JPH11340989A - 無線通信方法と無線通信システム及びその無線送信部と受信部 - Google Patents

無線通信方法と無線通信システム及びその無線送信部と受信部

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JPH11340989A
JPH11340989A JP10141298A JP14129898A JPH11340989A JP H11340989 A JPH11340989 A JP H11340989A JP 10141298 A JP10141298 A JP 10141298A JP 14129898 A JP14129898 A JP 14129898A JP H11340989 A JPH11340989 A JP H11340989A
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radio
atm
cells
frame
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Koji Hirata
浩司 平田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤り訂正符号の種類を増加して、伝送効率を
向上し、データ廃棄率を小さくするATM伝送方法や通
信システムを提供することを課題とする。 【解決手段】 ATMセルを無線伝送する無線通信方法
において、ATMセル単位に複数種類の誤り訂正符号を
付加して複数の無線セルとして送信し、前記無線セルを
複数種類の誤り訂正符号デコーダに受信して元のATM
セルを復調することを特徴とする。また、ATMセルを
無線伝送する無線通信システムにおいて、ATMセルの
ヘッダを検出して適切な誤り訂正符号に分離するATM
ヘッダ検出部と、前記誤り訂正符号を付加して無線セル
とする前記誤り訂正符号の異なる複数種類のエンコーダ
と、前記複数のエンコーダから複数の無線セルからなる
1フレームを読み出す無線フレーム部と、該1フレーム
単位に変調して出力する無線出力部と、を備えたことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線ATM方式の
無線通信方式に関し、通信品質(QOS:Quality of S
ervice)に応じてデータ誤り訂正を行う無線通信方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ATM(非同期転送モード)セル
の無線伝送を行う場合のサービス形態に応じた誤り訂正
を行う方法の1例として、特開平9−247129号公
報にその記述がある。
【0003】本公報は、ATMセルを無線伝送する無線
通信制御装置に関し、ATMセルは先頭の5バイト(4
0ビット)からなるヘッダ部分と、該ヘッダ部分以降の
48バイト(384ビット)からなる情報フィールドと
の、合計424ビットからなり、該ATMセルを一つの
固定長伝送単位とし、音声や動画像等の情報を、そのA
TMセルの情報フィールドに配置して伝送する、という
有線のLAN(ローカルエリアネットワーク)が実用さ
れている。
【0004】このATMの技術は、伝送線路のビット誤
り率(以下、BERという)が極めて低い場合を想定し
て構築されているため、BERの大きな(例えば、10
-4以上)無線伝送路を含んだ通信システムの場合、その
ままATMセルを伝送すると、QOSが益々劣化する。
そこで、ATMを用いた有線LANと互換性のある無線
LANを構築するために、誤り訂正符号化(FEC:Fo
rward Error Correction)の技術を用いて、無線伝送路
の等価的なBER(セル廃棄率と伝送される情報に誤り
が含まれる確率との合計)を小さくする必要がある。一
般に、音声、データ、動画像のそれぞれを無線で伝送す
るためには、無線伝送路の等価的なBERを、10-3
10-8,10-12以下に抑える必要があるとされてい
る。
【0005】このため、ATMセルを無線伝送用のパケ
ットに分割してBCH符号という誤り訂正符号を用いる
ことが唱われている。しかし、この場合、情報ビットに
付加される誤り訂正符号のため冗長ビットの数が多いと
いう問題があり、異なる符号化率の誤り訂正符号を用い
る例もるが、本公報はこの問題を解決するために、適切
な構造の誤り訂正符号を用いてATMセルを無線パケッ
トに変換する変換手段と、該変換手段により変換された
無線パケットを無線伝送路に送信する送信手段と、送信
された無線パケットを受信する受信手段と、該無線パケ
ットに対して上記誤り訂正符号に応じた誤り訂正を行
い、ATMセルを再生する再生手段とを備え、前記誤り
訂正符号として、符号長が255或いは511のBCH
符号を用いることを特徴としている。ここで、符号長を
nとし、情報ビット数をkとするBCH符号を(n,
k)BCH符号と表記し、(255,247)、(25
5,215)、(511,502)、(511,45
7)等のBCH符号を検討する。セル廃棄率Lcと伝送
効率とを計算すれば、 伝送効率=(1−Lc)×424/(255×2){符号長255のとき} 伝送効率=(1−Lc)×424/(511) {符号長511のとき} で現せられる。例えば、BCH符号と、セル廃棄率(l
og10Lc)と、伝送効率とをそれぞれ対比すれば、 (255,247), −4.7725, 0.8314 (255,215),−12.7986, 0.8314 (511,502), −4.7, 0.8297 (511,457),−13.7572, 0.8297 こうして、符号長を255,511のBCH符号を用い
て、ATMセルの無線伝送を行う場合に限り、伝送効率
を低下させず、無線伝送の等価的なBERを小さくでき
るということを示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報による方法は、各パケット毎に誤り訂正の復号を行
い、復号した結果を参照し正しく復号されていなけれ
ば、次の復号器へデータを送る、といった構成をとって
いる。
【0007】従って、誤り訂正符号の種類を増やした場
合、最下段に接続された復号化器で復号されるデータ
は、すべての種類の復号化器で復号が行われるため、遅
延が大きくなり、実際には不必要な復号化器も動作させ
るため、動作遅延ばかりでなく、正確なデータそのもの
に、ジッタや位相誤差による復号誤りが生じ、伝送効率
及びQOSの悪化を免れない。
【0008】本発明は、誤り訂正符号の種類を増加し
て、伝送効率を向上し、データ廃棄率を小さくするAT
M伝送方法や通信システムを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するもので、ATMセルを無線伝送する無線通信方法
において、ATMセル単位に複数種類の誤り訂正符号を
付加して複数の無線セルとして送信し、前記無線セルを
複数種類の誤り訂正符号デコーダに受信して元のATM
セルを復調することを特徴とする。
【0010】また、本発明は、ATMセルを無線伝送す
る無線通信システムにおいて、ATMセルのヘッダを検
出して適切な誤り訂正符号に分離するATMヘッダ検出
部と、前記誤り訂正符号を付加して無線セルとする前記
誤り訂正符号の異なる複数種類のエンコーダと、前記複
数のエンコーダから複数の無線セルからなる1フレーム
を読み出す無線フレーム部と、該1フレーム単位に変調
して出力する無線出力部と、前記1フレーム単位を受信
して複数種類の誤り訂正符号デコーダで誤り訂正して前
記ATMセルを復調する復調部と、を備えたことを特徴
とする。
【0011】更に、本発明は、ATMセルを無線伝送す
る無線通信システムに用いる無線送信部において、AT
Mセルのヘッダを検出して適切な誤り訂正符号に分離す
るATMヘッダ検出部と、前記誤り訂正符号を付加して
無線セルとする前記誤り訂正符号の異なる複数種類のエ
ンコーダと、前記複数のエンコーダから複数の無線セル
からなる1フレームを読み出す無線フレーム部と、該1
フレーム単位に変調して出力する無線出力部と、を備え
たことを特徴とする。
【0012】さらにまた、本発明は、ATMセルを無線
伝送する無線通信システムの受信部において、前記1フ
レーム単位とする複数種類の誤り訂正符号を有する無線
データを受信する無線受信部と、前記無線データをベー
スバンド信号に復調する復調部と、前記ベースバンド信
号のユニークワードを検出し誤り訂正符号の種類を検出
するユニークワード検出部と、前記ユニークワード検出
部にて検出された種類の誤り訂正符号による誤り訂正す
る複数のデコーダと、前記複数のデコーダから各デコー
ダの1フレーム単位内の前記ATMセルを選択するセレ
クタと、を備えたことを特徴とする。
【0013】本発明による無線通信方式は、ATMセル
を無線伝送する場合に、ATMセルのサービス形態に応
じて、誤り訂正の強度の異なる誤り訂正を施して伝送す
るものである。
【0014】図面を用いてより具体的に説明すれば、図
1において、入力してきたATMセルはATMヘッダ検
出部1において、サービス品質の異なるセルごとに分け
られ、バッファ2a〜2dに格納される。格納されたセ
ルは、無線フレーム部4から読み出しがかかったとき
に、エンコーダ3a〜3dにおいてそれぞれのセルのサ
ービスに応じた誤り訂正の符号化が行われ、無線フレー
ム部4で無線フレーム化され送信される。つぎに、受信
されたデータは、ユニークワード2検出部1〜M(10
a〜10d)で、どのサービス形態のセルかを判別し、
デコーダ1〜M(11a〜11d)でそれぞれの誤り訂
正に応じた復号を行い、ATMセルとして有線側に送出
される。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、図面
を参照しつつ詳細に説明する。
【0016】[第1の実施形態] (本実施形態の構成)図1を参照すると、VCI検出部
1は入力されてきたATMセルヘッダを検出し、主にV
CIの違いにより、サービス毎にセルを各送信バッファ
1〜M(2a〜2d)に振り分ける機能を有する。
【0017】送信バッファ1〜M(2a〜2d)は、V
CI検出部1から送られたATMセルを格納し、無線フ
レーム部4からの要求に応じて、1フレーム分のセル
を、それぞれの送信バッファに接続されたエンコーダ1
〜M(3a〜3d)に送る。
【0018】エンコーダ1〜M(3a〜3d)は、それ
ぞれに接続している送信バッファ1〜M(2a〜2d)
から送られてきたATMセルに、ATMセル単位に誤り
訂正の符号化を行い、無線ATMセルを作り無線フレー
ム部4へ送る。ここで、誤り訂正符号は、サービス形態
に従い、符号長と情報ビット数の異なるBCH符号を用
いることができる。また、サービスの形態によれば、リ
ード・ソロモン符号や、ハミング符号や、巡回冗長符号
(CRC)、有限幾何学符号、畳み込み符号など、いず
れの符号を用いて、エンコード3で符号を追加してもよ
い。特に、リード・ソロモン符号は、誤り訂正能力にす
ぐれ、例えば2バイトの付加で1バイト分の訂正ができ
るので効果的である。また、誤り訂正符号の種類に加
え、各誤り訂正符号の付加ビット数を変化して、状況に
応じて種類とビット長を準備してもよいことは勿論であ
る。
【0019】無線フレーム部4では、各サービスの伝送
容量に応じて、各送信バッファ1〜M(2a〜2d)に
1フレーム分のセルを要求する。そして送られてきた無
線ATMセルを、図2に示すフレームの形態に配置し、
変調部5へ送出する。
【0020】ここで、フレームの形態構造は、図2に示
すように、キャリア再生部21、クロック再生部22、
ユニークワード23、ユニークワード24、同期セル2
5、と順次ペイロードの同期セルが続く構造であり、1
フレームとして伝送される。
【0021】また、変調部5は無線の変調を行い、送信
RF部6より無線として送信される。無線の変調は、位
相変調や周波数変調、BPSK,QAM等の直交変調、
などで、TDMAやCDMA等のいずれでもよいが、A
TMセルとして扱うのでデジタル変調が好ましい。ま
た、送信RF部6には、電力増幅回路を用いて、制限さ
れた帯域幅で、所定の電力でアンテナから送信される。
【0022】つぎに、受信RF部7は無線を受信し、復
調部8でデータとして復調される。ユニークワード1検
出部9では、図2の無線フレームのユニークワード1
(23)を検出し、送信側に受信側のフレームの同期を
とる。すなわち、ユニークワード1は同期用の同期パル
スである。
【0023】ユニークワード2検出部1〜M(10a〜
10d)では、図2の無線フレームのユニークワード2
(24)を検出し、ユニークワード2が検出されたら、
データをデコーダ1〜M(11a〜11d)に送出す
る。
【0024】デコーダ1〜M(11a〜11d)では、
送られてきたデータに応じて無線セル毎に復号を行い、
ATMセルとして受信バッファ1〜M(12a〜12
d)に格納される。
【0025】受信バッファ1〜M(12a〜12d)
は、セレクタ13からの読み出し要求によりセルをセレ
クタに送る。
【0026】セレクタ13では各サービスの伝送容量、
優先度によって受信バッファ1〜M(12a〜12d)
にセルを読み出しに行き、セルを受信側へ送出する。
【0027】次に、図2は本発明の無線部のフレームフ
ォーマットである。
【0028】1フレームで送られる無線セルは、すべて
同じフォーマットで定義され、無線セルのフォーマット
の区別は、ユニークワード2(24)のパターンによっ
て区別される。キャリア再生部21は、無線の搬送波を
再生するためのパターンである。クロック再生部22
は、無線信号からクロック成分を抽出するためのパター
ンである。ユニークワード1(23)は受信局が送信局
にフレーム同期をとるためのパターンである。無線セル
1〜N(25)は、ATMセル単位に誤り訂正を行い、
ATMセルに冗長ビットを付加したものを基本とする。
サービスの形態によって誤り訂正の方式、誤り訂正のか
け方、符号長等、中身のフォーマットと1セルあたりの
ビット数は異なる。よって1フレームで送信される無線
セル数も異なる。ただし無線セルのフォーマットと、ユ
ニークワード2のパターンは1対1に対応する。 図2
には無線セルのフォーマットの1例を示しており、ここ
に示した例はATMセル26全体に対してリードソロモ
ン等のブロック符号をかけその冗長ビット27をATM
セル53バイトの後ろに付加した形式である。
【0029】(本実施形態の動作)次に、図1の回路の
動作について、図を参照して説明する。ATMヘッダ検
出部1に入力してきたATMセルはそのヘッダ、特にV
CIを調べることで、どういったサービス品質のセルか
が判別される。例えば一般的にリアルタイム性を要求さ
れる画像、音声等は少々の誤り混入は許容されるが、遅
延のないことに対する要求が高い。またデータの伝送に
関しては、誤りの混入は許されないが、少々の遅延は問
題にならない、といった考え方がある。
【0030】従って、あらかじめ本無線システムを通
る、ATMセルのヘッダに対して、M個の送信形態を規
定しておき、ATMセルのサービス形態によって、M個
の送信バッファのうちのひとつに送られ、各送信バッフ
ァ2a〜2dには、同じ種類のサービスのセルが格納さ
れている。
【0031】次に、無線フレーム部4では無線の1フレ
ームに一つのバッファに対して、1フレームで送ること
のできる数の無線セルをエンコーダ3a〜3dに対して
読み出しに行く。
【0032】ここで無線セルを定義する。各送信バッフ
ァ2a〜2dにはそれぞれエンコーダ3a〜3dが接続
されている。各エンコーダ3a〜3dはそれぞれのサー
ビス形態に応じた誤り訂正をかける。ただしこのとき、
訂正をかける範囲は、ATMのセル単位で行う。このと
きATMセルに対する誤り訂正の冗長ビットを含んだも
のを無線セルとする。また、別のエンコーダから出力さ
れた無線セルは、それぞれ個別であり、データ長、デー
タフォーマットは互いに独立である。また、無線セル
は、ATMセルの53バイトに対して誤り訂正すること
によって、また誤り訂正の種類によって、54バイトの
セルや、55バイトのセルとなる。例えば、2バイトの
リード・ソロモン符号を付加した場合には、55バイト
の固定長の無線セルとなる。
【0033】無線フレーム部4から読み出された無線セ
ルは、図2の無線フレームフォーマットの形式に並べら
れる。このとき1つのフレームで伝送される無線セル
は、同一の送信バッファから送出されたものであり、同
一のデータフォーマットである。隣接するエンコーダ3
から読み出された無線セルも、図2のフレーム形式で無
線フレーム部4から出力される。
【0034】ユニークワード2(24)はそれぞれの送
信バッファ毎に1つ定義される。別の送信バッファのデ
ータを送信する場合は、ユニークワード2(24)をそ
の送信バッファの無線セル送信のパターンにして、その
バッファから1フレームで送出できる数の無線セルを読
み出す。読み出される送信バッファによって、無線セル
のデータ長が異なるため、1フレームで伝送できるセル
数は、各バッファ毎に異なる。
【0035】もし送信バッファを読みにいった時に、無
線フレームを満たすだけの数のセルが格納されてなけれ
ば、フレームの後ろはこの後ろにデータの無いことを示
す空きパターンを挿入する。
【0036】無線フレーム部4が各送信バッファにセル
を読みに行くタイミングは、各サービスの遅延の許容範
囲と、伝送容量を考慮してあらかじめ決めておく。形成
された無線フレームは、変調部5で変調され、送信RF
部6をとおして無線として伝送され、受信RF部7を経
て復調部8でデータが復調される。
【0037】復調されたデータからは、図2のユニーク
ワード1(23)がユニークワード1検出部9において
検出される。受信部はこのユニークワード1(23)の
検出信号をもとに送信部にフレームの同期をとる。次
に、ユニークワード2検出部10a〜10dにおいて、
ユニークワード2(24)を検出する。ユニークワード
2(24)は各無線セルのデータフォーマットと対応し
ているため、ユニークワード2(24)が検出されれ
ば、そのフレームのデータフォーマットがわかる。各ユ
ニークワード2検出部10a〜10dには、検出された
ユニークワード2(24)に対応するデコーダ11a〜
11dが接続されている。よってユニークワード2(2
4)が検出されたら、そのユニークワード2検出部はそ
れに接続されているデコーダにフレームのデータを送
る。
【0038】各デコーダ11a〜11dはデータが入力
してきた段階で、自分がデコードすべきデータだとわか
るので、正しく復号できる。復号されたデータはATM
セルとして受信バッファ12a〜12dに格納される。
セレクタ13は送信側の無線フレーム4と同様に、各サ
ービスの遅延の許容範囲と伝送容量を知っておき、それ
に基づいて各受信バッファ12a〜12dにATMセル
を読み出しに行き、網側へATMセルを送出する。
【0039】[第2の実施形態]本システムにおいて、
入出力データはヘッダ5バイト+ペイロード48バイト
のATMセルそのものを想定している。しかしセルスト
リーム再生、再送制御等、送信側の接続先からの必要に
より、各ATMセル個々に情報ビットを付加したATM
セルが入出力される場合にも、適用できる。ただし、そ
のデータフォーマットはあらかじめ規定される必要があ
り、複数の誤り訂正符号の種類を規定するフォーマット
は、ATMセルの53バイトに対して1バイト,2バイ
ト等を付加しておく。
【0040】上記各実施形態では、無線伝送ゆえに特に
効果的であったが、無線に限らず有線伝送であっても、
本発明の技術的思想に従って適用できる。その場合、5
3バイトのATMセルに対応して、無線セルとしたのに
対応して有線セルを53バイトにリード・ソロモン符号
やBCH符号、ハミング符号、インターリービング法と
してランダム誤り訂正符号を付加して用いてもよく、複
数種類の誤り訂正符号を用いてもよいことは勿論であ
る。
【0041】また、上記実施形態では、無線通信システ
ムとして説明したが、固定式の無線通信ばかりでなく、
移動携帯電話に用いても、PHSシステムの携帯PHS
であってもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、誤り訂正部を複数並列
に持つことにより、ATMセルの各サービスに応じた伝
送品質を提供できることである。また、各データフォー
マットの無線セルを1フレームで1種類伝送することに
より、受信側で不必要なデコーダを動作させる必要がな
いことである。
【0043】さらに、本発明によれば、各データフォー
マットの無線セルを1フレームで1種類伝送することに
より、無線セルの種類が多くても、無線セルの種類によ
って著しい遅延が起こることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線通信装置のブロック図である。
【図2】本発明の無線通信装置に用いるデータ構造図で
ある。
【符号の説明】
1 ATMヘッダ検出部 2 通信バッファ 3 エンコーダ 4 無線フレーム部 5 変調部 6 送信RF部 7 受信RF部 8 復調部 9 ユニークワード検出部 10 ユニークワード2検出部 11 デコーダ部 12 バッファ部 21 キャリア再生部 22 クロック再生部 23 ユニークワード1 24 ユニークワード2 25 無線セル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATMセルを無線伝送する無線通信方法
    において、ATMセル単位に複数種類の誤り訂正符号を
    付加して複数の無線セルとして送信し、前記無線セルを
    複数種類の誤り訂正符号デコーダで受信して元のATM
    セルに復調することを特徴とする無線通信方法。
  2. 【請求項2】 前記複数の無線セルは1フレームをな
    し、該1フレームで1種類の誤り訂正符号を用い、前記
    デコーダは1フレーム単位に復調することを特徴とする
    請求項1に記載の無線通信方法。
  3. 【請求項3】 ATMセルを無線伝送する無線通信シス
    テムにおいて、 前記ATMセルのヘッダ部を検出して適切な誤り訂正符
    号方式に分離するATMヘッダ検出部と、 前記誤り訂正符号方式の誤り訂正符号を付加して無線セ
    ルとする前記誤り訂正符号の異なる複数種類のエンコー
    ダと、 前記複数のエンコーダから複数の無線セルからなる1フ
    レーム単位に読み出す無線フレーム部と、 該1フレーム単位に変調して出力する無線出力部と、 前記1フレーム単位に受信して複数種類の誤り訂正符号
    デコーダで誤り訂正して前記ATMセルを復調する復調
    部と、を備えたことを特徴とする無線通信システム。
  4. 【請求項4】 前記誤り訂正符号は、サービス形態に従
    い、符号長と情報ビット数の異なるBCH符号であるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の無線通信システム。
  5. 【請求項5】 前記誤り訂正符号は、サービス形態に従
    い、符号長と情報ビット数の異なるリード・ソロモン符
    号であることを特徴とする請求項3に記載の無線通信シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 ATMセルを無線伝送する無線通信シス
    テムに用いる無線送信部において、 ATMセルのヘッダを検出して適切な誤り訂正符号に分
    離するATMヘッダ検出部と、 前記誤り訂正符号を付加して無線セルとする前記誤り訂
    正符号の異なる複数種類のエンコーダと、 前記複数のエンコーダから複数の無線セルからなる1フ
    レームを読み出す無線フレーム部と、 該1フレーム単位に変調して出力する無線出力部と、と
    からなることを特徴とする無線送信部。
  7. 【請求項7】 ATMセルを無線伝送する無線通信シス
    テムの受信部において、 前記1フレーム単位とする複数種類の誤り訂正符号を有
    する無線データを受信する無線受信部と、 前記無線データをベースバンド信号に復調する復調部
    と、 前記ベースバンド信号のユニークワードを検出し誤り訂
    正符号の種類を検出するユニークワード検出部と、 前記ユニークワード検出部にて検出された種類の誤り訂
    正符号による誤り訂正する複数のデコーダと、 前記複数のデコーダから各デコーダの1フレーム単位内
    の前記ATMセルを選択するセレクタと、を備えたこと
    を特徴とする無線受信部。
JP10141298A 1998-05-22 1998-05-22 無線通信方法と無線通信システム及びその無線送信部と受信部 Pending JPH11340989A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2410159A (en) * 2001-01-23 2005-07-20 Bae Systems Improvements in ATM data transmission systems
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Barton et al. Error protection for ATM‐based wireless networking systems [1] Copyright of this work retained by Bellcore, but permission to publish it is granted to the Publisher.

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