JPH1133787A - 生ゴミ粉砕処理装置 - Google Patents

生ゴミ粉砕処理装置

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JPH1133787A
JPH1133787A JP9186510A JP18651097A JPH1133787A JP H1133787 A JPH1133787 A JP H1133787A JP 9186510 A JP9186510 A JP 9186510A JP 18651097 A JP18651097 A JP 18651097A JP H1133787 A JPH1133787 A JP H1133787A
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JP
Japan
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garbage
screen
water
screw
space
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Withdrawn
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JP9186510A
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English (en)
Inventor
Mitsugi Udagawa
貢 宇田川
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KANKAKU INVESTMENT KK
Original Assignee
KANKAKU INVESTMENT KK
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
    • B30B9/12Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing
    • B30B9/128Vertical or inclined screw presses

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生ゴミ粉砕処理装置において、スクリーンの
外面や外ケースの内面に生ゴミが付着して目詰まりを起
こしたり悪臭を発生するといった事態を防ぐと同時に、
生ゴミがその導入空間から脱水した水の受入れ空間に漏
れ出すことを防ぐ。 【解決手段】 スクリーン17と外ケース22との間の
水の受入れ空間23に、スクリーン17の外面と外ケー
ス22の内面とに摺動するゴムブレード70,71を配
備する。円板状の連結プレート58の中央部を回転スク
リュー36に連結し、受入れ空間23内に張り出したそ
の連結プレート58の外周部に支持体62などを介して
ゴムブレード70,71を取り付ける。支持体62を押
え板66で押さえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、業務用厨房や一
般家庭の台所などから出される含水生ゴミを粉砕して固
液分離する生ゴミ粉砕処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の生ゴミ粉砕処理装置としては、
出願人が先に提案した特願平5−083676号(特開
平6−292996号)に記載されたものがある。図9
にこの生ゴミ粉砕処理装置を概略断面図で示してある。
この生ゴミ粉砕処理装置は、含水生ゴミを粉砕処理する
ための粉砕部Aと、粉砕部Aで粉砕処理された含水生ゴ
ミを断水処理する固液分離部Bとを備えている。
【0003】粉砕部Aは、厨房や台所などの排水口を通
して排出された含水生ゴミが投入され、その内部の粉砕
室で細かく粉砕されて排出されるものである。
【0004】固液分離部Bは概略的には次のように構成
されている。すなわち、固液分離部Bは、円筒状のスク
リーン1の内部に回転スクリュー2が配備されていると
共に、そのスクリーン1の外側に円筒状の外ケース3が
配備されている。また、スクリーン1の内底部に、上記
した粉砕部Aで細かく粉砕処理された含水生ゴミの導入
空間4が設けられ、そのスクリーン1の上部に脱水され
た生ゴミの押出口5が開口され、さらに、スクリーン1
と外ケース3との間に形成された水の受入れ空間6に排
水口(不図示)が備わっている。そして、回転スクリュ
ー2はモータMによって回転駆動されるようになってい
る。なお、7は導入空間4への含水生ゴミの入口で、上
記粉砕部Aの出口にホース8などを介して連通されてい
る。また、9は上記押出口5に配備されたプラグ、10
は脱水処理後の生ゴミを収集する収容箱である。更に、
11はスクリーン1の外周面に付着した生ゴミを削り落
とす削り落し部材であり、前記モータMによって回転す
るようになっている。
【0005】この固液分離部Bにおいては次の処理が行
われる。粉砕処理されて導入空間4に導入された含水生
ゴミが、回転スクリュー2の回転により、スクリーン1
の内部を矢符aのように上方に搬送され、その搬送中に
含水生ゴミから分離された水がスクリーン1に形成され
ている多数の通水孔(後述する)を通って受入れ空間6
に流出する一方で、脱水後の生ゴミが押出口5から押し
出された後、収納箱10に排出される。受入れ空間6に
流入した水は外ケース3の下端部に設けられた上記排水
口を通して排出される。一方、スクリーン1の外周面に
付着した生ゴミは削り落し部材11によってきれいに削
り落とされて、流出した水と共に排水口を通って排出さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような生ゴミ粉砕
処理装置においては、図10のように、固液分離部Bの
スクリーン1には、上記したようにその周壁12に多数
の通水孔13が具備されており、その通水孔13を通し
て含水生ゴミから脱水された水が受入れ空間6に流入す
る。このため、生ゴミの種類によっては、図示するよう
に、外ケース3の内面に粘着成分を有する微細な生ゴミ
M2が付着したまま残ることがあり、そのような事態を
放置すると、スクリーン1の通水孔13が目詰まりを起
こしたり、スクリーン1の外面や外ケース3の内面に付
着した生ゴミM2が腐敗して悪臭を発生したりすること
になる。
【0007】このような事態の発生を防ぐためには、上
記受入れ空間6にゴムブレードを配備し、そのゴムブレ
ードを回転スクリュー2に連結すると共に、そのゴムブ
レードによってスクリーン1の周壁12の外面や外ケー
ス3の内面を擦って付着物を取り除くようにすることが
有効であることが判っており、そのことのために、スク
リーン1の下方に回転スクリュー2とゴムブレードとを
連結する連結プレートを配備して回転スクリュー2とゴ
ムレードとを連動させるという構成を採用すると、連結
プレートの従動負荷が増しスクリーン1の下方の連結プ
レートが浮き上がり、その浮き上がった箇所からの固体
成分の漏れ出しを生じることが懸念される。
【0008】本発明は、以上の事情に鑑みてなされたも
のであり、固液分離部のスクリーンの通水孔の目詰まり
を未然に防止することができるようにし、同時に、スク
リーンの外面やケースの内面に生ゴミが付着したまま残
って悪臭を発生するといった事態を防止することができ
るようにした場合に懸念されるスクリーン下方からスク
リーンの通水孔より大きな生ゴミの固体成分の漏れ出し
を抑制することのできる生ゴミ粉砕処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、含水生ゴミ
の粉砕部とこの粉砕部で粉砕された含水生ゴミの固液分
離部とを備え、その固液分離部が、粉砕後の含水生ゴミ
の導入空間を形成する円筒体と、上記導入空間に連通さ
れて上記円筒体の上方に配備されかつ周壁に通水孔が開
設された円筒状のスクリーンと、このスクリーンを嵌挿
して配備されて上記導入空間に給送された含水生ゴミを
上方に搬送する回転スクリューと、上記スクリーンの外
側に配備されかつ上記含水生ゴミから分離されて上記ス
クリーンの通水孔を通して流出した水の受入れ空間を形
成する円筒状の外ケースと、この外ケースに設けられて
上記受入れ空間に流入した水を排出する排水口と、上記
スクリーンの上部で開口された脱水生ゴミの押出口と、
を備えた生ゴミ粉砕処理装置であって、上記回転スクリ
ューが、回転駆動軸に連結されて上記導入空間に配備さ
れた下部側スクリューと上記スクリーンの内側に配備さ
れた上部側スクリューとに分割されており、上記スクリ
ーンの下端と上記導入空間との間に連結プレートが配備
され、この連結プレートの中央部が上記下部側スクリュ
ーと上記上部側スクリューとの間に挟持されてそれらの
スクリューに連結され、その連結プレートの上記受入れ
空間内に張り出した外周部にリング状の支持体が設けら
れていると共にその連結プレートの外周部が上記円筒体
の上面によって形成された摺動面の上に重ね合わされ、
上記支持体に、上記受入れ空間に配備されて上記スクリ
ーンの外面と上記外ケースの内面とに摺接される摺動体
が取り付けられていると共に、この支持体の上方に、上
記円筒体に取り付けられたリング状の押え板の内周部が
突出されてその押え板の内周部が上記支持体の上面に対
向して配備されている、というものである。ここで、上
記摺動体には、ゴムブレードやブラシなどを用いること
が可能である。
【0010】この発明によると、円筒状のスクリーンの
内部に配備された回転スクリューとそのスクリーンの外
側の水の受入れ空間に配備された摺動体とが、スクリー
ンの下方に配備された連結プレートーによって連結され
ているので、回転スクリューが回転すると、その回転が
連結プレートによって摺動体に伝えられてその摺動体が
回転スクリューと共に回転する。このように摺動体が回
転すると、その摺動体がスクリーンの外面とその外側の
外ケースの内面とを擦るので、それらの面に付着してい
る生ゴミが掻き落とされる。こうして掻き落とされた生
ゴミは、外ケースの排水口から水と共に排出される。
【0011】ところで、この発明の生ゴミ粉砕処理装置
においては、回転スクリューが下部側スクリューと上部
側スクリューとに分割されていて、連結プレートの中央
部がそれら上下のスクリューの間に挟持状態で連結さ
れ、しかも、その連結プレートの外周部が、粉砕後の含
水生ゴミの導入空間を形成している円筒体に具備された
摺動面の上に重ね合わされているので、連結プレートが
回転スクリューと共に回転するときには、その連結プレ
ートの外周部が円筒体の摺動面に重なり合って摺動す
る。この場合、連結プレートの外周部が上記摺動面に重
なり合って摺動している限り、下部側スクリューが配備
されている上記導入空間に導入された生ゴミがその摺動
部分から受入れ空間に漏れ出すというおそれは少ない。
【0012】しかしながら、導入空間に導入された生ゴ
ミが回転スクリューの回転によって下部側スクリューに
より上方へ搬送されると、上方へ搬送中の生ゴミにより
連結プレートが上方へ押され、その連結プレートの外周
部が上記摺動面から浮き上がるという事態を生じるおそ
れがあり、そのように連結プレートの外周部が上記摺動
面から浮き上がると、連結プレートの外周部と上記摺動
面との間に隙間が生じ、上記導入空間の生ゴミがその隙
間を通過して受入れ空間に漏れ出すといった事態を生じ
る。
【0013】そこで、この発明においては、連結プレー
トの外周部に設けられたリング状の支持体の上方に、上
記円筒体に取り付けられたリング状の押え板の内周部を
突出させてその押え板の内周部が上記支持体の上面に対
向されるようにしている。このため、押え板が支持体を
押さえて連結プレートの外周部の浮き上がりを阻止す
る。したがって、上方へ搬送中の生ゴミにより上方へ押
された連結プレートの外周部が、円筒体の摺動面から浮
き上がって、スクリーンの通水孔より大きなゴミの固体
が漏れだす原因になる隙間を生じることがなくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態に係
る生ゴミ粉砕処理装置の概略構成を示した縦断面図、図
2はその生ゴミ粉砕処理装置の主要な構成要素を示した
概略分解斜視図、図3は固液分離部Bの正面図、図4は
図3のIV線矢視図、図5は固液分離部Bの内部構造を
具体的に示した部分縦断面図、図6は図5のVI部を拡
大した断面図、図7は図5のVII−VII線に沿う部
分を拡大した概略部分断面図、図8は脱水後の生ゴミの
排出過程を断面で表した説明図である。
【0015】図1及び図2に示したように、粉砕部A
は、厨房や台所などの排水口を通して排出された含水生
ゴミが投入されてその内部の粉砕室で細かく粉砕されて
排出されるものである。
【0016】図3及び図4のように、固液分離部Bは、
所要形状の金属製の外パネル15…を組み合わせて作ら
れたケーシング16の内部に収容されている。
【0017】図1および図2のように、この固液分離部
Bは、円筒状のスクリーン17を有している。図8のよ
うに、スクリーン17はその周壁18の全体に多数の小
孔でなる通水孔19を有していると共に、その周壁18
が径小部20と径大部21とに分かれており、それらの
径小部20と径大部21とが周方向において交互に位置
すると共に、径小部20や径大部21のそれぞれが、周
方向の等角度おきの3箇所に振り分けられている。
【0018】図1および図2に示した円筒状の外ケース
22が、スクリーン17の外側に配備されている。図1
及び図5乃至図8のように、この外ケース22と上記ス
クリーン17との間に、スクリーン17の通水孔19を
通過して流出してきた水の受入れ空間23が形成され
る。スクリーン17は、その上端部が外ケース22の上
端部に上板部24を介して固着された円板状の受け板2
5に固着されており、これによって外ケース22とスク
リーン17とが同心に位置決めされている。また、図2
に示したように、外ケース22の下端部に開設された大
きな開口26を通して、上記粉砕部A側の出口14に接
続された生ゴミ給送用ホース27(図3参照)が導入さ
れ、そのホース27の終端が、後述する生ゴミの導入空
間35に連通されている。なお、外ケース22の開口2
6は、上記ホース27が挿通された状態で水密に閉鎖さ
れる。さらに、図2乃至図5及び図8に示したように、
外ケース22の上端部に、上記受入れ空間23の内部に
洗浄水を給送するための給水口29が開設されている。
この給水口29は、受入れ空間23を洗浄するとき以外
は盲蓋30によって塞がれている。そのほか、外ケース
22の下端部には、受入れ空間23に流入した水の排水
口(不図示)が設けられており、この排水口に、図3に
示した排水ホース31が接続されている。
【0019】図1および図2において、上記機台14に
は円筒体32が設置されている。この円筒体32は生ゴ
ミの導入口33を有している。図3および図4に示した
ように、この導入口33には継手34を介して上記ホー
ス27が接続されている。したがって、粉砕部Aで粉砕
処理された含水生ゴミがホース27によって円筒体32
によって形成された導入空間35に導入される。なお、
図5に示したように、上記スクリーン17は、上記円筒
体32の上方に同心に配備されているのであって、この
スクリーン17の下端と円筒体32とは離れている。
【0020】図1および図5のように、円筒体32によ
って形成された導入空間35とスクリーン17の内側と
に亘って回転スクリュー36が嵌挿して配備されてい
る。図2にも示したように、この回転スクリュー36
は、軸長の短い下部側スクリュー37と軸長の長い上部
側スクリュー38とに2分割されており、下部側スクリ
ュー37が円筒体32によって形成されている上記導入
空間35に配備されているのに対し、上部側スクリュー
38がスクリーン17の内側に配備されている。図5の
ように、下部側スクリュー37と上部側スクリュー38
とは、それらの軸方向に長いキー39を介して同心に位
置決めされている。また、下部側スクリュー37と上部
側スクリュー38とは、図1で判るように、機台14に
設置された回転伝達機構Fの回転軸40(図5参照)に
回転不能に嵌め込まれた多角軸40aに嵌め込まれるこ
とによって、回転軸40の回転と共に回転する。なお、
回転伝達機構Fは、モータ41の回転を回転スクリュー
36に伝達する役目を果たし、スプロケット42,4
3、チェーン44などからなる。
【0021】下部側スクリュー37と上部側スクリュー
38とからなる回転スクリュー36は、その軸部45が
上端に近付くほど径大になっている。そのため、スクリ
ーン17と軸部45との間に形成される生ゴミ通路R
(図1参照)の水平開口面積が上方ほど狭くなってい
る。また、上部側スクリュー38の螺旋状の羽根部46
の外周部に硬質の金属ピンでなる掻取り部材47が突設
されており、これらの掻取り部材47が図7のように上
記スクリーン17の周壁18の径小部20の内面に摺接
されている。
【0022】図1、図5、図8のように、回転スクリュ
ー36の軸部45の上端部にプラグ48が取り付けられ
ている。また、図2にも示したように、このプラグ48
の上端部に円板状の受圧板49が取り付けられており、
この受圧板49には放射方向の羽根板50が下向きに突
設されている。また、上記受け板25の周囲から立ち上
げられた周壁51に取付枠52が固定され、この取付枠
52に取付具53を介してゴム板54が取り付けられ、
そのゴム板54が上記受圧板49に弾接されている。な
お、上記周壁51はその一部が欠除されてその欠除部に
上記受け板25に連設されて生ゴミを排出するシュート
55が設けられている。そして、このシュート55の下
方に、図4のように脱水された生ゴミの回収容器56が
設置される。図1および図5のように、上記スクリーン
17の上端部と上記プラグ48との間で環状に開いた開
口が脱水された生ゴミの押出口57に相当している。
【0023】図1において、58は連結プレートであ
る。この連結プレート58は円板状に形成されていて、
図1のように上記スクリーン17の下端と上記導入空間
35との間に配備されている。また、この連結プレート
58は、図5のように、その中央部が下部側スクリュー
37と上部側スクリュー38との間に挟持されてそれら
のスクリュー37,38に連結されていると共に、その
外周部が上記受入れ空間23に張り出している。そし
て、受入れ空間23に張り出している連結プレート58
の外周部59が、上記導入空間35を形成している円筒
体32の上面によって形成された摺動面60の上に重ね
合わされている。また、この連結プレート58には、上
記導入空間35とスクリュー17の内部とを連通する開
口部61が具備されている(図1参照)。なお、連結プ
レート58は円板状である必要は必ずしもなく、たとえ
ば一端部が下部側スクリュー37と上部側スクリュー3
8との間に挟持されてそれらのスクリュー37,38に
連結され、他端部が上記受入れ空間23に張り出されて
摺動面60に重ね合わされるようなアーム状のものであ
ってもよい。
【0024】図1、図2、図5、図6のように、上記連
結プレート58の外周部59には、リング状の支持体6
2が嵌合状に固着されている。図6に詳細に示したよう
に、支持体62の外周部に径内方向に向けて凹入した段
付部63が設けられている。また、上記円筒体32の外
周部上面にスペーサ64がボルト65を用いて取り付け
られ、このスペーサ64にリング状の押え板66が取り
付けられている。この押さえ板66は、その内周部67
が上記段付部63に突入されていて、その内周部67が
段付部63の上面に対向して配備されている。押え板6
6の内周部67は、段付部63の上面に接して対向して
いても、わずかな間隔を隔てて対向していてもよい。ま
た、段付部63を設けなくても、支持体62の上方に上
記押え板66が配備されていればよい。一方、上記支持
体62には、上下に長い取付具68の下端がボルト69
を用いて固着されている。そして、この取付具68の内
側と外側の両方に、細長いゴムブレード70,71が取
付板72,73を用いて取り付けられている。図5およ
び図7のように、内側のゴムブレード70は、スクリー
ン17の周壁18の外面に摺接され、外側のゴムブレー
ド71は外ケース22の内面に摺接されている。
【0025】以上説明した固液分離部Bにおいては、粉
砕処理された後の含水生ゴミがホース27を通して導入
空間35に導入される。こうして導入空間35に導入さ
れた含水生ゴミは、回転スクリュー36が回転すると、
スクリーン17の内部を図1の矢符bのように上方に搬
送され、その搬送中に含水生ゴミから分離された水がス
クリーン17の通水孔19を通過して受入れ空間23に
流出する。そして、図8のように、脱水された生ゴミM
1が押出口57から押し出された後、シュート55を経
て排出される。また、受入れ空間23に流入した水は外
ケース22に設けられている排水口から排水ホース31
を経て排出される。
【0026】このような脱水処理を行ったときには、ス
クリーン17の内面に付着する生ゴミが、上部側スクリ
ュー38の羽根部36に突設されている掻取り部材37
により掻き落とされ、押出口47から押し出されて排出
される。また、連結プレート48や支持体42、取付具
48などを介して回転スクリュー36に連結されている
内外のゴムブレード70,71が回転スクリュー36と
共に図7に示す矢符c又はd方向へ必要に応じて正逆回
転するので、スクリーン17の外面に付着する生ゴミ
は、内側のゴムブレード70により掻き落とされ、外ケ
ース22の内面に付着する生ゴミは、外側のゴムブレー
ド71により掻き落とされて、それぞれ受入れ空間13
に流入した水に混ざり、その水と共に外ケース22に設
けられている排水口から排出される。
【0027】ところで、上記したような脱水処理が行わ
れているときに、連結プレート58の外周部59が円筒
体32の摺動面60に重なり合って摺動している限り、
導入空間35に導入された生ゴミがその摺動部分から受
入れ空間23に漏れ出すというおそれは少ない。しか
し、連結プレート58は、上記導入空間35とその上方
のスクリーン17の内部との境界部分を横切る形で設け
られているので、下部側スクリュー37によって生ゴミ
が導入空間35から連結プレート58の開口部61を通
過してスクリーン17の内部に搬送されるときに上方に
押されることになり、そのために、円筒体32の摺動面
60に重なり合っている連結プレート58の外周部59
がその摺動面60から浮き上がるという事態を生じる懸
念があり、そのような浮き上がりが生じると、連結プレ
ート58の外周部59と摺動面60との間に隙間が生
じ、その隙間から生ゴミが受入れ空間23に漏れ出す。
ところが、上記固液分離部Bにおいては、押え板46の
内周部47が支持体42の上動を阻止するように作用す
るので、連結プレート58の外周部59の浮き上がりが
生じることがなく、そのために、上方へ搬送中の生ゴミ
の一部が受入れ空間23に漏れ出すという事態が抑制さ
れる。
【0028】
【発明の効果】この発明によると、スクリューと共に回
転するゴムブレードがスクリーンの外面やケースの内面
に付着した生ゴミを常時掻き落すので、スクリーンの目
詰まりが未然に防止されると同時に、スクリーンの外面
や外ケースの内面に生ゴミが付着したまま残って悪臭を
発生するといった事態が未然に防止される。また、連結
プレートと円筒体の摺動面との摺動部分が開くことが防
止されるので、導入空間の生ゴミが受入れ空間に漏れ出
すという事態が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る生ゴミ粉砕処理装置
の概略構成を示した縦断面図である。
【図2】その生ゴミ粉砕処理装置の主要な構成要素を示
した概略分解斜視図である。
【図3】固液分離部の正面図である。
【図4】図3のIV線矢視図である。
【図5】固液分離部の内部構造を具体的に示した部分縦
断面図である。
【図6】図5のVI部を拡大した断面図である。
【図7】図5のVII−VII線に沿う部分を拡大した
概略部分断面図である。
【図8】脱水後の生ゴミの排出過程を断面で表した説明
図である。
【図9】従来の生ゴミ粉砕処理装置の概略構成を示した
縦断面図である。
【図10】従来の問題点を示す説明図である。
【符号の説明】
A 粉砕部 B 固液分離部 17 スクリーン 18 スクリーンの周壁 19 通水孔 22 外ケース 23 受入れ空間 32 円筒体 35 導入空間 36 回転スクリュー 37 下部側スクリュー 38 上部側スクリュー 39 キー 40 回転軸(回転駆動軸) 57 押出口 58 連結プレート 59 連結プレートの外周部 60 摺動面 62 支持体 66 押え板 67 押え板の内周部 70,71 ゴムブレード(摺動体)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 含水生ゴミの粉砕部とこの粉砕部で粉砕
    された含水生ゴミの固液分離部とを備え、その固液分離
    部が、粉砕後の含水生ゴミの導入空間を形成する円筒体
    と、上記導入空間に連通されて上記円筒体の上方に配備
    されかつ周壁に通水孔が開設された円筒状のスクリーン
    と、このスクリーンを嵌挿して配備されて上記導入空間
    に給送された含水生ゴミを上方に搬送する回転スクリュ
    ーと、上記スクリーンの外側に配備されかつ上記含水生
    ゴミから分離されて上記スクリーンの通水孔を通して流
    出した水の受入れ空間を形成する円筒状の外ケースと、
    この外ケースに設けられて上記受入れ空間に流入した水
    を排出する排水口と、上記スクリーンの上部で開口され
    た脱水生ゴミの押出口と、を備えた生ゴミ粉砕処理装置
    であって、 上記回転スクリューが、回転駆動軸に連結されて上記導
    入空間に配備された下部側スクリューと上記スクリーン
    の内側に配備された上部側スクリューとに分割されてお
    り、 上記スクリーンの下端と上記導入空間との間に連結プレ
    ートが配備され、この連結プレートの中央部が上記下部
    側スクリューと上記上部側スクリューとの間に挟持され
    てそれらのスクリューに連結され、その連結プレートの
    上記受入れ空間内に張り出した外周部にリング状の支持
    体が設けられていると共にその連結プレートの外周部が
    上記円筒体の上面によって形成された摺動面の上に重ね
    合わされ、上記支持体に、上記受入れ空間に配備されて
    上記スクリーンの外面と上記外ケースの内面とに摺接さ
    れる摺動体が取り付けられていると共に、この支持体の
    上方に、上記円筒体に取り付けられたリング状の押え板
    の内周部が突出されてその押え板の内周部が上記支持体
    の上面に対向して配備されていることを特徴とする生ゴ
    ミ粉砕処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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