JPH11342843A - 電車用ドアの窓ガラス取付け構造 - Google Patents
電車用ドアの窓ガラス取付け構造Info
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- JPH11342843A JPH11342843A JP15452998A JP15452998A JPH11342843A JP H11342843 A JPH11342843 A JP H11342843A JP 15452998 A JP15452998 A JP 15452998A JP 15452998 A JP15452998 A JP 15452998A JP H11342843 A JPH11342843 A JP H11342843A
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- Japan
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- window glass
- door
- screw
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電車用ドアを構体に建て付けたままの状態で
窓ガラスを電車用ドアに取り付け、あるいはこれから取
り外すことができるようにする。 【解決手段】 窓ガラス2を、その周縁部に一体に設け
た取付け座3において、電車用ドア1の取付け枠4に、
窓ガラス2と電車用ドア1の車内側の面が面一となるよ
うに取り付ける電車用ドアの窓ガラス取付け構造であっ
て、前記取付け座3は、取付け枠4にねじ7で着脱可能
に取り付ける構成としたもの。
窓ガラスを電車用ドアに取り付け、あるいはこれから取
り外すことができるようにする。 【解決手段】 窓ガラス2を、その周縁部に一体に設け
た取付け座3において、電車用ドア1の取付け枠4に、
窓ガラス2と電車用ドア1の車内側の面が面一となるよ
うに取り付ける電車用ドアの窓ガラス取付け構造であっ
て、前記取付け座3は、取付け枠4にねじ7で着脱可能
に取り付ける構成としたもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電車用ドアの窓
ガラス取付け構造に関し、特に通勤用電車の出入り口等
に使用している引戸形式のドアにおいて、電車内の乗客
が窓ガラスに指や手を当てている時にドアが開放されて
も、窓ガラスと戸袋の間に過って指や手を挟まれないよ
うに、室内側のドア表面と窓ガラス内表面とを面一にす
るとともに、窓ガラスを容易に交換できるようにした窓
ガラス取付け構造に関するものである。
ガラス取付け構造に関し、特に通勤用電車の出入り口等
に使用している引戸形式のドアにおいて、電車内の乗客
が窓ガラスに指や手を当てている時にドアが開放されて
も、窓ガラスと戸袋の間に過って指や手を挟まれないよ
うに、室内側のドア表面と窓ガラス内表面とを面一にす
るとともに、窓ガラスを容易に交換できるようにした窓
ガラス取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4と図5は、実開平6−42332号
公報に開示され電車用ドアの窓ガラス取付け構造を示
す。図4は、電車用ドアの正面図、図5は図4のA−A
断面図である。
公報に開示され電車用ドアの窓ガラス取付け構造を示
す。図4は、電車用ドアの正面図、図5は図4のA−A
断面図である。
【0003】図において、21は電車用ドア、22は窓
ガラス、23は窓ガラス22の取付け枠である。取付け
枠23は、電車用ドア21のフレーム24と、その厚さ
方向中間部位に突設したフランジ24aと、両者24,
24aに折り曲げて取り付けた内板25と、フレーム2
4に取り付け、折り曲げてフランジ24aに覆せた外板
26とより形成されている。
ガラス、23は窓ガラス22の取付け枠である。取付け
枠23は、電車用ドア21のフレーム24と、その厚さ
方向中間部位に突設したフランジ24aと、両者24,
24aに折り曲げて取り付けた内板25と、フレーム2
4に取り付け、折り曲げてフランジ24aに覆せた外板
26とより形成されている。
【0004】窓ガラス22は、取付け枠23にシール接
着剤27で接着固定されている。このとき、窓ガラス2
2の車内側の面と電車用ドアの内板25は、面一になる
ように位置決めされている。なお、28は戸先ゴム、2
9は戸車である。
着剤27で接着固定されている。このとき、窓ガラス2
2の車内側の面と電車用ドアの内板25は、面一になる
ように位置決めされている。なお、28は戸先ゴム、2
9は戸車である。
【0005】図6は現用されている電車用ドアの窓ガラ
ス取付け構造を示す。これも窓ガラス32が電車用ドア
31の取付け枠33にシール接着剤34で接着固定され
ている。ここにいう取付け枠33は、内板35とフラン
ジ外板36のフランジをスポット溶接で接合することに
よって形成されている。
ス取付け構造を示す。これも窓ガラス32が電車用ドア
31の取付け枠33にシール接着剤34で接着固定され
ている。ここにいう取付け枠33は、内板35とフラン
ジ外板36のフランジをスポット溶接で接合することに
よって形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の窓ガラス取付け
構造は、上述のように、窓ガラス22,32を取付け枠
23,33にシール接着剤27,34で接着固定した構
造になっていて、一旦、接着固定すれば、容易に取外せ
ないようになっている。
構造は、上述のように、窓ガラス22,32を取付け枠
23,33にシール接着剤27,34で接着固定した構
造になっていて、一旦、接着固定すれば、容易に取外せ
ないようになっている。
【0007】このため、電車の構体にドアを仮に組み込
んでドアと構体との建て付け状態を調整する作業のとき
には、窓ガラスの破損防止のため、ドアに窓ガラスを装
着しない状態で調整作業を行っている。そして、その作
業が完了すると、電車にドアを組み込んだままではガラ
スの接着作業が上手くできないため、ドアを外して接着
作業場まで運搬してシール接着剤で窓ガラスをドアに接
着し、接着後、再びドアを電車の組立現場まで運搬して
電車に取付けている。
んでドアと構体との建て付け状態を調整する作業のとき
には、窓ガラスの破損防止のため、ドアに窓ガラスを装
着しない状態で調整作業を行っている。そして、その作
業が完了すると、電車にドアを組み込んだままではガラ
スの接着作業が上手くできないため、ドアを外して接着
作業場まで運搬してシール接着剤で窓ガラスをドアに接
着し、接着後、再びドアを電車の組立現場まで運搬して
電車に取付けている。
【0008】このようなドアの着脱作業および運搬作業
は、電車用のドアの重量が30Kg以上もあるので、二
人で行わなければならず、非常に手間と時間のかかる作
業である。このため、これらの作業は、特に、通勤電車
のようにドアの装着数の多い電車においては、コストア
ップの要因の一つになっている。
は、電車用のドアの重量が30Kg以上もあるので、二
人で行わなければならず、非常に手間と時間のかかる作
業である。このため、これらの作業は、特に、通勤電車
のようにドアの装着数の多い電車においては、コストア
ップの要因の一つになっている。
【0009】また、電車の製作工程中、または運行中に
窓ガラスが破損したときには、上記と同様にして、電車
からドア全体を取り外してからでないとガラスの交換作
業ができない。このため、ガラスの交換作業には非常に
多くの手間と時間がかかる。
窓ガラスが破損したときには、上記と同様にして、電車
からドア全体を取り外してからでないとガラスの交換作
業ができない。このため、ガラスの交換作業には非常に
多くの手間と時間がかかる。
【0010】この発明は、このような従来の問題点を解
決するためになされたもので、電車用ドアを構体に建て
付けたままの状態で窓ガラスを電車用ドアに取り付け、
あるいはこれから取り外すことができ、したがって、窓
ガラスの取付け、取外し作業や交換作業を、費用をかけ
ないで、一人で、短時間に行うことができる電車用ドア
の窓ガラス取付け構造を提供することを目的とする。
決するためになされたもので、電車用ドアを構体に建て
付けたままの状態で窓ガラスを電車用ドアに取り付け、
あるいはこれから取り外すことができ、したがって、窓
ガラスの取付け、取外し作業や交換作業を、費用をかけ
ないで、一人で、短時間に行うことができる電車用ドア
の窓ガラス取付け構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明が提供する電車用
ドアの窓ガラス取付け構造は、窓ガラスを、その周縁部
に一体に設けた取付け座において、電車用ドアの取付け
枠に、窓ガラスと電車用ドアの車内側の面が面一となる
ように取り付ける電車用ドアの窓ガラス取付け構造であ
って、前記取付け座は、取付け枠にねじで着脱可能に取
り付ける構成したものである。
ドアの窓ガラス取付け構造は、窓ガラスを、その周縁部
に一体に設けた取付け座において、電車用ドアの取付け
枠に、窓ガラスと電車用ドアの車内側の面が面一となる
ように取り付ける電車用ドアの窓ガラス取付け構造であ
って、前記取付け座は、取付け枠にねじで着脱可能に取
り付ける構成したものである。
【0012】
【作用】本発明によれば、電車用ドアを構体に建て付け
たままの状態で窓ガラスを取り付けたり、取り外したり
することができる。
たままの状態で窓ガラスを取り付けたり、取り外したり
することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を実
施例によって図面を参照しながら説明する。
施例によって図面を参照しながら説明する。
【0014】(実施例1)図1は、実施例1の電車用ド
アの窓ガラス取付け構造を示す断面図で、図4に対応す
る図である。
アの窓ガラス取付け構造を示す断面図で、図4に対応す
る図である。
【0015】図において、1は電車用ドア、2は窓ガラ
ス、3は窓ガラス2を電車用ドア1の取付け枠4に取り
付けるための取付け座である。取付け座3は、窓ガラス
2の周縁部にシール接着剤3bで固定した額縁状の座金
3aと、座金3aに一定の間隔で溶接した複数のナット
3cと、ナット3cの雌ねじ穴に通じる座金3aに設け
たねじ挿通穴3dとより構成されている。
ス、3は窓ガラス2を電車用ドア1の取付け枠4に取り
付けるための取付け座である。取付け座3は、窓ガラス
2の周縁部にシール接着剤3bで固定した額縁状の座金
3aと、座金3aに一定の間隔で溶接した複数のナット
3cと、ナット3cの雌ねじ穴に通じる座金3aに設け
たねじ挿通穴3dとより構成されている。
【0016】シール接着剤3bは、座金3aと窓ガラス
6とを接着固定し、かつ、ドアが歪んだ場合でもこの歪
みを吸収できて、窓ガラスが割れたり、剥れたりしない
ような材料がよく、耐候性の良いゴム、ウレタン樹脂、
または弾性に富んだエポキシ樹脂が適当である。また、
歪みを吸収できて、かつ、窓ガラスを固定するために望
ましいシール接着剤の厚さは、5mm程度である。
6とを接着固定し、かつ、ドアが歪んだ場合でもこの歪
みを吸収できて、窓ガラスが割れたり、剥れたりしない
ような材料がよく、耐候性の良いゴム、ウレタン樹脂、
または弾性に富んだエポキシ樹脂が適当である。また、
歪みを吸収できて、かつ、窓ガラスを固定するために望
ましいシール接着剤の厚さは、5mm程度である。
【0017】取付け枠4は、電車用ドア1の内板5と外
板6のフランジ部5aと6aをスポット溶接することに
よって形成されている。取付け枠4には、この部分に取
付け座3を当てがって位置合わせをしたときに、取付け
座3の座金3aのねじ挿通穴3dに通じるねじ挿通穴4
aが設けられている。
板6のフランジ部5aと6aをスポット溶接することに
よって形成されている。取付け枠4には、この部分に取
付け座3を当てがって位置合わせをしたときに、取付け
座3の座金3aのねじ挿通穴3dに通じるねじ挿通穴4
aが設けられている。
【0018】窓ガラス2は、これを取付け枠4に当てが
って位置合わせをし、ねじ7をねじ挿通穴4a,3dに
通してナット3cに螺入することにより、取付け枠4に
取り付けることができる。取付け状態においては、窓ガ
ラス2の内面と内板5の内面とは面一になるようにあら
かじめ設計されている。すなわち、取付け枠4の内板5
からの後退距離T1 と、窓ガラス2の取付け座3部分の
厚さT2 とが等しくなるように設定されている。
って位置合わせをし、ねじ7をねじ挿通穴4a,3dに
通してナット3cに螺入することにより、取付け枠4に
取り付けることができる。取付け状態においては、窓ガ
ラス2の内面と内板5の内面とは面一になるようにあら
かじめ設計されている。すなわち、取付け枠4の内板5
からの後退距離T1 と、窓ガラス2の取付け座3部分の
厚さT2 とが等しくなるように設定されている。
【0019】8は内側化粧ゴム、9は外側化粧ゴムであ
る。これらは、外観上の体裁を向上させることを目的と
して配設したもので、材料は耐候性に優れた合成ゴムが
適当である。これらの化粧ゴム8,9は、飽くまでも化
粧用であるので、必須のものではない。図2のように、
シール接着剤4の外観を見栄えよく仕上げて、これを仕
上げ材としても使用することができる。このようにすれ
ば、上記化粧ゴム8,9を使用しなくて済む。
る。これらは、外観上の体裁を向上させることを目的と
して配設したもので、材料は耐候性に優れた合成ゴムが
適当である。これらの化粧ゴム8,9は、飽くまでも化
粧用であるので、必須のものではない。図2のように、
シール接着剤4の外観を見栄えよく仕上げて、これを仕
上げ材としても使用することができる。このようにすれ
ば、上記化粧ゴム8,9を使用しなくて済む。
【0020】実施例1の窓ガラス取付け構造は、上述の
ように、電車用ドア1の取付け枠4に窓ガラス2の取付
け座3をねじ7で取り付けることによって、電車用ドア
1に窓ガラス2を取り付け、ねじ7を外すことによっ
て、窓ガラス2を取り外す構造になっている。
ように、電車用ドア1の取付け枠4に窓ガラス2の取付
け座3をねじ7で取り付けることによって、電車用ドア
1に窓ガラス2を取り付け、ねじ7を外すことによっ
て、窓ガラス2を取り外す構造になっている。
【0021】このため、実施例1の窓ガラス取付け構造
によれば、電車用ドア1を電車の構体に建て付けたまま
の状態で、窓ガラス2を取り付けたり、取り外したりす
ることができる。
によれば、電車用ドア1を電車の構体に建て付けたまま
の状態で、窓ガラス2を取り付けたり、取り外したりす
ることができる。
【0022】(実施例2)図3は、実施例2の電車用ド
アの窓ガラス取付け構造を示す断面図で、図5に対応す
る図である。
アの窓ガラス取付け構造を示す断面図で、図5に対応す
る図である。
【0023】図において、11は電車用ドア、12は窓
ガラス、13は窓ガラス12を電車用ドア11の取付け
枠14に取り付けるための取付け座である。取付け座1
3は、額縁状の座金13aと、これを窓ガラス12の周
縁部に固定するシール接着剤13bとより構成されてい
る。取付け枠14は、芯材となるアルミニウム合金製の
フレーム14aに内板15と外板16のフランジ部15
aと16aとを一体に接合することによって形成されて
いる。
ガラス、13は窓ガラス12を電車用ドア11の取付け
枠14に取り付けるための取付け座である。取付け座1
3は、額縁状の座金13aと、これを窓ガラス12の周
縁部に固定するシール接着剤13bとより構成されてい
る。取付け枠14は、芯材となるアルミニウム合金製の
フレーム14aに内板15と外板16のフランジ部15
aと16aとを一体に接合することによって形成されて
いる。
【0024】座金13aには、これを取付け枠14に嵌
めて取り付けたとき、取付け枠14の内周面(車内側の
周面)に当接するフランジ部fが設けられている。取付
け座13は、このフランジ部fにおいて、ねじ17で取
付け枠14に取り付けられる。すなわち、取付け座13
は、フランジ部fに設けたねじ挿通穴hに挿通し、取付
け枠14に設けた雌ねじに螺入したねじ17によって、
取付け枠14に取り付けられる。なお、外板16のフラ
ンジ部16aの端縁部は、座金13aに設けた溝mに嵌
入することによって、見栄えよく納めてある。
めて取り付けたとき、取付け枠14の内周面(車内側の
周面)に当接するフランジ部fが設けられている。取付
け座13は、このフランジ部fにおいて、ねじ17で取
付け枠14に取り付けられる。すなわち、取付け座13
は、フランジ部fに設けたねじ挿通穴hに挿通し、取付
け枠14に設けた雌ねじに螺入したねじ17によって、
取付け枠14に取り付けられる。なお、外板16のフラ
ンジ部16aの端縁部は、座金13aに設けた溝mに嵌
入することによって、見栄えよく納めてある。
【0025】先の実施例1の窓ガラス取付け構造は、取
付け枠4にねじ7を通すねじ挿通穴4aを設け、取付け
座3にねじ7を螺入する雌ねじを設けた構造とした。
付け枠4にねじ7を通すねじ挿通穴4aを設け、取付け
座3にねじ7を螺入する雌ねじを設けた構造とした。
【0026】これに対し、実施例2の窓ガラス取付け構
造においては、取付け座13にねじ17を通すねじ挿通
穴hを設け、取付け枠14にねじ17を螺入する雌ねじ
を設けた構造とし、取付け座13を取付け枠14に車内
側から固定できるようにした。実施例2は、この点で実
施例1と異なる。
造においては、取付け座13にねじ17を通すねじ挿通
穴hを設け、取付け枠14にねじ17を螺入する雌ねじ
を設けた構造とし、取付け座13を取付け枠14に車内
側から固定できるようにした。実施例2は、この点で実
施例1と異なる。
【0027】実施例2の場合は、窓ガラス12を車内側
から取り付けることができるので、この点では、実施例
1よりその作業性が良い。その他の作用効果は、実施例
1と実質的に同じである。
から取り付けることができるので、この点では、実施例
1よりその作業性が良い。その他の作用効果は、実施例
1と実質的に同じである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、上述のように、電車用ドアを構体に建て付けたまま
の状態で窓ガラスを着脱できるようにしたので、次の効
果を得ることができる。
ば、上述のように、電車用ドアを構体に建て付けたまま
の状態で窓ガラスを着脱できるようにしたので、次の効
果を得ることができる。
【0029】(1)従来はドアと構体との建て付けを調
整する作業が完了した後に、ドアを取り外して窓ガラス
の接着作業場まで運搬していた。また、窓ガラスをドア
に接着した後、再びドアを電車の組立現場まで運搬して
電車に取り付けていた。しかし、この発明によれば、ド
アの取り外しや運搬作業が不要となり、コスト低減が図
れる。
整する作業が完了した後に、ドアを取り外して窓ガラス
の接着作業場まで運搬していた。また、窓ガラスをドア
に接着した後、再びドアを電車の組立現場まで運搬して
電車に取り付けていた。しかし、この発明によれば、ド
アの取り外しや運搬作業が不要となり、コスト低減が図
れる。
【0030】(2)窓ガラスが破損した時の交換作業
は、従来は電車からドアを取り外してからでないと実施
できない。しかも、取り外すといっても、電車用ドアの
重量は30Kg以上もあるため、ドアの着脱作業および
運搬は二人で行われなければならなかった。しかし、こ
の発明によれば、ドアの取り外しや運搬作業は不要にな
るので、窓ガラスの交換は一人で短時間にできるように
なる。
は、従来は電車からドアを取り外してからでないと実施
できない。しかも、取り外すといっても、電車用ドアの
重量は30Kg以上もあるため、ドアの着脱作業および
運搬は二人で行われなければならなかった。しかし、こ
の発明によれば、ドアの取り外しや運搬作業は不要にな
るので、窓ガラスの交換は一人で短時間にできるように
なる。
【図1】 実施例1の電車用ドアの要部断面図
【図2】 実施例1の電車用ドアの他の態様を示す断面
図
図
【図3】 実施例2の電車用ドアの断面図
【図4】 従来の電車用ドアの正面図
【図5】 図4のA−A断面拡大図
【図6】 従来の電車用ドアの断面図
1,11 電車用ドア 2.12 窓ガラス 3.13 取付け座 3a,13a 座金 3b,13b シール接着剤 3c ナット 4,14 取付け枠 14a フレーム 5,15 内板 6,16 外板 7,17 ねじ
Claims (1)
- 【請求項1】 窓ガラスを、その周縁部に一体に設けた
取付け座において、電車用ドアの取付け枠に、窓ガラス
と電車用ドアの車内側の面が面一となるように取り付け
る電車用ドアの窓ガラス取付け構造であって、前記取付
け座は、取付け枠にねじで着脱可能に取り付ける構成と
したことを特徴とする電車用ドアの窓ガラス取付け構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15452998A JPH11342843A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 電車用ドアの窓ガラス取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15452998A JPH11342843A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 電車用ドアの窓ガラス取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11342843A true JPH11342843A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15586258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15452998A Withdrawn JPH11342843A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 電車用ドアの窓ガラス取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11342843A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007014736A3 (de) * | 2005-08-01 | 2007-03-29 | Knorr Bremse Gmbh | Türblatt |
FR2903723A1 (fr) * | 2006-07-11 | 2008-01-18 | Saint Gobain | Vitrage a montage rapide |
JP2012245840A (ja) * | 2011-05-26 | 2012-12-13 | Mitsubishi Heavy Industries Transportation Equipment Engineering & Service Co Ltd | プラットホームドア装置 |
EP2796334A1 (fr) * | 2013-04-24 | 2014-10-29 | ALSTOM Transport Technologies | Assemblage de plaque, voiture de véhicule ferroviaire et procédé de montage associés |
-
1998
- 1998-06-03 JP JP15452998A patent/JPH11342843A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007014736A3 (de) * | 2005-08-01 | 2007-03-29 | Knorr Bremse Gmbh | Türblatt |
JP2009502639A (ja) * | 2005-08-01 | 2009-01-29 | クノル−ブレムゼ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ドアパネル |
FR2903723A1 (fr) * | 2006-07-11 | 2008-01-18 | Saint Gobain | Vitrage a montage rapide |
KR101435983B1 (ko) * | 2006-07-11 | 2014-08-29 | 쌩-고벵 글래스 프랑스 | 신속한 고정을 위한 윈드스크린 |
JP2012245840A (ja) * | 2011-05-26 | 2012-12-13 | Mitsubishi Heavy Industries Transportation Equipment Engineering & Service Co Ltd | プラットホームドア装置 |
EP2796334A1 (fr) * | 2013-04-24 | 2014-10-29 | ALSTOM Transport Technologies | Assemblage de plaque, voiture de véhicule ferroviaire et procédé de montage associés |
FR3005022A1 (fr) * | 2013-04-24 | 2014-10-31 | Alstom Transp Tech | Assemblage de plaque, voiture de vehicule ferroviaire et procede de montage associes |
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