JPH11341761A - リラクタンスモータ - Google Patents

リラクタンスモータ

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JPH11341761A
JPH11341761A JP10148582A JP14858298A JPH11341761A JP H11341761 A JPH11341761 A JP H11341761A JP 10148582 A JP10148582 A JP 10148582A JP 14858298 A JP14858298 A JP 14858298A JP H11341761 A JPH11341761 A JP H11341761A
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stator
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Masayuki Nashiki
政行 梨木
Kenji Oshima
賢治 大嶋
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Okuma Corp
Okuma Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータ力率の大きなリラクタンスモータを提
供する。 【解決手段】 磁性鋼板2の一部を除去して磁気方向性
のある磁極間磁路を形成する分割磁路7が、ロータの磁
極表面ではほぼ等間隔で配置され、ロータ内部では隣り
合う分割磁路の間隔がロータの磁極表面の間隔より広が
る配置構造や、ロータ磁極表面近傍での形状はロータ内
部の分割磁路の幅より広くなっている構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シンクロナスリラ
クタンスモータとして知られる同期モータ、特にそのロ
ータ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の同期モータの一例を、モータを回
転軸方向から見たときの、ロータの断面図としてステー
タとともに図9に示す。このモータは特願平6−931
95の実施例の図9および図14に示した4極のモータ
を6極にした、3相、6極、36スロット構造のリラク
タンスモータである。
【0003】磁性鋼板2および磁性鋼板2の一部を切り
欠いた部分の空隙8から成るロータ1が、ロータの磁気
抵抗分布の高低差によりロータ磁極を形成し、ステータ
による回転磁界に同期して回転する。図9において、3
はロータ軸、4はステータ、5は巻線を巻回するスロッ
トである。
【0004】磁性鋼板2は、磁気的絶縁のための帯状の
非磁性部である空隙8によって分割された帯状の分割磁
路7を有し、前記分割磁路7群が、ロータ1の回転中心
から放射方向に6極配置された構造に成っている。独立
した慣性質量となる分割磁路7は、モータとしての磁気
的特性を損なわない範囲で、ロータの強度を維持するた
めに、空隙8中の幾つかの小さなブリッジ構造9,10
により、隣り合う分割磁路7と構造的に結合している。
【0005】磁性鋼板2上に形成された分割磁路7は、
ロータ外周部において隣合う磁路とほぼ等間隔に配置さ
れている。また、ロータ内部においても前記分割磁路7
は、隣合う磁路とほぼ等間隔に配置されており、隣合う
磁路との距離は一定であるが近接しているために、ロー
タ外周部の各磁極の中間部分への漏れ磁束を大きくする
構造となっている。
【0006】また、磁性鋼板2上に形成された分割磁路
7は、ロータ内部における前記分割磁路7の幅のままロ
ータ外周部に伸び、磁路幅は変化しない。そのために、
ロータ外周部における前記分割磁路7は、離散的な配置
となり、これまた離散的な配置であるステータ4の極歯
6への磁気抵抗が大きくなる構造となっている。
【0007】前記の磁気抵抗が大きくなる構造を解消す
るために、分割磁路7を帯状の空隙8をさらに細くし、
分割磁路7の数を増やして、離散的な配置を排除する方
法が取られることもあるが、この場合、隣合う磁路との
距離がさらに短くなり近接するために、ロータ外周部の
各磁極の中間部分への漏れ磁束もさらに大きくなること
になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記ロータの場合、ロ
ータ外周表面の各磁極の中間部分への漏れ磁束が大き
く、モータの力率が低くなりやすい。また、ステータの
歯が離散的に配置され、かつ、ロータの分割磁路も離散
的に配置されているため、ロータ外周表面からステータ
への磁気抵抗が大きく、励磁のための電流が大きくなり
モータの力率が低下しやすい。さらに、ステータの歯が
離散的に配置され、かつ、ロータの分割磁路も離散的に
配置されているため、ロータの回転位置によりロータ磁
極とステータとの間の磁気抵抗が変動し、磁気抵抗が大
きい回転位置では励磁のための電流が大きくなりモータ
の力率が低下しやすい。
【0009】従って従来技術の課題として、モータの力
率が低下しやすいという課題がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ステータ側か
ら見たロータの磁気抵抗がロータの回転方向位置により
異なるリラクタンスモータにおいて、多相交流巻線が巻
回されたステータと、ロータの各磁極から回転方向の隣
の磁極へ磁束を導くほぼ一定幅の細い複数の分割磁路と
を備え、前記分割磁路はロータの磁極外周表面ではほぼ
等間隔で配置され、前記分割磁路はロータ内部では隣り
合う分割磁路の間隔がロータ外周表面の間隔より広がる
配置構造となっていることを特徴とする。
【0011】また、本発明は、請求項1に記載のリラク
タンスモータにおいて、ロータの各磁極の中央部分に配
置された前記分割磁路がロータ内部では磁気的に接続さ
れた構造であることを特徴とする。
【0012】更に、本発明は、ステータ側から見たロー
タの磁気抵抗がロータの回転方向位置により異なるリラ
クタンスモータにおいて、多相交流巻線が巻回されたス
テータと、ロータの各磁極から回転方向の隣の磁極へ磁
束を導くほぼ一定幅の細い複数の分割磁路とを備え、前
記分割磁路のロータ外周表面近傍の形状はロータ内部の
分割磁路の幅より広くなっていることを特徴とする。
【0013】更にまた、本発明は、ステータ側から見た
ロータの磁気抵抗がロータの回転方向位置により異なる
リラクタンスモータにおいて、多相交流巻線が巻回され
たステータと、ロータの各磁極から回転方向の隣の磁極
へ磁束を導くほぼ一定幅の細い複数の分割磁路とを備
え、各磁極の両側に位置する分割磁路のロータ外周表面
での中心線を結ぶ回転方向幅は、ステータのロータ回転
方向でのスロット周期のn+1/2(nは整数)倍であ
ることを特徴とする。
【0014】前記したロータの各磁極から回転方向の隣
の磁極へ磁束を導くほぼ一定幅の細い複数の分割磁路
を、ロータの磁極表面ではほぼ等間隔で配置し、ロータ
内部では隣り合う分割磁路の間隔がロータ外周表面での
間隔より広がる配置構造とすることで、ロータ外周表面
の各磁極の中間部分への漏れ磁束を小さく抑え、モータ
の力率を高くすることができる。
【0015】また、ロータの各磁極の中央部分に配置さ
れた前記分割磁路がロータ内部では磁気的に接続された
構造とすることで、ロータ内部での隣り合う分割磁路の
間隔をロータ外周表面での間隔よりさらに広がる配置構
造となり、ロータ外周表面の各磁極の中間部分への漏れ
磁束を小さく抑え、モータの力率を高くすることが可能
となる。
【0016】また、分割磁路のロータ外周表面近傍の形
状はロータ内部の分割磁路の幅より広くなっている構造
とすることで、ロータ内部での隣り合う分割磁路の間隔
をロータ外周表面での間隔より広がる配置構造で、か
つ、ステータの歯とロータ外周表面での分割磁路が離散
的な配置とならない構造となり、ロータ外周表面の各磁
極の中間部分への漏れ磁束を小さく抑え、ロータ外周表
面からステータへの磁気抵抗を小さく励磁のための電流
も小さく抑えられることにより、モータの力率を高くす
ることが可能となる。
【0017】また、各磁極の両側に位置する分割磁路の
ロータ外周表面での中心線を結ぶ回転方向幅は、ステー
タのロータ回転方向でのスロット周期のn+1/2(n
は整数)倍となる構造とすることで、磁極の回転方向幅
の両側に位置する分割磁路が、ロータの回転位置が変化
しても、両側の分割磁路がステータの歯と対向する面積
が一定な構造となり、ロータの回転位置によるロータ磁
極とステータとの間の磁気抵抗変動が抑えられ、磁気抵
抗の大きい回転位置での励磁電流も小さく抑えられるの
で、モータの力率を高くすることが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に好適な実施の形態
(以下、実施形態という)について、図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の第一実施形態に係るモータ
を、回転軸方向から見たときの、ロータの断面図をステ
ータとともに示す図であり、3相、6極、36スロット
構造のリラクタンスモータである。
【0019】磁性鋼板2は、磁気的絶縁のための非磁性
部である空隙8によって分割されたほぼ一定幅の複数の
分割磁路7を有し、前記分割磁路7群が、ロータ1の回
転中心から放射方向に6極配置された構造に成ってい
る。独立した慣性質量となる分割磁路7は、モータとし
ての磁気的特性を損なわない範囲で、ロータの強度を維
持するために、空隙8中の幾つかの小さなブリッジ構造
9,10により、隣り合う分割磁路7と結合している。
前記磁性鋼板の基本構成は、従来技術の例の図9と同様
である。
【0020】磁性鋼板2上に形成された分割磁路7は、
ロータ外周部において隣合う磁路とほぼ等間隔に配置さ
れているが、ロータ外周部から内に入ったロータ内部で
は、ロータ外周部での間隔より広がる配置構造とし、隣
合う磁路との距離を十分に確保している。加えて、各磁
極間の中間部分の近傍では分割路間隔を拡げて前記分割
磁路7を配置しない構造として、隣合う磁路との距離を
さらに確保できるようにしている。
【0021】また、前記分割磁路7は、モータとしての
磁気的特性を損なわない範囲でロータの強度を維持する
ために、空隙8中の幾つかの小さなブリッジ構造9,1
0により、隣り合う分割磁路7と結合しているが、ロー
タ外周部における前記ブリッジ構造9は、ロータ外周表
面の各磁極間の中間部分には配置しないことで、隣合う
磁路との距離を極力広く確保でき漏れ磁束を減少するよ
うにしている。
【0022】各磁極間の中間部分のブリッジ構造10を
設ける代わりに、図2では軸方向に貫通した複数の補強
バー11が用いられている。すなわち、非磁性体のバー
材11などの部材を、分割磁路7に設けた凹部の位置に
て積層された磁性鋼板2の軸方向に通す。前記バー材1
1の両端を図示しないロータ長手方向両端に配置した円
盤で固定することで、前記非磁性体のバー材11などの
部材が、ロータ1の回転に伴う前記分割磁路7に働く遠
心力や回転磁界により発生する回転トルクを支える構造
を取ることが可能である。このような構造にすること
で、前記した各磁極間の中間部分のブリッジ構造10を
通り、ロータ外周部の各磁極の中間部分へ漏れる磁束を
抑えることができる。また、ロータ外周部におけるブリ
ッジ構造9は、磁性鋼板2がロータ軸3に固定され、分
割磁路7が前記した非磁性体のバー材11などの部材や
円盤により固定された時点で、除去することが可能であ
り、そうすることでさらにロータ外周部の各磁極間の中
間部分へ漏れる磁束を抑えることができる。
【0023】前記した、分割磁路をロータ内部ではロー
タ外周部での間隔より広がる配置構造、各磁極間の中間
部分の近傍では磁路間隔を拡げて分割磁路を配置しない
構造、およびロータ外周部ではブリッジ構造を各磁極間
の中間部分には配置しない構造とすることで、ロータ外
周表面の各磁極間の中間部分への漏れ磁束を小さく抑
え、モータの力率を高くすることが可能となる。特に各
分割磁路の間のそれぞれの間隔が、ロータ外周から磁極
の境界部へ向かって同じ程度の割合で広がっている構造
である場合に、トータルとしての漏れ磁束を抑える効果
が大きい。また、前記間隔の形状は、各分割磁路の間の
漏れ磁束を小さくするため、各分割磁路に突起部等のな
い構造とする必要がある。
【0024】また、図1に示したロータ1は、各磁極の
中央部分の中心位置が、6等分の60゜毎に配置された
構造ではなく、1つおきに1/2スロットピッチ(=5
゜)シフトした構造として、ステータの歯に対するロー
タ側の分割磁路の磁気抵抗を全体で均一化し、トルクリ
ップルを低減している。また、前記した1つおきに1/
2スロットピッチ(=5゜)シフトした構造に対し、従
来から行われている磁性鋼板2をロータ全長でほぼ1ス
ロット分あるいはほぼ1/2スロットピッチずらして積
層するスキュー構造として、ステータの歯に対するロー
タ側の分割磁路の磁気抵抗を全体で均一化する構造とす
ることでもトルクリップルを低減することができ、両者
の構造を併用することも有効である。
【0025】前記した磁気抵抗を全体で均一化し磁気抵
抗変動を抑えモータの力率を高くする構造は、磁気抵抗
変動が小さいことから、回転磁界により発生する回転ト
ルクの脈動を抑えたトルクリップルを低減する構造とも
言える。
【0026】前記した、分割磁路をロータ内部ではロー
タ外周部での間隔より広がる配置構造、各磁極間の中間
部分の近傍には分割磁路を配置しない構造、およびロー
タ外周部ではブリッジ構造を各磁極間の中間部分には配
置しない構造として、ロータ外周表面の各磁極の中間部
分への漏れ磁束を小さく抑えて力率を高めるだけで十分
な場合や、トルクリップルを低減する必要がない場合に
は、各磁極の中央部分の中心位置が、6等分の60゜で
配置された構造であってもかまわない。
【0027】ステータ4のスロット5へ巻回される交流
巻線は、図1に示すように、U相電流iu、U相とV相
の逆相との中間位相電流iuy、V相の逆相電流iy、
V相の逆相とW相の中間位相電流iyw、W相電流i
w、W相とU相の逆相との中間位相電流iwx、U相の
逆相電流ix、U相の逆相とV相の中間位相電流ix
v、V相電流iv、V相とW相の逆相との中間位相電流
ivz、W相の逆相電流iz、W相の逆相とU相の中間
位相電流izuをそれぞれ流すための巻線となってお
り、いわゆる、6相電流を流すのと同等な交流巻線とし
ている。前記の巻線を施すことで、ロータの回転位置に
よりロータ磁極とステータとの間の磁気抵抗変動が抑え
られ、磁気抵抗の大きい回転位置での励磁電流も小さく
抑えられるので、モータの力率をさらに高くすることが
可能となる。また、前記交流巻線に3相交流を通電した
ときの回転磁界を滑らかに変化させることができ、モー
タ回転時のトルクリップルを小さくすることもできる。
前記の巻線は、標準的な3相交流巻線にすることも可能
であり、また、図示したステータは36個のスロットを
持ったものであるが、さらに多いスロットを配置しU相
V相W相の各中間位相電流をさらに分割して流す巻線を
巻回したステータとして、6相より多い相を持ったのと
同等な巻線とすることでさらに、回転磁界を滑らかに変
化させることで、モータの力率を高め、回転時のトルク
リップルを小さくすることも可能である。
【0028】図3は、図1に示したロータと比べさらに
ロータ外周表面の各磁極間の中間部分への漏れ磁束を小
さく抑えることを目的に、ロータ内部での隣り合う分割
磁路の間隔をロータ外周表面での間隔よりさらに広がる
配置としたロータ構造を示している。
【0029】磁性鋼板2上に形成された分割磁路7の
内、ロータの各磁極の中央部分に配置された分割磁路7
a、7bは、ロータ外周部においては空隙8aによって
分割して配置しているが、磁極のほぼ中央部に配置され
た分割磁路の磁束は多少ずれてもトルクの低下は小さい
ので、ロータ内部においては、空隙を排除して結合され
た分割磁路7cとして一体化している。前記分割磁路7
cの幅は、前記分割磁路7a、7bの幅を足し合わせた
幅として、前記分割磁路7a、7bを通過する磁束を前
記分割磁路7cで減少させることのない幅としている。
前記した2本の分割磁路を結合した構造により、ロータ
内部で空隙部が広く取れ隣り合う分割磁路の間隔をロー
タ外周表面での間隔よりさらに広がる配置として、漏れ
磁束を低減しモータトルクを大きくすることができる。
【0030】また、ロータ内部における空隙を排除して
磁気的に接続することで太くなった前記分割磁路7c
は、ステータ4のスロット5に巻回した多相交流巻線に
多相交流を通電し、回転磁界により発生する回転トルク
を、軸3へ伝達するための機械強度確保のためにも効果
的である。
【0031】さらに、磁性鋼板2上に形成された分割磁
路7は、ロータ外周表面近傍での形状をロータ外周へ向
かって末広がりの形状とし、ロータ内部の分割磁路の幅
より広くなる構造としている。前記する形状とすること
で、ステータの歯とロータの分割磁路が対向する面積が
大きく磁束が通りやすくなり、ロータ外周表面では磁気
的にステータの歯とロータの分割磁路が離散的な配置と
ならない構造としている。
【0032】前記した、ロータの各磁極の中央部分に配
置された前記分割磁路がロータ内部では磁気的に接続さ
れ、ロータ内部での隣り合う分割磁路の間隔をロータ外
周表面での間隔よりさらに広がる配置構造とすること
で、ロータ外周表面の各磁極の中間部分への漏れ磁束を
小さく抑えることができる。また、分割磁路のロータ外
周表面近傍の形状はロータ内部の分割磁路の幅より広く
し、ステータの歯とロータ外周表面での分割磁路が離散
的な配置とならない構造とすることで、ロータ外周表面
からステータへの磁気抵抗を小さく励磁のための電流も
小さく抑えられることができることにより、モータの力
率を高くすることが可能となる。
【0033】図3に示したロータ1は、図1に示したロ
ータ1と同様に、各磁極の中央部分の中心位置が、6等
分の60゜毎に配置された構造ではなく、1つおきに1
/2スロットピッチ(=5゜)シフトした構造として、
モータの力率をさらに高め、トルクリップルも低減する
構造としているが、前記した、ロータの各磁極の中央部
分に配置された分割磁路を磁気的に接続した配置構造
や、ロータ外周表面近傍での形状をロータ外周へ向かっ
て末広がりの形状として力率を高めるだけで十分な場合
や、トルクリップルを低減する必要がない場合には、各
磁極の中央部分の中心位置が、6等分の60゜で配置さ
れた構造であってもかまわない。
【0034】また、図3に示したロータ1は、ステータ
のスロット間隔とロータ外周表面での分割磁路の間隔を
整数倍した間隔とがわずかに異なる値としている。この
結果、ステータの歯とロータの分割磁路の相対位置が少
しずつずれるようなバーニア構造となり、ロータの回転
位置によりロータ磁極とステータとの間の磁気抵抗変動
を抑え、磁気抵抗の大きい回転位置での励磁電流を小さ
く抑えることで、モータの力率を高くする構造とする。
また、回転磁界により発生する回転トルクの脈動を抑え
るのでトルクリップルを低減する構造ともなる。前記し
た、ロータの各磁極の中央部分に配置された分割磁路を
磁気的に接続した配置構造や、ロータ外周表面近傍での
形状をロータ外周へ向かって末広がりの形状として力率
を高めるだけで十分な場合や、トルクリップルを低減す
る必要がない場合には、ステータのスロット間隔とロー
タ外周表面での分割磁路の間隔とが整数倍になるように
配置された構造であってもかまわない。
【0035】図4は、ステータの歯とロータの分割磁路
が離散的な配置とならない構造とすることを目的に、各
磁極の両側に位置する分割磁路のロータ外周表面での中
心線を結ぶ回転方向幅Wを、ステータのロータ回転方向
でのスロット周期Tのn+1/2(nは整数)倍とした
ロータ構造を、ステータとともに簡単なモデルとして示
した図である。図示した例は、W=2.5Tの場合であ
るが、前記関係式で構成されたものであれば、前記目的
を達成する。図4(a),(b),(c)は、ロータの
回転に伴うステータの歯とロータの分割磁路の位置関係
が、変化していく様子を示したものである。
【0036】図4(a)は、ロータ外周表面で各磁極を
形成する分割磁路7d、7e、7f、7g、7h、7i
のうち、磁極の回転方向幅の片側に位置する分割磁路7
dが、ステータの歯6aと対向する位置にある時を示し
ている。前記した位置関係にあるときは、磁極の回転方
向幅のもう片側に位置する分割磁路7iは、ステータの
歯6cと対向する位置から外れている。図4(b)は、
前記した位置からロータが分割磁路の幅の半分回転した
状態の位置関係を示している。前記磁極の回転方向幅の
片側に位置する分割磁路7dは、ステータの歯6aと前
記分割磁路7dの幅半分の面積が対向する位置となり、
前記磁極の回転方向幅のもう片側に位置する分割磁路7
iは、ステータの歯6cと前記分割磁路7iの幅半分の
面積が対向する位置となる。図4(c)は、さらに、ロ
ータが分割磁路の幅の半分回転した状態の位置関係を示
している。前記分割磁路7dは、ステータの歯6aと対
向する位置から外れ、前記分割磁路7iは、ステータの
歯6cと対向する位置となる。
【0037】前記したように、ロータ外周表面の磁極の
回転方向幅を、ステータのロータ回転方向でのスロット
周期のn+1/2(nは整数)倍となる構造とすること
で、ロータの回転に伴うステータの歯とロータの分割磁
路の位置関係が変化しても、磁極の回転方向幅の両側に
位置する分割磁路が、ステータの歯と対向する面積が一
定となり、ロータの回転位置によるロータ磁極とステー
タとの間の磁気抵抗変動が抑えられ、磁気抵抗の大きい
回転位置での励磁電流も小さく抑えられる構造となり、
モータの力率を高くすることができる。
【0038】図5は、本発明の第二実施形態に係るモー
タを、回転軸方向から見たときのロータの断面図をステ
ータとともに示す図である。図1同様に、3相、6極、
36スロット構造のリラクタンスモータである。
【0039】図5に示したロータ1は、図1から図3に
示したロータ同様に、各磁極の中央部分の中心位置が、
6等分の60゜毎に配置された構成ではなく、6つの磁
極の中心位置がロータ回転方向にそれぞれ、シフトな
し、1/6スロットピッチ(=1.67゜)シフト、3
/6スロットピッチ(=5゜)シフト、5/6スロット
ピッチ(=8.33゜)シフト、4/6スロットピッチ
(=6.67゜)シフト、2/6スロットピッチ(=
3.33゜)シフトした構成である。各シフト角の配置
は種々の組み合わせが可能である。このような構成とす
ることにより、ロータ各磁極とステータとの電磁気的作
用は前記シフト角分づつロータ回転方向にシフトされて
おり、1ステータスロットピッチ周期以下の周期の磁気
抵抗変動はキャンセルされて低減し、磁気抵抗の大きい
回転位置での励磁電流も小さく抑えられる構造となり、
モータの力率を高くすることができる。具体的には、1
スロット周期と1/3スロット周期の磁気抵抗変動がキ
ャンセルされることは幾何学的に容易に理解できる。ま
た、このことは、1スロット周期と1/3スロット周期
のトルクリップルがキャンセルされることにもなり、回
転磁界により発生する回転トルクの脈動を抑えたトルク
リップルの低減も実現する。
【0040】図5に示したステータ4は、スロット1か
らスロット36に、図6の巻線図に示すスロット1から
スロット12までの短節巻の配線パターンをステータの
全周に3組配設している。通常、各スロットの巻線は、
ステータの残り2/3の巻線と直列に巻回されるのであ
るが、図6では説明を簡単に行うため全モデルの1/3
だけを図示している。また、これらの各スロットの巻線
に3相交流電流を通電した場合の各スロットの電流ベク
トルを図7に示す。
【0041】スロット2には、スロット1のU相巻き線
の半分の巻き回数の巻き線とスロット3のZ相巻き線の
半分の巻き回数の巻き線とが巻回されており、その合計
の電流ベクトルの振幅RSは、U/2とZ/2のベクト
ル和UZSであり、振幅RRに比較し、COS30°=
0.866である。電流ベクトルUZSの位相は適切で
あり、U相に比較し電気角で30°の位相差である。ス
ロット2の電流ベクトルを振幅がRSのUZSから振幅
がRRのUZへ変更するために、スロット2へ巻回され
たU相巻き線とV相巻き線の巻き回数をスロット1の巻
き回数の(0.5/COS30°)=0.57735倍
の巻き数にそれぞれ増加する。その結果、スロット2の
電流ベクトル振幅はRRとなり、スロット4,6,8,
10,12等にも同様の対応を行うことにより、12相
の位相的には均一に分布したそして振幅の等しい電流ベ
クトルでモータを駆動することになる。この状態は、ス
ロットがステータ円周上に離散的に配置されていること
を除けば、理想的なモータ駆動の状態であるといえる。
従って、トルクリップルはスロットピッチより大きい周
期の成分は存在しないことになる。
【0042】なお、振幅がRRの電流ベクトルUZを作
る方法は、U,V,W相の巻き線の各巻き数を選び組み
合わせることにより無限種類の組み合わせ方法が可能で
あり、本発明にはそれらも含むものである。最も簡単な
方法は前記のスロット2の巻き線をU,V相の2相から
作る方法である。当然のことながら、最も単純で、材料
コスト、組立コストが低い組み合わせ方法が有利であ
る。3相、4極、36スロットの場合は、図示しない
が、各巻き線回数の値が変わってくる。しかし、各スロ
ットの電流ベクトルの位相と振幅を適切にすると言う考
え方は同じである。また、どのような相数、極数、スロ
ット数でも、同様の方法で、大きさが同じで位相が均一
に分布した電流ベクトルは容易に作ることができる。
【0043】また、各スロットへ巻き線を接続する結線
方法すなわち巻き順については、理解がし易いように、
規則的な巻き方を図6で示したが、巻き順を変更しても
モータとしての作用はほとんど変わらないため、変更が
可能である。通常は、いわゆるコイルエンドが最も短く
でき、コイルエンド部の銅量が少なく、巻き線作業の容
易な方法が用いられることが多い。
【0044】図5に示したステータ4のスロット形状
は、前記した各スロットの電流ベクトルの位相と振幅が
適切になるように各相の巻回数がすべて同じ巻回数とな
らないので、各スロットのロータ軸方向断面積が、各ス
ロットの巻線の量にほぼ比例するような面積関係として
いる。このことにより、ステータの有効利用率を上げる
ことができ、モータの小型化を行うことができる。モー
タの小型化を図る代わりに製造コストを下げるために、
スロット形状を同一にして各スロットの巻線の量だけを
適切に配設することもできる。
【0045】これら前記したロータ及びステータを構成
とすることにより、1スロット周期と1/3スロット周
期のトルクリップルがキャンセルされ、スロットピッチ
より大きい周期のトルクリップル成分は前記のステータ
の巻き線方法を改良する技術で除去できる。残りの1/
3スロットピッチ周期以下の高調波のトルクリップル成
分は、残った高調波トルクリップル成分の内最も低次の
高調波成分の周期の角度だけロータとステータとを相対
的にスキューすることにより除去できることが後に示さ
れる。
【0046】前記のロータ磁極位置をシフトする手法
は、それ自身でトルクリップルを低減する効果がある
が、さらに高調波のトルクリップルを除去しようとする
ときにスキューの角度を(ステータスロット周期/2)
以下の角度に小さくできるためスキューの問題点を軽減
できるという効果もある。特に図9に示すリラクタンス
モータにおいては、スキューをしてもロータ内の磁束が
ロータ軸方向にも存在するようになり、スキュー角度以
下の周期のトルクリップル成分を低減できるが十分に除
去できないことが実験で確認されている。その意味で、
スロット周期に近いトルクリップル成分を前記磁極シフ
トの手法で除去し、必要ならばごく高調波のトルクリッ
プル成分だけをスキューで除去する。また、本来、モー
タ用電磁鋼板は渦電流損を低減するため、通常0.5m
mの厚みで表面は電気絶縁膜が施されており、ラジアル
方向及びロータ回転方向の磁束変化に対しては渦電流損
が発生しにくい構造となっており、ロータ軸方向に磁束
が変化するとロータ及びステータで渦電流損が増加する
という問題がある。その意味ではスキューはできるだけ
小さい角度の方が望ましい。
【0047】図9のリラクタンスモータの問題点は、ロ
ータ内部のパターンを微細化したロータをエッチング技
術あるいはワイヤ放電加工機などで製作可能であるが低
コストで量産するために金型を使用したプレス加工で生
産するためには図9に示す程度の粗い内部パターンでは
トルクリップルを十分に小さくできないという問題、ロ
ータの磁極の境界部近傍にも磁性体が存在するために磁
極境界部近傍からステータ側へ意図しない磁束が存在し
てしまい出力トルクが低減する問題、同様に力率及び効
率が低くなる問題、同様に高速回転域での界磁弱め制御
による定パワー制御の特性が低下する問題等がある。こ
れらの種々問題を解決するためロータ形状を変えるとト
ルクリップルが増加するというトレードオフの関係にな
っていた。
【0048】図1から図5に示した本発明のリラクタン
スモータにおいては、ロータの外形形状は円形ではなく
ロータの磁極境界部に磁束が存在しにくいように凹部を
作り磁極の境界部近傍にロータ中心からステータの方向
へ磁束が存在しにくい形状としている。ロータ内部形状
も分割磁路7間の空隙8の幅を極力広くし、分割磁路7
の方向と直角の方向への磁束の成分が極力小さくなる構
造としている。また、金型を用いてプレス機で低コスト
に量産できるようにロータ内部形状は十分金型が製作可
能な粗い形状としている。その結果、力率が高くかつ低
トルクリップルで低コストなモータが実現する。
【0049】図8は、図5に示したロータ1の強度を維
持するために設けられた小さなブリッジ構造9,10を
取り除いた構造のロータを示す図である。前記ブリッジ
構造9,10を取り除いた構造とする方法としては、前
記した図2に示した実施形態をとる方法や、図5に示し
た磁性鋼板2の各磁極間の中間部分に配置したブリッジ
構造10を取り除いた状態から、空隙8の部分に非磁性
の接着力のある充填材を充填して分割磁路7群を前記充
填材とともに図5に示す位置関係で一体化し、その後外
周部のブリッジ構造9を切削加工するなどして除去する
方法などがある。図8に示すロータ1は、図5に示した
ロータ1に比べると、磁性鋼板のプレス加工のみの製造
が困難になるなど製作工数は増加するが、小さなブリッ
ジ構造がない分ロータ外周表面の各磁極の中間部分への
漏れ磁束を小さく抑えることができ、モータの力率をさ
らに高くすることができる。
【0050】図1から図8に示したロータとステータ
は、各図に示されたロータとステータの組み合わせに限
定するものではなく、ロータとステータを自由に組み合
わせることが可能である。
【0051】
【発明の効果】本発明のリラクタンスモータ構造は、前
記のトルクリップル低減技術を併用することにより、高
い力率を有し、かつ、トルクリップルも小さいリラクタ
ンスモータを実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるモータの構成の第一実施形態を
示す回転軸方向から見た断面図である。
【図2】 図1に示したロータの一部を改造した回転軸
方向から見たロータの断面図である。
【図3】 図1に示したロータの一部を改造した回転軸
方向から見た断面図である。
【図4】 図1に示したロータの一部を改造した回転軸
方向から見た断面図である。
【図5】 本発明によるモータの構成の第二実施形態を
示す回転軸方向から見た断面図である。
【図6】 図4に示したステータの短節巻の巻線図であ
る。
【図7】 図5の巻線を行った時の電流ベクトル図であ
る。
【図8】 図4に示したロータの一部を改造した回転軸
方向から見た断面図である。
【図9】 従来の同期モータの一例を示した回転軸方向
から見た断面図である。
【符号の説明】
1 ロータ、2 磁性鋼板、3 ロータ軸、4 ステー
タ、5 スロット、6歯、7 分割磁路、8 空隙、
9,10 ブリッジ構造、11 非磁性体のバー材、W
磁極の回転方向幅、T スロット周期

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータ側から見たロータの磁気抵抗が
    ロータの回転方向位置により異なるリラクタンスモータ
    において、 多相交流巻線が巻回されたステータと、 ロータの各磁極から回転方向の隣の磁極へ磁束を導くほ
    ぼ一定幅の細い複数の分割磁路とを備え、 前記分割磁路はロータの磁極表面ではほぼ等間隔で配置
    され、 前記分割磁路はロータ内部では隣り合う分割磁路のそれ
    ぞれの間隔がロータ外周表面の間隔より広がる配置構造
    となっていることを特徴とするリラクタンスモータ。
  2. 【請求項2】 ロータの各磁極の中央部分に配置された
    前記分割磁路が、構造強化のためと中央部以外に配置さ
    れた隣り合う分割磁路のそれぞれの間隔をより広くする
    ために、ロータ内部において部分的に接続された構造で
    あることを特徴とする請求項1に記載のリラクタンスモ
    ータ。
  3. 【請求項3】 ロータの内部に配置された前記分割磁路
    が、隣り合う分割磁路のそれぞれの間隔を利用して配置
    された、ロータ長手方向両端に配置した円盤にその両端
    を固定された棒状の非磁性体により固定された構造であ
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリラ
    クタンスモータ。
  4. 【請求項4】 ステータ側から見たロータの磁気抵抗が
    ロータの回転方向位置により異なるリラクタンスモータ
    において、 多相交流巻線が巻回されたステータと、 ロータの各磁極から回転方向の隣の磁極へ磁束を導くほ
    ぼ一定幅の細い複数の分割磁路とを備え、 前記分割磁路のロータ外周表面近傍の形状はロータ内部
    の分割磁路の幅より広くなっていることを特徴とするリ
    ラクタンスモータ。
  5. 【請求項5】 ステータ側から見たロータの磁気抵抗が
    ロータの回転方向位置により異なるリラクタンスモータ
    において、 多相交流巻線が巻回されたステータと、 ロータの各磁極から回転方向の隣の磁極へ磁束を導くほ
    ぼ一定幅の細い複数の分割磁路とを備え、 各磁極の両側に位置する分割磁路のロータ外周表面での
    中心線を結ぶ回転方向幅は、ステータのロータ回転方向
    でのスロット周期のn+1/2(nは整数)倍であるこ
    とを特徴とするリラクタンスモータ。
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