JPH11343848A - フレキシブルパイプエレメント - Google Patents

フレキシブルパイプエレメント

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JPH11343848A
JPH11343848A JP11126696A JP12669699A JPH11343848A JP H11343848 A JPH11343848 A JP H11343848A JP 11126696 A JP11126696 A JP 11126696A JP 12669699 A JP12669699 A JP 12669699A JP H11343848 A JPH11343848 A JP H11343848A
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JP
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bellows
pipe element
metal hose
flexible pipe
element according
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Application number
JP11126696A
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English (en)
Inventor
Fabian Elsaesser
ファビアン・エルゼッサー
Tom Krawietz
トム・クラヴィーツ
Michael Pluschke
ミヒャエル・プルシュケ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Witzenmann GmbH
Original Assignee
Witzenmann GmbH
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
    • F01N13/18Construction facilitating manufacture, assembly, or disassembly
    • F01N13/1805Fixing exhaust manifolds, exhaust pipes or pipe sections to each other, to engine or to vehicle body
    • F01N13/1811Fixing exhaust manifolds, exhaust pipes or pipe sections to each other, to engine or to vehicle body with means permitting relative movement, e.g. compensation of thermal expansion or vibration
    • F01N13/1816Fixing exhaust manifolds, exhaust pipes or pipe sections to each other, to engine or to vehicle body with means permitting relative movement, e.g. compensation of thermal expansion or vibration the pipe sections being joined together by flexible tubular elements only, e.g. using bellows or strip-wound pipes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/10Adjustable joints, Joints allowing movement comprising a flexible connection only, e.g. for damping vibrations
    • F16L27/107Adjustable joints, Joints allowing movement comprising a flexible connection only, e.g. for damping vibrations the ends of the pipe being interconnected by a flexible sleeve
    • F16L27/11Adjustable joints, Joints allowing movement comprising a flexible connection only, e.g. for damping vibrations the ends of the pipe being interconnected by a flexible sleeve the sleeve having the form of a bellows with multiple corrugations

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  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 騒音特性が著しく改善され、既知の各種
手段に比べて価格と取付けスペースの点で優れたフレキ
シブルパイプエレメントを提供する。 【解決手段】 円筒形接続端を備えた螺旋状または環状
の波形金属ベロー2と、このベロー内に軸方向に配置さ
れ、外径がベローの内径より小さく、ベロー接続端の内
部にある専用の末端片によって少なくとも間接的にベロ
ー接続端に固定されている金属ホース3とを有し、ベロ
ー2および金属ホース3は、両方の接続端4、5の間に
ある1つ以上の部分6において、少なくとも部分的かつ
少なくとも間接的な相互締付け機能を持つ内燃機関のエ
グゾーストパイプ用のフレキシブルパイプエレメント。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に自動車の内
燃機関のエグゾーストパイプ用のフレキシブルパイプエ
レメントに関するものであり、詳述すると、円筒形接続
端を備えた螺旋状または環状の波形金属ベローと、この
ベロー内に軸方向に配置され、外径がベローの内径より
小さく、ベロー接続端の内部にある専用の末端片によっ
て少なくとも間接的にベロー接続端に固定されている金
属ホースとを有する内燃機関のエグゾーストパイプ用の
フレキシブルパイプエレメントに関する。
【0002】
【従来の技術】接続するパイプ部分の振動離脱性のため
に主として使用するようなパイプエレメントの場合に
は、ベローおよび金属ホースが、共振域にある特定の振
動数と共鳴するために、不快な騒音が発生するという大
きな問題がある。こうした騒音発生を防止するために、
今までに様々な解決手段が講じられてきた。たとえば、
ベローと金属ホースとの間に、編みものや編みホースな
ど金属ワイヤー製の制振エレメントを配置して、ベロー
と金属ホースの振動を抑止しようとした。また、ベロー
と金属ホースとの間隔を大きくして、相互接触の可能性
を低減することも行われた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうした手段を用いる
と、フレキシブルパイプエレメントの構造が複雑になり
費用も増加することは容易にわかる。また、内部間隔を
大きくするとフレキシブルパイプエレメントの外形寸法
も大きくなり、取付けスペースを相応に大きくする必要
があることも容易にわかる。しかし通常は、取付けスペ
ースを大きくすることはできない。
【0004】上記のことを鑑みると、この発明の課題
は、冒頭で述べた方式、つまり、円筒形接続端を備えた
螺旋状または環状の波形金属ベローと、このベロー内に
軸方向に配置され、外径がベローの内径より小さく、ベ
ロー接続端の内部にある専用の末端片によって少なくと
も間接的にベロー接続端に固定されている金属ホースと
を有する内燃機関のエグゾーストパイプ用のフレキシブ
ルパイプエレメントを使用できるようにすることであ
る。本発明によるパイプエレメントは、騒音特性が著し
く改善されており、既知の各種手段に比べると価格と取
付けスペースの点で優れている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明によるフレキシブルパイプエレメントの特徴
構成は、特許請求の範囲の欄の請求項1から請求項14
に記載した通りである。
【0006】詳述すると、ベローおよび金属ホースに、
両方の接続端の間にある少なくとも1つの領域におい
て、少なくとも部分的にかつ少なくとも間接的に相互締
付け機能を持たせることによって解決している。位置を
自由に選定でき、かつベローおよび/または金属ホース
の振動モードに適合するように定めたこうした締付け機
能は、何よりも相互の相対運動に対して反対作用を行
う。なぜなら、上記2つの構成部品は、もとより締付け
機能を持つので、互いに衝突することなく騒音が発生し
ないからである。さらに、相互締付け機能のために、ベ
ローと金属ホースの振動特性が変わる。
【0007】つまり、従来の構成部品では、軸全長は、
両方の接続端の間で自由に振動できる。したがって、振
幅励振がもとより少ないため、パイプエレメントに接続
する構成部品(排ガス装置やエンジンなど)が軸中央部
で運動することにより、共振を引き起こしてしまう。こ
れとは異なり、軸中央部における金属ホースとベローの
継続的な相互締付け機能は、2つの固定点間の自由長さ
を、たとえば半分に削減するため、角度的な励振や軸方
向あるいは横方向の励振が大きいにもかかわらず、振動
振幅が著しく低減し、他のパイプエレメント部分におい
てベロー縁と金属ホースとが相互接触する可能性も著し
く減少する。したがって、簡単な措置を講じるだけでよ
く、制振用構成部品を追加して取り付ける必要はない。
また、金属ホースとベローとの間隔を最小にすれば、フ
レキシブルパイプエレメントの外形寸法を相応に小さく
することができる。
【0008】相互締付け機能の形成に関しては様々な方
法がある。特に有利であるのは、ベローおよび/または
金属ホースを変形して相互締付け機能を形成する方法で
ある。すなわち、金属ホースを少なくとも部分的に放射
状に拡大する、および/またはベローを少なくとも部分
的に放射状に締め付けて小さくする。ベローの場合に
は、こうした断面の縮小は、波の谷を内向きに引き、そ
うして縮小した内径が金属ホースの外径と等しくなって
相互締付け機能が形成されるようにするだけで、非常に
簡単に行うことができる。
【0009】また、こうしたことから明らかであるよう
に、最も簡単な場合には相互締付け機能を、金属ホース
および/またはベローの周囲全体に拡げることができ
る。ただし、このような周囲全体への拡がりは、必ずし
も環状に起こる必要はなく、ねじ山状であってもよく、
あるいは形状が変化してもよい。
【0010】しかし、特に有利であるのは、相互締付け
機能が複数部分の変形によって形成される場合である。
この場合には、相互締付け機能は、他の構成部品の方向
に向けた初期張力を、変形した部分に導入すれば向上す
る。締付け機能部に隣接する領域は、締付け機能部にあ
る程度支配されるようになる。というのは、この隣接領
域自体は、他の構成部品に隣接していないからである。
こうした部分的な締付け機能の例としては、長円形に縮
小したベローが挙げられる。このようにしたベローは、
円形断面を持つ金属ホースを囲繞しているため、締付け
機能は、直径の短い長円部にしか形成されない。
【0011】また、断続的に周囲に拡がる部分的な締付
け機能は、製造上の利点も提供する。なぜなら、通常の
円形断面を持つ金属ホースやベローでは、こうした部分
的な変形を容易に行えるからである。
【0012】にもかかわらず、このような部分的締付け
機能の位置は、ベローやホース全体あるいは軸全長にわ
たって数多く分布させることができる。そのため、この
発明によるパイプエレメントの可動性およびその振動特
性を、どのような場合にも適合させることができる。パ
イプエレメントの本来の機能を得るために、パイプエレ
メントの可動性が、相互締付け機能によって全く低減さ
れないか、またはほとんど低減されないようにする。そ
うすれば、振動数の少ない相対運動および振動数の大き
い振動に関する所望の離脱性が、パイプエレメントに接
続する各パイプ部分の間で得られる。
【0013】この発明の方式による締付け機能に関して
は、相互摩擦締付け機能が全く十分なものであると言え
る。この摩擦締付け機能は、放射方向だけでなく軸方向
でも、ベローと金属ホースを固定する必要がある。相互
固定作用の信頼性、ならびに摩擦締付け機能で発生する
相互に摩擦し合う部分の磨耗に対する耐性に関しては、
溶接またはプレスによって固定するのが望ましい。たと
えば、溶接は、レーザー溶接装置や点溶接装置によって
行うことができる。通常は、ベローおよび金属ホースに
は薄い材料が使用されているため、リングライニングを
内部または外部から溶接接合部に入れるのが望ましい。
このリングライニングを作るのに必要な材料は入手可能
であり、またこのリングライニングは、溶接接合部が早
く破壊してしまうのを防ぎ、寿命が来るまで保つように
する。
【0014】このようなリングライニングは、金属ホー
スとベローとの間に配置するのが望ましくまた有利でも
ある。このように配置すると、この両方の構成部品の相
互締付け機能は、直接的にではなく間接的に形成され、
またこの両方の構成部品に隣接する中間エレメントによ
ってリングライニングの形状で形成される。このような
中間エレメントも、溶接によってベローおよび/または
金属ホースに固定することができる。中間エレメントを
設ける利点は、ベローも金属ホースも形状を変える必要
がないという点にある。そのため、この方法は簡単かつ
費用が安いにもかかわらず、パイプエレメントの振動変
化と騒音抑制というこの発明の利点も得られる。
【0015】相互締付け機能の位置に関しては、すでに
指摘したように、ベローおよび/または金属ホースの振
動モードに位置を適合させるのが望ましい。その際に
は、ベローおよび/または金属ホースの振動が最大にな
る位置を考慮すると有利になる。そうすれば、締付け機
能部が少なくても、パイプエレメントから発生する騒音
を十分に低減できる。
【0016】相互締付け機能は、フレキシブルパイプエ
レメントの軸長のほぼ中央に形成させるのが最も簡単で
ある。少なくともこのように言えるのは、パイプエレメ
ントの軸全長にわたって振動分布が比較的均等である場
合である。
【0017】パイプエレメント全体の製造に関しては、
ベローが、その周囲を直接的に囲繞する金属ワイヤー製
編みホースを備えており、またベローと編みホースが、
末端でパイプエレメントの接続端を形成するように、円
筒形保護リング内で両者いっしょに、および保護リング
とともにプレスされ、かつ各部分がピン留めで相互に結
合されているという既存の製造方法を利用することがで
きる。このような外部編みホースは、ベローの外部を保
護する役割を果たし、また望ましくないベローの縦方向
拡大も防ぐ。
【0018】金属ホースの製造に関して言うと、金属ホ
ースは金属ベルトで作ることができるが、場合によって
は、ホースを巻き付けて行うシールライニングを設けな
いことも可能である。金属ホースは、ホース断面に圧力
を加え、かつベロー接続端に対する許容誤差を補整しな
がら、ベロー接続端の中にある専用の末端片に放射状に
拡げて取り付けることができる。
【0019】この発明のその他の特徴および利点につい
ては、下記の実施例の説明で図を用いて述べる。各図が
示すものは下記の通りである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下では、同じ構成部品は、同じ
レファレンス記号で示す。構成部品の構造が異なる場合
でも、同じ参照符号で示す。
【0021】図1に示したパイプエレメント1は、環状
波形の金属ベロー2およびこのベロー内で軸方向に延び
る螺旋状に巻き付けた金属ホース3から成る。この両者
は、円筒形の接続端4、5の部分に溶接でいっしょに固
定されている。この両者は、接続端4、5の部分におい
て、直径が互いに適合するようになっているため、全面
的な締付け機能を有する。これは、相互プレスなどによ
って形成できる。このようにすると、通常はベローと金
属ホースとの間にあるスペースをなくすことができる。
このスペースは、金属ホースの外径がベローの内径より
小さくなるようにして形成されるものである。
【0022】図1では、両方の接続端の間の部分には締
付け機能部6があるが、この領域では、金属ホースとベ
ローは周囲全体に拡がる相互締付け機能を持つ。この締
付け機能は、溶接接合によって補強することができる。
このような相互締付け機能により、自由運動するパイプ
エレメント部分の軸方向長さは半分になり、また振動振
幅の大きさも相応に減少する。そのため、相互の相対運
動によって金属ホースとベローが衝突して望ましくない
騒音が発生するのを防ぐことができる。
【0023】図1の例では、相互締付け機能6は、金属
ホース7の周囲全体を放射状に拡大することで形成され
る。金属ホースの直径は、ベローに対する金属ホースの
締付け機能の遊びがなくなるまで拡げる。
【0024】図2の例では、パイプエレメント21は、
やはり放射状に拡大した金属ホース3を備えている。し
かし、この放射状拡大は、周囲全体にわたるのではな
く、図3に示すように、互いに平行でかつホース軸にも
平行に走る縦長で溝に似た5つの拡大部8となってい
る。そのため、パイプエレメント全体でも締付け機能部
は5つだけであり、相互締付け機能は、溶接によってで
はなく、摩擦によってのみ形成される。
【0025】図4のパイプエレメント31の場合にも、
図2のパイプエレメント21と同様な方法で、すなわち
点状平坦部9を金属ホース3の周囲全体に分布させて、
部分的締付け機能6を形成する。この平坦部は、図2の
線状拡大部8と同様な作用を有する。
【0026】図5に示したパイプエレメント41では、
金属ホース3は、環状のねじ山状拡大部10を持つ。そ
のため、隣接する複数の締付け機能部6が形成される。
こうしたねじ山形状のお蔭で、金属ホースとベローの取
付けは、ねじ山の回転方向に合わせて金属ホースとベロ
ーを回転させて互いに挿入し合うという簡単な方法で行
うことができる。
【0027】図6に示したのは、金属ホースを拡大した
パイプエレメントとしては最後の例である。このパイプ
エレメント51の金属ホース3は多角形の拡大部11を
持つが、これは、図7を見ればわかる。3つの部分的締
付け機能部6がホース周囲に形成され、また相互の初期
張力を形成することも可能であり、そのため、遊びのな
い相互締付け機能を長期間にわたって確保できる。パイ
プエレメント51では、相互締付け機能は、金属ホース
の変形だけでなく、ベロー2の断面減少によっても形成
されている。締付け機能部6にあるベローの波の谷12
の内径は、ホース2の他の波の谷より小さい。
【0028】同様に、図8に示したパイプエレメント6
1のベロー2の波の谷13は、隣接する波の谷より大き
く内部に落ち込んでおり、また締付け機能部を大きくす
るために、軸方向の延びを大きくし、かつ金属ホース3
を締付け機能部に溶接またはプレスしてある。
【0029】図9のパイプエレメント71も同様に、締
付け機能部6に、内径を小さくした波の谷14を有す
る。ここには、波の谷14の外側における相互加圧を増
大させるために、ロックワッシャー15を装備してあ
る。このワッシャーは、金属ホース3の境界部に溶接す
ることができる。それは、図10のパイプエレメント8
1のロックワッシャー16の場合も同様である。このロ
ックワッシャー16も、断面を小さくした波の谷17の
中に配置してある。
【0030】図11に示したパイプエレメント91は、
締付け機能部6にリングライニング18を有する。この
リングライニングは、金属ホース3とベロー2との間に
挿入され、相互の間隔を遊びなしにブリッジしている。
そのため、金属ホースとベローは、間接的な相互締付け
機能を持つが、この締付け機能を固定化するために、ベ
ロー3をリングライニング18に部分的に溶接してあ
る。
【0031】図12に示したパイプエレメント101
も、リングライニング19を有する。このリングライニ
ングは、ベローと金属ホースとの間に配置されて相互の
間隔をブリッジし、また金属ホース3に溶接してある。
図11のリングライニング18が単純な円筒形であるの
に対して、図12のリングライニング19は、締付け機
能部6における波の谷の内部形状に合わせた外部形状を
有する。そのため、相互締付け機能面は大きくなってい
る。
【0032】最後の図13に示したのは、リングライニ
ング20を有するパイプエレメント111である。この
リングライニングは、金属ホース3とベロー2との間に
配置され、その内側は金属ホース3に固定されている。
リングライニング20の外側には湾曲した経路があり、
これは、締付け機能部6の波の谷に進入し、弾性初期張
力による相互締付け機能を生じさせている。このリング
エレメントは、周囲全体に分布する複数の湾曲スプリン
グ部を持つ。この湾曲スプリング部の利点は、金属ホー
スを適正な方向から、すなわち図13では左からベロー
に挿入する場合に、このスプリング部に柔軟性があるた
めに金属ホースとベローの取付けを簡単に行えることで
ある。
【0033】
【発明の効果】要約して言うと、この発明の利点は、こ
の発明によるパイプエレメントでは、取付けスペースを
削減し、また所要材料も削減できるが、それにもかかわ
らず、金属ホースとベローが所定の締付け機能を果たす
ために、発生する騒音を大幅に削減できることである。
【0034】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】金属ホースの一部を拡径したフレキシブルパイ
プエレメントを示す一部切欠き側面図
【図2】別実施形態を示し、金属ホースの一部を拡径し
たフレキシブルパイプエレメントを示す一部切欠き側面
【図3】図2におけるIII−III線断面図
【図4】別実施形態を示し、金属ホースの一部を拡径し
たフレキシブルパイプエレメントを示す一部切欠き側面
【図5】別実施形態を示し、金属ホースの一部を拡径し
たフレキシブルパイプエレメントを示す一部切欠き側面
【図6】別実施形態を示し、金属ホースの一部を拡径し
たフレキシブルパイプエレメントを示す一部切欠き側面
【図7】図6のVII−VII線断面図
【図8】ベロ−の一部を縮径したフレキシブルパイプエ
レメントを示す一部切欠き側面図
【図9】別実施形態を示し、ベロ−の一部を縮径したフ
レキシブルパイプエレメントを示す一部切欠き側面図
【図10】別実施形態を示し、ベロ−の一部を縮径した
フレキシブルパイプエレメントを示す一部切欠き側面図
【図11】リングライニングを取り付けたパイプエレメ
ントの示す一部切欠き側面図
【図12】別実施形態を示し、リングライニングを取り
付けたパイプエレメントの示す一部切欠き側面図
【図13】別実施形態を示し、リングライニングを取り
付けたパイプエレメントの示す一部切欠き側面図
【符号の説明】
2 環状の波形金属ベロー 3 金属ホース 4,5 接続端 6 部分的な相互締付け機能の位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597051023 OESTLICHE KARL‐FRIE DRICH‐STRASSE 134, D‐75175 PFORZHEIM, BU NDESREPUBLIK DEUTSC HLAND (72)発明者 ファビアン・エルゼッサー ドイツ連邦共和国 デー‐75334 シュト ラウベンハルト ナゴルトシュトラーセ 11 (72)発明者 トム・クラヴィーツ ドイツ連邦共和国 デー‐75217 ビルケ ンフェルト バーンホーフシュトラーセ 18 (72)発明者 ミヒャエル・プルシュケ ドイツ連邦共和国 デー‐75305 ノイエ ンビュルク‐ローテンバッハ フールマン シュトラーセ 52

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形接続端を備えた螺旋状または環状
    の波形金属ベロー(2)と、このベロー内に軸方向に配
    置され、外径がベローの内径より小さく、ベロー接続端
    の内部にある専用の末端片によって少なくとも間接的に
    ベロー接続端に固定されている金属ホース(3)とを有
    する内燃機関のエグゾーストパイプ用のフレキシブルパ
    イプエレメントであって、 ベロー(2)および金属ホース(3)は、両方の接続端
    (4、5)の間にある1つ以上の部分(6)において、
    少なくとも部分的かつ少なくとも間接的な相互締付け機
    能を持つフレキシブルパイプエレメント。
  2. 【請求項2】 前記金属ホ−ス(3)は、少なくとも1
    本の細長い金属片が螺旋状に巻き付けられた係合プロフ
    ァイルを有してなる請求項1記載のフレキシブルパイプ
    エレメント。
  3. 【請求項3】 前記相互締付け機能は、ベロー(2)若
    しくは金属ホース(3)または双方の変形によって形成
    される請求項1記載のフレキシブルパイプエレメント。
  4. 【請求項4】 前記変形は、金属ホース(3)の少なく
    とも部分的な拡径(7、8、9、10、11)によって
    形成される請求項3記載のフレキシブルパイプエレメン
    ト。
  5. 【請求項5】 前記変形は、ベロー(2)の少なくとも
    部分的な縮径(12、13、14、17)によって形成
    される請求項3記載のフレキシブルパイプエレメント。
  6. 【請求項6】 前記変形は、ベロー(2)若しくは金属
    ホース(3)または双方の周囲全体に及んでいる請求項
    3から5記載のフレキシブルパイプエレメント。
  7. 【請求項7】 前記ベロー(2)および金属ホース
    (3)は、摩擦による相互締付け機能を有する請求項1
    から6記載のフレキシブルパイプエレメント。
  8. 【請求項8】 前記ベロー(2)および金属ホース
    (3)は、締付け機能部(6)で互いに接して固定され
    ており、またこの固定は、溶接またはプレスによって行
    われる請求項1から6記載のフレキシブルパイプエレメ
    ント。
  9. 【請求項9】 前記ベロー(2)および金属ホース
    (3)の相互締付け機能は、間接的に形成され、またベ
    ローと金属ホースとの間に配置されて、それらに隣接す
    る中間エレメント(18、19、20)によって形成さ
    れる請求項1から8記載のフレキシブルパイプエレメン
    ト。
  10. 【請求項10】 前記中間エレメント(18、19、2
    0)はリングライニングでできている請求項9記載のフ
    レキシブルパイプエレメント。
  11. 【請求項11】 前記中間エレメント(18、19、2
    0)は、溶接によってベロー(2)若しくは金属ホース
    (3)または双方に固定されている請求項9から10記
    載のフレキシブルパイプエレメント。
  12. 【請求項12】 少なくとも部分的な締付け機能の位置
    (6)は、ベロー(2)若しくは金属ホース(3)また
    は双方の振動モードに適合させてあり、この位置(6)
    は、ベロー(2)若しくは金属ホース(3)または双方
    の振動が最大になる位置である請求項1から11記載の
    フレキシブルパイプエレメント。
  13. 【請求項13】 少なくとも部分的な締付け機能の位置
    (6)は、フレキシブルパイプエレメント(1、21か
    ら111まで)の軸長のほぼ中央にある請求項1から1
    2記載のフレキシブルパイプエレメント。
  14. 【請求項14】 2つ以上の部分的な締付け機能位置
    (6)は、ベロー(2)および金属ホース(3)の周囲
    全体若しくは軸方向長さ全体または双方にわたって分布
    させてある請求項1から13記載のフレキシブルパイプ
    エレメント。
JP11126696A 1998-05-09 1999-05-07 フレキシブルパイプエレメント Pending JPH11343848A (ja)

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