JPH11340924A - 双方向光catvシステム - Google Patents

双方向光catvシステム

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JPH11340924A
JPH11340924A JP10140296A JP14029698A JPH11340924A JP H11340924 A JPH11340924 A JP H11340924A JP 10140296 A JP10140296 A JP 10140296A JP 14029698 A JP14029698 A JP 14029698A JP H11340924 A JPH11340924 A JP H11340924A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッシブ・ダブル・スター(PDS)型光フ
ァイバ網を用いた光CATVシステムにおいて、従来の
双方向CATVシステムで用いられている双方向CAT
V端末をそのまま使用した双方向の通信サービスを可能
にする。 【解決手段】 双方向CATV端末330a、330b
から出力されたCATV通信上り搬送波信号400a、
400bは、宅内同軸ケーブル網40a、40b、光C
ATV端末320a、320bを介して光加入者通信端
末310a、310bに入力され、ここで光加入者通信
上り信号光200a、200bに変換され、PDS光伝
送路30を介してセンター局10に伝送される。光加入
者通信上り信号光200a、200bのアクセス制御は
光加入者通信システムによってTDMA方式等により行
われる。このため、双方向CATV端末330a、33
0bからどのようなタイミングで上り信号が送出されて
も、互いに衝突することなくCATV終端装置130に
到着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パッシブ・ダブル
・スター(PDS)型光ファイバ網を用いた双方向光C
ATVシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、パッシブ・ダブル・スター(PD
S)型光ファイバ網を用いて映像信号を分配する光CA
TVシステムが注目されている。この光CATVシステ
ムでは、映像信号によってアナログ変調された搬送波信
号あるいは64QAM方式等によってデジタル変調され
た搬送波信号を周波数多重し、これによって得られた周
波数多重信号を加入者宅まで光ファイバで伝送する。加
入者宅内では、宅内光端末(ONU:Optical Network
Unit)によって信号光が電気信号に変換され、この電気
信号は同軸ケーブルによってCATV端末に伝送され
る。この光CATVシステムについては、例えば、張替
らによる「通信/映像分配サービス用光アクセスシステ
ム」NTT R&D,vol.44, No.12, pp.1163-1170 (1995)等の
文献に詳しく記載されている。
【0003】また、この光CATVシステムと、電話や
ISDN(Integrated Service Digital Network)等の
双方向通信を行う光加入者通信システムとを同じPDS
型光ファイバ網で複合することが検討されている。例え
ば、前出の張替らの文献では、光CATVシステムに
1.5μm帯の信号光を用い、光加入者通信システムに
1.3μm帯の信号光を用いて、両者を波長多重するこ
とによってPDS型光ファイバ網を共有することが記載
されている。なお、この光加入者通信システムは、TC
M方式(Time Compression Multiplexing方式、または
ピンポン伝送方式)によって双方向通信を行っている。
【0004】一方、従来の同軸ケーブル網を用いたCA
TVシステムでは、電話サービスやインターネット・ア
クセスサービスを行うために双方向CATVシステムが
注目されている。この双方向CATVシステムでは、例
えば、下り方向(センター局から各加入者への方向)で
は64QAM方式でデジタル変調された搬送波によって
数十Mbpsの高速データ信号が伝送され、上り方向
(各加入者からセンター局への方向)ではQPSK方式
でデジタル変調された搬送波によって数十kbpsのデ
ータ信号が伝送される。なお、従来の双方向CATVシ
ステムでは、樹木状の同軸ケーブル網によって1つのセ
ンター局装置に非常に多数の双方向CATV端末が接続
されている。従って各双方向CATV端末からの上り信
号が衝突しないように上り回線のアクセス制御が行われ
る。この双方向CATVシステムにおけるアクセス制御
方式については、例えば、上松らによる「ケーブルモデ
ム用高効率マルチアクセス方式の開発」1997年電子
情報通信学会総合大会SB−8−2等の文献に詳しく記
載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の光CATVシス
テムには上り方向の光通信回線がなく、双方向CATV
通信を行うことができない。また、この光CATVシス
テムで双方向通信サービスを提供するには、PDS型光
ファイバ網を共有して加入者宅からセンター局に上り信
号を伝送するための特殊な双方向通信端末を使用するこ
とが必要となる。更に、上り信号の伝送に光加入者通信
システムを利用する方式が考えられるが、この場合、従
来の双方向CATVシステムで用いられていたアクセス
制御方式がそのままでは使用できなくなる。
【0006】また、双方向光CATVシステムとして低
コスト化を図るためには、同軸ケーブルを用いた従来の
双方向CATVシステムで使用されている双方向CAT
V端末をそのまま使用することが可能であることが望ま
しい。
【0007】(発明の目的)そこで、本発明の目的は、
低コストの双方向光CATVシステムを実現することに
ある。
【0008】本発明の他の目的は、光加入者通信システ
ムにより加入者宅からセンター局に上り信号を衝突する
ことなく伝送することを可能とした双方向光CATVシ
ステムを提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、従来の双方向CAT
Vシステムで使用される双方向CATV端末をそのまま
用いて双方向通信サービスを提供することが可能な双方
向光CATVシステムを実現することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の双方向光
CATVシステムは、CATV通信終端装置を有するセ
ンター局とそれぞれ双方向CATV端末を有する複数の
加入者宅とが1組あるいは2組のパッシブ光ファイバ網
によって接続された双方向光CATVシステムにおい
て、前記センター局は、前記CATV通信終端装置から
のCATV通信下り信号を光CATV下り信号光に変換
して前記パッシブ光ファイバ網へ出力する光CATV送
信器と、前記パッシブ光ファイバ網からの上り信号光を
受信しCATV通信上り信号に変換して前記CATV通
信終端装置に出力する光加入者通信終端装置とを有し、
前記各加入者宅は、前記パッシブ光ファイバ網からの前
記光CATV下り信号光を受信しCATV通信下り搬送
波信号に変換して前記双方向CATV端末に出力すると
ともに前記双方向CATV端末からのCATV通信上り
搬送波信号を受信しCATV通信上り信号に変換して出
力する光CATV端末と、前記光CATV端末からのC
ATV通信上り信号を受信し光加入者通信上り信号光に
変換して前記パッシブ光ファイバ網に出力する、上り信
号の衝突を回避するためのアクセス制御が可能な光加入
者通信端末とを有することを特徴とする。
【0011】より具体的には、センター局と複数の加入
者宅が1組あるいは2組のパッシブ光ファイバ網によっ
て接続され、前記センター局は光加入者通信終端装置と
CATV通信終端装置と光CATV送信器とを有し、前
記加入者宅には光加入者通信端末と光CATV端末と1
つあるいは複数の双方向CATV端末が設置され、前記
光加入者通信終端装置は、前記パッシブ光ファイバ網に
よって送られてきた光加入者通信上り信号光を受信し、
これをCATV通信上り信号に変換してCATV通信終
端装置へと出力し、前記CATV通信終端装置は、前記
光加入者通信終端装置から出力されたCATV通信上り
信号を受信しすると同時に、前記光CATV送信器へC
ATV通信下り信号を出力し、前記光CATV送信器
は、前記CATV通信終端装置から出力されたCATV
通信下り信号を光CATV下り信号光に変換して前記パ
ッシブ光ファイバ網へ出力し、前記光CATV端末は、
前記パッシブ光ファイバ網によって送られてきた光CA
TV下り信号光を受信しこれをCATV通信下り搬送波
信号に変換して前記双方向CATV端末に送り出すと同
時に、前記双方向CATV端末から送られてきたCAT
V通信上り搬送波信号を受信しこれをCATV通信上り
信号に変換して前記光加入者通信端末に送り出し、前記
双方向CATV端末は、前記光CATV端末から送られ
てきたCATV通信下り搬送波信号を受信すると同時に
CATV通信上り搬送波信号を前記光CATV端末に送
り出し、前記光加入者通信端末は、前記光CATV端末
から送られてきたCATV通信上り信号を受信しこれを
光加入者通信上り信号光に変換して前記パッシブ光ファ
イバ網に送り出すことを特徴とする。
【0012】本発明の第2の双方向光CATVシステム
は、前記双方向CATV端末から送られてきた測距要求
信号に対して該測距要求信号の到着時間に関わりなく前
記CATV通信終端装置が一定の往復遅延時間τを該双
方向CATV端末に通知することを特徴とする。
【0013】本発明の第3の双方向光CATVシステム
は、本発明の第2の双方向光CATVシステムにおい
て、前記往復遅延時間τを双方向CATVシステムの最
大許容往復遅延時間に設定することを特徴とする。
【0014】本発明の第4の双方向光CATVシステム
は、本発明の第2の双方向光CATVシステムにおい
て、前記往復遅延時間τを100μsから500μsの
範囲に設定することを特徴とする。
【0015】本発明の第5の双方向光CATVシステム
は、本発明の第2の双方向光CATVシステムにおい
て、前記光CATV端末にN個(Nは2以上の正の整
数)の双方向CATV端末が接続されており、このうち
のi番目(iはN以下の正の整数)の双方向CATV端
末から出力される上りデータ信号の継続時間をC(i)
とし、i番目の双方向CATV端末からの上りデータ信
号の送信開始タイミングに対してi+1番目の双方向C
ATV端末からの上りデータ信号の送信開始タイミング
をC(i)+τ以上遅らせることを特徴とする。
【0016】本発明の第6の双方向光CATVシステム
は、本発明の第5の双方向光CATVシステムにおい
て、前記往復遅延時間τを前記光CATV端末に接続さ
れる同軸ケーブルに対する最大往復遅延時間に設定する
ことを特徴とする。
【0017】本発明の第7の双方向光CATVシステム
は、本発明の第5の双方向光CATVシステムにおい
て、前記往復遅延時間τを0.5μsから5μsの範囲
に設定することを特徴とする。
【0018】本発明の第8の双方向光CATVシステム
は、本発明の第1の双方向光CATVシステムにおい
て、前記光CATV端末にN個(Nは2以上の正の整
数)の双方向CATV端末が接続されており、このうち
のi番目(iはN以下の正の整数)の双方向CATV端
末から出力される上りデータ信号とj番目(jはN以下
であるi以外の正の整数)の双方向CATV端末から出
力される上りデータ信号の間に、他の光CATV端末に
接続された双方向CATV端末から出力される上りデー
タ信号が挿入されるように各双方向CATV端末の上り
データ信号出力タイミングを制御することを特徴とす
る。
【0019】(作用)本発明の第1の双方向光CATV
システムによると、双方向CATVシステムの上り信号
を、光加入者通信終端装置と光加入者通信端末とからな
る加入者光通信システムの上り回線を用いて伝送する。
加入者光通信システムは、下り信号にTDM方式を採用
し上り信号にTDMA方式等を採用し、上り信号の衝突
を回避するためのアクセス制御を独自に行っている。従
って双方向CATVシステムにおいて上り信号アクセス
制御を行うことなく、上り信号の衝突を回避することが
できる。
【0020】また、本発明の第2の双方向光CATVシ
ステムによると、実際に測定した測距の値に関わりなく
一定の往復遅延時間τを各双方向CATV端末に通知す
る。これによって、センター局でのアクセス制御を簡略
化することができる。
【0021】また、本発明の第3の双方向光CATVシ
ステムによると、双方向CATVシステムの最大許容往
復遅延時間を往復遅延時間τとして各双方向CATV端
末に通知する。この場合、各双方向CATV端末が送信
許可信号を受信してから上り信号を送出するまでの時間
が最短になる。これによって上り信号の応答時間を短縮
することができる。
【0022】また、本発明の第4の双方向光CATVシ
ステムによると、各双方向CATV端末に通知する往復
遅延時間τを100μsから500μsの範囲に設定す
る。この値は通常のCATVシステムのサービス範囲、
すなわち、約10kmから50kmの同軸ケーブルある
いは光ケーブルに対する信号の往復遅延時間に相当す
る。
【0023】また、本発明の第5の双方向光CATVシ
ステムによると、同一の光CATV端末に接続された複
数の双方向CATV端末間で、上りデータ信号の送信開
始タイミングをC(i)+τ以上ずらす。ただし、C
(i)は直前に送信した上りデータ信号の継続時間であ
り、τは往復遅延時間である。これによって同一の光C
ATV端末に複数の双方向CATV端末が接続され、か
つ光CATV端末と各双方向CATV端末間の距離がそ
れぞれ異なる場合でも、各双方向CATV端末からの上
り信号は光CATV端末に入力する時点でお互いに衝突
することがない。
【0024】また、本発明の第6の双方向光CATVシ
ステムによると、本発明の第5の双方向光CATVシス
テムにおける往復遅延時間τを、同一の光CATV端末
に接続される同軸ケーブルに対する最大往復遅延時間に
設定する。これによってセンター局は各々の双方向CA
TV端末と光CATV端末の距離を把握する必要がない
ため、センター局でのアクセス制御を簡略化することが
できる。
【0025】また、本発明の第7の双方向光CATVシ
ステムによると、本発明の第5の双方向光CATVシス
テムにおける往復遅延時間τを0.5μsから5μsの
範囲に設定する。この値は通常の家庭内あるいは集合住
宅内における配線の往復遅延時間、すなわち約50mか
ら500mの同軸ケーブルあるいは光ケーブルに対する
信号の往復遅延時間に相当する。
【0026】また、本発明の第8の双方向光CATVシ
ステムによると、同一の光CATV端末に接続された複
数の双方向CATV端末からの上りデータ信号の間に、
必ず他の光CATV端末に接続された双方向CATV端
末からの上り信号が挿入されるように、各双方向CAT
V端末の上りデータ信号出力タイミングを制御する。こ
れによって同一の光CATV端末に複数の双方向CAT
V端末が接続され、かつ光CATV端末と各双方向CA
TV端末間の距離がそれぞれ異なる場合でも、各双方向
CATV端末からの上り信号は光CATV端末に入力す
る時点でお互いに衝突することがない。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の双方向光CAT
Vシステムの一実施の形態の全体構成を示す図である。
本実施の形態では、センター局10と加入者宅20a、
20bが、1対16のパッシブ分岐を有するパッシブ・
ダブル・スター(PDS)光伝送路30によって接続さ
れている。
【0028】センター局10は、CATV通信終端装置
130と、変調回路140と、光CATV送信器120
と、光加入者通信終端装置110と、波長多重器100
とから構成される。センター局10において、CATV
通信終端装置130から出力されたCATV通信下り信
号240は、変調回路140においてCATV通信下り
搬送波信号250に変換される。このCATV通信下り
搬送波信号250は、映像搬送波信号260と周波数多
重され、光CATV送信器120に入力される。この光
CATV送信器120から出力された1.5μm帯の光
CATV下り信号光220は、前記CATV通信下り搬
送波信号250と映像搬送波信号260によって強度変
調されており、波長多重器100、PDS光伝送路30
を介して加入者宅20a、20bに伝送される。
【0029】加入者宅20a、20bは、それぞれ波長
多重器300a、300bと、光CATV下り信号光2
20を受信する光CATV端末320a、320bと、
光加入者通信端末310a、310aと、宅内同軸ケー
ブル網40aを介して接続された双方向CATV端末3
30a、330bとから構成される。
【0030】図2は、本実施の形態の加入者宅20a内
のより詳細な構成を示す図である。加入者宅20a内で
は、波長多重器300aを介して光CATV下り信号光
220が光CATV端末320aに入力される。光CA
TV端末320aでは光CATV受信回路500aによ
って、光CATV下り信号光220が電気信号のCAT
V通信下り搬送波信号250と映像搬送波信号260と
に変換される。このCATV通信下り搬送波信号250
と映像搬送波信号260はデュプレクサ510a、宅内
同軸ケーブル網40aを介して双方向CATV端末33
0aへと伝送される。
【0031】双方向CATV端末330aは、CATV
通信下り搬送波信号250を復調してCATV通信下り
信号240を受信する。一方、双方向CATV端末33
0aから出力されたCATV通信上り搬送波信号400
aは、宅内同軸ケーブル網40aによって光CATV端
末320aに送られる。
【0032】光CATV端末320aは、CATV通信
上り搬送波信号400aを復調回路520aで復調し、
インターフェース回路530aを介してCATV通信上
り信号410aとして光加入者通信端末310aに出力
する。
【0033】光加入者通信端末310aにおいて、この
CATV通信上り信号410aは光加入者通信終端回路
540aを介して光加入者通信上り送信回路550aに
入力され、1.3μm帯の光加入者通信上り信号光20
0aに変換される。この光加入者通信上り信号光200
aは、光カプラ570a、波長多重器300a、PDS
光伝送路30を介してセンター局10に伝送される。
【0034】次に、センター局10では、図1に示され
るように加入者宅20a、20bから送られてきた光加
入者通信上り信号光200が、波長多重器100を介し
て光加入者通信終端装置110に入力される。光加入者
通信終端装置110は、光加入者通信上り信号光200
を電気信号に変換し、その中からCATV通信上り信号
230を取り出してCATV通信終端装置130へと出
力する。また、光加入者通信終端装置110からは、
1.3μm帯の光加入者通信下り信号光210が出力さ
れ、波長多重器100、PDS光伝送路30を介して加
入者宅20aに伝送される。加入者宅20bとセンター
局10との間の通信においても同様の動作が行われる。
【0035】また、本実施の形態における光加入者通信
終端装置及び光加入者通信端末からなる光加入者通信シ
ステムでは、TCM方式(Time Compression Multiplex
ing方式、またはピンポン伝送方式)によって上り下り
方向の信号が多重分離される。具体的手段としては衛星
通信等でも採用されているところの、下り方向がTDM
(Time Division Multiplexing)/上り方向がTDMA
(Time Division Multiple Access)伝送方式を採用す
ることができる。上り下りのバースト周期は1msであ
り、信号の符号速度は28.8Mbpsである。上り方
向のTDMA伝送方式においては各加入者宅からの信号
がセンター局において衝突することがないようにアクセ
ス制御が行われることは良く知られている。このTCM
方式を用いた光加入者通信システムの詳細については、
さきに述べた弓張らの文献に詳しく記載されている。
【0036】図3は、加入者宅20aにおける同軸ケー
ブル網40aを伝送する信号の周波数スペクトルを示す
図である。本実施の形態の映像搬送波信号260は、6
0波の搬送波からなっており、その周波数間隔は6MH
z、周波数範囲は90MHzから444MHzまでであ
る。また、CATV通信下り搬送波信号250は、中心
周波数が456MHzであり、CATV通信下り信号2
40によって64QAM変調されている。その伝送速度
は34.5Mbpsであり、これから誤り訂正符号等を
取り除いた情報速度は29.62Mbpsである。さら
にCATV通信上り搬送波信号400aの中心周波数は
40MHzであり、伝送速度320kbpsのQPSK
方式で変調される。
【0037】図4および図5は、それぞれ本実施の形態
および従来の双方向CATVシステムのタイミングチャ
ートを示す図である。図5に示すタイミングチャートの
従来の双方向CATVシステムでは、センター局は各双
方向CATV端末との距離を測定(測距)し、各双方向
CATV端末からの上りデータ信号が互いに衝突しない
ようにその信号送出タイミングを制御する。
【0038】すなわち、従来の双方向CATVシステム
の信号送出タイミングを制御は、図5に示すタイミング
チャートにおいて、CATV通信下り搬送波信号250
にはタイミング参照信号600が含まれ、該タイミング
参照信号600を受信した双方向CATV端末330
a、330bは、受信と同時に測距要求信号610a、
610bをCATV通信終端装置130へ向けて送信す
る。CATV通信終端装置130は、タイミング参照信
号600を出力してから測距要求信号610a、610
bが返ってくるまでの往復遅延時間τ1、τ2を測定
し、この値を遅延時間通知信号620a、620bによ
って双方向CATV端末330a、330bに通知す
る。上りデータ信号を送信する際は、CATV通信終端
装置130は送信許可信号630a、630bを双方向
CATV端末330a、330bに伝送する。この送信
許可信号630a、630bには所定のデータ信号割り
当てタイミングt1、t2が情報として含まれている。
双方向CATV端末330a、330bは、送信許可信
号630a、630bが到着した後、t1−τ1、t2
−τ2の時間間隔をもって上りデータ信号640a、6
40bを送信する。これによって、センター局と各双方
向CATV端末との距離が異なっていても、上りデータ
信号は所定の割り当てタイミングでCATV通信終端装
置130に到着する。
【0039】一方、本実施の形態の場合、図4に示すタ
イミングチャートのように動作する。つまり、本実施の
形態では、CATV通信下り搬送波信号250に含まれ
るタイミング参照信号600により双方向CATV端末
330a、330bは、測距要求信号610a、610
bを出力する。これは図5に示す従来の双方向CATV
システムのタイミングチャートと同様であるが、前記測
距要求信号610a、610bは、前記TDM/TDM
A伝送方式によるTCM方式等を採用する光加入者通信
端末310a、310bの上り回線アクセス制御機能に
よってそれぞれT1、T2の処理遅延を受けてセンター
局に送信される。この処理遅延T1、T2は、光加入者
通信システムの通信状況によって左右され、時間的にも
変動し、センター局と各双方向CATV端末との距離の
測定結果による往復遅延時間を考慮した上り信号の送出
タイミングの補正は必ずしも正確には行われない。
【0040】しかし、本実施の形態では、その後の上り
データ信号は、前記TDM/TDMA伝送方式によるT
CM方式等を採用する前記光加入者通信システムが内蔵
する上り回線アクセス制御機能によって、衝突を回避す
ることができ、各加入者宅からの上り方向の信号は前記
光加入者通信システムを介して確実に伝送される。すな
わち、双方向CATV端末330a、330bは、CA
TV通信終端装置130から所定のデータ信号割り当て
タイミングt1、t2が情報として含まれている送信許
可信号630a、630bを受信した後、t1−τ1、
t2−τ2の時間間隔をもって上りデータ信号640
a、640bを送信し、前記上りデータ信号640a、
640bは、各光加入者通信終端回路540a、540
bで遅延調整を受け、TDMA方式のバースト信号とし
てセンター局において衝突を起こさないようにT1’、
T2’の処理遅延が与えられてセンター局に向けて伝送
される。これによって、双方向CATV端末330a、
330bからどのようなタイミングで上りデータ信号6
40a、640bが送出されても、上りデータ信号は互
いに衝突することなくCATV通信終端装置130に到
着する。
【0041】この結果、センター局から双方向CATV
端末330a、330bに通知する往復遅延時間τに関
する情報は、測定値τ1、τ2としてもよく、また、以
下のようにその最大値とするようにしてもよい。
【0042】図6は、本発明の双方向光CATVシステ
ムの第2の実施の形態のタイミングチャートを示す図で
ある。本実施の形態においては、CATV通信終端装置
130は、タイミング参照信号600と測距要求信号6
10a、610bから測定された往復遅延時間τ1、τ
2に関わりなく、ある特定の往復遅延時間τを双方向C
ATV端末330a、330bに通知する。この往復遅
延時間τとしては、双方向CATVシステムの最大許容
往復遅延時間に設定する。例えば、双方向CATVシス
テムの最大許容往復遅延時間が500μs(約50km
の同軸ケーブルの往復伝搬時間に相当)であった場合、
この500μsという値を往復遅延時間τとしてすべて
の双方向CATV端末に通知する。この場合、双方向C
ATV端末330a、330bが送信許可信号630
a、630bを受けてから上りデータ信号640a、6
40bを送信するまでの時間を最短にすることができ、
通信の応答速度やスループットを向上することが可能に
なる。
【0043】図7は、本発明の双方向光CATVシステ
ムの第3の実施の形態の構成を示す図であり、図8は、
そのタイミングチャートを示す図である。本実施の形態
では加入者宅10a内に複数の双方向CATV端末33
0a、330bがあり、宅内同軸ケーブル網40aによ
って光CATV端末320aに接続されている。このた
め、双方向CATV端末330a、330bからの上り
信号が光CATV端末320aに到着する際に衝突しな
いようにする必要がある。
【0044】そこで、本実施の形態では、双方向CAT
V端末330a、330bに対して遅延時間通知信号6
20a、620bによって同一の往復遅延時間τを通知
し、送信許可信号630a、630bによってデータ信
号割り当てタイミングt1、t2を通知する。ただし、
t2は、t2≧t1+C(1)+τとなるように設定す
る。ここで、C(1)は上りデータ信号640aのデー
タ長(継続時間)、τは同軸ケーブル網40aの最大往
復遅延時間である。
【0045】また、本実施の形態の変形例として、同一
の光CATV端末に接続された双方向CATV端末から
の上りデータ信号の間には、必ず他の光CATV端末に
接続された双方向CATV端末からの上りデータ信号が
入るように設定することも可能である。すなわち、CA
TV通信終端装置130は、双方向CATV端末330
a、330bからの上りデータ信号640a、640b
の間に双方向CATV端末330cからの上りデータ信
号640cが入るように各双方向CATV端末の上りデ
ータ信号送出タイミングを割り当てる。これによって、
上記のように上りデータ信号のデータ長(継続時間)や
同軸ケーブル網の最大往復遅延時間をいちいち計算する
ことなく、双方向CATV端末330a、330bから
の上り信号が光CATV端末320aに到着する際に衝
突しないようにすることができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、パッシブ・ダブル・ス
ター(PDS)型光ファイバ網を用いてアナログおよび
デジタルの映像信号を分配する光CATVシステムにお
いて、低コストの双方向光CATVシステムを実現でき
る。また、センター局において上り信号が衝突すること
なく、光ファイバによる広帯域の双方向通信サービスを
行うことが可能となる。
【0047】また、従来の双方向CATVシステムで用
いられている同軸ケーブルに接続された双方向CATV
端末をパッシブ・ダブル・スター(PDS)型光ファイ
バ網を用いた双方向光CATVシステムにおいてそのま
ま使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の双方向光CATVシステムの第1の実
施の形態の構成を示す図である。
【図2】第1の実施の形態における加入者宅内の構成を
示す図である。
【図3】第1の実施の形態において加入者宅内の同軸ケ
ーブル網を伝送する信号の周波数スペクトルを示す図で
ある。
【図4】第1の実施の形態における双方向CATVシス
テムのタイミングチャートを示す図である。
【図5】従来の双方向CATVシステムのタイミングチ
ャートを示す図である。
【図6】本発明の双方向光CATVシステムの第2の実
施の形態の構成を示す図である。
【図7】本発明の双方向光CATVシステム第3の実施
の形態の構成を示す図である。
【図8】第3の実施の形態における双方向CATVシス
テムのタイミングチャートを示す図である。
【符号の説明】
10 センター局 20a、20b 加入者宅 30 パッシブ・ダブル・スター(PDS)光伝送路 40a、40b 宅内同軸ケーブル網 100、300a、300b 波長多重器 110 光加入者通信終端装置 120 光CATV送信器 130 CATV通信終端装置 140 変調回路 200、200a、200b 光加入者通信上り信号光 210 光加入者通信下り信号光 220 光CATV下り信号光 230 CATV通信上り信号 240 CATV通信下り信号 250 CATV通信下り搬送波信号 260 映像搬送波信号 310a、310b 光加入者通信端末 320a、320b 光CATV端末 330a、330b、330c 双方向CATV端末 400a、400b、400c CATV通信上り搬送
波信号 410a、410b CATV通信上り信号 500a 光CATV受信回路 510a デュプレクサ 520a 復調回路 530a インターフェース回路 540a 光加入者通信終端回路 550a 光加入者通信上り送信回路 560a 光加入者通信下り受信回路 570a 光カプラ 600 タイミング参照信号 610a、610b 測距要求信号 620a、620b 遅延時間通知信号 630a、630b 送信許可信号 τ、τ1、τ2 往復遅延時間 t1、t2 データ信号割り当てタイミング T1、T2、T1’、T2’ 処理時間

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CATV通信終端装置を有するセンター
    局とそれぞれ双方向CATV端末を有する複数の加入者
    宅とが1組あるいは2組のパッシブ光ファイバ網によっ
    て接続された双方向光CATVシステムにおいて、 前記センター局は、前記CATV通信終端装置からのC
    ATV通信下り信号を光CATV下り信号光に変換して
    前記パッシブ光ファイバ網へ出力する光CATV送信器
    と、前記パッシブ光ファイバ網からの上り信号光を受信
    しCATV通信上り信号に変換して前記CATV通信終
    端装置に出力する光加入者通信終端装置とを有し、 前記各加入者宅は、前記パッシブ光ファイバ網からの前
    記光CATV下り信号光を受信しCATV通信下り搬送
    波信号に変換して前記双方向CATV端末に出力すると
    ともに前記双方向CATV端末からのCATV通信上り
    搬送波信号を受信しCATV通信上り信号に変換して出
    力する光CATV端末と、前記光CATV端末からのC
    ATV通信上り信号を受信し光加入者通信上り信号光に
    変換して前記パッシブ光ファイバ網に出力する、上り信
    号の衝突を回避するためのアクセス制御が可能な前記光
    加入者通信終端装置との双方向通信が可能な光加入者通
    信端末とを有することを特徴とする双方向光CATVシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記CATV通信終端装置は、前記双方
    向CATV端末から送られてきた測距要求信号に対して
    該測距要求信号の到着時間にかかわりなく前記CATV
    通信終端装置が一定の往復遅延時間τを該双方向CAT
    V端末に通知することを特徴とする請求項1記載の双方
    向光CATVシステム。
  3. 【請求項3】 前記CATV通信終端装置は、前記一定
    時間τとして双方向CATVシステムの最大許容往復遅
    延時間に設定することを特徴とする請求項2記載の双方
    向光CATVシステム。
  4. 【請求項4】 前記往復遅延時間τを100μsから5
    00μsの範囲に設定することを特徴とする請求項2記
    載の双方向光CATVシステム。
  5. 【請求項5】 前記光CATV端末にN個(Nは2以上
    の正の整数)の双方向CATV端末が接続されており、
    このうちのi番目(iはN以下の正の整数)の双方向C
    ATV端末から出力される上りデータ信号の継続時間を
    C(i)とし、i番目の双方向CATV端末からの上り
    データ信号の送信開始タイミングに対してi+1番目の
    双方向CATV端末からの上りデータ信号の送信開始タ
    イミングをC(i)+τ以上遅らせることを特徴とする
    請求項2記載の双方向光CATVシステム。
  6. 【請求項6】 前記往復遅延時間τを前記光CATV端
    末に接続される同軸ケーブルに対する最大往復遅延時間
    に設定することを特徴とする請求項5記載の双方向光C
    ATVシステム。
  7. 【請求項7】 前記往復遅延時間τを0.5μsから5
    μsの範囲に設定することを特徴とする請求項5記載の
    双方向光CATVシステム。
  8. 【請求項8】 前記光CATV端末にN個(Nは2以上
    の正の整数)の双方向CATV端末が接続されており、
    このうちのi番目(iはN以下の正の整数)の双方向C
    ATV端末から出力される上りデータ信号とj番目(j
    はN以下であるi以外の正の整数)の双方向CATV端
    末から出力される上りデータ信号の間に、他の光CAT
    V端末に接続された双方向CATV端末から出力される
    上りデータ信号が挿入されるように各双方向CATV端
    末の上りデータ信号出力タイミングを制御することを特
    徴とする請求項1記載の双方向光CATVシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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