検査結果と該ウェハ
や該ロットの処理中に該装置パラメータを収集・蓄積
し、該検査結果と該装置パラメータとの相関関数を扱う
データ処理装置を内蔵した該半導体製造装置であって、 該データ処理装置が、該装置パラメータを該相関関数に
照らして、該半導体製造装置で処理中の該ウエハやロッ
トが統計的に不良品になる確率が高い場合、該表示装置
に該ウェハや該ロットの処理中または処理終了後に警報
や対策指示を送ることを特徴とする半導体製造装置。 - 【請求項8】 ウエハやロットを処理して装置パラメー
タを発生し、表示装置を備えるとともに、処理した該ウ
ェハや該ロットを検査する半導体検査装置との通信によ
って得られた該ウェハや該ロットの検査結果と該ウェハ
や該ロットの処理中に該装置パラメータを収集・蓄積
し、該検査結果と該装置パラメータとの相関関数を扱う
データ処理装置を内蔵した該半導体製造装置であって、 該データ処理装置が、該装置パラメータを該相関関数に
照らして、該半導体製造装置で処理中の該ウエハやロッ
トが統計的に不良品になる確率が高い場合、該表示装置
に該ウェハや該ロットの処理中または処理終了後に警報
や対策指示を送るとともに、該半導体検査装置に対し、
該ウェハや該ロットを優先的に検査することや、想定さ
れる不良の種類により該ウェハ面内や該ロット内の検査
数やレシピを変えることを指示することを特徴とする半
導体製造装置。 - 【請求項9】 ウエハやロットを処理して装置パラメー
タを発生し、表示装置を備えるとともに、処理した該ウ
ェハや該ロットを検査する半導体検査装置との通信によ
って得られた該ウェハや該ロットの検査結果と該ウェハ
や該ロットの処理中に該装置パラメータを収集・蓄積
し、該検査結果と該装置パラメータとの相関関数を扱う
データ処理装置を内蔵した該半導体製造装置であって、 該データ処理装置が、該装置パラメータを該相関関数に
照らして、該半導体製造装置で処理中の該ウエハやロッ
トが統計的に不良品になる確率が高い場合、該ウェハや
該ロットの処理が終了した時点で、該半導体検査装置に
対して該ウェハや該ロットを優先的に検査することや、
想定される不良の種類により検査レシピを変える指示を
出すことを指示し、 該半導体検査装置で該ウエハや該ロットの検査結果が得
られるまで、該データ処理装置からの指示によって後続
ウェハやロットの処理を一時中止し、該検査結果に問題
がない場合には、該データ処理装置からの指示によって
該処理を再開し、該検査結果に問題がある場合には、該
データ処理装置から対策指示を受けることを特徴とする
半導体製造装置。 - 【請求項10】 請求項7,8または9において、 前記装置パラメータと前記ウェハやロットの検査結果と
の前記相関関数が、前記ウェハやロットの処理−検査を
通じて得られた結果を基に形成されることを特徴とする
半導体製造装置。 - 【請求項11】 半導体製造装置で処理されたウエハや
ロットを検査し、該半導体製造装置との通信によって得
られた該ウェハや該ロットの処理中の該半導体製造装置
の装置パラメータと該ウェハや該ロットの検査結果を収
集・蓄積して、両者の相関関数を扱うデータ処理装置を
内蔵した半導体検査装置であって、 該データ処理装置が、該装置パラメータを該相関関数に
照らして、該半導体製造装置で処理中の該ウエハやロッ
トが統計的に不良品になる確率が高い場合、該表示装置
に対して、該ウェハや該ロットの処理終了後に警報や対
策指示を送ることを特徴とする半導体検査装置。 - 【請求項12】 半導体製造装置で処理されたウエハや
ロットを検査し、該半導体製造装置との通信によって得
られた該ウェハや該ロットの処理中の該半導体製造装置
の装置パラメータと該ウェハや該ロットの検査結果を収
集・蓄積して、両者の相関関数を扱うデータ処理装置を
内蔵した半導体検査装置であって、 該データ処理装置から、該装置パラメータを該相関関数
に照らして、該半導体製造装置で処理中の該ウエハやロ
ットが統計的に不良品になる確率が高い場合、該ウェハ
や該ロットの処理終了後の該半導体製造装置の表示装置
への警報や対策指示の送付とともに、該ウェハや該ロッ
トを優先的に検査することや、想定される不良の種類に
より該ウェハ面内や該ロット内の検査数やレシピを変え
ることの指示を受けることを特徴とする半導体検査装
置。 - 【請求項13】 半導体製造装置で処理されたウエハや
ロットを検査し、該半導体製造装置との通信によって得
られた該ウェハや該ロットの処理中の該半導体製造装置
の装置パラメータと該ウェハや該ロットの検査結果を収
集・蓄積して、両者の相関関数を扱うデータ処理装置を
内蔵した半導体検査装置であって、 該データ処理装置から、該装置パラメータを該相関関数
に照らして、該半導体製造装置で処理中の該ウエハやロ
ットが統計的に不良品になる確率が高い場合、該半導体
製造装置で該ウェハや該ロットの処理が終了した時点
で、該ウェハや該ロットを優先的に検査する指示や、想
定される不良の種類により検査レシピを変える指示を受
け、 かつ、該データ処理装置は、該半導体製造装置に対し、
その検査結果が出るまで後続ウェハの処理を一時中止さ
せて、該検査結果に問題がない場合には該処理を再開
し、該検査結果に問題がある場合には対策指示を送るこ
とを特徴とする半導体検査装置。 - 【請求項14】 請求項11,12または13におい
て、 前記データ処理装置で管理されている前記ウェハやロッ
ト処理中の前記半導体製造装置の装置パラメータと前記
ウェハやロットの検査結果との相関関数がウェハの処理
−検査を通じて得られた結果を基に形成されることを特
徴とする半導体検査装置。 - 【請求項15】 請求項1〜6のいずれか1つにおい
て、 前記半導体製造装置と前記データ処理装置との間の通信
を電子コントロールカードを通じて行なうことを特徴と
する半導体製造方法。 - 【請求項16】 請求項1〜6のいずれか1つに記載の
前記半導体製造装置から前記データ処理装置への通信を
行なうための電子コントロールカード。
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JP15142198A JP3926478B2 (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | 半導体製造方法 |
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JPH11345752A true JPH11345752A (ja) | 1999-12-14 |
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