JPH11340466A - 薄膜トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタ及びその製造方法

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JPH11340466A
JPH11340466A JP14436698A JP14436698A JPH11340466A JP H11340466 A JPH11340466 A JP H11340466A JP 14436698 A JP14436698 A JP 14436698A JP 14436698 A JP14436698 A JP 14436698A JP H11340466 A JPH11340466 A JP H11340466A
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thin film
gate electrode
semiconductor layer
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low
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Yutaka Ito
伊藤  豊
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Matsushita Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクティブマトリクス用薄膜トランジスタに
おいて、オフ電流を低く保ちつつ大きなオン電流を得
る。 【解決手段】 薄膜トランジスタは、N型半導体層で構
成されるソース領域8,9およびドレイン領域13,1
4に挟まれた、ゲート電極直下領域の半導体層が、真性
半導体領域もしくは低濃度P型領域10,12と、それ
に挟まれた低濃度N型領域11とからなる構成とする。
これにより、ゲート電極直下領域の低濃度のN型領域1
1によってソース・ドレイン間電圧を分圧し、オフ電流
を低く抑える。また、低濃度のN型領域11上にゲート
電極5が配置されることで、オン時においてはゲート電
極5に印加された電圧による電界によって、低濃度のN
型領域11の電子密度が高まることで抵抗値が下がり、
大きなオン電流が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に液晶を駆動す
るアクティブマトリクス用薄膜トランジスタおよびその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶産業は大きく成長しており、
特に薄膜トランジスタを用いて液晶を駆動するアクティ
ブマトリクス型液晶装置の伸びは著しい。以下図面を参
照しながら、従来のアクティブマトリクス用MIS型薄
膜トランジスタの一例について説明する。
【0003】図16は、従来の1画素分のアクティブマ
トリクス用薄膜トランジスタの断面模式図を示したもの
である。図16において、1は絶縁体基板、2は薄膜半
導体層、3はソース電極、4はドレイン電極、105は
分割ゲート電極、6はゲート絶縁膜、7は層間絶縁膜、
8はソース側高濃度N型領域、9はソース側低濃度N型
領域、10はソース側P型領域、11は中央部の低濃度
N型領域、12はドレイン側P型領域、13はドレイン
側低濃度N型領域、14はドレイン側高濃度N型領域で
ある。説明のため便宜上、3をソース電極、4をドレイ
ン電極として示したが、実際の動作時にはある周期でソ
ースとドレインの役割、すなわち位置が入れ替わる。つ
まりソースがドレイン電極になりドレインがソース電極
になり、また元に戻るというサイクルが繰り返される。
【0004】このように構成された薄膜トランジスタに
ついて、以下その動作を説明する。ソース電極3の電位
を基準にとって0Vとする。分割ゲート電極105に正
の電位をかけかつドレイン電極4に正の電位をかけたと
きこの薄膜トランジスタはオンになり、ドレイン電極4
からソース電極3に向かってオン電流が流れる。このオ
ン電流によって各画素の画素容量に電荷を蓄えたり、放
出したりして画素電極の電位を変え液晶の配向を制御す
るわけである。オン電流によって画素容量に電荷を蓄え
たり放出したりした後、一定時間、画素容量の電荷量を
一定に保つ必要があるが、そのためにはオフ電流を極め
て小さく抑える必要がある。オフ電流とはドレイン電極
4に正電圧がかかり、分割ゲート電極105が0Vもし
くは負電圧のときにドレイン電極4からソース電極3に
流れる電流である。オフ電流を抑えるためにいわゆるL
dd構造が採用されている。すなわちソース側低濃度N
型領域9とドレイン側低濃度N型領域13がLddに相
当する。これだけではオフ電流を充分低く抑えることが
できないため、分割ゲート電極105として、その間に
中央部の低濃度N型領域11を形成している。この構造
によりドレインに正電圧をかけた場合、その電圧は主に
ドレイン側低濃度N型領域13と中央部の低濃度N型領
域11の2箇所で分圧されオフ電流は大きく低減する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では、中央部の低濃度N型領域の抵抗
が高いため、ゲート電極を分割しない構造と比べオン電
流が大きく低下するという問題を有していた。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、オフ電流を低く保ちつつオン電流の低下も低く抑
えることができるアクティブマトリクス用薄膜トランジ
スタおよびその製造方法を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の薄膜トランジスタは、一導電型半導体層で
構成されるソースおよびドレイン領域に挟まれたゲート
電極直下の前記半導体層が、チャンネルの長さ方向中央
部に低濃度の一導電型領域と、前記低濃度の一導電型領
域を挟む2つの真性半導体領域または低濃度の反対導電
型領域とからなることを特徴とするものである。
【0008】本発明は、上記のように、例えばゲート電
極直下領域の半導体層に、P型領域もしくは真性半導体
領域に挟まれた低濃度のN型領域を設け、これでソース
・ドレイン間電圧を分圧し、オフ電流を低く抑えつつ、
前記低濃度のN型領域上にゲート電極が配置されること
で、オン時においては低濃度のN型領域でゲートの電界
により電子密度が高まって抵抗値が下がり、大きなオン
電流が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における薄膜トランジスタの断面模式図を示したも
のである。図1において、1は絶縁体基板、2は薄膜半
導体層、3はソース電極、4はドレイン電極、5はゲー
ト電極、6はゲート絶縁膜、7は層間絶縁膜、8はソー
ス側高濃度N型領域、9はソース側低濃度N型領域、1
0はソース側P型領域、11は中央部の低濃度N型領
域、12はドレイン側P型領域、13はドレイン側低濃
度N型領域、14はドレイン側高濃度N型領域である。
ソース側P型領域10およびドレイン側P型領域12は
不純物の極めて少ない真性領域の半導体であってもよ
い。
【0011】以上のように構成された薄膜トランジスタ
について、その動作を説明する。オフ時の動作として、
ソース電極3を0Vとしゲート電極5に0V以下の負電
圧、ドレイン電極4に正電圧をかけたとき、この薄膜ト
ランジスタのドレイン電極4からソース電極3に向かっ
てオフ電流が流れる。ドレイン電圧は主にドレイン側の
薄いN型領域14と接続部の薄いN型領域11に分圧さ
れ、オフ電流は低く抑えられる。
【0012】オン時の動作としては、ソース電極3を0
Vとしゲート電極5とドレイン電極4に正電圧をかけた
とき、ドレイン電極4からソース電極3に向かってオン
電流が流れる。この時、中央部の低濃度N型領域11は
直上にゲート絶縁膜6、ゲート電極5が存在するため正
の外部電界がかかっており、多数の電子が誘起されシー
ト抵抗換算ではチャネル領域より低い抵抗値を示す。し
たがって中央部の低濃度N型領域を設けることで、単純
なシングルゲート構造と比較してゲート長が長くなって
もオン電流の低下は低く抑えられ、ゲートを分割した従
来構造と比較すると、オン電流は大きく増加させること
ができる。
【0013】図1に示した構造を有する薄膜トランジス
タの製造方法を、図2〜図7を参照しながら説明する。
まず図2において、絶縁体基板1上に半導体薄膜を成膜
し、フォトマスクとエッチングにより島状の薄膜半導体
層2を形成する。ここで絶縁体基板1は例えば石英基板
を使用する。また薄膜半導体層2は例えば多結晶Si膜
で形成する。多結晶Si膜の形成は、例えば減圧CVD
法によって形成したものをそのまま使ったり、あるいは
固相成長法やレーザアニール法により大粒径化した膜を
使う。次にB+(ボロンイオン)を注入し、薄膜半導体
層2をP型とする。なお、必ずしもこのB+の注入は必
要ではないが、しきい値電圧の制御が必要な場合にこの
B+の注入を行う。
【0014】続いて、図3に示したように、例えば熱酸
化により薄膜半導体層2上にゲート絶縁膜6を形成す
る。膜厚は例えば60nmとする。次にゲート電極5を
形成する。ゲート電極5としては、例えば多結晶Si膜
により構成し、膜厚は例えば300nmとする。
【0015】次に、図4に示したように、ゲート電極5
をマスクとしてP+(リンイオン)を薄膜半導体層2に
部分的に注入し、ソース側低濃度N型領域9とドレイン
側低濃度N型領域13を形成する。低濃度N型領域のP
濃度は5×1015cm~3より高く1×1018cm~3を超
えないのが望ましい。ドーズ量としては1×1011cm
~2以上で5×1013cm~2を超えない範囲が望ましい。
【0016】続いて、図5に示したように、フォトリソ
技術を用いて、ゲート電極5のチャネル方向中央部の一
部を除き、ソース側のゲート電極5の一部と薄膜半導体
層2のソース側低濃度N型領域の一部を、またドレイン
側のゲート電極5の一部と薄膜半導体層2のドレイン側
低濃度N型領域の一部をそれぞれ覆うようにレジスト膜
17を形成する。レジスト膜17の膜厚は例えば100
0nmとする。
【0017】続いて図6に示したように、P+(リンイ
オン)をゲート電極5とゲート絶縁膜6を突き抜けて薄
膜半導体層2に達する加速エネルギーで注入する。ここ
ではゲート電極を300nm、ゲート絶縁膜(熱酸化
膜)を60nmと仮定しているので、例えばPの1価イ
オンを注入するのであれば加速エネルギーを例えば30
0keVとする。この300keVという注入エネルギ
ーでSi中でのP+のプロジェクションレンジは約38
0nmである。これに3σを足してもSi中では約78
0nmである。レジストのリンイオンに対する阻止能は
Siよりも高いので、レジストの膜厚が1000nmあ
れば突き抜けないと考えて良い。ここでσは、p+不純
物プロファイルがガウス分布とした場合の不純物濃度広
がりの標準偏差である。当然のことながらPの2価イオ
ン、3価イオンを注入する場合は加速エネルギーは2分
の1、3分の1でよい。この注入により薄膜半導体層2
のゲート電極5直下の中央部に低濃度N型領域11が形
成される。中央部の低濃度N型領域11のP濃度は5×
1015cm~3より高く1×1018cm~3を超えないのが
望ましい。ドーズ量としては1×1011cm~2以上で5
×1013cm~2を超えない範囲が望ましい。
【0018】一方、ソース側低濃度N型領域9およびド
レイン側低濃度N型領域13では、Pイオンはエネルギ
ーが高いために、その大部分は薄膜半導体層2を通過
し、絶縁体基板中へ導入される。
【0019】さらに、図7に示したように、レジスト膜
17はそのままで、レジスト膜17およびゲート電極5
をマスクとして、例えばリンイオンを注入し、ソース側
高濃度N型領域8およびドレイン側高濃度N型領域14
を形成する。注入イオンはヒ素でもよい。その後レジス
ト膜17を除去する。
【0020】この後は、図1に示してあるように、注入
イオンの活性化を含む熱処理工程、層間絶縁膜7の形成
工程、コンタクト開口部の形成工程などを経て、ソース
電極3およびドレイン電極4を形成し、本発明の薄膜ト
ランジスタ構造が完成する。
【0021】ここまでで薄膜トランジスタそのものは基
本的に完成するわけであるが、この後、液晶制御に対応
するために、透明電極形成等いくつかのプロセスが追加
され、さらに液晶組立工程を経てはじめてアクティブマ
トリクス用薄膜トランジスタとして機能することにな
る。
【0022】以上の本実施の形態1によれば、従来プロ
セスと比較してフォトマスク工程の増加もなく、イオン
注入工程が1工程増えるのみである。
【0023】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2における薄膜トランジスタの製造方法について、図
8、図9、図10を用いて説明する。本実施の形態2
で、図2から図5のレジスト膜形成までの工程は、実施
の形態1と同じである。
【0024】それに続く工程として、図8に示したよう
に、レジスト膜17とゲート電極5をマスクにしてAs
あるいはPイオン19を注入し、ソース側高濃度N型領
域8およびドレイン側高濃度N型領域14を形成する。
【0025】続いて図9に示したように、レジスト膜1
7に覆われていない部分のゲート電極5をゲート絶縁膜
6が露出しない範囲でドライエッチングにより掘り下げ
る。ここでは、例えば膜厚にして約100nm残すもの
とする。ゲート電極5の材料に対するエッチング条件は
ゲート絶縁膜6に対して高い選択比を持つ条件としなけ
ればならない。ゲート電極5がなくゲート絶縁膜6が露
出しているソース・ドレイン領域では、エッチング中に
ゲート絶縁膜6がなくなって下地の薄膜半導体層2がエ
ッチングされないように留意する必要があるからであ
る。
【0026】次に、ゲート電極5を掘り下げた100n
mの膜厚の部分およびゲート絶縁膜6を通して、Pイオ
ン23を薄膜半導体層2に注入し、中心部の低濃度N型
領域11を形成する。Pを1価イオンで注入すると仮定
して加速エネルギーは例えば150keVとする。15
0keVでのSi中のP+のプロジェクションレンジは
約190nmである。
【0027】続いて図10に示したように、熱処理工
程、層間絶縁膜7の形成工程、コンタクト開口部の形成
工程などを経てソース電極3、ドレイン電極4を形成
し、本発明の薄膜トランジスタ構造が完成する。
【0028】本実施の形態2においては、実施の形態1
と比較して中央部の低濃度N型領域11を形成するため
のPイオンの注入エネルギーを半分にすることができ、
ゲート絶縁膜6へのダメージを低減することができる。
【0029】(実施の形態3)次に、実施の形態3にお
ける製造方法について説明する。まず、図11に示した
ように、絶縁体基板1上に薄膜半導体層2を形成しBイ
オン15を注入する。
【0030】次いで、図12に示したように、フォトリ
ソ工程でレジスト膜20を形成し、これをマスクとして
リンイオンを薄膜半導体層2の一部に注入し中央部の低
濃度N型領域11を形成する。
【0031】続いて、図13に示したように、レジスト
膜20を除去した後、ゲート絶縁膜6を例えば熱酸化で
形成する。次にゲート電極5を形成し、これをマスクと
してリンイオン16を薄膜半導体層2に注入し、ソース
側低濃度N型領域9およびドレイン側低濃度N型領域1
3を形成する。
【0032】さらに、図14に示したように、フォトリ
ソ工程によりゲート電極5を完全に覆いかつソース側低
濃度N型領域9とドレイン側低濃度N型領域13の一部
を覆うようにレジスト膜17を形成した後、リンイオン
22を注入してソース側高濃度N型領域8およびドレイ
ン側高濃度N型領域14を形成する。この後は、実施の
形態1及び2と同様の工程を経て、図1に示す本発明の
薄膜トランジスタ構造が完成する。
【0033】本実施の形態3では、ゲート電極5の形成
前に中央部の低濃度N型領域11を形成するため、ゲー
ト絶縁膜6へのイオン注入ダメージを完全になくするこ
とができるという利点がある。
【0034】(実施の形態4)次に、実施の形態4につ
いて、図15を用いて説明する。今までに述べた実施の
形態1〜3と異なるところは、ゲート電極を第1ゲート
電極30と第2ゲート電極31の2つに分け、第1ゲー
ト電極30をソース側P型領域10の直上とドレイン側
P型領域12の直上にそれぞれ配し、第2ゲート電極3
1を中央部の低濃度N型領域の直上に配し、第1ゲート
電極30と第2ゲート電極31をゲート間絶縁膜32で
分離し、これにより、第1および第2ゲート電極の電位
を独立に制御できる構造としたものである。2つのゲー
ト電位を独立に制御することでオン電流のより精密な制
御が可能となるだけでなく、オフ電流の精密制御も可能
となる。
【0035】この構造は、図16に示す従来の構成と同
様に、分割ゲート電極30を形成した後、その表面を熱
酸化してゲート間絶縁膜32を形成し、さらにポリシリ
コンなどで第2ゲート電極31を形成すればよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
MIS型の薄膜トランジスタにおいてN型半導体層で構
成されるソースおよびドレイン領域に挟まれたゲート電
極直下領域の半導体層の一部に、真性半導体領域もしく
は低濃度P型領域に挟まれて低濃度N型領域を設け、低
濃度N型領域にソース・ドレイン間の電圧を分圧して印
加するようにしたのでオフ電流を低く抑えることができ
る。それと共に低濃度N型領域上にもゲート電極が配置
されたことで、オン時においては、ゲート電極に印加さ
れた電界により電子密度を増大させることができ、抵抗
値を下げてオン電流の低下を抑えることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における薄膜トランジス
タの断面模式図
【図2】図1の薄膜トランジスタの製造方法を示す工程
断面模式図
【図3】図1の薄膜トランジスタの製造方法を示す工程
断面模式図
【図4】図1の薄膜トランジスタの製造方法を示す工程
断面模式図
【図5】図1の薄膜トランジスタの製造方法を示す工程
断面模式図
【図6】図1の薄膜トランジスタの製造方法を示す工程
断面模式図
【図7】図1の薄膜トランジスタの製造方法を示す工程
断面模式図
【図8】本発明の実施の形態2における薄膜トランジス
タの製造方法を示す工程断面模式図
【図9】本発明の実施の形態2における薄膜トランジス
タの製造方法を示す工程断面模式図
【図10】本発明の実施の形態2における薄膜トランジ
スタの製造方法を示す工程断面模式図
【図11】本発明の実施の形態3における薄膜トランジ
スタの製造方法を示す工程断面模式図
【図12】本発明の実施の形態3における薄膜トランジ
スタの製造方法を示す工程断面模式図
【図13】本発明の実施の形態3における薄膜トランジ
スタの製造方法を示す工程断面模式図
【図14】本発明の実施の形態3における薄膜トランジ
スタの製造方法を示す工程断面模式図
【図15】本発明の実施の形態4における薄膜トランジ
スタをの断面模式図
【図16】従来の薄膜トランジスタ構造の断面模式図
【符号の説明】
1 絶縁体基板 2 薄膜半導体層 3 ソース電極 4 ドレイン電極 5 ゲート電極 6 ゲート絶縁膜 7 層間絶縁膜 8 ソース側高濃度N型領域 9 ソース側低濃度N型領域 10 ソース側P型領域 11 中央部の低濃度N型領域 12 ドレイン側P型領域 13 ドレイン側低濃度N型領域 14 ドレイン側高濃度N型領域 15 ボロンイオン 16,18,19,21,22,23 リンイオン 17,20 レジスト膜 30 第1ゲート電極 31 第2ゲート電極 32 ゲート間絶縁膜

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MIS型薄膜トランジスタにおいて、一
    導電型半導体層で構成されるソースおよびドレイン領域
    に挟まれたゲート電極直下の前記半導体層が、チャンネ
    ルの長さ方向中央部に低濃度の一導電型領域と、前記低
    濃度の一導電型領域を挟む2つの真性半導体領域または
    低濃度の反対導電型領域とからなることを特徴とする薄
    膜トランジスタ。
  2. 【請求項2】 基板上に島状の薄膜半導体層を形成する
    工程と、島状の前記薄膜半導体層上にゲート絶縁膜を形
    成する工程と、前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成
    する工程と、前記ゲート電極をマスクとして島状の前記
    薄膜半導体層に一導電型の不純物を導入する工程と、前
    記ゲート電極直下の前記薄膜半導体層の一部に、前記ゲ
    ート電極を通して一導電型不純物を打ち込む工程とを有
    することを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  3. 【請求項3】 基板上に島状の薄膜半導体層を形成する
    工程と、島状の前記薄膜半導体層上にゲート絶縁膜を形
    成する工程と、前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成
    する工程と、前記ゲート電極をマスクとして島状の前記
    薄膜半導体層に一導電型の不純物を導入する工程と、前
    記ゲート電極の一部領域を選択的にエッチングし、薄膜
    化する工程と、前記ゲート電極の薄膜化した部分を通し
    て島状の前記薄膜半導体層の一部に一導電型不純物を打
    ち込む工程とを有することを特徴とする薄膜トランジス
    タの製造方法。
  4. 【請求項4】 基板上に島状の薄膜半導体層を形成する
    工程と、島状の前記薄膜半導体層の一部に選択的に一導
    電型不純物を導入して低濃度不純物領域を形成する工程
    と、前記低濃度不純物領域を形成した薄膜半導体層上に
    ゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜の、
    下部に前記低濃度不純物領域およびその両側近傍の領域
    が位置する部分の上を覆うようにゲート電極を形成する
    工程と、前記ゲート電極をマスクとして一導電型不純物
    を前記薄膜半導体層の一部に注入する工程とを有するこ
    とを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  5. 【請求項5】 MIS型薄膜トランジスタにおいて、少
    なくとも一部がチャネル層を形成する薄膜半導体層上に
    ゲート絶縁膜を介してゲート電極が配置され、前記チャ
    ネル層は、その長さ方向中央部に一導電型低濃度領域
    と、その一導電型低濃度領域の両側に反対導電型もしく
    は真性半導体の領域とを有し、前記ゲート電極は、前記
    反対導電型もしくは真性半導体の上部に2つに分離され
    た第1のゲート電極と、前記一導電型低濃度領域の上部
    に前記2つの第1のゲート電極とは電気的に絶縁された
    第2のゲート電極とを有し、前記第1のゲート電極と前
    記第2のゲート電極にそれぞれ異なる電位を設定し得る
    ことを特徴とする薄膜トランジスタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007300068A (ja) * 2006-04-03 2007-11-15 Seiko Epson Corp 半導体装置

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