JPH11339876A - コネクタ装置 - Google Patents

コネクタ装置

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Publication number
JPH11339876A
JPH11339876A JP10367985A JP36798598A JPH11339876A JP H11339876 A JPH11339876 A JP H11339876A JP 10367985 A JP10367985 A JP 10367985A JP 36798598 A JP36798598 A JP 36798598A JP H11339876 A JPH11339876 A JP H11339876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
connector terminal
circuit board
printed circuit
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP10367985A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Kobayashi
義信 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP10367985A priority Critical patent/JPH11339876A/ja
Publication of JPH11339876A publication Critical patent/JPH11339876A/ja
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続不良を発生しにくくする。 【解決手段】 プリント基板2 に半田接続される接続部
3aが設けられるとともにプリント基板2 に平行な差込方
向に沿って差し込まれた外部コネクタ10に接続されるコ
ネクタ端子3 と、コネクタ端子3 を内方に収容するハウ
ジング1 と、を備えたコネクタ装置において、差込方向
に沿ってコネクタ端子3 が変位するのを規制するようコ
ネクタ端子3 をハウジング1 に係合させる係合手段20が
設けられた構成にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】従来、この種のコネクタ装置して、図21
乃至図23に示すものが存在する。このものは、パチンコ
玉X の通過を検出するパチンコ玉通過センサに用いられ
たものであって、半田h でもってプリント基板A に半田
接続される接続部B1が設けられるとともにプリント基板
A に平行な差込方向に沿って差し込まれた外部コネクタ
Y に接続されるコネクタ端子B と、コネクタ端子B を内
方に収容するハウジングC と、を備えている。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のコネク
タ装置にあっては、差込方向に沿って外部コネクタY を
差し込んだときのその差し込みの衝撃や、パチンコ玉に
よる衝撃が設計時に想定していたものよりもはるかに大
きいときには、それらの衝撃が接続部B に伝達されたり
すると、その接続部B に付着した半田h には、外部コネ
クタY の差込方向及びプリント基板に直交する直交方向
に沿って応力がかかることになり、クラック等が発生し
て、接続不良を起こす恐れがある。
【0003】本発明は、上記の点に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、接続不良の発生しにく
いコネクタ装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載の発明は、プリント基板に半田接
続される接続部が設けられるとともにプリント基板に平
行な差込方向に沿って差し込まれた外部コネクタに接続
されるコネクタ端子と、コネクタ端子を内方に収容する
ハウジングと、を備えたコネクタ装置において、前記差
込方向に沿って前記コネクタ端子が変位するのを規制す
るよう前記コネクタ端子を前記ハウジングに係合させる
係合手段が設けられた構成にしてある。
【0005】請求項2記載の発明は、プリント基板に半
田接続される接続部が設けられるとともにプリント基板
に平行な差込方向に沿って差し込まれた外部コネクタに
接続されるコネクタ端子と、コネクタ端子を内方に収容
するハウジングと、を備えたコネクタ装置において、前
記プリント基板に直交する直交方向に沿って前記コネク
タ端子が変位するのを規制するよう前記コネクタ端子を
前記ハウジングに係止させる係止手段が設けられた構成
にしてある。
【0006】請求項3記載の発明は、プリント基板に半
田接続される接続部が設けられるとともにプリント基板
に平行な差込方向に沿って差し込まれた外部コネクタに
接続されるコネクタ端子と、コネクタ端子を内方に収容
するハウジングと、を備えたコネクタ装置において、前
記プリント基板に平行な平面に沿って前記コネクタ端子
が変位するのを規制するよう前記コネクタ端子を前記ハ
ウジングに固定する固定手段が設けられた構成にしてあ
る。
【0007】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3のいずれかに記載の発明において、前記接続部は、
互いに並列接続された状態で複数個設けられた構成にし
てある。
【0008】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項3のいずれかに記載の発明において、前記接続部は、
前記プリント基板に貫通する状態で設けられるととも
に、前記プリント基板に沿うよう折曲された構成にして
ある。
【0009】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項3のいずれかに記載の発明において、前記接続部は、
前記プリント基板を直交方向両側から挟持する状態で設
けられた構成にしてある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1乃至
図5に基づいて以下に説明する。このコネクタ装置は、
パチンコ玉(図示せず)の通過を検出するパチンコ玉検
出センサーであり、ハウジング1 、プリント基板2 、コ
ネクタ端子3 を備えて構成される。
【0011】ハウジング1 は、ボディ11及びカバー12か
らなる。ボディ11は、平面視略長方形に形成され、長手
方向の一端部から中央部にかけて、コネクタ端子3 及び
プリント基板2 等の内部機器を配設する配設部11b が設
けられるとともに、中央部から他端部にかけて、パチン
コ玉の通過する貫通孔11a が設けられている。カバー12
は、コネクタ端子3 及びプリント基板2 等の内部機器を
ボディ11と共に内方に収容するよう、ボディ11に被着さ
れて、カシメ固定される。
【0012】コネクタ端子3 は、導電性金属板材からな
り、プリント基板2 に半田接続される接続部3aが端子本
体3bの基端部に設けられており、ハウジング1 の長手方
向に沿う差込方向に沿って差し込まれた外部コネクタ10
に接続される先端部が、徐々に幅狭に形成されるととも
に、端子本体3bの略中央部から短手方向両側に延設部3
c,3d がそれぞれ延設され、その両延設部3c,3d の先端
中央に切欠3eがそれぞれ設けられている。なお、外部コ
ネクタ10をコネクタ端子3 に差し込む状態については、
詳しく後述する。
【0013】このコネクタ端子3 は、ボディ11の配設部
11b に短手方向に沿って設けられた凸条11c に形成され
た切込11d に、一方延設部3cが圧入されることにより配
設される。詳しくは、このコネクタ端子3 は、その一方
延設部3cの切欠3eが、ボディ11の凸条11c の切込11d を
局部的に浅くするよう設けられた凸部11e に係合する状
態で配設される。また、このコネクタ端子3 は、カバー
12がボディ11に被着されることによって、他方延設部3d
の切欠3eが、ボディ11の配設部11b へ向かって突出する
ようカバー12に設けられた凸部12a に係合する状態で、
ボディ11とカバー12の内方に収容される。
【0014】このように、このコネクタ端子3 は、その
両延設部3c,3d にそれぞれ設けられた切欠3eが、ハウジ
ング1 をなすボディ11及びカバー12にそれぞれ設けられ
た凸部11e,12a に係合するから、外部コネクタ10の差込
方向に沿って変位するのが規制されている。つまり、コ
ネクタ端子3 の両切欠3e,3e 及びハウジング1 の両凸部
11e,12a が、差込方向に沿ってコネクタ端子3 が変位す
るのを規制するようコネクタ端子3 をハウジング1 に係
合させる係合手段20を構成している。
【0015】次に、外部コネクタ10をコネクタ端子3 に
差し込む状態について説明する。本コネクタ装置は、ボ
ディ11にカバー12が接合されることによって、長手方向
の一端に、外部からボディ11の配設部に連通する連通部
13が形成され、その連通部13に外部コネクタ10が挿入さ
れると、外部コネクタ10に設けられた凸型の嵌合部10a
が、カバー12の内方面に設けられた凹状の被嵌合部12b
に嵌合する状態で、外部コネクタ10がプリント基板2 に
平行にコネクタ端子3 に差し込まれる。
【0016】かかるコネクタ装置にあっては、コネクタ
端子3 は、係合手段20によりハウジング1 に係合してい
るから、プリント基板2 に平行な差込方向に沿った応力
がかかっても、その差込方向に沿った変位が規制される
とともに、その応力が係合手段20を介してハウジング1
に吸収されるから、接続部3aに付着された半田h に、差
込方向の応力によるクラック等が発生せず、接続不良が
発生しにくくなる。
【0017】次に、本発明の第2実施形態を図6乃至図
9に基づいて以下に説明する。なお、第1実施形態と実
質的に同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、
第1実施形態と異なるところのみ記す。本実施形態は、
基本的には、第1実施形態と同様であるが、プリント基
板2 に直交する直交方向に沿ってコネクタ端子3 が変位
するのを規制するよう、コネクタ端子3 をハウジング1
に係止させる係止手段30が更に設けられた構成となって
いる。
【0018】詳しくは、ハウジング1 のボディ11は、図
7に示すように、凸条11c に断面コ字状の凹部11f が切
込11d に連通するよう設けられている。コネクタ端子3
は、その一方延設部3cから端子本体3bの長手方向に沿っ
て延伸部3fが延伸され、その延伸部3fにU字型切込3gが
設けられている。この延伸部3fの先端部は、図8(a)の
状態から同図(b) に示す状態へと、U字型切込3gの外側
部分及び内側部分が互いに遠ざかる方向へ折り曲げられ
ている。また、このコネクタ端子3 は、ボディ11の切込
に圧入されて後に、図9に示すように、凹部11f に収容
されて係止するよう、図8(b) の状態から同図(c) に示
す状態へと、折り曲げ加工される。
【0019】このように、このコネクタ端子3 は、その
延伸部3fがハウジング1 のボディ11に設けられた凹部11
f に係止するから、プリント基板2 に直交する直交方向
に沿ってコネクタ端子3 が変位するのが規制されてい
る。つまり、コネクタ端子3 の折曲された延伸部3f及び
ハウジング1 の凹部11f が、プリント基板2 に直交する
直交方向に沿ってコネクタ端子3 が変位するのを規制す
るようコネクタ端子3 をハウジング1 に係止させる係止
手段30を構成している。
【0020】かかるコネクタ装置にあっては、コネクタ
端子3 は、係止手段30によりハウジング1 に係止してい
るから、プリント基板2 に直交する直交方向に沿った応
力がかかっても、その直交方向に沿った変位が規制され
るとともに、その応力が係止手段30を介してハウジング
1 に吸収されるから、接続部3aに付着された半田h に、
直交方向の応力によるクラック等が発生せず、第1実施
形態よりも一段と接続不良が発生しにくくなる。
【0021】次に、本発明の第3実施形態を図10及び図
11に基づいて以下に説明する。なお、第2実施形態と実
質的に同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、
第2実施形態と異なるところのみ記す。本実施形態は、
基本的には、第2実施形態と同様であるが、コネクタ端
子3 は、互いに並列接続された接続部3aが複数個設けら
れた構成となっている。
【0022】詳しくは、コネクタ端子3 は、一方延設部
3cからプリント基板2 と平行に延伸され、その延伸部分
から、互いに並列接続される複数の接続部3aがプリント
基板2 に貫通するよう櫛歯状に延設され、プリント基板
2 に設けられた貫通孔2aに貫通している。
【0023】かかるコネクタ装置にあっては、第2実施
形態の効果に加えて、コネクタ端子3 は、互いに並列接
続された接続部3aが複数個設けられているから、万一、
いずれかの接続部3aに接続不良が発生したとしても、他
の接続部3aにより接続を確保することができ、全体とし
ての接続不良が発生しなくなる。
【0024】また、コネクタ端子3 は、複数個の接続部
3aでもって接続されているから、第2実施形態よりも強
固に接続されることになり、接続不良が発生しにくくな
るという第1及び第2実施形態の効果を、一段と奏する
ことができる。
【0025】次に、本発明の第4実施形態を図12乃至図
15に基づいて以下に説明する。なお、第2実施形態と実
質的に同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、
第2実施形態と異なるところのみ記す。本実施形態は、
基本的には、第2実施形態と同様であるが、接続部3a
は、プリント基板2 に設けられた貫通孔2aに貫通する状
態で設けられ、さらに、プリント基板2 に沿うよう、図
13に矢示するように折曲された構成となっている。
【0026】詳しくは、コネクタ端子3 の接続部は、U
字型切欠部3hが設けられ、そのU字型切欠部3hの外側部
分及び内側部分が互いに遠ざかる方向へ折曲されて、そ
れぞれプリント基板2 に沿うようになっている。
【0027】かかるコネクタ装置にあっては、コネクタ
端子3 の接続部3aは、プリント基板2 に沿うよう折曲さ
れているから、プリント基板2 に貫通してそのままの状
態よりも、プリント基板2 への半田h の接合面積が大き
くなるので、一段と強固に半田接続されるようになり、
接続不良が一段と発生しにくくなる。
【0028】また、プリント基板2 は、そのプリント基
板2 に沿うよう折曲されたコネクタ端子3 の接続部3aに
よって、その直交方向から押さえつけられるから、直交
方向から外部応力がかかっても、その外部応力によって
プリント基板2 が変位することがなく、接続部3aに付着
された半田h に外部応力がかかることがなくなって、ク
ラックが発生しにくくなり、接続不良が一段と発生しに
くくなる。
【0029】次に、本発明の第5実施形態を図16乃至図
18に基づいて以下に説明する。なお、第2実施形態と実
質的に同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、
第2実施形態と異なるところのみ記す。本実施形態は、
基本的には、第2実施形態と同様であるが、コネクタ端
子3 は、両延設部3c,3d からプリント基板2 に平行にそ
れぞれ延伸されて二股状に形成され、その延伸部分の先
端に設けられた接続部3aが、プリント基板2 に設けられ
た貫通孔2aの両端開口部にそれぞれ差し込まれて、プリ
ント基板2 をその直交方向両側から挟持するようになっ
ている。
【0030】かかるコネクタ装置にあっては、プリント
基板2 は、コネクタ端子3 の接続部3aによって、その直
交方向両側から挟持された状態で接続されているから、
プリント基板2 にその直交方向から外部応力がかかって
も、その外部応力によってプリント基板2 が変位するこ
とがなく、接続部3aに付着した半田h に外部応力がかか
ることがなくなって、クラックが発生しにくくなり、接
続不良が一段と発生しにくくなる。
【0031】次に、本発明の第6実施形態を図19及び図
20に基づいて以下に説明する。なお、第1実施形態と実
質的に同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、
第1実施形態と異なるところのみ記す。第1実施形態で
は、差込方向に沿ってコネクタ端子が変位するのを規制
するようコネクタ端子をハウジングに係合させる2つの
係合手段が設けられているのに対し、本実施形態は、前
述した係合手段が1つ設けられるとともに、プリント基
板に平行な平面に沿ってコネクタ端子が変位するのを規
制するようコネクタ端子をハウジングに固定する固定手
段40が設けられた構成になっている。
【0032】詳しくは、コネクタ端子3 の他方延設部3d
は、端子本体3bの略中央部から直角に起こされるように
して延設され、ボディ11の凸条11c における切込11d 寄
りに設けられた段部11g の略中央に突設した突起11h に
カシメ固定される。さらに詳しくは、コネクタ端子3 の
他方延設部3dは、カシメ孔3jが穿設され、一方延設部3c
の延設方向に沿って、図19(a) に矢示するように差し込
まれて後に、同図(b)に示すように、熱カシメ固定され
る。
【0033】このように、このコネクタ端子3 は、その
他方延設部3dに設けられたカシメ孔3jが、ハウジング1
をなすボディ11の凸条11c に設けられた突起11h に熱カ
シメ固定されるから、プリント基板2 に平行な平面に沿
ってコネクタ端子3 が変位するのが規制されている。つ
まり、コネクタ端子3 のカシメ孔3j及びハウジング1の
突起11h が、プリント基板2 に平行な平面に沿ってコネ
クタ端子3 が変位するのを規制するようコネクタ端子3
をハウジング1 に固定させる固定手段40を構成してい
る。
【0034】かかるコネクタ装置にあっては、第1実施
形態の効果に加えて、コネクタ端子3 は、固定手段40に
よりハウジング1 に固定されているから、プリント基板
2 に平行な平面に沿った応力がかかっても、その平面に
沿った変位が規制されるとともに、その応力が固定手段
40を介してハウジング1 に吸収されるから、接続部3aに
付着された半田h に、プリント基板2 に平行な応力によ
るクラック等が発生せず、接続不良が発生しにくくな
る。
【0035】なお、第2実施形態では、差込方向に沿っ
てコネクタ端子3 が変位するのを規制するようコネクタ
端子3 をハウジング1 に係合させる係合手段20と、プリ
ント基板2 に直交する直交方向に沿ってコネクタ端子3
が変位するのを規制するようコネクタ端子3 をハウジン
グ1 に係止させる係止手段30と、が設けられているが、
接続不良が発生する恐れが小さいときは、係止手段30の
み設けられる構成でもよい。
【0036】また、第3乃至第5実施形態では、差込方
向に沿ってコネクタ端子3 が変位するのを規制するよう
コネクタ端子3 をハウジング1 に係合させる係合手段20
と、プリント基板2 に直交する直交方向に沿ってコネク
タ端子3 が変位するのを規制するようコネクタ端子3 を
ハウジング1 に係止させる係止手段30と、が設けられて
いるが、接続不良が発生する恐れが小さいときは、係合
手段20又は係止手段30のいずれか一方のみ設けられた構
成でもよい。
【0037】また、第6実施形態では、差込方向に沿っ
てコネクタ端子3 が変位するのを規制するようコネクタ
端子3 をハウジング1 に係合させる係合手段20と、プリ
ント基板2 に平行な平面に沿ってコネクタ端子3 が変位
するのを規制するようコネクタ端子3 をハウジング1 に
固定する固定手段40と、が設けられているが、接続不良
が発生する恐れが小さいときは、係合手段20又は固定手
段40のいずれか一方のみ設けられた構成でもよい。
【0038】また、第6実施形態では、第2実施形態乃
至第5実施形態のように、係止手段30が設けられていな
いが、係止手段30を設けることにより、接続不良が発生
しにくくなるという効果を一段と奏することができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、コネクタ端子
は、係合手段によりハウジングに係合しているから、プ
リント基板に平行な差込方向に沿った応力がかかって
も、その差込方向に沿った変位が規制されるとともに、
その応力が係合手段を介してハウジングに吸収されるか
ら、接続部に付着された半田に、差込方向の応力による
クラック等が発生せず、接続不良が発生しにくくなる。
【0040】請求項2記載の発明は、コネクタ端子は、
係止手段によりハウジングに係止しているから、プリン
ト基板に直交する直交方向に沿った応力がかかっても、
その差込方向に沿った変位が規制されるとともに、その
応力が係止手段を介してハウジングに吸収されるから、
接続部に付着された半田に、直交方向の応力によるクラ
ック等が発生せず、接続不良が発生しにくくなる。
【0041】請求項3記載の発明は、コネクタ端子は、
固定手段によりハウジングに固定されているから、プリ
ント基板に平行な平面に沿った応力がかかっても、その
平面に沿った変位が規制されるとともに、その応力が固
定手段を介してハウジングに吸収されるから、接続部に
付着された半田に、プリント基板に平行な応力によるク
ラック等が発生せず、接続不良が発生しにくくなる。
【0042】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、コネクタ
端子は、互いに並列接続された接続部が複数個設けられ
ているから、万一、いずれかの接続部に接続不良が発生
したとしても、他の接続部により接続を確保することが
でき、全体としての接続不良が発生しなくなる。
【0043】請求項5記載の発明は、コネクタ端子の接
続部は、プリント基板に沿うよう折曲されているから、
プリント基板に貫通してそのままの状態よりも、プリン
ト基板への半田の接合面積が大きくなるので、請求項1
乃至請求項3のいずれかに記載の発明よりも強固に半田
接続されるようになり、接続不良が一段と発生しにくく
なる。
【0044】請求項6記載の発明は、プリント基板は、
コネクタ端子の接続部によって、その直交方向両側から
挟持された状態で接続されているから、プリント基板に
その直交方向から外部応力がかかっても、その外部応力
によってプリント基板が変位することがなく、半田接続
部分に外部応力がかかることがなくなって、クラックが
発生しにくくなり、接続不良が一段と発生しにくくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の部分断面図である。
【図2】同上のコネクタ端子をボディに圧入する状態を
示す部分斜視図である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】同上の正面図である。
【図5】同上の側面図である。
【図6】本発明の第2実施形態のコネクタ端子をボディ
に圧入する状態を示す部分斜視図である。
【図7】同上のボディの溝部を示す断面図である。
【図8】同上のコネクタ端子の折曲手順を示す部分斜視
図である。
【図9】同上のボディの溝部にコネクタ端子を係止した
状態を示す断面図である。
【図10】本発明の第3実施形態の部分断面図である。
【図11】同上のコネクタ端子の部分斜視図である。
【図12】本発明の第4実施形態の部分断面図である。
【図13】同上のコネクタ端子の部分斜視図である。
【図14】同上のコネクタ端子の折曲状態を示す部分斜
視図である。
【図15】同上のコネクタ端子とプリント基板との接続
状態を示す部分断面図である。
【図16】本発明の第5実施形態の部分断面図である。
【図17】同上のコネクタ端子の部分斜視図である。
【図18】同上のコネクタ端子とプリント基板との接続
状態を示す部分斜視図である。
【図19】本発明の第6実施形態の部分断面図である。
【図20】同上のコネクタ端子の部分斜視図である。
【図21】従来例の斜視図である。
【図22】同上のコネクタ端子とプリント基板との接続
状態を示す部分斜視図である。
【図23】同上のコネクタ端子にプリント基板に直交す
る方向へ応力がかかる状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 プリント基板 3 コネクタ端子 3a 接続部 10 外部コネクタ 20 係合手段 30 係止手段 40 固定手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板に半田接続される接続部が
    設けられるとともにプリント基板に平行な差込方向に沿
    って差し込まれた外部コネクタに接続されるコネクタ端
    子と、コネクタ端子を内方に収容するハウジングと、を
    備えたコネクタ装置において、 前記差込方向に沿って前記コネクタ端子が変位するのを
    規制するよう前記コネクタ端子を前記ハウジングに係合
    させる係合手段が設けられたことを特徴とするコネクタ
    装置。
  2. 【請求項2】 プリント基板に半田接続される接続部が
    設けられるとともにプリント基板に平行な差込方向に沿
    って差し込まれた外部コネクタに接続されるコネクタ端
    子と、コネクタ端子を内方に収容するハウジングと、を
    備えたコネクタ装置において、 前記プリント基板に直交する直交方向に沿って前記コネ
    クタ端子が変位するのを規制するよう前記コネクタ端子
    を前記ハウジングに係止させる係止手段が設けられたこ
    とを特徴とするコネクタ装置。
  3. 【請求項3】 プリント基板に半田接続される接続部が
    設けられるとともにプリント基板に平行な差込方向に沿
    って差し込まれた外部コネクタに接続されるコネクタ端
    子と、コネクタ端子を内方に収容するハウジングと、を
    備えたコネクタ装置において、 前記プリント基板に平行な平面に沿って前記コネクタ端
    子が変位するのを規制するよう前記コネクタ端子を前記
    ハウジングに固定する固定手段が設けられたことを特徴
    とするコネクタ装置。
  4. 【請求項4】 前記接続部は、互いに並列接続された状
    態で複数個設けられたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項3のいずれかに記載のコネクタ装置。
  5. 【請求項5】 前記接続部は、前記プリント基板に貫通
    する状態で設けられるとともに、前記プリント基板に沿
    うよう折曲されたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載のコネクタ装置。
  6. 【請求項6】 前記接続部は、前記プリント基板を直交
    方向両側から挟持する状態で設けられたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のコネクタ装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009239255A (ja) * 2008-03-06 2009-10-15 Toyoda Gosei Co Ltd Ledランプ装置及びledランプ装置の製造方法
KR101314105B1 (ko) * 2011-10-12 2013-10-04 주식회사 유라코퍼레이션 자동변속기용 하네스

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JP2009239255A (ja) * 2008-03-06 2009-10-15 Toyoda Gosei Co Ltd Ledランプ装置及びledランプ装置の製造方法
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