JPH11338216A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH11338216A
JPH11338216A JP10164128A JP16412898A JPH11338216A JP H11338216 A JPH11338216 A JP H11338216A JP 10164128 A JP10164128 A JP 10164128A JP 16412898 A JP16412898 A JP 16412898A JP H11338216 A JPH11338216 A JP H11338216A
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JP
Japan
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image forming
color image
forming apparatus
color
frame
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JP10164128A
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Inventor
Shin Komori
慎 古森
Jiyunya Asami
純弥 阿左見
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の傾きによる色ずれ(傾きずれ)を防止
して、画像品質の向上を図ったカラー画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 フレーム20に設けられたドラム軸21
に、感光体ドラム1を嵌合固定し、さらに、フレーム2
0に走査光学装置3も固定し、走査光学装置3内の反射
ミラーの取り付け角度を調整可能として、レーザ光の照
射位置を調整可能とすると共に、フレーム20の装置本
体への取り付け位置も調整可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像情報に応じて明
滅するレーザ光を像担持体上に露光して画像を形成する
画像形成装置に関し、特に複数のレーザ光を複数の像担
持体上に露光してカラー画像を形成するカラー画像形成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の走査光学装置と複数の
像担持体である感光体ドラムを使用するカラー画像形成
装置として図6に示すようなものがある。
【0003】図6は従来技術に係る4ドラムのカラー画
像形成装置の概略構成図である。
【0004】101C,101M,101Y,101B
Kはそれぞれシアン,マゼンタ,イエロー,ブラックの
各色画像を形成する感光体ドラムであり、それぞれこれ
らの感光体ドラムの周辺には一次帯電器102C,10
2M,102Y,102BKとそれぞれの画像情報に応
じて明滅するレーザ光を出射する走査光学装置103
C,103M,103Y,103BK、さらに各々のレ
ーザ光が露光されることによって形成された潜像を各色
トナーによって現像する現像器104C,104M,1
04Y,104BK、これらの像を転写材P上に転写す
るための転写帯電器105C,105M1105Y,1
05BKやクリーナ106C,106M,106Y,1
06BKなどが配設されている。
【0005】転写材Pは、給紙トレイ110上に積載さ
れており、給紙ローラ109によって1枚ずつ順に給紙
され、レジストローラ108によって各々の画像の書き
出しタイミングに同期をとって転写ベルト107上に送
り出される。
【0006】転写ベルト107上を搬送される転写材P
には、シアンの画像、マゼンタの画像、イエローの画
像、ブラックの画像が順に転写されて、カラー画像が形
成される。
【0007】なお、111は転写ベルトを精度よく搬送
するための駆動モータと接続される駆動ローラである。
【0008】転写材P上に形成されたカラー画像は定着
器112によって熱定着されたのち、装置外に排紙され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0010】上述した従来のカラー画像形成装置におい
ては、感光体ドラム101C,101M,101Y,1
01BKから転写材Pに順次画像を転写する際に、感光
体ドラム上の画像の位置や感光体ドラムから転写材に画
像が転写される位置がずれてしまい、色味が変わったり
色ずれが生じるなど所望の画像が得られなくなってしま
うことがあった。
【0011】このような画像のずれにはいくつかの種類
があるが、特に重要な項目のひとつである画像の傾きに
よる色ずれ(以下傾きずれ)が問題となっていた。
【0012】以下、この画像の傾きずれについて、図7
および図8を参照して、具体的な例を挙げて説明する。
【0013】この傾きずれが生じる主要因として2つあ
る。
【0014】まず、感光体ドラムに露光されるレーザ光
の位置ずれによる場合がある。
【0015】例えば、図7に示したように、感光体ドラ
ム101C,101M,101Y,101BKに露光さ
れるレーザ光の位置113C,113M,113Y,1
13BKが転写材Pの搬送方向に対して各々が異なる傾
きをもって入射してしまった場合である。
【0016】同図において、マゼンタのレーザ光の位置
113Mが他のレーザ光の位置と比べてΘ1の傾きを有
している。
【0017】これは、マゼンタの走査光学装置がフレー
ムに傾いて取り付けられてしまったときなどに発生する
不具合である。
【0018】もうひとつは、感光体ドラムの取り付け位
置のずれによる場合がある。
【0019】例えば、図8に示したように、感光体ドラ
ム101C,101M,101Y,101BKが転写材
Pの搬送方向に対して傾いて取り付けられてしまった場
合である。
【0020】理想的には4つの感光体ドラムが転写材の
搬送方向に対して全て直角に固定されて、各々平行にな
るように取り付けられるのが望ましいが、同図のマゼン
タのように傾きΘ2を有する感光体ドラム101Mが存
在すると、その感光体ドラムによって形成される色のみ
が傾いて色ずれが発生するという不具合が生じる。
【0021】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、画像
の傾きによる色ずれ(傾きずれ)を防止して、画像品質
の向上を図ったカラー画像形成装置を提供することにあ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、各色に対応した複数の走査光学装
置から出射した各レーザ光を、それぞれ対応する像担持
体上に照射して潜像を形成し、該潜像を現像化した後
に、搬送するシート上に順次各色画像を転写してカラー
画像を形成するカラー画像形成装置において、各色に応
じた一対の前記走査光学装置及び像担持体を、それぞれ
独立に装置本体に取り付けられる各フレームに各々取り
付けると共に、走査光学装置による像担持体へのレーザ
光の照射位置をそれぞれ独立に調整する調整手段を設け
たことを特徴とする。
【0023】したがって、各フレームに一対の走査光学
装置及び像担持体が取り付けられるので、走査光学装置
と像担持体との位置関係が精度良く定まり、さらに、調
整手段によってレーザ光の照射位置を調整することで、
像担持体に対するレーザ光の照射位置を確実に定めるこ
とができる。
【0024】前記調整手段は、走査光学装置により照射
されるレーザ光の光路上に備えられた反射ミラーの角度
調整によるとよい。
【0025】また、前記調整手段は、走査光学装置によ
り照射されるレーザ光の光路上に備えられた光の屈折手
段の角度調整によることもできる。
【0026】前記調整手段は、前記フレームに設けられ
た像担持体を支持する支持部材に対してレーザ光の照射
位置を調整するとよい。
【0027】前記支持部材は先端にテーパ部が形成され
たテーパ軸であり、像担持体の両端に設けた嵌合部へ、
前記テーパ部を両端からそれぞれ嵌合させて支持すると
よい。
【0028】したがって、テーパ部で嵌合することで嵌
合がたが除去される。
【0029】前記調整手段によって、搬送するシートの
搬送方向に対する前記照射位置の傾きを調整するとよ
い。
【0030】装置本体に対して、前記各フレームをそれ
ぞれ独立に取り付け位置を調整可能に設けるとよい。
【0031】したがって、各フレームの取り付け位置を
それぞれ独立に調整することで、各色の相対的な位置ず
れを調整できる。
【0032】シート上に形成する各色のパターンずれの
検出に基づいて、前記各フレームをそれぞれ独立に取り
付け位置を調整するとよい。
【0033】前記フレームは、前記像担持体を回転駆動
させる駆動部側に支点が設けられて、駆動部と反対側の
移動により取り付け位置が調整されるとよい。
【0034】したがって、駆動部側からの伝達機構に悪
影響を及ぼすことはない。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
【0036】(第1の実施の形態)図1〜図4を参照し
て、本発明の第1の実施の形態に係るカラー画像形成装
置について説明する。
【0037】まず、カラー画像形成装置によるカラー画
像形成プロセスについて図1を参照して説明する。
【0038】画像情報に応じてそれぞれ変調されるレー
ザ光LC,LM,LY,LBKによって像担持体として
の感光体ドラム1C,1M,1Y,1BK上に潜像が形
成される。
【0039】この潜像は一次帯電器2C,2M,2Y,
2BKによってそれぞれ一様に帯電された感光体ドラム
上に形成され、さらに、現像器4C,4M,4Y,4B
Kによって、それぞれシアン,マゼンタ,イエロー,ブ
ラックの画像に可視像(トナー像)化され、この可視像
は、転写ベルト7上を搬送されてくる転写材Pに順に転
写されてカラー画像が形成される。
【0040】ここで、5C,5M,5Y,5BKは転写
材P上に各色トナーを静電転写するための転写ローラで
あり、感光体ドラム上に残っている残留トナーはそれぞ
れクリーナ6C,6M,6Y,6BKによって除去され
る。
【0041】次に、各構成の取り付けや位置調整等につ
いて説明する。
【0042】図に示したカラー画像形成装置において
は、感光体ドラム1C,1M,1Y,1BK、及び各感
光体ドラム1C,1M,1Y,1BKの周辺に配置され
ている一次帯電器2C,2M,2Y,2BKや現像器4
C,4M,4Y,4BK、クリーナ6C,6M,6Y,
6BKはそれぞれユニット化されており、トナーが消耗
したときや感光体ドラムが劣化した時などはユニットご
と交換可能な構成になっている。
【0043】このユニット化された感光体ドラムなど
は、フレーム20C,20M,20Y,20BKに精度
良く固定される必要があり、各々のフレームに設けられ
たドラム軸21C,21M,21Y,21BKに嵌合さ
れて、精度良く固定される。
【0044】さらに、これらのフレームには走査光学装
置3C,3M,3Y,3BKも固定されて、ユニット化
された感光体ドラムとフレームを介在して向き合うよう
な構成になっており、各感光体ドラム1C,1M,1
Y,1BKと、それぞれに対応した走査光学装置3C,
3M,3Y,3BKとの位置関係は精度良く決まること
になる。
【0045】したがって、感光体ドラムと走査光学装置
との位置関係が精度良く決まるため、走査光学装置から
出射するレーザ光の感光体ドラムへの照射位置は精度は
良いものの、より確実にレーザ光の照射位置の傾きによ
って生じる色ずれ(傾きずれ)を防ぐための傾き調整手
段を有している。
【0046】以下、この傾き調整手段について図2を参
照して説明する。
【0047】同図において、31は走査光学装置3内に
有する反射ミラーであり、回転多面鏡33によって走査
されたレーザ光Lを感光体ドラム1に導いている。
【0048】この反射ミラー31の取り付け部34には
反射ミラー31の取り付け角度を調整することができる
調整ねじ32a,32b,32cが設けられており、こ
の各調整ねじを上下動することにより反射ミラー31の
角度を変えてレーザ光Lの照射位置を調整することがで
きる。
【0049】これら各レーザ光の照射位置がシアン,マ
ゼンタ,イエロー,ブラックの4色全て同じでないと色
ずれが生じるため、各々において感光体ドラムの同じ位
置に照射するようにレーザ光の照射位置が調整される。
【0050】具体的には、まず感光体ドラムを位置決め
しているドラム軸にCCDラインセンサなどの照射位置
検出装置(不図示)を固定し、走査光学装置から照射さ
れるレーザ光の位置を検出する。
【0051】その照射位置が所望の位置と異なるときに
は調整ねじ32a,32b,32cを動かすことで反射
ミラー31の角度を矢印方向に調整して、所望の位置に
レーザ光が照射するように調整される。
【0052】このようにして、ひとつのフレームに固定
される走査光学装置と感光体ドラムが1対をなして理想
的な位置に画像が形成される。
【0053】したがって、上述したような、感光体ドラ
ムに露光されるレーザ光の位置ずれ(図7参照)を防止
することができる。
【0054】続いて、この走査光学装置などが固定され
るフレームの画像形成装置本体への取り付け構成・位置
調整等について図3及び図4を用いて説明する。
【0055】図中、11は感光体ドラム1を精度よく回
転駆動する駆動モータであり、この駆動モータ11によ
る駆動がベルト12などによりドラム駆動軸(支持部
材)22に駆動伝達される。
【0056】このドラム駆動軸22は先端テーパでコレ
ット形状になっており、感光体ドラム1の嵌合部は軸の
最大直径よりも小径の孔で形成されていて、感光体ドラ
ム1をドラム駆動軸22側に挿入し押圧することによ
り、感光体ドラム1とドラム駆動軸22が嵌合がたがな
く、かつ互いの中心を合わせながら、しっかり接続する
ことができるため、駆動伝達が可能な構成となってい
る。
【0057】このドラム駆動軸22は軸受23によって
支持される。
【0058】感光体ドラム1の反駆動側には、フレーム
20に設けられたドラム軸(支持部材)21が感光体ド
ラム1の嵌合部に嵌合して感光体ドラム1を位置決め支
持しているが、この嵌合がたを取り除くため、このドラ
ム軸21も上記と同様に感光体ドラム1の中心の孔より
も大きい径の先端テーパ形状としている。
【0059】感光体ドラムや現像器などユニット化され
た画像形成部がフレーム20に挿入されたのち、フレー
ム20に設けらたドラム軸21を感光体ドラム1に所定
の加重で挿入されることにより、このドラム軸21とド
ラム駆動軸22とで挟み込まれて感光体ドラム1は精度
良く保持される。
【0060】なお、24は、感光体ドラム1などを挿入
する際にドラム軸21を退避させるために設けられたヒ
ンジ部である。
【0061】ここで、フレーム20は画像形成装置本体
のシャーシ側板40に固定されるが、この時生じるわず
かな取り付け誤差が傾きずれを発生することになる。
【0062】そこで、本実施の形態に係るカラー画像形
成装置においては、以下に示すように傾きずれを検出し
て補正を行うものである。
【0063】1例として、まず、画像形成部の最上流に
位置するシアンを基準にして複数の基準となる横線を転
写材P上に形成する。
【0064】そして、この基準となるシアンの横線の近
傍にマゼンタの横線、次のシアンの横線の近傍にイエロ
ーの横線、次のシアンの横線の近傍にブラックの横線と
いうように順に転写材P上に傾きずれ検出パターンPa
を形成する。
【0065】このシアンと各色の横線の間隔を左右両側
で測定できるように反射型センサ50,51をブラック
の画像形成部の下流に設置して検出する。
【0066】この左右で検出した位置ずれが等しいとき
には、基準としたシアンの傾きと等しいといえる。
【0067】しかし、左右で位置ずれの量が異なるとき
には、傾きずれが生じているので、この該当する色の画
像形成部の傾きを補正する必要がある。
【0068】以下、この補正方法について説明する。
【0069】フレーム20にはガイドピン25が設けら
れており、シャーシ側板40にはこのガイドピン25が
横に移動可能にするためのガイド穴41が設けられてい
る。
【0070】このような構成により、ガイド孔41に沿
ってフレーム20を移動させることにより、基準のシア
ンの傾きと揃えて、フレーム20を固定ネジ42で固定
しなおせば全て傾きずれをなくすことができる。
【0071】もちろんこれは1例であっても、シアンで
なく他の色を基準にしてもよく、検出パターンも横線以
外のパターンであってもよい。
【0072】ただし、フレーム20の移動については、
ドラム駆動軸側を支点として、駆動軸とは反対側を動か
してフレーム20の調整するのが好ましい。
【0073】これはフレーム20に支持されているドラ
ム駆動軸22とシャーシ側に固定されているドラム駆動
モータ11の位置を変えないためである。
【0074】このようにすれば、駆動伝達に悪影響を及
ぼすことはない。
【0075】ドラム駆動軸側を支点にすることによって
位置ずれ量が各色で異なっている場合においても、これ
は画像を書き出すタイミングをわずかに変えることによ
って調整可能であるため、まず傾きずれをこのようにし
て補正したのち、位置ずれ検出手段から得られる情報に
応じて各色の書き出しタイミングを合わせる構成が好ま
しい。
【0076】このようにして4つの画像形成部を保持し
ている各々のフレームをシャーシ側板に取り付けること
によって生ずる色ずれの主要因のひとつである傾きずれ
を防止することができる。
【0077】なお、図1において、13は転写ベルト7
を精度よく搬送する駆動ローラであるが、この転写ベル
ト13の搬送が均一に搬送されていないと、検出する位
置ずれが正確なものでなくなるため、回転むらの非常に
小さな駆動モータと接続されている。
【0078】以上のように、図2を参照して説明した傾
き調整手段によって、感光体ドラムに露光されるレーザ
光の位置ずれ(図7参照)を防止することができ、ま
た、図3及び図4を参照して説明した調整方法によっ
て、感光体ドラムの取り付け位置のずれ(図8参照)を
防止することができるので、これらを組み合わせること
で、画像の傾きによる色ずれ(傾きずれ)を確実に防止
できる。
【0079】(第2の実施の形態)図5には、本発明の
第2の実施の形態が示されている。上記第1の実施の形
態では、調整手段として、反射ミラーの角度を調整して
レーザ光の照射位置を調整する構成を示したが、本実施
の形態では、光を屈折する屈折手段の角度を調整してレ
ーザ光の照射位置を調整する構成を示す。
【0080】その他の構成および作用については第1の
実施の形態と同一なので、同一の構成部分については同
一の符号を付して、その説明は省略する。
【0081】図5中、35はくさび形状のくさび形ガラ
ス(屈折手段)であって、走査光学装置3から出射した
レーザ光の照射位置の傾きを変えるために配置されてい
る。
【0082】矢印に示すようにくさび形ガラス35を動
かすことによって、感光体ドラム1上のレーザ光の照射
位置を変えることができるので、このような照射位置調
整用の光学素子を配置しても前述の第1の実施の形態と
同様の効果が得られる。
【0083】なお、これら走査光学装置3とくさび形ガ
ラス35などの照射位置調整用光学素子と感光体ドラム
1は不図示のフレームに全て固定されるようになってお
り、画像形成装置の本体シャーシに固定される前に全て
調整されることについては前述と同じである。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカラー画
像形成装置は、各フレームに一対の走査光学装置及び像
担持体が取り付けられるので、走査光学装置と像担持体
との位置関係が精度良く定まり、さらに、調整手段によ
ってレーザ光の照射位置を調整することで、像担持体に
対するレーザ光の照射位置を確実に定めることができ、
画像の傾きによる色ずれが防止されるので画像品質が向
上する。
【0085】支持部材を、先端にテーパ部が形成された
テーパ軸として、像担持体の両端に設けた軸受け部へ、
テーパ部を両端からそれぞれ嵌合させて支持させれば嵌
合がたが除去されて、位置決め精度が優れる。
【0086】装置本体に対して、各フレームをそれぞれ
独立に取り付け位置を調整可能に設けることにより、各
色の相対的な位置ずれを調整でき、画像の傾きによる色
ずれが防止されるので画像品質が向上する。
【0087】なお、上述の調整手段による調整と、この
フレームの取り付け位置の調整の組み合わせにより、画
像の傾きによる色ずれを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態に係るカラー画像形
成装置の概略構成断面図である。
【図2】図2は第1の実施の形態に係るレーザ光の照射
位置の傾き調整を説明する説明図である。
【図3】図3はフレームの取り付け位置の調整を説明す
る説明図である。
【図4】図4はフレームの取り付け位置の調整を説明す
る説明図である。
【図5】図5は第2の実施の形態に係るレーザ光の照射
位置の傾き調整を説明する説明図である。
【図6】図6は従来技術に係る4ドラムのカラー画像形
成装置の概略構成図である。
【図7】図7は感光体ドラムに露光されるレーザ光の位
置ずれを説明する説明図である。
【図8】図8は感光体ドラムの取り付け位置のずれを説
明する説明図である。
【符号の説明】
1,1C,1M,1Y,1BK 感光体ドラム 3,3C,3M,3Y,3BK 走査光学装置 2,20C,20M,20Y,20BK フレーム 21,21C,21M,21Y,21BK ドラム軸 22 ドラム駆動軸 23 軸受 25 ガイドピン 31 反射ミラー 32a,32b,32c 調整ねじ 35 くさび形ガラス 40 シャーシ側板 41 ガイド穴 42 固定ネジ 50,51 反射型センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 15/04 B41J 3/00 B

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各色に対応した複数の走査光学装置から出
    射した各レーザ光を、それぞれ対応する像担持体上に照
    射して潜像を形成し、該潜像を現像化した後に、搬送す
    るシート上に順次各色画像を転写してカラー画像を形成
    するカラー画像形成装置において、 各色に応じた一対の前記走査光学装置及び像担持体を、
    それぞれ独立に装置本体に取り付けられる各フレームに
    各々取り付けると共に、走査光学装置による像担持体へ
    のレーザ光の照射位置をそれぞれ独立に調整する調整手
    段を設けたことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記調整手段は、走査光学装置により照射
    されるレーザ光の光路上に備えられた反射ミラーの角度
    調整によることを特徴とする請求項1に記載のカラー画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】前記調整手段は、走査光学装置により照射
    されるレーザ光の光路上に備えられた光の屈折手段の角
    度調整によることを特徴とする請求項1に記載のカラー
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記調整手段は、前記フレームに設けられ
    た像担持体を支持する支持部材に対してレーザ光の照射
    位置を調整することを特徴とする請求項1,2または3
    に記載のカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記支持部材は先端にテーパ部が形成され
    たテーパ軸であり、像担持体の両端に設けた嵌合部へ、
    前記テーパ部を両端からそれぞれ嵌合させて支持するこ
    とを特徴とする請求項4に記載のカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記調整手段によって、搬送するシートの
    搬送方向に対する前記照射位置の傾きを調整することを
    特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のカラー
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】装置本体に対して、前記各フレームをそれ
    ぞれ独立に取り付け位置を調整可能に設けたことを特徴
    とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のカラー画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】シート上に形成する各色のパターンずれの
    検出に基づいて、前記各フレームをそれぞれ独立に取り
    付け位置を調整することを特徴とする請求項7に記載の
    カラー画像形成装置。
  9. 【請求項9】前記フレームは、前記像担持体を回転駆動
    させる駆動部側に支点が設けられて、駆動部と反対側の
    移動により取り付け位置が調整されることを特徴とする
    請求項7または8に記載のカラー画像形成装置。
JP10164128A 1998-05-28 1998-05-28 カラー画像形成装置 Withdrawn JPH11338216A (ja)

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JP10164128A JPH11338216A (ja) 1998-05-28 1998-05-28 カラー画像形成装置

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JP10164128A JPH11338216A (ja) 1998-05-28 1998-05-28 カラー画像形成装置

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