JPH11344936A - プラズマディスプレイ表示装置 - Google Patents

プラズマディスプレイ表示装置

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JPH11344936A
JPH11344936A JP10152844A JP15284498A JPH11344936A JP H11344936 A JPH11344936 A JP H11344936A JP 10152844 A JP10152844 A JP 10152844A JP 15284498 A JP15284498 A JP 15284498A JP H11344936 A JPH11344936 A JP H11344936A
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JP
Japan
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plasma display
display panel
electrode
parallel
write
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JP10152844A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Tatenuma
義範 舘沼
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイパネル(PDP)から
PDP駆動装置へ流入する電流を制限するためのチップ
抵抗を必要としないPDP表示装置を得る。 【解決手段】 PDP100と、PDP100に与える
ための電圧を出力する書込み駆動集積回路232が設け
られた駆動電気回路基板240と、駆動電気回路基板2
40とPDP100とを電気的に接続するためのFPC
270とを備え、前記電圧が伝搬する電気経路のうちF
PC270に存在する経路部分に、PDP100から駆
動電気回路基板240へ流れる電流を制限して書込み駆
動集積回路232を前記電流による破壊から防ぐための
抵抗成分が含有されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラズマディス
プレイパネルを用いて画像を表示するプラズマディスプ
レイ表示装置に関し、特にプラズマディスプレイパネル
の放電によって誘起される電流からの駆動集積回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】図5はプラズマディスプレイ表示装置の
概念を示すブロック図である。図5において、100は
プラズマディスプレイパネル、200はプラズマディス
プレイパネル100を駆動するためのプラズマディスプ
レイパネル駆動装置である。プラズマディスプレイパネ
ル100は、画像を表示させるための信号が与えられる
走査電極110、維持電極120及び書込み電極130
を含む。走査電極110は画像を走査するためのもので
あり、維持電極120は放電を維持するためのものであ
り、書込み電極130は画像の基である画像情報に応じ
て発光すべき放電セルを特定するためのものである。
【0003】プラズマディスプレイパネル駆動装置20
0は、走査駆動回路210、維持駆動回路220及び書
込み駆動回路230を含む。走査駆動回路210は、走
査パルス発生回路211及び走査駆動集積回路212で
構成され、走査電極110に電気的に接続される。維持
駆動回路220は維持駆動パルス発生回路221で構成
され、維持電極120に電気的に接続される。書込み駆
動回路230は書込みパルス発生回路231及び書込み
駆動集積回路232で構成され、書込み電極130に電
気的に接続されている。
【0004】また、複数の走査電極110及び維持電極
120のそれぞれは所要間隔で互いに平行に延設され
て、複数の書込み電極130は、走査電極110及び維
持電極120に直角な方向になるように、所要間隔で互
いに平行に延設されている。走査電極110及び維持電
極120と書込み電極130との交点に放電セルが位置
する。
【0005】図6に従来のプラズマディスプレイ表示装
置において、プラズマディスプレイパネル100とプラ
ズマディスプレイパネル駆動装置200との接続部の斜
視図を示す。図6において、240は走査駆動回路21
0、維持駆動回路220、書込み駆動回路230(図6
では代表して書込み駆動回路230の書込み駆動集積回
路232が描かれている)等のプラズマディスプレイパ
ネルを駆動するためのデバイスを搭載するための駆動電
気回路基板、232Pは書込み駆動集積回路232の出
力端子、250は駆動電気回路基板240に設けられた
配線、251は配線250の図示しない絶縁体が塗布さ
れていない接続用露出部分、260は出力端子232P
から接続用露出部分251までの配線250に挿入さ
れ、プラズマディスプレイパネル100からプラズマデ
ィスプレイパネル駆動装置200へ流入する電流を制限
するためのチップ抵抗、131はプラズマディスプレイ
パネル100の書込み電極130のうちの外気にふれる
接続用露出部分、280は接続用露出部分131と接続
用露出部分251とを電気的に接続するFPC(Flexib
le Printed circuit:印刷配線板)、140はプラズマ
ディスプレイパネル100の透明絶縁性基板からなる前
面板、150はプラズマディスプレイパネル100の背
面板、300はプラズマディスプレイパネル100の背
面板150側と駆動電気回路基板240とを互いに固着
するための支持部材である。
【0006】プラズマディスプレイパネル100は前面
板140と背面板150とを微少間隔の放電空間(図示
せず)を介して張り合わせた構造である。前面板140
には走査電極110及び維持電極120、背面板150
には書込み電極130が図5に示すように延設されてい
る。前面板140と背面板150との間にはガスが封入
されている。
【0007】また、接続用露出部分131と接続用露出
部分251とを電気的に接続するための部材としてFP
C280を用いるのは、接続すべき配線の数が非常に多
いので、1つずつ配線するよりも容易だからである。ま
た、FPC280には弾性があるので、プラズマディス
プレイパネル100と駆動電気回路基板240とが支持
部材300によって互いに所望の位置からずれて固着さ
れても接続用露出部分131と接続用露出部分251と
は互いにFPC280によって正しく電気的に接続され
た状態を保つことができ、駆動電気回路基板240やプ
ラズマディスプレイパネル100に衝撃が与えられて
も、接続用露出部分131と接続用露出部分251とが
互いに電気的に開放しにくいという利点もある。
【0008】また、プラズマディスプレイパネル100
からプラズマディスプレイパネル駆動装置200へ流入
する電流を制限するための抵抗としてチップ抵抗260
を用いるのは、例えば駆動電気回路基板240に設けら
れた配線250が非常に密集しているので挿入の容易さ
を確保するためである。
【0009】次に動作について説明する。走査駆動集積
回路212、維持駆動パルス発生回路221、書込み駆
動集積回路232は例えば図7に示すタイミングで電圧
を発生し、走査電極110、維持電極120、書込み電
極130の間にパルスを印加する。図7に示すように、
走査駆動集積回路212、維持駆動パルス発生回路22
1、書込み駆動集積回路232の出力電圧波形は、最大
振幅がそれぞれ360(V)、330(V)、100
(V)というように、高電圧である。図7において、パ
ルスP3は、画像情報に応じて発生し、その他の波形
は、一定周期(1フィールド周期)で、例えば走査駆動
集積回路212、維持駆動パルス発生回路221、書込
み駆動集積回路232によって決められた電圧及び時間
で現れる。
【0010】パルスP3は、放電すべき放電セルを特定
するためのものであり、パルスP1及びP3が同時に与
えられた走査電極110及び書込み電極130の交点
(放電セル)には、電荷がメモリされる。これによって
放電すべき放電セルが特定される。電荷がメモリされた
放電セルはパルスP2によって放電(維持放電)が生じ
る。この維持放電によって生じた紫外線が放電セルに設
けられた蛍光体を発光させることによって画像が表示さ
れる。
【0011】図8に書込み駆動集積回路232の内部回
路の例を示す。図8において、VHは書込みパルス発生
回路231によって生成された高圧のパルス電圧、T1
はゲートの画像情報Dに応じてグランド電位を出力端子
232Pへ出力するトランジスタ(FET)、T2はゲ
ートの信号に応じてパルス電圧VHを出力端子232P
へ出力するトランジスタ(FET)、T3はゲートの画
像情報Dに応じて、パルス電圧VHをトランジスタT2
のゲート及びドレインに与えるトランジスタ(FE
T)、R1はトランジスタT2のゲートとドレインとの
間に接続された抵抗、その他の符号は上述した通りであ
る。
【0012】図8に示すように、書込み駆動集積回路2
32は、画像情報Dに基づいてトランジスタT1,T
2,T3が制御され、パルス電圧VHあるいはグランド
電位を出力端子232Pに出力する。出力端子232P
に出力された電圧はチップ抵抗260及びFPC280
を介して書込み電極130に伝搬する。
【0013】プラズマディスプレイパネル100の前面
板140と背面板150とは微少間隔で張り合わされ、
書込み電極130は走査電極110及び維持電極120
に接近しているので、維持放電時に書込み電極130に
は電流が誘起される。もし、図9に示すように、チップ
抵抗260を設けなければ、書込み電極130からFP
C280を介して書込み駆動集積回路232へ、同回路
232の許容量以上の電流が流入し、例えばトランジス
タT1のドレイン、ソース間が画像情報Dに関係なく常
に導通した状態になるといった破壊が生じる。そこで、
従来では、図8に示すように、全ての出力端子232P
と接続用露出部分251との間にチップ抵抗260を設
けることで、上記電流を書込み駆動集積回路232の許
容量未満に制限して、書込み駆動集積回路232を保護
していた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、全ての
出力端子232Pと接続用露出部分251との間にチッ
プ抵抗260を設けるので、チップ抵抗260の数につ
いて、例えば、画像解像が640×480ドットのフル
カラー表示のVGA(Video Graphics Array)では、
赤、緑、青があるので、画像長辺を担う出力端子232
Pの数は640×3=1920本あり、1920個のチ
ップ抵抗260が必要になる。このように多数のチップ
抵抗260が必要なので、その分のコストが多くかかる
という問題点があった。また、チップ抵抗260は半田
で駆動電気回路基板240に固着する際、隣り合う配線
250が半田によってショートすることがあるので、プ
ラズマディスプレイ表示装置の歩留りが下がるという問
題点があった。さらに、チップ抵抗260と配線250
との接触抵抗があるので、この接触抵抗を考慮した上で
書込み電極130に所望のパルスが印加されるように書
込み駆動集積回路232を設計しなければならないとい
う問題点があった。
【0015】この発明は上記の問題点を解消するために
なされたもので、プラズマディスプレイパネルからプラ
ズマディスプレイパネル駆動装置へ流入する電流を制限
するためのチップ抵抗を必要としないプラズマディスプ
レイ表示装置を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
課題解決手段は、互いに平行な複数の第1平行電極が延
設された第1基板と、互いに平行な複数の第2平行電極
が延設され、前記第1基板と所要の放電空間を介し、か
つ、前記第2平行電極が前記第1平行電極に直角な方向
になるように、前記第1基板に対向配置された第2基板
とを有し、前記第1及び第2平行電極に与えられる電圧
に応じて前記第1及び第2平行電極の交点を放電させる
ことで画像を表示するための表示パネルと、前記第1及
び第2平行電極に与えるための電圧を出力する少なくと
も1つの半導体装置を設けるための駆動電気回路基板
と、前記駆動電気回路基板と前記表示パネルとを電気的
に接続するための配線体とを備え、前記電圧が伝搬する
電気経路のうち前記配線体あるいは前記表示パネル上に
存在する経路部分に、前記表示パネルから前記駆動電気
回路基板へ流れる電流を制限して前記半導体装置を前記
電流による破壊から防ぐための抵抗成分を含有させたこ
とを特徴とする。
【0017】本発明の請求項2に係る課題解決手段にお
いて、前記少なくとも1つの半導体装置には、前記画像
の基である画像情報に応じて放電すべき前記交点を特定
するための、前記第2平行電極に与えられる電圧を出力
する書込み駆動集積回路を含み、前記抵抗成分は、前記
書込み駆動集積回路が出力する前記電圧が伝搬する前記
電気経路に含有される。
【0018】本発明の請求項3に係る課題解決手段にお
いて、前記抵抗成分は前記配線体上の前記電気経路に含
有される。
【0019】本発明の請求項4に係る課題解決手段にお
いて、前記表示パネルは、前記第2平行電極に電気的に
接続された端子をさらに含み、前記抵抗成分は前記端子
に含有される。
【0020】本発明の請求項5に係る課題解決手段にお
いて、前記抵抗成分は前記第2平行電極に含有される。
【0021】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1におけるプラズマディスプレイ表示装置にお
いて、プラズマディスプレイパネル100とプラズマデ
ィスプレイパネル駆動装置200との接続部の一部を示
す斜視図である。図1において、270はプラズマディ
スプレイパネル駆動装置200に含まれ、接続用露出部
分131と接続用露出部分251とを電気的に接続する
FPCである。
【0022】その他については、図5〜図9を用いて従
来の技術で説明した通りである。つまり、例えば、プラ
ズマディスプレイパネル100(表示パネル)について
は、互いに平行な複数の走査電極110及び維持電極1
20(第1平行電極)が延設された前面板140(第1
基板)と、互いに平行な複数の書込み電極130(第2
平行電極)が延設され、前面板140と所要の放電空間
を介し、かつ、書込み電極130が走査電極110及び
維持電極120に直角な方向になるように、前面板14
0に対向配置された背面板150(第2基板)とを有
し、走査電極110、維持電極120及び書込み電極1
30に与えられる電圧に応じて走査電極110及び維持
電極120と書込み電極130との交点(放電セル)を
放電させることで画像を表示する。駆動電気回路基板2
40については、走査電極110、維持電極120及び
書込み電極130に与えるための電圧を出力する例えば
走査駆動集積回路212、走査パルス発生回路211、
書込み駆動集積回路232、書込みパルス発生回路23
1、維持駆動パルス発生回路221(少なくとも1つの
半導体装置)を設ける。FPC270(配線体)につい
ては、駆動電気回路基板240とプラズマディスプレイ
パネル100とを電気的に接続する。書込み駆動集積回
路232については、画像の基である画像情報Dに応じ
て放電すべき交点(放電セル)を特定するための、書込
み電極130に与える電圧を出力する。但し、実施の形
態1では、従来で説明したチップ抵抗260が省略され
ている。
【0023】図2は本発明の実施の形態1におけるFP
C270を示す平面図である。図2において、271は
互いに平行に配され、接続用露出部分131と接続用露
出部分251とを電気的に接続するための複数の配線、
272は配線271の表面を絶縁するために配線271
の表面に塗布して配線271の表面を覆う絶縁体、27
3,274は配線271の両端において配線271が絶
縁体272によって覆われていない接続用露出部分であ
る。接続用露出部分273が接続用露出部分251に固
着され、接続用露出部分274における配線271が接
続用露出部分131に固着される。
【0024】実施の形態1では、チップ抵抗260に対
応する抵抗成分が配線271に含有される。配線271
は、例えば従来のFPC280内の配線の全てを抵抗率
が高い材質に置き換えて構成してもよいし、接続用露出
部分273や接続用露出部分274の材質のみを抵抗率
が高い材質に置き換えて構成してもよい。
【0025】なお、配線271では、抵抗率が高い材質
として例えばNiとMnとの合金を用いればよい。
【0026】実施の形態1のプラズマディスプレイ表示
装置の動作は従来と主として同様であり、配線271は
チップ抵抗260に対応する抵抗成分を含有するため、
プラズマディスプレイパネル100から駆動電気回路基
板240へ流れる電流を制限して、書込み駆動集積回路
232を前記電流による破壊から防ぐ。
【0027】実施の形態1の効果は、プラズマディスプ
レイパネル100からプラズマディスプレイパネル駆動
装置200へ流入する電流を制限して書込み駆動集積回
路232に対する破壊を防ぎつつ、チップ抵抗260を
用いなくて済む。チップ抵抗260を用いなくて済むの
で、プラズマディスプレイ表示装置のコストが削減でき
る。また、チップ抵抗260を用いなくて済むので、チ
ップ抵抗260を駆動電気回路基板240に固着するた
めの半田によって隣り合う配線250がショートするこ
とがなく、プラズマディスプレイ表示装置の歩留りが向
上する。また、チップ抵抗260と配線250との接触
抵抗がないので、各配線250の抵抗値が均一になり、
接触抵抗を考慮せずに書込み駆動集積回路232を設計
できる。また、駆動電気回路基板240のうち、チップ
抵抗260を配置していた部分の面積を削減できるの
で、駆動電気回路基板240が小さくなり、コストが削
減できる。また、特に書込み駆動集積回路232がプラ
ズマディスプレイパネル100からプラズマディスプレ
イパネル駆動装置200へ流入する電流によって破壊さ
れ易いので、チップ抵抗260に対応する抵抗成分を特
に書込み駆動集積回路232が出力する電圧が伝搬する
配線271に含有させることは、破壊防止に対して効果
的である。さらに、配線271を均一の抵抗性の材質で
構成すれば、FPC270の製造が容易である。
【0028】実施の形態2.図3は本発明の実施の形態
2におけるプラズマディスプレイ表示装置のうち、プラ
ズマディスプレイパネルの一部を示す斜視図である。図
3において、131aはプラズマディスプレイパネル1
00の書込み電極130のうちの外気にふれる接続用露
出部分である。その他については、図5〜図9を用いて
従来の技術で説明した通りである。但し、実施の形態1
と同様に、チップ抵抗260が省略されている。
【0029】実施の形態2では、接続用露出部分131
aが書込み電極130に電気的に接続された端子であ
り、従来のチップ抵抗260に対応する抵抗成分がこの
接続用露出部分131aに含有される。接続用露出部分
131aは、例えば従来の接続用露出部分131の全て
を抵抗率が高い材質で置き換えて構成してもよいし、従
来の接続用露出部分131の一部を抵抗率が高い材質に
置き換えて構成してもよい。
【0030】なお、書込み電極では、抵抗率が高い材質
として例えばAg及びRuO2からなる材質を用いれば
よい。
【0031】実施の形態2の効果は、実施の形態1と主
として同様であり、従来通りのFPC280を用いるこ
とができる。さらに、接続用露出部分131aに抵抗率
を高める材質を付加するだけで、チップ抵抗260に対
応する抵抗成分を、書込み駆動集積回路232が出力す
る電圧が伝搬する電気経路に含有させることができる。
【0032】実施の形態3.図4は本発明の実施の形態
3におけるプラズマディスプレイ表示装置のうち、プラ
ズマディスプレイパネルの一部を示す概念図である。図
4において、130aは書込み電極130をより抵抗率
が高い材質に置き換えた書込み電極である。その他につ
いては、図5〜図9を用いて従来の技術で説明した通り
である。但し、実施の形態1と同様に、チップ抵抗26
0が省略されている。
【0033】実施の形態3では、従来のチップ抵抗26
0に対応する抵抗成分が書込み電極130aに含有され
る。書込み電極130aは、例えば従来の書込み電極1
30の全てをより抵抗率が高い材質に置き換えて構成し
てもよいし、従来の書込み電極130の一部を抵抗率が
高い材質に置き換えて構成してもよい。
【0034】実施の形態3の効果は、実施の形態1と主
として同様であり、従来通りのFPC280を用いるこ
とができる。さらに書込み電極130aを均一の抵抗性
の材質で構成すれば、プラズマディスプレイパネル10
0の製造が容易である。
【0035】変形例.なお、表示パネル(プラズマディ
スプレイパネル100)、配線体(FPC270)、駆
動電気回路基板240は、図示の構成に限定されるもの
でないことは勿論である。
【0036】チップ抵抗260に対応する抵抗成分は、
配線271、接続用露出部分131aあるいは書込み電
極130aに限らず、半導体装置が出力する電圧が伝搬
する電気経路のうち配線体あるいは表示パネル上に存在
する経路部分に含有されていればよい。
【0037】また、駆動電気回路基板240には例えば
走査駆動集積回路212、走査パルス発生回路211、
書込み駆動集積回路232、書込みパルス発生回路23
1、維持駆動パルス発生回路221からなる5つの半導
体装置が設けられる場合を説明したが、半導体装置の数
に限定されない。例えば、上記5つの半導体装置の機能
を全て有する1パッケージの半導体装置が1つだけ駆動
電気回路基板240に設けられていてもよい。
【0038】さらに、表示パネルが含む、第2平行電極
に電気的に接続された端子は、接続用露出部分131a
に限定されない。
【0039】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、表示パ
ネルから駆動電気回路基板へ流入する電流を制限して半
導体装置に対する破壊を防ぎ、かつ、例えばチップ抵抗
を用いなくて済む。したがって、例えば、チップ抵抗を
用いなくて済むので、プラズマディスプレイ表示装置の
コストが削減できる。また、例えば、チップ抵抗を用い
なくて済むので、チップ抵抗を駆動電気回路基板に固着
するための半田によって、駆動電気回路基板の隣り合う
配線がショートすることがなく、プラズマディスプレイ
表示装置の歩留りが向上する。さらに、例えば、チップ
抵抗と駆動電気回路基板の前記配線との接触抵抗がない
ので、前記各配線の抵抗値が均一になり、接触抵抗を考
慮せずに半導体装置を設計できる。さらに、駆動電気回
路基板のうち、チップ抵抗を配置していた部分の面積を
削減できるので、駆動電気回路基板が小さくなり、コス
トが削減できる。
【0040】請求項2に記載の発明によれば、特に書込
み駆動集積回路がプラズマディスプレイパネルから駆動
電気回路基板へ流入する電流によって破壊され易いの
で、破壊防止に対して効果的である。
【0041】請求項3に記載の発明によれば、例えば配
線体の電気経路を均一の抵抗性の材質で構成すれば、配
線体の製造が容易である。
【0042】請求項4に記載の発明によれば、従来通り
の配線体を用いることができ、さらに例えば端子に抵抗
率を高める材質を付加するだけで、抵抗成分を半導体装
置が出力する電圧が伝搬する電気経路に含有させること
ができる。
【0043】請求項5に記載の発明によれば、従来通り
の配線体を用いることができ、さらに例えば第2平行電
極を均一の抵抗性の材質で構成すれば、表示パネルを容
易に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるプラズマディ
スプレイ表示装置の一部を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態1におけるFPCを示す
平面図である。
【図3】 本発明の実施の形態2におけるプラズマディ
スプレイ表示装置の一部を示す斜視図である。
【図4】 本発明の実施の形態3におけるプラズマディ
スプレイ表示装置の一部を示す斜視図である。
【図5】 プラズマディスプレイ表示装置の概念を示す
ブロック図である。
【図6】 従来のプラズマディスプレイ表示装置の一部
を示す斜視図である。
【図7】 プラズマディスプレイ表示装置の出力電圧波
形の例を示すタイミングチャートである。
【図8】 書込み駆動集積回路の内部回路の例を示すた
めの回路図である。
【図9】 書込み駆動集積回路の内部回路の例を示すた
めの回路図である。
【符号の説明】
110 走査電極、120 維持電極、130 書込み
電極、140 前面板、150 背面板、100 プラ
ズマディスプレイパネル、200 プラズマディスプレ
イパネル駆動装置、232 書込み駆動集積回路、24
0 駆動電気回路基板、270 FPC。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行な複数の第1平行電極が延設
    された第1基板と、互いに平行な複数の第2平行電極が
    延設され、前記第1基板と所要の放電空間を介し、か
    つ、前記第2平行電極が前記第1平行電極に直角な方向
    になるように、前記第1基板に対向配置された第2基板
    とを有し、前記第1及び第2平行電極に与えられる電圧
    に応じて前記第1及び第2平行電極の交点を放電させる
    ことで画像を表示するための表示パネルと、 前記第1及び第2平行電極に与えるための電圧を出力す
    る少なくとも1つの半導体装置を設けるための駆動電気
    回路基板と、 前記駆動電気回路基板と前記表示パネルとを電気的に接
    続するための配線体と、を備え、 前記電圧が伝搬する電気経路のうち前記配線体あるいは
    前記表示パネル上に存在する経路部分に、前記表示パネ
    ルから前記駆動電気回路基板へ流れる電流を制限して前
    記半導体装置を前記電流による破壊から防ぐための抵抗
    成分を含有させたことを特徴とするプラズマディスプレ
    イ表示装置。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1つの半導体装置には、 前記画像の基である画像情報に応じて放電すべき前記交
    点を特定するための、前記第2平行電極に与えられる電
    圧を出力する書込み駆動集積回路を含み、 前記抵抗成分は、前記書込み駆動集積回路が出力する前
    記電圧が伝搬する前記電気経路に含有される請求項1記
    載のプラズマディスプレイ表示装置。
  3. 【請求項3】 前記抵抗成分は前記配線体上の前記電気
    経路に含有される請求項2記載のプラズマディスプレイ
    表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示パネルは、前記第2平行電極に
    電気的に接続された端子をさらに含み、 前記抵抗成分は前記端子に含有される請求項2記載のプ
    ラズマディスプレイ表示装置。
  5. 【請求項5】 前記抵抗成分は前記第2平行電極に含有
    される請求項2記載のプラズマディスプレイ表示装置。
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