JPH11340935A - データ多重化装置及び方法 - Google Patents

データ多重化装置及び方法

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JPH11340935A
JPH11340935A JP14813698A JP14813698A JPH11340935A JP H11340935 A JPH11340935 A JP H11340935A JP 14813698 A JP14813698 A JP 14813698A JP 14813698 A JP14813698 A JP 14813698A JP H11340935 A JPH11340935 A JP H11340935A
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bit rate
multiplexing
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JP14813698A
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Inventor
Mamoru Kukumiya
守 久々宮
Shoji Shiomoto
祥司 塩本
Osamu Matsunaga
修 松永
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の構成では、多重化装置の出力ビットレ
ートがあらかじめ固定されてしまうために使われない帯
域が存在し、その帯域を埋めるために敢えて受信側で使
用しない信号を発生させるという問題を有していた。 【解決手段】 ヘッダ分析部22は、3本のPESスト
リームのヘッダを分析すし、入力ビットレート情報を読
み取る。ビットレート計算部34は、ヘッダ分析部22
で分析されたビットレート情報等より出力ビットレート
を計算する。データ出力制御部36は、ビットレート計
算部34で計算されたビットレートに従って多重化レジ
スタ31から出力バッファ37に出力されるビットスト
リームのビットレートを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数プログラムの
画像音声符号化データをパケット化し、さらに単一ビッ
トストリームに多重化する多重化装置及び方法に関す
る。
【0002】
【従来技術】近年、送信側にてMPEG(Moving Pictu
re Expert Group)2等による情報圧縮技術および多重
化技術を用いて画像音声情報に対して符号化多重化を行
ない、限られた伝送帯域の下で複数プログラムの高品位
の画像音声データを1本のビットストリームにし、通信
衛星を介して伝送し、受信側においてこのビットストリ
ームを受信し、分離、復号するディジタル衛生放送シス
テムが普及してきた。
【0003】上記送信側では、上記MPEG2等の符号
化により上記画像音声情報を符号化し、多重化によりそ
れらディジタル符号化データを多重化してビットストリ
ームを形成した後、誤り訂正処理、変調処理を施して送
信アンテナにより通信衛星に向かって伝送する。
【0004】図18には、送信側(送信装置100)で
使われる多重化装置104の構成を示す。この多重化装
置104は、前段のパケッタイズド・エレメンタリー・
ストリーム(Packetized Elementary Stream、以下PE
Sストリーム記す)生成部1011,1012及び101
3により生成されたPESストリームを、188バイト
という比較的短い伝送単位でトランスポートパケット
(Transport Packet;以下TPと記す)として分解し、
複数のTPを時分割多重化してつなげ、トランスポート
ストリーム(Transport Stream;以下TSと記す)とし
て出力する。
【0005】この多重化装置104は、伝送路11
1,1102及び1103から入力されたPESを多重
化バッファ1111,1112及び1113で一旦バッフ
ァリングする。
【0006】伝送路1101,1102及び1103を通
るPESデータのヘッダはヘッダ分析部112により常
に解析され、その解析結果はTPヘッダ生成部113に
送られる。そしてTPヘッダ生成部113よりTPヘッ
ダが生成される。
【0007】また、ヌル(NULL)パケット生成部114
より、NULLパケットが生成される。また、制御デー
タ(Service Information;以下SIと記す)の多重制
御を行う制御データ出力制御部115により、SIパケ
ットを制御データ生成部116から読み出す。そして、
制御データ出力制御部115があらかじめ決められたS
Iの多重間隔に基づいてチャンネル選択制御部120に
制御線117を使ってSIの多重化要求をする。多重化
バッファ1111,1112及び1113の状態を制御線
119を通してチャンネル選択制御部120で常に監視
し、また制御データ出力制御部115からの要求をチャ
ンネル選択制御部120で待っている。多重化バッファ
1111,1112及び1113の状態と制御データ出力
制御部115の多重化要求によってチャンネル選択制御
部120はスイッチ118を制御し、多重するデータを
選択する。多重されたデータは多重化レジスタ121に
入る。そして、チャンネル選択制御部120及びヘッダ
分析部112からの解析結果によって、PTS/DTS
すげ替え部122が、多重化レジスタ121内のデータ
に書かれているPTS/DTSを書き換える。また、チ
ャンネル選択制御部120からの信号を基に連続カウン
タ(Continuous Counter;以下CCと記す)付加部12
3にて、多重化レジスタ121内のデータにCCを付加
する。PTS/DTSをすげ替え、CCを付加されたデ
ータは、伝送路を通り一定のビットレートで出力され
る。そして、出力データは、多重化装置104に接続さ
れた誤り訂正部105で誤り訂正処理が施され、変調部
106で変調され、送信アンテナ107から通信衛星に
向かって伝送される。
【0008】しかしながら上記のような構成では、時々
刻々変わる入力レートに比べ、出力されるビットレート
は常に一定に決まっている。そのため、入力されたビッ
トレートの合計が出力ビットレートよりも小さい場合、
復号に必要のないNULLパケットを多重してビットレ
ートを水増しし、出力ビットレートに合わせるというこ
とを行っている。この状態では、帯域の有効利用がなさ
れないという問題が起こる。また、あらかじめ設定され
た出力ビットレートを一時的に上回る入力があった場合
に破綻を起こすという問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の構
成では、多重化装置の出力ビットレートがあらかじめ固
定されてしまうために使われない帯域が存在し、その帯
域を埋めるために敢えて受信側で使用しない信号を発生
させるという問題を有している。また、あらかじめ設定
された出力ビットレートを一時的に上回る入力があった
場合に破綻を起こすという問題がある。
【0010】そこで、この発明は上記実情に鑑みてなさ
れたものであり、入力信号のビットレートを認識し、そ
の入力ビットレートより動的に出力ビットレートを設定
し、受信側で使用しない信号を発生させないデータ多重
化装置及び方法の提供を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、複数n個の符号化ストリームデータを多
重化するデータ多重化装置において、上記複数n個の符
号化ストリームデータを一時的に記憶する複数n個の記
憶手段と、上記複数n個の符号化ストリームデータに付
加されているレート情報を検出するレート情報検出手段
と、上記複数n個の記憶手段のデータ占有量を検索して
いずれかの記憶手段を選択する選択制御手段と、上記選
択制御手段により選択された記憶手段からの符号化スト
リームを切り替え出力する切り替え手段と、上記切り替
え手段からの切り替え出力を多重化するための出力手段
とを備える。
【0012】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、複数n個の符号化ストリームデータを多重化するデ
ータ多重化装置において、上記複数n個の符号化ストリ
ームデータを一時的に記憶する複数n個の記憶手段と、
上記複数n個の記憶手段のデータ占有量を検索していず
れかの記憶手段を選択する選択制御手段と、上記選択制
御手段により選択された記憶手段からの符号化ストリー
ムを切り替え出力する切り替え手段と、上記切り替え手
段からの切り替え出力を多重化するための出力手段と、
上記符号化ストリームデータの入力レート情報に基づい
て上記出力手段からの多重化ビットストリームの目標出
力レートを計算するレート計算手段とを備える。
【0013】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、複数n個の符号化ストリームデータを多重化するデ
ータ多重化方法において、上記複数n個の符号化ストリ
ームを一時的に記憶する記憶部のデータ占有量を検索し
ていずれかの記憶部を選択し、この記憶部からの符号化
ストリームを切り替えて多重化データを出力し、その多
重化データを用いて多重化ビットストリームを形成する
と共に、上記複数n個の符号化ストリームデータに付加
されているレート情報を検出する。
【0014】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、複数n個の符号化ストリームデータを多重化するデ
ータ多重化方法において、上記複数n個の符号化ストリ
ームを一時的に記憶する記憶部のデータ占有量を検索し
ていずれかの記憶部を選択し、この記憶部からの符号化
ストリームを切り替えて多重化データを出力し、その多
重化データを用いて多重化ビットストリームを形成する
と共に、上記符号化ストリームデータの入力レート情報
に基づいて上記多重化ビットストリームの目標出力レー
トを計算する。
【0015】このように、この発明は、入力するデジタ
ル信号にその入力ビットレートを記録して多重化装置に
入力、もしくは外部より入力ビットレートを多重化装置
に入力する事によって、多重化装置にて入力信号のビッ
トレートを認識し、その入力ビットレートより動的に出
力ビットレートを計算し設定、制御することによって構
成したものである。
【0016】上記のような構成によれば、多重化後のデ
ジタル信号において受信側で不要な信号が含まれること
なく、限られた帯域を有効に使用することが可能とな
る。また、破綻を起こすことがなくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデータ多重化
装置及び方法の実施の形態について説明する。この実施
の形態は、図1に示すディジタル衛星放送システム1の
送信装置2側に設けた多重化装置11である。
【0018】先ず、ディジタル衛星放送システム1の概
略構成を説明する。このディジタル衛星放送システム1
は、送信装置2と受信装置4とからなり、送信装置2よ
り人工衛星3に向けて送信された送信信号を、受信装置
4で受け取り、再生可能な映像音声信号とする。
【0019】送信装置2は、MPEG(Moving Picture
Expert Group)2等による情報圧縮技術を用いて画像
音声情報に対して符号化処理を施し、パケッタイズド・
エレメンタリー・ストリーム(Packetized Elementary
Stream、以下PESストリーム記す)を生成するn個の
PESストリーム生成部101,102・・・10nと、
n個のPESストリームを188バイトという比較的短
い伝送単位でトランスポートパケットとして分解し、こ
れら複数のトランスポートパケットを時分割多重化して
つなげ、トランスポートストリーム(Transport Strea
m;以下TSと記す)として出力する多重化装置11
と、この多重化装置11からのTSに伝送時に発生する
ノイズが重畳されても受信側で正しいコードに訂正でき
るように、あらかじめ誤り訂正のための符号化を施す誤
り訂正部12と、この誤り訂正部12からの出力コード
に例えばQPSKなどによりディジタル変調処理を施す
変調部13と、送信アンテナ14とを有して成る。
【0020】PESストリーム生成部101,102・・
・10nからの複数の出力コード(PESストリーム)
は、多重化装置11に入力され、TPにパケット化され
た上で多重され、TSとして出力される。このTSに対
し、誤り訂正部12では、伝送時に発生するノイズが重
畳されても受信側で正しいコードに訂正できるように、
あらかじめ誤り訂正のための符号化を施す。誤り訂正部
12の出力コードは変調部13でQPSKなどによりデ
ィジタル変調され出力され、送信アンテナ14より人工
衛星3に向け送信される。
【0021】次に受信装置4側について概要を説明す
る。人工衛星3より発せられたRF信号は受信アンテナ
16にて受信され、LNB(LowNoise Block Converte
r)15により、IF信号へと中間周波数への周波数変
換が施され、いわゆるセットトップボックスと呼ばれて
いる統合受信復号装置(Integrated Receiver Decode
r;以下IRDと記す)17へ入力される。IRD17
では、IF信号を入力し、復調や映像音声コードの所望
のプログラムへの分離、デコード信号処理を行って、T
V受像機18で再生可能な映像音声信号を出力する。
【0022】以上に概略を説明したディジタル衛星放送
システム1において、本発明の実施の形態となる多重化
装置11は、n個のPESストリームを188バイトと
いう比較的短い伝送単位でトランスポートパケットとし
て分解し、これら複数のトランスポートパケットを時分
割多重化してつなげ、トランスポートストリーム(Trans
port Stream;以下TSと記す)として出力する。
【0023】先ず、多重化装置11の第1の実施例につ
いて説明する。この第1の実施例は、図2に示すよう
に、PESストリーム生成部101,102,103から
の3つの出力コード(PESストリーム)を伝送路20
1,202,203を介して受け取り、一時的に記憶する
FIFO形式のバッファである多重化バッファ211
212及び213と、受信側でプログラムを選択したりデ
コードしたりするために必要な情報等をTP化しておく
制御データ生成部26と、この制御データ生成部26か
ら制御データを読み出す制御データ出力制御部25と、
ビットストリームのすきまを埋めるコードとしてのTP
を生成するヌルパケット生成部24と、3本のPESス
トリームのヘッダを分析するヘッダ分析部22と、3本
のPESストリームから抜き出したデータを含む所定量
のデータをパケット化するときに必要なTPヘッダを生
成するTPヘッダ生成部23と、制御データ生成部2
6、各多重化バッファ211,222及び233、ヌルパ
ケット生成部24、TPヘッダ生成部23のうち、どの
チャンネルのコードを選択するかを決定するチャンネル
選択制御部30と、チャンネル選択制御部30の制御に
より制御データ生成部26、各多重化バッファ211
222及び233、ヌルパケット生成部24、TPヘッダ
生成部23のうちの一のチャンネルのコードを切り換え
るスイッチ28と、このスイッチ28により切り換え選
択されたコードを記憶する多重化レジスタ31と、この
多重化レジスタ31内部で多重しているプログラムの、
再生出力時刻管理情報(Presentation Time Stamp;以
下PTSと記す)を復号時刻管理情報(Decoding Time
Stamp;以下DTSと記す)の値にすげ替えるPTS/
DTSすげ替え部32と、また多重化レジスタ31内部
のデータに連続カウント値(CC)を付加するCC付加
部33と、ヘッダ分析部22で分析されたビットレート
情報等のより出力ビットレートを計算するビットレート
計算部34と、このビットレート計算部34で計算され
たビットレートに従って出力ビットレートを制御するデ
ータ出力制御部36と、多重化レジスタ31からの多重
化ストリーム(TS)のビットレートをデータ出力制御
部36が制御する際の作業用記憶手段となる出力バッフ
ァ37とを備えて成る。
【0024】先ず、この多重化装置11に上記PESス
トリームを生成して入力するPESストリーム生成部1
1,102・・・10nの具体例について説明する。P
ESストリーム生成部101,102・・・10nには、
図3の(a)又は図3の(b)に示すように符号化装置
(エンコーダ)が内蔵されており、例えば、MPEG2
による圧縮符号化が行われている。図3の(a)は、例
えば光ディスク再生装置や、ハードディスク装置等のデ
ータ発生装置401及び402からの画像信号及び音声信
号をそれぞれのエンコーダ411及び412でMPEG2
により圧縮符号化し、それらを多重化部42で多重化し
て一つの番組(プログラム)を生成し、出力端子43か
らPESストリームとして生成するPESストリーム生
成部を示している。また、図3の(b)は、データ発生
装置44からの画像信号をエンコーダ45でMPEG2
により圧縮符号化し、PESストリームとして生成する
PESストリーム生成部を示している。
【0025】多重化バッファ211,212及び213
それぞれPESストリームを一時記憶するFIFO形式
のバッファである。この多重化バッファ211,212
び213の中で、上記3本のPESストリームは、トラ
ンスポートパケット(Transport Packet;以下TPと記
す)としてパケット化されてから多重されるタイミング
まで待たされる。
【0026】制御データ生成部26では、受信側でプロ
グラムを選択したりデコードしたりするために必要な情
報であるプログラム仕様情報(Program Specific Infom
ation;以下PSIと記す)やプログラム全体または一
部についての各種情報であるサービス情報(Service In
formation;以下SIと記す)を生成し、TP化してお
く。また場合によっては、多重化装置内部の基本クロッ
クから生成されるシステムタイムを用いて、その参照値
としての各プログラムに固有のプログラム時刻基準参照
値(Program Clock Reference;以下PCRと記す)を
生成する。そして、制御データ毎の送出周期を管理して
おき、ある制御データについて送出すべきタイミングに
至ったらチャンネル選択制御部30に対し、各制御デー
タの多重要求を送ると同時に、その制御データのTPを
制御データ生成部26内の出力レジスタ内に待機させて
おく。
【0027】ヌルパケット生成部24では、PESデー
タも制御データも多重する必要のないタイミングにおい
て、データとしては何の意味も持たないコードである
が、ビットストリームのすきまを埋めるコードとしての
TPを生成する。
【0028】TPヘッダ生成部23では3本のPESス
トリームが多重化バッファ211,212及び223から
多重化のために読み出される際に、それに先行して多重
しておく必要のあるTPヘッダを生成する。
【0029】チャンネル選択制御部30は、制御データ
生成部26、各多重化バッファ211,212及び2
3、ヌルパケット生成部24のうち、どのチャンネル
のコードを選択するかを決定し、スイッチ28に選択信
号を送ることにより、多重チャンネルを制御する制御部
である。もし、多重化バッファ211,212及び213
のいずれかを選択した場合には、多重バッファからの読
み出しに先行して、TPヘッダ生成部23からの読み出
しを行うようスイッチ28を制御する。また、TPヘッ
ダ生成部23から読み出す際には、TPヘッダに記述す
る内容のうち、読み出すチャンネルとタイミングによっ
て変化するパラメータを送る。送る内容としては、パケ
ット識別番号(Packet ID;以下PIDと記す)やアダ
プテーション・フィールド・コントロール信号(adapta
tion_field_control)等がある。スイッチ28により
多重されたコードはTPコードとして多重化レジスタ3
1に送られる。 PTS/DTSすげ替え部32では、
多重化レジスタ31内部で多重しているプログラムの、
PTSやDTSの値が、そのプログラムのPCRにとっ
て適正なものでない場合には、PTSやDTS値の置き
換えを行う。
【0030】ヘッダ分析部22は、伝送路201,202
及び203を通るPESストリームののヘッダを常に分
析していて、その解析結果をTPヘッダ生成部23及び
ビットレート計算部34に送る。PESストリームのヘ
ッダには、入力ビットレートに関するビットレート情報
が記録されている。具体的には、図4の(A)に示すP
ESヘッダのPESヘッダオプション内の、図4の
(D)に示すオプションフィールド内の、図4の(E)
に示すPESプライベート・データエリアにビットレー
ト情報が書かれおり、ヘッダ分析部22は上記PESプ
ライベート・データエリアを常に分析する。そして、P
ESストリームの入力ビットレートを上記TPヘッダ生
成部23及びビットレート計算部34に送る。
【0031】ビットレート計算部34は、ヘッダ分析部
22より送られた上記入力ビットレート、制御データ出
力制御部25により制御データ生成部26から読み出さ
れた制御データの多重分のビットレート情報を得て、出
力ビットレートを計算してデータ出力制御部36に出力
ビットレートを伝える。
【0032】このように多重化装置11では、ヘッダ分
析部22が伝送路201,202及び203を通るデータ
のヘッダを常に解析していて、その解析結果をTPヘッ
ダ生成部23へ送る。そしてTPヘッダ生成部23より
TPヘッダが生成される。また、ヌルパケット生成部2
4より、NULLパケットが生成される。また、制御デ
ータの多重制御を行う制御データ出力制御部253によ
り、SIパケットを制御データ生成部26から読み出
す。そして、制御データ出力制御部25があらかじめ決
められたSIの多重間隔に基づいてチャンネル選択制御
部30に制御線27を使って制御データの多重化要求を
する。多重化バッフア2の状態を制御線12を通してチ
ャンネル選択制御部13で常に監視し、またSI制御部
3からの要求をチャンネル選択制御部13で待ってい
る。多重化バッファ211,212及び213の状態と制
御データ出力制御部25の多重化要求によってチャンネ
ル選択制御部30はスイッチ28を制御し、多重するデ
ータを選択する。多重されたデータは多重化レジスタ3
1に入る。そして、チャンネル選択制御部30及びヘッ
ダ分析部22からの解析結果によって、PTS/DTS
すげ替え部32が、多重化レジスタ31内のデータに書
かれているPTS/DTSを書き換える。また、チャン
ネル選択制御部30からの信号を基にCC付加部33に
て、多重化レジスタ31内のデータにCCを付加する。
ビットレート計算部34は、ヘッダ分析部22よりあら
かじめ入力データに書かれていた入力データのビットレ
ート、制御データ出力制御部25よりSIパケットの多
重分のビットレートを得て、出力ビットレートを計算し
てデータ出力制御部36に出力ビットレートを伝える。
出力ビットレートは、入力データのビットレートやSI
パケットの多重状況が変わるごとにビットレート計算部
34で再計算される。データ出力制御部36ビットレー
ト計算部34で計算したビットレートにより伝送路のビ
ットレートを制御する。そして、PTS/DTSがすげ
替えられ、CCが付加されたデータは、出力バッファ3
7内部にてデータ出力制御部19によって出力レートを
制御され、伝送路を通り出力される。
【0033】したがって上記第1の実施例によれば、出
力ビットレートは、入力ビットレート・制御データ等の
多重状況によって動的に設定制御される。このことで無
駄のない出力ビットレートで出力することが可能にな
り、限られた帯域の有効利用が可能となる。
【0034】次に、上記多重化装置の第2の実施例とな
る多重化装置50について図5を参照しながら説明す
る。以下、上記第1の実施例と異なる部分について説明
する。異なる部分はビットレート計算部51である。ビ
ットレート計算部51は、外部の記載していないビット
レートデータ入力部より制御信号端子52を通して入力
データのビットレート情報得る、また制御データ出力制
御部25より制御線27を通してSIパケットの多重分
のビットレート情報を得て出力ビットレートを計算し、
データ出力制御部36に出力ビットレートを伝える。
【0035】したがって上記第2の実施例の多重化装置
50によれば、出力ビットレートは、入力ビットレート
・制御データ等の多重状況によって動的に設定制御され
る。このことで無駄のない出力ビットレートで出力する
ことが可能になり、限られた帯域の有効利用が可能とな
る。
【0036】次に、上記多重化装置の第3の実施例とな
る多重化装置55について図6を参照しながら説明す
る。以下、上記第1の実施例と異なる部分について説明
する。異なる部分はビットレート計算部56である。ビ
ットレート計算部56は、外部の記載していないビット
レートデータ入力部より制御信号端子57及び58を通
して入力データのビットレートとSIパケットのビット
レートを得る。そして、ビットレート計算部56は、出
力ビットレートを計算し、データ出力制御部36に出力
ビットレートを伝える。
【0037】したがって上記第3の実施例によれば、出
力ビットレートは、入力ビットレート・制御データ等の
多重状況によって動的に設定制御される。このことで無
駄のない出力ビットレートで出力することが可能にな
り、限られた帯域の有効利用が可能となる。
【0038】次に、上記多重化装置の第4の実施例とな
る多重化装置60について図7を参照しながら説明す
る。以下、上記第1の実施例と異なる部分について説明
する。異なる部分はビットレート計算部61である。ビ
ットレート計算部61は、ヘッダ分析部22よりあらか
じめ入力データに書かれていた入力データのビットレー
ト情報、また制御データ出力制御部25からSIパケッ
ト多重分のビットレート情報を制御線27を通して得て
出力ビットレートを計算し、データ出力制御部36に出
力ビットレートを伝える。また、ビットレート計算部6
1は、記載していない外部の入力装置より制御信号端子
62を介して、設定するビットレートの上限値、下限値
が設定される。出力ビットレートは、入力データのビッ
トレートやSIパケットの多重状況が変わるごとにビッ
トレート計算部61で再計算される。ただし、上限値を
設定した場合は、上限値を上回る計算結果の場合、出力
ビットレートを上限値に設定する、下限値を設定した場
合、下限値を下回る計算結果の場合、出力ビットレート
を下限値に設定する。上限値/下限値に出力ビットレー
トが設定された場合、制御線を用いてチャンネル選択制
御部30に設定出力ビットレートを伝え、例えば下限値
を設定された場合NULLパケットを挿入するなどして
出力ビットレートに応じたチャンネル選択を行う。デー
タ出力制御部36は、ビットレート計算部61で計算し
たビットレートにより伝送路のビットレートを制御す
る。
【0039】したがって上記第4の実施例によれば、出
力ビットレートは、入力ビットレート・制御データ等の
多重状況によって動的に設定制御される。このことで無
駄のない出力ビットレートで出力することが可能にな
り、限られた帯域の有効利用が可能となる。
【0040】次に、上記多重化装置の第5の実施例とな
る多重化装置63について図8を参照しながら説明す
る。以下、上記第1の実施例と異なる部分について説明
する。まず、本来は必要のない付加的なストリームを生
成する他ストリーム生成部66と、その多重化バッファ
68が追加されている。この他ストリームは、帯域に余
裕がある場合に多重するもので、本来は無くてもかまわ
ないストリームである。この付加的なストリームの内容
としては、ニュース速報や天気予報、広告等のようなス
トリームが考えられる。その他の変更個所は、ビットレ
ート計算部64である。ビットレート計算部64は、ヘ
ッダ分析部22よりあらかじめ入力データに書かれてい
た入力データのビットレート、また制御データ出力制御
部25からSIパケット多重分のビットレートを制御線
35を通して得て、全てのストリームの所要ビットレー
ト(最低限必要なビットレート)を計算する。また、記
載していない外部の入力装置より制御信号端子65を介
して、伝送路のビットレートがビットレート計算部64
に入力される。所要ビットレートは、入力データのビッ
トレートやSIパケットの多重状況が変わるごとにビッ
トレート計算部64で再計算される。ただし、計算した
結果が、伝送路に設定したビットレートより低い値であ
った場合は、制御線を使用してチャンネル選択制御部3
0に多重化バッファ68の多重要求を出す。
【0041】したがって上記第5の実施例によれば、入
力ビットレート・制御データ等の多重状況によッて動的
に付加的なストリームを多重する。このことで設定した
伝送路の出力ビットレートを無駄なく使用することが可
能になり、限られた帯域の有効利用が可能となる。
【0042】次に、上記多重化装置の第6の実施例とな
る多重化装置70について図9を参照しながら説明す
る。以下、上記第1の実施例と異なる部分について説明
する。異なる部分はビットレート計算部71である。ビ
ットレート計算部71は、ヘッダ分析部22よりあらか
じめ入力データに書かれていた入力データのビットレー
ト情報、また制御データ出力制御部25からSIパケッ
ト多重分のビットレート情報を制御線35を通して得て
出力ビットレートを計算し、データ出力制御部36に出
力ビットレートを伝える。また、ビットレート計算部7
1は、計算により求めた出力ビットレートをTPヘッダ
生成部23に送る。
【0043】TPヘッダ生成部23は、上記出力ビット
レートを、図10の(A)に示すヘッダの、図10の
(B)に示すオプション・フィールドの、図10の
(C)に示すトランスポート・プライベート・データ領
域に記録する。
【0044】したがって上記第6の実施例によれば、出
力ビットレートは、入力ビットレート・制御データ等の
多重状況によって動的に設定制御される。このことで無
駄のない出力ビットレートで出力することが可能にな
り、限られた帯域の有効利用が可能となる。また、出力
ビットレート情報がTSヘッダに記載されているので、
デコード側では容易に、伝送されてきたストリームのビ
ットレートを把握することができる。
【0045】次に、上記多重化装置の第7の実施例とな
る多重化装置73について図11を参照しながら説明す
る。以下、上記第1の実施例と異なる部分について説明
する。この多重化装置73に供給されるPESストリー
ムでは、上記入力ビットレート情報が、図12に示すよ
うに、ペイロード領域に書かれている。
【0046】このため、多重化装置73では、ペイロー
ド領域に記載された入力ビットレート情報を、多重化バ
ッファ211,212及び213を介してヘッダ分析部2
2で読み出して分析している。
【0047】この場合のヘッダ分析部22の構成を図1
3に示す。内部には、3バイトバッファ95と、バッフ
ァ読み出し回路96とを備え、多重化バッファ21から
読み出したペイロード領域データの3バイトを次々と読
み出しながらビットレート情報を把握している。このビ
ットレート情報はビットレート計算部74に入力され
る。
【0048】ビットレート計算部74は、ヘッダ分析部
22がPESストリームのペイロード領域から読み出し
た入力データのビットレート、また制御データ出力制御
部25からSIパケット多重分のビットレートを制御線
35を通して得て、出力ビットレートを計算し、データ
出力制御部36に伝える。
【0049】したがって上記第7の実施例によれば、出
力ビットレートは、入力ビットレート・制御データ等の
多重状況によって動的に設定制御される。このことで無
駄のない出力ビットレートで出力することが可能にな
り、限られた帯域の有効利用が可能となる。
【0050】次に、上記多重化装置の第8の実施例とな
る多重化装置76について図14を参照しながら説明す
る。以下、上記第1の実施例と異なる部分について説明
する。この多重化装置76に供給されるPESストリー
ムでも、上記入力ビットレート情報が、図12に示すよ
うに、ペイロード領域に書かれている。
【0051】このため、多重化装置76では、ペイロー
ド領域に記載された入力ビットレート情報を、多重化バ
ッファ211,212及び213を介してビットレート計
算部77で読み出している。
【0052】この場合のビットレート計算部77は、図
15に示すようなバッファ読み出し回路97を内蔵し、
このバッファ読み出し回路97が読み出した入力データ
のビットレート、また制御データ出力制御部25からS
Iパケット多重分のビットレートを制御線35を通して
得て、出力ビットレートを計算し、データ出力制御部3
6に伝える。
【0053】したがって上記第8の実施例によれば、出
力ビットレートは、入力ビットレート・制御データ等の
多重状況によって動的に設定制御される。このことで無
駄のない出力ビットレートで出力することが可能にな
り、限られた帯域の有効利用が可能となる。
【0054】次に、上記多重化装置の第9の実施例とな
る多重化装置79について図16を参照しながら説明す
る。以下、上記第1の実施例と異なる部分について説明
する。異なる部分はビットレート計算部80である。ビ
ットレート計算部80は、ヘッダ分析部22からビット
レート情報を受け取るのではなく、PESストリーム生
成部内部の上記図3に示した各符号化部から直接、符号
化のデータ量情報を制御線81を通して受け取る。ま
た、ビットレート計算部80は、制御データ出力制御部
25からのSIパケットの多重分のビットレート情報を
制御線81を介して受け取る。そして、これらビットレ
ート情報から出力ビットレートを計算し、データ出力制
御部36に出力ビットレートを伝える。
【0055】したがって上記第9の実施例の多重化装置
79によれば、出力ビットレートは、入力ビットレート
・制御データ等の多重状況によって動的に設定制御され
る。このことで無駄のない出力ビットレートで出力する
ことが可能になり、限られた帯域の有効利用が可能とな
る。
【0056】上述した第1〜第9の実施例となる多重化
装置11、50、55、60、63、70、73、76
及び79により伝送路に出力された多重化ストリーム
(TS)は、誤り訂正部12で誤り訂正処理が施され、
一定レートのストリームとされ、変調部13で変調され
た後、送信アンテナ14から通信衛星3に向けて伝送さ
れる。
【0057】すなわち、上記各多重化装置により、入力
ビットレートに応じて出力ビットレートが動的に決定さ
れたビットストリームは、例えば、出力ビットレートが
低ければ、誤り訂正部12で付加される誤り訂正符号を
多くすることができ、伝送路でのノイズに強いストリー
ムを送信することができる。
【0058】なお、上記図1に示した受信装置4内部に
おいて、上記伝送ストリームをデコードするのはIRD
17である。このIRD17の構成を図17に示す。
【0059】入力端子82よりLNB15からのIF信
号を入力し、フロントエンド部83において、チューニ
ング処理を受け、QPSK復調され、さらに、必要に応
じてエラー訂正を施されるデマルチプレクサ84へ出力
する。
【0060】デマルチプレクサ84はTPのコード列に
フレーミングし、TP毎に所望のデータであるかどうか
の判別処理を行う。つづいて、もし所望のコードが暗号
化されているコードであれば、デスクランブラ85にコ
ードを供給する。デスクランブラ85は、ICカード9
4から供給されるデスクランブルキーをもとに、データ
の暗号を解読する。デスクランブラ85の出力コードは
デマルチプレクサ84を経由してDRAM86へ一旦記
憶させる。
【0061】MPEG2によるビデオデコーダ87は、
DRAM86から読み出されたコードを適宜コードバッ
ファであるDRAM88に一旦記憶させ、タイミングを
はかりながらMPEG2のデコード処理を行い、さらに
NTSCの信号にエンコードして、アナログの輝度信
号、色差信号、またはコンポジット信号に変換して出力
する。
【0062】MPEGによるオーディオデコーダ89
は、DRAM86から読み出されたコードを適宜コード
バッファであるDRAM90に一旦記憶させ、タイミン
グをはかりながらMPEG2のデコード処理を行い、D
/A変換を施して出力する。
【0063】CPU92ではROM91に埋め込まれた
プログラムコードにしたがって、フロントパネル93か
らのユーザコマンドに対する処理、フロントエンド部8
3,デマルチプレクサ84,ICカードインターフェー
ス95の制御を行う。また、デマルチプレクサ84を介
して、ビデオデコーダ87,オーディオデコーダ89を
制御する。
【0064】
【発明の効果】以上に説明したように、発明によれば、
入力レートに合わせた、出力レートの設定を自動的に行
うことが可能なため、常に余分なパケットを多重するこ
となく、効率的に多重化できる。そのため帯域の有効利
用が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態となる多重化装置を送信装
置側に設けたディジタル衛星放送システムの概略構成を
示すブロック図である。
【図2】上記多重化装置の第1の実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】上記第1の実施例にPESストリームを送るP
ESストリーム生成部の具体例を示すブロック図であ
る。
【図4】PESストリームのヘッダに記載されているビ
ットレート情報の位置を示す図である。
【図5】上記多重化装置の第2の実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】上記多重化装置の第3の実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【図7】上記多重化装置の第4の実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【図8】上記多重化装置の第5の実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【図9】上記多重化装置の第6の実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【図10】上記第6の実施例においてビットレート情報
が記載されるTPヘッダの位置を示す図である。
【図11】上記多重化装置の第7の実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図12】上記第7の実施例に入力されるPESストリ
ームにおいて、ビットレート情報が記載されている位置
を示す図である。
【図13】上記第7の実施例でビットレート情報を検出
する要部の詳細な構成を示す図である。
【図14】上記多重化装置の第8の実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図15】上記第8の実施例でビットレート情報を検出
する要部の詳細な構成を示す図である。
【図16】上記多重化装置の第9の実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図17】上記ディジタル衛星放送システムの要部とな
る統合受信復号装置の構成を示すブロック図である。
【図18】従来の多重化装置の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
11 多重化装置、21 多重化バッファ、22 ヘッ
ダ分析部、23 TPヘッダ生成部、24 ヌルパケッ
ト生成部、25 制御データ出力制御部、26制御デー
タ生成部、28 スイッチ、30 チャンネル選択制御
部31 多重化レジスタ、32 PTS/DTSすげ替
え部、33 CC付加部、34 ビットレート計算部、
36 データ出力制御部

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数n個の符号化ストリームデータを多
    重化するデータ多重化装置において、 上記複数n個の符号化ストリームデータを一時的に記憶
    する複数n個の記憶手段と、 上記複数n個の符号化ストリームデータに付加されてい
    るレート情報を検出するレート情報検出手段と、 上記複数n個の記憶手段のデータ占有量を検索していず
    れかの記憶手段を選択する選択制御手段と、 上記選択制御手段により選択された記憶手段からの符号
    化ストリームを切り替え出力する切り替え手段と、 上記切り替え手段からの切り替え出力を多重化するため
    の出力手段とを備えることを特徴とするデータ多重化装
    置。
  2. 【請求項2】 上記切り替え手段は、上記複数n個の記
    憶手段からの符号化ストリームデータの他に、上記符号
    化ストリームデータが構成するプログラムに関する制御
    データや、上記ビットストリームの隙間を埋めるデー
    タ、さらにはパケット化データのヘッダデータを、上記
    選択制御手段の制御により切り替えることを特徴とする
    請求項1記載のデータ多重化装置。
  3. 【請求項3】 上記レート情報検出手段は、上記符号化
    ストリームデータのヘッダ部に付加されているレート情
    報を検出することを特徴とする請求項1記載のデータ多
    重化装置。
  4. 【請求項4】 上記レート情報検出手段は、上記符号化
    ストリームデータのペイロード領域に付加されているレ
    ート情報を検出することを特徴とする請求項1記載のデ
    ータ多重化装置。
  5. 【請求項5】 上記レート情報検出手段からのレート情
    報を用いて上記出力手段からの多重化ビットストリーム
    の目標出力レートを計算するレート計算手段と、このレ
    ート計算手段からの目標出力レートに従って上記多重化
    ビットストリームの出力レートを制御する出力制御手段
    とを備えることを特徴とする請求項1記載のデータ多重
    化装置。
  6. 【請求項6】 上記レート計算手段には、上記ビットス
    トリームとして多重される制御データのビットレート情
    報も供給されることを特徴とする請求項5記載のデータ
    多重化装置。
  7. 【請求項7】 上記レート計算手段は、上限若しくは下
    限値に基づいて、上記目標出力レートを計算することを
    特徴とする請求項5記載のデータ多重化装置。
  8. 【請求項8】 上記選択制御手段は、上記レート計算手
    段で計算された目標出力レートと伝送路に設定されてい
    る出力レートとの差を求め、その差を埋めるだけの他の
    データを上記切り替え手段を制御して他のデータ生成手
    段から取り出し、上記出力手段に送ることを特徴とする
    請求項5記載のデータ多重化装置。
  9. 【請求項9】 複数n個の符号化ストリームデータを多
    重化するデータ多重化装置において、 上記複数n個の符号化ストリームデータを一時的に記憶
    する複数n個の記憶手段と、 上記複数n個の記憶手段のデータ占有量を検索していず
    れかの記憶手段を選択する選択制御手段と、 上記選択制御手段により選択された記憶手段からの符号
    化ストリームを切り替え出力する切り替え手段と、 上記切り替え手段からの切り替え出力を多重化するため
    の出力手段と、 上記符号化ストリームデータの入力レート情報に基づい
    て上記出力手段からの多重化ビットストリームの目標出
    力レートを計算するレート計算手段とを備えることを特
    徴とするデータ多重化装置。
  10. 【請求項10】 上記切り替え手段は、上記複数n個の
    記憶手段からの符号化ストリームデータの他に、上記符
    号化ストリームデータが構成するプログラムに関する制
    御データや、上記ビットストリームの隙間を埋めるデー
    タ、さらにはパケット化データのヘッダデータを、上記
    選択制御手段の制御により切り替えることを特徴とする
    請求項9記載のデータ多重化装置。
  11. 【請求項11】 上記符号化ストリームの入力レート情
    報は、外部から上記レート計算手段に供給されることを
    特徴とする請求項9記載のデータ多重化装置。
  12. 【請求項12】 上記レート計算手段には、上記ビット
    ストリームとして多重される制御データのビットレート
    情報も外部から供給されることを特徴とする請求項11
    記載のデータ多重化装置。
  13. 【請求項13】 上記レート計算手段からの目標出力レ
    ートに従って上記多重化ビットストリームの出力レート
    を制御する出力制御手段を備えることを特徴とする請求
    項9記載のデータ多重化装置。
  14. 【請求項14】 上記レート計算手段は、上限若しくは
    下限値に基づいて、上記目標出力レートを計算すること
    を特徴とする請求項9記載のデータ多重化装置。
  15. 【請求項15】 上記選択制御手段は、上記レート計算
    手段で計算された目標出力レートと伝送路に設定されて
    いる出力レートとの差を求め、その差を埋めるだけの他
    のデータを上記切り替え手段を制御して他のデータ生成
    手段から取り出し、上記出力手段に送ることを特徴とす
    る請求項9記載のデータ多重化装置。
  16. 【請求項16】 複数n個の符号化ストリームデータを
    多重化するデータ多重化方法において、 上記複数n個の符号化ストリームを一時的に記憶する記
    憶部のデータ占有量を検索していずれかの記憶部を選択
    し、この記憶部からの符号化ストリームを切り替えて多
    重化データを出力し、その多重化データを用いて多重化
    ビットストリームを形成すると共に、上記複数n個の符
    号化ストリームデータに付加されているレート情報を検
    出することを特徴とするデータ多重化方法。
  17. 【請求項17】 上記レート情報を用いて上記多重化ビ
    ットストリームの目標出力レートを計算し、この目標出
    力レートに従って上記多重化ビットストリームの出力レ
    ートを制御することを特徴とする請求項16記載のデー
    タ多重化方法。
  18. 【請求項18】 上限若しくは下限値に基づいて、上記
    目標出力レートを計算することを特徴とする請求項17
    記載のデータ多重化方法。
  19. 【請求項19】 上記目標出力レートと伝送路に設定さ
    れている出力レートとの差を求め、その差を埋めるだけ
    の他のデータを他のデータ生成手段から取り出してビッ
    トストリームを形成することを特徴とする請求項17記
    載のデータ多重化方法。
  20. 【請求項20】 複数n個の符号化ストリームデータを
    多重化するデータ多重化方法において、 上記複数n個の符号化ストリームを一時的に記憶する記
    憶部のデータ占有量を検索していずれかの記憶部を選択
    し、この記憶部からの符号化ストリームを切り替えて多
    重化データを出力し、その多重化データを用いて多重化
    ビットストリームを形成すると共に、上記符号化ストリ
    ームデータの入力レート情報に基づいて上記多重化ビッ
    トストリームの目標出力レートを計算することを特徴と
    するデータ多重化方法。
  21. 【請求項21】 上記符号化ストリームの入力レート情
    報は、外部から供給されることを特徴とする請求項20
    記載のデータ多重化方法。
  22. 【請求項22】 上記ビットストリームとして多重され
    る制御データのビットレート情報も外部から供給される
    ことを特徴とする請求項20記載のデータ多重化方法。
  23. 【請求項23】 上限若しくは下限値に基づいて、上記
    目標出力レートを計算することを特徴とする請求項20
    記載のデータ多重化方法。
  24. 【請求項24】 上記目標出力レートと伝送路に設定さ
    れている出力レートとの差を求め、その差を埋めるだけ
    の他のデータを他のデータ生成手段から取り出してビッ
    トストリームを形成することを特徴とする請求項20記
    載のデータ多重化方法。
JP14813698A 1998-05-28 1998-05-28 データ多重化装置及び方法 Withdrawn JPH11340935A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003073759A1 (fr) * 2002-02-28 2003-09-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil de transmission d'images et procede de transmission d'images
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