JPH11338820A - バス・アービタ - Google Patents

バス・アービタ

Info

Publication number
JPH11338820A
JPH11338820A JP14963198A JP14963198A JPH11338820A JP H11338820 A JPH11338820 A JP H11338820A JP 14963198 A JP14963198 A JP 14963198A JP 14963198 A JP14963198 A JP 14963198A JP H11338820 A JPH11338820 A JP H11338820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
buffer
devices
given
use right
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14963198A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Yamashita
英明 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP14963198A priority Critical patent/JPH11338820A/ja
Publication of JPH11338820A publication Critical patent/JPH11338820A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bus Control (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のPCIデバイスがPCIバスを介して
データの送信をリアルタイムに実行できるように、各P
CIデバイスからのバス要求を調停するバス・アービタ
を提供する。 【解決手段】 使用済みバッファ・サイズ管理部101
は、PCIデバイス11 1 〜113 に設けられた各バッ
ファ111の使用済みバッファ・サイズ(バッファに蓄
積されているデータ量)が予め決められたしきい値以上
となったことを検出する。バス使用権決定部102は、
バス要求を行ったPCIデバイス111 〜113 の中か
らいずれかのデバイスを選択して、そのデバイスにバス
使用権を与えることを決定するが、その際、全てのバッ
ファ111の使用済みバッファ・サイズがしきい値未満
である場合、最も高い優先度を付与されたデバイスを選
択し、いずれかのバッファ111の使用済みバッファ・
サイズがしきい値以上となった場合、そのバッファ11
1が設けられたデバイスを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バス・アービタに
関し、より特定的には、ローカル・バスに接続された複
数のデバイスからのバス要求を調停するバス・アービタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バス・アービタは、例えば「PC
I Local Bus Specificatio
n,Rev2.1」に記載されたものが知られている。
このバス・アービタは、バスに複数のデバイスが接続さ
れている場合、どのデバイスにバスの使用権を与えるの
かを決定する。このようなバス調停のためのバス・アー
ビトレーション・アルゴリズムには、各デバイスに対し
て公平にバスの使用権が与えられるようにするためのル
ールが定められている。
【0003】図5に、従来のバス・アービタの構成の一
例を示す。図5において、従来のバス・アービタ50
は、バス使用権決定部501を備え、複数のPCIデバ
イス51(図には3つのPCIデバイス51を表示)と
共にPCIバス52に接続されている。以上のように構
成された従来のバス・アービタについて、以下、その動
作を述べる。各PCIデバイス51は、バス・アービタ
50に対して、それぞれ任意のタイミングでPCIバス
52の使用権を要求する。複数のPCIデバイス51が
同時にバス要求を行った場合、バス・アービタ50で
は、バス使用権決定部501が、それら複数のPCIデ
バイス51のうちどのデバイスにPCIバス52の使用
権を与えるかを決定する。バス・アービタ50は、バス
使用権決定部501が決定したPCIデバイス51に対
し、PCIバス52の使用権を与える。
【0004】上記の動作において、バス使用権決定部5
01がバス使用権を与えるデバイスを決定するために用
いられるアルゴリズムには、次のようなものがある。各
PCIデバイス51に対して予め優先度を付与しておく
と共に、バス使用権が与えられた場合にPCIバス52
を使用できる時間(以下、バス使用可能時間)を予め決
めておく。そして、複数のPCIデバイス51が同時に
バス要求を行った場合、それら複数のPCIデバイス5
1の中から最も優先度の高いPCIデバイス51を選択
し、そのデバイスにバス使用権を与える。それから上記
のバス使用可能時間だけ経過した後、その時点でバス要
求を行っている複数のPCIデバイス51の中から最も
優先度の高いPCIデバイス51を選択し、そのデバイ
スにバス使用権を与える。以降、バス使用可能時間だけ
経過する毎に、最も優先度の高いPCIデバイス51を
選択してバス使用権を与える処理を繰り返し実行する。
【0005】上記のアルゴリズムによれば、バス要求を
行っている複数のPCIデバイス51の中から常に、最
も優先度の高いPCIデバイス51が選択されるので、
優先度の高いPCIデバイス51がバス要求を行ってい
る限り、優先度の低いPCIデバイス51にバス使用権
が与えられることはない。そこで、例えば各PCIデバ
イス51に付与した優先度を相互に循環させるなどして
各PCIデバイス51間の選択順位を動的に変化させ、
それによって、特定のPCIデバイス51に長時間バス
使用権が与えられない不公平を解消するようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】さて近年、動画像をパ
ソコンやワークステーションなどで処理することが行わ
れるようになった。動画像の処理では、パソコンやワー
クステーションのPCIバスに接続された各PCIデバ
イスが、それぞれPCIバスを介して画像データの送受
信をリアルタイムに実行していくことを要求される。し
かし、上記従来のバス・アービタでは、各PCIデバイ
ス51に公平にバス使用権が与えられるので、時間的に
平均すれば特定のPCIデバイス51で送受信が遅れる
ことはなくなるものの、画像データの送受信をリアルタ
イムに実行していくことができず、その結果、例えば画
面表示が途切れる等の不都合が生じることがあった。
【0007】それゆえに、本発明の目的は、複数のデバ
イスがPCIバス等のローカル・バスを介してデータの
送受信をリアルタイムに実行できるように、各デバイス
からのバス要求を調停するバス・アービタを提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、ローカル・バスに接続された複数のデバイスか
らのバス要求を調停するバス・アービタであって、各デ
バイスには、それぞれ優先度が付与されると共に、受信
したデータを一時記憶するためのバッファが設けられ、
各デバイスは、外部からデータを受信すると、そのデー
タをいったん当該デバイスに設けられたバッファに書き
込んでバス要求を行い、バス使用権を与えられてバス・
マスタとなると、当該バッファからデータを読み出し
て、そのデータをローカル・バスを介して送信するよう
に構成されており、各バッファの使用済みバッファ・サ
イズが予め決められたしきい値以上となったことを検出
する使用済みバッファ・サイズ管理手段と、バス要求を
行ったデバイスの中からいずれかのデバイスを選択し
て、そのデバイスにバス使用権を与えることを決定する
バス使用権決定手段とを備え、バス使用権決定手段は、
全てのバッファの使用済みバッファ・サイズがしきい値
未満である場合、バス使用権を与える対象として、バス
要求を行ったデバイスの中から最も高い優先度を付与さ
れたデバイスを選択し、いずれかのバッファの使用済み
バッファ・サイズがしきい値以上となった場合、当該バ
ッファが設けられたデバイスを選択することを特徴とし
ている。
【0009】上記第1の発明によれば、複数のデバイス
がローカル・バスを介してデータを送信しようとする場
合、送信すべきデータの蓄積量が多いデバイスに対して
優先的にバス使用権が与えられるので、複数のデバイス
がローカル・バスを介してデータの送信をリアルタイム
に実行できるようになる。なお、使用済みバッファ・サ
イズは、バッファに蓄積されているデータの量を意味す
る(以下同様)。
【0010】第2の発明は、ローカル・バスに接続され
た複数のデバイスからのバス要求を調停するバス・アー
ビタであって、各デバイスには、それぞれ優先度が付与
されると共に、受信したデータを一時記憶するためのバ
ッファが設けられ、各デバイスは、外部からデータを受
信すると、そのデータをいったん当該デバイスに設けら
れたバッファに書き込んでバス要求を行い、バス使用権
を与えられてバス・マスタとなると、当該バッファから
データを読み出して、そのデータをローカル・バスを介
して送信するように構成されており、各バッファの使用
済みバッファ・サイズが予め決められたしきい値以上と
なったことを検出する使用済みバッファ・サイズ管理手
段と、いずれかのバッファの使用済みバッファ・サイズ
がしきい値以上となったとき、当該バッファが設けられ
たデバイスに次にバス使用権が与えられるまでの待ち時
間を算出するバス使用時間管理手段と、バス要求を行っ
たデバイスの中からいずれかのデバイスを選択して、そ
のデバイスにバス使用権を与えることを決定するバス使
用権決定手段とを備え、バス使用権決定手段は、全ての
バッファの使用済みバッファ・サイズがしきい値未満で
あるか、または、いずれかのバッファの使用済みバッフ
ァ・サイズがしきい値以上となっても、当該バッファが
設けられたデバイスに次にバス使用権が与えられるまで
の待ち時間が予め決められた別のしきい値未満である場
合、バス使用権を与える対象として、バス要求を行った
デバイスの中から最も高い優先度を付与されたデバイス
を選択し、いずれかのバッファの使用済みバッファ・サ
イズがしきい値以上となり、かつ当該バッファが設けら
れたデバイスに次にバス使用権が与えられるまでの待ち
時間が別のしきい値以上となった場合、当該バッファが
設けられたデバイスを選択することを特徴としている。
【0011】上記第2の発明によれば、複数のデバイス
がローカル・バスを介してデータを送信しようとする場
合、送信すべきデータの蓄積量が多く、かつ次にバス使
用権を与えられるまでの待ち時間が長いデバイスに対し
て優先的にバス使用権が与えられるので、複数のデバイ
スがローカル・バスを介してデータの送信をリアルタイ
ムに実行できるようになる。
【0012】第3の発明は、第2の発明において、バス
使用時間管理手段は、各デバイスに関して決められたバ
ス使用可能時間を認識しており、いずれかのバッファの
使用済みバッファ・サイズがしきい値以上となったと
き、当該バッファが設けられたデバイスよりも高い優先
度を付与されたデバイスに関して決められたバス使用可
能時間を合計することによって、当該バッファが設けら
れたデバイスに次にバス使用権が与えられるまでの待ち
時間を算出することを特徴としている。
【0013】上記第3の発明によれば、送信すべきデー
タの蓄積量が多いデバイスに次にバス使用権が与えられ
るまでの待ち時間を容易に算出することができる。な
お、バス使用可能時間は、あるデバイスが一度バス使用
権が与えられてから、連続してローカル・バスを使用で
きる時間を意味する(以下同様)。
【0014】第4の発明は、ローカル・バスに接続され
た複数のデバイスからのバス要求を調停するバス・アー
ビタであって、各デバイスには、それぞれ優先度が付与
され、各デバイスは、外部からデータを受信するとバス
要求を行い、バス使用権を与えられてバス・マスタとな
ると、受信したデータをローカル・バスを介して当該デ
バイスと対応するスレーブへと送信するように構成され
ており、各スレーブには、受信したデータを一時記憶す
るためのバッファが設けられ、各スレーブは、当該スレ
ーブと対応するデバイスからローカル・バスを介してデ
ータを受信すると、そのデータを当該スレーブに設けら
れたバッファに一時記憶した後、外部へと送信するよう
に構成されており、各バッファの使用済みバッファ・サ
イズが予め決められたしきい値以下となったことを検出
する使用済みバッファ・サイズ管理手段と、バス要求を
行ったデバイスの中からいずれかのデバイスを選択し
て、そのデバイスにバス使用権を与えることを決定する
バス使用権決定手段とを備え、バス使用権決定手段は、
全てのバッファの使用済みバッファ・サイズがしきい値
より大である場合、バス使用権を与える対象として、バ
ス要求を行ったデバイスの中から最も高い優先度を付与
されたデバイスを選択し、いずれかのバッファの使用済
みバッファ・サイズがしきい値以下となった場合、当該
バッファが設けられたスレーブと対応するデバイスを選
択することを特徴としている。
【0015】上記第4の発明によれば、複数のデバイス
がローカル・バスを介してデータを送信しようとする場
合、受信したデータの蓄積量が少ないスレーブと対応す
るデバイスに対して優先的にバス使用権が与えられるの
で、複数のデバイスがローカル・バスを介してデータの
送信をリアルタイムに実行できるようになる。
【0016】第5の発明は、ローカル・バスに接続され
た複数のデバイスからのバス要求を調停するバス・アー
ビタであって、各デバイスには、それぞれ優先度が付与
され、各デバイスは、外部からデータを受信するとバス
要求を行い、バス使用権を与えられてバス・マスタとな
ると、受信したデータをローカル・バスを介して当該デ
バイスと対応するスレーブへと送信するように構成され
ており、各スレーブには、受信したデータを一時記憶す
るためのバッファが設けられ、各スレーブは、当該スレ
ーブと対応するデバイスからローカル・バスを介してデ
ータを受信すると、そのデータを当該スレーブに設けら
れたバッファに一時記憶した後、外部へと送信するよう
に構成されており、各バッファの使用済みバッファ・サ
イズが予め決められたしきい値以下となったことを検出
する使用済みバッファ・サイズ管理手段と、いずれかの
バッファの使用済みバッファ・サイズがしきい値以上と
なったとき、当該バッファが設けられたスレーブと対応
するデバイスに次にバス使用権が与えられるまでの待ち
時間を算出するバス使用時間管理手段と、バス要求を行
ったデバイスの中からいずれかのデバイスを選択して、
そのデバイスにバス使用権を与えることを決定するバス
使用権決定手段とを備え、バス使用権決定手段は、全て
のバッファの使用済みバッファ・サイズがしきい値より
大であるか、または、いずれかのバッファの使用済みバ
ッファ・サイズがしきい値以下となっても、当該バッフ
ァが設けられたスレーブと対応するデバイスに次にバス
使用権が与えられるまでの待ち時間が予め決められた別
のしきい値未満である場合、バス使用権を与える対象と
して、バス要求を行ったデバイスの中から最も高い優先
度を付与されたデバイスを選択し、いずれかのバッファ
の使用済みバッファ・サイズがしきい値以下となり、か
つ当該バッファが設けられたスレーブと対応するデバイ
スに次にバス使用権が与えられるまでの待ち時間が別の
しきい値以上となった場合、当該バッファが設けられた
スレーブと対応するデバイスを選択することを特徴とし
ている。
【0017】上記第5の発明によれば、複数のデバイス
がローカル・バスを介してデータを送信しようとする場
合、受信したデータの蓄積量が少ないスレーブと対応
し、かつ次にバス使用権を与えられるまでの待ち時間が
長いデバイスに対して優先的にバス使用権が与えられる
ので、複数のデバイスがローカル・バスを介してデータ
の送信をリアルタイムに実行できるようになる。
【0018】第6の発明は、第5の発明において、バス
使用時間管理手段は、各デバイスに関して決められたバ
ス使用可能時間を認識しており、いずれかのバッファの
使用済みバッファ・サイズがしきい値以下となったと
き、当該バッファが設けられたスレーブと対応するデバ
イスよりも高い優先度を付与されたデバイスに関して決
められたバス使用可能時間を合計することによって、当
該バッファが設けられたスレーブと対応するデバイスに
次にバス使用権が与えられるまでの待ち時間を算出する
ことを特徴としている。
【0019】上記第6の発明によれば、受信したデータ
の蓄積量が少ないスレーブと対応するデバイスに次にバ
ス使用権が与えられるまでの待ち時間を容易に算出する
ことができる。
【0020】第7の発明は、ローカル・バスに接続され
た複数のデバイスからのバス要求を調停するバス・アー
ビタであって、各デバイスには、それぞれ優先度が付与
されると共に、受信したデータを一時記憶するためのバ
ッファが設けられ、各デバイスは、バス要求を行いバス
使用権を与えられてバス・マスタとなると、ローカル・
バスを介してデータを受信し、そのデータを当該デバイ
スに設けられたバッファに一時記憶した後、外部へと送
信するように構成されており、各バッファの使用済みバ
ッファ・サイズが予め決められたしきい値以下となった
ことを検出する使用済みバッファ・サイズ管理手段と、
バス要求を行ったデバイスの中からいずれかのデバイス
を選択して、そのデバイスにバス使用権を与えることを
決定するバス使用権決定手段とを備え、バス使用権決定
手段は、全てのバッファの使用済みバッファ・サイズが
しきい値より大である場合、バス使用権を与えるデバイ
スとして、バス要求を行ったデバイスの中から最も高い
優先度を付与されたデバイスを選択し、いずれかのバッ
ファの使用済みバッファ・サイズがしきい値以下となっ
た場合、当該バッファが設けられたデバイスを選択する
ことを特徴としている。
【0021】上記第7の発明によれば、複数のデバイス
がローカル・バスを介してデータを受信しようとする場
合、受信したデータの蓄積量が少ないデバイスに対して
優先的にバス使用権が与えられるので、複数のデバイス
がローカル・バスを介してデータの受信をリアルタイム
に実行できるようになる。
【0022】第8の発明は、ローカル・バスに接続され
た複数のデバイスからのバス要求を調停するバス・アー
ビタであって、各デバイスには、それぞれ優先度が付与
されると共に、受信したデータを一時記憶するためのバ
ッファが設けられ、各デバイスは、バス要求を行いバス
使用権を与えられてバス・マスタとなると、ローカル・
バスを介してデータを受信し、そのデータを当該デバイ
スに設けられたバッファに一時記憶した後、外部へと送
信するように構成されており、各バッファの使用済みバ
ッファ・サイズが予め決められたしきい値以下となった
ことを検出する使用済みバッファ・サイズ管理手段と、
いずれかのバッファの使用済みバッファ・サイズがしき
い値以下となったとき、当該バッファが設けられたデバ
イスに次にバス使用権が与えられるまでの待ち時間を算
出するバス使用時間管理手段と、バス要求を行ったデバ
イスの中からいずれかのデバイスを選択して、そのデバ
イスにバス使用権を与えることを決定するバス使用権決
定手段とを備え、バス使用権決定手段は、全てのバッフ
ァの使用済みバッファ・サイズがしきい値より大である
か、または、いずれかのバッファの使用済みバッファ・
サイズがしきい値以下となっても、当該バッファが設け
られたデバイスに次にバス使用権が与えられるまでの待
ち時間が予め決められた別のしきい値未満である場合、
バス使用権を与える対象として、バス要求を行ったデバ
イスの中から最も高い優先度を付与されたデバイスを選
択し、いずれかのバッファの使用済みバッファ・サイズ
がしきい値以下となり、かつ当該バッファが設けられた
デバイスに次にバス使用権が与えられるまでの待ち時間
が別のしきい値以上となった場合、当該バッファが設け
られたデバイスを選択することことを特徴としている。
【0023】上記第8の発明によれば、複数のデバイス
がローカル・バスを介してデータを受信しようとする場
合、受信したデータの蓄積量が少なく、かつ次にバス使
用権を与えられるまでの待ち時間が長いデバイスに対し
て優先的にバス使用権が与えられるので、複数のデバイ
スがローカル・バスを介してデータの受信をリアルタイ
ムに実行できるようになる。
【0024】第9の発明は、第8の発明において、バス
使用時間管理手段は、各デバイスに関して決められたバ
ス使用可能時間を認識しており、いずれかのバッファの
使用済みバッファ・サイズがしきい値以下となったと
き、当該バッファが設けられたデバイスよりも高い優先
度を付与されたデバイスに関して決められたバス使用可
能時間を合計することによって、当該バッファが設けら
れたデバイスに次にバス使用権が与えられるまでの待ち
時間を算出することを特徴としている。
【0025】上記第9の発明によれば、受信データの蓄
積量が少ないデバイスに次にバス使用権が与えられるま
での待ち時間を容易に算出することができる。
【0026】第10の発明は、ローカル・バスに接続さ
れた複数のデバイスからのバス要求を調停するバス・ア
ービタであって、各デバイスには、それぞれ優先度が付
与され、各デバイスは、バス要求を行い、バス使用権を
与えられてバス・マスタとなると、当該デバイスと対応
するスレーブからローカル・バスを介してデータを受信
するように構成されており、各スレーブには、受信した
データを一時記憶するためのバッファが設けられ、各ス
レーブは、外部からデータを受信すると、そのデータを
いったん当該バッファに書き込み、当該スレーブと対応
するデバイスがバス使用権を与えられてバス・マスタと
なると、当該バッファからデータを読み出して、そのデ
ータをローカル・バスを介して当該デバイスへと送信す
るように構成されており、各バッファの使用済みバッフ
ァ・サイズが予め決められたしきい値以上となったこと
を検出する使用済みバッファ・サイズ管理手段と、バス
要求を行ったデバイスの中からいずれかのデバイスを選
択して、そのデバイスにバス使用権を与えることを決定
するバス使用権決定手段とを備え、バス使用権決定手段
は、全てのバッファの使用済みバッファ・サイズがしき
い値未満である場合、バス使用権を与える対象として、
バス要求を行ったデバイスの中から最も高い優先度を付
与されたデバイスを選択し、いずれかのバッファの使用
済みバッファ・サイズがしきい値以上となった場合、当
該バッファが設けられたスレーブと対応するデバイスを
選択することを特徴としている。
【0027】上記第10の発明によれば、複数のデバイ
スがローカル・バスを介してデータを受信しようとする
場合、送信すべきデータの蓄積量が多いスレーブと対応
するデバイスに対して優先的にバス使用権が与えられる
ので、複数のデバイスがローカル・バスを介してデータ
の受信をリアルタイムに実行できるようになる。
【0028】第11の発明は、ローカル・バスに接続さ
れた複数のデバイスからのバス要求を調停するバス・ア
ービタであって、各デバイスには、それぞれ優先度が付
与され、各デバイスは、バス要求を行い、バス使用権を
与えられてバス・マスタとなると、当該デバイスと対応
するスレーブからローカル・バスを介してデータを受信
するように構成されており、各スレーブには、受信した
データを一時記憶するためのバッファが設けられ、各ス
レーブは、外部からデータを受信すると、そのデータを
いったん当該バッファに書き込み、当該スレーブと対応
するデバイスがバス使用権を与えられてバス・マスタと
なると、当該バッファからデータを読み出して、そのデ
ータをローカル・バスを介して当該デバイスへと送信す
るように構成されており、各バッファの使用済みバッフ
ァ・サイズが予め決められたしきい値以上となったこと
を検出する使用済みバッファ・サイズ管理手段と、いず
れかのバッファの使用済みバッファ・サイズがしきい値
以上となったとき、当該バッファが設けられたスレーブ
と対応するデバイスに次にバス使用権が与えられるまで
の待ち時間を算出するバス使用時間管理手段と、バス要
求を行ったデバイスの中からいずれかのデバイスを選択
して、そのデバイスにバス使用権を与えることを決定す
るバス使用権決定手段とを備え、バス使用権決定手段
は、全てのバッファの使用済みバッファ・サイズがしき
い値未満であるか、または、いずれかのバッファの使用
済みバッファ・サイズがしきい値以上となっても、当該
バッファが設けられたスレーブと対応するデバイスに次
にバス使用権が与えられるまでの待ち時間が予め決めら
れた別のしきい値未満である場合、バス使用権を与える
対象として、バス要求を行ったデバイスの中から最も高
い優先度を付与されたデバイスを選択し、いずれかのバ
ッファの使用済みバッファ・サイズがしきい値以上とな
り、かつ当該バッファが設けられたスレーブと対応する
デバイスに次にバス使用権が与えられるまでの待ち時間
が別のしきい値以上となった場合、当該バッファが設け
られたスレーブと対応するデバイスを選択することを特
徴としている。
【0029】上記第11の発明によれば、複数のデバイ
スがローカル・バスを介してデータを受信しようとする
場合、送信すべきデータの蓄積量が多いスレーブと対応
し、かつ次にバス使用権を与えられるまでの待ち時間が
長いデバイスに対して優先的にバス使用権が与えられる
ので、複数のデバイスがローカル・バスを介してデータ
の受信をリアルタイムに実行できるようになる。
【0030】第12の発明は、第11の発明において、
バス使用時間管理手段は、各デバイスに関して決められ
たバス使用可能時間を認識しており、いずれかのバッフ
ァの使用済みバッファ・サイズがしきい値以上となった
とき、当該バッファが設けられたスレーブと対応するデ
バイスよりも高い優先度を付与されたデバイスに関して
決められたバス使用可能時間を合計することによって、
当該バッファが設けられたスレーブと対応するデバイス
に次にバス使用権が与えられるまでの待ち時間を算出す
ることを特徴としている。
【0031】上記第12の発明によれば、送信すべきデ
ータの蓄積量が多いスレーブと対応するデバイスに次に
バス使用権が与えられるまでの待ち時間を容易に算出す
ることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。 (第1の実施形態)本実施形態では、パソコンに設けら
れたPCIバスにバス・マスタとなる3つのPCIデバ
イス(例えばグラフィック・カードやSCSIカードな
ど)が接続されている場合を説明する。これら3つのP
CIデバイスは、ネットワークを通じてサーバから画像
データ(以下、単にデータと呼ぶ)を受信すると、その
データをバッファに書き込むと共にバス・アービタに対
してバス要求を行い、バス使用権を与えられてバス・マ
スタとなると、バッファからデータを読み出して、それ
ぞれのスレーブへとPCIバスを介して送信する。
【0033】図1は、本発明の第1の実施形態に係るバ
ス・アービタの構成を示すブロック図である。図1おい
て、バス・アービタ10は、使用済みバッファ・サイズ
管理部101およびバス使用権決定部102を備えてい
る。バス・アービタ10は、バス・マスタとなる3つの
PCIデバイス(111 〜113 ;添え字は識別子)と
共に、PCIバス12に接続されている。PCIデバイ
ス111 〜113 には、バス競合に備えて予め優先度が
付与されている。なお、PCIバス12には、PCIデ
バイス111 〜113 のスレーブとなる別の3つのPC
Iデバイス(図示せず;以下、単にスレーブと呼ぶ)が
接続されている。PCIデバイス111 〜113 は、ネ
ットワーク13を介してサーバ(図示せず)と接続さ
れ、各スレーブは、ネットワーク13を介してモニタ
(図示せず)と接続されている。
【0034】PCIデバイス111 〜113 には、それ
ぞれバッファ111が設けられている。PCIデバイス
111 〜113 は、サーバからネットワーク13を通じ
てデータを受信すると、そのデータをいったん自らのバ
ッファ111に書き込んでバス要求を行う。そして、P
CIバス12の使用権を獲得してバス・マスタとなる
と、自らのバッファ111からデータを読み出して、自
己と対応するスレーブへとPCIバス12を介して送信
する処理を実行する。
【0035】なお、PCIデバイス111 〜113 は、
バス使用権を与えられてからの経過時間を計測するため
のレイテンシ・タイマ(図示せず)を含み、一度バス使
用権を与えられると、デバイス毎に予め決められたバス
使用可能時間だけ、上記の送信処理を実行するように構
成されている。PCIデバイス111 〜113 はまた、
自らのバッファ111の使用済みバッファ・サイズを随
時、バス・アービタ10に通知するように構成されてい
る。ここで使用済みバッファ・サイズは、バッファ11
1に蓄積されているデータの量を意味する(以下同
様)。
【0036】使用済みバッファ・サイズ管理部101
は、PCIデバイス111 〜113 に設けられた各バッ
ファ111を監視して、それらの使用済みバッファ・サ
イズが予め決められたしきい値以上となったことを検出
する。そして、使用済みバッファ・サイズがしきい値以
上となったバッファ111が設けられたPCIデバイス
の識別子(#1〜#3)を、バス使用権決定部102に
通知する。バス使用権決定部102は、使用済みバッフ
ァ・サイズ管理部101からの通知がないときは最も高
い優先度が付与されたPCIデバイスを選択してそのデ
バイスにバス使用権を与えることを決定するが、識別子
を通知されると、優先度とは無関係に、通知された識別
子と対応するPCIデバイスにバス使用権を与えること
を決定する。
【0037】以上のように構成されたバス・アービタ1
0について、以下、その動作を述べる。PCIデバイス
111 〜113 へは随時、サーバからネットワーク13
を通じてデータが送られてくる。PCIデバイス111
〜113 は、データが送られてくると、そのデータを受
信していったん自らのバッファ111に書き込むと共
に、バス・アービタ10に対してバス要求を行う。
【0038】こうしていま、PCIデバイス111 〜1
3 が同時にバス要求を行ったとする。バス・アービタ
10では、バス使用権決定部102がPCIデバイス1
1〜113 のうち最も高い優先度を付与されたデバイ
ス(ここでは、PCIデバイス111 〜113 の順に高
い優先度を付与されているとする)を選択して、そのデ
バイスにバス使用権を与えることを決定する。バス使用
権を与えられたPCIデバイス111 は、自らのバッフ
ァ111に蓄積されたデータをPCIバス12を介し
て、自己と対応するスレーブへと送信する。この送信処
理は、PCIデバイス111 に関して決められたバス使
用可能時間だけ実行される。
【0039】そしてPCIバス12が解放されると、P
CIデバイス112 および113 が同時にバス要求を行
う。応じてバス・アービタ10は、PCIデバイス11
2 および113 のうちより高い優先度を付与されたデバ
イス(PCIデバイス112)を選択し、そのデバイス
にバス使用権を与えることを決定する。バス使用権を与
えられたPCIデバイス112 は、自らのバッファ11
1からデータを読み出して、PCIバス12を介して自
己と対応するスレーブへと送信する。この送信処理は、
PCIデバイス112 に関して決められたバス使用可能
時間だけ実行される。
【0040】そしてPCIバス12が解放されると、再
びPCIデバイス111 〜113 が同時にバス要求を行
い、このときPCIデバイス113 に設けられたバッフ
ァ111の使用済みバッファ・サイズがしきい値を超え
たとする。バス・アービタ10では、使用済みバッファ
・サイズ管理部101が、PCIデバイス113 に設け
られたバッファ111の使用済みバッファ・サイズがし
きい値を超えたことを検出する。そこで、使用済みバッ
ファ・サイズ管理部101は、PCIデバイス113
識別子(#3)をバス使用権決定部102に通知する。
【0041】応じてバス使用権決定部102は、優先度
に基づいてデバイスを選択してバス使用権を与える代わ
りに、通知された識別子(#3)と対応するPCIデバ
イス113 にバス使用権を与えることを決定する。バス
使用権を与えられたPCIデバイス113 は、自らのバ
ッファ111からデータを読み出して、PCIバス12
を介して自己と対応するスレーブへと送信する。この送
信処理は、PCIデバイス113 に関して決められたバ
ス使用可能時間だけ実行される。
【0042】以上のように、本実施形態によれば、PC
Iデバイス111 〜113 がPCIバス12を介してデ
ータを送信しようとする場合、送信すべきデータの蓄積
量が多いPCIデバイスに対して優先的にバス使用権を
与えられるので、PCIデバイス111 〜113 がPC
Iバス12を介してデータの送信をリアルタイムに実行
できるようになる。
【0043】なお、本実施形態では、バス・マスタとな
ってデータ送信を行うPCIデバイス111 〜113
設けられた各バッファ111を監視して、それぞれの使
用済みバッファ・サイズがしきい値以上となったことを
検出したが、代わりに、各PCIデバイス111 〜11
3 と対応するスレーブに設けられた各バッファを監視し
て、それぞれの使用済みバッファ・サイズがしきい値以
下となったことを検出してもよい。すなわち、図1にお
いて、PCIデバイス111 〜113 と対応する各スレ
ーブ(図示せず)には、それぞれバッファが設けられて
おり、各スレーブは、PCIデバイス111 〜113
らデータを受信すると、そのデータを自らのバッファに
一時記憶した後、ネットワーク13を通じてモニタへと
送信する。そこで、使用済みバッファ・サイズ管理部1
01は、これらスレーブに設けられた各バッファを監視
して、各バッファの使用済みバッファ・サイズがしきい
値以下となったことを検出する。一方、バス使用権決定
部102は、使用済みバッファ・サイズ管理部101
が、いずれかのバッファの使用済みバッファ・サイズが
しきい値以下となったことを検出した場合、そのバッフ
ァが設けられたスレーブと対応するPCIデバイスにバ
ス使用権を与えることを決定する。これにより、PCI
デバイス111 〜113 がPCIバス12を介してデー
タを送信しようとする場合、受信したデータの蓄積量が
少ないスレーブと対応するPCIデバイスに対して優先
的にバス使用権が与えられるので、PCIデバイス11
1 〜113 がPCIバス12を介してデータの送信をリ
アルタイムに実行できるようになる。
【0044】(第2の実施形態)本実施形態では、パソ
コンに設けられたPCIバスにバス・マスタとなる3つ
のPCIデバイス(例えばグラフィック・カードやSC
SIカードなど)が接続されている場合を説明する。こ
れら3つのPCIデバイスは、バス・アービタに対して
バス要求を行いバス使用権を得てバス・マスタとなる
と、それぞれのスレーブからPCIバスを介して画像デ
ータ(以下、単にデータと呼ぶ)を受信する。そして、
受信したデータをバッファに一時記憶した後、ネットワ
ークを通じてモニタへと送信する。
【0045】図2は、本発明の第2の実施形態に係るバ
ス・アービタの構成を示すブロック図である。図2おい
て、バス・アービタ20は、使用済みバッファ・サイズ
管理部201およびバス使用権決定部202を備えてい
る。バス・アービタ20は、バス・マスタとなる3つの
PCIデバイス(211 〜213 ;添え字は識別子)と
共に、PCIバス22に接続されている。PCIデバイ
ス211 〜213 には、バス競合に備えて予め優先度が
付与されている。なお、PCIバス22には、PCIデ
バイス211 〜213 のスレーブとなる別の3つのPC
Iデバイス(図示せず;以下、単にスレーブと呼ぶ)が
接続されている。PCIデバイス211 〜213 は、ネ
ットワーク23を介してモニタ(図示せず)と接続さ
れ、各スレーブは、ネットワーク23を介してサーバ
(図示せず)と接続されている。
【0046】PCIデバイス211 〜213 には、それ
ぞれバッファ211が設けられている。PCIデバイス
211 〜213 は、バス・アービタ20に対してバス要
求を行い、バス使用権を与えられてバス・マスタとなる
と、自己と対応するスレーブからPCIバス22を介し
てデータを受信する。そして、受信したデータを自らの
バッファ211に一時記憶した後、ネットワーク23を
通じてモニタへと転送する処理を実行する。
【0047】なお、PCIデバイス211 〜213 は、
バス使用権を与えられてからの経過時間を計測するため
のレイテンシ・タイマ(図示せず)を含み、一度バス使
用権を与えられると、デバイス毎に予め決められたバス
使用可能時間だけ、上記の送信処理を実行するように構
成されている。PCIデバイス211 〜213 はまた、
自らのバッファ211の使用済みバッファ・サイズを随
時、バス・アービタ20に通知するように構成されてい
る。
【0048】使用済みバッファ・サイズ管理部201
は、PCIデバイス211 〜213 に設けられた各バッ
ファ211を監視して、それらの使用済みバッファ・サ
イズが予め決められたしきい値以上となったことを検出
する。そして、使用済みバッファ・サイズがしきい値以
上となったバッファ211が設けられたPCIデバイス
の識別子(#1〜#3)を、バス使用権決定部202に
通知する。バス使用権決定部202は、使用済みバッフ
ァ・サイズ管理部201からの通知がないときは最も高
い優先度を付与されたPCIデバイスを選択してそのデ
バイスにバス使用権を与えることを決定するが、識別子
を通知されると、優先度とは無関係に、通知された識別
子と対応するPCIデバイスにバス使用権を与えること
を決定する。
【0049】以上のように構成されたバス・アービタ2
0について、以下、その動作を述べる。PCIデバイス
211 〜213 は随時、データをネットワーク23を通
じてモニタへと送信する。PCIデバイス211 〜21
3 は、このモニタへと送信するデータを自己と対応する
スレーブからPCIバス22を介して取得するために、
バス・アービタ20に対してバス要求を行う。
【0050】こうしていま、PCIデバイス211 〜2
3 が同時にバス要求を行ったとする。バス・アービタ
20では、バス使用権決定部202がPCIデバイス2
1〜213 のうち最も高い優先度を付与されたデバイ
ス(ここではPCIデバイス211 〜213 の順に高い
優先度を付与されているとする)を選択して、そのデバ
イスにバス使用権を与えることを決定する。バス使用権
を与えられたPCIデバイス211 は、自己と対応する
スレーブからPCIバス22を介してデータを受信し
て、そのデータをいったん自らのバッファ211に書き
込む。この受信処理は、PCIデバイス211 に関して
決められたバス使用可能時間だけ実行される。その後P
CIデバイス211 は、自らのバッファ211からデー
タを読み出して、ネットワーク23を通じてモニタへと
送信する。
【0051】そしてPCIバス22が解放されると、P
CIデバイス212 および213 が同時にバス要求を行
う。応じてバス・アービタ20は、PCIデバイス21
2 および213 のうちより高い優先度を付与されたデバ
イス(PCIデバイス212)を選択し、そのデバイス
にバス使用権を与えることを決定する。バス使用権を与
えられたPCIデバイス212 は、自己と対応するスレ
ーブからPCIバス22を介してデータを受信して、そ
のデータをいったん自らのバッファ211に書き込む。
この受信処理は、PCIデバイス212 に関して決めら
れたバス使用可能時間だけ実行される。その後PCIデ
バイス212 は、自らのバッファ211からデータを読
み出して、ネットワーク23を通じてモニタへと送信す
る。
【0052】そしてPCIバス22が解放されると、再
びPCIデバイス211 〜213 が同時にバス要求を行
い、このときPCIデバイス213 に設けられたバッフ
ァ211の使用済みバッファ・サイズがしきい値を超え
たとする。バス・アービタ20では、使用済みバッファ
・サイズ管理部201が、PCIデバイス213 に設け
られたバッファ211の使用済みバッファ・サイズがし
きい値を超えたことを検出する。そこで、使用済みバッ
ファ・サイズ管理部201は、PCIデバイス213
識別子(#3)をバス使用権決定部202に通知する。
【0053】応じてバス使用権決定部202は、優先度
に基づいてデバイスを選択してバス使用権を与える代わ
りに、通知された識別子(#3)と対応するPCIデバ
イス213 にバス使用権を与えることを決定する。バス
使用権を与えられたPCIデバイス213 は、自己と対
応するスレーブからPCIバス22を介してデータを受
信して、そのデータをいったん自らのバッファ211に
書き込む。この受信処理は、PCIデバイス213 に関
して決められたバス使用可能時間だけ実行される。その
後PCIデバイス213 は、自らのバッファ211から
データを読み出して、ネットワーク23を通じてモニタ
へと送信する。
【0054】以上のように、本実施形態によれば、PC
Iデバイス211 〜213 がPCIバス22を介してデ
ータを受信しようとする場合、受信したデータの蓄積量
が多いPCIデバイスに対して優先的にバス使用権が与
えられるので、PCIデバイス211 〜213 がPCI
バス22を介してデータの受信をリアルタイムに実行で
きるようになる。
【0055】なお、本実施形態では、バス・マスタとな
ってデータ受信を行うPCIデバイス211 〜213
設けられた各バッファ211を監視して、それぞれの使
用済みバッファ・サイズがしきい値以下となったことを
検出したが、代わりに、各PCIデバイス211 〜21
3 と対応するスレーブに設けられた各バッファを監視し
て、それぞれの使用済みバッファ・サイズがしきい値以
上となったことを検出してもよい。すなわち、図2にお
いて、PCIデバイス211 〜213 と対応する各スレ
ーブ(図示せず)には、それぞれバッファが設けられて
おり、各スレーブは、サーバからネットワーク23を通
じてデータを受信すると、そのデータをいったん自らの
バッファに書き込む。そして、自己と対応するデバイス
がバス使用権を与えられてバス・マスタとなると、自ら
のバッファからデータを読み出して、そのデータを自己
と対応するデバイスへとPCIバス22を介して送信す
る。そこで、使用済みバッファ・サイズ管理部201
は、これらスレーブに設けられた各バッファを監視し
て、各バッファの使用済みバッファ・サイズがしきい値
以上となったことを検出する。一方、バス使用権決定部
202は、使用済みバッファ・サイズ管理部201が、
いずれかのバッファの使用済みバッファ・サイズがしき
い値以上となったことを検出した場合、そのバッファが
設けられたスレーブと対応するPCIデバイスにバス使
用権を与えることを決定する。これにより、PCIデバ
イス211 〜213 がPCIバス22を介してデータを
受信しようとする場合、送信すべきデータの蓄積量が多
いスレーブと対応するPCIデバイスに対して優先的に
バス使用権が与えられるので、PCIデバイス211
213 がPCIバス22を介してデータの受信をリアル
タイムに実行できるようになる。
【0056】(第3の実施形態)本実施形態は、次の点
を除き、第1の実施形態と同様である。第1の実施形態
では、PCIデバイス111 〜113 に設けられた各バ
ッファ111を監視して、いずれかのバッファ111の
使用済みバッファ・サイズがしきい値以上となった場
合、そのバッファ111が設けられたPCIデバイス
に、優先度に関わらずバス使用権が与えられた。これに
対し、本実施形態では、PCIデバイス111 〜113
に設けられた各バッファ111を監視して、いずれかの
バッファ111の使用済みバッファ・サイズがしきい値
以上となると、そのバッファ111が設けられたPCI
デバイスにバス使用権が与えられるまでの待ち時間を
(高い優先度を付与されたデバイスから順にバス使用権
が与えられていくと仮定して)算出する。そして、算出
した待ち時間が別のしきい値以上である場合に、そのP
CIデバイスに優先度に関わらずバス使用権を与える。
【0057】図3は、本発明の第3の実施形態に係るバ
ス・アービタの構成を示すブロック図である。図3のバ
ス・アービタ30は、図1のバス・アービタ10におい
て、バス使用時間管理部301をさらに備えている。バ
ス使用時間管理部301は、PCIデバイス111 〜1
3 に関して決められた各バス使用可能時間を保有して
いる。なお、バス使用可能時間は、PCIデバイス11
1 〜113 が一度バス使用権が与えられてから、連続し
てPCIバス12を使用できる時間を意味する(以下同
様)。使用済みバッファ・サイズ管理部101およびバ
ス使用権決定部102は、第1の実施形態のものと同様
の動作を行う。
【0058】ただし、バス使用権決定部102は、第1
の実施形態では、使用済みバッファ・サイズ管理部10
1から、使用済みバッファ・サイズがしきい値を超えた
バッファ111が設けられたPCIデバイスの識別子を
通知されると、通知された識別子と対応するPCIデバ
イスに優先度に関わらずバス使用権を与えることを決定
したが、本実施形態では、高い優先度を付与されたデバ
イスから順にバス使用権を与えていくと仮定して、通知
された識別子と対応するPCIデバイスにバス使用権が
与えられるまでの待ち時間を算出する。そして、算出し
た待ち時間が別のしきい値以上である場合に、通知され
た識別子と対応するPCIデバイスにバス使用権を与え
ることを決定する。
【0059】以上のように構成されたバス・アービタ3
0について、以下、その動作を述べる。PCIデバイス
111 〜113 へは随時、サーバからネットワーク13
を通じてデータが送られてくる。PCIデバイス111
〜113 は、データが送られてくると、そのデータを受
信していったん自らのバッファ111に書き込むと共
に、バス・アービタ30に対してバス要求を行う。
【0060】こうしていま、PCIデバイス111 〜1
3 が同時にバス要求を行ったとする。バス・アービタ
30では、バス使用権決定部102がPCIデバイス1
1〜113 のうち最も高い優先度を付与されたデバイ
ス(ここでは、PCIデバイス111 〜113 の順に高
い優先度を付与されているとする)を選択して、そのデ
バイスにバス使用権を与えることを決定する。以降、P
CIデバイス113 に設けられたバッファ111の使用
済みバッファ・サイズがしきい値を超えるまでの間に行
われる処理は、第1の実施形態と同様である。
【0061】そしてPCIバス12が解放されると、再
びPCIデバイス111 〜113 が同時にバス要求を行
い、このときPCIデバイス113 に設けられたバッフ
ァ111の使用済みバッファ・サイズがしきい値を超え
たとする。バス・アービタ30では、使用済みバッファ
・サイズ管理部101が、PCIデバイス113 に設け
られたバッファ111の使用済みバッファ・サイズがし
きい値を超えたことを検出する。そこで、使用済みバッ
ファ・サイズ管理部101は、PCIデバイス113
識別子(#3)をバス使用権決定部102に通知する。
応じてバス使用権決定部102は、PCIデバイス11
1 〜113 に高い優先度を付与されたものから順にバス
使用権を与えていくと仮定して、通知された識別子(#
3)と対応するPCIデバイス113 にバス使用権が与
えられるまでの待ち時間を算出する。
【0062】上記の待ち時間算出処理は、次のようにし
て行われる。すなわち、バス使用権決定部102は、バ
ス使用時間管理部301から、PCIデバイス113
りも優先度の高いデバイス、すなわちPCIデバイス1
1 および112 に関して決められた各バス使用可能時
間を取得する。そして、取得した2つのバス使用可能時
間を合計する。
【0063】バス使用権決定部102は、上記のように
して算出した待ち時間が別のしきい値以上である場合、
通知された識別子(#3)と対応するPCIデバイス1
3に、優先度に関わらずバス使用権を与えることを決
定する。バス使用権を与えられたPCIデバイス113
は、自らのバッファ111からデータを読み出して、自
己と対応するスレーブへとPCIバス12を介して送信
する。この送信処理は、PCIデバイス113 に関して
決められたバス使用可能時間だけ実行される。
【0064】以上のように、本実施形態によれば、PC
Iデバイス111 〜113 がPCIバス12を介してデ
ータを送信しようとする場合、送信すべきデータの蓄積
量が多く、かつ次にバス使用権を与えられるまでの待ち
時間が長いデバイスに対して優先的にバス使用権が与え
られるので、PCIデバイス111 〜113 がPCIバ
ス12を介してデータの送信をリアルタイムに実行でき
るようになる。
【0065】なお、本実施形態では、バス・マスタとな
ってデータ送信を行うPCIデバイス111 〜113
設けられた各バッファ111を監視して、それぞれの使
用済みバッファ・サイズがしきい値以上となったことを
検出したが、代わりに、各PCIデバイス111 〜11
3 と対応するスレーブに設けられた各バッファを監視し
て、それぞれの使用済みバッファ・サイズがしきい値以
下となったことを検出してもよい。すなわち、図3にお
いて、PCIデバイス111 〜113 と対応する各スレ
ーブ(図示せず)には、それぞれバッファが設けられて
おり、各スレーブは、PCIデバイス111 〜113
らデータを受信すると、そのデータを自らのバッファに
一時記憶した後、ネットワーク13を通じてモニタへと
送信する。そこで、使用済みバッファ・サイズ管理部1
01は、これらスレーブに設けられた各バッファを監視
して、各バッファの使用済みバッファ・サイズがしきい
値以下となったことを検出する。一方、バス使用権決定
部102は、使用済みバッファ・サイズ管理部101
が、いずれかのバッファの使用済みバッファ・サイズが
しきい値以下となったことを検出した場合、そのバッフ
ァが設けられたスレーブと対応するPCIデバイスにバ
ス使用権を与えることを決定する。これにより、PCI
デバイス111 〜113 がPCIバス12を介してデー
タを送信しようとする場合、受信したデータの蓄積量が
少ないスレーブと対応するPCIデバイスに対して優先
的にバス使用権が与えられるので、PCIデバイス11
1 〜113 がPCIバス12を介してデータの送信をリ
アルタイムに実行できるようになる。
【0066】(第4の実施形態)本実施形態は、次の点
を除き、第2の実施形態と同様である。第2の実施形態
では、PCIデバイス211 〜213 に設けられた各バ
ッファ211を監視して、いずれかのバッファ211の
使用済みバッファ・サイズがしきい値以上となった場
合、そのバッファ211が設けられたPCIデバイス
に、優先度に関わらずバス使用権が与えられた。これに
対し、本実施形態では、PCIデバイス211 〜213
に設けられた各バッファ211を監視して、いずれかの
バッファ211の使用済みバッファ・サイズがしきい値
以上となると、そのバッファ211が設けられたPCI
デバイスにバス使用権が与えられるまでの待ち時間を
(高い優先度を付与されたPCIデバイスから順にバス
使用権が与えられていくと仮定して)算出する。そし
て、算出した待ち時間が別のしきい値以上である場合
に、そのPCIデバイスに優先度に関わらずバス使用権
を与える。
【0067】図4は、本発明の第4の実施形態に係るバ
ス・アービタの構成を示すブロック図である。図4のバ
ス・アービタ40は、図2のバス・アービタ20におい
て、バス使用時間管理部401をさらに備えている。バ
ス使用時間管理部401は、PCIデバイス211 〜2
3 に関して決められた各バス使用可能時間を保有して
いる。なお、バス使用可能時間は、PCIデバイス21
1 〜213 が一度バス使用権が与えられてから、連続し
てPCIバス22を使用できる時間を意味する(以下同
様)。使用済みバッファ・サイズ管理部201およびバ
ス使用権決定部202は、第2の実施形態のものと同様
の動作を行う。
【0068】ただし、バス使用権決定部202は、第2
の実施形態では、使用済みバッファ・サイズ管理部20
1から、使用済みバッファ・サイズがしきい値を超えた
バッファ211が設けられたPCIデバイスの識別子を
通知されると、通知された識別子と対応するPCIデバ
イスに優先度に関わらずバス使用権を与えることを決定
したが、本実施形態では、高い優先度を付与されたデバ
イスから順にバス使用権を与えていくと仮定して、通知
された識別子と対応するPCIデバイスにバス使用権が
与えられるまでの待ち時間を算出する。そして、算出し
た待ち時間が別のしきい値以上である場合に、通知され
た識別子と対応するPCIデバイスにバス使用権を与え
ることを決定する。
【0069】以上のように構成されたバス・アービタ4
0について、以下、その動作を述べる。PCIデバイス
211 〜213 は随時、データをネットワーク23を通
じてモニタへと送信する。PCIデバイス211 〜21
3 は、このモニタへと送信するデータを自己と対応する
スレーブからPCIバス22を介して取得するために、
バス・アービタ40に対してバス要求を行う。
【0070】こうしていま、PCIデバイス211 〜2
3 が同時にバス要求を行ったとする。バス・アービタ
40では、バス使用権決定部202がPCIデバイス2
1〜213 のうち最も高い優先度を付与されたデバイ
ス(ここではPCIデバイス211 〜213 の順に高い
優先度を付与されているとする)を選択して、そのデバ
イスにバス使用権を与えることを決定する。以降、PC
Iデバイス213 に設けられたバッファ211の使用済
みバッファ・サイズがしきい値を超えるまでの間に行わ
れる処理は、第2の実施形態と同様である。
【0071】そしてPCIバス22が解放されると、再
びPCIデバイス211 〜213 が同時にバス要求を行
い、このときPCIデバイス213 に設けられたバッフ
ァ211の使用済みバッファ・サイズがしきい値を超え
たとする。バス・アービタ40では、使用済みバッファ
・サイズ管理部201が、PCIデバイス213 に設け
られたバッファ211の使用済みバッファ・サイズがし
きい値を超えたことを検出する。そこで、使用済みバッ
ファ・サイズ管理部201は、PCIデバイス213
識別子(#3)をバス使用権決定部202に通知する。
応じてバス使用権決定部202は、PCIデバイス21
1 〜213 に高い優先度を付与されたものから順にバス
使用権を与えていくと仮定して、通知された識別子(#
3)と対応するPCIデバイス213 にバス使用権を与
えられるまでの待ち時間を算出する。
【0072】上記の待ち時間算出処理は、次のようにし
て行われる。すなわち、バス使用権決定部202は、バ
ス使用時間管理部401から、PCIデバイス213
りも高い優先度を付与されたデバイス、すなわちPCI
デバイス211 および212に関して決められた各バス
使用可能時間を取得する。そして、取得した2つのバス
使用可能時間を合計する。
【0073】バス使用権決定部202は、上記のように
して算出した待ち時間が別のしきい値以上である場合、
通知された識別子(#3)と対応するPCIデバイス2
3に、優先度に関わらずバス使用権を与えることを決
定する。バス使用権を与えられたPCIデバイス213
は、自己と対応するスレーブからPCIバス22を介し
てデータを受信して、そのデータをいったん自らのバッ
ファ211に書き込む。この受信処理は、PCIデバイ
ス213 に関して決められたバス使用可能時間だけ実行
される。その後PCIデバイス213 は、自らのバッフ
ァ211からデータを読み出して、ネットワーク23を
通じてモニタへと送信する。
【0074】以上のように、本実施形態によれば、PC
Iデバイス211 〜213 がPCIバス22を介してデ
ータを受信しようとする場合、送信すべきデータの蓄積
量が多いスレーブと対応し、かつ次にバス使用権を与え
られるまでの待ち時間が長いデバイスに対して優先的に
バス使用権が与えられるので、PCIデバイスがPCI
バス22を介してデータの受信をリアルタイムに実行で
きるようになる。
【0075】なお、本実施形態では、バス・マスタとな
ってデータ受信を行うPCIデバイス211 〜213
設けられた各バッファ211を監視して、それぞれの使
用済みバッファ・サイズがしきい値以下となったことを
検出したが、代わりに、各PCIデバイス211 〜21
3 と対応するスレーブに設けられた各バッファを監視し
て、それぞれの使用済みバッファ・サイズがしきい値以
上となったことを検出してもよい。すなわち、図4にお
いて、PCIデバイス211 〜213 と対応する各スレ
ーブ(図示せず)には、それぞれバッファが設けられて
おり、各スレーブは、サーバからネットワーク23を通
じてデータを受信すると、そのデータをいったん自らの
バッファに書き込む。そして、自己と対応するデバイス
がバス使用権を与えられてバス・マスタとなると、自ら
のバッファからデータを読み出して、そのデータを自己
と対応するデバイスへとPCIバス22を介して送信す
る。そこで、使用済みバッファ・サイズ管理部201
は、これらスレーブに設けられた各バッファを監視し
て、各バッファの使用済みバッファ・サイズがしきい値
以上となったことを検出する。一方、バス使用権決定部
202は、使用済みバッファ・サイズ管理部201が、
いずれかのバッファの使用済みバッファ・サイズがしき
い値以上となったことを検出した場合、そのバッファが
設けられたスレーブと対応するPCIデバイスにバス使
用権を与えることを決定する。これにより、PCIデバ
イス211 〜213 がPCIバス22を介してデータを
受信しようとする場合、送信すべきデータの蓄積量が多
いスレーブと対応するPCIデバイスに対して優先的に
バス使用権が与えられるので、PCIデバイス211
213 がPCIバス22を介してデータの受信をリアル
タイムに実行できるようになる。
【0076】なお、第1〜第4の実施形態では、PCI
バスにバス・マスタとなる3つのPCIデバイスが接続
されている場合を説明したが、それに限らず、ローカル
・バスにバス・マスタとなる複数のデバイスが接続され
ていれば、本発明を適用できる。
【0077】また、第1〜第4の実施形態では、画像デ
ータを扱ったが、それに限らず、リアルタイムに処理さ
れるべきデータであればどのようなデータを扱っても、
本発明と同様の効果が得られる。
【0078】また、第1〜第4の実施形態では、各PC
Iデバイスに対して予め優先度が付与されているとした
が、付与された優先度を相互に循環させるなど、優先度
を動的に変更してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るバス・アービタ
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るバス・アービタ
の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施形態に係るバス・アービタ
の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施形態に係るバス・アービタ
の構成を示すブロック図である。
【図5】従来のバス・アービタの構成の一例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10、20、30、40 バス・アービタ 11、21 PCIデバイス 12、22 PCIバス 13、23 ネットワーク 101、201 使用済みバッファ・サイズ管理部 102、202 バス使用権決定部 111、211 バッファ 301、401 バス使用時間管理部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローカル・バスに接続された複数のデバ
    イスからのバス要求を調停するバス・アービタであっ
    て、 各前記デバイスには、それぞれ優先度が付与されると共
    に、受信したデータを一時記憶するためのバッファが設
    けられ、 各前記デバイスは、 外部からデータを受信すると、そのデータをいったん当
    該デバイスに設けられたバッファに書き込んでバス要求
    を行い、 バス使用権を与えられてバス・マスタとなると、当該バ
    ッファからデータを読み出して、そのデータを前記ロー
    カル・バスを介して送信するように構成されており、 各前記バッファの使用済みバッファ・サイズが予め決め
    られたしきい値以上となったことを検出する使用済みバ
    ッファ・サイズ管理手段と、 バス要求を行った前記デバイスの中からいずれかのデバ
    イスを選択して、そのデバイスにバス使用権を与えるこ
    とを決定するバス使用権決定手段とを備え、 前記バス使用権決定手段は、 全ての前記バッファの使用済みバッファ・サイズが前記
    しきい値未満である場合、バス使用権を与える対象とし
    て、バス要求を行った前記デバイスの中から最も高い優
    先度を付与されたデバイスを選択し、 いずれかの前記バッファの使用済みバッファ・サイズが
    前記しきい値以上となった場合、当該バッファが設けら
    れたデバイスを選択することを特徴とする、バス・アー
    ビタ。
  2. 【請求項2】 ローカル・バスに接続された複数のデバ
    イスからのバス要求を調停するバス・アービタであっ
    て、 各前記デバイスには、それぞれ優先度が付与されると共
    に、受信したデータを一時記憶するためのバッファが設
    けられ、 各前記デバイスは、 外部からデータを受信すると、そのデータをいったん当
    該デバイスに設けられたバッファに書き込んでバス要求
    を行い、 バス使用権を与えられてバス・マスタとなると、当該バ
    ッファからデータを読み出して、そのデータを前記ロー
    カル・バスを介して送信するように構成されており、 各前記バッファの使用済みバッファ・サイズが予め決め
    られたしきい値以上となったことを検出する使用済みバ
    ッファ・サイズ管理手段と、 いずれかの前記バッファの使用済みバッファ・サイズが
    前記しきい値以上となったとき、当該バッファが設けら
    れたデバイスに次にバス使用権が与えられるまでの待ち
    時間を算出するバス使用時間管理手段と、 バス要求を行った前記デバイスの中からいずれかのデバ
    イスを選択して、そのデバイスにバス使用権を与えるこ
    とを決定するバス使用権決定手段とを備え、 前記バス使用権決定手段は、 全ての前記バッファの使用済みバッファ・サイズが前記
    しきい値未満であるか、または、いずれかの前記バッフ
    ァの使用済みバッファ・サイズが前記しきい値以上とな
    っても、当該バッファが設けられたデバイスに次にバス
    使用権が与えられるまでの待ち時間が予め決められた別
    のしきい値未満である場合、バス使用権を与える対象と
    して、バス要求を行った前記デバイスの中から最も高い
    優先度を付与されたデバイスを選択し、 いずれかの前記バッファの使用済みバッファ・サイズが
    前記しきい値以上となり、かつ当該バッファが設けられ
    たデバイスに次にバス使用権が与えられるまでの待ち時
    間が前記別のしきい値以上となった場合、当該バッファ
    が設けられたデバイスを選択することを特徴とする、バ
    ス・アービタ。
  3. 【請求項3】 前記バス使用時間管理手段は、各前記デ
    バイスに関して決められたバス使用可能時間を認識して
    おり、いずれかの前記バッファの使用済みバッファ・サ
    イズが前記しきい値以上となったとき、当該バッファが
    設けられたデバイスよりも高い優先度を付与されたデバ
    イスに関して決められたバス使用可能時間を合計するこ
    とによって、当該バッファが設けられたデバイスに次に
    バス使用権が与えられるまでの待ち時間を算出すること
    を特徴とする、請求項2に記載のバス・アービタ。
  4. 【請求項4】 ローカル・バスに接続された複数のデバ
    イスからのバス要求を調停するバス・アービタであっ
    て、 各前記デバイスには、それぞれ優先度が付与され、 各前記デバイスは、外部からデータを受信するとバス要
    求を行い、バス使用権を与えられてバス・マスタとなる
    と、受信したデータを前記ローカル・バスを介して当該
    デバイスと対応するスレーブへと送信するように構成さ
    れており、 各前記スレーブには、受信したデータを一時記憶するた
    めのバッファが設けられ、 各前記スレーブは、当該スレーブと対応するデバイスか
    ら前記ローカル・バスを介してデータを受信すると、そ
    のデータを当該スレーブに設けられたバッファに一時記
    憶した後、外部へと送信するように構成されており、 各前記バッファの使用済みバッファ・サイズが予め決め
    られたしきい値以下となったことを検出する使用済みバ
    ッファ・サイズ管理手段と、 バス要求を行った前記デバイスの中からいずれかのデバ
    イスを選択して、そのデバイスにバス使用権を与えるこ
    とを決定するバス使用権決定手段とを備え、 前記バス使用権決定手段は、 全ての前記バッファの使用済みバッファ・サイズが前記
    しきい値より大である場合、バス使用権を与える対象と
    して、バス要求を行った前記デバイスの中から最も高い
    優先度を付与されたデバイスを選択し、 いずれかの前記バッファの使用済みバッファ・サイズが
    前記しきい値以下となった場合、当該バッファが設けら
    れたスレーブと対応するデバイスを選択することを特徴
    とする、バス・アービタ。
  5. 【請求項5】 ローカル・バスに接続された複数のデバ
    イスからのバス要求を調停するバス・アービタであっ
    て、 各前記デバイスには、それぞれ優先度が付与され、 各前記デバイスは、外部からデータを受信するとバス要
    求を行い、バス使用権を与えられてバス・マスタとなる
    と、受信したデータを前記ローカル・バスを介して当該
    デバイスと対応するスレーブへと送信するように構成さ
    れており、 各前記スレーブには、受信したデータを一時記憶するた
    めのバッファが設けられ、 各前記スレーブは、当該スレーブと対応するデバイスか
    ら前記ローカル・バスを介してデータを受信すると、そ
    のデータを当該スレーブに設けられたバッファに一時記
    憶した後、外部へと送信するように構成されており、 各前記バッファの使用済みバッファ・サイズが予め決め
    られたしきい値以下となったことを検出する使用済みバ
    ッファ・サイズ管理手段と、 いずれかの前記バッファの使用済みバッファ・サイズが
    前記しきい値以上となったとき、当該バッファが設けら
    れたスレーブと対応するデバイスに次にバス使用権が与
    えられるまでの待ち時間を算出するバス使用時間管理手
    段と、 バス要求を行った前記デバイスの中からいずれかのデバ
    イスを選択して、そのデバイスにバス使用権を与えるこ
    とを決定するバス使用権決定手段とを備え、 前記バス使用権決定手段は、 全ての前記バッファの使用済みバッファ・サイズが前記
    しきい値より大であるか、または、いずれかの前記バッ
    ファの使用済みバッファ・サイズが前記しきい値以下と
    なっても、当該バッファが設けられたスレーブと対応す
    るデバイスに次にバス使用権が与えられるまでの待ち時
    間が予め決められた別のしきい値未満である場合、バス
    使用権を与える対象として、バス要求を行った前記デバ
    イスの中から最も高い優先度を付与されたデバイスを選
    択し、 いずれかの前記バッファの使用済みバッファ・サイズが
    前記しきい値以下となり、かつ当該バッファが設けられ
    たスレーブと対応するデバイスに次にバス使用権が与え
    られるまでの待ち時間が前記別のしきい値以上となった
    場合、当該バッファが設けられたスレーブと対応するデ
    バイスを選択することを特徴とする、バス・アービタ。
  6. 【請求項6】 前記バス使用時間管理手段は、各前記デ
    バイスに関して決められたバス使用可能時間を認識して
    おり、いずれかの前記バッファの使用済みバッファ・サ
    イズが前記しきい値以下となったとき、当該バッファが
    設けられたスレーブと対応するデバイスよりも高い優先
    度を付与されたデバイスに関して決められたバス使用可
    能時間を合計することによって、当該バッファが設けら
    れたスレーブと対応するデバイスに次にバス使用権が与
    えられるまでの待ち時間を算出することを特徴とする、
    請求項5に記載のバス・アービタ。
  7. 【請求項7】 ローカル・バスに接続された複数のデバ
    イスからのバス要求を調停するバス・アービタであっ
    て、 各前記デバイスには、それぞれ優先度が付与されると共
    に、受信したデータを一時記憶するためのバッファが設
    けられ、 各前記デバイスは、バス要求を行いバス使用権を与えら
    れてバス・マスタとなると、前記ローカル・バスを介し
    てデータを受信し、そのデータを当該デバイスに設けら
    れたバッファに一時記憶した後、外部へと送信するよう
    に構成されており、 各前記バッファの使用済みバッファ・サイズが予め決め
    られたしきい値以下となったことを検出する使用済みバ
    ッファ・サイズ管理手段と、 バス要求を行った前記デバイスの中からいずれかのデバ
    イスを選択して、そのデバイスにバス使用権を与えるこ
    とを決定するバス使用権決定手段とを備え、 前記バス使用権決定手段は、 全ての前記バッファの使用済みバッファ・サイズが前記
    しきい値より大である場合、バス使用権を与えるデバイ
    スとして、バス要求を行った前記デバイスの中から最も
    高い優先度を付与されたデバイスを選択し、 いずれかの前記バッファの使用済みバッファ・サイズが
    前記しきい値以下となった場合、当該バッファが設けら
    れたデバイスを選択することを特徴とする、バス・アー
    ビタ。
  8. 【請求項8】 ローカル・バスに接続された複数のデバ
    イスからのバス要求を調停するバス・アービタであっ
    て、 各前記デバイスには、それぞれ優先度が付与されると共
    に、受信したデータを一時記憶するためのバッファが設
    けられ、 各前記デバイスは、バス要求を行いバス使用権を与えら
    れてバス・マスタとなると、前記ローカル・バスを介し
    てデータを受信し、そのデータを当該デバイスに設けら
    れたバッファに一時記憶した後、外部へと送信するよう
    に構成されており、 各前記バッファの使用済みバッファ・サイズが予め決め
    られたしきい値以下となったことを検出する使用済みバ
    ッファ・サイズ管理手段と、 いずれかの前記バッファの使用済みバッファ・サイズが
    前記しきい値以下となったとき、当該バッファが設けら
    れたデバイスに次にバス使用権が与えられるまでの待ち
    時間を算出するバス使用時間管理手段と、 バス要求を行った前記デバイスの中からいずれかのデバ
    イスを選択して、そのデバイスにバス使用権を与えるこ
    とを決定するバス使用権決定手段とを備え、 前記バス使用権決定手段は、 全ての前記バッファの使用済みバッファ・サイズが前記
    しきい値より大であるか、または、いずれかの前記バッ
    ファの使用済みバッファ・サイズが前記しきい値以下と
    なっても、当該バッファが設けられたデバイスに次にバ
    ス使用権が与えられるまでの待ち時間が予め決められた
    別のしきい値未満である場合、バス使用権を与える対象
    として、バス要求を行った前記デバイスの中から最も高
    い優先度を付与されたデバイスを選択し、 いずれかの前記バッファの使用済みバッファ・サイズが
    前記しきい値以下となり、かつ当該バッファが設けられ
    たデバイスに次にバス使用権が与えられるまでの待ち時
    間が前記別のしきい値以上となった場合、当該バッファ
    が設けられたデバイスを選択することを特徴とする、バ
    ス・アービタ。
  9. 【請求項9】 前記バス使用時間管理手段は、各前記デ
    バイスに関して決められたバス使用可能時間を認識して
    おり、いずれかの前記バッファの使用済みバッファ・サ
    イズが前記しきい値以下となったとき、当該バッファが
    設けられたデバイスよりも高い優先度を付与されたデバ
    イスに関して決められたバス使用可能時間を合計するこ
    とによって、当該バッファが設けられたデバイスに次に
    バス使用権が与えられるまでの待ち時間を算出すること
    を特徴とする、請求項8に記載のバス・アービタ。
  10. 【請求項10】 ローカル・バスに接続された複数のデ
    バイスからのバス要求を調停するバス・アービタであっ
    て、 各前記デバイスには、それぞれ優先度が付与され、 各前記デバイスは、バス要求を行い、バス使用権を与え
    られてバス・マスタとなると、当該デバイスと対応する
    スレーブから前記ローカル・バスを介してデータを受信
    するように構成されており、 各前記スレーブには、受信したデータを一時記憶するた
    めのバッファが設けられ、 各前記スレーブは、 外部からデータを受信すると、そのデータをいったん当
    該バッファに書き込み、 当該スレーブと対応するデバイスがバス使用権を与えら
    れてバス・マスタとなると、当該バッファからデータを
    読み出して、そのデータを前記ローカル・バスを介して
    当該デバイスへと送信するように構成されており、 各前記バッファの使用済みバッファ・サイズが予め決め
    られたしきい値以上となったことを検出する使用済みバ
    ッファ・サイズ管理手段と、 バス要求を行った前記デバイスの中からいずれかのデバ
    イスを選択して、そのデバイスにバス使用権を与えるこ
    とを決定するバス使用権決定手段とを備え、 前記バス使用権決定手段は、 全ての前記バッファの使用済みバッファ・サイズが前記
    しきい値未満である場合、バス使用権を与える対象とし
    て、バス要求を行った前記デバイスの中から最も高い優
    先度を付与されたデバイスを選択し、 いずれかの前記バッファの使用済みバッファ・サイズが
    前記しきい値以上となった場合、当該バッファが設けら
    れたスレーブと対応するデバイスを選択することを特徴
    とする、バス・アービタ。
  11. 【請求項11】 ローカル・バスに接続された複数のデ
    バイスからのバス要求を調停するバス・アービタであっ
    て、 各前記デバイスには、それぞれ優先度が付与され、 各前記デバイスは、バス要求を行い、バス使用権を与え
    られてバス・マスタとなると、当該デバイスと対応する
    スレーブから前記ローカル・バスを介してデータを受信
    するように構成されており、 各前記スレーブには、受信したデータを一時記憶するた
    めのバッファが設けられ、 各前記スレーブは、 外部からデータを受信すると、そのデータをいったん当
    該バッファに書き込み、 当該スレーブと対応するデバイスがバス使用権を与えら
    れてバス・マスタとなると、当該バッファからデータを
    読み出して、そのデータを前記ローカル・バスを介して
    当該デバイスへと送信するように構成されており、 各前記バッファの使用済みバッファ・サイズが予め決め
    られたしきい値以上となったことを検出する使用済みバ
    ッファ・サイズ管理手段と、 いずれかの前記バッファの使用済みバッファ・サイズが
    前記しきい値以上となったとき、当該バッファが設けら
    れたスレーブと対応するデバイスに次にバス使用権が与
    えられるまでの待ち時間を算出するバス使用時間管理手
    段と、 バス要求を行った前記デバイスの中からいずれかのデバ
    イスを選択して、そのデバイスにバス使用権を与えるこ
    とを決定するバス使用権決定手段とを備え、 前記バス使用権決定手段は、 全ての前記バッファの使用済みバッファ・サイズが前記
    しきい値未満であるか、または、いずれかの前記バッフ
    ァの使用済みバッファ・サイズが前記しきい値以上とな
    っても、当該バッファが設けられたスレーブと対応する
    デバイスに次にバス使用権が与えられるまでの待ち時間
    が予め決められた別のしきい値未満である場合、バス使
    用権を与える対象として、バス要求を行った前記デバイ
    スの中から最も高い優先度を付与されたデバイスを選択
    し、 いずれかの前記バッファの使用済みバッファ・サイズが
    前記しきい値以上となり、かつ当該バッファが設けられ
    たスレーブと対応するデバイスに次にバス使用権が与え
    られるまでの待ち時間が前記別のしきい値以上となった
    場合、当該バッファが設けられたスレーブと対応するデ
    バイスを選択することを特徴とする、バス・アービタ。
  12. 【請求項12】 前記バス使用時間管理手段は、各前記
    デバイスに関して決められたバス使用可能時間を認識し
    ており、いずれかの前記バッファの使用済みバッファ・
    サイズが前記しきい値以上となったとき、当該バッファ
    が設けられたスレーブと対応するデバイスよりも高い優
    先度を付与されたデバイスに関して決められたバス使用
    可能時間を合計することによって、当該バッファが設け
    られたスレーブと対応するデバイスに次にバス使用権が
    与えられるまでの待ち時間を算出することを特徴とす
    る、請求項11に記載のバス・アービタ。
JP14963198A 1998-05-29 1998-05-29 バス・アービタ Pending JPH11338820A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14963198A JPH11338820A (ja) 1998-05-29 1998-05-29 バス・アービタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14963198A JPH11338820A (ja) 1998-05-29 1998-05-29 バス・アービタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11338820A true JPH11338820A (ja) 1999-12-10

Family

ID=15479456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14963198A Pending JPH11338820A (ja) 1998-05-29 1998-05-29 バス・アービタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11338820A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005316609A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Sony Corp バス調停装置およびバス調停方法
JP2006039672A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Olympus Corp バス要求制御回路
JP2006099473A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Olympus Corp バス制御装置
JP2006277620A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Canon Inc バスアクセスを調停する制御装置およびその方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005316609A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Sony Corp バス調停装置およびバス調停方法
JP2006039672A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Olympus Corp バス要求制御回路
JP2006099473A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Olympus Corp バス制御装置
JP4522808B2 (ja) * 2004-09-29 2010-08-11 オリンパス株式会社 バス制御装置
JP2006277620A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Canon Inc バスアクセスを調停する制御装置およびその方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Elliott et al. GPUSync: A framework for real-time GPU management
JP6755935B2 (ja) 共有メモリコントローラおよびそれを使用する方法
KR100440657B1 (ko) 가중된대역폭할당에의한버스중재방법및장치
KR102223840B1 (ko) 컴퓨터 이미징 파이프라인
JP4436367B2 (ja) 低バンド幅で局所集中アクセスを保証する調停装置、調停方法、及び調停装置を含む動画処理装置
US8234428B2 (en) Arbitration device that arbitrates conflicts caused in data transfers
US8140727B2 (en) Bus arbitration apparatus and method
US6907491B2 (en) Methods and structure for state preservation to improve fairness in bus arbitration
US10545898B2 (en) Shared resource access arbitration method, and shared resource access arbitration device and shared resource access arbitration system for performing same
JP6129976B2 (ja) 高効率アトミック演算を使用した方法および装置
US7404024B2 (en) Method for arbitrating access to a shared resource
US7007138B2 (en) Apparatus, method, and computer program for resource request arbitration
JPH11338820A (ja) バス・アービタ
US8918786B2 (en) Generating simulated stall signals based on access speed model or history of requests independent of actual processing or handling of conflicting requests
KR100973419B1 (ko) 버스 중재 방법 및 장치
JP4953794B2 (ja) バスシステムのバス調停方法及びバスシステム
JP2000250853A (ja) バス調整制御装置
JPH1125036A (ja) 調停システム、およびアクセスを調停する方法
JP2004078508A (ja) バス調停回路、バス調停方法およびそのプログラム
JPH09269927A (ja) バスアクセス方法、バス、並びにバス接続システム
JP2004118546A (ja) バス調停方式及びデータ転送装置
JP7226084B2 (ja) 情報処理装置
JP4898527B2 (ja) リソース使用管理装置、リソース使用管理システム及びリソース使用管理装置の制御方法
JPH11175464A (ja) 調停装置および方法
JP2004062333A (ja) 画像処理装置