JPH11342601A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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Publication number
JPH11342601A
JPH11342601A JP14967398A JP14967398A JPH11342601A JP H11342601 A JPH11342601 A JP H11342601A JP 14967398 A JP14967398 A JP 14967398A JP 14967398 A JP14967398 A JP 14967398A JP H11342601 A JPH11342601 A JP H11342601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
printing
section
arm
ink ejection
Prior art date
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Pending
Application number
JP14967398A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Katada
真人 片田
Shuichi Morio
修一 森尾
Shigenori Suematsu
成規 末松
Yutaka Shoji
裕 庄司
Hiroshi Takahagi
浩 高萩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
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Publication of JPH11342601A publication Critical patent/JPH11342601A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット方式かつXYプロッタ方式の
記録装置に関し、印刷最中にインク噴射孔表面に付着し
た残留インクを除去し、残留インクの蓄積を防止するこ
とで、常に高精度なインク噴射を可能にし、印刷品質を
向上させる。 【解決手段】 インク噴射孔からインクを噴射する手段
を有する印字部と、該印字部を摺動可能に保持し第一の
直動手段を有するアーム部と、該アーム部を前記第一の
直動手段の移動方向に対し垂直方向に摺動可能に保持し
第二の直動手段を有するベース部と、前記印字部と一定
距離を保って対向し用紙止着手段を有する用紙止着部と
を備える記録装置において、前記インク噴射孔の周囲に
付着した余分な残留インクを除去する機構を前記ベース
部に設け、印刷の途中で前記アーム部が前記第二の移動
方向に移動する際に該残留インクの除去を行う構成を特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット方式
を記録手段とする印字部を垂直な二方向に直動可能で、
かつ大判の記録媒体を対象に印刷を行う記録装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット方式を記録手段とする印
字部を垂直な二方向に直動可能ないわゆるXYプロッタ
ー式の記録装置においては、印刷を開始する直前に残留
インクの除去を行い、1頁印刷する毎に残留インク除去
する方法が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記XYプロッター式
の記録装置において、従来の残留インクの除去方法では
印刷最中にインク噴射孔の周囲に残留インクが蓄積し、
インク液滴が曲げられて噴射する、若しくは噴射が不能
になるといった問題があった。
【0004】本発明は印刷の途中において残留インクを
除去し、残留インクの蓄積を防止することで、常に高精
度なインク噴射を可能にし、印刷品質を向上させること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的は、インク噴射
孔からインクを噴射する手段を有する印字部と、該印字
部を摺動可能に保持し第一の直動手段を有するアーム部
と、該アーム部を前記第一の直動手段の移動方向に対し
垂直方向に摺動可能に保持し第二の直動手段を有するベ
ース部と、前記印字部と一定距離を保って対向し用紙止
着手段を有する用紙止着部とを備える記録装置におい
て、前記インク噴射孔の周囲に付着した余分な残留イン
クを除去する機構を前記ベース部に設け、印刷の途中で
前記アーム部が前記第二の移動方向に移動する際に該残
留インクの除去を行う構成によって達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。
【0007】図1は、本発明の一実施例を示す記録装置
の斜視図で構成を説明すれば、1はインクジェット方式
を記録手段とする印字部で、2は印字部1を矢印A方向
に摺動可能に保持するアーム部である。このアーム部2
に設けられた第一の直動手段はガイドレール3と図示し
ないモータ、該モータの回転軸に軸着した図示しない駆
動プーリ、および図示しないタイミングベルト、図示し
ない従動プーリで構成されている。ここで、印字部1は
ガイドレール3に摺動可能に保持されるとともにタイミ
ングベルトに一部が固定されているので、モータが正逆
転することにより印字部1が矢印A方向に移動すること
ができる。4はベース部でその第二の直動手段は両端に
設けたガイドレール5,6、およびボールネジ7、モー
タ8、カップリング9から構成され、これらは鉛直方向
である縦置きに設置されている。ここで、ボールネジ7
の端部にはカップリング9を介してモータ8が連結さ
れ、また、ボールネジ7と螺合しボールネジ7の軸上を
移動可能なブロック10がアーム部2に固定されてい
る。従って、モータ8の正逆転によりブロック10がボ
ールネジ7の軸上を移動するので、アーム部2が矢印B
方向に上下移動することができる。ここで、アーム部2
の矢印B方向の移動方向は印字部1の矢印A方向の移動
方向に対し垂直方向に設定されている。次に、11は用
紙止着部で印字部1と一定距離を保って対向している。
【0008】記録動作について説明すれば、印字部用紙
12を用紙止着部11に止着させ、用紙止着部11の記
録可能領域13に記録を開始する。記録開始時におい
て、印字部1はアーム部2の左側、アーム部2は用紙止
着部11の上側に位置し、モータ8の保持力によりアー
ム部2は静止している。まず印字部1がアーム部2上を
矢印A方向に1往復(アーム部2の左位置→右位置→左
位置)し印字部用紙12にインクを噴射する。次に、ア
ーム部2が矢印B方向に一定量だけ下降し静止後、ま
た、印字部1がアーム部2上を矢印A方向に前記説明と
同様に1往復してインクを噴射し、その後アーム部2が
一定量だけ下降し静止する。この動作を繰り返してアー
ム部2が用紙止着部11の上側から下側まで間欠移動す
ることにより記録可能領域13の全面に記録することが
できる。
【0009】14は本発明の記録装置におけるインク噴
射孔付近の残留インク除去機構であり、矢印B方向の印
字領域の中間付近に設けられている。図2においてイン
ク除去機構14の詳細を説明すれば、15は弾性体のブ
レードであり、その幅は印字部1に設けたインク噴射孔
16が矢印A方向に複数列並んでる場合、その全列幅よ
り広い。ブレード15は保持部材17により挟持され、
さらに保持部材16はベース部4に固定されている。ブ
レード15は印字部1が矢印B方向に移動する際にブレ
ード15の先端部がインク噴射孔の表面18と干渉する
ような位置に配置する。さらにブレード15の矢印B方
向の取付位置は、印字部が図1の矢印A方向に移動する
際に印字部と干渉しない位置とする。
【0010】次に残留インクの除去方法について説明す
れば、図2(a)は印字部1が図1の矢印A方向の往復移
動を完了しアーム部2の左側において静止した状態であ
る。このときブレード15はインク噴射孔16の図1の
矢印A方向の列の全てを覆うことが可能な位置に配置さ
れている。インク噴射孔表面18には残留インク19が
付着している。次に図2(b)は(a)の状態からアーム部2
が矢印B方向に一定量下降する過程を示している。弾性
体であるブレード15はインク噴射孔表面18と干渉し
た後、湾曲しインク噴射孔表面18に密着しながら、残
留インクを掻き取ってゆく。図2(c)はアーム部2が矢印
B方向の移動を完了した状態を示している。このときブ
レード15はインク噴射孔表面18から離れ、掻き取っ
た残留インク19はブレード15上に残る。このように
してインク噴射孔表面18から残留インク19を除去が
達成される。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
刷の途中において残留インクを除去する機構を具備する
ことにより、インク噴射孔の周囲に残留インクが蓄積す
るのを防止し、その結果インク液滴が曲げられて噴射す
る、若しくは噴射が不能になるといったことのない高精
度なインク噴射が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実現する記録装置の一実施例を示す
全体斜視図である。
【図2】 本発明を実現する残留インク除去手段の一実
施例を示す図である。
【符号の説明】
1…印字部、2…アーム部、3,5,6…ガイドレー
ル、4…ベース部、7…ボールネジ、8…モータ、9…
カップリング、10…ブロック、11…用紙止着部、1
2…印字部用紙、13…記録可能領域、14…残留イン
ク除去機構、15…ブレード、16…インク噴射孔、1
7…保持部材、18…インク噴射孔表面、19…残留イ
ンク。
フロントページの続き (72)発明者 庄司 裕 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内 (72)発明者 高萩 浩 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インク噴射孔からインクを噴射する手段を
    有する印字部と、該印字部を摺動可能に保持し第一の直
    動手段を有するアーム部と、該アーム部を前記第一の直
    動手段の移動方向に対し垂直方向に摺動可能に保持し第
    二の直動手段を有するベース部と、前記印字部と一定距
    離を保って対向し用紙止着手段を有する用紙止着部とを
    備える記録装置において、前記インク噴射孔の周囲に付
    着した余分な残留インクを除去する機構を前記ベース部
    に設け、印刷の途中で前記アーム部が前記第二の移動方
    向に移動する際に該残留インクの除去を行う構成を特徴
    とする記録装置。
JP14967398A 1998-05-29 1998-05-29 記録装置 Pending JPH11342601A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14967398A JPH11342601A (ja) 1998-05-29 1998-05-29 記録装置

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JP14967398A JPH11342601A (ja) 1998-05-29 1998-05-29 記録装置

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Publication Number Publication Date
JPH11342601A true JPH11342601A (ja) 1999-12-14

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ID=15480340

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14967398A Pending JPH11342601A (ja) 1998-05-29 1998-05-29 記録装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009172981A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Fuji Xerox Co Ltd 液滴吐出装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009172981A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Fuji Xerox Co Ltd 液滴吐出装置
JP4502018B2 (ja) * 2008-01-28 2010-07-14 富士ゼロックス株式会社 液滴吐出装置
US7980659B2 (en) 2008-01-28 2011-07-19 Fuji Xerox Co., Ltd. Liquid droplet ejecting apparatus

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