JPH11341171A - 携帯無線機 - Google Patents

携帯無線機

Info

Publication number
JPH11341171A
JPH11341171A JP10141135A JP14113598A JPH11341171A JP H11341171 A JPH11341171 A JP H11341171A JP 10141135 A JP10141135 A JP 10141135A JP 14113598 A JP14113598 A JP 14113598A JP H11341171 A JPH11341171 A JP H11341171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
remote control
portable wireless
wireless device
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10141135A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3753537B2 (ja
Inventor
Mario Sato
麻里夫 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP14113598A priority Critical patent/JP3753537B2/ja
Publication of JPH11341171A publication Critical patent/JPH11341171A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3753537B2 publication Critical patent/JP3753537B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のリモコン装置は、使用者が常に身につ
けていることがないため、機器を遠隔操作しようとする
時にリモコン装置を探す必要があった。また、複数の機
器を遠隔操作するには複数のリモコン装置が必要であっ
た。さらに、遠隔操作の指示に連動して携帯無線機本来
の機能を動作させることができなかった。 【解決手段】 本発明の携帯無線機は、切替部であるフ
ァンクションキー20により通話部と遠隔操作部とを切
り替えて、入力部である操作ボタン6より遠隔操作の指
示及び遠隔操作情報を入力し、制御部10により入力し
た遠隔操作の指示内容を判断して、信号発信部である赤
外線信号発信部7より機器に対して遠隔操作信号を発信
する。また、遠隔操作情報は制御部10により操作情報
記憶部21に記憶され、遠隔操作指示が入力されたとき
に制御部10により読み出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話機
やPHS(Personal Handyphone
System)等の携帯無線機に関する。特に、携帯無
線機を用いて機器の遠隔操作を行うことに関する。
【0002】
【従来の技術】従来例1.近来、赤外線等の無線信号を
用いて遠隔操作を行える機器が普及している。図7は、
その構成を示したものである。1は使用者からの遠隔操
作の指示を受ける入力部、2は無線信号発射部、3は入
力部1より入力された指示の内容を判断し、無線信号発
射部2を制御する制御部、4は入力部1及び無線信号発
射部2及び制御部3を備えたリモートコントロール装置
(以下、リモコン装置と称する)、5は遠隔操作される
対象となる機器である。
【0003】次に、リモコン装置4の動作について説明
する。機器5を遠隔操作しようとする使用者は、遠隔操
作の指示を定められた手順及び方法で入力部1から入力
する。制御部3は入力部1より入力された遠隔操作の指
示を判断し、判断結果に応じた無線信号を発射するよう
に無線信号発射部2を制御する。機器5は無線信号発射
部2から発射された無線信号を受信し、無線信号の示す
内容に応じた動作をする。
【0004】従来例2.また、別の従来例としてコード
レス電話機にホームオートメーションシステムをリモー
トコントロールするリモコン装置を組み込みホームオー
トメーションシステムを操作する発明が「特開平5−3
27922」に示されている。上記特開平5−3279
22の発明のブロック図を図8に示す。図8において、
91はコードレス電話機であり、外部の電話機と通話を
行う。93は入力部で、遠隔操作したい項目を入力す
る。94は記憶部で、入力されたデータに該当するコー
ドデータを記憶する。116は識別部で、入力部93に
入力したデータまたは第1受光部99からのデータに該
当する記憶部94のコードデータを識別する。100は
第1発光部で、入力部93のデータに該当するコードデ
ータを記憶部94から読み出し、赤外線信号に変換して
リモコン信号として送出する。112は第2受光部で、
赤外線信号を受光してデジタル信号に変換する。113
はホームバスコントロールユニットで、各部屋に設置さ
れたテレビ受像機、エアコン、電子ロック等を集中制御
する。111は第2発光部で、ホームバスコントロール
ユニット113にストアされている各機器の状態を示す
信号を赤外線信号として送出する。99は第1受光部
で、赤外線信号を受光する。95は音声合成データメモ
リ部で、音声合成のためのデータを記憶する。96は音
声合成部で、第1受光部99が受信したデータに該当す
る記憶部94のコードデータを識別部116が識別し、
このコードデータに対応する音声合成データメモリ部9
5の音声合成データを取り出し音声合成する。97は音
声出力部で、受話器等で構成され、音声合成部96より
の音声信号を出力する。98は制御部で、前記コードレ
ス電話機91、入力部93,記憶部94、第1発光部1
00、第1受光部99、音声合成データメモリ部95,
音声合成部96および表示部92を制御する。92は表
示部で、第1受光部99が受信したデータを表示する。
115は第3受光部で、赤外線信号を受光してデジタル
信号に変換する。114は電機機器で、テレビ受像機、
エアコン等のリモコン操作される機器である。
【0005】また、別の従来例として家庭電気機器等の
リモートコントロールを行うことができるリモートコン
トロール機能付きPHSに関する発明が「特開平9−2
70861」に示されている。上記特開平9−2708
61の発明のシステム図を図9に示す。図9に示すリモ
ートコントロール機能付PHSの親機140は、PHS
基地局131が接続された電話網132に電話回線32
aを介して接続される親機本体141と、該親機本体1
41に接続されたデコード部142と、コントロール部
143とを備えている。デコード部142は、無線また
は電話回線132aを介して、PHS子機120または
他の電話機から受信したトーン信号または音声信号をデ
コードする。コントロール部143は、デコード部14
2のデコード結果に基づき、外部の電気機器130を操
作するための赤外線信号S1を出力する。さらに、親機
本体141及び子機120には、これらの間で直接無線
通信を行うトランシーバ機能が設けられ、そのために親
機141側にはアンテナ141aが設けられており、ま
た子機120にはアンテナ120aが設けられている。
また、電気機器130は、例えばエアコンやビデオデッ
キ、テレビなどであり、既存の赤外線受信部(図示省
略)を有し、この赤外線受信部で前記赤外線信号S1を
受けて、電源をオン/オフやその他の動作が制御される
ようになっている。
【0006】また、別の従来例としてページャの如き無
線呼出機能と家庭電気製品を制御する赤外線リモコン機
能とを合わせ持って、外出先から公衆回線を介して上記
家庭電気製品の各種制御を行う発明が「特開平9−69
885」に示されている。上記特開平9−69885の
発明のシステム図を図10に示す。図10に示す様に、
この無線選択呼出装置は、電話回路の基地局よりの無線
信号151を入力するアンテナ152と、上記アンテナ
152に接続された周波数変換器153と、上記周波数
変換器153に接続された復調器154と、上記復調器
154に接続されたデコーダ155と、上記デコーダ1
55に接続されたCPU156と、上記CPU156に
接続された赤外線発光部157と、上記CPU156に
接続されたRAM158と、上記CPU156に接続さ
れた操作部159と、上記CPU156に接続された表
示部160aと、上記CPU156に接続された音声発
生部160bとを有している。なお、この無線呼出装置
は、図11に示す様な外観をしており、上記赤外線発光
部157は、図11(b)の側面図に示す様に、ケース
161の側面に配設されており、上記操作部159およ
び表示部160aは図11(a)の正面図に示す様に、
ケース161の正面に配設されている。
【0007】図12の動作フローチャートを参照して無
線選択呼出装置の動作を説明する。図12のS100,
101において、アンテナ152にて受信された無線メ
ッセージ周波数信号が周波数変換器153によって周波
数変換され、S102において、復調器154によって
復調されるとともに、デコーダ155によって復号さ
れ、メッセージコードが得られる(S103)。次に、
S104において、CPU156により上記メッセージ
コードが赤外線制御信号かページャ呼出信号であるかの
判定が行われ、赤外線制御信号である場合、S105に
おいて、RAM158よりメッセージコードに対応する
赤外線制御データが読み出され、S106において、C
PU156により赤外線制御データに従った赤外線信号
が赤外線発光部157から家庭電気製品の受光部へ送ら
れ、家庭電気製品の制御を行う。また、S104におい
て、メッセージコードがページャ呼出信号である場合、
S107において、音声発生部160bよりの音声発生
とともに、そのメッセージに従った数字が表示部160
aに示され、赤外線制御は行わない。
【0008】他にも、「特開平6−37912」,「特
開平7−30675」,「特開平5−130181」に
開示されている発明があるが、詳細な説明は省略する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のリモコン装置は
上記従来例1で説明したような構造であり、リモコン装
置を常に身につけていることはない。このため、遠隔操
作しようとする時にリモコン装置を探さなければならな
い問題があった。また、複数の機器を遠隔操作するため
には、それぞれの機器に対応した複数のリモコン装置を
用いなければならないという問題があった。
【0010】また、従来例2で説明した発明は、電話回
線を介して家庭電気機器等を制御する指示を電話機(コ
ードレス電話機或いはPHS親機本体或いはページャの
如き無線選択呼出装置)が受信し、制御指示を受信した
電話機より制御対象となる家庭電気機器に対して赤外線
信号を発光する発明である。このため、上記電話機に直
接家庭電気機器を制御する指示を入力して、家庭電気機
器の動作を制御するリモコン装置として上記電話機を用
いることができないという問題があった。
【0011】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたものであり、電話機に直接遠隔操作の指示
を入力して電話機をリモコン装置として用いることを可
能にすることを目的としている。また、複数の機器を遠
隔操作することを可能にすることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯無線機は、
使用者の指示により機器を遠隔操作するための無線信号
を発射する機能を備えるものであり、以下の特徴を有す
る。
【0013】無線基地局を経由して通話を行う携帯無線
機において、通話を行うための通話部と、機器を遠隔操
作する遠隔操作部とを備え、上記通話部と上記遠隔操作
部とを切り替える切替部とを備えることを特徴とする。
【0014】上記遠隔操作部は、遠隔操作の対象となる
機器に対して信号を発信する信号発信部と、遠隔操作の
指示を入力する入力部と、上記入力部より入力された遠
隔操作の指示を判断し、判断した結果に基づいて上記信
号発信部を制御する制御部とを備えることを特徴とす
る。
【0015】上記遠隔操作部は、複数の機器の動作を遠
隔操作することを特徴とする。
【0016】上記入力部は、少なくとも遠隔操作の対象
となる機器と機器の動作とを設定するための操作情報を
入力し、上記制御部は、上記入力部より入力された操作
情報を記憶する操作情報記憶部を備えることを特徴とす
る。
【0017】上記入力部は、上記操作情報として携帯無
線機自身を動作させるための情報を入力し、上記制御部
は、上記入力部より入力された携帯無線機自身を動作さ
せるために情報に基づいて、上記携帯無線機を制御する
ことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本発明の実施の形
態1について説明する。図1は、実施の形態1における
携帯無線機の構造を示す図である。図1において、6は
使用者からの遠隔操作の指示を入力する入力部である操
作ボタン、20は通話を行うための通話部と機器を遠隔
操作するための遠隔操作部とを切り替える切替部である
ファンクションキーである。7は赤外線信号や無線信号
を発信する信号発信部である赤外線信号発信部、10は
操作ボタン6より入力された遠隔操作の指示を判断し、
赤外線信号発信部7の制御を行う制御部、8は操作ボタ
ン6と赤外線信号発信部7と制御部10を備える携帯無
線機である。9は遠隔操作の対象となる機器の一例であ
るテレビである。
【0019】次に動作について説明する。使用者は、ま
ず、携帯無線機を用いて通話を行うのか(通話モー
ド)、或いは、機器の遠隔操作を行うのか(遠隔操作モ
ード)をファンクションキー20により切り替える。例
えば、遠隔操作モードに切り替える場合は、ファンクシ
ョンキー20を押して続いて「1」のボタンを押す。ま
た、通話モードに切り替える場合は、ファンクションキ
ー20を押さずに、「0〜9」のテンキー或いは「コー
ル」ボタンを押して記憶してある電話番号を読み出して
相手先の電話番号を入力し、「通話」ボタンを押して通
話モードに切り替える。遠隔操作モードに切り替えた
後、操作ボタン6により遠隔操作の対象機器であるテレ
ビ9に対し、遠隔操作の指示(操作内容)を、定められ
た方法で入力する。制御部10は操作ボタン6から入力
された指示が示す操作内容を判断し、判断した結果に応
じた赤外線信号を発射するように赤外線信号発信部7を
制御する。赤外線信号発信部7は赤外線信号を発信し、
それを受信したテレビ9は、その赤外線信号に応じた内
容の動作をする。
【0020】例えば、テレビ9を遠隔操作する場合は、
ファンクションキー20により遠隔操作モードに切り替
えた後、テレビ9の機器番号「1」を操作ボタン6より
入力する。なお、遠隔操作の対象となる機器と機器の動
作とを設定する具体例は他の実施の形態で説明する。こ
こでは、既にテレビを遠隔操作する操作情報が携帯無線
機8に既に設定してあるものとして説明する。制御部1
0は、遠隔操作モードに切り替えられた後に入力される
テンキーにより、遠隔操作の対象となる機器を判断す
る。ここでは、「1」を押されることにより、テレビを
遠隔操作の対象機器であることを判断する。制御部10
は、対象機器がテレビであることを判断すると、以後、
携帯無線機8をテレビ9のリモコン装置として動作する
ように制御する。つまり、テレビのリモコン装置のよう
に「0〜9」のテンキーによりチャンネルの切り替えが
行えたり、「音量ボタン」により音量の調節を行うこと
ができる。
【0021】以上のように、実施の形態1における携帯
無線機は、ファンクションキーを用いて通話モードと遠
隔操作モードとを切り替える。このため、携帯無線機を
従来の通話機器として用いることも、テレビなどの機器
を遠隔操作するリモコン装置として用いることができ
る。また、携帯無線機に備わっている操作ボタンを遠隔
操作のための入力部と兼用できるので、安価に、また携
帯無線機の重量やサイズを増やすことなく製造すること
が出来る。
【0022】実施の形態2.上記実施の形態1では、遠
隔操作を行う対象機器が例えばテレビ1つであったが、
テレビの他にビデオや空調機器など複数台の機器を1つ
の携帯無線機により遠隔操作することができる。
【0023】実施の形態3.本発明の実施の形態3につ
いて説明する。使用者は、上記実施の形態1のように携
帯無線機8をテレビのリモコン装置のように使用するた
めに、遠隔操作の対象となる機器と機器の動作とを設定
するための操作情報を予め登録しておく必要がある。例
えば、ファンクションキー20を押した後、「2」のボ
タンを押して、遠隔操作情報の登録を行うモードに切り
替える。そして、はじめに、遠隔操作の対象となる機器
の機器番号を登録する。例えば、機器番号「1」をテレ
ビとする。続いて、テレビのリモコンとして必要な機
能、例えば「チャンネルの切り替え機能」や「音量の調
節機能」を登録するが、テンキーを用いてチャンネルの
切り替えを行ったり、音量ボタンにより音量の調節を行
ったりするように、制御部10には予め予想されるリモ
コン装置としての機能と携帯無線機8が備える各部との
対応関係が設定され、制御部10の操作情報記憶部に記
憶されているものとする。図2に実施の形態3における
携帯無線機の構造を示す。図2において、21は、操作
情報記憶部であり、22は表示部である。他の符号につ
いては、上記実施の形態1の図1と同様とする。図3に
実施の形態3における操作情報記憶部に記憶されている
情報を示す。図4に実施の形態3における操作情報記憶
部に記憶されている使用者が設定した操作情報の内容を
示す。
【0024】図2〜図4を用いて、遠隔操作情報の登録
手順を説明する。はじめに、使用者は、ファンクション
キー20を押し、その後「2」のボタンを押して遠隔操
作情報の登録を行うモードに切り替える。遠隔操作情報
の登録を行うモードに切り替わると、表示部22に「新
規登録」、「登録情報の変更」、「登録情報の削除」の
いずれかのメニューを選択するように表示される。使用
者は、「音量△」ボタンと「音量▽」ボタンとを用い
て、これから行うメニューを選択する。ここでは、テレ
ビを遠隔操作するための遠隔操作情報を登録する例を説
明するので「新規登録」を選択して、「通話」ボタンを
押して確定する。続いて、表示部22に「機器番号?」
が表示されるので、使用者はテレビの機器番号として用
いる任意の数字をテンキーより入力する。ここでは、テ
レビの機器番号を「1」としてテンキーより入力する。
次に、使用者は、予め操作情報記憶部21に記憶されて
いる「リモコン機能と対応する部品情報」を読み出し、
テレビのリモコン機能として必要な機能を選択する。例
えば、図3に示す情報が操作情報記憶部21に記憶され
ているリモコン機能とリモコン機能に対応する携帯無線
機の部品であるとする。図3の「1.」から「6.」の
中でテレビのリモコン装置として必要な機能は「1.」
と「2.」と「6.」であるとする。このため、使用者
は「音量△」ボタンと「音量▽」ボタンとを用いて
「1.」と「2.」と「6.」とを選択する。図3の右
側に「表示部への表示」とあるが、これは、携帯無線機
8をテレビのリモコン装置として実際に使用するとき
に、設定されている操作情報が何であるかを表示部22
に表示する例を示している。例えば、携帯無線機8をテ
レビのリモコン装置として使用しているときには、リモ
コン機能として「1.」のチャンネル切り替え機能と
「2.」の音量調節機能が設定されているので、表示部
22には「チャンネル:」と「音量:」が表示され、チ
ャンネル切り替えと音量の調節とを行うことができるこ
とを示している。また、チャンネル切り替え機能は、図
3に示すように「テンキー」を用いて実行し、音量調節
機能は、図3に示すように「音量ボタン」を用いて実行
するように予め設定されている。このため、使用者はチ
ャンネルを切り替えるときは「テンキー」を用いて任意
のチャンネルに切り替えを行い、音量を調節するときは
「音量ボタン」を用いて任意の音量に調節する。
【0025】また、使用者が設定した操作情報は、操作
情報記憶部21に記憶される。図4に、使用者が設定し
た操作情報記憶部21に記憶された操作情報の例を示
す。例えば、テレビのリモコン機能として機器番号が
「1」、設定されているリモコン機能として「1,2,
6」を記憶している。
【0026】以上のように、この発明の携帯無線機は、
使用者が操作情報の登録を行うことができ、使用者の必
要に応じて遠隔操作機能を登録させて、リモコン装置と
して容易に用いることができる。
【0027】実施の形態4.実施の形態4では、空調機
(以下、エアコンと称する)の遠隔操作情報を登録する
例を説明する。はじめに、使用者は、ファンクションキ
ー20を押し、その後「2」のボタンを押して遠隔操作
情報の登録を行うモードに切り替える。遠隔操作情報の
登録を行うモードに切り替わると、表示部22に「新規
登録」、「登録情報の変更」、「登録情報の削除」のい
ずれかのメニューを選択するように表示される。使用者
は、「音量△」ボタンと「音量▽」ボタンとを用いて、
これから行うメニューを選択する。ここでは、エアコン
を遠隔操作するための遠隔操作情報を登録する例を説明
するので「新規登録」を選択して、「通話」ボタンを押
して確定する。続いて、表示部22に「機器番号?」が
表示され、使用者はエアコンの機器番号として用いる任
意の数字をテンキーより入力する。ここでは、エアコン
の機器番号を「2」としてテンキーより入力する。次
に、使用者は、予め操作情報記憶部21に記憶されてい
る「リモコン機能と対応する部品情報」を読み出し、エ
アコンのリモコン機能として必要な機能を選択する。例
えば、図3に示す情報が操作情報記憶部21に記憶され
ているリモコン機能とリモコン機能に対応する携帯無線
機の部品であるとする。図3の「1.」から「6.」の
中で、エアコンのリモコン装置として必要な機能は
「3.」と「4.」と「5.」と「6.」であるとす
る。このため、使用者は「音量△」ボタンと「音量▽」
ボタンとを用いて「3.」と「4.」と「5.」と
「6.」とを選択する。図3の右側に「表示部への表
示」とあるが、これは、携帯無線機をエアコンのリモコ
ン装置として実際に使用するときに、設定されている操
作情報が何であるかを表示部22に表示する例を示して
いる。例えば、携帯無線機をエアコンのリモコン装置と
して使用するときには、リモコン機能として「3.」の
室温の調節機能と「4.」の風向きの調整機能と
「5.」の風速の調整機能とが設定されているので、表
示部22には「室温:」と「風向き:」と「風速:」が
表示され、室温の調節と風向きの調整と風速の調整とを
行うことができることを示している。また、室温の調節
機能は、図3に示すように「テンキー」と「音量ボタ
ン」とを用いて実行し、風向きの調整機能は、図3に示
すように「音量ボタン」を用いて実行し、風速の調整機
能は「音量ボタン」を用いて実行するように予め設定さ
れている。このため、使用者は室温を変更するときは
「テンキー」或いは「音量ボタン」を用いて任意の室温
に変更を行い、風向きを変更するときは「音量ボタン」
を用いて任意の風向きに変更し、風速を変更するときは
「音量ボタン」を用いて任意の風速に変更する。
【0028】また、使用者が設定した操作情報は、操作
情報記憶部21に記憶される。図4に、使用者が設定し
た操作情報記憶部21に記憶された操作情報の例を示
す。例えば、エアコンのリモコン機能として機器番号が
「2」、設定されているリモコン機能として「3,4,
5,6」を記憶している。
【0029】使用者が携帯無線機8を用いてエアコンの
遠隔操作を行うとき、制御部10は操作ボタン6から入
力された遠隔操作の指示を判断し、操作情報記憶部21
からエアコンの遠隔操作情報を読み出し、判断した遠隔
操作の指示と読み出した遠隔操作情報とに従いエアコン
を遠隔操作するための赤外線信号を発光するよう赤外線
信号発信部7を制御する。赤外線信号発信部7から遠隔
操作の指示に従う赤外線信号が発信され、これを受信し
たエアコンは、遠隔操作の指示に従いエアコンをコント
ロールする。
【0030】実施の形態5.実施の形態5では、入力部
より携帯無線機自身を動作させるための情報を入力し
て、上記入力した情報に基づいて携帯無線機自身を制御
する例を説明する。図5は、実施の形態5における携帯
無線機の構造を示す図である。図5において、12は高
周波発生部、13は高周波発生部12の高周波電力を電
波として放射するアンテナ、14は電話としての機能を
持つ通話部である。15は自動車である。他の符号につ
いては、上記実施の形態1の図1と同様とする
【0031】次に動作について説明する。使用者は、自
動車15に乗ろうとする時、定められた方法により自動
車15のドアのキーを開ける遠隔操作の指示を操作ボタ
ン6より入力する。制御部10は操作ボタン6から入力
された遠隔操作の指示の内容を判断し、自動車15のド
アのキーを開けるための指示の電波をアンテナ13から
発信するように、高周波発生部12を制御する。アンテ
ナ13から発信された電波を受信した自動車15は、ド
アのキーを開ける。この時、制御部10は操作ボタン6
から入力された遠隔操作の指示の内容を判断すると、高
周波発生部12を制御すると同時に、運転中にかかって
きた電話に対して自動車運転中のため電話をとることが
出来ないという主旨のメッセージが流れるように、通話
部14をドライブモードに設定するよう制御する。これ
は、自動車のドアのキーをあけるという遠隔操作の指示
と、上記指示が入力された時に通話部14をドライブモ
ードに設定するように、予め操作情報記憶部21に記憶
させてあるためである。操作情報記憶部21に記憶させ
る手順は、上記実施の形態3で説明したように、ファン
クションキー20を押し、その後「2」のボタンを押し
て遠隔操作情報の登録を行うモードに切り替えてから行
う。操作情報記憶部21には、予め自動車の遠隔操作内
容が登録されているものとする。使用者は、操作情報記
憶部21より登録されている遠隔操作内容を読み出し
て、必要な遠隔操作内容を選択する。ここでは、図6に
示すように「7.ドアロックを解除する」と「8.7.
と連動して通話部をドライブモードに設定する」を選択
する。選択した遠隔操作の機能は自動車に対する遠隔操
作情報として操作情報記憶部21に記憶される。
【0032】以上のように、遠隔操作を行う動作と連動
させて携帯無線機の通話部も同時に制御することができ
る。このため、携帯無線機は、リモコン装置としての機
能と携帯無線機本来の機能を連動させて動作させること
ができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明の携帯無線機に
よれば、通話を行うための通話部と機器を遠隔操作する
遠隔操作部を備え、さらに、上記通話部と上記遠隔操作
部とを切り替える切替部とを備えたことにより、携帯無
線機を通信機器として使用するとともに、機器を遠隔操
作するリモコン装置としても用いることができる効果が
ある。
【0034】また、常に身につけていることが多い携帯
無線機に機器を遠隔操作する遠隔操作を行う遠隔操作部
を備えたので、機器を遠隔操作するときにリモコン装置
を探す必要がないという効果がある。
【0035】また、1つの携帯無線機で複数の機器の遠
隔操作を行える。従来は複数の機器を遠隔操作するため
には、それぞれの機器に対して1つのリモコン装置が必
要であったが、1つの携帯無線機で複数の機器に対応で
き、煩雑さを解消できる効果がある。
【0036】また、使用者が携帯無線機に遠隔操作情報
を設定することが出来るようにした。このため、使用者
毎の使用目的に応じて遠隔操作情報を設定することがで
き、使い勝手がよくなるという効果がある。
【0037】さらに、遠隔操作部と通話部とを連動させ
て動作させることができる。このため、遠隔操作の指示
を入力するだけで、関連する動作を通話部に対しても実
行させることができ、使い勝手がよくなるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る携帯無線機の構造と遠隔
操作される対象となるテレビを示す図である。
【図2】 実施の形態3に係る携帯無線機の構造を示す
図である。
【図3】 実施の形態3に係る操作情報記憶部に予め記
憶されている内容を示す図である。
【図4】 実施の形態3に係る操作情報記憶部に記憶さ
れる使用者が設定した遠隔操作情報を示す図である。
【図5】 実施の形態5に係る携帯電話機の構造と遠隔
操作される自動車を示す図である。
【図6】 実施の形態5に係る操作情報記憶部に記憶さ
れる使用者が設定した遠隔操作情報を示す図である。
【図7】 従来のリモコン装置と遠隔操作される対象と
なる機器を示す図である。
【図8】 従来例の特開平5−327922におけるコ
ードレス電話機のブロック図である。
【図9】 従来例の特開平9−270861における発
明の構成図である。
【図10】 従来例の特開平9−69885における無
線選択呼出装置の構成図である。
【図11】 (a)及び(b)は従来例の特開平9−6
9885における無線選択呼出装置の外観図である。
【図12】 従来例の特開平9−69885における無
線選択呼出装置の動作フローチャート図である。
【符号の説明】
6 操作ボタン、7 赤外線信号発信部、8 携帯無線
機、9 テレビ、10制御部、12 高周波発生部、1
3 アンテナ、14 通話部、15 自動車、20 フ
ァンクションキー。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線基地局を経由して通話を行う携帯無
    線機において、 通話を行うための通話部と、機器を遠隔操作する遠隔操
    作部とを備え、 上記通話部と上記遠隔操作部とを切り替える切替部とを
    備えることを特徴とする携帯無線機。
  2. 【請求項2】 上記遠隔操作部は、 遠隔操作の対象となる機器に対して信号を発信する信号
    発信部と、 遠隔操作の指示を入力する入力部と、 上記入力部より入力された遠隔操作の指示を判断し、判
    断した結果に基づいて上記信号発信部を制御する制御部
    とを備えることを特徴とする請求項1記載の携帯無線
    機。
  3. 【請求項3】 上記遠隔操作部は、複数の機器の動作を
    遠隔操作することを特徴とする請求項1記載の携帯無線
    機。
  4. 【請求項4】 上記入力部は、少なくとも遠隔操作の対
    象となる機器と機器の動作とを設定するための操作情報
    を入力し、 上記制御部は、上記入力部より入力された操作情報を記
    憶する操作情報記憶部を備えることを特徴とする請求項
    2記載の携帯無線機。
  5. 【請求項5】 上記入力部は、上記操作情報として携帯
    無線機自身を動作させるための情報を入力し、 上記制御部は、上記入力部より入力された携帯無線機自
    身を動作させるための情報に基づいて、上記携帯無線機
    を制御することを特徴とする請求項4記載の携帯無線
    機。
JP14113598A 1998-05-22 1998-05-22 携帯無線機 Expired - Fee Related JP3753537B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14113598A JP3753537B2 (ja) 1998-05-22 1998-05-22 携帯無線機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14113598A JP3753537B2 (ja) 1998-05-22 1998-05-22 携帯無線機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11341171A true JPH11341171A (ja) 1999-12-10
JP3753537B2 JP3753537B2 (ja) 2006-03-08

Family

ID=15284993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14113598A Expired - Fee Related JP3753537B2 (ja) 1998-05-22 1998-05-22 携帯無線機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3753537B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004086328A1 (ja) * 2003-03-25 2004-10-07 Toyoki Sasakura ホームセキュリティシステム
WO2005039080A1 (ja) * 2003-10-21 2005-04-28 Yutaka Matsushita 情報配信システム
JP2010157247A (ja) * 2002-08-27 2010-07-15 Qualcomm Inc マルチモードデバイスのための低電力デュアルプロセッサーアーキテクチャ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010157247A (ja) * 2002-08-27 2010-07-15 Qualcomm Inc マルチモードデバイスのための低電力デュアルプロセッサーアーキテクチャ
US8208972B2 (en) 2002-08-27 2012-06-26 Qualcomm Incorporated Low power dual processor architecture for multi mode devices
US8351985B2 (en) 2002-08-27 2013-01-08 Qualcomm Incorporated Low power dual processor architecture for multi mode devices
WO2004086328A1 (ja) * 2003-03-25 2004-10-07 Toyoki Sasakura ホームセキュリティシステム
US7561019B2 (en) 2003-03-25 2009-07-14 Super Wave Corporation Home security system
WO2005039080A1 (ja) * 2003-10-21 2005-04-28 Yutaka Matsushita 情報配信システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3753537B2 (ja) 2006-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0494461B1 (en) Automatical channel selection system for a cordless telephone
JPH10178497A (ja) 基地局及び少なくとも1つの移動局からなる専用相互通信モードを有する通信装置及び専用相互通信モードを開始する方法
US7027781B2 (en) Remote control system for electrical apparatus
US20050191999A1 (en) Communication terminal, communication system and method in use of same
JP3753537B2 (ja) 携帯無線機
JPH09270861A (ja) リモートコントロール機能付パーソナル・ハンディホン・システム
KR20040023923A (ko) 이동 통신 단말기를 이용한 차량 원격제어시스템 및 방법
JPH10276480A (ja) リモコンシステム
KR20020017682A (ko) 다기능 전화기
JPH0231545A (ja) テレビ用リモコン付ワイヤレス電話機
KR20000043933A (ko) 리모콘 기능을 갖춘 이동통신단말기
KR200249694Y1 (ko) 리모콘 겸용 휴대폰
JPH05327920A (ja) 無線通信制御システム
KR101075111B1 (ko) 채널 저장의 리모콘 기능을 갖는 이동통신 단말기와 그리모콘 및 채널 저장 방법
JPH11285071A (ja) 携帯情報端末装置
EP1482718A1 (en) Remote control system for electrical apparatus
JP3754355B2 (ja) テレコントロール装置
KR20060020504A (ko) 단말기에서 통화중 숫자메세지 송수신 장치 및 방법
JPH02119489A (ja) テレビジョン受像機
JPH0686361A (ja) コードレス電話機
JP2003244777A (ja) テレコントロール装置
KR20000041982A (ko) 이동전화에서의 음성인식에 의한 텔레비전 리모콘 기능 구현 방법
JPH03148945A (ja) コードレス電話機
JP3021463U (ja) 無線通信機
US20060035689A1 (en) Tone-based wireless remote control

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees