JPH11339183A - 事故履歴表示装置 - Google Patents
事故履歴表示装置Info
- Publication number
- JPH11339183A JPH11339183A JP15865298A JP15865298A JPH11339183A JP H11339183 A JPH11339183 A JP H11339183A JP 15865298 A JP15865298 A JP 15865298A JP 15865298 A JP15865298 A JP 15865298A JP H11339183 A JPH11339183 A JP H11339183A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- accident
- display device
- record
- accidents
- history
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両の衝突事故等の記録を保存して、事故状
況などを再現できるようにし、いろいろな事故の履歴を
表示して、安全性向上などに役立てる。 【解決手段】 車両緊急通報システムにおける緊急セン
ターの事故履歴表示装置に、事故記録データベース１
と、事故記録検索手段２と、事故記録編集表示制御装置
３と、表示装置４とを設ける。過去の事故状況を再現し
て、事故の救援処理の方法の改善や安全性の向上などの
研究に役立てる。また、指定された地点や地域における
複数の事故の履歴を時系列的に表示する手段を設けて、
事故の発生状況を再現し、道路や施設の安全性の向上な
どの研究に役立てる。また、指定された１つの事故の記
録を時系列的に表示する手段を設けて、事故の発生状況
を再現し、事故防止方法などの研究に役立てる。
況などを再現できるようにし、いろいろな事故の履歴を
表示して、安全性向上などに役立てる。 【解決手段】 車両緊急通報システムにおける緊急セン
ターの事故履歴表示装置に、事故記録データベース１
と、事故記録検索手段２と、事故記録編集表示制御装置
３と、表示装置４とを設ける。過去の事故状況を再現し
て、事故の救援処理の方法の改善や安全性の向上などの
研究に役立てる。また、指定された地点や地域における
複数の事故の履歴を時系列的に表示する手段を設けて、
事故の発生状況を再現し、道路や施設の安全性の向上な
どの研究に役立てる。また、指定された１つの事故の記
録を時系列的に表示する手段を設けて、事故の発生状況
を再現し、事故防止方法などの研究に役立てる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両緊急通報シス
テムにおける緊急センターの事故履歴表示装置に関し、
特に、交差点などでの交通事故の履歴や１つの事故の詳
細な経過を表示して事故防止の対策を講じるための資料
とする事故履歴表示装置に関する。
テムにおける緊急センターの事故履歴表示装置に関し、
特に、交差点などでの交通事故の履歴や１つの事故の詳
細な経過を表示して事故防止の対策を講じるための資料
とする事故履歴表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】交通事故などでは、事故発生から最初に
手当を行なうまでの時間が生存率に密接に関わってい
る。そのため、図３に示すように、車両の衝突などの事
故発生時に、事故車両10に搭載した緊急通報装置から自
動で緊急センター11へ車両緊急情報を通報し、緊急車両
13が事故現場に到着するまでの時間を短縮して、怪我人
をより迅速に救出、救済できるようにする車両緊急通報
システムが提案されている。昼間であれば、事故発生と
同時に目撃者からの通報があるかもしれないが、人通り
の少ない場所や、夜間の事故において、車両緊急通報シ
ステムは特に有効である。このような車両緊急通報シス
テムにおいては、事故車両の現在位置を特定する技術が
必要不可欠である。
手当を行なうまでの時間が生存率に密接に関わってい
る。そのため、図３に示すように、車両の衝突などの事
故発生時に、事故車両10に搭載した緊急通報装置から自
動で緊急センター11へ車両緊急情報を通報し、緊急車両
13が事故現場に到着するまでの時間を短縮して、怪我人
をより迅速に救出、救済できるようにする車両緊急通報
システムが提案されている。昼間であれば、事故発生と
同時に目撃者からの通報があるかもしれないが、人通り
の少ない場所や、夜間の事故において、車両緊急通報シ
ステムは特に有効である。このような車両緊急通報シス
テムにおいては、事故車両の現在位置を特定する技術が
必要不可欠である。
【０００３】車両に搭載する緊急通報装置は、次のよう
な機能を備えている。 （１）通信機能：携帯電話機と同様の通信機能を持ち、
9600bpsのデータ通信と音声通話との自動切換えを可能
にする。 （２）位置検出機能：車両位置検出用のデータとして、
ＧＰＳやジャイロなどの自車位置データを記録する。 （３）緊急検出機能：衝突位置検出センサーや横転セン
サーを持ち、どのような事故が発生したかを検出する。 （４）車両緊急情報通報機能：衝突位置検出センサーや
横転センサーの検知によって緊急通報を開始し、記録さ
れた自車位置データの自動送信を行なう。車両緊急情報
通報ボタンの押下による手動通報も可能にする。
な機能を備えている。 （１）通信機能：携帯電話機と同様の通信機能を持ち、
9600bpsのデータ通信と音声通話との自動切換えを可能
にする。 （２）位置検出機能：車両位置検出用のデータとして、
ＧＰＳやジャイロなどの自車位置データを記録する。 （３）緊急検出機能：衝突位置検出センサーや横転セン
サーを持ち、どのような事故が発生したかを検出する。 （４）車両緊急情報通報機能：衝突位置検出センサーや
横転センサーの検知によって緊急通報を開始し、記録さ
れた自車位置データの自動送信を行なう。車両緊急情報
通報ボタンの押下による手動通報も可能にする。
【０００４】車両の走行位置を表示するナビゲーション
装置に、この緊急通報装置と同様に、事故発生時の位置
通報機能を持たせることが提案されている。例えば、特
開平5−5626号公報には、この種のナビゲーション装置
が開示されている。この装置は、車両の自車位置を求め
るロケーション装置と、事故発生検出手段としての加速
度センサーと、ロケーション装置が求めた自車位置デー
タを記憶して事故発生時に出力するコントロール装置
と、データの送信手段である通信装置とを備えており、
ロケーション装置は、車両の走行方位を検出する方位セ
ンサーと、車両の走行距離を検出する距離センサーと、
ＧＰＳデータを受信する絶対位置確定センサーと、地図
データや連絡先の電話番号が格納されたＣＤＲＯＭと、
各センサーの情報から自車位置を求めて表示装置に表示
するＣＰＵとを備えている。
装置に、この緊急通報装置と同様に、事故発生時の位置
通報機能を持たせることが提案されている。例えば、特
開平5−5626号公報には、この種のナビゲーション装置
が開示されている。この装置は、車両の自車位置を求め
るロケーション装置と、事故発生検出手段としての加速
度センサーと、ロケーション装置が求めた自車位置デー
タを記憶して事故発生時に出力するコントロール装置
と、データの送信手段である通信装置とを備えており、
ロケーション装置は、車両の走行方位を検出する方位セ
ンサーと、車両の走行距離を検出する距離センサーと、
ＧＰＳデータを受信する絶対位置確定センサーと、地図
データや連絡先の電話番号が格納されたＣＤＲＯＭと、
各センサーの情報から自車位置を求めて表示装置に表示
するＣＰＵとを備えている。
【０００５】車両が事故に遭遇すると、事故車両の緊急
通報装置に記録されている自車位置データが緊急センタ
ーに自動送信され、緊急センターでは、このデータを基
に事故車両の位置を確認し、緊急車両の出動を要請す
る。
通報装置に記録されている自車位置データが緊急センタ
ーに自動送信され、緊急センターでは、このデータを基
に事故車両の位置を確認し、緊急車両の出動を要請す
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両緊急通報シ
ステムにおいては、緊急センターで事故の処理が完了す
ると、記録のために事故の発生日時や発生場所などのデ
ータを残すのみで、詳細なデータは廃棄されてしまう。
事故車両からは、事故直前の走行履歴や衝突部位などの
詳細なデータが時刻情報とともに送られて来るので、事
故原因の究明に非常に役立つ。しかし、事故処理が終了
してしまうと、それらのデータはほとんど廃棄されて、
統計処理の資料となるデータ程度が残されるのみである
ので、過去の事故の詳細な記録を参照することができな
いという問題がある。また、事故の状況を再現する手段
がなく、事故の救援処理の方法を改善するために事故状
況を分析することが困難であるという問題がある。
ステムにおいては、緊急センターで事故の処理が完了す
ると、記録のために事故の発生日時や発生場所などのデ
ータを残すのみで、詳細なデータは廃棄されてしまう。
事故車両からは、事故直前の走行履歴や衝突部位などの
詳細なデータが時刻情報とともに送られて来るので、事
故原因の究明に非常に役立つ。しかし、事故処理が終了
してしまうと、それらのデータはほとんど廃棄されて、
統計処理の資料となるデータ程度が残されるのみである
ので、過去の事故の詳細な記録を参照することができな
いという問題がある。また、事故の状況を再現する手段
がなく、事故の救援処理の方法を改善するために事故状
況を分析することが困難であるという問題がある。
【０００７】本発明は、事故記録を保存して事故状況な
どを再現できるようにし、いろいろな事故の履歴を表示
して、安全性向上などを研究するために役立てることを
目的とする。
どを再現できるようにし、いろいろな事故の履歴を表示
して、安全性向上などを研究するために役立てることを
目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、事故履歴表示装置を、事故記録デー
タベースと、事故記録検索手段と、事故記録編集制御装
置と、表示装置とを具備する構成とした。このように構
成したことにより、過去の事故状況を再現して、事故の
救援処理の方法の改善や安全性の向上などに役立てるこ
とができる。
めに、本発明では、事故履歴表示装置を、事故記録デー
タベースと、事故記録検索手段と、事故記録編集制御装
置と、表示装置とを具備する構成とした。このように構
成したことにより、過去の事故状況を再現して、事故の
救援処理の方法の改善や安全性の向上などに役立てるこ
とができる。
【０００９】また、事故履歴表示装置に、指定された地
点における複数の事故の履歴を時系列的に表示する手段
を設けた。このように構成したことにより、事故の発生
状況を再現表示して、道路施設の安全性の向上などに役
立てることができる。
点における複数の事故の履歴を時系列的に表示する手段
を設けた。このように構成したことにより、事故の発生
状況を再現表示して、道路施設の安全性の向上などに役
立てることができる。
【００１０】また、事故履歴表示装置に、指定された１
つの事故の履歴を時系列的に表示する手段を設けた。こ
のように構成したことにより、事故の発生状況を再現し
て、事故防止方法などの研究に役立てることができる。
つの事故の履歴を時系列的に表示する手段を設けた。こ
のように構成したことにより、事故の発生状況を再現し
て、事故防止方法などの研究に役立てることができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載した発明
は、所定地域の所定期間の事故記録を格納した事故記録
データベースと、地点や地域や期間などの検索条件を指
定して前記事故記録データベースから事故記録を検索す
る事故記録検索手段と、検索された事故記録を指定され
た表示形式に編集する事故記録編集制御手段と、編集さ
れた事故記録を表示する表示装置とを具備する事故履歴
表示装置であり、過去の事故データを再現して表示する
という作用を有する。
は、所定地域の所定期間の事故記録を格納した事故記録
データベースと、地点や地域や期間などの検索条件を指
定して前記事故記録データベースから事故記録を検索す
る事故記録検索手段と、検索された事故記録を指定され
た表示形式に編集する事故記録編集制御手段と、編集さ
れた事故記録を表示する表示装置とを具備する事故履歴
表示装置であり、過去の事故データを再現して表示する
という作用を有する。
【００１２】本発明の請求項２に記載した発明は、請求
項１記載の履歴表示装置において、指定された地点また
は地域における指定された期間の複数の事故の記録を時
系列的に表示する手段を設けたものであり、１地点にお
ける事故の発生状況を時系列的に再現して表示するとい
う作用を有する。
項１記載の履歴表示装置において、指定された地点また
は地域における指定された期間の複数の事故の記録を時
系列的に表示する手段を設けたものであり、１地点にお
ける事故の発生状況を時系列的に再現して表示するとい
う作用を有する。
【００１３】本発明の請求項３に記載した発明は、請求
項１記載の履歴表示装置において、指定された１つの事
故の記録を時系列的に表示する手段を設けたものであ
り、１つの事故の発生直前から事故の発生状況を時系列
的に再現して表示するという作用を有する。
項１記載の履歴表示装置において、指定された１つの事
故の記録を時系列的に表示する手段を設けたものであ
り、１つの事故の発生直前から事故の発生状況を時系列
的に再現して表示するという作用を有する。
【００１４】以下、本発明の実施の形態について、図１
と図２を参照しながら詳細に説明する。
と図２を参照しながら詳細に説明する。
【００１５】（第１の実施の形態）本発明の第１の実施
の形態は、事故記録データベースと、事故記録検索手段
と、指定された地点における複数の事故の記録を時系列
的に表示する手段とを有する事故履歴表示装置である。
の形態は、事故記録データベースと、事故記録検索手段
と、指定された地点における複数の事故の記録を時系列
的に表示する手段とを有する事故履歴表示装置である。
【００１６】図１は、本発明の第１の実施の形態の事故
履歴表示装置の概略ブロック図である。図１において、
事故記録データベース１は、過去の事故の記録を格納し
たデータベースである。事故記録検索装置２は、事故記
録データベース１を検索して、指定された事故の記録を
取り出す装置である。事故記録編集表示制御装置３は、
事故の記録データを編集して、指示された形式で表示す
るように編集する装置である。表示装置４は、事故記録
と時系列的に表示する装置である。
履歴表示装置の概略ブロック図である。図１において、
事故記録データベース１は、過去の事故の記録を格納し
たデータベースである。事故記録検索装置２は、事故記
録データベース１を検索して、指定された事故の記録を
取り出す装置である。事故記録編集表示制御装置３は、
事故の記録データを編集して、指示された形式で表示す
るように編集する装置である。表示装置４は、事故記録
と時系列的に表示する装置である。
【００１７】上記のように構成された本発明の第１の実
施の形態の事故履歴表示装置の動作を、図１を参照して
説明する。事故記録検索装置２に、交差点などの地点と
抽出期間を指示するデータを入力して、事故記録データ
ベース１を検索する。指定された交差点における指定期
間の過去の事故記録を、事故記録編集表示制御装置３で
指定の表示形式に編集して、時系列的に表示装置４に表
示する。リスト形式で表示するように指示すれば、事故
の記録が一覧表になって表示される。また、アニメーシ
ョン形式で表示するように指示すれば、表示装置４の地
図上に、衝突の様子が簡単なアニメーションで表示され
る。例えば、複数の交差点を含む一定の地域を指定し
て、１年間の事故を１分間で表示させると、ある交差点
では何度も衝突事故が発生するのが観察される。
施の形態の事故履歴表示装置の動作を、図１を参照して
説明する。事故記録検索装置２に、交差点などの地点と
抽出期間を指示するデータを入力して、事故記録データ
ベース１を検索する。指定された交差点における指定期
間の過去の事故記録を、事故記録編集表示制御装置３で
指定の表示形式に編集して、時系列的に表示装置４に表
示する。リスト形式で表示するように指示すれば、事故
の記録が一覧表になって表示される。また、アニメーシ
ョン形式で表示するように指示すれば、表示装置４の地
図上に、衝突の様子が簡単なアニメーションで表示され
る。例えば、複数の交差点を含む一定の地域を指定し
て、１年間の事故を１分間で表示させると、ある交差点
では何度も衝突事故が発生するのが観察される。
【００１８】検索指示において、事故の種類や規模など
の条件を入力して、人身事故のみを表示させたり、３台
以上の多重衝突事故のみを表示させたりすることもでき
る。過去の複数の事故記録を、指定の条件で時系列的に
表示することができるので、交差点や道路の事故の発生
状況を詳細に分析することができる。その結果、道路や
信号機などの施設を改善するための研究に役立てること
ができる。
の条件を入力して、人身事故のみを表示させたり、３台
以上の多重衝突事故のみを表示させたりすることもでき
る。過去の複数の事故記録を、指定の条件で時系列的に
表示することができるので、交差点や道路の事故の発生
状況を詳細に分析することができる。その結果、道路や
信号機などの施設を改善するための研究に役立てること
ができる。
【００１９】上記のように、本発明の第１の実施の形態
では、事故履歴表示装置を、事故記録データベースと、
事故記録検索手段と、指定された地点における複数の事
故の履歴を時系列的に表示する手段とを有する構成とし
たので、過去の事故発生状況を再現して、事故原因の分
析を行なったり、事故の救援処理方法の改善や道路や施
設の安全性向上などの研究に役立てることができる。
では、事故履歴表示装置を、事故記録データベースと、
事故記録検索手段と、指定された地点における複数の事
故の履歴を時系列的に表示する手段とを有する構成とし
たので、過去の事故発生状況を再現して、事故原因の分
析を行なったり、事故の救援処理方法の改善や道路や施
設の安全性向上などの研究に役立てることができる。
【００２０】（第２の実施の形態）本発明の第２の実施
の形態は、事故記録データベースと、事故記録検索手段
と、指定された１つの事故の記録を時系列的に表示する
手段とを有する事故履歴表示装置である。
の形態は、事故記録データベースと、事故記録検索手段
と、指定された１つの事故の記録を時系列的に表示する
手段とを有する事故履歴表示装置である。
【００２１】図２は、本発明の第２の実施の形態の事故
履歴表示装置の概略ブロック図である。図２において、
事故記録データベース１は、過去の事故の記録を格納し
たデータベースである。事故記録検索装置２は、事故記
録データベース１を検索して、指定された事故の記録を
取り出す装置である。事故記録編集表示制御装置３は、
事故の記録データを編集して、指示された形式で表示す
るように編集する装置である。表示装置４は、事故記録
を時系列的に表示する装置である。
履歴表示装置の概略ブロック図である。図２において、
事故記録データベース１は、過去の事故の記録を格納し
たデータベースである。事故記録検索装置２は、事故記
録データベース１を検索して、指定された事故の記録を
取り出す装置である。事故記録編集表示制御装置３は、
事故の記録データを編集して、指示された形式で表示す
るように編集する装置である。表示装置４は、事故記録
を時系列的に表示する装置である。
【００２２】上記のように構成された本発明の第２の実
施の形態の事故履歴表示装置の動作を、図２を参照して
説明する。事故記録検索装置２に、交差点などの地点と
事故発生日時、あるいは事故識別符号など、特定の事故
を指定するデータを入力して、事故記録データベース１
を検索する。指定された事故の記録を事故記録編集表示
制御装置３で指定の表示形式に編集して、時系列的に表
示装置４に表示する。アニメーション形式で表示するよ
うに指示すれば、表示装置４の地図上に、衝突直前の車
両の走行軌跡から衝突に至る様子が簡単なアニメーショ
ンで表示される。両方の車両の走行軌跡が記録されてい
れば、両方とも衝突直前の状況が分かる。または、時系
列データを１つの画面に重ねて表示するように指定すれ
ば、静止画で衝突状況が観察できる。
施の形態の事故履歴表示装置の動作を、図２を参照して
説明する。事故記録検索装置２に、交差点などの地点と
事故発生日時、あるいは事故識別符号など、特定の事故
を指定するデータを入力して、事故記録データベース１
を検索する。指定された事故の記録を事故記録編集表示
制御装置３で指定の表示形式に編集して、時系列的に表
示装置４に表示する。アニメーション形式で表示するよ
うに指示すれば、表示装置４の地図上に、衝突直前の車
両の走行軌跡から衝突に至る様子が簡単なアニメーショ
ンで表示される。両方の車両の走行軌跡が記録されてい
れば、両方とも衝突直前の状況が分かる。または、時系
列データを１つの画面に重ねて表示するように指定すれ
ば、静止画で衝突状況が観察できる。
【００２３】検索指示において、事故の種類や規模など
の条件を入力して、人身事故のみを選択して表示させた
り、３台以上の多重衝突事故のみを選択して表示させる
こともできる。１つひとつの事故記録を、時系列的に表
示することができるので、事故の発生状況を詳細に分析
することが可能となる。その結果、車両や道路施設を改
善するための研究に役立てることができる。
の条件を入力して、人身事故のみを選択して表示させた
り、３台以上の多重衝突事故のみを選択して表示させる
こともできる。１つひとつの事故記録を、時系列的に表
示することができるので、事故の発生状況を詳細に分析
することが可能となる。その結果、車両や道路施設を改
善するための研究に役立てることができる。
【００２４】上記のように、本発明の第２の実施の形態
では、事故履歴表示装置を、事故記録データベースと、
事故記録検索手段と、指定された事故の履歴を時系列的
に表示する手段とを有する構成としたので、過去の事故
状況を再現して、事故原因の分析を行なったり、事故の
救援処理方法の改善や事故防止方法などの研究に役立て
ることができる。
では、事故履歴表示装置を、事故記録データベースと、
事故記録検索手段と、指定された事故の履歴を時系列的
に表示する手段とを有する構成としたので、過去の事故
状況を再現して、事故原因の分析を行なったり、事故の
救援処理方法の改善や事故防止方法などの研究に役立て
ることができる。
【００２５】
【発明の効果】以上のように、本発明では、事故履歴表
示装置を、事故記録データベースと、事故記録検索手段
と、事故記録編集表示制御装置と、表示装置とを具備す
る構成としたので、過去の事故状況を再現して、事故原
因の分析を行なったり、事故の救援処理の方法の改善や
安全性の向上などの研究に役立てることができるという
効果が得られる。
示装置を、事故記録データベースと、事故記録検索手段
と、事故記録編集表示制御装置と、表示装置とを具備す
る構成としたので、過去の事故状況を再現して、事故原
因の分析を行なったり、事故の救援処理の方法の改善や
安全性の向上などの研究に役立てることができるという
効果が得られる。
【００２６】また、事故履歴表示装置に、指定された地
点における複数の事故の履歴を時系列的に表示する手段
を設けたので、事故の発生状況を再現して、道路や施設
の安全性の向上などの研究に役立てることができるとい
う効果が得られる。
点における複数の事故の履歴を時系列的に表示する手段
を設けたので、事故の発生状況を再現して、道路や施設
の安全性の向上などの研究に役立てることができるとい
う効果が得られる。
【００２７】また、事故履歴表示装置に、指定された事
故の履歴を時系列的に表示する手段を設けたので、事故
の発生状況を再現して、事故防止方法などの研究に役立
てることができるという効果が得られる。
故の履歴を時系列的に表示する手段を設けたので、事故
の発生状況を再現して、事故防止方法などの研究に役立
てることができるという効果が得られる。
【図１】本発明の第１の実施の形態の事故履歴表示装置
の概略ブロック図、
の概略ブロック図、
【図２】本発明の第２の実施の形態の事故履歴表示装置
の概略ブロック図、
の概略ブロック図、
【図３】車両緊急通報システムの概略図である。
１ 事故記録データベース ２ 事故記録検索装置 ３ 事故記録編集表示制御装置 ４ 表示装置 10 事故車両 11 緊急センター 12 警察署・消防署 13 緊急車両
フロントページの続き (72)発明者 前田 裕幸 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目３番１ 号 松下通信工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 所定地域の所定期間の事故記録を格納し
た事故記録データベースと、地点や地域や期間などの検
索条件を指定して前記事故記録データベースから事故記
録を検索する事故記録検索手段と、検索された事故記録
を指定された表示形式に編集する事故記録編集制御手段
と、編集された事故記録を表示する表示装置とを具備す
ることを特徴とする事故履歴表示装置。 - 【請求項２】 指定された地点または地域における指定
された期間の複数の事故の記録を時系列的に表示する手
段を設けたことを特徴とする請求項１記載の事故履歴表
示装置。 - 【請求項３】 指定された１つの事故の記録を時系列的
に表示する手段を設けたことを特徴とする請求項１記載
の事故履歴表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15865298A JPH11339183A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 事故履歴表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15865298A JPH11339183A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 事故履歴表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11339183A true JPH11339183A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15676399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15865298A Pending JPH11339183A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 事故履歴表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11339183A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003030289A (ja) * | 2001-07-11 | 2003-01-31 | Tokyo Kaijo Risk Consulting Kk | 車両の運行管理システム及びその構成用品、コンピュータプログラム、記録媒体 |
| JP2008135070A (ja) * | 2008-02-18 | 2008-06-12 | Toshiba Corp | 道路交通管制システム |
| JP2012118700A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Hitachi Engineering & Services Co Ltd | 車両走行ルート表示装置 |
| US9521526B2 (en) | 2012-09-28 | 2016-12-13 | Qualcomm Incorporated | Controlling the transfer of telematics data using session related signaling |
| JPWO2017179182A1 (ja) * | 2016-04-15 | 2018-08-16 | 株式会社オプティム | ドライブレコーダ撮像画像送信システム、ドライブレコーダ撮像画像送信方法及びプログラム |
| JP2020149084A (ja) * | 2019-03-11 | 2020-09-17 | 株式会社Ihi | 交通事故記録システム、交通事故情報の提供方法、及びユーザ・インターフェース |
| JP2020149085A (ja) * | 2019-03-11 | 2020-09-17 | 株式会社Ihi | 交通事故記録システム、交通事故情報の提供方法、及びユーザ・インターフェース |
| JP2020149083A (ja) * | 2019-03-11 | 2020-09-17 | 株式会社Ihi | 交通事故記録システム、交通事故情報の提供方法、及びユーザ・インターフェース |
-
1998
- 1998-05-25 JP JP15865298A patent/JPH11339183A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003030289A (ja) * | 2001-07-11 | 2003-01-31 | Tokyo Kaijo Risk Consulting Kk | 車両の運行管理システム及びその構成用品、コンピュータプログラム、記録媒体 |
| JP2008135070A (ja) * | 2008-02-18 | 2008-06-12 | Toshiba Corp | 道路交通管制システム |
| JP4580995B2 (ja) * | 2008-02-18 | 2010-11-17 | 株式会社東芝 | 道路交通管制システム |
| JP2012118700A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Hitachi Engineering & Services Co Ltd | 車両走行ルート表示装置 |
| US9521526B2 (en) | 2012-09-28 | 2016-12-13 | Qualcomm Incorporated | Controlling the transfer of telematics data using session related signaling |
| JPWO2017179182A1 (ja) * | 2016-04-15 | 2018-08-16 | 株式会社オプティム | ドライブレコーダ撮像画像送信システム、ドライブレコーダ撮像画像送信方法及びプログラム |
| JP2020149084A (ja) * | 2019-03-11 | 2020-09-17 | 株式会社Ihi | 交通事故記録システム、交通事故情報の提供方法、及びユーザ・インターフェース |
| JP2020149085A (ja) * | 2019-03-11 | 2020-09-17 | 株式会社Ihi | 交通事故記録システム、交通事故情報の提供方法、及びユーザ・インターフェース |
| JP2020149083A (ja) * | 2019-03-11 | 2020-09-17 | 株式会社Ihi | 交通事故記録システム、交通事故情報の提供方法、及びユーザ・インターフェース |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN104616516B (zh) | 一种行车安全辅助控制方法和系统 | |
| JP4971625B2 (ja) | 運転支援装置および運転情報算出システム | |
| US5334974A (en) | Personal security system | |
| US6694252B2 (en) | Method of displaying landmark in navigation device | |
| US20140336933A1 (en) | Safe driving support system | |
| JP3264206B2 (ja) | 目的地情報報知装置 | |
| JP2006258428A (ja) | 運転支援装置及び運転支援システム | |
| US20070282519A1 (en) | System and method for analyzing traffic disturbances reported by vehicles | |
| JP3817631B2 (ja) | 道路表示等検出警告装置 | |
| JPH11339183A (ja) | 事故履歴表示装置 | |
| WO2008120971A1 (en) | Method of and apparatus for providing tracking information together with environmental information using a personal mobile device | |
| JP2002245595A (ja) | 通行障害通報システム | |
| CN112419661A (zh) | 一种危险识别方法及装置 | |
| JP2007141211A (ja) | 運転支援方法および運転支援装置 | |
| JP5180450B2 (ja) | 運転支援方法および運転支援装置 | |
| JP4940465B2 (ja) | 運転指導装置 | |
| JP3953774B2 (ja) | 速度警報装置 | |
| JP3214901B2 (ja) | 自動通報装置 | |
| JP3304128B2 (ja) | 自動通報装置 | |
| JP7364365B2 (ja) | 車載器及び運転評価システム | |
| JP3172266B2 (ja) | 自動通報装置 | |
| JP2006107013A (ja) | 緊急情報収集システム | |
| Fanca et al. | A Survey on Smartphone-Based Accident Reporting and Guidance Systems | |
| JP2005293032A (ja) | 車輌運転状況監視システム及びこのシステム用の車輌運転状況監視プログラム。 | |
| JP2021026553A (ja) | 特定文字列検知装置及び運転評価システム |