JPH11345053A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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Publication number
JPH11345053A
JPH11345053A JP10152373A JP15237398A JPH11345053A JP H11345053 A JPH11345053 A JP H11345053A JP 10152373 A JP10152373 A JP 10152373A JP 15237398 A JP15237398 A JP 15237398A JP H11345053 A JPH11345053 A JP H11345053A
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JP
Japan
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data
clock
information processing
lsi
reception
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Application number
JP10152373A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Ishibashi
賢一 石橋
Takehisa Hayashi
林  剛久
Tsutomu Goto
努 後藤
Akira Yamagiwa
明 山際
Akira Ishiyama
明 石山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転送周波数を高くした場合においても受信デ
ータを確実に取り込むことができ、高スループットかつ
低レイテンシなデータ転送を、小さい回路規模で実現で
きる情報処理装置を提供する。 【解決手段】 送信装置(100a)からデータとクロ
ックとを受信装置(100b)に送信する情報処理装置
において、受信装置が、送信装置から送信され当該受信
装置で受信した受信クロックに同期して、送信装置から
送信され当該受信装置で受信した受信データを保持する
第一のラッチ手段と、送信装置からデータあるいはクロ
ックを送信してから所定の転送サイクル数後に、クロッ
ク発生手段からのクロック信号に同期して、受信データ
を保持する第二のラッチ手段(606)と、第一のラッ
チ手段において、受信クロックに同期して前記受信デー
タが保持できるように、前記受信データの位相を調整す
る位相調整手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に係
わり、特に、高スループット、かつ低レイテンシなデー
タ転送を行うことが可能な情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機等の情報処理装置では、半導体集
積回路装置(以下、LSIと称する。)間のデータ転送
周波数の向上に伴い、1サイクルでのデータ転送ができ
なくなり、複数サイクルでのデータ転送方式を採用して
いる。複数サイクルでデータ転送を行う転送方式の1つ
として、ソース同期転送方式がある。このソース同期転
送方式では、送信装置からデータとクロックを送信し、
受信装置は、送信装置から送信されるクロックとデータ
とを受信し、この受信クロックのタイミングで受信デー
タをラッチする。なお、このような技術は、例えば、イ
ンターナショナル・ソリッド・ステート・サーキット・
コンファレンス(International Solid-State Circuits
Conference )94のダイジェスト・オブ・テクニカル
・ペーパーズ(Digest of Technical Papers、1994
年2月発行)の296〜297ページに記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記文献に開示されて
いる転送方式は、ソース同期転送方式を用いて高速デー
タ転送を実現することを目的としている。この場合に、
前記文献に開示されている方式では、受信クロックを、
複数ビットの受信データのアイのほぼ中央となるように
位相調整している。しかしながら、伝送線路の長さの違
い等による伝搬遅延時間ばらつきにより、データの受信
装置に届くタイミングはビット間で異なる。そのため、
転送周波数を高くした場合に、複数ビットの受信データ
のアイが狭くなり、周波数の向上が困難であるという問
題点があった。また、受信装置の装置内部のクロックに
同期させるためには、受信クロックに同期してラッチし
た受信データを、一旦、FIFOに取り込む必要があ
り、FIFOへの書き込み、読み出しに要する時間だけ
データ転送に要する時間、すなわちレイテンシが増大し
てしまうという問題点があった。
【0004】前記問題点を解決するために、受信データ
の位相を調整し、受信装置の装置内部のクロックに同期
させる方式が知られている(特開平9−8796号公報
参照) しかしながら、時間経過とともにLSIの温度、電源電
圧が変化し、受信データの位相が変化するため、前記公
報(特開平9−8796号)に記載されている方式で
は、通常動作中も位相調整を行う必要がある。そして、
通常動作中に位相調整を行う場合、位相を変化させる可
変遅延回路の遅延量を変化させる必要があるが、可変遅
延回路の遅延量を切り替える際にグリッチが発生し、誤
動作の要因となる等、前記公報(特開平9−8796
号)に記載されている方式では、信頼性上の問題点があ
った。
【0005】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、本発明の目的は、情報処
理装置において、転送周波数を高くした場合においても
受信データを確実に取り込むことが可能となる技術を提
供することにある。
【0006】また、本発明の他の目的は、情報処理装置
において、高スループット、かつ低レイテンシなデータ
転送を小さい回路規模で実現することが可能となる技術
を提供することにある。
【0007】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0009】即ち、本発明は、送信装置と、受信手段
と、前記送信装置および受信手段にクロックを供給する
クロック発生手段とを備え、前記クロック発生手段から
のクロック信号に同期して、前記送信装置からデータと
クロックとを、伝送線路を介して前記受信装置に送信す
る情報処理装置において、前記受信装置は、前記送信装
置から送信され当該受信装置で受信した受信クロックに
同期して、前記送信装置から送信され当該受信装置で受
信した受信データを保持する第一のラッチ手段と、前記
送信装置からデータあるいはクロックを送信してから所
定の転送サイクル数後に、前記クロック発生手段からの
クロック信号に同期して、前記受信データを保持する第
二のラッチ手段と、前記第一のラッチ手段において、前
記受信クロックに同期して前記受信データが保持できる
ように、前記受信データの位相を調整する位相調整手段
とを備えることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0011】なお、実施の形態を説明するための全図に
おいて、同一機能を有するものは同一符号を付け、その
繰り返しの説明は省略する。
【0012】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1の情報処理装置のデータ転送方式を説明するため
のブロック図である。同図に示すように、送信装置10
0aは、内部論理10aから成るLSI(半導体集積回
路装置)(1a)を含み、また、受信装置100bは、
内部論理10bから成るLSI(1b)を含んでいる。
LSI(1a)は、LSI(1b)に対して、クロック
発生回路4が供給するクロック(REF)に同期してデ
ータおよびクロックを転送する。このLSI(1a)か
ら送信されるデータおよびクロックは、プリント基板上
の配線等の伝送線路(2,3)を介して、LSI(1
a)からLSI(1b)に伝送される。この場合に、L
SI(1a)とLSI(1b)とは、同一のプリント基
板上に配置されていてもよく、あるいは、LSI(1
a)とLSI(1b)とは、それぞれ異なるプリント基
板上に配置されていてもよい。
【0013】逓倍回路11a、およびは逓倍回路11b
はPLL等で構成され、逓倍回路11aは、LSI(1
a)で使用するクロック(CKa)を、逓倍回路11b
は、LSI(1b)で使用するクロック(CKb)を生
成する。データ転送制御回路5は、LSI(1a)の調
整制御回路105とLSI(1b)の判定回路400に
対し、位相調整モード/通常動作モードのどちらのモー
ドであるかを通知する。本実施の形態のデータ転送方式
では、システムのパワーオンリセット後、あるいは、活
線挿入等によりLSI(1a)とLSI(1b)間の接
続を開始した後に、位相調整モードとし、位相調整終了
後に通常動作モードとする。また、データ転送制御回路
5は、LSI(1b)のクロック分配回路500とカウ
ンタ607とに転送サイクル数を通知する。ここで、転
送サイクル数とは、LSI(1a)からLSI(1b)
に対して、データおよびクロックを送信してから、当該
送信されたデータおよびクロックが、LSI(1b)の
ラッチ606にラッチされるまでのサイクル数である。
特に、後述する図8ないし図11のような複数のLSI
間でデータ転送を行う装置において、LSI間の伝送線
路の長さが異なる場合、図1のようにLSI外部から最
適な転送サイクル数を通知することにより、レイテンシ
の最適化を図ることが可能となる。
【0014】セレクタ101は、調整制御回路105か
らの選択制御信号により、位相調整モードでは調整制御
回路105からの調整用データを出力し、通常動作モー
ドでは内部論理10aからのデータを出力する。ラッチ
回路(以下、単にラッチと称する、)102は、出力回
路103を介して送信データ(DO)を出力する。セレ
クタ107は、調整制御回路105からの選択制御信号
により、情報処理装置のパワーオンから位相調整モード
までは論理値’0’を、位相調整モードではクロック
(CKa)を、通常動作モードではインバータ106の
出力を出力する。ラッチ108は、セレクタ107の出
力を1/2分周し、出力回路104を介して送信クロッ
ク(CKO)として出力する。LSI(1a)から送信
されるデータは、LSI(1b)の入力回路110で受
信され、この受信データは、可変遅延回路200で遅延
される。また、LSI(1a)から送信されるクロック
は、入力回路111で受信される。ラッチ(601〜6
04)は、可変遅延回路200で遅延された受信データ
をクロック分配回路500が出力するクロックのタイミ
ングでラッチする。セレクタ605は、クロック(CK
b)に同期して動作するカウンタ607の出力(CN
T)により、ラッチ(601〜604)の出力を選択
し、このセレクタ605の出力は、クロック(CKb)
に同期して動作するラッチ606により保持される。
【0015】判定回路400は、ラッチ601の出力
(L0O)が入力され、調整モード時に、ラッチ601
で受信データが正しく保持(ラッチ)されているか否か
を判定し、正しく保持されている場合に、カウンタ30
0にインクリメント信号を発行する。なお、図1では、
1ビットのデータとクロックの転送例を示したが、一般
に、計算機等の情報処理装置の転送データは数バイトあ
り、各データビット毎に、セレクタ101、ラッチ10
2、出力回路103、伝送線路2、入力回路110、可
変遅延回路200、カウンタ300、判定回路400、
ラッチ(601〜604)、セレクタ605、ラッチ6
06を用意し、その他の回路は、1以上用意し、データ
ビット間で共有する。また、図1では、データ転送制御
回路5をLSI(1a)、LSI(1b)以外の部品と
したが、データ転送制御回路5は、LSI(1a)、L
SI(1b)のどちらかに含んでいてもよい。さらに、
送信クロックは、ラッチ108で1/2分周した後に送
信するようにしたが、分周せずに送信してもよい。
【0016】図2は、図1に示す可変遅延回路200の
一例を示す回路図である。同図において、VDIは、図
1に示す入力回路110の出力であり、この入力回路1
10の出力(VDI)は、インバータを直列に接続した
インバータ列204に入力される。VDCは、図1に示
すカウンタ300の出力であり、このカウンタ300の
出力(VDC)により、セレクタ205は、入力回路1
10の出力(VDI)あるいはインバータ列204のイ
ンバータ2段毎の出力を選択する。セレクタ205の出
力(VDO)は、図1に示すラッチ(601〜604)
に入力される。
【0017】図3は、図1に示すクロック分配回路50
0の一例を示す回路図である。同図において、RCKは
入力回路111から出力される受信クロックであり、3
03〜305はインバータである。ラッチ301は、入
力回路111から出力される受信クロック(RCK)の
反転クロックを1/2分周し、ラッチ302は、入力回
路111から出力される受信クロック(RCK)を1/
2分周する。AND回路(306〜309)は、図1に
示すラッチ(601〜604)に、それぞれクロック
(RCK0〜RCK3)を出力する。
【0018】本実施の形態の情報処理装置のデータ転送
方式は、データ位相調整モードと、通常動作モードを持
っている。情報処理装置のパワーオンリセット後、ある
いは、活線挿入等によりLSI(1a)とLSI(1
b)間の接続を開始した後に、データ位相調整モードが
起動され、受信クロックが受信データの位相とほぼ一致
するようにデータの位相調整を行った後、通常動作モー
ドとなる。以下、図4を用いて、本実施の形態の情報処
理装置のデータ転送方式における、データ位相調整モー
ドの動作について説明する。なお、図4中の信号名は、
図1〜図3の信号名と一致している。LSI(1a)
は、クロック発生回路4からのクロック(REF)をP
LL(11a)を用い4逓倍しクロック(CKa)を生
成する。また、LSI(1b)は、クロック発生回路4
からのクロック(REF)をPLL(11b)を用い4
逓倍しクロック(CKb)を生成する。ここで、クロッ
ク(CKa,CKb)の立ち上がりエッジが、クロック
(REF)の立ち上がりエッジに対して、0度、90
度、180度、270度の位相関係にあるサイクルを、
サイクル0〜3とする。
【0019】LSI(1a)は、セレクタ101を用い
調整制御回路105が出力する調整用データを選択し、
また、セレクタ107を用いクロック(CKa)を選択
し、所定のサイクル(図4では0サイクル)で送信デー
タ(DO)と送信クロック(CKO)をLSI(1b)
に送信する。送信データ(DO)と送信クロック(CK
O)とは、出力回路(103,104)、伝送線路
(2,3)、入力回路(110,111)を伝搬し、L
SI(1b)に入力される。クロック分配回路500
は、入力回路111から出力される受信クロック(RC
K)およびその反転クロックを1/2分周し、1サイク
ルずつ位相の異なるクロック(RCK0〜RCK3)を
出力する。入力回路110から出力される受信データ
は、可変遅延回路200により遅延され、出力(VD
O)としてラッチ(601〜604)に入力される。
【0020】可変遅延回路200の出力(VDO)の位
相がクロック(RCK0)より早い場合、ラッチ601
は、可変遅延回路200の出力(VDO)を正しく保持
でき、ラッチ601の出力(L0O)は4サイクルの間
ハイレベルとなる。そのため、判定回路400は、カウ
ンタ300の出力(VDC)をnから(n+1)にイン
クリメントし、可変遅延回路200の遅延量を増加させ
る。前記した動作を繰り返し、可変遅延回路200の出
力(VDO)の位相がクロック(RCK0)より遅くな
ると、ラッチ601は受信データを正しくラッチでき
ず、ラッチ601の出力(L0O)はローレベルのまま
となり、可変遅延回路200のインクリメントが停止す
る。
【0021】以上の動作を行うことにより、位相調整モ
ードで、可変遅延回路200の出力(VDO)の位相が
クロック(RCK0)の位相とほぼ同じとなる。その後
の通常動作モードで、LSI(1a)のセレクタ107
を用いインバータ106の出力を選択する。即ち、クロ
ック(CKO)の位相を1/2サイクルずらすことによ
り、クロック(RCK0)が可変遅延回路200の出力
(VDO)のほぼ中心となる。特開平9ー8796号に
記載のデータ転送方式では、データの立ち上がり、立ち
下がりの両エッジを検出するため、1サイクル以上、デ
ータの位相を変化させる必要があるが、本実施の形態の
データ転送方式では、前記したような位相調整方法を採
用することにより、データの立ち上がりエッジのみ検出
すればよく、可変遅延回路200、カウンタ300等の
論理規模を低減できる。
【0022】ここで、LSI(1a)が、クロック(C
KO)を送信するサイクルに対応して、クロック(RC
K0〜RCK3)がラッチ(601〜604)に対して
正しいタイミングで出力されるように、クロック分配回
路500のラッチ(301,302)の初期値を設定し
ておく必要がある。例えば、LSI(1a)が0サイク
ルからクロック(CKO)の出力を開始する場合、ラッ
チ301の初期値をハイレベル、ラッチ302の初期値
をローレベルとすれば、LSI(1a)が0〜3サイク
ルで送信したデータが、それぞれクロック(RCK0〜
RCK3)のタイミングでラッチされることになる。
【0023】次に、図5を用いて、本実施の形態の情報
処理装置のデータ転送方式における、通常動作モードの
動作について説明する。図中、L1O〜L4Oは、それ
ぞれ、ラッチ(602〜604,606)の出力、L4
Iはラッチ606の入力であり、また、その他の信号名
は図1〜図3の信号名と一致する。LSI(1a)は、
セレクタ101を用い内部論理10aが出力するデータ
を選択し、また、セレクタ107を用いインバータ10
6の出力を選択し、送信データ(DO)と送信クロック
(CKO)をLSI(1b)に送信する。予め、データ
位相調整モードで、受信クロックが受信データの中心と
なるよう、データの位相調整を行っているため、図5に
示すラッチ(601〜604)の出力(L0O〜L3
O)のように、ラッチ(601〜604)はデータを正
しく受信し、4サイクルの間保持する。
【0024】カウンタ607は、LSI(1a)からサ
イクル(0〜3)で送信したデータを、それぞれ、4サ
イクル後のサイクル(0〜3)のタイミングでラッチ6
06がラッチできるように、セレクタ605に制御信号
(CNT)を出力する。例えば、LSI(1a)が0サ
イクルで送信したデータに対し、サイクル3でセレクタ
605がラッチ601の出力(L0O)を選択し、次の
サイクル0でラッチ606がデータをラッチするよう
に、カウンタ607はセレクタ605に制御信号(CN
T)を出力する。ここで、ラッチ606がデータを正し
くラッチするためには、データを取り込むクロック(C
Kb)のエッジに対してセットアップ時間(tsu)、
ホールド時間(th)、データが確定している必要があ
る。即ち、本実施の形態の情報処理装置のデータ転送方
式では、下記(1)ないし(3)式を満足する必要があ
る。
【0025】
【数1】 4tcyc−(tpd+tpd_sel+0.5tcyc) ≧tsu+tskew ・・・・・・・・・・ (1)
【0026】
【数2】 tpd+tpd_sel+0.5tcyc ≧th+tskew ・・・・・・・・・・・ (2)
【0027】
【数3】 tcyc−tskew’−tsu ≧tpd_sel+tpd_cnt ≧tskew’+th ・・・・・・・・・・ (3) ここで、tcycは転送周期、tpdは、LSI(1
a)のラッチ102からLSI(1b)のラッチ601
までの伝搬遅延時間、tpd_selはセレクタ605
の遅延時間、tpd_cntはカウンタ607の遅延時
間、tskewはLSI(1a)とLSI(1b)間の
クロックスキュー、tskew’はLSI(1b)内の
クロックスキューである。
【0028】前記(1)式は、データの伝搬遅延時間
(tpd+tpd_sel+0.5tcyc)の最大伝
搬遅延時間に対する制限であり、(2)式は、最小伝搬
遅延時間に対する制限である。例えば、転送周期(tc
yc)を10ns、LSI(1a)とLSI(1b)間
のクロックスキュー(tskew)を2ns、ラッチ6
06のセットアップ時間(tsu)およびホールド時間
(th)を、それぞれ1nsとすると、前記(1)式か
ら、(tpd+tpd_sel)は32ns以下であれ
ばよい。また、前記(2)式から、(tpd+tpd_
sel)は−2ns以上であればよいことになり、伝搬
遅延時間は正の値であることから、最小伝搬遅延時間を
考慮する必要がないことになる。これは、LSI(1
a)のラッチ102の送信タイミングから、LSI(1
b)のラッチ66の受信タイミングまでの転送サイクル
数(=4)だけ、ラッチ(601〜604)がデータを
保持しているためである。これにより、転送サイクル数
は、転送するデータの最大伝搬遅延時間のみで決めるこ
とができることになる。前記(3)式は、カウンタ60
7の出力(CNT)の伝搬遅延時間(tpd_sel+
tpd_cnt)の最大、最小伝搬遅延時間に対する制
限である。これは、LSI(1b)内の設計に関するた
め、通常の論理設計と同様の手法で制限を守ればよい。
【0029】なお、本実施の形態の情報処理装置のデー
タ転送方式では、転送サイクル数が4の場合を説明した
が、転送サイクル数がn(nは2以上の正整数)の場合
は、4個のラッチ(601〜604)をn個のラッチ
(601〜(600+n))とし、このn個のラッチ
(601〜(600+n))に、クロック分配回路50
0が出力する1サイクルづつ位相が異なる(RCK0〜
RCKn)を入力し、nサイクルの間データを保持する
ようにし、また、カウンタ607は、LSI(1a)が
データを送信するサイクルからnサイクル後に、ラッチ
606で受信データをラッチできるようにセレクタ60
5を制御すればよい。また、LSI(1b)がn個のラ
ッチを持ち、データ転送制御回路5が出力する転送サイ
クル数(m)がラッチの数(n)より小さい場合は、ラ
ッチ(601〜(600+m))に、クロック分配回路
500が出力する1サイクルづつ位相のずれた(RCK
0〜RCKm)を入力し、mサイクルの間データを保持
するようにし、また、カウンタ607は、LSI(1
a)がデータを送信するサイクルからmサイクル後に、
ラッチ606で受信データをラッチできるようにセレク
タ605を制御すればよい。
【0030】このように、本実施の形態の情報処理装置
のデータ転送方式では、小規模な論理で受信データの位
相調整を行うことにより高速なデータ転送が可能とな
る。また、最大伝搬遅延時間に合わせて最適な転送サイ
クル数を設定できるため、低レイテンシなデータ転送が
可能である。さらに、ソース同期転送方式であることか
ら、時間経過とともにLSIの温度、電源電圧が変化し
ても、受信データと受信クロックの位相の変化量がほぼ
同じ、即ち、常に、受信クロックのエッジの位相が受信
データの中心となるため、通常動作中に位相調整を行う
必要がなく、信頼性が高いデータ転送方式を実現するこ
とができる。
【0031】[実施の形態2]図6は、本発明の実施の
形態2の情報処理のデータ転送方式を説明するためのブ
ロック図である。また、図7は、本発明の実施の形態2
の情報処理のデータ転送方式における、通常動作モード
の動作について説明する図である。なお、本実施の形態
の情報処理のデータ転送方式における、データ位相調整
モードの動作は、前記実施の形態1とほぼ同じであるた
め、その詳細な説明を省略する。また、図中の符号、信
号名は前記実施の形態1と同じである。さらに、本実施
の形態の情報処理のデータ転送方式でも、前記実施の形
態1と同様、転送サイクル数が4サイクルである場合に
ついて説明する。前記実施の形態1では、LSI(1
b)が、転送サイクル数と同じ数のラッチ(601〜6
04)を持つのに対し、本実施の形態の情報処理のデー
タ転送方式では、LSI(1b)は、転送サイクルの半
分の数のラッチ(601,602)を持っている。
【0032】クロック分配回路500は、入力回路11
1から出力される受信クロック(RCK)と同じ位相、
同じ周波数のクロック(RCK0)と、RCKを反転し
たクロック(RCK1)とを出力し、それぞれ、ラッチ
601、ラッチ602に入力する。図7に示すラッチ
(601,602)の出力(L0O,L1O)から分か
るように、本実施の形態では、ラッチ(601,60
2)は、受信データを2サイクル保持する。カウンタ6
07は、LSI(1a)からサイクル(0〜3)で送信
されたデータを、それぞれ、4サイクル後のサイクル
(0〜3)のタイミングでラッチ606がラッチできる
ように、セレクタ605に制御信号(CNT)を出力す
る。例えば、LSI(1a)が0サイクルで送信したデ
ータに対し、サイクル3でセレクタ605がラッチ60
1の出力(L0O)を選択し、次のサイクル0でラッチ
606がデータをラッチするように、カウンタ607は
セレクタ605に制御信号(CNT)を出力する。ここ
で、データを正しくラッチするためには、本実施の形態
の情報処理装置のデータ転送方式では、前記(1)式、
(3)式、および下記(4)を満足する必要がある。
【0033】
【数4】 (tpd+tpd_sel+0.5tcyc)−2tcyc ≧th+tskew ・・・・・・・・・・・ (4) 前記(1)式のデータの伝搬遅延時間(tpd+tpd
_sel+0.5tcyc)の最大伝搬遅延時間に対す
る制限は、前記実施の形態と同じであるが、データの最
小伝搬遅延時間に対する制限は前記(4)式となる。前
記実施の形態と同様、転送周期(tcyc)を10n
s、LSI(1a)とLSI(1b)間のクロックスキ
ュー(tskew)を2ns、ラッチ606のセットア
ップ時間(tsu)およびホールド時間(th)を、そ
れぞれ1nsとすると、前記(4)式から、(tpd+
tpd_sel)は18ns以上が必要となる。カウン
タ607の出力(CNT)の伝搬遅延時間(tpd_s
el+tpd_cnt)の最大、最小伝搬遅延時間に対
する制限である前記(3)式に関しては、前記実施の形
態1と同様である。
【0034】本実施の形態においても、前記実施の形態
1と同様な効果を奏する。さらに、本実施の形態では、
前記実施の形態1に比して、データの最小伝搬遅延時間
を考慮する必要が生じるが、ラッチの数を低減すること
ができるため、より小規模な論理で、高スループットか
つ低レイテンシなデータ転送が可能となる。
【0035】[実施の形態3]図8は、本発明の実施の
形態3の情報処理装置の概略構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態の情報処理装置は、送信装置100a
と受信装置100bとがスイッチ接続方式で互いに接続
されている場合の実施の形態である。同図において、4
はクロック発生回路、5はデータ転送制御回路、20
a,20nはプロセッサ(CPU)、21はメモリ、2
2はI/O制御回路、810はスイッチである。ここ
で、データ転送制御回路5は、いずれかのプロセッサ
(20a,20n)、メモリ21、I/O制御回路2
2、あるいはスイッチ810内に配置することも可能で
ある。
【0036】図9は、本発明の実施の形態3の情報処理
装置のデータ転送方式を説明するためのブロック図であ
る。同図において、800a,800bは、図8に示す
プロセッサ(CPU)(20a〜20n)、メモリ2
1、I/O制御回路22等の論理装置であり、スイッチ
810は、論理装置(800a,800b)間のデータ
を中継する。800a,800b、および810は、そ
れぞれ、LSI(1a)、LSI(1b)、およびLS
I(1d)を含み、このLSI(1a,1b,1d)
は、それぞれ、図1あるいは図6の送信装置100aと
受信装置100bの両方の機能を有している。ここで、
論理装置(800a,800b)が、メモリ21あるい
はI/O制御回路22の場合には、LSI(1a,1
b)は、チップセットとなる。
【0037】なお、図9において、801,802は、
それぞれ、LSI(1a)からLSI(1d)へ転送す
るデータとクロック、803,804は、それぞれ、L
SI(1d)からLSI(1a)へ転送するデータとク
ロックである。また、805,806は、それぞれ、L
SI(1b)からLSI(1d)へ転送するデータとク
ロック、807,808は、それぞれ、LSI(1d)
からLSI(1b)へ転送するデータとクロックであ
る。LSI(1a)、LSI(1b)、LSI(1d)
は、クロック発生回路4が供給するクロック(REF)
に同期して、データおよびクロックを転送する。データ
転送制御回路5は、LSI(1a)とLSI(1d)と
の間、LSI(1b)とLSI(1d)との間の、それ
ぞれの転送に対する、位相調整モード/通常動作モード
のどちらのモードであるかを通知する信号(810a,
810b)と、転送サイクル数を通知する信号(811
a,811b)を出力する。LSI(1a)とLSI
(1d)との間、LSI(1b)とLSI(1d)との
間、それぞれの転送に対して、前記各実施の形態で説明
したデータ転送方式を採用することにより、前記各実施
の形態と同様な効果を得ることができる。
【0038】[実施の形態4]図10は、本発明の実施
の形態4の情報処理装置の概略構成を示すブロック図で
ある。本実施の形態の情報処理装置は、送信装置100
aと受信装置100bとがバス接続方式で互いに接続さ
れている場合の実施の形態である。同図において、4は
クロック発生回路、5はデータ転送制御回路、20a,
20nはプロセッサ(CPU)、21はメモリ、22は
I/O制御回路、23はバスラインである。ここで、デ
ータ転送制御回路5は、いずれかのプロセッサ(20
a,20n)、メモリ21、あるいはI/O制御回路2
2内に配置することも可能である。
【0039】図11は、本発明の実施の形態4の情報処
理装置のデータ転送方式を説明するためのブロック図で
ある。同図において、800a,800b,800c
は、図10に示すプロセッサ(CPU)(20a〜20
n)、メモリ21、I/O制御回路22等の論理装置で
ある。800a,800b、および800cは、それぞ
れ、LSI(1a)、LSI(1b)、およびLSI
(1c)を含み、このLSI(1a,1b,1c)は、
それぞれ、図1あるいは図6の送信装置100aと受信
装置100bの両方の機能を有している。ここで、論理
装置(800a,800b,800c)が、メモリ21
あるいはI/O制御回路22の場合には、LSI(1
a,1b,1c)は、チップセットとなる。
【0040】なお、図11において、901は、LSI
(1a)/LSI(1b)/LSI(1c)との間を転
送するデータである。また、902〜907は、それぞ
れ、LSI(1a)からLSI(1b)、LSI(1
b)からLSI(1a)、LSI(1b)からLSI
(1c)、LSI(1c)からLSI(1b)、LSI
(1a)からLSI(1c)、LSI(1c)からLS
I(1a)へ転送するクロックである。LSI(1
a)、LSI(1b)、LSI(1c)は、クロック発
生回路4が供給するクロック(REF)に同期してデー
タおよびクロックを転送する。
【0041】データ転送制御回路5は、LSI(1a)
とLSI(1b)との間、LSI(1b)とLSI(1
c)との間、LSI(1a)とLSI(1c)との間、
それぞれの転送に対する、位相調整モード/通常動作モ
ードのどちらのモードであるかを通知する信号(910
a,910b,910c)と、転送サイクル数を通知す
る信号(911a、911b、911c)を出力する。
ここで、LSI(1a)とLSI(1b)との間、LS
I(1b)とLSI(1c)との間、LSI(1a)と
LSI(1c)との間で、データ901は共通のバスラ
イン23を介して転送されるため、通常動作モード時と
同様に位相調整モード時においても、時分割でバスライ
ン23を使用して、各転送間の位相調整を行う。LSI
(1a)は、LSI(1a)とLSI(1b)との間、
LSI(1a)とLSI(1c)との間の転送用に、ま
た、LSI(1b)は、LSI(1a)とLSI(1
b)との間、LSI(1b)とLSI(1c)との間の
転送用に、また、LSI(1c)は、LSI(1b)と
LSI(1c)との間、LSI(1a)とLSI(1
c)との間の転送用に、それぞれ、図1あるいは図6の
送信装置100aと受信装置100bの機能を持ってい
る。そして、LSI(1a)、LSI(1b)およびL
SI(1c)は、転送対象となるLSI毎に位相調整を
行う。
【0042】この位相調整により求められたデータを受
信するLSIの可変遅延回路200の遅延量は、データ
転送制御回路5に記憶される。通常動作モードでは、デ
ータ転送制御回路5からの転送サイクル数、可変遅延回
路200の遅延量に基づき、データを送信するLSIに
対応して、データを受信するLSIの可変遅延回路20
0の遅延量、転送サイクル数等を選択し、データを受信
する。このように、本実施の形態においても、LSI
(1a)とLSI(1b)との間、LSI(1b)とL
SI(1c)との間、および、LSI(1a)とLSI
(1c)との間、それぞれの転送に対して、前記各実施
の形態のデータ転送方式を採用することにより、前記実
施の形態1、2と同様な効果を得ることができる。な
お、図10に示す論理装置(800a,800b,80
0c)の間を、バスライン方式で接続する代わりに、論
理装置(800a,800b,800c)の間を直接専
用ケ−ブルで接続することも可能である。以上、本発明
者によってなされた発明を、前記実施の形態に基づき具
体的に説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において
種々変更可能であることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。本発明によれば、転送周波数を高くし
た場合においても受信データを確実に取り込むことがで
き、高スループットかつ低レイテンシなデータ転送を、
小さい回路規模で実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の情報処理装置のデータ
転送方式を説明するためのブロック図である。
【図2】図1に示す可変遅延回路の一例を示す回路図で
ある。
【図3】図1に示すクロック分配回路の一例を示す回路
図である。
【図4】本実施の形態1の情報処理装置のデータ転送方
式における、データ位相調整モードの動作を説明するた
めの図である。
【図5】本実施の形態1の情報処理装置のデータ転送方
式における、通常動作モードの動作を説明するための図
である。
【図6】本発明の実施の形態2の情報処理のデータ転送
方式を説明するためのブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態2の情報処理のデータ転送
方式における、通常動作モードの動作について説明する
図である。
【図8】本発明の実施の形態3の情報処理装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態3の情報処理装置のデータ
転送方式を説明するためのブロック図である。
【図10】本発明の実施の形態4の情報処理装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施の形態4の情報処理装置のデー
タ転送方式を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d…半導体集積回路(LS
I)、2,3…伝送線路、4…クロック発生回路、5…
データ転送制御回路、10a,10b…内部論理、11
a,11b…PLL回路、20,20a,20n…プロ
セッサ(CPU)、21…メモリ、22…I/O制御回
路、23…システムバス、100a…送信装置、100
b…受信装置、101,107,205,605…セレ
クタ、105…調整制御回路、102,108,30
1,302,601〜604,606…ラッチ回路、1
03,104…出力回路、106,303,304,3
05…インバ−タ、110,111…入力回路、200
…可変遅延回路、204…インバ−タ列、300,60
7…カウンタ、306〜309…AND回路、400…
判定回路、500…クロック分配回路、605…セレク
タ、800a,800b,800c…論理装置、810
…スイッチ。
フロントページの続き (72)発明者 山際 明 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所PC事業部内 (72)発明者 石山 明 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所サーバ開発本部内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信装置と、受信装置と、前記送信装置
    および受信装置にクロックを供給するクロック発生手段
    とを備え、前記クロック発生手段からのクロック信号に
    同期して、前記送信装置からデータとクロックとを、伝
    送線路を介して前記受信装置に送信する情報処理装置に
    おいて、 前記送信装置は、前記受信装置に対して、データとクロ
    ックとを送信するデータ・クロック送信手段を備え、 前記受信装置は、前記送信装置から送信され当該受信装
    置で受信した受信クロックに同期して、前記送信装置か
    ら送信され当該受信装置で受信した受信データを保持す
    る第一のラッチ手段と、 前記送信装置からデータあるいはクロックを送信してか
    ら所定の転送サイクル数後に、前記クロック発生手段か
    らのクロック信号に同期して、前記受信データを保持す
    る第二のラッチ手段と、 前記第一のラッチ手段において、前記受信クロックに同
    期して前記受信データが保持できるように、前記受信デ
    ータの位相を調整する位相調整手段とを備えることを特
    徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記送信装置は、データの位相調整時
    に、前記データ・クロック送信手段から前記受信装置に
    対して、データ位相調整用の調整用データと、調整用ク
    ロックとを送信し、 前記受信装置の位相調整手段は、前記送信装置から送信
    され当該受信装置で受信した受信調整用データを遅延す
    る可変遅延回路と、 前記第一のラッチ手段において、前記送信装置から送信
    され当該受信装置で受信した受信調整用クロックに同期
    して、前記可変遅延回路から出力される前記受信調整用
    データが正しくラッチできたか否かを判定する判定回路
    と、 前記判定回路の判定結果に基づき、前記可変遅延回路の
    遅延量を変化させるカウンタとを備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記受信装置の判定回路は、前記第一の
    ラッチ手段において、前記受信調整用データを正しく保
    持できた場合に、前記可変遅延回路の遅延量を増加する
    ように前記カウンタを制御することを特徴とする請求項
    2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記送信装置は、データの位相調整時
    に、前記データ・クロック送信手段から前記受信装置に
    対して、前記調整用データと同位相の前記調整用クロッ
    クを送信し、また、データの位相調整後に、前記データ
    ・クロック送信手段から前記受信装置に対して、前記受
    信装置に送信するデータに対し半サイクル位相が異なる
    クロックを送信することを特徴とする請求項2または請
    求項3に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記受信装置の第一のラッチ手段は、n
    個のラッチ回路で構成され、 前記n個のラッチ回路は、nサイクル期間内のn個の受
    信データをそれぞれ保持し、前記所定の転送サイクル数
    後に、前記n個のラッチ回路のそれぞれの出力を、前記
    第二のラッチ手段で保持することを特徴とする請求項1
    ないし請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記nは、前記所定の転送サイクル数で
    あることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記受信装置は、 前記受信クロック、あるいは、前記受信データを受信し
    た時点から動作を開始し、前記受信クロックに基づき、
    互いに位相が異なるn個のクロックを、前記n個のラッ
    チ回路に出力するクロック分配回路と、 前記所定の転送サイクル数後に、前記第二のラッチ手段
    において、前記n個のラッチ回路のそれぞれの出力を保
    持できるように、前記n個のラッチ回路の出力を選択す
    るセレクタとを備えることを特徴とする請求項5または
    請求項6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記転送サイクル数の情報を、前記受信
    装置に対して出力するデータ転送制御回路を備えること
    を特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に
    記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記データ転送制御回路は、前記送信装
    置および受信装置に、受信データの位相を調整中である
    ことを通知することを特徴とする請求項8に記載の情報
    処理装置。
  10. 【請求項10】 前記送信装置と、前記受信装置とは、
    スイッチ接続方式で互いに接続されていることを特徴と
    する請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の情
    報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記送信装置と、前記受信装置とは、
    バス接続方式で互いに接続されていることを特徴とする
    請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の情報処
    理装置。
  12. 【請求項12】 前記スイッチ接続方式、あるいは前記
    バス接続方式で互いに接続される送信装置および受信装
    置とを複数対備え、 前記複数対の送信装置および受信装置毎に、前記位相調
    整手段と、前記第一のラッチ手段と、前記第二のラッチ
    手段とを備えることを特徴とする請求項10または請求
    項11に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記スイッチ接続方式、あるいは前記
    バス接続方式で互いに接続される送信装置および受信装
    置とを複数対備え、 前記複数対の送信装置および受信装置毎に、転送サイク
    ル数およびデータの遅延量を記憶する記憶手段を備える
    ことを特徴とする請求項10または請求項11に記載の
    情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記送信装置および受信装置は、論理
    装置を構成する半導体集積回路であることを特徴とする
    請求項1ないし請求項13のいずれか1項に記載の情報
    処理装置。
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