JPH11337610A - 半導体集積回路の試験装置およびトランジスタの試験装置 - Google Patents

半導体集積回路の試験装置およびトランジスタの試験装置

Info

Publication number
JPH11337610A
JPH11337610A JP10147989A JP14798998A JPH11337610A JP H11337610 A JPH11337610 A JP H11337610A JP 10147989 A JP10147989 A JP 10147989A JP 14798998 A JP14798998 A JP 14798998A JP H11337610 A JPH11337610 A JP H11337610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output terminal
voltage
resistor
transistor
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10147989A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Takahashi
一也 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10147989A priority Critical patent/JPH11337610A/ja
Publication of JPH11337610A publication Critical patent/JPH11337610A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源、抵抗の大電力化を解決する。 【解決手段】 オープン・ドレイン出力端子もしくはオ
ープン・コレクタ出力端子となる出力端子3を有する半
導体集積回路の試験装置において、出力端子3に第1の
抵抗4を介して電圧源7を接続して、出力端子3がオフ
状態の時に出力端子に電圧が印加されるようにするとと
もに、出力端子3に第1の抵抗よりも抵抗値の低い第2
の抵抗5と整流素子6とを介して電流源8を接続して、
出力端子がオン状態の時に電流が流れるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路の試
験装置およびトランジスタの試験装置に係わり、特に高
電圧・高電流のオープン・コレクタ等の出力端子を有す
る半導体集積回路の試験装置およびバイポーラトランジ
スタ、電界効果トランジスタ等のトランジスタの試験装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の試験装置を図4により説明する。
図4に示すように、従来のICの動作試験を行う試験装
置は、被試験IC1に接続される負荷抵抗11、プルア
ップのための電源12で構成されている。
【0003】この様な構成で、まずオープン・コレクタ
出力端子3がオン状態の時には電源12から負荷抵抗1
1を介して出力電流が被試験IC1の出力トランジスタ
2に流れ込む。
【0004】次に、オープン・コレクタ出力端子3がオ
フ状態の時には出力トランジスタ2に出力電流が流れ込
まないのでオープン・コレクタ出力端子3の電圧は電源
12の電圧とほぼ同じ値となり電圧が印加される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では次の課題があった。
【0006】(1) 出力トランジスタ2のオン電流が
大きい場合、それに合わせて電源12をより大きな出力
電流を流せる電源にする必要がある。
【0007】(2) 出力トランジスタ2のオフ耐電圧
が大きい場合、それに合わせて電源12をより大きな出
力電圧を出せる電源にする必要がある。
【0008】(3) 出力トランジスタ2のオン電流が
大きくオフ耐電圧が大きい場合、高電圧・高電流が出せ
る電源が必要でより大きな電力の電源にする必要があ
る。
【0009】(4) 出力トランジスタ2のオン電流が
大きくオフ耐電圧が大きい場合、電源12はより大電流
・大電圧になる為、負荷抵抗11に加わる電力も増大す
るので大電力の負荷抵抗11を用意する必要がある。
【0010】(5) 出力トランジスタ2のオン電流が
大きい場合は負荷抵抗11を小さくする必要があるが、
信頼性試験中に出力トランジスタ2のオフ時リークが増
大した場合、負荷抵抗11がオフ時リークの電流制限の
役割を果たさず熱暴走等を起こし被試験IC1を破壊す
る可能性がある。
【0011】そこで、本発明の目的はこの様な課題を解
消し、安価で安全に信頼性試験を行える試験装置を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
の試験装置は、オープン・ドレイン出力端子もしくはオ
ープン・コレクタ出力端子となる出力端子を有する半導
体集積回路の試験装置において、前記出力端子に第1の
抵抗を介して電圧源を接続して、該出力端子がオフ状態
の時に該出力端子に電圧が印加されるようにするととも
に、前記出力端子に前記第1の抵抗よりも抵抗値の低い
第2の抵抗と整流素子とを介して電流源を接続して、前
記出力端子がオン状態の時に電流が流れるようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0013】また本発明のトランジスタの試験装置は、
トランジスタの出力端子に第1の抵抗を介して電圧源を
接続して、該出力端子がオフ状態の時に該出力端子に電
圧が印加されるようにするとともに、前記出力端子に前
記第1の抵抗よりも抵抗値の低い第2の抵抗と整流素子
とを介して電流源を接続して、前記出力端子がオン状態
の時に電流が流れるようにしたことを特徴とする。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の半導体集積回路の試験装置
の一実施例の構成を示す回路図である。図1に示すよう
に、被試験IC1のオープン・コレクタ出力端子3に高
抵抗4を介して電圧電源7を接続し、さらにオープン・
コレクタ出力端子3に低抵抗5を介して整流用ダイオー
ド6のカソードを接続し、アノードに電流電源8を接続
する。
【0016】それぞれの抵抗の選び方は、高抵抗4は、 (出力トランジスタ2のオフ時リーク電流)×(高抵抗
4の抵抗値) から求められる電圧降下が最小になり、かつ、リーク電
流が流れすぎてICを破壊しないような抵抗値を選ぶ。
【0017】また低抵抗5は、 (低抵抗5の抵抗値)×(出力トランジスタ2に流した
いオン電流)+(オープン・コレクタ出力端子3のオン
電圧)+(整流ダイオード6のオン電圧) から求められる電圧が電流電源8の最大電圧を越えない
ような抵抗値を選ぶ。
【0018】この時、電圧電源7は被試験IC1に最大
のストレスを加えるためにICの出力耐電圧の規格上限
に設定し、電流電源8の電圧は前述の計算より逆算して
求めた値に設定する。すなわち、 (オープン・コレクタ出力端子3のオン電圧)+(低抵
抗5の抵抗値)×(出力トランジスタ2のオン電流)+
(整流用ダイオード6のオン電圧) となる。
【0019】このような試験装置により、出力トランジ
スタ2がオフ状態の時はオープン・コレクタ出力端子3
のインピーダンスが上がるため、オープン・コレクタ出
力端子3の電圧は電流電源8の電圧より高い電圧電源7
の電圧とほぼ等しくなりオープン・コレクタ出力端子3
に高電圧が印加される。
【0020】次に、出力トランジスタ2がオン状態の時
は、オープン・コレクタ出力端子3のインピーダンスが
下がるため、オープン・コレクタ出力端子3の電圧は電
圧電源7や電流電源8より下がりそれぞれの電源よりオ
ープン・コレクタ出力端子3に電流が流れ込む。電圧電
源7は高抵抗4を介しているため電流は小さく、低抵抗
5と順方向の整流用ダイオード6を接続した電流電源8
からオープン・コレクタ出力端子3に高電流が流れる。
【0021】この様な試験装置を構成することで、被試
験IC1の出力トランジスタ2がオン/オフの動作を繰
り返す信頼性試験を行う場合でも、オン時に高電流が流
れ、オフ時に高電圧が加わるようにすることが可能とな
る。
【0022】また、信頼性試験で複数個のICを試験す
る場合は、図2のように被試験IC1個々に高抵抗4と
低抵抗5の回路を構成し、端子9と端子10をそれぞれ
電圧電源7と整流用ダイオード6のカソードにショート
して接続することで同様の試験装置を構成できる。
【0023】以上説明した実施例は出力トランジスタが
バイポーラトランジスタであって、出力端子がオープン
・コレクタ出力端子となる場合を説明したが、出力トラ
ンジスタが電界効果型トランジスタであって、出力端子
がオープン・ドレイン出力端子となる場合にも本発明を
適用することができる。また、バイポーラトランジス
タ、電界効果型トランジスタ等のトランジスタ単体の試
験にも本発明を適用することができる。
【0024】本実施例によれば、出力トランジスタ2が
オフ状態の時はオープン・コレクタ出力端子3に高電圧
が印加され、オン状態の時はオープン・コレクタ出力端
子3に高電流が流れるようになり、高電圧かつ高電流で
ある電源を必要とした従来の試験装置に比べ、図3に示
すように、電力の小さな電源を使用することが可能とな
る。
【0025】また、従来の負荷抵抗11は高電圧・高電
流が加わるため大きな電力の抵抗が必要とされたが、本
実施例では高抵抗4には電流が少ししか流れないこと
や、低抵抗5には高電圧が加わらないため、電力の小さ
な抵抗を使用することが可能となる。
【0026】なお上記実施例の構成は従来より部品点数
の増加と電源の数が増えることになるが、大電力用の抵
抗や電源は高価であり、部品,電源の増加によるコスト
アップ分を差し引いても十分に安価に試験装置を構成で
きる。
【0027】さらに、高抵抗4の値を最適化すること
で、試験中の経時的劣化による出力トランジスタ2のオ
フ時リーク電流増大を抑制でき、故障による熱暴走等で
デバイスを熱破壊しないで安全に試験が行うことが可能
となる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
より電力の小さな電源を使用することが可能となる。ま
た、電力の小さな抵抗を使用することが可能となる。
【0029】さらに、抵抗値を最適化することで、試験
中の経時的劣化による出力トランジスタのオフ時リーク
電流増大を抑制でき、故障による熱暴走等でデバイスを
熱破壊しないで安全に試験が行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による試験装置の構成を示す図である。
【図2】本発明による複数個のICの試験装置の構成を
示す図である。
【図3】本発明による電源の電力について説明する図で
ある。
【図4】従来の試験装置を説明する図である。
【符号の説明】
1 被試験IC 2 出力トランジスタ 3 オープン・コレクタ出力端子 4 高抵抗 5 低抵抗 6 整流用ダイオード 7 電圧電源 8 電流電源 9 端子 10 端子 11 負荷抵抗 12 電源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オープン・ドレイン出力端子もしくはオ
    ープン・コレクタ出力端子となる出力端子を有する半導
    体集積回路の試験装置において、 前記出力端子に第1の抵抗を介して電圧源を接続して、
    該出力端子がオフ状態の時に該出力端子に電圧が印加さ
    れるようにするとともに、 前記出力端子に前記第1の抵抗よりも抵抗値の低い第2
    の抵抗と整流素子とを介して電流源を接続して、前記出
    力端子がオン状態の時に電流が流れるようにしたことを
    特徴とする半導体集積回路の試験装置。
  2. 【請求項2】 トランジスタの出力端子に第1の抵抗を
    介して電圧源を接続して、該出力端子がオフ状態の時に
    該出力端子に電圧が印加されるようにするとともに、 前記出力端子に前記第1の抵抗よりも抵抗値の低い第2
    の抵抗と整流素子とを介して電流源を接続して、前記出
    力端子がオン状態の時に電流が流れるようにしたことを
    特徴とするトランジスタの試験装置。
JP10147989A 1998-05-28 1998-05-28 半導体集積回路の試験装置およびトランジスタの試験装置 Pending JPH11337610A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10147989A JPH11337610A (ja) 1998-05-28 1998-05-28 半導体集積回路の試験装置およびトランジスタの試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10147989A JPH11337610A (ja) 1998-05-28 1998-05-28 半導体集積回路の試験装置およびトランジスタの試験装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11337610A true JPH11337610A (ja) 1999-12-10

Family

ID=15442652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10147989A Pending JPH11337610A (ja) 1998-05-28 1998-05-28 半導体集積回路の試験装置およびトランジスタの試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11337610A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022093667A1 (en) * 2020-10-29 2022-05-05 Texas Instruments Incorporated Temperature control for power devices

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022093667A1 (en) * 2020-10-29 2022-05-05 Texas Instruments Incorporated Temperature control for power devices

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5296119B2 (ja) パワー・スイッチの構造および方法
CN111337808A (zh) 功率半导体器件导通压降的在线测量电路及系统
US6597552B1 (en) Method for preventing making on electrical short circuits existing in branches and corresponding device
EP2513657B1 (en) Circuit for controlling current to light-emitting diode (led)
US20020015272A1 (en) Switch device and overcurrent controlling method
US20230194625A1 (en) Multiphase trans-inductor voltage regulator fault diagnostic
JP2007185089A (ja) 電気スイッチング装置
JP2012225772A (ja) 半導体装置の検査方法及び検査装置
JPH02288366A (ja) 半導体装置
JPH11337610A (ja) 半導体集積回路の試験装置およびトランジスタの試験装置
US5912496A (en) Semiconductor device having power MOS transistor including parasitic transistor
CA2423162C (en) Power rectifier with power supply cut-off means
KR100465107B1 (ko) 과전압보호회로
TWI656349B (zh) Component power-on test method and power-on test system
JP2959699B2 (ja) 半導体集積回路の加速寿命試験方法
US5508652A (en) Transistor switching circuit
JP2005175054A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2019086306A (ja) 半導体装置の試験装置
US20240088648A1 (en) Leakage current control device and related control apparatus and electrical appliance employing the same
JP7286044B2 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2007292675A (ja) 信頼性試験装置
JP7040281B2 (ja) 半導体装置の検査方法
US20230408571A1 (en) Method for reduction of sic mosfet gate voltage glitches
US8520347B2 (en) Circuit for ESD protection including dynamically terminated diode strings comprised of bipolar devices
JP2007024512A (ja) 電気回路の検査方法及び電気回路の製造方法