JPH11343991A - 水中ポンプ設置マンホールのタラップ装置 - Google Patents
水中ポンプ設置マンホールのタラップ装置Info
- Publication number
- JPH11343991A JPH11343991A JP16592698A JP16592698A JPH11343991A JP H11343991 A JPH11343991 A JP H11343991A JP 16592698 A JP16592698 A JP 16592698A JP 16592698 A JP16592698 A JP 16592698A JP H11343991 A JPH11343991 A JP H11343991A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manhole
- guide
- pump
- guide rail
- guide rails
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sewage (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】脱着式水中ポンプの設置されるマンホールにお
いて、マンホール壁面に従来のようなステップを突設さ
せることが不要となり、配管の方向性が問われず施工面
でも好便で、また、内部での作業が容易かつ安全に行わ
れ得るタラップ装置を提供する。 【構成】水中ポンプＰに付設されたガイドフック７，７
を水中ポンプ昇降用ガイドレール６，６の側方から係合
させ、該ガイドブック７，７の係合方向と反対方向の側
面へ突出する足掛け杆８‥‥８を上記ガイドレール６，
６の上方部から下方部に亘って配設した。
いて、マンホール壁面に従来のようなステップを突設さ
せることが不要となり、配管の方向性が問われず施工面
でも好便で、また、内部での作業が容易かつ安全に行わ
れ得るタラップ装置を提供する。 【構成】水中ポンプＰに付設されたガイドフック７，７
を水中ポンプ昇降用ガイドレール６，６の側方から係合
させ、該ガイドブック７，７の係合方向と反対方向の側
面へ突出する足掛け杆８‥‥８を上記ガイドレール６，
６の上方部から下方部に亘って配設した。
Description
【０００１】
【発明の技術分野】本発明は、水中ポンプ設置マンホー
ルのタラップ装置に関する。
ルのタラップ装置に関する。
【０００２】
【従来技術とその問題点】周知のように脱着式水中ポン
プの設置されるマンホールには、図４に見られるよう、
据付や点検時に作業者が昇降するためのステップ８０‥
‥８０が、壁面の上方部から下方部へ亘って突設されて
おり、ポンプ昇降用のガイドレール６０や、脱着ベンド
３０から上導される吐出用配管５０は、上記ステップ８
０‥‥８０の突設側と反対方向の壁面に接近させて設け
られている。
プの設置されるマンホールには、図４に見られるよう、
据付や点検時に作業者が昇降するためのステップ８０‥
‥８０が、壁面の上方部から下方部へ亘って突設されて
おり、ポンプ昇降用のガイドレール６０や、脱着ベンド
３０から上導される吐出用配管５０は、上記ステップ８
０‥‥８０の突設側と反対方向の壁面に接近させて設け
られている。
【０００３】このように、挟隘なマンホール内の前後径
が、ステップ８０‥‥８０の突出により一層狭められた
状態となっているため、設置されるポンプの大きさにも
制約を受けると共に、マンホール内部での作業は極めて
困難なものとなり、背後に突出しているステップ８０‥
‥８０に作業者が腰を打ち付けて負傷するということも
屡々である。また、流入管２０の導入位置や吐出用配管
５０の導出位置も、ステップ８０‥‥８０を避ける方向
へ迂回させて設定しなければならず、配管上にも大きな
制約を受けることになる。
が、ステップ８０‥‥８０の突出により一層狭められた
状態となっているため、設置されるポンプの大きさにも
制約を受けると共に、マンホール内部での作業は極めて
困難なものとなり、背後に突出しているステップ８０‥
‥８０に作業者が腰を打ち付けて負傷するということも
屡々である。また、流入管２０の導入位置や吐出用配管
５０の導出位置も、ステップ８０‥‥８０を避ける方向
へ迂回させて設定しなければならず、配管上にも大きな
制約を受けることになる。
【０００４】
【発明の目的】本発明の目的は、脱着式水中ポンプの設
置されるマンホールにおいて、マンホール壁面に従来の
ようなステップを突設させることが不要となり、配管の
方向性が問われず施工面でも好便で、また、内部での作
業が容易かつ安全に行われ得るタラップ装置を提供する
ことにある。
置されるマンホールにおいて、マンホール壁面に従来の
ようなステップを突設させることが不要となり、配管の
方向性が問われず施工面でも好便で、また、内部での作
業が容易かつ安全に行われ得るタラップ装置を提供する
ことにある。
【０００５】
【発明の構成】本発明に係る水中ポンプ設置マンホール
のタラップ装置においては、２本を１対とする昇降用ガ
イドレールを水中ポンプの沈設台数に対応させて所要本
数マンホール内に並立させ、水中ポンプに付設されて吐
出口の開口方向へ導出せられ該導出端を両側へ張出させ
てなるガイドフックを前記ガイドレールの内側方向また
は外側方向から係合させ、該ガイドブックの係合方向と
反対方向の側面へ突出する足掛け杆をガイドレールの上
方部から下方部に亘って配設した。この足掛け杆により
作業者が昇降し得られるので、マンホール壁面へのステ
ップの突設は不要である。
のタラップ装置においては、２本を１対とする昇降用ガ
イドレールを水中ポンプの沈設台数に対応させて所要本
数マンホール内に並立させ、水中ポンプに付設されて吐
出口の開口方向へ導出せられ該導出端を両側へ張出させ
てなるガイドフックを前記ガイドレールの内側方向また
は外側方向から係合させ、該ガイドブックの係合方向と
反対方向の側面へ突出する足掛け杆をガイドレールの上
方部から下方部に亘って配設した。この足掛け杆により
作業者が昇降し得られるので、マンホール壁面へのステ
ップの突設は不要である。
【０００６】
【実施例】以下実施例の図面により説明をする。
【０００７】１はマンホール、２は汚水の流入管、Ｐは
マンホール１内に沈設される脱着式の水中ポンプ、３は
水中ポンプＰの吐出口４を脱着自在に接続させる脱着ベ
ンド、５は脱着ベンド３から上導せられマンホール１の
壁面に沿って立設された吐出用配管であり、その上端部
はマンホール１の壁面から導出されて所定の排水路へ通
じるようになっている。６は２本を１対とする昇降用ガ
イドレールであり、例えばマンホール１内へ沈設される
水中ポンプが１台であれば２本、水中ポンプが２台であ
れば４本というように、水中ポンプＰの沈設台数に対応
させて、所要本数を吐出用配管５に接近した位置に並立
させる。７，７は水中ポンプＰに付設されて吐出口４の
開口方向へ導出せられ該導出端を両側へ張出させてなる
ガイドフックであり、これらがガイドフック７，７をガ
イドレール６，６の内側方向または外側方向から係合さ
せる。８‥‥８はガイドレール６，６の上方部から下方
部に亘って配設された足掛け杆であり、前記ガイドフッ
ク７，７が例えば図１および図２に示すようガイドレー
ル６，６の内側方向から係合されている場合には外側方
向の側面へ、また、図３に示すようガイドフック７，７
がガイドレール６，６の外側方向から係合されている場
合には内側方向の側面へというように、ガイドフック
７，７の係合方向と反対方向の側面へ突出するよう配設
される。この足掛け杆８‥‥８によってタラップ装置
が、吐出用配管５の立設位置と接近した位置に構成され
るので、吐出用配管５の立設位置と反対方向のマンホー
ル壁面には、従来のようなステップの突設は不要とな
る。
マンホール１内に沈設される脱着式の水中ポンプ、３は
水中ポンプＰの吐出口４を脱着自在に接続させる脱着ベ
ンド、５は脱着ベンド３から上導せられマンホール１の
壁面に沿って立設された吐出用配管であり、その上端部
はマンホール１の壁面から導出されて所定の排水路へ通
じるようになっている。６は２本を１対とする昇降用ガ
イドレールであり、例えばマンホール１内へ沈設される
水中ポンプが１台であれば２本、水中ポンプが２台であ
れば４本というように、水中ポンプＰの沈設台数に対応
させて、所要本数を吐出用配管５に接近した位置に並立
させる。７，７は水中ポンプＰに付設されて吐出口４の
開口方向へ導出せられ該導出端を両側へ張出させてなる
ガイドフックであり、これらがガイドフック７，７をガ
イドレール６，６の内側方向または外側方向から係合さ
せる。８‥‥８はガイドレール６，６の上方部から下方
部に亘って配設された足掛け杆であり、前記ガイドフッ
ク７，７が例えば図１および図２に示すようガイドレー
ル６，６の内側方向から係合されている場合には外側方
向の側面へ、また、図３に示すようガイドフック７，７
がガイドレール６，６の外側方向から係合されている場
合には内側方向の側面へというように、ガイドフック
７，７の係合方向と反対方向の側面へ突出するよう配設
される。この足掛け杆８‥‥８によってタラップ装置
が、吐出用配管５の立設位置と接近した位置に構成され
るので、吐出用配管５の立設位置と反対方向のマンホー
ル壁面には、従来のようなステップの突設は不要とな
る。
【０００８】
【発明の効果】本発明によれば、脱着式水中ポンプＰの
設置されるマンホール１内において、吐出用配管５やガ
イドレール６の立設位置と反対方向の壁面に、従来設け
られていたステップのような突起物が存在しないため、
マンホール径が同じであれば従来よりもワンランク大型
のポンプを設置させることができる。そしてポンプ引き
上げ時におけるマンホール１内での作業が容易かつ安全
に行われ得るという利点がある。また、流入管２の導入
位置や吐出用配管５の導出位置も制約を受けることなく
任意方向に設定できるので、施工面でも極めて好便であ
る。更にまた、隣接するガイドレール６，６間が足掛け
杆８‥‥８で連結されることにより補強と撓み防止の効
果をも生じるのである。
設置されるマンホール１内において、吐出用配管５やガ
イドレール６の立設位置と反対方向の壁面に、従来設け
られていたステップのような突起物が存在しないため、
マンホール径が同じであれば従来よりもワンランク大型
のポンプを設置させることができる。そしてポンプ引き
上げ時におけるマンホール１内での作業が容易かつ安全
に行われ得るという利点がある。また、流入管２の導入
位置や吐出用配管５の導出位置も制約を受けることなく
任意方向に設定できるので、施工面でも極めて好便であ
る。更にまた、隣接するガイドレール６，６間が足掛け
杆８‥‥８で連結されることにより補強と撓み防止の効
果をも生じるのである。
【図１】本発明タラップ装置の施されたマンホールの要
部縦断側面図であって、ガイドレールの外側方向の側面
に足掛け杆を配設させた事例を示す。
部縦断側面図であって、ガイドレールの外側方向の側面
に足掛け杆を配設させた事例を示す。
【図２】本発明タラップ装置の施されたマンホールの要
部横断平面図であって、ガイドレールの外側方向の側面
に足掛け杆を配設させた事例を示す。
部横断平面図であって、ガイドレールの外側方向の側面
に足掛け杆を配設させた事例を示す。
【図３】本発明タラップ装置の施されたマンホールの要
部横断平面図であって、ガイドレールの内側方向の側面
に足掛け杆を配設させた事例を示す。
部横断平面図であって、ガイドレールの内側方向の側面
に足掛け杆を配設させた事例を示す。
【図４】従来のマンホールの要部縦断側面図であって、
マンホール内における吐出用配管やポンプ昇降用ガイド
レールの立設方向と反対方向の壁面に、作業者の昇降用
ステップが突設されている状態を示す。
マンホール内における吐出用配管やポンプ昇降用ガイド
レールの立設方向と反対方向の壁面に、作業者の昇降用
ステップが突設されている状態を示す。
１ マンホール ４ ポンプ吐出口 ６ ガイドレール ７ ガイドフック ８ 足掛け杆 Ｐ 水中ポンプ
Claims (1)
- 【請求項１】２本を１対とする昇降用ガイドレールを水
中ポンプの沈設台数に対応させて所要本数マンホール内
に並立させ、水中ポンプに付設されて吐出口の開口方向
へ導出せられ該導出端を両側へ張出させてなるガイドフ
ックを前記ガイドレールの内側方向または外側方向から
係合させ、該ガイドブックの係合方向と反対方向の側面
へ突出する足掛け杆をガイドレールの上方部から下方部
に亘って配設したことを特徴とする、水中ポンプ設置マ
ンホールのタラップ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16592698A JPH11343991A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 水中ポンプ設置マンホールのタラップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16592698A JPH11343991A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 水中ポンプ設置マンホールのタラップ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11343991A true JPH11343991A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15821644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16592698A Pending JPH11343991A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 水中ポンプ設置マンホールのタラップ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11343991A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105782126A (zh) * | 2016-05-09 | 2016-07-20 | 合肥工业大学 | 高效永磁回流泵 |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP16592698A patent/JPH11343991A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105782126A (zh) * | 2016-05-09 | 2016-07-20 | 合肥工业大学 | 高效永磁回流泵 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20041108 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080213 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080226 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090210 |