JPH1133916A - 研掃処理システムおよびこのシステムに使用される研掃装置 - Google Patents

研掃処理システムおよびこのシステムに使用される研掃装置

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JPH1133916A
JPH1133916A JP9191217A JP19121797A JPH1133916A JP H1133916 A JPH1133916 A JP H1133916A JP 9191217 A JP9191217 A JP 9191217A JP 19121797 A JP19121797 A JP 19121797A JP H1133916 A JPH1133916 A JP H1133916A
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JP
Japan
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cleaning
dust
polishing
housing
abrasive
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JP9191217A
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English (en)
Inventor
Takao Obara
孝夫 小原
Kimio Kuroda
公夫 黒田
Masayuki Hayashi
正幸 林
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PIPE GIKEN KK
TECHNO SYST KK
Original Assignee
PIPE GIKEN KK
TECHNO SYST KK
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔操作により安全で衛生的かつ無公害の研
掃作業を行うことができ、かつ、軽装備での作業が可能
となるとともに、研掃処理と並行して他の作業を進行で
きる等の作業性および機動性を向上し、しかも、省力化
およびコンパクト化を実現できるようにすること。 【解決手段】 被研掃面Sに吸着しつつ研掃材1を噴射
して被研掃面Sから塗膜などを剥離する研掃装置2と、
この研掃装置2における研掃材1の噴射によって被研掃
面Sから剥離された塗膜などからなる粉塵などを収集
し、この粉塵などから再利用可能な研掃材1のみを分離
回収する研掃材分離回収装置5とを有する研掃処理シス
テム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研掃処理システム
およびこのシステムに使用される研掃装置に係り、特
に、燃料タンクの内壁や船舶の外壁の塗膜や錆または道
路上の横断歩道標識などを剥離して研掃するのに好適な
研掃処理システムおよびこのシステムに使用される研掃
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、貯油タンクなどの燃料タンク
や給水タンクの内壁や船舶の外壁の塗装、あるいは酸化
により発生する錆、さらに道路に描かれた横断歩道標識
やセンターラインなどを研掃するために研掃装置が使用
されている。特に、前記燃料タンクなどは、燃料洩れが
生じてしまった場合に大事故につながってしまうおそれ
があることから、定期的に燃料タンク壁の欠陥の有無、
壁板厚、溶接状態などの検査が義務付けられているが、
この定期検査は、燃料タンクの内壁の塗膜を一部剥離し
て行われるため、前記研掃装置が必要不可欠となる。
【0003】さらに、前記検査終了後には、再度塗装す
るために燃料タンクの内壁全面の塗装を一旦剥離して研
掃しなければならず、効率的な研掃処理システムが必要
であった。
【0004】このようなニーズに対して、従来の一般的
な研掃装置は、圧縮空気にスチール粒子または砂などの
研掃材を随伴せしめて供給するためのブラスト管と、こ
のブラスト管を通して送給された圧縮空気および研掃材
を被研掃面に向けて噴射する噴射ノズルと、研掃装置自
体を自走するための車輪またはベルトとから構成されて
いた。そして、この研掃装置には、前記研掃材を貯蔵し
供給する研掃材供給装置と、圧縮空気を前記ブラスト管
を介して前記研掃装置に圧送する圧縮機とが連結されて
おり、全体として研掃処理システムが構成されていた。
【0005】このような従来の研掃処理システムによれ
ば、作業者が前記研掃装置を被研掃面上で押動し、前記
研掃材供給装置内から供給される研掃材を圧縮空気に随
伴させて前記噴射ノズルから噴射し、その衝撃により被
研掃面から塗膜や錆を剥離するようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
研掃処理システムにおいては、圧縮空気とともに研掃材
を貯油タンクの壁面などに噴射して塗膜や錆を除去する
際に生じる粉塵などは、そのまま外部に散逸されてい
た。この粉塵などには、前記研掃材や剥離後の塗膜、ダ
ストなどが含まれているため、人体への粉塵障害および
周辺環境への公害の危険性が問題となっていた。
【0007】また、貯油タンク内などの密閉した空間で
研掃作業が行われる場合には、タンク内に粉塵が散乱し
てしまい、作業者は粉塵対策のためのゴーグルや防塵マ
スク、防護服などを着用して重装備で作業をしなければ
ならないとともに、他の作業者は研掃作業と並行して他
の作業を進められず、極めて作業効率が悪かった。
【0008】さらに、相当な重量のブラスト管を連結し
つつ研掃装置を前進、後進、旋回移動させる作業は、極
めて重労働であり、かつ個人的技術に左右される面が多
く、また、排出された大量の粉塵を別途回収する作業も
多数の作業員を必要とし、苛酷な労働となっていた。
【0009】このような問題に対して、集塵装置などが
提案されているが、いずれも個別的な問題が解決できる
ものの、研掃処理システムとしての機動性、省力化およ
びコンパクト化に欠けており、総括的に問題を解決して
実用に供せるものは実現されていなかった。
【0010】また、従来の研掃処理システムには、安全
装置が装備されていなかったこともあり、非常事態が発
生した場合に適正な措置を迅速にとることができず、す
ぐに研掃装置を停止できなかったために研掃材が周辺作
業員に対して噴射されてしまう危険性があったり、ある
いはブラスト管内に研掃材が残存していたために非常事
態収拾後の作業開始の際に突発的に研掃材が噴射してし
まうなどの危険性があった。
【0011】さらに、従来の研掃装置の機能に着目して
みると、前記研掃材を噴射する噴射ノズルが左右に揺動
することにより研掃幅を大きく確保できるものが提案さ
れているが、その研掃幅を自在に変更することができな
かったため、研掃に必要な範囲や研掃作業内容に応じて
研掃幅を自在に変更するなどの柔軟性に欠けていた。
【0012】さらにまた、被研掃面には大きな段差を有
する部分も存在するが、従来の研掃装置では、このよう
な大きな段差をスムーズに乗り越えて研掃作業を継続的
に進行することができず、作業者がその都度持ち上げる
などしなければならず不便であった。
【0013】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、遠隔操作により安全で衛生的かつ無公害の研
掃作業を行うことができ、かつ、軽装備での作業が可能
となるとともに、研掃処理と並行して他の作業を進行で
きる等の作業性および機動性を向上し、しかも、省力化
およびコンパクト化を実現でき、さらに、研掃幅を容易
かつ任意に変更できるとともに、被研掃面に存在する段
差をスムーズに乗り越えて継続的に研掃作業を進行で
き、さらにまた、非常事態の発生に対して迅速かつ適正
な措置をとることができる研掃処理システムおよびこの
システムに使用される研掃装置を提供することを目的と
するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係る研掃処理システムの特徴は、被研掃面に吸
着しつつ研掃材を噴射して被研掃面から塗膜などを剥離
する研掃装置と、前記研掃材を貯蔵し、この研掃材を前
記研掃装置に供給する研掃材供給装置と、前記研掃装置
に圧縮空気を供給して研掃材の噴射力を発生させる圧縮
空気供給装置と、前記研掃装置における研掃材の噴射に
よって被研掃面から剥離された塗膜などからなる粉塵な
どを収集し、この粉塵などから再利用可能な研掃材のみ
を分離回収する研掃材分離回収装置と、前記研掃材分離
回収装置により研掃材を分離された後の粉塵を回収する
粉塵回収装置と、前記研掃装置の吸着力ならびに前記研
掃材分離回収装置と粉塵回収装置の粉塵などに対する吸
引力を発生するバキューム発生装置とを有する点にあ
る。そして、このような構成を採用したことにより、遠
隔操作により安全で衛生的かつ無公害の研掃作業を行う
ことができ、かつ、軽装備での作業が可能となるととも
に、研掃処理と並行して他の作業を進行できる等の作業
性および機動性を向上し、しかも、省力化およびコンパ
クト化を実現できる。
【0015】請求項2に記載の研掃処理システムの特徴
は、請求項1において、粉塵回収装置を、粉塵の大きさ
に応じて複数種の粉塵に分離して回収するように構成し
た点にある。そして、このような構成を採用したことに
より、回収した粉塵の処理が容易であるとともに、確実
に空気を洗浄することができるため耐環境性および耐人
体性を向上することができる。
【0016】請求項3に記載の研掃処理システムの特徴
は、請求項1または請求項2において、研掃材供給装置
と研掃材分離回収装置とを研掃装置を迂回して連通しう
る開閉可能な非常通路を形成し、必要に応じてこの非常
通路を開放し、前記研掃装置からの研掃材の噴射を停止
する安全装置をさらに有する点にある。そして、このよ
うな構成を採用したことにより、非常事態の発生に対し
て迅速かつ適正な措置をとることができる。
【0017】請求項4に記載の研掃装置の特徴は、被研
掃面に吸着されうる開口を備え、駆動手段により可動と
されている研掃ハウジングと、前記研掃ハウジング内に
配設され、研掃ハウジングの進行方向に対し直交する方
向に往復動しうる噴射ノズルであって、前記開口の内側
から開口を介して開口の外側に向けて研掃材を噴射しう
る噴射ノズルと、前記研掃ハウジング内の空気を吸引
し、研掃材を前記被研掃面に吸着するとともに、前記噴
射ノズルから噴射された研掃材と噴射された研掃材によ
り被研掃面から剥離された粉塵とを内部に吸引する吸引
手段とを有する点にある。そして、このような構成を採
用したことにより、安全で衛生的かつ無公害の研掃処理
を行うことができる。
【0018】請求項5に記載の研掃装置の特徴は、請求
項4において、噴射ノズルの研掃ハウジングの進行方向
に対し直交する方向への往復動の幅を変更しうる往復動
幅可変手段をさらに有する点にある。そして、このよう
な構成を採用したことにより、研掃幅を容易かつ任意に
変更することができて、より作業者のニーズに応じた研
掃処理を行うことができる。
【0019】請求項6に記載の研掃装置の特徴は、請求
項4または請求項5において、駆動手段が、モータによ
り走行される少なくとも1本のベルトを有している点に
ある。そして、このような構成を採用したことにより、
被研掃面の凹凸に対してよりスムーズに移動することが
できる。
【0020】請求項7に記載の研掃装置の特徴は、請求
項6において、駆動手段が、下面が水平方向に対し傾斜
配置されておりモータにより走行される少なくとも1本
の補助ベルトを有している点にある。そして、このよう
な構成を採用したことにより、被研掃面に段差が存在し
ていてもスムーズに乗り越えて研掃処理を継続的に行う
ことができる。
【0021】請求項8に記載の研掃装置の特徴は、請求
項4ないし請求項6のいずれか1項において、前記研掃
ハウジングの開口がこのハウジングの下部のみに形成さ
れている点にある。そして、このような構成を採用した
ことにより、研掃ハウジングの下方に位置する被研掃面
の研掃作業を行うことができる。
【0022】請求項9に記載の研掃装置の特徴は、請求
項4ないし請求項6のいずれか1項において、前記研掃
ハウジングの開口がこのハウジングの下部から一方の側
部にかけて形成されている点にある。そして、このよう
な構成を採用したことにより、研掃ハウジングの下方と
側方に位置する被研掃面の研掃作業を行うことができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の研掃処理システム
およびこのシステムに使用される研掃装置の実施の形態
を図1ないし図7を参照して説明する。
【0024】図1は、本発明の研掃処理システムの実施
形態を示す説明図である。
【0025】図1に示すように、本実施形態の研掃処理
システムは、主として、被研掃面Sに吸着しつつ研掃材
1を噴射して被研掃面Sから塗膜や錆を剥離する研掃装
置2と、前記研掃材1を貯蔵し前記研掃装置2に研掃材
1を供給する研掃材供給装置3と、空気を圧縮して圧縮
空気を供給することにより前記研掃装置2における研掃
材1の噴射力を発生させる圧縮空気供給装置4と、前記
研掃装置2において研掃材1の噴射によって被研掃面S
から剥離された錆や塗膜などの粉塵6および研掃後の研
掃材1などを全て収集し、再利用可能な研掃材1のみを
分離回収する研掃材分離回収装置5と、この研掃材分離
回収装置5により分離された粉塵6を収集し、重量差に
よって大きな粉塵6aと小さな粉塵(ダスト)6bとに
選別して回収する集塵回収装置としての粉塵回収選別装
置7と、前記研掃装置2の吸着力および前記研掃材分離
回収装置5および前記粉塵回収選別装置7の前記粉塵6
などに対する吸引力を発生するバキューム発生装置8
と、前記研掃装置2などが故障するなどの非常事態が発
生した際に前記研掃装置2による研掃材1の噴射を安全
に停止する安全装置9と、前記研掃装置2、前記研掃材
供給装置3、前記圧縮空気供給装置4、前記研掃材分離
回収装置5、前記粉塵回収選別装置7、前記バキューム
発生装置8および前記安全装置9のそれぞれと接続され
ており、各装置2,3,4,5,7,8,9を遠隔的に
制御する制御装置10とから構成されている。
【0026】そして、前記研掃装置2と前記圧縮空気供
給装置4とは、エアー管12により連結されており、こ
のエアー管12の中間位置に前記研掃材供給装置3が配
設されている。このため、前記エアー管12には、前記
圧縮空気供給装置4から供給される圧縮空気に途中から
前記研掃材供給装置3により供給される研掃材1が随伴
して圧送され、この研掃材1が前記研掃装置2から被研
掃面Sに噴射されるようになっている。
【0027】また、前記研掃装置2と前記研掃材分離回
収装置5とは、サクション管13により連結されてい
る。前記研掃材分離回収装置5内には後述する複数の分
離用回転羽根59が回転可能に配設されており、これら
の複数の分離用回転羽根59の回転によりサクション管
13内は負圧となり、前記サクション管13には研掃材
1などが残置されることはなく、すべての研掃材1およ
び粉塵6が前記研掃材分離回収装置5へ吸引搬送される
ようになっている。
【0028】また、前記研掃材分離回収装置5と前記粉
塵回収選別装置7とは、集塵管15により連結されてお
り、前記研掃材分離回収装置5により研掃材1と分離さ
れた粉塵6が前記集塵管15を通って前記粉塵回収選別
装置7へ搬送されるようになっている。
【0029】そして、前記粉塵回収選別装置7と前記バ
キューム発生装置8とは、吸引管16により連結されて
おり、この吸引管16には前記粉塵回収選別装置7によ
り清浄された空気のみが圧送されるようになっている。
【0030】つぎに、前述した各装置についてより具体
的に説明する。
【0031】まず、前記研掃装置2について説明する
と、研掃装置2は、底板や側板などの平板部およびこれ
らの溶接線部を研掃するフラット研掃装置と、燃料タン
ク内部の側板、立上がり部やこれらの隅肉部を研掃する
コーナー研掃装置(図示せず)とに大別できる。このう
ちのフラット研掃装置を研掃装置2として以後の説明に
用いる。
【0032】前記フラット研掃装置2としては、移動用
モータ18により車輪(図示せず)や駆動ベルト19を
駆動させて前進・後進・旋回する研掃装置をはじめ、空
気の推進力によりラチェットおよびベルト(いずれも図
示せず)を駆動させて前進・後進する軽重量のハンディ
研掃装置(図示せず)や、空気の推進力のみにより前進
するバイブ研掃装置(図示せず)などの種類がある。そ
の他、挟隘部の研掃に好適であって手動で自由に移動で
きるガンホルダー(図示せず)もある。
【0033】これらのうち、図2ないし図5には、移動
用モータ18をもって駆動ベルト19を駆動することに
より移動するフラット研掃装置2が示されている。
【0034】図2はフラット研掃装置2の外観を示す後
方側斜視図、図3はフラット研掃装置2の内部を示す平
面図、図4は図3の底面図、図5は駆動機構を説明する
側面略図である。
【0035】図2に示すように、前記フラット研掃装置
2の後端面には、前記エアー管12が連結される吸入口
20が突出されており、この吸入口20の両側には、前
記サクション管13と連結される排出口21が突出され
ている。さらに、前記排出口21の上方には、前記制御
装置10とケーブル接続されている電源22および電源
スイッチ23が形成されている。
【0036】また、図3に示すように、前記フラット研
掃装置2には、基台24上の前方側に駆動源たる左移動
用モータ25aおよび右移動用モータ25bと噴射ノズ
ル26を揺動させる1個の揺動用モータ27とが搭載さ
れている。前記左移動用モータ25aおよび右移動用モ
ータ25bは、基台24の左右に配設された主ベルト車
28a,28bの駆動軸29a,29bに歯車群30を
介して連結されており、それぞれ個別に回転数を制御さ
れようになっている。
【0037】前記主ベルト車28a,28bに対して本
体後方側には、図4および図5に示すように、従動ベル
ト車31a,31bがそれぞれ配設されており、両ベル
ト車28,31間に駆動ベルト32a,32bが巻回さ
れている。このため、前記主ベルト車28a,28bの
回転に伴って前記駆動ベルト32a,32bを介して前
記従動ベルト車31a,31bも回転するようになって
いる。そして、前記両移動用モータ25a,25bが左
右それぞれ同一回転数で回転した場合には、前記左右の
主ベルト車28a,28bも同一回転数で回転し、前記
フラット研掃装置2が直進するようことになる。また、
左右両移動用モータ25a,25bの回転数が異なる場
合には、前記左右の主ベルト車28a,28bに回転差
が生じて、フラット研掃装置2が左右のいずれかへ旋回
するようになっている。
【0038】また、図5に示すように、前記左右の主ベ
ルト車28a,28bに対して本体前方側であって、前
記主ベルト車28a,28bの固定位置よりも上方位置
には、補助ベルト車33a,33bが配設されており、
この補助ベルト車33a,33bおよび前記主ベルト車
28a,28b間には補助ベルト34a,34bが巻回
されている。このため、前記主ベルト車28a,28b
の回転に伴って補助ベルト34a,34bを介して前記
補助ベルト車33a,33bが回転されるようになって
いる。そして、前記被研掃面Sに大きな段差が存在して
いる場合には、まず、前記補助ベルト34a,34bが
段差端縁に接触して、前記フラット研掃装置2を斜め上
方へ持上げて移動し、続いて前記主ベルト車28a,2
8bに巻回されている駆動ベルト32a,32bが前記
段差端縁に接触してフラット研掃装置2をさらに持上
げ、最後に従動ベルト車31a,31bに巻回されてい
る駆動ベルト32a,32bが前記段差縁部に当接して
移動し、段差を乗り越えるようになっている。
【0039】したがって、前記補助ベルト車33a,3
3bの高さまでの段差であれば、フラット研掃装置2は
スムーズに乗り越えて研掃作業を継続的に行うことがで
きるようになっている。
【0040】また、図4に示すように、フラット研掃装
置2の基台24の中央位置には、下方が開口されている
円筒状の研掃ハウジング36が配設されている。この研
掃ハウジング36は、研掃材1の噴射および粉塵6の吸
出しを行う際に、被研掃面Sに吸着するとともに研掃材
1や粉塵6が外部に漏出するのを防止するためのもので
ある。
【0041】このため、前記研掃ハウジング36内に
は、前記エアー管12と連通され前記研掃材1を伴う圧
縮空気を噴射する噴射ノズル26が配設されている。こ
の噴射ノズル26はノズル管37を介して前記吸入口2
0と連通されている。
【0042】また、前記研掃ハウジング36の後方側側
面には、研掃材1や粉塵6を排出するために前記排出口
21に連通する孔(図示せず)が形成されている。
【0043】さらに、前記研掃ハウジング36の下端開
口縁には、被研掃面Sに確実に吸着するための吸着ゴム
38が取り付けられており、前記サクション管13から
の前記バキューム発生装置8の吸引力により被研掃面S
に吸着するようになっている。
【0044】また、前記フラット研掃装置2には、前記
研掃ハウジング36内の気圧を調整するための気圧調整
器(図示せず)が配設されている。この気圧調整器によ
り、前記噴射ノズル26からの圧縮空気および前記バキ
ューム発生装置8による吸引力などのバランスを調整
し、前記フラット研掃装置2が被研掃面Sを適度な吸着
力をもって吸着されるとともに、自在に移動することも
できるようになっている。
【0045】つぎに、前記噴射ノズル26の揺動機構に
ついて説明する。
【0046】図4に示すように、前記噴射ノズル26
は、前記研掃ハウジング36内においてノズル支持腕3
9に図示しないボルト等により固定支持されている。前
記ノズル支持腕39は、前記研掃ハウジング36の上端
面を貫通して回動自在に支持されているノズル回動軸4
1に固定されている。このノズル回動軸41は、図3に
示すように、前記噴射ノズル26を揺動させるためのス
ライダクランク機構を構成する調整用リンク42の基端
部に固定されており、この調整用リンク42の揺動動作
に従動するようになっている。なお、この調整用リンク
42には、その長手方向に延在する長孔43が形成され
ている。
【0047】また、前記基台24上には、前記調整用リ
ンク42を揺動させる研掃幅調整円板44が、水平面内
において回動可能に配設されている。この研掃幅調整円
板44には、中心から半径方向にそれぞれ距離を異なら
せる複数の調整孔45,45…が渦巻き状に形成されて
おり、これらの調整孔45から任意に選ばれた1つの調
整孔45には、調整ピン46が前記調整用リンク42の
長孔43を介して固定されるようになっている。前記調
整ピン46は、前記調整用リンク42の長孔43に遊嵌
されているため、長孔43内をその長手方向に自由に摺
動できるようになっており、これにより、前記調整用リ
ンク42が前記研掃幅調整円板44の回動に伴って揺動
するようになっている。
【0048】そして、前記調整用リンク42の揺動角の
大きさは、任意に選択した前記調整孔45の前記研掃幅
調整円板44の中心からの距離に比例することとなる。
【0049】また、前記研掃幅調整円板44の円板回動
軸47には、円板歯車(図示せず)が配設され、この円
板歯車には駆動チェーン48が巻回されており、さら
に、この駆動チェーン48が前記揺動用モータ27の駆
動歯車49に巻回されている。このため、前記駆動チェ
ーン48を介して前記揺動用モータ27の駆動力が前記
研掃幅調整円板44に伝達されるようになっている。
【0050】したがって、前記揺動用モータ27が駆動
されると、その駆動力が前記駆動歯車49および駆動チ
ェーン48を介して前記円板回動軸47に伝達され、前
記研掃幅調整円板44が回転されて、この研掃幅調整円
板44の前記調整孔45に固定された調整ピン46が前
記調整用リンク42の長孔43内を摺動しつつ前記調整
用リンク42を揺動させる。この調整用リンク42の揺
動に応じて、その基端部に固定されている前記ノズル回
動軸41が回動され、さらにこのノズル回動軸41に固
定された前記ノズル支持腕39が揺動されることによ
り、前記噴射ノズル26が揺動されるようになってい
る。
【0051】このような噴射ノズル26の揺動機構にお
いては、前記研掃幅調整円板44に形成された調整孔4
5を任意に選択することにより、その調整孔45の中心
からの距離に比例して前記噴射ノズル26の揺動角の大
きさ、すなわち、被研掃面Sにおける研掃幅を変更する
ことができるようになっている。
【0052】なお、前記揺動用モータ27は、パルスモ
ータとされているため、前記噴射ノズル26の揺動周期
は前記揺動用モータ27のパルス周期を変化させること
により変更できるようになっている。
【0053】また、前記フラット研掃装置2には、図示
しない気圧調整器が配設されており、前記噴射ノズル2
6からの圧縮空気および前記バキューム発生装置8の吸
引力などによる前記研掃ハウジング36内の気圧の変化
を微妙に調整することで、前記フラット研掃装置2が被
研掃面Sに吸着しつつ自在に移動できるようにされてい
る。
【0054】つぎに、前記研掃材供給装置3について説
明する。
【0055】本実施形態における研掃材供給装置3は、
研掃材1を貯留する貯留タンク51を有している。この
貯留タンク51の上部には研掃材1を補給するための補
給口52が形成されており、この補給口52には開閉自
在とされる補給蓋53が配設されている。また、前記貯
留タンク51の下方には、前記エアー管12に連通し貯
留タンク51内の研掃材1を供給するための供給口54
が形成されており、この供給口54には、前記制御装置
10により開閉制御される電磁弁55が配設されてい
る。このため、研掃作業が開始されると、制御装置10
の操作により前記電磁弁55が開かれて、前記貯留タン
ク51内から研掃材1が供給口54を介して前記エアー
管12へ供給されるようになっている。
【0056】つぎに、前記圧縮空気供給装置4について
説明する。
【0057】本実施形態における圧縮空気供給装置4
は、圧縮機などから構成されており、前記制御装置10
からの制御指令を受けると、本装置4内において空気を
圧縮し、この圧縮空気を前記エアー管12へ供給するよ
うになっている。この圧縮空気は、エアー管12内を圧
送される途中で、前記研掃材供給装置3からエアー管1
2へ供給される研掃材1を随伴し、前記フラット研掃装
置2の吸入口20へと搬送するようになっている。
【0058】つぎに、前記研掃材分離回収装置5につい
て説明する。
【0059】本実施形態における研掃材分離回収装置5
は、前記サクション管13から吸入する研掃材1および
粉塵6などを含む圧縮空気のうちから遠心分離作用によ
り研掃材1のみを分離する研掃材分離部56と、この研
掃材分離部56の下方に配設されており分離した研掃材
1を収納するための収納ボックス57とを有している。
【0060】前記研掃材分離部56の上部には、前記サ
クション管13と集塵管15とが接続されており、前記
サクション管13からは研掃材1や塗膜などを含む圧縮
空気が吸入され、前記集塵管15からは研掃材1を分離
した後の残りの集塵を含む空気が排出されるようになっ
ている。また、前記研掃材分離部56は、円錐形状に形
成されているとともに、内部には分離用回転軸58に支
持された複数の分離用回転羽根59が配設されており、
これらの分離用回転羽根59の回転による遠心分離作用
によって比重の大きい研掃材1と比重の小さい粉塵6と
を分離するようになっている。
【0061】そして、前記研掃材分離部56において分
離された研掃材1は、下方の収納ボックス57に回収さ
れるようになっている。この収納ボックス57には、取
出口60が形成されており、この取出口60から回収し
た研掃材1を取り出して再利用に供するようになってい
る。この場合、取り出した研掃材1を作業者が前記研掃
材供給装置3まで運んで補給口52から補給するように
してもよいし、別途、前記取出口60と前記研掃材供給
装置3の補給口52とを連通する補給管(図示せず)を
配設して研掃材1を循環させるようにしてもよい。
【0062】つぎに、前記粉塵回収選別装置7について
説明する。
【0063】本実施形態における粉塵回収選別装置7
は、前記研掃材分離回収装置5により分離された後の残
留する粉塵6などを含む空気中から遠心分離作用により
粒子の大きい粉塵6aを選別回収するサイクロン集塵部
61と、粒子の小さい粉塵6bをフィルタ63により集
塵して外部へ排出できる程度まで空気を清浄するフィル
タ集塵部62とを有している。これらのサイクロン集塵
部61とフィルタ集塵部62とは、中間集塵管64によ
り連結されている。
【0064】前記サイクロン集塵部61の上部において
は、前記集塵管15と中間集塵管64とが連結されてお
り、前記集塵管15からは大小の粒子の粉塵6を含む空
気が吸入され、前記中間集塵管64からは粒子の大きな
粉塵6aを集塵した後の粒子の小さい粉塵6bのみを含
む空気が排出されるようになっている。
【0065】また、前記サイクロン集塵部61は、下部
がロート状の円錐台形状に形成されているとともに、内
部には選別用回転軸65に支持された複数の選別用回転
羽根66が配設されており、これらの選別用回転羽根6
6の回転による遠心分離作用によって粒子の大きい粉塵
6aと粒子の小さい粉塵6bとを選別するようになって
いる。そして、前記サイクロン集塵部61の下端面に
は、排出口67が形成されており、選別された大粒子の
粉塵6aは、前記排出口67から下方に配設されている
集塵ボックス68に排出される。一方、残りの小粒子の
粉塵6bは、空気とともに前記中間集塵管64へと排出
されて前記フィルタ集塵部62へ供給されるようになっ
ている。
【0066】また、前記フィルタ集塵部62は、下部が
ロート状の円錐台形状に形成されていて前記中間集塵管
64が連結されているとともに、内部には布製の前記フ
ィルタ63が配設されている。このため、前記サイクロ
ン集塵部61により選別された小粒子の粉塵6bを含む
空気が、前記中間集塵管64を通って下方から吸入され
ると、小さな粒子の粉塵6bは重力により下端面に形成
された排出口70から排出されて、集塵ボックス71に
収納される。
【0067】残りの空気は、前記バキューム発生装置8
の吸引力により前記フィルタ集塵部62内を上方に移動
し、内部のフィルタ63を通過する際に微細なダストが
集塵されて清浄な空気となり、前記バキューム発生装置
と連結されている前記吸引管16へと流出するようにな
っている。
【0068】つぎに、前記バキューム発生装置8につい
て説明する。
【0069】本実施形態におけるバキューム発生装置8
は、前記フラット研掃装置2の被研掃面Sに対する吸着
力および研掃後の研掃材1や粉塵6などを吸引する吸引
力を発生させる装置であり、さらに、その吸引力により
前記研掃材分離回収装置5および前記粉塵回収選別装置
7により浄化された空気を外部へ排出するようになって
いる。このため、前記バキューム発生装置8には、浄化
された空気を前記吸引管16を通して吸引し外部へ排出
するための循環路(図示せず)および排出管72が配設
されている。また、このバキューム発生装置8には、発
電機73が搭載されており自家発電できるようになって
いる。
【0070】つぎに、前記安全装置9について説明す
る。
【0071】本実施形態における安全装置9は、非常事
態が発生した場合に、研掃材1が前記エアー管12から
前記フラット研掃装置2へ吸入されるのを遮断して、前
記エアー管12から前記サクション管13へ直接に前記
研掃材1を搬送するような経路を構成するようになって
いる。
【0072】すなわち、図6に示すように、前記安全装
置9は、前記エアー管12および前記サクション管13
のそれぞれの途中において両者間を連通しうるように配
設されており、前記エアー管12および前記サクション
管13を連通することにより、前記エアー管12から前
記サクション管13への回避通路を形成する非常通路管
75と、この非常通路管75との連通位置より前記フラ
ット研掃装置2側への前記エアー管12内における研掃
材1の流れを遮断するブラスト側シャッタ76と、前記
非常通路管75内において前記エアー管12から前記サ
クション管13への通路を開閉するサクション側シャッ
タ77とを有している。
【0073】前記ブラスト側シャッタ76と前記サクシ
ョン側シャッタ77とは、前記制御装置10からの指令
により開閉動作を行うようになっており、もし、非常事
態が発生し、前記制御装置10から非常停止指令が出さ
れると、前記研掃材供給装置3の電磁弁55が閉鎖され
て研掃材1の供給が止められ、前記ブラスト側シャッタ
76が閉じられるとともに、前記サクション側シャッタ
77が開けられる。
【0074】したがって、前記研掃材供給装置3から前
記安全装置9までのエアー管12内にある研掃材1は、
前記フラット研掃装置2へ供給されることはなく、前記
非常通路管75を通って前記サクション管13へ移動さ
れ、そのまま前記研掃材分離回収装置5へと搬送される
ようになっている。
【0075】このため、前記安全装置9は、非常事態の
発生に対して、前記フラット研掃装置2の噴射ノズル2
6からの研掃材1の噴射を直ちに停止できるとともに、
フラット研掃装置2を非常停止する際にエアー管12内
に研掃材1を残留させないため、再始動させたときに研
掃材1が突発的に噴射される等のトラブルを予防できる
ようになっている。
【0076】つぎに、前記制御装置10について説明す
る。
【0077】本実施形態における制御装置10は、研掃
処理システムの各装置2,3,4,5,7,8,9の駆
動動作を遠隔的に制御するためのものであり、図7に示
すように、作業者の技量に左右されないように容易に制
御可能な操作盤79が配設されている。
【0078】この操作盤79の各操作スイッチについて
具体的に説明すると、サクションスイッチ80は、前記
研掃材分離回収装置5、前記粉塵回収選別装置7および
前記バキューム発生装置8に接続されており、このサク
ションスイッチ80をONすることにより、前記バキュ
ーム発生装置8を駆動させて前記フラット研掃装置2の
吸着力および前記粉塵6等の吸引力が発生されるととも
に、前記研掃材分離回収装置5の分離用回転羽根59お
よび前記粉塵回収選別装置7の選別用回転羽根66が回
転されるようになっている。
【0079】また、ノズル揺動スイッチ81は、前記フ
ラット研掃装置2の揺動用モータ27に接続されてお
り、これをONすることにより、前記揺動用モータ27
が駆動され、前記研掃幅調整円板44などを介して前記
噴射ノズル26が所定の揺動角で揺動されるようになっ
ている。
【0080】エアースイッチ82は、前記圧縮空気供給
装置4と接続されており、これをONすることにより、
前記圧縮空気供給装置4内で圧縮空気が生成されるよう
になっており、この圧縮空気を前記エアー管12内へ圧
送する準備がなされるようになっている。
【0081】ブラストスイッチ83は、前記研掃材供給
装置3の電磁弁55と接続されており、これをONする
ことにより、前記電磁弁55が開放されて前記貯留タン
ク51から前記エアー管12へ研掃材1が供給されるよ
うになっている。
【0082】走行速度スイッチ84は、前記フラット研
掃装置2の左右の移動用モータ25a,25bに接続さ
れており、高速から低速までの目盛を任意に選択するこ
とにより、前記移動用モータ25a,25bの回転速度
を変化させて前記左右の主ベルト車28a,28bおよ
び左右の駆動ベルト32a,32bを介して前記フラッ
ト研掃装置2の走行速度を変化できるようになってい
る。
【0083】ノズル揺動速度スイッチ85は、前記揺動
用モータ27に接続されており、高速から低速までの目
盛を任意に選択することにより、前記研掃幅調整円板4
4、前記調整用リンク42および前記ノズル回動軸41
等を介して、前記噴射ノズル26の揺動速度を任意に変
更できるようになっている。
【0084】モード切換スイッチ86は、前記フラット
研掃装置2および前記圧縮空気供給装置4に接続されて
おり、前記フラット研掃装置2の剥離動作と走行動作と
を任意に切り換えることができるようになっている。そ
して、前記モード切換スイッチ86を剥離モードに切り
換えると、前記圧縮空気供給装置4により圧縮された圧
縮空気が前記エアー管12内に圧送され、前記研掃材1
を随伴しつつ前記フラット研掃装置2の噴射ノズル26
から噴射される。また、前記モード切換スイッチ86を
走行モードに切り換えると、前記圧縮空気供給装置4に
よる圧縮空気の供給が停止され、前記噴射ノズル26か
らは研掃材1が噴射されることなく、前記フラット研掃
装置2が所定位置への移動のために走行するようになっ
ている。
【0085】研掃面切換スイッチ87は、前記フラット
研掃装置2に接続されており、被研掃面Sが曲面あるい
は平面のいずれであるかに対応して適正なモードを任意
に選択できるようになっており、曲面モードあるいは平
面モードを選択すると前記噴射ノズル26等が各モード
に対応してより適正な動作を行うようになっている。
【0086】前記走行レバー88は、前記フラット研掃
装置2の移動用モータ25a,25bに接続されてお
り、前記フラット研掃装置2の前進移動または後進移動
を任意に選択できるようになっている。この走行レバー
88を切り換えることにより、前記移動用モータ25
a,25bを同一回転数で正方向または逆方向に回転さ
せて、前記主ベルト車28a,28bの回転方向を制御
し、前記従動ベルト31a,31bとともに前記駆動ベ
ルト32a,32bを正・逆回転させることによって前
記フラット研掃装置2を前進または後進させる。
【0087】前記旋回レバー89は、前記フラット研掃
装置2の移動用モータ25a,25bに接続されてお
り、前記フラット研掃装置2の右旋回移動または左旋回
移動を任意に選択できるようになっている。右旋回モー
ドを選択した場合には、前記左移動用モータ28aの回
転数を所定の比率分だけ右移動用モータ25bよりも大
きくするようになっており、逆に、左旋回モードを選択
した場合には右移動用モータ25bを左移動用モータ2
5aよりも所定の比率分だけ大きくするようになってい
る。これにより、前記フラット研掃装置2は左右いずれ
の方向へも自由に旋回することができるようになってい
る。
【0088】前記非常停止スイッチ90は、前記研掃材
供給装置3の電磁弁55および前記安全装置9と接続さ
れており、この非常停止スイッチ90がONされると、
前記電磁弁55を閉鎖して前記研掃材6の供給口54を
閉じるとともに、前記安全装置9のブラスト側シャッタ
76を閉鎖し、前記サクション側シャッタ77を開放す
るようになっている。これにより、前記噴射ノズル26
からの研掃材1の噴射を停止するとともに、エアー管1
2に残留している研掃材1を前記非常通路管75を通し
て前記サクション管13に搬送し、前記フラット研掃装
置2を介することなく前記研掃材分離回収装置5へ供給
するようになる。
【0089】つぎに、本発明の研掃処理システムおよび
このシステムに使用される研掃装置の実施形態の作用に
ついて説明する。
【0090】作業者は、研掃処理システムの各装置2,
3,4,5,7,8,9,10の電源をONしておき、
続いてサクションスイッチ80、ノズル揺動スイッチ8
1、エアースイッチ82およびブラストスイッチ83を
それぞれONする。これにより、前記バキューム発生装
置8が吸引力を発生し、前記揺動用モータ27が駆動し
て前記噴射ノズル26の揺動を開始するとともに、前記
圧縮空気供給装置4が圧縮空気の生成を開始し、さら
に、研掃材供給装置3の電磁弁55が開放されて前記エ
アー管12へ研掃材1を供給する。
【0091】この状態から、前記モード切換スイッチ8
6を剥離モードにすると、前記圧縮空気供給装置4から
前記エアー管12へ圧縮空気が圧送され、エアー管12
内を圧送する途中で前記研掃材1を随伴し、前記フラッ
ト研掃装置2へと研掃材1を供給する。
【0092】このフラット研掃装置2においては、吸入
口20から吸入した研掃材1が噴射ノズル26から被研
掃面Sに噴射され、この研掃材1が被研掃面Sに衝突
し、その衝撃により被研掃面Sから錆や塗膜が剥離され
る。
【0093】被研掃面Sから剥離した塗膜などの粉塵6
や研掃後の研掃材1は、研掃材分離回収装置5の分離用
回転羽根59の回転により前記サクション管13を介し
て吸引され、研掃材分離回収装置5へと供給する。
【0094】この研掃材分離回収装置5においては、同
じく分離用回転羽根59の回転に伴う遠心分離作用によ
り、前記圧縮空気から研掃材1のみを分離して収納ボッ
クス57に回収し再利用に供するとともに、残りの粉塵
6を含む空気を集塵管15へと排出する。
【0095】前記集塵管15へ排出された空気は、前記
粉塵回収選別装置7内に供給される。
【0096】この粉塵回収選別装置7においては、ま
ず、前記サイクロン集塵部61において、前記選別用回
転羽根66の回転に伴う遠心分離作用により、粒子の大
きい粉塵6aのみを分離して集塵ボックス68に回収す
るとともに、残りの粒子の小さい粉塵6bを含む空気を
前記中間集塵管64へと排出する。
【0097】つぎに、この中間集塵管64を通って供給
された空気を前記フィルタ集塵部62の下方から吸入
し、粒子の小さい粉塵6bを重力により下方へ落下して
集塵ボックス71に回収し、その他のダストを含む空気
をそのまま上方へ移動させて、前記フィルタ63を通過
させるときにダストをフィルタ63に吸着させて除去
し、清浄された空気のみを吸引管16に排出する。
【0098】前記吸引管16を通して排出した空気は、
清浄化されているため前記バキューム発生装置8の図示
しない循環路を通した後に排出管72から外部の大気中
へ排出される。
【0099】また、前記フラット研掃装置2を前進また
は後進する場合には、前記操作盤79の走行レバー88
を前進モードまたは後進モードへ切り換えると、各モー
ドに応じて前記フラット研掃装置2に配設した前記左右
の移動用モータ25a,25bが正方向または逆方向へ
回転し、歯車群30および駆動軸29a,29bを介し
て左右の前記主ベルト車28a,28bが駆動される。
これにより、これらの主ベルト車28a,28bと前記
従動ベルト車31a,31bとに巻回されている駆動ベ
ルト32a,32bが正方向または逆方向に回転し、前
記フラット研掃装置2が前進または後進する。
【0100】一方、前記フラット研掃装置2を旋回する
場合には、左右の移動用モータ25a,25bの回転数
が異なるように回転させる。これにより、前記主ベルト
車28a,28bを介して前記駆動ベルト32a,32
bの回転数が左右において異なることとなり、前記被研
掃面Sとの間に生じる摩擦抵抗の大きさに差が生じるた
め、前記フラット研掃装置2が摩擦抵抗の大きい方向
(右または左方向)へ旋回することになる。
【0101】また、被研掃面Sに段差面が存在する場合
には、前記フラット研掃装置2の前側に配設した補助ベ
ルト車33a,33bおよび補助ベルト34a,34b
が、前記主ベルト車28a,28bに従動して回転する
ため、前記補助ベルト34a,34bを前記段差の上縁
部に当接すると、両者間の摩擦力により前記フラット研
掃装置2を斜め上方へ持上げることとなり、前記フラッ
ト研掃装置2が当該段差上に乗り上がることができる。
【0102】さらに、前記フラット研掃装置2の研掃幅
を変更したい場合には、前記研掃幅調整円板44の調整
孔45に嵌入している調整ピン46を外して調整用リン
ク42の連結位置を変更すればよい。
【0103】たとえば、研掃幅を大きくしたい場合に
は、前記調整ピン46を中心からの距離がより大きい前
記調整孔45に嵌入して、前記調整用リンク42の揺動
角が大きくなるようにすれば、前記ノズル回動軸41お
よびノズル支持腕39を介して前記噴射ノズル26の揺
動角が大きくなり、研掃幅を大きくすることができる。
逆に、研掃幅を小さくしたい場合には、前記調整ピン4
6を中心からより距離の小さい調整孔45を選択して嵌
入し、前記調整用リンク42の揺動角を小さくすれば、
前記ノズル回動軸41および前記ノズル支持腕39を介
して前記噴射ノズル26の揺動角が小さくなり、研掃幅
を小さくすることができる。
【0104】一方、前記フラット研掃装置2が故障して
走行できなくなってしまうなどの非常事態が生じた場合
には、前記操作盤79の非常停止スイッチ90をONす
ればよい。この非常停止スイッチ90のONすることに
より、まず、前記研掃材供給装置3の電磁弁55を閉鎖
して研掃材1の供給を停止し、次に、前記安全装置9の
ブラスト側シャッタ76を閉鎖して、エアー管12内に
残留している研掃材1が前記フラット研掃装置2へ供給
されるのを防止し、前記噴射ノズル26から研掃材1が
噴射されないようにする。
【0105】さらに、前記ブラスト側シャッタ76の閉
鎖と同時に、前記サクション側シャッタ77を開放して
前記非常通路管75を連通し、前記エアー管12内の残
留研掃材1を前記非常通路管75を通して前記サクショ
ン管13へ搬送し、前記研掃材分離回収装置5へと供給
するようになっている。
【0106】このように安全装置9を制御することによ
り、非常事態発生の際に、直ちに噴射ノズル26からの
研掃材1の噴射を停止するとともに、エアー管12内に
研掃材1を残留させないようにすることができる。
【0107】したがって、本発明の研掃処理システムお
よびこのシステムに使用される研掃装置の実施形態によ
れば、被研掃面Sの研掃処理から研掃後の研掃材1およ
び粉塵6等の分離回収作業までを遠隔操作により全て行
うことができるため、安全で衛生的かつ無公害の研掃処
理を行うことができる。
【0108】また、軽装備で研掃処理作業を行うことが
できるとともに、この研掃処理と並行して他の作業を進
行できる等の作業性および機動性を向上することがで
き、しかも研掃処理システムの省力化およびコンパクト
化を実現できる。
【0109】さらに、研掃幅調整円板44の調整孔45
を任意に選択することにより噴射ノズル26の揺動角を
変更し、噴射ノズル26による研掃幅を簡単に変更でき
るため、多様な研掃処理に応じることができる。
【0110】さらにまた、駆動ベルト32a,32bと
は別に補助ベルト34a,34bを配設したことによ
り、被研掃面Sに存在する段差をスムーズに乗り越えて
継続的に研掃処理作業を進行できる。
【0111】また、研掃処理中に非常事態が発生した場
合には、噴射ノズル26からの研掃材1の噴射を直ちに
停止するとともに、エアー管12内に研掃材1を残留さ
せないようエアー管12内の研掃材1のすべてを研掃材
分離回収装置5に回収したうえで全体を停止するので、
適正な措置を迅速にとって安全性を確保することができ
る。
【0112】なお、本発明は前記実施の形態のものに限
定されるものではなく、必要に応じて種々変更すること
が可能である。
【0113】たとえば、前述の研掃処理システムの実施
形態において、前記研掃装置2としてはフラット研掃装
置2を主として説明したが、これを他のコーナー研掃装
置などに変更して使用してもよい。この場合、コーナー
研掃装置2は、研掃ハウジング36の下部および一方の
側部が開放されており、前記噴射ノズル26が底面から
側面にかけて大きく揺動することにより、直角をなす2
つの被研掃面Sに研掃材1を噴射するようになってい
る。
【0114】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る研掃処理
システムおよびこのシステムに使用される研掃装置によ
れば、遠隔操作により安全で衛生的かつ無公害の研掃作
業を行うことができる。
【0115】また、軽装備での作業が可能であるととも
に、研掃処理と並行して他の作業を進行できる等の作業
性および機動性に優れており、さらに、省力化およびコ
ンパクト化を実現できるため極めて実用性の高いものを
提供できる。
【0116】さらに、研掃処理における研掃幅を容易か
つ任意に変更できるとともに、被研掃面に存在する段差
をスムーズに乗り越えて継続的に研掃作業を進行でき
る。
【0117】さらにまた、研掃処理システムに安全装置
を設けることにより、研掃処理作業中に非常事態が発生
した場合であっても迅速に適正な措置をとることができ
安全性を確保することができるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る研掃処理システムの実施形態を
示す説明図
【図2】 本発明に係る研掃装置の実施形態の後方側斜
視図
【図3】 本発明に係る研掃装置の実施形態の内部を示
す説明図
【図4】 図3の底面図
【図5】 本発明に係る研掃装置の実施形態における駆
動機構の説明図
【図6】 本発明に係る研掃処理システムの実施形態に
おける安全装置の概略説明図
【図7】 本発明に係る研掃処理システムの実施形態に
おける操作盤の平面図
【符号の説明】
2 フラット研掃装置 3 研掃材供給装置 4 圧縮空気供給装置 5 研掃材分離回収装置 7 粉塵回収選別装置 8 バキューム発生装置 9 安全装置 10 制御装置 12 エアー管 13 サクション管 15 集塵管 16 吸引管 26 噴射ノズル 28a,28b 主ベルト車 33a,33b 補助ベルト車 34a,34b 補助ベルト 39 ノズル支持腕 44 研掃幅調整円板 45 調整孔 51 貯留タンク 55 電磁弁 61 サイクロン集塵部 62 フィルタ集塵部 75 非常通路管 76 ブラスト側シャッタ 77 サクション側シャッタ 79 操作盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 正幸 神奈川県大和市中央4丁目1−10 株式会 社テクノシステムズ内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被研掃面に吸着しつつ研掃材を噴射して
    被研掃面から塗膜などを剥離する研掃装置と、 前記研掃材を貯蔵し、この研掃材を前記研掃装置に供給
    する研掃材供給装置と、 前記研掃装置に圧縮空気を供給して研掃材の噴射力を発
    生させる圧縮空気供給装置と、 前記研掃装置における研掃材の噴射によって被研掃面か
    ら剥離された塗膜などからなる粉塵などを収集し、この
    粉塵などから再利用可能な研掃材のみを分離回収する研
    掃材分離回収装置と、 前記研掃材分離回収装置により研掃材を分離された後の
    粉塵を回収する粉塵回収装置と、 前記研掃装置の吸着力ならびに前記研掃材分離回収装置
    と粉塵回収装置の粉塵などに対する吸引力を発生するバ
    キューム発生装置とを有することを特徴とする研掃処理
    システム。
  2. 【請求項2】 前記粉塵回収装置は、粉塵の大きさに応
    じて複数種の粉塵に分離して回収するように構成されて
    いる請求項1に記載の研掃処理システム。
  3. 【請求項3】 前記研掃材供給装置と前記研掃材分離回
    収装置とを前記研掃装置を迂回して連通しうる開閉可能
    な非常通路を形成し、必要に応じてこの非常通路を開放
    し、前記研掃装置からの研掃材の噴射を停止する安全装
    置をさらに有することを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の研掃処理システム。
  4. 【請求項4】 被研掃面に吸着されうる開口を備え、駆
    動手段により可動とされている研掃ハウジングと、 前記研掃ハウジング内に配設され、研掃ハウジングの進
    行方向に対し直交する方向に往復動しうる噴射ノズルで
    あって、前記開口の内側から開口を介して開口の外側に
    向けて研掃材を噴射しうる噴射ノズルと、 前記研掃ハウジング内の空気を吸引し、研掃材を前記被
    研掃面に吸着するとともに、前記噴射ノズルから噴射さ
    れた研掃材と噴射された研掃材により被研掃面から剥離
    された粉塵とを内部に吸引する吸引手段とを有すること
    を特徴とする研掃装置。
  5. 【請求項5】 前記噴射ノズルの前記研掃ハウジングの
    進行方向に対し直交する方向への往復動の幅を変更しう
    る往復動幅可変手段をさらに有することを特徴とする請
    求項4に記載の研掃装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動手段は、モータにより走行され
    る少なくとも1本のベルトを有していることを特徴とす
    る請求項4または請求項5に記載の研掃装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動手段は、下面が水平方向に対し
    傾斜配置されておりモータにより走行される少なくとも
    1本の補助ベルトを有していることを特徴とする請求項
    6に記載の研掃装置。
  8. 【請求項8】 前記研掃ハウジングの開口がこのハウジ
    ングの下部のみに形成されている請求項4ないし請求項
    6のいずれか1項に記載の研掃装置。
  9. 【請求項9】 前記研掃ハウジングの開口がこのハウジ
    ングの下部から一方の側部にかけて形成されている請求
    項4ないし請求項6のいずれか1項に記載の研掃装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013043281A (ja) * 2011-08-25 2013-03-04 General Electric Co <Ge> 円筒形物体のサンドブラストを容易にするための固定治具
CN110682219A (zh) * 2019-10-31 2020-01-14 中冶(上海)钢结构科技有限公司 一种抛丸清理设备的除尘系统及其除尘方法
CN116537020A (zh) * 2023-07-07 2023-08-04 吉林铁道职业技术学院 一种道路施工用路面自动化修复装置

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