JPH11344443A - ろ過水測定用高感度濁度計 - Google Patents

ろ過水測定用高感度濁度計

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JPH11344443A
JPH11344443A JP15237698A JP15237698A JPH11344443A JP H11344443 A JPH11344443 A JP H11344443A JP 15237698 A JP15237698 A JP 15237698A JP 15237698 A JP15237698 A JP 15237698A JP H11344443 A JPH11344443 A JP H11344443A
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JP
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cell
turbidity
water
flow rate
light
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JP15237698A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Shimazaki
弘志 島崎
Shoichi Samejima
正一 鮫島
Kazuharu Ikeda
一治 池田
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ろ過水の濁度を0.1度の精度で測定可能と
する。 【解決手段】 セル11と直列に流量計16,調整弁V
1を接続し流量を一定として検水(ろ過水)を流す。レ
ーザ光源12からのレーザ光をレンズ13で集束してセ
ルを透過させ、この透光光を受光器14で受光する。検
水中の濁質粒子がレーザ光を遮断すると、受光器14の
電気信号にパルスが発生する。このパルスは増幅回路1
5で増幅され、CPU21でこのパルスを単位時間及び
単位流量当たり何回発生したかを演算して粒子数を求
め、濁度に変換する。透過光は光束が絞られた強いレー
ザ光であるので、セル長を短くできる。そして光束を濁
質粒子が遮断したことを検出し演算により濁度を求めて
いるので、濁度を0.1度の精度で測定可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、上水道の固定床
式急速ろ過池や活性炭吸着池の洗浄制御などにおいてろ
過水濁度を高感度測定する、ろ過水測定用高感度濁度計
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上水道のろ過池制御には、大別するとろ
過通水のための流量制御と逆先洗浄制御がある。その制
御例を以下に示す。
【0003】(1)総ろ過流量制御 総ろ過流量制御は、以下に示す一つ又は二つの組合せに
より行われる。
【0004】a.定速ろ過流量制御 1池毎にろ過流量をろ抗変動にかかわらず一定に保つ制
御。
【0005】b.減衰ろ過流量制御 ろ過速度を一定調節せずにろ過池のろ抗の増加に従って
ろ過速度を自然に減少させる制御。
【0006】c.過池数制御 需要予測などによって総ろ過流量を決め、運転するろ過
池数を決定する。この方法は、a,bとの組合せで総ろ
過流量を制御する。
【0007】以上のことから、種々の組合せ制御が考え
られる。
【0008】(2)ろ過池洗浄制御 従来のろ過池洗浄制御は、制御目標値をろ過継続時間,
ろ過池水頭上昇等の物理的因子によるトリガーから洗浄
を開始し、一定時間の洗浄工程を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来ろ過池洗浄制御
は、制御目標値をろ過継続時間,ろ過池水頭上昇等の物
理的因子によるトリガーから洗浄を開始し、一定時間の
洗浄工程を行い、ろ過池の汚れ度合いに関係なく洗浄制
御を実施していた。
【0010】その結果、ろ過池の運転障害による問題が
起こり、クリプトスポリジウムによる集団感染が発生し
た。そのため、厚生省からろ過水の濁度を0.1度以下
にする管理目標値の指針がだされた。よって、ろ過池の
水質状態を監視して水質因子を洗浄トリガーとした洗浄
制御が必要になる。
【0011】そのろ過池の水質状態を監視するろ過水計
測用高感度濁度計は、ろ過水の濁度0.1度±0.05
(カオリン度)を精度よく測定できる装置でなければな
らない。ところで従来の濁度計では、光の強度が弱いこ
と、光路長が短い等から0.1度の測定精度が得られな
かった。
【0012】この発明は、上記課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、0.1度の測定精
度が得られるろ過水測定用高感度濁度計を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明のろ過水測定用
高感度濁度計は、検水が所定流量で流れるセルと、この
セルに対して検水の流れる方向と直交する方向に強力で
細い光束を透過させるレーザ光源と、セルからのレーザ
散乱光を受光する受光器、または、長さ方向に検水が所
定の流量で導水される長さ100mmないし500mm
のセルと、このセルの長さ方向に強力で細い光束を透過
させる光源部と、セルからの透過散乱光を受光する受光
器、または、検水が底部から上向流で所定の流量流れる
セルと、このセル液面に対して90°以下の照射角で、
強力で細い光束を照射する光源部と、光源の対角から数
度ずれた位置に配置され液表面散乱光を受光する受光
器、または、検水が所定流量で鉛直方向に流れるセル
と、このセルに鉛直方向に強力で細い光束を投射するレ
ーザ光源部と、この鉛直方向の光束に対して90°とな
るようにセル側方に配置され側方散乱光を受光する受光
器と、受光器が出力する濁度に基づくパルスを増幅する
増幅回路と、この増幅回路からパルス信号を受けて検水
の単位時間および単位流量当りの濁度粒子数を演算しそ
の粒子数を濁度に変換する演算機能を有する制御部とを
有してなるものである
【0014】。
【発明の実施の形態】図1に水質計測器を用いたろ過池
洗浄制御システムの概略を示す。
【0015】ろ過池1の流入側には、濁色度計2を配置
している。この濁色度計は、流入未ろ水と洗浄排水を採
水し、濁度および色度を測定する。その時、未ろ水の連
続測定からは経時的変化によるろ過池洗浄タイミングの
推定を行う。一方、洗浄排水の測定では、ろ過池の洗浄
開始をレベル計3等によって検出し、水洗浄間の後半部
の排水を採水する。その時の洗浄状態を濁色度にて計測
し、ろ過池の汚れ状態を判断する。
【0016】ろ過池流出には、高感度濁度計4を配置し
ている。ろ過水の高感度濁度計による連続計測では、ろ
過池洗浄後の濁度変化を計測して0.1度以下の濁度継
続状態を測定し、最適通水時間等を判定する。
【0017】以下にこの発明にかかる上記高感度濁度計
の実施の形態を図面を用いて説明する。
【0018】実施の形態1 図2の実施の形態1にかかるレーザ散乱方式の高感度濁
度計の構成を示す。この高感度濁度計は、検水中の濁度
粒子を検出するセンサ部10、センサ部からの信号を受
けて粒子数,濁度などを演算して出力する制御部20、
各部のデータを記録する記録部30、検水に薬液を注入
する薬注部40で構成されている。
【0019】センサ部10は、検出の粒子を検出するセ
ル11とその両側に配置されたレーザ光源12,集光レ
ンズ13及び受光器14と、受光器出力を増幅する増幅
回路15と、単位時間当りの粒子数を計測するために検
水を一定流量に調整するための流量計16及び調節弁V
1,V2を備えている。
【0020】制御部20は、上記増幅回路15の出力信
号や流量信号を受けて、粒子数,濁度,セル透過光の強
度などを演算するCPUで構成されたメイン回路21
と、このメイン回路にセル透過光の強度レベルしきい値
(増幅回路15の出力レベルしきい値)を設けて透過光
がしきい値に達すると点灯し警報するセルランプ22
と、濁度のスケールオーバを表示,警報するスケールオ
ーバランプ23,濁度やNTUを接点出力したり記録部
30へ出力する外部出力部26,27などを備えてい
る。
【0021】記録部30は濁度その他記録の必要のある
各部データを集収するデータ集収部31およびレコーダ
32を備えている。
【0022】薬注部40は、セルを洗浄する酸洗浄液、
校正用濁度標準液(カオリン標準液,ホルマジン標準
液)および校正用濁度0度水(フィルタろ過水)等の薬
液と、これら薬液を検水に注入するポンプ41および流
量調整弁V3を備えている。濁度連続計測の場合には、
セル11に塩素処理により酸化された鉄,マンガン等が
付着しやすくなるので、この薬注機能が必要となる。
【0023】この濁度検出器の濁度検出の動作について
説明する。流量計16と調整弁V1により検水流量を一
定に調整する。レーザ光源12からの光束はレンズ13
で集束され強力で細い光束となりセル11内を通過し受
光器14によって受光される。
【0024】検水中の濁質粒子がセル11内を通過する
透過光を遮断するとレーザ散乱光が発生する。そのため
受光器14の出力する電気信号はパルスを発生する。増
幅回路15は受光部の出力を増幅して制御部20へ出力
する。
【0025】メイン回路21のCPUは、このパルスを
単位時間および単位流量当り何回発生したかを粒子数と
して濁度に変換して出力する。その時、セルの汚れに対
しては、透過光の強度レベルにしきい値を設けてしきい
値レベルに達した時にセルランプ22を点灯警報する。
また所定流量を逸脱した場合に流量ランプ25を点灯警
報する等の機能を有する。これらの警報と濁度又はNT
Uは、外部に4〜20mAで出力される。
【0026】実施の形態1は、レーザ散乱方式であり、
(1)レーザ光源を採用することで光束が絞れ光り強度
が強くなる。そのため、セル長が短くできること、およ
び(2)濁質粒子がセル内を通過する際、透過光を遮断
する。その結果、受光部の電気信号は、パルスが発生し
このパルスを単位時間及び単位流量当たり何回発生した
かを粒子数として濁度に変換していることに特長があ
る。
【0027】実施の形態2 図3に実施の形態2にかかる透過光散乱方式の高感度濁
度計の構成を示す。この高感度濁度計は、センサ部10
のセル11が長さ100mm〜500mm程度に長く構
成され、セル長手方向両側に光源12,集光レンズ13
および受光器14が配置され、検水をセル11の一端側
から他端側へセル軸を通るように流して検出するように
なっている点と、制御部20に図2の流量ランプ25お
よび流量接点出力がない点で上記図2のものと相違する
ものとなっている。
【0028】この濁度検出器の濁度検出の動作について
説明する。流量計16と調整弁V1により検水流量を一
定に調整してセルの長さ方向に流す。光源12からの光
はレンズ13で集光されセル11の軸を透過して受光器
14に入る。セル11を流れる検水中の濁度粒子が透過
光を横切ると散乱光が生じ、受光器14の出力する電気
信号はパルスを発生し、増幅回路15を介して制御部2
0へ出力される。
【0029】したがって、図2の場合と同様に制御部2
0のメイン回路21において、検水の粒子及び濁度が演
算される。
【0030】実施の形態2は、透過光散乱方式であり、
(1)セル長を100mm〜500mm程度まで長くし
たことで検水中の微粒子(10μm以下)による光散乱
を検出できること、および(2)図2のレーザ散乱方式
と比較して流量の影響を受けにくいため流量変動がある
場所に対応しやすいという特長がある。よって、図2の
流量ランプ25および流量接点出力が不要となってい
る。
【0031】実施の形態3 図4の実施の形態3にかかる表面散乱方式の高感度濁度
計の構成を示す。この高感度濁度計は、センサ部10の
セル11を上側が開放したセルとし、光束がセル液面に
斜めに照射するように光源12と集束レンズ13を配置
し、受光器14をセル液表面の反射光を受光することな
く、液面を通る粒子による液面散乱光を受光しうるよう
に、光源の対角から数度すれた位置に配置した点と、制
御部20に図2のセルランプ22がない点および薬注部
40に図2の酸洗浄液がなくなっている点で図2のもの
と相違するものとなっている。
【0032】この濁度計の濁度検出の動作について説明
する。セル11に検水をセル内液面が揺いだり水位が変
動したりすることなく、かつ光の照射部分を検水が横切
るように下から上へ一定流量が流す。
【0033】セル液面の光の照射部分を検水中の粒子が
横切ると、表面散乱光が生じ受光器14の出力する電気
信号はパルスを発生し、増幅回路15を介して制御部2
0へ出力される。制御部20は図2の場合と同様にメイ
ン回路12で検水の粒子数および濁度を演算する。
【0034】実施の形態3は、表面散乱光方式であり、
液面に光を照射し、その散乱光を受光するためセルの汚
れによる誤差がなく、セルを洗浄する必要がないので、
薬注部に酸洗浄水を用意する必要もないという特長があ
る。しかし、セルの液面に揺らぎが生ずると測定誤差を
生ずるためセル内の流速を一定に操作する必要がある。
【0035】実施の形態4 図5に実施の形態4にかかる側方散乱方式の高感度濁度
計の構成を示す。この高感度計は、センサ部10のセル
11に対し光束が鉛直に通るように半導体レーザ光源1
2と集束用レンズ13を設け、受光器14をセル11の
側方のセル内を通る鉛直な光束と90°の位置に配置
し、セル11に検水を下から上へ流して濁質粒子を介出
するようになっている点、および制御部20に図2のセ
ルランプ22と流量ランプ25がない点で、図2のもの
と相違するものとなっている。
【0036】この濁度計の濁度検出の動作について説明
する。光源12からのレーザ光はレンズ13で集束され
セル11を上から下へ鉛直に通る。このセル11に検水
を下から上へ流す。検水中の濁度粒子がレーザ光を遮断
すると散乱光が発生する。受光器14はその側方散乱光
を受光し、受光器の出力する電気信号はパルスを発生
し、増幅回路15を介して制御部20へ出力される。
【0037】制御部20は図2の場合と同様にメイン回
路21で検水の粒子数および濁度を演算する。
【0038】実施の形態4は、側方散乱光方式であり、
(1)光源からのレーザ光を絞った強いレーザ光を用い
ているので、透過散乱方式に比べセル長を短くすること
が可能となる。さらに、投げ込み式や配管にインライン
方式で設置することができること、および(2)表面散
乱光方式と比較して流量の影響を受けにくいため流量変
動がある場所に対応しやすいという特長がある。そのた
め、制御部に流量ランプを設ける必要がない。
【0039】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成されてい
るので、以下の効果を奏する。
【0040】(1)ろ過水の濁度を高感度で検出するこ
とができる。そのためろ過池水質洗浄制御システムに使
用することでろ過水の濁度0.1度以下に管理すること
が可能となる。
【0041】(2)レーザ散乱光方式のものは、光源か
らのレーザ光を集束された強いレーザ光を用いているの
で、セル長を短くできる。
【0042】(3)透過散乱光方式のものは、セル長を
長くすることで10μm以下の微粒子による光散乱を検
出することが可能である。
【0043】(4)表面散乱光方式のものは、液面に光
を直接照射し、散乱光を受光するためセルの汚れによる
誤差がない。そのためセルの洗浄の必要がない。
【0044】(5)側方散乱光方式のものは、光源に半
導体レーザを用いると光強度が強くなり、透過散乱光方
式に比べセル長を短くすることが可能となる。また、投
げ込み式や配管にインライン方式で設置することができ
る。更に、流量の影響を受けにくいため流量変動がある
場所に対応しやすい。
【0045】(6)センサ部,制御部,記録部,薬注部
のシステム構成により、長期安定した計測が可能であ
る。
【0046】(7)薬注機能により中塩素処理による
鉄,マンガンのセル面付着を回避でき、装置信頼性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ろ過池水質洗浄制御システムの構成説明図。
【図2】実施の形態1にかかる高感度濁度計の構成を示
すブロック図。
【図3】実施の形態2にかかる高感度濁度計の構成を示
すブロック図。
【図4】実施の形態3にかかる高感度濁度計の構成を示
すブロック図。
【図5】実施の形態4にかかる高感度濁度計の構成を示
すブロック図。
【符号の説明】
1…ろ過池 2…濁色度計 3…レベル計 4…高感度濁度計 10…センサ部 11…セル 12…光源 13…集束レンズ 14…受光器 15…増幅回路 16…流量計 20…制御部 21…メイン回路(CPU) 22…セルランプ 23…スケールオーバーランプ 24…警報ランプ 25…流量ランプ 26…濁度出力部 27…NTU出力部 30…記録部 31…データ収集部 32…レコーダ 40…薬注部 41…ポンプ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検水が所定流量で流れるセルと、 このセルに対して検水の流れる方向と直交する方向に強
    力で細い光束を透過させるレーザ光源と、 セルからのレーザ散乱光を受光する受光器と、 受光器が出力する濁質粒子に基くパルスを増幅する増幅
    回路と、 この増幅回路からのパルス信号を受けて検水の単位時間
    および単位流量当りの濁質粒子数を演算しその粒子数を
    濁度に変換する演算回路と、 を有していることを特徴とするろ過水測定用高感度濁度
    計。
  2. 【請求項2】 長さ方向に検水が所定の流量で導水され
    る長さ100mmないし500mmのセルと、 このセルの長さ方向に強力で細い光束を透過させる光源
    部と、 セルからの透過散乱光を受光する受光器と、 受光器が出力する濁質粒子に基づくパルスを増幅する増
    幅回路と、 この増幅回路からのパルスを受けて検水の単位時間およ
    び単位流量当りの濁質粒子数を演算しその粒子数を濁度
    に変換する演算回路と、 を有していることを特徴とするろ過水測定用高感度濁度
    計。
  3. 【請求項3】 検水が底部から上向流で所定の流量流れ
    るセルと、 このセル液面に対して90°以下の照射角で、強力で細
    い光束を照射する光源部と、 光源の対角から数度ずれた位置に配置され液表面散乱光
    を受光する受光器と、 受光器が出力する濁質粒子に基くパルスを増幅する増幅
    回路と、 この増幅回路からのパルスを受けて検水の単位時間およ
    び単位流量当りの濁質粒子数を演算しその粒子数を濁度
    に変換する演算回路と、 を有してなることを特徴とするろ過水測定用高感度濁度
    計。
  4. 【請求項4】 検水が所定流量で鉛直方向に流れるセル
    と、 このセルに鉛直方向に強力で細い光束を投射するレーザ
    光源部と、 この鉛直方向の光束に対して90°となるようにセル側
    方に配置され側方散乱光を受光する受光器と、 受光器が出力する濁質粒子に基づくパルスを増幅する増
    幅回路と、 この増幅回路からのパルスを受けて検水の単位時間およ
    び単位流量当りの濁質粒子数を演算しその粒子数を濁度
    に変換する演算回路と、 を有してなることを特徴とするろ過水測定用高感度濁度
    計。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1つにおい
    て、 検水流量を調節する流量調整装置を有することを特徴と
    するろ過水測定用高感度濁度計。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし4のいずれか1つにおい
    て、 前記増幅回路出力を所定のしきい値と比較しセルの汚れ
    を検出し警報する機能を有することを特徴とするろ過水
    測定用高感度濁度計。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし4のいずれか1つにおい
    て、 検水にセル洗浄液,セル校正液,濁度0度水を選択注入
    できる薬注装置を有することを特徴とするろ過水測定用
    高感度濁度計。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし4のいずれか1つにおい
    て、 各部のデータを収集し記録するデータ記録部を有するこ
    とを特徴とするろ過水測定用高感度濁度計。
JP15237698A 1998-06-02 1998-06-02 ろ過水測定用高感度濁度計 Pending JPH11344443A (ja)

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Cited By (5)

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